JPS6236401B2 - - Google Patents
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- JPS6236401B2 JPS6236401B2 JP55090940A JP9094080A JPS6236401B2 JP S6236401 B2 JPS6236401 B2 JP S6236401B2 JP 55090940 A JP55090940 A JP 55090940A JP 9094080 A JP9094080 A JP 9094080A JP S6236401 B2 JPS6236401 B2 JP S6236401B2
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- Japan
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- signal
- output
- circuit
- transistors
- transistor
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/02—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal
- H03D3/04—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by detecting phase difference between two signals obtained from input signal by counting or integrating cycles of oscillations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えばテレビジヨン音声多重信号の
搬送副音声信号を復調するのに好適なFM(周波
数変調)復調回路に関する。
搬送副音声信号を復調するのに好適なFM(周波
数変調)復調回路に関する。
一般にテレビジヨン音声多重信号の副チヤンネ
ルの搬送副音声信号(FM信号)を復調する方式
としてパルスカウント方式とPLL(フエイズロツ
クドループ)方式が考えられる。
ルの搬送副音声信号(FM信号)を復調する方式
としてパルスカウント方式とPLL(フエイズロツ
クドループ)方式が考えられる。
第1図はパルスカウント方式のFM復調回路の
一例を示すもので、第2図a乃至eは第1図に示
す回路の各部の信号波形を示すものである。第2
図aに示すものはFM信号で同図bに示すものは
このFM信号のリミツタ(図示せず)出力であ
る。このリミツタ出力は第1図に示す抵抗R11と
トランス11のコイルL11とによつて微分され第
2図cに示す如き波形とされる。この微分信号は
ダイオードD11,D12によつて検波され第2図dに
示す如き信号波形とされる。この検波信号は抵抗
R12とコンデンサC11とから成る積分回路によつて
積分されて第2図eに示す如き副音声信号に変換
される。なお、R13は抵抗である。
一例を示すもので、第2図a乃至eは第1図に示
す回路の各部の信号波形を示すものである。第2
図aに示すものはFM信号で同図bに示すものは
このFM信号のリミツタ(図示せず)出力であ
る。このリミツタ出力は第1図に示す抵抗R11と
トランス11のコイルL11とによつて微分され第
2図cに示す如き波形とされる。この微分信号は
ダイオードD11,D12によつて検波され第2図dに
示す如き信号波形とされる。この検波信号は抵抗
R12とコンデンサC11とから成る積分回路によつて
積分されて第2図eに示す如き副音声信号に変換
される。なお、R13は抵抗である。
しかしながら、このような回路構成ではコイル
L11を用いている為、集積回路(IC)化には全く
不適当である。
L11を用いている為、集積回路(IC)化には全く
不適当である。
第3図はPLL方式のFM復調回路の基本的構成
を示すものである。すなわち、12はFM信号の
入力端、13はリミツタ、14は位相比較器、1
5は低域フイルタ、16は直流増幅器、17は電
圧制御発振器(VCO)、18は副音声信号の出力
端である。そして、位相比較器14、低域フイル
タ15、直流増幅器16、VCO17によつて
PLL、つまりFM復調回路が構成される。今、
PLLの動作がFM信号に同期していると仮定する
と、VCO17の発振周波数はFM信号の瞬時周波
数に追随して変化する。このVCO17は低域フ
イルタ15を通過した誤差信号電圧を直流増幅器
で増幅したものによつて、その発振周波数がFM
信号の周波数に同期するように制御される。した
がつてFM信号の周波数とVCO17の制御電圧間
には第4図に示す如きFM信号の複調出力特性が
成り立ち、制御電圧そのものが復調出力となる。
を示すものである。すなわち、12はFM信号の
入力端、13はリミツタ、14は位相比較器、1
5は低域フイルタ、16は直流増幅器、17は電
圧制御発振器(VCO)、18は副音声信号の出力
端である。そして、位相比較器14、低域フイル
タ15、直流増幅器16、VCO17によつて
PLL、つまりFM復調回路が構成される。今、
PLLの動作がFM信号に同期していると仮定する
と、VCO17の発振周波数はFM信号の瞬時周波
数に追随して変化する。このVCO17は低域フ
イルタ15を通過した誤差信号電圧を直流増幅器
で増幅したものによつて、その発振周波数がFM
信号の周波数に同期するように制御される。した
がつてFM信号の周波数とVCO17の制御電圧間
には第4図に示す如きFM信号の複調出力特性が
成り立ち、制御電圧そのものが復調出力となる。
しかしながら、このようなPLL方式のFM復調
回路では次のような欠点がある。
回路では次のような欠点がある。
(1) キヤプチヤーレンジ以上の過変調FM信号が
入つた場合、復調出力の歪率が大幅に劣化す
る。
入つた場合、復調出力の歪率が大幅に劣化す
る。
(2) PLL自体が帯域特性を有しているので、FM
復調回路で復調波が遅延してしまう。この為遅
延時間を補正する補正回路が必要である。
復調回路で復調波が遅延してしまう。この為遅
延時間を補正する補正回路が必要である。
(3) VCO17の自走発振周波数調整が必要であ
る。
る。
(4) 第5図の具体的回路図に示すように回路構成
が複雑で素子数が多い。
が複雑で素子数が多い。
この為消費電力の増大及びIC化した場合にチ
ツプ面積が増大するとともに、外部端子数、周辺
部品数が多くなるという欠点がある。なお、第5
図において第3図と同一部は同一符号を付す。図
中、Q11乃至Q43はトランジスタ、R15乃至R35は抵
抗、D13,D14はダイオード、C12,C13はコンデン
サ、VCCは電源、P11乃至P14は外部端子である。
外部端子P11,P14に接続されたコンデンサC12,
C13はそれぞれ発振用コンデンサ、ループフイル
タ用コンデンサであり、外部端子P12に接続され
た抵抗R35は発振周波数調整用の可変抵抗であ
り、外部端子P13は復調信号の出力端である。
ツプ面積が増大するとともに、外部端子数、周辺
部品数が多くなるという欠点がある。なお、第5
図において第3図と同一部は同一符号を付す。図
中、Q11乃至Q43はトランジスタ、R15乃至R35は抵
抗、D13,D14はダイオード、C12,C13はコンデン
サ、VCCは電源、P11乃至P14は外部端子である。
外部端子P11,P14に接続されたコンデンサC12,
C13はそれぞれ発振用コンデンサ、ループフイル
タ用コンデンサであり、外部端子P12に接続され
た抵抗R35は発振周波数調整用の可変抵抗であ
り、外部端子P13は復調信号の出力端である。
この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、IC化が可能なパルスカウント方式の回路
構成であつて復調性能に優れ、かつ回路構成が簡
単で素子数が少なく消費電力の低減及びIC化に
際してチツプ面積の縮少、外部端子数、周辺部品
数の減少を図ることができIC化に好適なFM復調
回路を提供することを目的とする。
ので、IC化が可能なパルスカウント方式の回路
構成であつて復調性能に優れ、かつ回路構成が簡
単で素子数が少なく消費電力の低減及びIC化に
際してチツプ面積の縮少、外部端子数、周辺部品
数の減少を図ることができIC化に好適なFM復調
回路を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳
細に説明する。第6図において、51は搬送副音
声信号(FM信号)の入力端、52はリミツタで
ある。このリミツタ52の一方の出力端はトラン
ジスタQ51のベースに接続され、他方の出力端は
トランジスタQ52のベースに接続されている。こ
のトランジスタQ51,Q52は差動増幅器を構成
し、そのエミツタは共通接続されて電流源I51を
介して基準電位端に接続されている。トランジス
タQ51,Q52のコレクタはそれぞれ抵抗R51,R52を
介して電源VCCに接続されている。またトランジ
スタQ51,Q52のコレクタ間にはダイオードD51,
D52がそれぞれ逆方向に挿入されている。また、
トランジスタQ52のコレクタはトランジスタQ53
のベースに接続され、このトランジスタQ53のコ
レクタは電源VCCに接続され、エミツタは電流源
I52を介して基準電位端に接続されている。
細に説明する。第6図において、51は搬送副音
声信号(FM信号)の入力端、52はリミツタで
ある。このリミツタ52の一方の出力端はトラン
ジスタQ51のベースに接続され、他方の出力端は
トランジスタQ52のベースに接続されている。こ
のトランジスタQ51,Q52は差動増幅器を構成
し、そのエミツタは共通接続されて電流源I51を
介して基準電位端に接続されている。トランジス
タQ51,Q52のコレクタはそれぞれ抵抗R51,R52を
介して電源VCCに接続されている。またトランジ
スタQ51,Q52のコレクタ間にはダイオードD51,
D52がそれぞれ逆方向に挿入されている。また、
トランジスタQ52のコレクタはトランジスタQ53
のベースに接続され、このトランジスタQ53のコ
レクタは電源VCCに接続され、エミツタは電流源
I52を介して基準電位端に接続されている。
トランジスタQ53のエミツタはさらに、抵抗R53
を介して掛算回路としてのダブルバランス型差動
増幅器53を構成するトランジスタQ54,Q57の
ベースに接続されるとともに、抵抗R54を介して
トランジスタQ55,Q56のベースに接続されてい
る。このトランジスタQ55,Q56のベースの接続
中点には外部端子P51が設けられ、積分用コンデ
ンサC51が接続されている。このコンデンサC51と
抵抗R54によつて積分回路が構成される。ダブル
バランス型差動増幅器53の上段の一方の差動増
幅器を構成するトランジスタQ54,Q55のエミツ
タは共通接続されてトランジスタQ58のコレクタ
に接続されており、このトランジスタQ58を電流
源としている。他方の差動増幅器を構成するトラ
ンジスタQ56,Q57のエミツタも共通接続されて
トランジスタQ59のコレクタに接続され、このト
ランジスタQ59を電流源としている。この下段の
差動増幅器を構成するトランジスタQ58,Q59の
エミツタは共通接続され、電流源I53を介して基
準電位端に接続されている。トランジスタQ58の
ベースには前記リミツタ52の一方の出力端が接
続され、トランジスタQ59のベースには他方の出
力端が接続されている。
を介して掛算回路としてのダブルバランス型差動
増幅器53を構成するトランジスタQ54,Q57の
ベースに接続されるとともに、抵抗R54を介して
トランジスタQ55,Q56のベースに接続されてい
る。このトランジスタQ55,Q56のベースの接続
中点には外部端子P51が設けられ、積分用コンデ
ンサC51が接続されている。このコンデンサC51と
抵抗R54によつて積分回路が構成される。ダブル
バランス型差動増幅器53の上段の一方の差動増
幅器を構成するトランジスタQ54,Q55のエミツ
タは共通接続されてトランジスタQ58のコレクタ
に接続されており、このトランジスタQ58を電流
源としている。他方の差動増幅器を構成するトラ
ンジスタQ56,Q57のエミツタも共通接続されて
トランジスタQ59のコレクタに接続され、このト
ランジスタQ59を電流源としている。この下段の
差動増幅器を構成するトランジスタQ58,Q59の
エミツタは共通接続され、電流源I53を介して基
準電位端に接続されている。トランジスタQ58の
ベースには前記リミツタ52の一方の出力端が接
続され、トランジスタQ59のベースには他方の出
力端が接続されている。
前記トランジスタQ54,Q56のコレクタは共通
接続されて電源VCCに接続されている。前記トラ
ンジスタQ55,Q57のコレクタも共通接続されて
出力回路54のカレントミラー回路を構成するト
ランジスタQ60のコレクタに接続されている。ト
ランジスタQ60のエミツタは抵抗R55を介して電源
VCCに接続され、ベースはコレクタと短絡される
とともにトランジスタQ61のベースに接続されて
いる。トランジスタQ61のエミツタは低抗R56を介
して電源VCCに接続され、コレクタは抵抗R57,
R58を介して基準電位端に接続されている。この
抵抗R57,R58の接続中点はトランジスタQ62のベ
ースに接続され、このトランジスタQ62のエミツ
タは基準電位端に接続され、コレクタは抵抗R59
を介して電源VCCに接続されるとともにトランジ
スタQ63のベースに接続されている。このトラン
ジスタQ63のコレクタは電源VCCに接続され、エ
ミツタは抵抗R60を介して基準電位端に接続され
るとともに外部端子P52に接続されている。この
端子P52にはローパスフイルタ(LPF)55が接
続されている。
接続されて電源VCCに接続されている。前記トラ
ンジスタQ55,Q57のコレクタも共通接続されて
出力回路54のカレントミラー回路を構成するト
ランジスタQ60のコレクタに接続されている。ト
ランジスタQ60のエミツタは抵抗R55を介して電源
VCCに接続され、ベースはコレクタと短絡される
とともにトランジスタQ61のベースに接続されて
いる。トランジスタQ61のエミツタは低抗R56を介
して電源VCCに接続され、コレクタは抵抗R57,
R58を介して基準電位端に接続されている。この
抵抗R57,R58の接続中点はトランジスタQ62のベ
ースに接続され、このトランジスタQ62のエミツ
タは基準電位端に接続され、コレクタは抵抗R59
を介して電源VCCに接続されるとともにトランジ
スタQ63のベースに接続されている。このトラン
ジスタQ63のコレクタは電源VCCに接続され、エ
ミツタは抵抗R60を介して基準電位端に接続され
るとともに外部端子P52に接続されている。この
端子P52にはローパスフイルタ(LPF)55が接
続されている。
上記構成において第7図a乃至fの信号波形図
を参照しながら動作を説明する。搬送副音声信号
(FM信号)はリミツタ52により充分振幅制限
作用を受けて第7図aに示す如き信号に変換さ
れ、トランジスタQ51,Q52及びQ58,Q59のベー
スに供給される。トランジスタQ51,Q52のベー
スに供給されたリミツタ出力は、トランジスタ
Q52のコレクタよりエミツタフオロワ構成のトラ
ンジスタQ53に供給される。そしてこのトランジ
スタQ53のエミツタより抵抗R53を介してトランジ
スタQ54,Q57のベースに供給されるとともに、
抵抗R54を介してトランジスタQ55,Q56のベース
に供給される。トランジスタQ54,Q57のベース
には第7図bに示す如くリミツタ出力が略そのま
まの状態で供給される。一方、トランジスタ
Q55,Q56のベースに供給される信号は抵抗R54と
コンデンサC51から成る積分回路によつて積分さ
れ、第7図cに示す如き信号として供給される。
この為、トランジスタQ55,Q56のベースに供給
される信号はトランジスタQ54,Q57のベースに
供給される信号に対して時間遅れを有するように
なる。この結果、ダブルバランス型差動増幅器5
3のトランジスタQ55,Q57のコレクタには上記
時間遅れに伴なう両信部の差分が取り出される。
このダブルバランス型差動増幅器53の出力信号
を第7図dに示す。この出力信号はトランジスタ
Q60,Q61,Q62によつてパルス増幅され、エミツ
タホロワ構成のトランジスタQ63のエミツタに第
7図eに示す如きパルス信号として導出される。
このパルス信号はLPF55によつて積分され、第
7図fに示す如き副音声信号として復調される。
を参照しながら動作を説明する。搬送副音声信号
(FM信号)はリミツタ52により充分振幅制限
作用を受けて第7図aに示す如き信号に変換さ
れ、トランジスタQ51,Q52及びQ58,Q59のベー
スに供給される。トランジスタQ51,Q52のベー
スに供給されたリミツタ出力は、トランジスタ
Q52のコレクタよりエミツタフオロワ構成のトラ
ンジスタQ53に供給される。そしてこのトランジ
スタQ53のエミツタより抵抗R53を介してトランジ
スタQ54,Q57のベースに供給されるとともに、
抵抗R54を介してトランジスタQ55,Q56のベース
に供給される。トランジスタQ54,Q57のベース
には第7図bに示す如くリミツタ出力が略そのま
まの状態で供給される。一方、トランジスタ
Q55,Q56のベースに供給される信号は抵抗R54と
コンデンサC51から成る積分回路によつて積分さ
れ、第7図cに示す如き信号として供給される。
この為、トランジスタQ55,Q56のベースに供給
される信号はトランジスタQ54,Q57のベースに
供給される信号に対して時間遅れを有するように
なる。この結果、ダブルバランス型差動増幅器5
3のトランジスタQ55,Q57のコレクタには上記
時間遅れに伴なう両信部の差分が取り出される。
このダブルバランス型差動増幅器53の出力信号
を第7図dに示す。この出力信号はトランジスタ
Q60,Q61,Q62によつてパルス増幅され、エミツ
タホロワ構成のトランジスタQ63のエミツタに第
7図eに示す如きパルス信号として導出される。
このパルス信号はLPF55によつて積分され、第
7図fに示す如き副音声信号として復調される。
なお、副音声信号の復調出力レベルは抵抗R54
とコンデンサC51とによつて決まる積分時定数を
適宜設定することにより、最適なレベルに調整す
ることができる。
とコンデンサC51とによつて決まる積分時定数を
適宜設定することにより、最適なレベルに調整す
ることができる。
以上詳述したこの実施例によれば、回路のほと
んどがトランジスタや抵抗といつたIC化に適し
た素子によつて構成されているので、従来技術で
はIC化が難しいとされていたパルスカウント方
式のFM復調回路のIC化を実現することができ
る。また、パルスカウント方式を採用しているの
で復調性能が優れ、高品位の副音声信号を得るこ
とができる。また回路構成が簡単で素子数が少な
く、回路の消費電力の低減及びIC化した場合に
チツプ面積の縮少を図ることができることは勿
論、外部端子や周辺部品も少なくIC化に非常に
好都合である。
んどがトランジスタや抵抗といつたIC化に適し
た素子によつて構成されているので、従来技術で
はIC化が難しいとされていたパルスカウント方
式のFM復調回路のIC化を実現することができ
る。また、パルスカウント方式を採用しているの
で復調性能が優れ、高品位の副音声信号を得るこ
とができる。また回路構成が簡単で素子数が少な
く、回路の消費電力の低減及びIC化した場合に
チツプ面積の縮少を図ることができることは勿
論、外部端子や周辺部品も少なくIC化に非常に
好都合である。
また、電源ラインL51からのリツプルはカレン
トミラー回路のトランジスタQ60,Q61のエミツ
タ電流に同相で発生し、このトランジスタQ60,
Q61のベースで打ち消される。したがつてダブル
バランス型差動増幅器53の出力に電源リツプル
が乗ることはなく、副音声信号の復調出力が電源
リツプルによつて悪影響を受けることはない。ま
た、この実施例によれば、全波整流回路を用いる
ことなく、ダブルバランス型差動増幅器53の出
力に全波整流波形と同等の信号を得ることができ
るので、全波整流回路が不要な分だけ、回路設計
が容易となる。
トミラー回路のトランジスタQ60,Q61のエミツ
タ電流に同相で発生し、このトランジスタQ60,
Q61のベースで打ち消される。したがつてダブル
バランス型差動増幅器53の出力に電源リツプル
が乗ることはなく、副音声信号の復調出力が電源
リツプルによつて悪影響を受けることはない。ま
た、この実施例によれば、全波整流回路を用いる
ことなく、ダブルバランス型差動増幅器53の出
力に全波整流波形と同等の信号を得ることができ
るので、全波整流回路が不要な分だけ、回路設計
が容易となる。
なお、この発明は先の実施例に限定されるもの
ではない。例えばトランジスタQ55,Q56のベー
ス入力としてはリミツタ出力を積分したものに限
らず、リミツタ出力を遅延回路を通して所定時間
遅延せしめたものを用いても良いことは勿論であ
る。このような構成によれば、トランジスタ
Q60,Q61,Q62等から成るダブルバランス型差動
増幅器53出力をパルス状に変換する為の回路が
不要となる利点を有する。また、先の実施例にお
いてダブルバランス型差動増幅器53出力を直接
LPF55に供給するようにしても良い。また、掛
算回路としてはダブルバランス型差動増幅器53
に限らず、IC化に適した素子で構成されるもの
であれば他の周知の回路でも良い。また、この発
明のFM復調回路はテレビジヨン音声多重信号の
搬送副音声信号の復調だけでなく、他のFM信号
の復調にも適用できることは勿論である。
ではない。例えばトランジスタQ55,Q56のベー
ス入力としてはリミツタ出力を積分したものに限
らず、リミツタ出力を遅延回路を通して所定時間
遅延せしめたものを用いても良いことは勿論であ
る。このような構成によれば、トランジスタ
Q60,Q61,Q62等から成るダブルバランス型差動
増幅器53出力をパルス状に変換する為の回路が
不要となる利点を有する。また、先の実施例にお
いてダブルバランス型差動増幅器53出力を直接
LPF55に供給するようにしても良い。また、掛
算回路としてはダブルバランス型差動増幅器53
に限らず、IC化に適した素子で構成されるもの
であれば他の周知の回路でも良い。また、この発
明のFM復調回路はテレビジヨン音声多重信号の
搬送副音声信号の復調だけでなく、他のFM信号
の復調にも適用できることは勿論である。
このようにこの発明によれば、IC化が可能な
パルスカウント方式の回路構成であつて復調性能
に優れ、かつ回路構成が簡単で素子数が少なく消
費電力の低減及びIC化に際してチツプ面積の縮
少、外部端子数、周辺部品数の減少を図ることが
できIC化に好適なFM復調回路を提供することが
できる。
パルスカウント方式の回路構成であつて復調性能
に優れ、かつ回路構成が簡単で素子数が少なく消
費電力の低減及びIC化に際してチツプ面積の縮
少、外部端子数、周辺部品数の減少を図ることが
できIC化に好適なFM復調回路を提供することが
できる。
第1図は従来のパルスカウント方式のFM復調
回路の回路図、第2図a乃至eは第1図の各部の
信号波形図、第3図はPLL方式のFM復調回路の
ブロツク構成図、第4図は第3図の復調出力特性
図、第5図は第3図の具体的回路構成を示す回路
図、第6図はこの発明に係るFM復調回路の一実
施例を示す回路図、第7図a乃至fは第6図の動
作を説明する為の信号波形図である。 52……リミツタ、53……ダブルバランス型
差動増幅器、54……出力回路、55……LPF、
Q51乃至Q63……トランジスタ、R51乃至R60……抵
抗、D51,D52……ダイオード、C51……コンデン
サ、I51乃至I53……電流源、P51,P52……外部端
子。
回路の回路図、第2図a乃至eは第1図の各部の
信号波形図、第3図はPLL方式のFM復調回路の
ブロツク構成図、第4図は第3図の復調出力特性
図、第5図は第3図の具体的回路構成を示す回路
図、第6図はこの発明に係るFM復調回路の一実
施例を示す回路図、第7図a乃至fは第6図の動
作を説明する為の信号波形図である。 52……リミツタ、53……ダブルバランス型
差動増幅器、54……出力回路、55……LPF、
Q51乃至Q63……トランジスタ、R51乃至R60……抵
抗、D51,D52……ダイオード、C51……コンデン
サ、I51乃至I53……電流源、P51,P52……外部端
子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 FM信号が入力され、振幅制限信号を出力す
るリミツタと、 このリミツタの出力を積分あるいは所定時間遅
延して、前記リミツタの出力に対し時間的にずれ
を有した信号を出力する第1の回路と、 エミツタを共通に電流源に接続したに接続した
第1、第2のトランジスタ、この第1のトランジ
スタのコレクタにエミツタを共通に接続した第
3、第4のトランジスタ並びに上記第2のトラン
ジスタのコレクタにエミツタを共通に接続した第
5、6のトランジスタを有し、これらトランジス
タでダブルバランス型差動増幅器を構成し、前記
第1、第2のトランジスタのベースおよび前記第
3、第6のトランジスタのベースに前記リミツタ
の出力を供給し、前記第4、第5のトランジスタ
のベースに前記第1の回路の出力を供給するよう
にした掛算回路と、 この掛算回路の出力より前記FM信号の復調信
号を得るためのフイルター手段を有する出力回路
とを具備して成るFM復調回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094080A JPS5715505A (en) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | Fm demodulation circuit |
GB8119947A GB2079076B (en) | 1980-07-03 | 1981-06-29 | Fm demodulators |
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JP9094080A JPS5715505A (en) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | Fm demodulation circuit |
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- 1981-07-03 KR KR1019810002415A patent/KR860000186B1/ko active
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GB2079076B (en) | 1984-11-21 |
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DE3125825C2 (de) | 1985-09-26 |
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