JPS6234851Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234851Y2 JPS6234851Y2 JP1981018536U JP1853681U JPS6234851Y2 JP S6234851 Y2 JPS6234851 Y2 JP S6234851Y2 JP 1981018536 U JP1981018536 U JP 1981018536U JP 1853681 U JP1853681 U JP 1853681U JP S6234851 Y2 JPS6234851 Y2 JP S6234851Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor plate
- webbing
- vehicle
- connecting rod
- occupant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両緊急時に乗員を拘束して保護する
シートベルト装置に係り、特に乗員の乗車後自動
的に拘束用ウエビングを装着させることが考慮さ
れたシートベルト装置に関する。
シートベルト装置に係り、特に乗員の乗車後自動
的に拘束用ウエビングを装着させることが考慮さ
れたシートベルト装置に関する。
乗員の乗車後に乗員拘束用ウエビングの端部を
駆動手段で移動して自動的にウエビング装着状態
を形成するシートベルト装置が提案されている。
駆動手段で移動して自動的にウエビング装着状態
を形成するシートベルト装置が提案されている。
このシートベルト装置はウエビング端部をモー
タの駆動力で移動させたり、ウエビング端部をド
アへ取りつけてドアを駆動手段として用いたりす
ることにより乗員の乗車後乗員を自動的にウエビ
ング装着状態とすることができるので、乗員は走
行時に必らずウエビング装着状態となり、乗員の
安全性が向上されている。
タの駆動力で移動させたり、ウエビング端部をド
アへ取りつけてドアを駆動手段として用いたりす
ることにより乗員の乗車後乗員を自動的にウエビ
ング装着状態とすることができるので、乗員は走
行時に必らずウエビング装着状態となり、乗員の
安全性が向上されている。
ところがこの自動装着型シートベルト装置にお
いては、乗員のウエビング装着状態から装着解除
状態まで大きくウエビングが移動するので、ウエ
ビングの端部を巻き取つている巻取装置の巻取量
が大きくなる傾向がある。従つて車両緊急時にウ
エビングへ大きな張力が作用すると、巻取り軸へ
巻き取られたウエビングが巻き締まりを生じ、こ
れに応じた長さだけウエビングが巻き取り軸から
伸び出される等の不具合を有することになる。ま
た、プリローダ手段は高速衝突に対して作動する
ように作動条件が設定されるが、プリローダ手段
が作動しない低速衝突においてもウエビングによ
る乗員の拘束を確保して安全を保証する必要があ
る。
いては、乗員のウエビング装着状態から装着解除
状態まで大きくウエビングが移動するので、ウエ
ビングの端部を巻き取つている巻取装置の巻取量
が大きくなる傾向がある。従つて車両緊急時にウ
エビングへ大きな張力が作用すると、巻取り軸へ
巻き取られたウエビングが巻き締まりを生じ、こ
れに応じた長さだけウエビングが巻き取り軸から
伸び出される等の不具合を有することになる。ま
た、プリローダ手段は高速衝突に対して作動する
ように作動条件が設定されるが、プリローダ手段
が作動しない低速衝突においてもウエビングによ
る乗員の拘束を確保して安全を保証する必要があ
る。
本考案は上記事実を考慮し、自動装着シートベ
ルト装置としての機能を害することなく、ウエビ
ング端部が乗員の乗降に応じて移動するにも抱ら
ずこの端部と適切に係合して車両緊急時(高速衝
突時)にこのウエビング端部を移動させ、拘束用
ウエビングにプリロードを作用させ乗員を緊密に
拘束することができると共に、プリローダ手段が
作用しない低速衝突時にはウエビング張力をセン
ターピラーに支持させてウエビングによる乗員の
拘束を確保するように配慮したシートベルト装置
を提供することが目的である。
ルト装置としての機能を害することなく、ウエビ
ング端部が乗員の乗降に応じて移動するにも抱ら
ずこの端部と適切に係合して車両緊急時(高速衝
突時)にこのウエビング端部を移動させ、拘束用
ウエビングにプリロードを作用させ乗員を緊密に
拘束することができると共に、プリローダ手段が
作用しない低速衝突時にはウエビング張力をセン
ターピラーに支持させてウエビングによる乗員の
拘束を確保するように配慮したシートベルト装置
を提供することが目的である。
上記目的を達成するために、本考案に係るシー
トベルト装置は、乗員拘束用ウエビングの端部へ
取りつけられたアンカープレートと、乗員の乗車
後にアンカープレートをウエビング装着方向へ駆
動し乗員の降車時にはアンカープレートをウエビ
ング装着解除方向へ駆動する駆動手段と、車両緊
急時に連結棒を駆動するプリローダ手段とを備
え、前記アンカープレートとプリローダ手段との
間に、前記アンカープレートに設けられた挿入部
がアンカープレートのウエビング装着方向移動時
に前記連結棒の先端へ設けられたループ部へ挿入
され連結棒の被駆動時にループ部が前記挿入部に
係合して連結棒の移動力をアンカープレートへ伝
達する係合手段を設けると共に、更に、前記アン
カープレートをセンターピラーへ支持すると共に
前記プリローダ手段の作動時にアンカープレート
及び前記ループ部を車両後方へのみ移動可能とさ
せる係止手段を設けた構成としたものである。
トベルト装置は、乗員拘束用ウエビングの端部へ
取りつけられたアンカープレートと、乗員の乗車
後にアンカープレートをウエビング装着方向へ駆
動し乗員の降車時にはアンカープレートをウエビ
ング装着解除方向へ駆動する駆動手段と、車両緊
急時に連結棒を駆動するプリローダ手段とを備
え、前記アンカープレートとプリローダ手段との
間に、前記アンカープレートに設けられた挿入部
がアンカープレートのウエビング装着方向移動時
に前記連結棒の先端へ設けられたループ部へ挿入
され連結棒の被駆動時にループ部が前記挿入部に
係合して連結棒の移動力をアンカープレートへ伝
達する係合手段を設けると共に、更に、前記アン
カープレートをセンターピラーへ支持すると共に
前記プリローダ手段の作動時にアンカープレート
及び前記ループ部を車両後方へのみ移動可能とさ
せる係止手段を設けた構成としたものである。
かかる構成においては、アンカープレートとプ
リローダ手段とが、アンカープレートに設けられ
た挿入部と連結棒の先端に設けられたループ部と
の組合せからなる結合手段を介して連結されると
共に、更に、前記アンカープレートをセンターピ
ラーへ支持すると共に前記プリローダ手段の作動
時にアンカープレート及び前記ループ部を車両後
方へのみ移動可能とする係止手段が設けられる。
したがつて、プリローダの駆動力により連結棒が
駆動される高速衝突時にループ部が挿入部へ係合
して連結棒の移動力をアンカープレートへ伝達し
ウエビングへプリロードを発生させることができ
ると共に、プリローダ手段の作用しない低速衝突
においてもアンカープレートをセンターピラーへ
係止させる係止手段によりウエビング張力が確実
に車体へ支持され、ウエビングによる乗員の拘束
が確保される。
リローダ手段とが、アンカープレートに設けられ
た挿入部と連結棒の先端に設けられたループ部と
の組合せからなる結合手段を介して連結されると
共に、更に、前記アンカープレートをセンターピ
ラーへ支持すると共に前記プリローダ手段の作動
時にアンカープレート及び前記ループ部を車両後
方へのみ移動可能とする係止手段が設けられる。
したがつて、プリローダの駆動力により連結棒が
駆動される高速衝突時にループ部が挿入部へ係合
して連結棒の移動力をアンカープレートへ伝達し
ウエビングへプリロードを発生させることができ
ると共に、プリローダ手段の作用しない低速衝突
においてもアンカープレートをセンターピラーへ
係止させる係止手段によりウエビング張力が確実
に車体へ支持され、ウエビングによる乗員の拘束
が確保される。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図に示される本考案の第1実施例ではシー
ト10へ着座する乗員がシヨルダーウエビング1
2及びラツプウエビング14により3点式のシー
トベルト装着状態となることができるように構成
されている。
ト10へ着座する乗員がシヨルダーウエビング1
2及びラツプウエビング14により3点式のシー
トベルト装着状態となることができるように構成
されている。
シヨルダーウエビング12のアウター端部はド
ア16の車両後方端部でかつ上端近くへアンカー
プレート18を介して、またラツプウエビング1
4のアウター端部はアンカープレート20を介し
てドア16の車両後方端部でかつ下端部付近へそ
れぞれ取りつけられている。
ア16の車両後方端部でかつ上端近くへアンカー
プレート18を介して、またラツプウエビング1
4のアウター端部はアンカープレート20を介し
てドア16の車両後方端部でかつ下端部付近へそ
れぞれ取りつけられている。
またラツプウエビング14のインナー端部はシ
ヨルダーウエビング12の中間部へ縫着されてお
り、シヨルダーウエビング12のインナー端部は
車両略中央部に設けられた巻取装置22へ巻き取
られている。この巻取装置22はシヨルダーウエ
ビング12を付勢力で巻き取つて常にシヨルダー
ウエビング12へ所定張力を付与しているが、車
両緊急時には加速度センサーの作動でシヨルダー
ウエビング12の巻き出しを停止するイナーシヤ
ーロツク機構が内蔵されている。
ヨルダーウエビング12の中間部へ縫着されてお
り、シヨルダーウエビング12のインナー端部は
車両略中央部に設けられた巻取装置22へ巻き取
られている。この巻取装置22はシヨルダーウエ
ビング12を付勢力で巻き取つて常にシヨルダー
ウエビング12へ所定張力を付与しているが、車
両緊急時には加速度センサーの作動でシヨルダー
ウエビング12の巻き出しを停止するイナーシヤ
ーロツク機構が内蔵されている。
従つてこの実施例ではドア16がウエビング駆
動手段としての役目を有しており、第1図運転席
で示されるごとくドア16が解放された場合には
ウエビング12,14をドア16の開放円弧運動
に応じて車両前方へ移動させシート10との間に
乗員の乗車空間を形成するようになつている。ま
た乗員がシート10へ着座した後にドア16を閉
止すれば第1図助手席で示されるごとくウエビン
グ12,14のアウター端部をドア16の円弧運
動に応じて車両後方へ移動し着座した乗員へウエ
ビング12,14の中間部を自動的に装着させる
ことができるようになつている。
動手段としての役目を有しており、第1図運転席
で示されるごとくドア16が解放された場合には
ウエビング12,14をドア16の開放円弧運動
に応じて車両前方へ移動させシート10との間に
乗員の乗車空間を形成するようになつている。ま
た乗員がシート10へ着座した後にドア16を閉
止すれば第1図助手席で示されるごとくウエビン
グ12,14のアウター端部をドア16の円弧運
動に応じて車両後方へ移動し着座した乗員へウエ
ビング12,14の中間部を自動的に装着させる
ことができるようになつている。
次にシヨルダーウエビング12のアウター端部
へ取りつけられたアンカープレート18とドア1
6との連結状態について第2図ないし第4図に従
い説明する。第3,4図に詳細に示されるごとく
ドア16の窓フレーム24には一対のボルト26
でL形アンカープレート28の一辺が固着されて
いる。このボルト26の窓フレーム24への取り
つけは窓フレーム24の車両前方側(矢印A方
向)へ溶着されたナツト30へボルト26が車両
後方からL形アンカープレート28及び窓フレー
ム24を貫通して螺合することにより行なわれて
いる。従つて一対のボルト26はその軸心がそれ
ぞれ水平とされると共に車両前後方向に向いてい
る。
へ取りつけられたアンカープレート18とドア1
6との連結状態について第2図ないし第4図に従
い説明する。第3,4図に詳細に示されるごとく
ドア16の窓フレーム24には一対のボルト26
でL形アンカープレート28の一辺が固着されて
いる。このボルト26の窓フレーム24への取り
つけは窓フレーム24の車両前方側(矢印A方
向)へ溶着されたナツト30へボルト26が車両
後方からL形アンカープレート28及び窓フレー
ム24を貫通して螺合することにより行なわれて
いる。従つて一対のボルト26はその軸心がそれ
ぞれ水平とされると共に車両前後方向に向いてい
る。
一方L形アンカープレート28の他辺は車両前
後方向に沿つて延長され、その先端部は反転して
折曲げ部31とされてアンカープレート18との
間に係止手段を構成している。この折曲げ部31
とL形アンカープレート28との間にはアンカー
プレート18に形成される切り起こし部18Aが
挿入されており、L形アンカープレート28と折
曲げ部31とは切り起し部18Aを所定圧力で挟
持しており、またこの切り起し部18Aとアンカ
ープレート18とは折り曲げ部31を所定圧力で
挟持している。従つてアンカープレート18は車
両通常走行状態でL形アンカープレート28と相
対移動しないようになつており、アンカープレー
ト18が車両緊急時にシヨルダーウエビング12
の張力を受けて車両前方方向へ移動する荷重が発
生した場合にはこの荷重が折曲げ部31を介して
L形アンカープレート28へ伝達されるようにな
つている。しかしこのアンカープレート18は車
両後方への外力が作用した場合には切り起こし部
18Aが折曲げ部31とL形アンカプレート28
との間を抜け出して車両後方へ移動することがで
きるようになつている。
後方向に沿つて延長され、その先端部は反転して
折曲げ部31とされてアンカープレート18との
間に係止手段を構成している。この折曲げ部31
とL形アンカープレート28との間にはアンカー
プレート18に形成される切り起こし部18Aが
挿入されており、L形アンカープレート28と折
曲げ部31とは切り起し部18Aを所定圧力で挟
持しており、またこの切り起し部18Aとアンカ
ープレート18とは折り曲げ部31を所定圧力で
挟持している。従つてアンカープレート18は車
両通常走行状態でL形アンカープレート28と相
対移動しないようになつており、アンカープレー
ト18が車両緊急時にシヨルダーウエビング12
の張力を受けて車両前方方向へ移動する荷重が発
生した場合にはこの荷重が折曲げ部31を介して
L形アンカープレート28へ伝達されるようにな
つている。しかしこのアンカープレート18は車
両後方への外力が作用した場合には切り起こし部
18Aが折曲げ部31とL形アンカプレート28
との間を抜け出して車両後方へ移動することがで
きるようになつている。
第5図に示されるごとくボルト26の拡大頭部
32はホルダー34と対応している。このホルダ
ー34は平面形状が略U字形とされており、その
一辺に形成された一対のU字溝36へドア閉止時
にボルト26が挿入して拡大頭部32がこのホル
ダー34内へ収容されるようになつている。
32はホルダー34と対応している。このホルダ
ー34は平面形状が略U字形とされており、その
一辺に形成された一対のU字溝36へドア閉止時
にボルト26が挿入して拡大頭部32がこのホル
ダー34内へ収容されるようになつている。
このホルダー34はボルト38で車両センター
ピラー40の車両前方側面へ固着されている。従
つて拡大頭部32は車両緊急時に車両前方へ移動
するとホルダー34と係合して窓フレーム24の
変形量を所定値以下に制限すると共にシヨルダー
ウエビング12の張力をセンターピラー40へ支
持させるようになつている。
ピラー40の車両前方側面へ固着されている。従
つて拡大頭部32は車両緊急時に車両前方へ移動
するとホルダー34と係合して窓フレーム24の
変形量を所定値以下に制限すると共にシヨルダー
ウエビング12の張力をセンターピラー40へ支
持させるようになつている。
次に第2図に示されるごとく車体ルーフサイド
メンバー44の内側にはプリローダ装置46が設
けられており、車両緊急時にシヨルダーウエビン
グ12へプリロードを作用することができるよう
になつている。
メンバー44の内側にはプリローダ装置46が設
けられており、車両緊急時にシヨルダーウエビン
グ12へプリロードを作用することができるよう
になつている。
第6図に示されるごとくこのプリローダ装置4
6には車両前方が開口したシリンダ48が一対の
ブラケツト50でルーフサイドメンバー44へ固
着されて軸心が車両前後方向へ向いている。この
シリンダ48の車両前方端部へ螺合されるシリン
ダヘツド52には火薬54が内蔵されており、こ
の火薬54は図示しない加速度センサーへ連結さ
れて比較的高速度下の車両衝突時に爆発し、この
爆発力をシリンダ内のピストン56へ作用させピ
ストン56を車両後方へ向けて移動させるように
なつている。
6には車両前方が開口したシリンダ48が一対の
ブラケツト50でルーフサイドメンバー44へ固
着されて軸心が車両前後方向へ向いている。この
シリンダ48の車両前方端部へ螺合されるシリン
ダヘツド52には火薬54が内蔵されており、こ
の火薬54は図示しない加速度センサーへ連結さ
れて比較的高速度下の車両衝突時に爆発し、この
爆発力をシリンダ内のピストン56へ作用させピ
ストン56を車両後方へ向けて移動させるように
なつている。
ピストン56の軸心部にはシヤフト58が遊嵌
されて相対回転及び軸方向に相対移動可能となつ
ており、さらにこのシヤフト58の軸心部にはシ
リンダ48内へ収容されたコイルばね60の延長
部62が螺合されてシヤフト58と共に移動する
ようになつている。
されて相対回転及び軸方向に相対移動可能となつ
ており、さらにこのシヤフト58の軸心部にはシ
リンダ48内へ収容されたコイルばね60の延長
部62が螺合されてシヤフト58と共に移動する
ようになつている。
このコイルばね60の延長端部62には円筒部
材64が被嵌されてピストン56との間にシヤー
ピン66が介在されている。このシヤーピン66
は円筒部材64とピストン56との間に所定値以
上の車両前後方向荷重が作用するとせん断して円
筒部材64をピストン56に対して車両前方へ移
動可能とし、円筒部材64の外周へ形成されたテ
ーパー部68がピン70をピストン56の半径方
向へ突出させるようになつている。従つてこのピ
ン70の先端部はシリンダ48の内周面へ食い込
んでピストン56の移動を停止させるようになつ
ている。
材64が被嵌されてピストン56との間にシヤー
ピン66が介在されている。このシヤーピン66
は円筒部材64とピストン56との間に所定値以
上の車両前後方向荷重が作用するとせん断して円
筒部材64をピストン56に対して車両前方へ移
動可能とし、円筒部材64の外周へ形成されたテ
ーパー部68がピン70をピストン56の半径方
向へ突出させるようになつている。従つてこのピ
ン70の先端部はシリンダ48の内周面へ食い込
んでピストン56の移動を停止させるようになつ
ている。
ピストン56へ固着されたシヤフト58の他端
部には円孔72が穿設されると共に、シリンダヘ
ツド52を貫通して車両前方へ突出している。こ
の円孔72には可撓性ワイヤから形成される連結
棒74の一端が挿入された後に半径方向へ圧力が
加えられて連結棒74がシヤフト58へめられ
ている。
部には円孔72が穿設されると共に、シリンダヘ
ツド52を貫通して車両前方へ突出している。こ
の円孔72には可撓性ワイヤから形成される連結
棒74の一端が挿入された後に半径方向へ圧力が
加えられて連結棒74がシヤフト58へめられ
ている。
連結棒74の中間部は第2図及び第3図に示さ
れるごとく車両前下方へ延長され、シヤーピン7
6でセンターピラー40へ取りつけられたガイド
78の開口79を通つて凹部80内へ導かれてい
る。この凹部80内で連結棒74はループ部82
を描いて反転しており、さらに連結棒74の先端
部は開口79を通つてガイド78から抜け出し、
連結棒74の中間部と共にブロツク84で固定さ
れている。
れるごとく車両前下方へ延長され、シヤーピン7
6でセンターピラー40へ取りつけられたガイド
78の開口79を通つて凹部80内へ導かれてい
る。この凹部80内で連結棒74はループ部82
を描いて反転しており、さらに連結棒74の先端
部は開口79を通つてガイド78から抜け出し、
連結棒74の中間部と共にブロツク84で固定さ
れている。
ガイド78内のループ部82は第3図に示され
るごとくその軸心が水平でかつ車両方向を向いて
おり、ドア16が閉止された場合にアンカープレ
ート18の車内側へ突出した挿入部86が挿入さ
れるようになつている。この挿入部86の先端部
は第4図に示されるごとく車両前方へ屈曲した鉤
部88となつており、車両緊急時にループ部82
との係合が確実に行なわれるようになつている。
るごとくその軸心が水平でかつ車両方向を向いて
おり、ドア16が閉止された場合にアンカープレ
ート18の車内側へ突出した挿入部86が挿入さ
れるようになつている。この挿入部86の先端部
は第4図に示されるごとく車両前方へ屈曲した鉤
部88となつており、車両緊急時にループ部82
との係合が確実に行なわれるようになつている。
ガイド78の凹部80はプリローダ装置46に
向けてその内径が次第に減少されたテーパー部9
0が設けられている。このテーパー部90及び開
口79の表面は薄肉鋼材から成る補強材92が装
着されてループ部82の外周と対応しており、ル
ープ部82がプリローダ装置46の駆動力を受け
る場合にループ部82の外周へ係合し、ループ部
82を縮小変形させて水平軸部86へ係合させる
ようになつている。
向けてその内径が次第に減少されたテーパー部9
0が設けられている。このテーパー部90及び開
口79の表面は薄肉鋼材から成る補強材92が装
着されてループ部82の外周と対応しており、ル
ープ部82がプリローダ装置46の駆動力を受け
る場合にループ部82の外周へ係合し、ループ部
82を縮小変形させて水平軸部86へ係合させる
ようになつている。
このように構成された本実施例の作動を説明す
る。
る。
第1図運転席で示されるごとく乗員がドア16
を開放すればシヨルダーウエビング12及びラツ
プウエビング14はドアの開放円弧運動に応じて
車両前方へ移動し、シート10との間に乗車空間
が形成される。乗員はシート10へ着座後ドア1
6を閉止すればウエビング12,14が再びドア
の閉止円弧運動に応じて車両後方へ移動するので
第1図助手席で示されるごとくシート10へ着座
した乗員へはウエビング12,14が装着され乗
員は自動的に3点式のシートベルト装着状態とな
ることができる。 このドア閉止時にアンカープ
レート18の挿入部86は第3,4図に示される
ごとくループ部82内へ挿入される。
を開放すればシヨルダーウエビング12及びラツ
プウエビング14はドアの開放円弧運動に応じて
車両前方へ移動し、シート10との間に乗車空間
が形成される。乗員はシート10へ着座後ドア1
6を閉止すればウエビング12,14が再びドア
の閉止円弧運動に応じて車両後方へ移動するので
第1図助手席で示されるごとくシート10へ着座
した乗員へはウエビング12,14が装着され乗
員は自動的に3点式のシートベルト装着状態とな
ることができる。 このドア閉止時にアンカープ
レート18の挿入部86は第3,4図に示される
ごとくループ部82内へ挿入される。
車両が比較的低速度の衝突状態に陥いるとプリ
ローダ装置46を作用させる加速度センサーは作
動しないが、乗員は衝突方向へ慣性力で移動す
る。従つてこの慣性力でシヨルダーウエビング1
2には大きな張力が発生するが、このウエビング
張力はアンカープレート18の切り起し部18A
及び折曲げ部31を介してL形アンカープレート
28へ伝達される。このためL形アンカープレー
ト28が取りつけられた窓フレーム24は車両前
方へ変形するが、若干の変形後に窓フレーム24
へ固着されているボルト26の拡大頭部32がホ
ルダー34へ係合するのでウエビング張力はホル
ダー34を介してセンターピラー40へ確実に支
持され乗員の拘束が確保され安全が保証される。
ローダ装置46を作用させる加速度センサーは作
動しないが、乗員は衝突方向へ慣性力で移動す
る。従つてこの慣性力でシヨルダーウエビング1
2には大きな張力が発生するが、このウエビング
張力はアンカープレート18の切り起し部18A
及び折曲げ部31を介してL形アンカープレート
28へ伝達される。このためL形アンカープレー
ト28が取りつけられた窓フレーム24は車両前
方へ変形するが、若干の変形後に窓フレーム24
へ固着されているボルト26の拡大頭部32がホ
ルダー34へ係合するのでウエビング張力はホル
ダー34を介してセンターピラー40へ確実に支
持され乗員の拘束が確保され安全が保証される。
車両が比較的高速度の衝突状態に陥いると図示
しない加速度センサーの作動でプリローダ装置4
6内の火薬54が爆発する。これによつてピスト
ン56は車両後方へ移動しシヤフト58は連結棒
74を車両後方へ駆動させ、これに応じてループ
部82が挿入部86と係合する。
しない加速度センサーの作動でプリローダ装置4
6内の火薬54が爆発する。これによつてピスト
ン56は車両後方へ移動しシヤフト58は連結棒
74を車両後方へ駆動させ、これに応じてループ
部82が挿入部86と係合する。
この場合ループ部82は移動時に補強板92を
介してテーパー部90と係合するのでその内径が
縮小し、確実に挿入部86と係合してプリローダ
装置46の駆動力を挿入部86を介してアンカー
プレート18へ伝達する。
介してテーパー部90と係合するのでその内径が
縮小し、確実に挿入部86と係合してプリローダ
装置46の駆動力を挿入部86を介してアンカー
プレート18へ伝達する。
この結果アンカープレート18の切り起し部1
8AはL形アンカープレート28と折曲げ部31
との間から脱出して車両後方へ移動し、ガイド7
8はシヤーピン76をせん断する。従つてシヨル
ダーウエビング12のアウター端部が車両後方へ
移動し、ウエビングと乗員との間のスラツクが解
消されて乗員はウエビングを緊密に装着すること
ができ。
8AはL形アンカープレート28と折曲げ部31
との間から脱出して車両後方へ移動し、ガイド7
8はシヤーピン76をせん断する。従つてシヨル
ダーウエビング12のアウター端部が車両後方へ
移動し、ウエビングと乗員との間のスラツクが解
消されて乗員はウエビングを緊密に装着すること
ができ。
これと同時に巻取装置22もイナーシヤーロツ
ク機構の作動でシヨルダーウエビング12の巻き
出しを急激に停止させるのでウエビングを緊密に
装着している乗員は確実にシヨルダーウエビング
12及びラツプウエビング14で拘束されて安全
が保証される。
ク機構の作動でシヨルダーウエビング12の巻き
出しを急激に停止させるのでウエビングを緊密に
装着している乗員は確実にシヨルダーウエビング
12及びラツプウエビング14で拘束されて安全
が保証される。
上記のプリローダ装置46の駆動力、即ち火薬
54の爆発力が大きい場合には、第6図に於いて
ピストン56と円筒部材64との間の相対移動力
が大きくなるので、シヤーピン66がせん断し、
円筒部材64のテーパー部68はピン70を半径
方向へ押し出してシリンダ48の内周面と係合さ
せる。従つてピストン56の移動が停止し乗員へ
異常な圧迫力を加える虞れを解消することができ
る。またその後乗員の慣性力でシヨルダーウエビ
ング12へ大きな張力が発生するとこの張力は連
結棒74、シヤフト58を介してコイルばね60
へ伝達されコイルばね60が円筒部材64内を変
形しながら通過するので乗員の運動エネルギーが
吸収される。
54の爆発力が大きい場合には、第6図に於いて
ピストン56と円筒部材64との間の相対移動力
が大きくなるので、シヤーピン66がせん断し、
円筒部材64のテーパー部68はピン70を半径
方向へ押し出してシリンダ48の内周面と係合さ
せる。従つてピストン56の移動が停止し乗員へ
異常な圧迫力を加える虞れを解消することができ
る。またその後乗員の慣性力でシヨルダーウエビ
ング12へ大きな張力が発生するとこの張力は連
結棒74、シヤフト58を介してコイルばね60
へ伝達されコイルばね60が円筒部材64内を変
形しながら通過するので乗員の運動エネルギーが
吸収される。
次に第7,8図には本考案の第2実施例が示さ
れている。この実施例ではアンカープレート18
がアンカーピン94を介してL形アンカープレー
ト28へ係止されている。このアンカーピン94
はその軸直角断面が第9図に示されるごとく長円
状となつておりL形アンカープレート28を貫通
しているが、この軸部に対応するアンカープレー
ト18には長孔96が穿設されている。従つてア
ンカープレート18はアンカーピン64及びL形
アンカープレート28と相対回転しないようにな
つているが、アンカープレート18がアンカーピ
ン94の軸部と相対移動して長孔96の端部に連
通する円孔98がアンカーピン94の軸部と対応
した場合にはアンカープレート18がL形アンカ
ープレート28と相対回転可能となつている。ま
たこの円孔98はアンカーピン94の頭部よりも
大径とされており、アンカーピン94はこの円孔
98内を貫通可能となつており、アンカープレー
ト18はL形アンカープレート28と相対移動し
てL形アンカープレート28から脱落できるよう
になつている。
れている。この実施例ではアンカープレート18
がアンカーピン94を介してL形アンカープレー
ト28へ係止されている。このアンカーピン94
はその軸直角断面が第9図に示されるごとく長円
状となつておりL形アンカープレート28を貫通
しているが、この軸部に対応するアンカープレー
ト18には長孔96が穿設されている。従つてア
ンカープレート18はアンカーピン64及びL形
アンカープレート28と相対回転しないようにな
つているが、アンカープレート18がアンカーピ
ン94の軸部と相対移動して長孔96の端部に連
通する円孔98がアンカーピン94の軸部と対応
した場合にはアンカープレート18がL形アンカ
ープレート28と相対回転可能となつている。ま
たこの円孔98はアンカーピン94の頭部よりも
大径とされており、アンカーピン94はこの円孔
98内を貫通可能となつており、アンカープレー
ト18はL形アンカープレート28と相対移動し
てL形アンカープレート28から脱落できるよう
になつている。
なおこの実施例では前記実施例に於ける挿入部
86に換えて挿入軸部100が形成されており、
この挿入軸部100の先端部には拡大頭部102
が形成されて前記実施例と同様の役目を有するよ
うになつている。
86に換えて挿入軸部100が形成されており、
この挿入軸部100の先端部には拡大頭部102
が形成されて前記実施例と同様の役目を有するよ
うになつている。
このように構成された本考案の第2実施例に於
いても車両通常走行状態ではアンカープレート1
8がアンカーピン94と係合して車両前方への移
動を阻止されており、またアンカープレート18
の回転も不可能であるためドア16の開閉によつ
て乗員はウエビング12を自動的に装着、解除す
ることができる。
いても車両通常走行状態ではアンカープレート1
8がアンカーピン94と係合して車両前方への移
動を阻止されており、またアンカープレート18
の回転も不可能であるためドア16の開閉によつ
て乗員はウエビング12を自動的に装着、解除す
ることができる。
また車両の低速衝突状態に於いてはシヨルダー
ウエビング12に作用する張力がアンカープレー
ト18、アンカーピン94、L形アンカープレー
ト28及びボルト26を介してホルダー34へ伝
達されるのでウエビング張力が確実にセンターピ
ラー40へ伝達されて乗員の拘束状態が維持でき
る。
ウエビング12に作用する張力がアンカープレー
ト18、アンカーピン94、L形アンカープレー
ト28及びボルト26を介してホルダー34へ伝
達されるのでウエビング張力が確実にセンターピ
ラー40へ伝達されて乗員の拘束状態が維持でき
る。
また車両の高速衝突状態ではプリローダで駆動
される連結棒74が挿入軸部100と係合してア
ンカープレート18を車両後方へ移動させるの
で、アンカープレート18の拡大頭部102がア
ンカーピン94へ対応して、アンカーピン94が
円孔98を貫通することによりアンカープレート
18はL形アンカープレート28から脱落して車
両後方へ駆動され、ウエビング12が乗員へ密着
して乗員の緊密な拘束状態を確保することができ
る。
される連結棒74が挿入軸部100と係合してア
ンカープレート18を車両後方へ移動させるの
で、アンカープレート18の拡大頭部102がア
ンカーピン94へ対応して、アンカーピン94が
円孔98を貫通することによりアンカープレート
18はL形アンカープレート28から脱落して車
両後方へ駆動され、ウエビング12が乗員へ密着
して乗員の緊密な拘束状態を確保することができ
る。
次に第10,11図には本考案の第3実施例が
示されている。
示されている。
この実施例ではアンカープレート18が前記実
施例と異なりシヤーピン104を介してL形アン
カープレート28へ係止されている。このシヤー
ピン104は車両通常走行状態でアンカープレー
ト18をL形アンカープレート28へ相対移動及
び相対回転しないように係止しているが、両者間
に車両前後方向に大きな相対移動力が生ずるとせ
ん断してアンカープレート18をL形アンカープ
レート28から脱落させるようになつている。
施例と異なりシヤーピン104を介してL形アン
カープレート28へ係止されている。このシヤー
ピン104は車両通常走行状態でアンカープレー
ト18をL形アンカープレート28へ相対移動及
び相対回転しないように係止しているが、両者間
に車両前後方向に大きな相対移動力が生ずるとせ
ん断してアンカープレート18をL形アンカープ
レート28から脱落させるようになつている。
またこの実施例では前記各実施例と異なりL形
アンカープレート28にはセンターピラー40へ
アンカープレート18を支持させるための手段が
設けられておらず、これに換えて連結棒74の中
間部へ固着されたブロツク106から車両前方に
向けて108が突出している。このフツク108
はセンターピラー40に穿設された切り起し孔1
10内へ挿入されている。
アンカープレート28にはセンターピラー40へ
アンカープレート18を支持させるための手段が
設けられておらず、これに換えて連結棒74の中
間部へ固着されたブロツク106から車両前方に
向けて108が突出している。このフツク108
はセンターピラー40に穿設された切り起し孔1
10内へ挿入されている。
従つてこの実施例においては車両の低速衝突状
態ではウエビング張力がシヤーピン104をせん
断し、アンカープレート18が車両前方へ移動し
てループ部82と係合しウエビング張力がブロツ
ク106を介してセンターピラー40へ支持され
るようになつている。
態ではウエビング張力がシヤーピン104をせん
断し、アンカープレート18が車両前方へ移動し
てループ部82と係合しウエビング張力がブロツ
ク106を介してセンターピラー40へ支持され
るようになつている。
また高速衝突状態においてはフツク108が切
り起し孔110から抜け出して連結棒74の駆動
力で車両後方へ移動するのでループ部82は挿入
軸部100へ係合してアンカープレート18を車
両後方へ移動させウエビング12へプリロードを
発生させるようになつている。
り起し孔110から抜け出して連結棒74の駆動
力で車両後方へ移動するのでループ部82は挿入
軸部100へ係合してアンカープレート18を車
両後方へ移動させウエビング12へプリロードを
発生させるようになつている。
上記各実施例はシヨルダーウエビングへプリロ
ードを生じさせる実施例について説明したが、本
考案はこれらの実施例に限らずラツプウエビング
等の他の拘束用ウエビングへプリロードを発生さ
せる装置へ適用可能であることは言うまでもな
い。また上記各実施例ではウエビングの一端がド
アへ取りつけられドアの開閉力を利用して乗員へ
自動的にウエビングを装着させるシートベルト装
置について説明したが、ウエビングの一端へモー
タ等の駆動力を作用させてウエビングを強制的に
移動して乗員へウエビングを装着させるシートベ
ルト装置へも当然適用可能である。
ードを生じさせる実施例について説明したが、本
考案はこれらの実施例に限らずラツプウエビング
等の他の拘束用ウエビングへプリロードを発生さ
せる装置へ適用可能であることは言うまでもな
い。また上記各実施例ではウエビングの一端がド
アへ取りつけられドアの開閉力を利用して乗員へ
自動的にウエビングを装着させるシートベルト装
置について説明したが、ウエビングの一端へモー
タ等の駆動力を作用させてウエビングを強制的に
移動して乗員へウエビングを装着させるシートベ
ルト装置へも当然適用可能である。
本考案によれば、乗員拘束用ウエビングの端部
に取りつけられたアンカープレートと車両緊急時
に連結棒を駆動するプリローダ手段との間に、ア
ンカープレートに設けられた挿入部と連結棒の先
端に設けられたループ部との組合せからなる結合
手段を設けたので、プリローダ手段の作動時(高
速衝突時)にループ部を挿入部へ係合させて連結
棒の移動力をアンカープレートへ伝達しウエビン
グへプリロードを発生させることができると共
に、プリローダ手段が作動しない低速衝突状態に
おいても、アンカープレートをセンターピラーへ
係止させる係止手段により、ウエビング張力を確
実に車体へ支持させてウエビングによる乗員の拘
束を確保することができる。
に取りつけられたアンカープレートと車両緊急時
に連結棒を駆動するプリローダ手段との間に、ア
ンカープレートに設けられた挿入部と連結棒の先
端に設けられたループ部との組合せからなる結合
手段を設けたので、プリローダ手段の作動時(高
速衝突時)にループ部を挿入部へ係合させて連結
棒の移動力をアンカープレートへ伝達しウエビン
グへプリロードを発生させることができると共
に、プリローダ手段が作動しない低速衝突状態に
おいても、アンカープレートをセンターピラーへ
係止させる係止手段により、ウエビング張力を確
実に車体へ支持させてウエビングによる乗員の拘
束を確保することができる。
第1図は本考案に係るシートベルト装置の第1
実施例を示す斜視図、第2図は運転席側部を車室
内から見た側面図、第3図は第2図の一部拡大
図、第4図は第3図−線断面図、第5図はホ
ルダー34とボルト38との関係を示す分解斜視
図、第6図はプリローダ装置の断面図、第7図は
本考案の第2実施例を示す第3図に相当する断面
図、第8図は第7図−線断面図、第9図は第
8図−線断面図、第10図は本考案の第3実
施例を示す第3図に相当する断面図、第11図は
第10図XI−XI線断面図である。 12……シヨルダーウエビング、14……ラツ
プウエビング、16……ドア、18……アンカー
プレート、18A……切り起し部、28……L形
アンカープレート、31……折り曲げ部、40…
…センターピラー、46……プリローダ装置、5
4……火薬、74……連結棒、82……ループ
部、86……挿入部、100……挿入軸部、10
6……ブロツク、108……フツク、110……
切り起し孔。
実施例を示す斜視図、第2図は運転席側部を車室
内から見た側面図、第3図は第2図の一部拡大
図、第4図は第3図−線断面図、第5図はホ
ルダー34とボルト38との関係を示す分解斜視
図、第6図はプリローダ装置の断面図、第7図は
本考案の第2実施例を示す第3図に相当する断面
図、第8図は第7図−線断面図、第9図は第
8図−線断面図、第10図は本考案の第3実
施例を示す第3図に相当する断面図、第11図は
第10図XI−XI線断面図である。 12……シヨルダーウエビング、14……ラツ
プウエビング、16……ドア、18……アンカー
プレート、18A……切り起し部、28……L形
アンカープレート、31……折り曲げ部、40…
…センターピラー、46……プリローダ装置、5
4……火薬、74……連結棒、82……ループ
部、86……挿入部、100……挿入軸部、10
6……ブロツク、108……フツク、110……
切り起し孔。
Claims (1)
- 乗員拘束用ウエビングの端部へ取りつけられた
アンカープレートと、乗員の乗車後に前記アンカ
ープレートをウエビング装着方向へ駆動し乗員の
降車時にはアンカープレートをウエビング装着解
除方向へ駆動する駆動手段と、車両緊急時に連結
棒を駆動するプリローダ手段とを備え、前記アン
カープレートとプリローダ手段との間に、前記ア
ンカープレートに設けられた挿入部がアンカープ
レートのウエビング装着方向移動時に前記連結棒
の先端へ設けられたループ部へ挿入され連結棒の
被駆動時にループ部が前記挿入部に係合して連結
棒の移動力をアンカープレートへ伝達する結合手
段を設けると共に、更に、前記アンカープレート
をセンターピラーへ支持すると共に前記プリロー
ダ手段の作動時にアンカープレート及び前記ルー
プ部を車両後方へのみ移動可能とさせる係止手段
を設けたことを特徴とするシートベルト装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981018536U JPS6234851Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | |
US06/343,474 US4469351A (en) | 1981-02-12 | 1982-01-28 | Seatbelt system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981018536U JPS6234851Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57131362U JPS57131362U (ja) | 1982-08-16 |
JPS6234851Y2 true JPS6234851Y2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=29816498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981018536U Expired JPS6234851Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234851Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621336A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-27 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1981018536U patent/JPS6234851Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621336A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-27 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57131362U (ja) | 1982-08-16 |
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