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JPS6231642Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6231642Y2
JPS6231642Y2 JP10688182U JP10688182U JPS6231642Y2 JP S6231642 Y2 JPS6231642 Y2 JP S6231642Y2 JP 10688182 U JP10688182 U JP 10688182U JP 10688182 U JP10688182 U JP 10688182U JP S6231642 Y2 JPS6231642 Y2 JP S6231642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel valve
reference value
displacement
fuel
combustion cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10688182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5911122U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10688182U priority Critical patent/JPS5911122U/ja
Publication of JPS5911122U publication Critical patent/JPS5911122U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6231642Y2 publication Critical patent/JPS6231642Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は燃料弁作動異常警報装置に係り、特
に、シリンダ内に燃料を供給するための燃料弁の
作動の異常を検出し、異常が検出されたとき警報
あるいはシリンダへの燃料の供給を遮断するため
の信号を出すのに好適な燃料弁作動異常警報装置
に関する。
ガス噴射式デイーゼル機関などにおいて、シリ
ンダ内へ燃料を供給するための燃料弁の開度を制
御する燃料弁スピンドルが粘着などによつて固着
すると、燃料弁が開放状態になつたままになるこ
とがある。このようなことが生じると大量の燃料
がシリンダ内に供給され、エンジンが損傷する恐
れがある。
本考案は前記課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、シリンダ内へ燃料を供給するための
燃料弁の作動に異常が生じたとき、警報あるいは
シリンダへの燃料の供給を遮断するための信号を
出すことができる燃料弁作動異常警報装置を提供
することにある。
前記目的を達成するために本考案は、シリンダ
内へ燃料を供給するための燃料弁の開度を制御す
る燃料弁スピンドルの変位量を検出する変位量セ
ンサと、エンジンの燃焼サイクルに同期したパル
スを発生するパルス発生器と、パルス発生器出力
に基づいて前記燃焼サイクルの比較するサイクル
に先立つ数サイクルの任意の設定時点におけるス
ピンドル変位量の平均値を正常なスピンドル変位
量としての基準とし、この基準値と前記時点に同
期した前記変位量センサ出力とを比較し前記変位
量センサ出力が前記基準値以外の値になつたとき
警報信号を出力する制御装置とを設け、燃料弁の
作動の異常が検出されたとき、警報あるいは燃料
弁への燃料の供給を遮断するための信号を出すこ
とを特徴とする。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には本考案の好適な実施例としての構成
図が示されている。
本実施例における燃料弁作動異常警報装置は、
第1図に示される如く、変位量センサ2、パルス
発生器4、制御装置6から構成されている。
変位量センサ2は、シリンダ内へ燃料を供給す
るための燃料弁の開度を制御する燃料弁スピンド
ル10に設けられ燃料弁スピンドル10の変位量
を検出し、アナログ量の検出出力を制御装置6に
供給する。
パルス発生器4は、基準パルス発生器21、タ
イミングパルス発生器20からなり、基準パルス
発生器21はエンジンの燃焼サイクルに同期した
基準パルス(例えば、ピストンの作動に連動し燃
料弁スピンドルを作動させるためのカム軸が1回
転する毎に発生するパルス)を発生し、タイミン
グパルス発生器20は燃焼サイクルの所定の時期
に同期したタイミングパルス(例えば、ピストン
の作動に同期したクランク角度毎に発生するパル
ス)を発生し、これらのパルスを制御装置6に供
給する。
制御装置6は、増幅器12、A/D変換器1
4、マイクロコンピユータ16、コントローラ1
8から構成されている。
増幅器12は、変位量センサ2の検出出力を増
幅し、出力信号をA/D変換器14に供給する。
この信号は、A/D変換器14によつてデジタル
信号に変換されたあとマイクロコンピユータ16
に供給される。又、コントローラ18は、エンジ
ンの燃焼サイクルにおける燃料弁スピンドルの所
定の位置における変位量を検出するための設定が
なされると、基準パルス発生器4の出力パルスに
基づいて前記設定に対応したタイミングパルスを
A/D変換器14、マイクロコンピユータ16へ
供給する。なお、燃料弁スピンドルの変位量を検
出するための時期は任意に設定できる。前記タイ
ミングパルスは、タイミングパルス発生器20の
出力パルスに基づくパルスであつて、エンジンの
燃焼サイクルの所定の時点に同期したパルスであ
る。そのため、A/D変換器14からは、エンジ
ンの燃焼サイクルの所定の時点に同期した変位量
センサ2の検出出力に基づく信号が出力される。
マイクロコンピユータ16は、コントローラ1
8からのタイミングパルスに基づいて比較サイク
ルに先立つ数サイクルの所定の時期における変位
量の平均値をエンジン燃焼サイクルの所定の時点
における正常なスピンドル変位量の基準値し、こ
の基準値と、前記時点に同期した変位量センサ2
の出力であるA/D変換器14の出力信号とを比
較する。
すなわち、燃料弁スピンドル10は、第2図の
aに示さる如く、エンジンの運転サイクルに従つ
て変位する。そこで、エンジンの燃焼サイクルの
所定の時点における変位量センサ2の検出出力と
前記基準値とを比較すれば、燃料弁の作動の異常
を確実に検出できる。
この場合、本実施例においては、所定の燃焼サ
イクルに亘つて検出された変位量センサ2の検出
出力と前記基準値とを比較し、前記基準値を、前
記所定の燃焼サイクル毎に更新するようにしてい
る。そのため、変位量センサ2の検出出力のドリ
フトに基づく誤動作を防止できる。
一方、燃料弁スピンドルが固着して、このスピ
ンドルの変位量が第2図のbに示される如く変位
し、変位量センサ2の検出出力が前記基準値以外
の値になると、マイクロコンピユータ16から警
報信号100が出力される。
このように本実施例においては、変位量センサ
の出力がエンジン燃焼サイクルの任意の時点にお
ける正常なスピンドル変位量としての基準値以外
の値になつたとき警報を出すことができるので、
燃料弁の作動の異常が生じた場合、この警報信号
を用いてエンジンを停止させることができる。又
さらに本実施例においては、所定の燃焼サイクル
に亘つて検出された変位量センサ出力と比較サイ
クルに先立つ数サイクルの所定の位置のスピンド
ル変位量の平均値を正常な燃料弁スピンドル変位
量とした基準値とを比較しているので、変位量セ
ンサの検出出力にドリフトが生じた場合でも装置
が誤動作することはない。
以上説明したように本考案によれば、燃料弁の
作動の異常が検出された場合には、警報信号が出
され、更にこの信号を用いてエンジンを停止する
ことができるので、燃料弁の作動の異常による事
故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例としての構造
図、第2図のa,bはそれぞれの燃料弁スピンド
ルの変位を説明するための図である。 2……変位量センサ、4……パルス発生器、6
……制御装置、10……燃料弁スピンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダ内へ燃料を供給するための燃料弁の
    開度を制御する燃料弁スピンドルの変位量を検
    出する変位量センサと、エンジンの燃焼サイク
    ルに同期したパルスを発生するパルス発生器
    と、パルス発生器出力に基づいて前記燃焼サイ
    クルの比較するサイクルに先だつ数サイクルの
    任意の設定時点におけるスピンドル変位量の平
    均値を正常な燃料弁スピンドル変位量として基
    準値とし、この基準値と前記時点に同期した前
    記変位量センサ出力とを比較し前記変位量セン
    サ出力が前記基準値以外の値になつたとき警報
    信号を出力する制御装置と、を有することを特
    徴とする燃料弁作動異常警報装置。 (2) 前記制御装置は、所定の燃焼サイクルに亘つ
    て検出された任意の設定時点における前記変位
    量センサ出力と前記基準値とを比較し、前記基
    準値を、前記所定の燃焼サイクル毎に更新する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の燃料弁作動異常警報装置。
JP10688182U 1982-07-14 1982-07-14 燃料弁作動異常警報装置 Granted JPS5911122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10688182U JPS5911122U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 燃料弁作動異常警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10688182U JPS5911122U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 燃料弁作動異常警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911122U JPS5911122U (ja) 1984-01-24
JPS6231642Y2 true JPS6231642Y2 (ja) 1987-08-13

Family

ID=30249939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10688182U Granted JPS5911122U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 燃料弁作動異常警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5911122U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4539036B2 (ja) * 2003-06-06 2010-09-08 日産自動車株式会社 Lpg噴射式エンジンの燃料噴射弁保護装置
EP3015699B1 (de) * 2014-10-31 2018-12-05 Winterthur Gas & Diesel AG Gaszuführsystem mit einem Kontrollsystem und Zylinder für eine Hubkolbenbrennkraftmaschine, Hubkolbenbrennkraftmaschine, sowie Verfahren zum Betreiben einer Hubkolbenbrennkraftmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5911122U (ja) 1984-01-24

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