JPS6235137B2 - - Google Patents
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- JPS6235137B2 JPS6235137B2 JP54129715A JP12971579A JPS6235137B2 JP S6235137 B2 JPS6235137 B2 JP S6235137B2 JP 54129715 A JP54129715 A JP 54129715A JP 12971579 A JP12971579 A JP 12971579A JP S6235137 B2 JPS6235137 B2 JP S6235137B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表示機能を有するデータ処理装置に関
する。
する。
近年大規模集積回路(LSL)技術の発達により
単一チツプ上にデータ処理機能を有するマイクロ
コンピユータの応用範囲が急速に広まり、一般消
費者を対象にした民生用機器にも広く適用され、
ほとんどは1チツプマイクロコンピユータで制御
可能である。この様な民生用機器の出力装置とし
ては比較的安価なLED(発光ダイオード)、螢光
表示管等の表示装置が最も多く使用されている。
単一チツプ上にデータ処理機能を有するマイクロ
コンピユータの応用範囲が急速に広まり、一般消
費者を対象にした民生用機器にも広く適用され、
ほとんどは1チツプマイクロコンピユータで制御
可能である。この様な民生用機器の出力装置とし
ては比較的安価なLED(発光ダイオード)、螢光
表示管等の表示装置が最も多く使用されている。
一方、マイクロコンピユータが表示装置を駆動
するためには、どの桁に何を表示させるかという
桁信号およびセグメント信号を発生させなければ
ならず、そのためのハードウエア機構は非常に煩
雑である。従つて、別に表示制御装置を使用すれ
ば、マイクロコンピユータからは表示制御装置に
対して表示用データを転送するだけでよいので、
マイクロコンピユータの表示制御機能を省略でき
るが、外付け用としての表示制御装置が必要とな
り、価格が高くなるという欠点がある。このた
め、比較的安価で製造できるマイクロコンピユー
タに桁信号及びセグメント信号を発生させ、更に
表示装置を制御できる機能を搭載させる必要があ
る。
するためには、どの桁に何を表示させるかという
桁信号およびセグメント信号を発生させなければ
ならず、そのためのハードウエア機構は非常に煩
雑である。従つて、別に表示制御装置を使用すれ
ば、マイクロコンピユータからは表示制御装置に
対して表示用データを転送するだけでよいので、
マイクロコンピユータの表示制御機能を省略でき
るが、外付け用としての表示制御装置が必要とな
り、価格が高くなるという欠点がある。このた
め、比較的安価で製造できるマイクロコンピユー
タに桁信号及びセグメント信号を発生させ、更に
表示装置を制御できる機能を搭載させる必要があ
る。
従来表示機能を有するマイクロコンピユータと
しては、電子式卓上計算機のように表示専用のハ
ードウエア、即ち桁信号を発生させるための桁信
号カウンタと、桁信号に同期したセグメント信号
を発生させる機構、及びこれらの表示信号を制御
する表示制御機構とを有し、ソフトウエアの介在
なしに表示処理を行なうものがある。しかしなが
ら、電子式卓上計算機は表示装置が限定されてい
るため、表示パターンが固定でまた表示桁数も一
定でよく汎用性に欠ける。また、表示の専用ハー
ドウエアは、表示信号が出力されるポート(入出
力端子を含む)を表示以外の目的で使用すること
はできず表示処理を行なわない場合であつても、
前記表示用機構を表示以外の他のデータ処理に使
用することができず、特に端子数に制限のあるマ
イクロコンピユータでは、使用効率が非常に低下
するという欠点があつた。
しては、電子式卓上計算機のように表示専用のハ
ードウエア、即ち桁信号を発生させるための桁信
号カウンタと、桁信号に同期したセグメント信号
を発生させる機構、及びこれらの表示信号を制御
する表示制御機構とを有し、ソフトウエアの介在
なしに表示処理を行なうものがある。しかしなが
ら、電子式卓上計算機は表示装置が限定されてい
るため、表示パターンが固定でまた表示桁数も一
定でよく汎用性に欠ける。また、表示の専用ハー
ドウエアは、表示信号が出力されるポート(入出
力端子を含む)を表示以外の目的で使用すること
はできず表示処理を行なわない場合であつても、
前記表示用機構を表示以外の他のデータ処理に使
用することができず、特に端子数に制限のあるマ
イクロコンピユータでは、使用効率が非常に低下
するという欠点があつた。
又、上述とは別に、表示用専用ハードウエアの
代わりにプログラム処理、所謂ソフトウエアを用
いて表示処理を行なうマイクロコンピユータも提
供されている。これはソフトウエア制御のため、
表示信号が出力されるポートをプログラムにより
自由に他の処理に使用できるが、表示処理と他の
データ処理とを時分割に実行しなければならな
い。従つて全桁信号の走査周期に対して、1つの
桁信号が付勢されている期間の割合(以下、表示
デユーテイという)が所定の値を越えて設定され
ると、表示のちらつきおよび輝度低下を招いて表
示品質を著しく低下させる。従つて表示用制御プ
ログラムを作成する場合、プログラムは桁信号の
周期と表示デユーテイとを常に念頭において作成
しなければならず極めて因難な作業性を要した。
即ちソフトウエア処理においては、桁信号の周期
に合わせて制御プログラムを分割し、分割した制
御プログラムの間で表示信号を作成できるよう
に、桁信号の周期を計算して表示信号を作成する
表示処理プログラムを制御プログラム中に挿入す
るという繁雑な制御が付加されなければならな
い。従つて制御プログラムが表示処理のために中
断するばかりでなく、プログラム全体の開発期間
(処理期間)が長くなるという欠点があつた。ま
た、制御プログラムと表示処理プログラムとを時
分割に実行する場合、制御プログラムの実行時間
によつて表示デユーテイが変化し、制御プログラ
ムの実行時間が長い場合には表示デユーテイは極
端に小さくなり、明瞭な表示ができなくなる欠点
があつた。また、表示処理プログラムを制御プロ
グラム中に挿入することによりプログラム全体の
処理時間の増加を持たらし、これを克服するため
にマイクロコンピユータの動作周波数を速くした
場合には消費電力が著しく増大してしまう。特
に、民生用機器においてはしばしば電池を電源と
して使用する場合や停電時のバツクアツプの問題
があり消費電力が多いということは非常な欠点で
あつた。
代わりにプログラム処理、所謂ソフトウエアを用
いて表示処理を行なうマイクロコンピユータも提
供されている。これはソフトウエア制御のため、
表示信号が出力されるポートをプログラムにより
自由に他の処理に使用できるが、表示処理と他の
データ処理とを時分割に実行しなければならな
い。従つて全桁信号の走査周期に対して、1つの
桁信号が付勢されている期間の割合(以下、表示
デユーテイという)が所定の値を越えて設定され
ると、表示のちらつきおよび輝度低下を招いて表
示品質を著しく低下させる。従つて表示用制御プ
ログラムを作成する場合、プログラムは桁信号の
周期と表示デユーテイとを常に念頭において作成
しなければならず極めて因難な作業性を要した。
即ちソフトウエア処理においては、桁信号の周期
に合わせて制御プログラムを分割し、分割した制
御プログラムの間で表示信号を作成できるよう
に、桁信号の周期を計算して表示信号を作成する
表示処理プログラムを制御プログラム中に挿入す
るという繁雑な制御が付加されなければならな
い。従つて制御プログラムが表示処理のために中
断するばかりでなく、プログラム全体の開発期間
(処理期間)が長くなるという欠点があつた。ま
た、制御プログラムと表示処理プログラムとを時
分割に実行する場合、制御プログラムの実行時間
によつて表示デユーテイが変化し、制御プログラ
ムの実行時間が長い場合には表示デユーテイは極
端に小さくなり、明瞭な表示ができなくなる欠点
があつた。また、表示処理プログラムを制御プロ
グラム中に挿入することによりプログラム全体の
処理時間の増加を持たらし、これを克服するため
にマイクロコンピユータの動作周波数を速くした
場合には消費電力が著しく増大してしまう。特
に、民生用機器においてはしばしば電池を電源と
して使用する場合や停電時のバツクアツプの問題
があり消費電力が多いということは非常な欠点で
あつた。
本発明の目的は上記欠点を除去し、表示機能を
有しかつ汎用性のあるデータ処理装置を提供する
ことにある。
有しかつ汎用性のあるデータ処理装置を提供する
ことにある。
更に、本発明の他の目的は、表示処理に使用さ
れる入出力端子を表示以外の他のデータ処理に使
用できる新規なデータ処理装置を提供することで
ある。
れる入出力端子を表示以外の他のデータ処理に使
用できる新規なデータ処理装置を提供することで
ある。
本発明は表示処理と通常のデータ処理とを実行
するデータ処理装置において、表示用データとデ
ータ処理用データとをともに記憶するメモリと、
表示用データを前記メモリから読み出す第1のア
ドレス指定回路と、データ処理用データを前記メ
モリから読み出す第2のアドレス指定回路と、通
常のデータ処理時の各命令マシンサイクルにおい
て前記メモリが使用されない期間クロツク出力を
発生するクロツクタイミング回路と、前記クロツ
ク出力の発生期間前記第1のアドレス指定回路と
前記メモリとを接続する第1のゲートと、前記ク
ロツク出力のない期間前記第2のアドレス指定回
路と前記メモリとを接続する第2のゲートと、前
記第1のアドレス指定回路の出力を外部にある表
示部に桁信号として出力するポートと、該ポート
に接続されデータ処理によつて作成された外部へ
出力されるときデータを前記クロツク出力が発生
される前に格納するレジスタと、モード指定部と
を含み、前記クロツク出力が発生され前記第1の
アドレス指定回路と前記メモリとが前記第1のゲ
ートを介して接続される期間、前記モード指定部
からの出力によつて前記第1のアドレス指定回路
の動作を停止せしめ、前記ポートからは前記レジ
スタに格納されているデータを出力することを特
徴とするものである。
するデータ処理装置において、表示用データとデ
ータ処理用データとをともに記憶するメモリと、
表示用データを前記メモリから読み出す第1のア
ドレス指定回路と、データ処理用データを前記メ
モリから読み出す第2のアドレス指定回路と、通
常のデータ処理時の各命令マシンサイクルにおい
て前記メモリが使用されない期間クロツク出力を
発生するクロツクタイミング回路と、前記クロツ
ク出力の発生期間前記第1のアドレス指定回路と
前記メモリとを接続する第1のゲートと、前記ク
ロツク出力のない期間前記第2のアドレス指定回
路と前記メモリとを接続する第2のゲートと、前
記第1のアドレス指定回路の出力を外部にある表
示部に桁信号として出力するポートと、該ポート
に接続されデータ処理によつて作成された外部へ
出力されるときデータを前記クロツク出力が発生
される前に格納するレジスタと、モード指定部と
を含み、前記クロツク出力が発生され前記第1の
アドレス指定回路と前記メモリとが前記第1のゲ
ートを介して接続される期間、前記モード指定部
からの出力によつて前記第1のアドレス指定回路
の動作を停止せしめ、前記ポートからは前記レジ
スタに格納されているデータを出力することを特
徴とするものである。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示すデータ処理装
置のブロツク図で、1チツプのLSIで構成された
マイクロコンピユータ1は、制御プログラムを記
憶するROM2と、このアドレスを指定するプログ
ラムカウンタ3と、サブルーチンをコールした場
合にプログラムカウンタ3の内容を退避させるス
タツクレジスタ4と、ROM2からの出力データ
を解読する命令デコーダ5と、算術および論理演
算を行なうALU6と、演算に使用されるレジス
タとしてのアキユムレータ(ACC)7と、ALU
6で演算した結果キヤリーが発生すればセツトさ
れるキヤリーフラグ8と、RAM13のアドレス
を指定して指定したアドレスとデータバス25と
の間でデータの転送を行なうために使用されるデ
ータポインタ9と、データポインタ9または桁信
号カウンタ10の出力をデコードしてRAM13
のアドレスを選択するRAMアドレスデコーダ1
1と、ROM内容を解読する命令デコーダ5から
の制御信号によりRAM13からデータをデータ
バス25に読出したり、データバス25から
RAM13にデータを書込んだりする働きをする
ゲート回路12とを含む。RAM13はデータを
記憶し、桁信号カウンタ10は桁信号を発生さ
せ、またRAM13のアドレスを指定するカウン
タでクロツクタイミング回路20からのクロツク
出力でその内容がカウントアツプする。また桁信
号カウンタ10は付加されたモードレジスタA2
1、モードレジスタB22によつても制御され
る。インバータ14はクロツクタイミング回路2
0の出力を反転させて、ゲート15とゲート16
の開閉状態を相反の関係に制御し、例えばクロツ
クタイミング回路20の出力が付勢されていない
とゲート16は閉じ、ゲート15は開いてデータ
ポインタ9がRAMアドレスデコーダ11を介し
てRAM13のアドレスを指定する。またクロツ
クタイミング回路20の出力が付勢されるとゲー
ト15は閉じ、ゲート16は開いて桁信号カウン
タ10の出力がRAMアドレスデコーダ11を介
してRAM13のアドレスを指定する。桁信号デ
コーダ/ポート18は桁信号カウンタ10の出力
をデコードして各桁信号を発生させ表示装置(図
示せず)を駆動走査するが、モードレジスタA2
1の制御によつて桁信号カウンタ10のカウント
アツプを停止させた場合は桁信号デコーダ/ポー
ト18のデコーダの出力はすべて非付勢となり桁
信号の出力はすべて禁止され、かわりに後述する
レジスタ19の内容が出力できるようになされ
る。この制御は周知のマルチプレクサ回路で行な
うことができ、その切換はモードレジスタA21
の状態によつて規定できる。更に、セグメントポ
ート17にはクロツクタイミング回路20の出力
が付勢されてゲート15が閉じて桁信号カウンタ
10がRAM13のアドレスを指定したときに指
定されたアドレスの内容が書込まれる。レジスタ
19はデータバス25からデータを一時記憶保持
し、桁信号デコーダ/ポート18の出力ビツトと
同数のビツト数をもち、デコーダの各出力とマル
チプレクサ接続される。モードレジスタA21お
よびモードレジスタB22は夫々命令によつてセ
ツトおよびリセツトされるフリツプ・フロツプ
で、モードレジスタA21がリセツトされると、
桁信号カウンタ10はクロツクタイミング回路2
0の出力が付勢されるタイミングにRAM13の
アドレスを指定して、セグメントポート17に
RAM13の出力データが書込まれる。また、桁
信号デコーダ/ポート18は桁信号カウンタ10
の出力をデコードして桁信号を発生させる。ま
た、桁信号カウンタ10がクロツクタイミング回
路20の出力により順次カウントアツプされる
と、桁信号が順次更新され表示が実行されるモー
ドとなる。一方、モードレジスタA21がセツト
された場合は、桁信号カウンタ10はクロツクタ
イミング回路20の出力が入力されてもカウント
アツプはせずにその時の計数内容を保持したまま
の状態に設定される。また、桁信号デコーダ/ポ
ート18のデコーダ全出力を非付勢にする。更
に、桁信号カウンタ10のカウントアツプ動作を
止めることによつてその内容を保持するととも
に、その出力はすべて“1”レベル(もしくは
“0”レベル)になるようにしてこの期間RAM1
3へのアドレスはオール“1”(もしくはオール
“0”)の固定されたアドレスとなる。これは、モ
ードレジスタ2Aからの信号によつて桁信号カウ
ンタ10へ供給されるクロツクを禁止するととも
に、その出力のゲート回路を閉じることによつ
て、ゲート回路の出力をすべて“1”(もしくは
“0”)に固定できるからである。次にモードレジ
スタB22がリセツトされると桁信号カウンタ1
0は表示桁数として予め設定されている最大桁数
の計数を繰りかえして表示装置に全桁信号を順次
発生させる。またモードレジスタB22がセツト
された場合は桁信号カウンタ10は、最大桁数の
半数のみの計数を繰返し、桁信号は半数しか発生
されない。かかる制御は桁信号デコーダ/ポート
18の全出力を桁信号カウンタ10の出力とする
モードレジスタA21の出力のうちその半数の出
力モードレジスタB22のセツト出力によつて禁
止するようにゲート制御すればよい。例えば最大
8桁の桁信号数を設定されていた場合に、モード
レジスタB22がセツトされると1〜4桁の桁信
号が繰返し桁信号デコーダ/ポート18から出力
されるのみである。したがつて、残り(5〜8
桁)の桁信号は発生されず、それに対応する桁信
号デコーダ/ポート18のデコーダ出力も非付勢
のままである。クロツクおよびシステムタイミン
グ信号を発生するクロツクタイミング回路20
は、桁信号カウンタ10に対するカウントアツプ
信号の転送と、インバータ14、ゲート15およ
びセグメントポート17とを制御して桁信号カウ
ンタ10で指定したアドレスに基づいてRAM1
3の内容をセグメントポートに書込む制御を行な
う。更に制御回路23は各ブロツクの状態やフラ
ツグの判定およびプログラムの分岐等の制御を行
なう。I/Oポート24はマイクロコンピユータ
1と外部周辺装置との間でデータ転送を行なう。
置のブロツク図で、1チツプのLSIで構成された
マイクロコンピユータ1は、制御プログラムを記
憶するROM2と、このアドレスを指定するプログ
ラムカウンタ3と、サブルーチンをコールした場
合にプログラムカウンタ3の内容を退避させるス
タツクレジスタ4と、ROM2からの出力データ
を解読する命令デコーダ5と、算術および論理演
算を行なうALU6と、演算に使用されるレジス
タとしてのアキユムレータ(ACC)7と、ALU
6で演算した結果キヤリーが発生すればセツトさ
れるキヤリーフラグ8と、RAM13のアドレス
を指定して指定したアドレスとデータバス25と
の間でデータの転送を行なうために使用されるデ
ータポインタ9と、データポインタ9または桁信
号カウンタ10の出力をデコードしてRAM13
のアドレスを選択するRAMアドレスデコーダ1
1と、ROM内容を解読する命令デコーダ5から
の制御信号によりRAM13からデータをデータ
バス25に読出したり、データバス25から
RAM13にデータを書込んだりする働きをする
ゲート回路12とを含む。RAM13はデータを
記憶し、桁信号カウンタ10は桁信号を発生さ
せ、またRAM13のアドレスを指定するカウン
タでクロツクタイミング回路20からのクロツク
出力でその内容がカウントアツプする。また桁信
号カウンタ10は付加されたモードレジスタA2
1、モードレジスタB22によつても制御され
る。インバータ14はクロツクタイミング回路2
0の出力を反転させて、ゲート15とゲート16
の開閉状態を相反の関係に制御し、例えばクロツ
クタイミング回路20の出力が付勢されていない
とゲート16は閉じ、ゲート15は開いてデータ
ポインタ9がRAMアドレスデコーダ11を介し
てRAM13のアドレスを指定する。またクロツ
クタイミング回路20の出力が付勢されるとゲー
ト15は閉じ、ゲート16は開いて桁信号カウン
タ10の出力がRAMアドレスデコーダ11を介
してRAM13のアドレスを指定する。桁信号デ
コーダ/ポート18は桁信号カウンタ10の出力
をデコードして各桁信号を発生させ表示装置(図
示せず)を駆動走査するが、モードレジスタA2
1の制御によつて桁信号カウンタ10のカウント
アツプを停止させた場合は桁信号デコーダ/ポー
ト18のデコーダの出力はすべて非付勢となり桁
信号の出力はすべて禁止され、かわりに後述する
レジスタ19の内容が出力できるようになされ
る。この制御は周知のマルチプレクサ回路で行な
うことができ、その切換はモードレジスタA21
の状態によつて規定できる。更に、セグメントポ
ート17にはクロツクタイミング回路20の出力
が付勢されてゲート15が閉じて桁信号カウンタ
10がRAM13のアドレスを指定したときに指
定されたアドレスの内容が書込まれる。レジスタ
19はデータバス25からデータを一時記憶保持
し、桁信号デコーダ/ポート18の出力ビツトと
同数のビツト数をもち、デコーダの各出力とマル
チプレクサ接続される。モードレジスタA21お
よびモードレジスタB22は夫々命令によつてセ
ツトおよびリセツトされるフリツプ・フロツプ
で、モードレジスタA21がリセツトされると、
桁信号カウンタ10はクロツクタイミング回路2
0の出力が付勢されるタイミングにRAM13の
アドレスを指定して、セグメントポート17に
RAM13の出力データが書込まれる。また、桁
信号デコーダ/ポート18は桁信号カウンタ10
の出力をデコードして桁信号を発生させる。ま
た、桁信号カウンタ10がクロツクタイミング回
路20の出力により順次カウントアツプされる
と、桁信号が順次更新され表示が実行されるモー
ドとなる。一方、モードレジスタA21がセツト
された場合は、桁信号カウンタ10はクロツクタ
イミング回路20の出力が入力されてもカウント
アツプはせずにその時の計数内容を保持したまま
の状態に設定される。また、桁信号デコーダ/ポ
ート18のデコーダ全出力を非付勢にする。更
に、桁信号カウンタ10のカウントアツプ動作を
止めることによつてその内容を保持するととも
に、その出力はすべて“1”レベル(もしくは
“0”レベル)になるようにしてこの期間RAM1
3へのアドレスはオール“1”(もしくはオール
“0”)の固定されたアドレスとなる。これは、モ
ードレジスタ2Aからの信号によつて桁信号カウ
ンタ10へ供給されるクロツクを禁止するととも
に、その出力のゲート回路を閉じることによつ
て、ゲート回路の出力をすべて“1”(もしくは
“0”)に固定できるからである。次にモードレジ
スタB22がリセツトされると桁信号カウンタ1
0は表示桁数として予め設定されている最大桁数
の計数を繰りかえして表示装置に全桁信号を順次
発生させる。またモードレジスタB22がセツト
された場合は桁信号カウンタ10は、最大桁数の
半数のみの計数を繰返し、桁信号は半数しか発生
されない。かかる制御は桁信号デコーダ/ポート
18の全出力を桁信号カウンタ10の出力とする
モードレジスタA21の出力のうちその半数の出
力モードレジスタB22のセツト出力によつて禁
止するようにゲート制御すればよい。例えば最大
8桁の桁信号数を設定されていた場合に、モード
レジスタB22がセツトされると1〜4桁の桁信
号が繰返し桁信号デコーダ/ポート18から出力
されるのみである。したがつて、残り(5〜8
桁)の桁信号は発生されず、それに対応する桁信
号デコーダ/ポート18のデコーダ出力も非付勢
のままである。クロツクおよびシステムタイミン
グ信号を発生するクロツクタイミング回路20
は、桁信号カウンタ10に対するカウントアツプ
信号の転送と、インバータ14、ゲート15およ
びセグメントポート17とを制御して桁信号カウ
ンタ10で指定したアドレスに基づいてRAM1
3の内容をセグメントポートに書込む制御を行な
う。更に制御回路23は各ブロツクの状態やフラ
ツグの判定およびプログラムの分岐等の制御を行
なう。I/Oポート24はマイクロコンピユータ
1と外部周辺装置との間でデータ転送を行なう。
次に第2のシステムタイミング図を参照して本
実施例の動作を説明する。
実施例の動作を説明する。
1命令サイクルはT1T2T3の3つのタイミング
周期で構成されている。例えば、データポインタ
9でアドレス指定したRAM13の内容をACC7
に格納して、データポインタ9の内容を1だけ増
加する(以下、インクリメントという)命令は、
T1タイミング周期において、データポインタ9
でアドレス指定したRAM13の内容をゲート回
路12を介してデータバス25に読出す。次に
T2タイミング周期で、データバス25の内容を
ACC7に書き込む。更にT3タイミング周期で
は、データポインタ9の内容をデータバス25上
に読出し、ALU6でその内容をインクリメント
して再びデータポインタ9に書込む動作を行な
う。即ち、T1及びT2タイミングはRAM13の内
容を読出したり、RAM13にデータを書き込ん
だりするタイミングで、T3タイミングはRAM1
3を使用しない処理、例えば制御回路23の判定
や、キヤリーフラツク8のセツト、あるいはデー
タポインタ9のインクリメント等のようなデータ
処理を行なうように構成されている。
周期で構成されている。例えば、データポインタ
9でアドレス指定したRAM13の内容をACC7
に格納して、データポインタ9の内容を1だけ増
加する(以下、インクリメントという)命令は、
T1タイミング周期において、データポインタ9
でアドレス指定したRAM13の内容をゲート回
路12を介してデータバス25に読出す。次に
T2タイミング周期で、データバス25の内容を
ACC7に書き込む。更にT3タイミング周期で
は、データポインタ9の内容をデータバス25上
に読出し、ALU6でその内容をインクリメント
して再びデータポインタ9に書込む動作を行な
う。即ち、T1及びT2タイミングはRAM13の内
容を読出したり、RAM13にデータを書き込ん
だりするタイミングで、T3タイミングはRAM1
3を使用しない処理、例えば制御回路23の判定
や、キヤリーフラツク8のセツト、あるいはデー
タポインタ9のインクリメント等のようなデータ
処理を行なうように構成されている。
従つて、このT3タイミング周期でクロツクタ
イミング回路20からクロツク信号を転送するこ
とによりゲート15を閉じて桁信号カウンタ10
からRAM13のアドレス指定を実行できる。ま
たセグメントポート17には、この期間内で
RAM13から読み出された内容が書き込まれ
る。今、モードレジスタA21をリセツトして表
示前に予め表示すべき桁信号に対応したセグメン
トデータを桁信号カウンタ10が指定するRAM
13のアドレス値に設定しておけば、各命令の
T3タイミングで、RAM13に設定されているセ
グメントデータをセグメントポート17が読込ん
で桁信号走査に同期して表示すべきセグメント信
号を出力する。また桁信号カウンタ10はカウン
ト出力を常に桁信号デコーダ/ポート18に出力
しているので、この桁信号が出力されている期間
はセグメントポート17と桁信号デコーダ/ポー
ト18とは外部表示装置を駆動して表示を行な
う。即ち、桁信号カウンタ10の内容がカウント
アツプされ、表示桁が更新されると、更新された
内容がRAM13のアドレス指定として使用され
るので、更新された桁信号に対応するセグメント
データがRAM13からT3タイミングにおいて取
り出されセグメントポート17に書込まれセグメ
ント信号して表示装置に出力され、データ処理と
表示処理とが時分割に行なわれる。
イミング回路20からクロツク信号を転送するこ
とによりゲート15を閉じて桁信号カウンタ10
からRAM13のアドレス指定を実行できる。ま
たセグメントポート17には、この期間内で
RAM13から読み出された内容が書き込まれ
る。今、モードレジスタA21をリセツトして表
示前に予め表示すべき桁信号に対応したセグメン
トデータを桁信号カウンタ10が指定するRAM
13のアドレス値に設定しておけば、各命令の
T3タイミングで、RAM13に設定されているセ
グメントデータをセグメントポート17が読込ん
で桁信号走査に同期して表示すべきセグメント信
号を出力する。また桁信号カウンタ10はカウン
ト出力を常に桁信号デコーダ/ポート18に出力
しているので、この桁信号が出力されている期間
はセグメントポート17と桁信号デコーダ/ポー
ト18とは外部表示装置を駆動して表示を行な
う。即ち、桁信号カウンタ10の内容がカウント
アツプされ、表示桁が更新されると、更新された
内容がRAM13のアドレス指定として使用され
るので、更新された桁信号に対応するセグメント
データがRAM13からT3タイミングにおいて取
り出されセグメントポート17に書込まれセグメ
ント信号して表示装置に出力され、データ処理と
表示処理とが時分割に行なわれる。
ここでRAM13内の桁信号カウンタ10が指
定するアドレス値にセグメントデータを記憶させ
る手段としては、RAM13を操作する命令群を
用いて所定のアドレス値にセグメントデータを書
き込んでもよいし、あるいは、表示すべきデータ
が得られた段階で、その表示データをプログラム
カウンタ3に設定して、表示データをアドレスと
するROM2の所定のアドレスに予めセグメント
データを格納させておき、このROM2からデー
タバス25を介してセグメントデータを読出して
RAM13に書込み、所謂テーブル参照命令を使
用してもよい。
定するアドレス値にセグメントデータを記憶させ
る手段としては、RAM13を操作する命令群を
用いて所定のアドレス値にセグメントデータを書
き込んでもよいし、あるいは、表示すべきデータ
が得られた段階で、その表示データをプログラム
カウンタ3に設定して、表示データをアドレスと
するROM2の所定のアドレスに予めセグメント
データを格納させておき、このROM2からデー
タバス25を介してセグメントデータを読出して
RAM13に書込み、所謂テーブル参照命令を使
用してもよい。
次にモードレジスタA21がセツトされると桁
信号カウンタ10はそのままの内容を保持してカ
ウントを停止し、桁信号デコーダ/ポート18か
らは桁信号が発生されず、レジスタ19からの制
御によつて桁信号デコーダ/ポート18は表示処
理以外のデータ転送ポートとして使用される。ま
たセグメントポート17にはRAM13の固定ア
ドレスの内容が出力されており、表示禁止期間中
はアドレスオール“1”(もしくはオール“0”)
がRAM13に供給される。従つて、T1,T2の期
間にRAM13のアドレスホール“1”(もしくは
オール“0”)の位置に外部に出力したいデータ
を書き込んでおけば、表示禁止中はそのデータを
セグメントポート17を介して外部へ出力するこ
とができる。
信号カウンタ10はそのままの内容を保持してカ
ウントを停止し、桁信号デコーダ/ポート18か
らは桁信号が発生されず、レジスタ19からの制
御によつて桁信号デコーダ/ポート18は表示処
理以外のデータ転送ポートとして使用される。ま
たセグメントポート17にはRAM13の固定ア
ドレスの内容が出力されており、表示禁止期間中
はアドレスオール“1”(もしくはオール“0”)
がRAM13に供給される。従つて、T1,T2の期
間にRAM13のアドレスホール“1”(もしくは
オール“0”)の位置に外部に出力したいデータ
を書き込んでおけば、表示禁止中はそのデータを
セグメントポート17を介して外部へ出力するこ
とができる。
従つて、モードレジスタA21をセツトするこ
とにより桁信号カウンタ10をそのままの状態で
停止させ、表示を一時中断することができる。こ
の時、桁信号デコーダ/ポート18もしくはセグ
メントポート17を表示以外の目的のポート、例
えばキーボード等に対するキースキヤン信号出力
ポート等に使用することができる。一方桁信号カ
ウンタ10は停止直前の内容を保持しているの
で、その後モードレジスタA21をリセツトする
ことにより、中断直前の状態から引き続き表示処
理を再開できる。従つて表示途中で表示を一時中
断してもこの間に桁信号が更新されることはな
く、再び表示処理を再開してもある桁が表示され
なくて桁間で表示デユーテイが異なるというよう
な現象はなく連続した表示が実行できる。
とにより桁信号カウンタ10をそのままの状態で
停止させ、表示を一時中断することができる。こ
の時、桁信号デコーダ/ポート18もしくはセグ
メントポート17を表示以外の目的のポート、例
えばキーボード等に対するキースキヤン信号出力
ポート等に使用することができる。一方桁信号カ
ウンタ10は停止直前の内容を保持しているの
で、その後モードレジスタA21をリセツトする
ことにより、中断直前の状態から引き続き表示処
理を再開できる。従つて表示途中で表示を一時中
断してもこの間に桁信号が更新されることはな
く、再び表示処理を再開してもある桁が表示され
なくて桁間で表示デユーテイが異なるというよう
な現象はなく連続した表示が実行できる。
第3図はセグメントポート17を汎用ポートと
して使用した一実施例での桁信号とセグメント信
号とのタイミング図である。
して使用した一実施例での桁信号とセグメント信
号とのタイミング図である。
いま表示装置に対して第4の桁信号が付勢され
ている間のタイミングにおいてモードレジスタ
A21がセツトされた場合はタイミングにおい
て第4の桁信号は非付勢となり、また停止前まで
セグメントポート17から第4の桁信号に対する
セグメント信号が出力されているが、タイミング
直後からRAM13の固定アドレスの内容が出
力されるのでRAM13の固定アドレスの内容を
操作することによりセグメントポート17は汎用
ポートとして使用することができる。またタイミ
ングにおいてモードレジスタA21がリセツト
された場合は、タイミングBの直後から第4の桁
信号に対するセグメント信号がセグメントポート
17から出力され、それに続いて第4の桁信号が
再び付勢される。これにより第4桁の表示が再開
され続いて第5桁……と表示が実行される。この
場合、第4の桁信号が付勢されている期間は第3
図に示すとdの期間であり、この+の期間
は表示が途中で中断されない第4の桁以外の桁信
号が付勢されている期間と全く同一である。
ている間のタイミングにおいてモードレジスタ
A21がセツトされた場合はタイミングにおい
て第4の桁信号は非付勢となり、また停止前まで
セグメントポート17から第4の桁信号に対する
セグメント信号が出力されているが、タイミング
直後からRAM13の固定アドレスの内容が出
力されるのでRAM13の固定アドレスの内容を
操作することによりセグメントポート17は汎用
ポートとして使用することができる。またタイミ
ングにおいてモードレジスタA21がリセツト
された場合は、タイミングBの直後から第4の桁
信号に対するセグメント信号がセグメントポート
17から出力され、それに続いて第4の桁信号が
再び付勢される。これにより第4桁の表示が再開
され続いて第5桁……と表示が実行される。この
場合、第4の桁信号が付勢されている期間は第3
図に示すとdの期間であり、この+の期間
は表示が途中で中断されない第4の桁以外の桁信
号が付勢されている期間と全く同一である。
以上のように表示が途中で中断されても再開後
の表示は連続して実行することができ、かつ表示
中断時に表示用ポート17,18を用いて他のデ
ータ処理を実行することも可能となり、入出力端
子を共用することによつて汎用性の高いデータ処
理装置を提供できる。
の表示は連続して実行することができ、かつ表示
中断時に表示用ポート17,18を用いて他のデ
ータ処理を実行することも可能となり、入出力端
子を共用することによつて汎用性の高いデータ処
理装置を提供できる。
またモードレジスタA21をリセツトし、モー
ドレジスタB22をリセツトすれば桁信号デコー
ダ/ポート18からは最大桁数の桁信号が順次出
力されるが、モードレジスタB22をセツトすれ
ば最大桁数の半分の桁信号だけが桁信号デコー
ダ/ポート18から出力される。この時、桁信号
デコーダ/ポート18のデコード出力に論理和接
続されているレジスタ19に所定の転送データを
設定しておけば、レジスタ19のビツト内容は表
示されない桁信号のポートから外部へ出力するこ
とができる。即ち、最大桁数の半分の桁信号デコ
ーダ/ポート18の出力ビツトは汎用ポートとし
て使用することができる。
ドレジスタB22をリセツトすれば桁信号デコー
ダ/ポート18からは最大桁数の桁信号が順次出
力されるが、モードレジスタB22をセツトすれ
ば最大桁数の半分の桁信号だけが桁信号デコー
ダ/ポート18から出力される。この時、桁信号
デコーダ/ポート18のデコード出力に論理和接
続されているレジスタ19に所定の転送データを
設定しておけば、レジスタ19のビツト内容は表
示されない桁信号のポートから外部へ出力するこ
とができる。即ち、最大桁数の半分の桁信号デコ
ーダ/ポート18の出力ビツトは汎用ポートとし
て使用することができる。
また、モードレジスタA21がリセツトされ表
示が実行されている場合でも、データポインタ9
から桁信号カウンタがT3タイミングで指定する
RAM13のアドレス値にT1およびT2タイミング
期間中に、このアドレス値のセグメントデータを
変更することにより表示処理を実行しながら表示
データの変更ができる。
示が実行されている場合でも、データポインタ9
から桁信号カウンタがT3タイミングで指定する
RAM13のアドレス値にT1およびT2タイミング
期間中に、このアドレス値のセグメントデータを
変更することにより表示処理を実行しながら表示
データの変更ができる。
更に、モードレジスタA21がリセツトされ、
モードレジスタB22がセツトされている状態で
は、桁信号カウンタ10はセグメントデータが記
憶されるべきRAM13のアドレスの半分のみア
ドレス指定を行なうので、他のアドレス値は内部
演算で使用するデータの記憶アドレスとして使用
することができRAMを有効に利用することがで
きる。更にこの場合は、最大桁数で使用した場合
よりも表示デユーテイ値が大きくなり、その分輝
度が増すという利点がある。
モードレジスタB22がセツトされている状態で
は、桁信号カウンタ10はセグメントデータが記
憶されるべきRAM13のアドレスの半分のみア
ドレス指定を行なうので、他のアドレス値は内部
演算で使用するデータの記憶アドレスとして使用
することができRAMを有効に利用することがで
きる。更にこの場合は、最大桁数で使用した場合
よりも表示デユーテイ値が大きくなり、その分輝
度が増すという利点がある。
以上のようにモードレジスタA21を用いて表
示を一時中断してその間に桁信号デコーダ/ポー
ト18もしくはセグメントポート17を表示以外
の目的の汎用ポートととして使用することがで
き、かつその後、表示を中断前の状態から引き続
き再開することができるので、表示処理に何等支
障を来たすことなくポートの有効利用が可能とな
りデータ処理機能が拡大される。またモードレジ
スタB22をも使用すれば表示桁数を任意に変更
できるので、その分表示に使用しないポートを表
示処理と平行して他のデータ転送ポートとして使
用することができ、それによつて汎用ポートが増
すと共に表示輝度の増加を可能にすることができ
る。
示を一時中断してその間に桁信号デコーダ/ポー
ト18もしくはセグメントポート17を表示以外
の目的の汎用ポートととして使用することがで
き、かつその後、表示を中断前の状態から引き続
き再開することができるので、表示処理に何等支
障を来たすことなくポートの有効利用が可能とな
りデータ処理機能が拡大される。またモードレジ
スタB22をも使用すれば表示桁数を任意に変更
できるので、その分表示に使用しないポートを表
示処理と平行して他のデータ転送ポートとして使
用することができ、それによつて汎用ポートが増
すと共に表示輝度の増加を可能にすることができ
る。
この様に本発明によればRAMの空タイミング
を巧みに利用することにより表示処理機能を低下
させることなく、表示以外の処理も時分割に実行
できかつ表示用ポートの入出力端子を汎用の入出
力端子として使用できる。従つてデータ処理機能
が拡大するのみならず、表示処理及び他のデータ
処理の処理速度が著しく向上する。また、繁雑な
表示処理をソフトウエアの介在なしに行なうこと
が可能となり、表示桁数が少ない表示装置を制御
する場合にはポートの使用効率を大幅に高めるこ
とができ、かつ表示を実行中であつてもその実行
を停止させることなく任意にセグメントデータを
変更することができ表示パターンの変更を極めて
容易なものとすることができる。
を巧みに利用することにより表示処理機能を低下
させることなく、表示以外の処理も時分割に実行
できかつ表示用ポートの入出力端子を汎用の入出
力端子として使用できる。従つてデータ処理機能
が拡大するのみならず、表示処理及び他のデータ
処理の処理速度が著しく向上する。また、繁雑な
表示処理をソフトウエアの介在なしに行なうこと
が可能となり、表示桁数が少ない表示装置を制御
する場合にはポートの使用効率を大幅に高めるこ
とができ、かつ表示を実行中であつてもその実行
を停止させることなく任意にセグメントデータを
変更することができ表示パターンの変更を極めて
容易なものとすることができる。
またモードレジスタA21およびモードレジス
タB22は命令によつてセツトおよびリセツトを
行なつたが、命令デコーダ5の制御信号によつて
データバス25の内容を書込むことによりその記
憶データを設定できるようにしてもよい。更にモ
ードレジスタB22はセツトおよびリセツトする
ことにより、出力される桁信号数を2種類(全桁
及び半桁)の値に設定できるようにしたが、この
モードレジスタB22の記憶ビツト数を増加させ
て桁信号数を細かく可変にするようにできること
は明らかで、この場合にはポートの使用効率が更
に高まることは明白である。また、レジスタ19
は桁信号デコーダ/ポート18の出力ビツトと同
数のビツト数で構成したが、このビツト数の設定
は適宜変更してもよい。またRAM13からのセ
グメントデータは専用のデータバス30を用いて
セグメントポート17に転送するようにしたが、
データバス25を使用してデータ転送してもよ
い。更に、本実施例を単一のチツプに集積化して
構成できることは勿論、その一部あるいは任意の
制御ブロツクを別のチツプに形成してそれらを組
み合わせて使用してもよいことは明白である。
タB22は命令によつてセツトおよびリセツトを
行なつたが、命令デコーダ5の制御信号によつて
データバス25の内容を書込むことによりその記
憶データを設定できるようにしてもよい。更にモ
ードレジスタB22はセツトおよびリセツトする
ことにより、出力される桁信号数を2種類(全桁
及び半桁)の値に設定できるようにしたが、この
モードレジスタB22の記憶ビツト数を増加させ
て桁信号数を細かく可変にするようにできること
は明らかで、この場合にはポートの使用効率が更
に高まることは明白である。また、レジスタ19
は桁信号デコーダ/ポート18の出力ビツトと同
数のビツト数で構成したが、このビツト数の設定
は適宜変更してもよい。またRAM13からのセ
グメントデータは専用のデータバス30を用いて
セグメントポート17に転送するようにしたが、
データバス25を使用してデータ転送してもよ
い。更に、本実施例を単一のチツプに集積化して
構成できることは勿論、その一部あるいは任意の
制御ブロツクを別のチツプに形成してそれらを組
み合わせて使用してもよいことは明白である。
なお、本実施例は2つのモードレジスタを用い
て桁信号カウンタとポートとを制御する例を説明
したぎ、ポート18の全出力を表示に使う場合に
はモードレジスタB22は必ずしも必要ではなく
これを省略してもよいことは明らかである。さら
に、本発明は表示データと通常の処理データとを
同一のメモリ(RAM13)に記憶せしめ、通常
の処理時にこのメモリをアクセスしない期間を表
示処理期間として割り当てかつこのようにして割
り当てられた期間に表示に優先して外部へデータ
を出力する必要がある場合に対して、表示を一時
中断して外部へデータを出力することができるよ
うにしたもので、しかもその際表示用として割り
当てられているポートを用いて外部へデータを出
力できるようにしたものである。従つて、少なく
ともモードレジスタAを有し、かつ桁信号カウン
タ10とデータポインタ9との切換えをクロツク
タイミング回路20(RAM非アクセス時(T
3)に出力を発生する回路)で行なうように構成
すれば、上に述べた効果が得られるわけである。
て桁信号カウンタとポートとを制御する例を説明
したぎ、ポート18の全出力を表示に使う場合に
はモードレジスタB22は必ずしも必要ではなく
これを省略してもよいことは明らかである。さら
に、本発明は表示データと通常の処理データとを
同一のメモリ(RAM13)に記憶せしめ、通常
の処理時にこのメモリをアクセスしない期間を表
示処理期間として割り当てかつこのようにして割
り当てられた期間に表示に優先して外部へデータ
を出力する必要がある場合に対して、表示を一時
中断して外部へデータを出力することができるよ
うにしたもので、しかもその際表示用として割り
当てられているポートを用いて外部へデータを出
力できるようにしたものである。従つて、少なく
ともモードレジスタAを有し、かつ桁信号カウン
タ10とデータポインタ9との切換えをクロツク
タイミング回路20(RAM非アクセス時(T
3)に出力を発生する回路)で行なうように構成
すれば、上に述べた効果が得られるわけである。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図
で、第2図,第3図は夫々その動作タイミング図
である。 1……1チツプマイクロコンピユータ、2……
ROM、3……プログラムカウンタ、4……スタ
ツクレジスタ、5……命令デコーダ、6……
ALU、7……ACC、8……キヤリーフラツグ、
9……データポインタ、10……桁信号カウン
タ、11……RAMアドレスデコーダA、12…
…ゲート回路、13……RAM、14……インバ
ータ、15……ゲート、16……ゲート、17…
…セグメントポート、18……桁信号デコーダ/
ポート、19……レジスタ、20……クロツクタ
イミング回路、21……モードレジスタA、22
……モードレジスタB、23……制御回路、24
……I/Oポート、25……データバス。
で、第2図,第3図は夫々その動作タイミング図
である。 1……1チツプマイクロコンピユータ、2……
ROM、3……プログラムカウンタ、4……スタ
ツクレジスタ、5……命令デコーダ、6……
ALU、7……ACC、8……キヤリーフラツグ、
9……データポインタ、10……桁信号カウン
タ、11……RAMアドレスデコーダA、12…
…ゲート回路、13……RAM、14……インバ
ータ、15……ゲート、16……ゲート、17…
…セグメントポート、18……桁信号デコーダ/
ポート、19……レジスタ、20……クロツクタ
イミング回路、21……モードレジスタA、22
……モードレジスタB、23……制御回路、24
……I/Oポート、25……データバス。
Claims (1)
- 1 表示処理と通常のデータ処理とを実行するデ
ータ処理装置において、表示用データとデータ処
理用データとをともに記憶するメモリと、表示用
データを前記メモリから読み出す第1のアドレス
指定回路と、データ処理用データを前記メモリか
ら読み出す第2のアドレス指定回路と、通常のデ
ータ処理時の各命令マシンサイクルにおいて前記
メモリが使用されない期間クロツク出力を発生す
るクロツクタイミング回路と、前記クロツク出力
の発生期間前記第1のアドレス指定回路と前記メ
モリとを接続する第1のゲートと、前記クロツク
出力のない期間前記第2のアドレス指定回路と前
記メモリとを接続する第2のゲートと、前記第1
のアドレス指定回路の出力を外部にある表示部に
桁信号として出力するポートと、該ポートに接続
されデータ処理によつて作成された外部へ出力さ
れるべきデータを前記クロツク出力が発生される
前に格納するレジスタと、モード指定部とを含
み、前記クロツク出力が発生され前記第1のアド
レス指定回路と前記メモリとが前記第1のゲート
を介して接続される期間、前記モード指定部から
の出力によつて前記第1のアドレス指定回路の動
作を停止せしめ、前記ポートからは前記レジスタ
に格納されているデータを出力することを特徴と
するデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12971579A JPS5654542A (en) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | Data processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12971579A JPS5654542A (en) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | Data processor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5654542A JPS5654542A (en) | 1981-05-14 |
JPS6235137B2 true JPS6235137B2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=15016411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12971579A Granted JPS5654542A (en) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | Data processor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5654542A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5098240A (ja) * | 1973-12-26 | 1975-08-05 | ||
JPS5255833A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-07 | Seiko Epson Corp | Computer |
-
1979
- 1979-10-08 JP JP12971579A patent/JPS5654542A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5098240A (ja) * | 1973-12-26 | 1975-08-05 | ||
JPS5255833A (en) * | 1975-11-04 | 1977-05-07 | Seiko Epson Corp | Computer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5654542A (en) | 1981-05-14 |
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