JPS6230627Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6230627Y2 JPS6230627Y2 JP3217082U JP3217082U JPS6230627Y2 JP S6230627 Y2 JPS6230627 Y2 JP S6230627Y2 JP 3217082 U JP3217082 U JP 3217082U JP 3217082 U JP3217082 U JP 3217082U JP S6230627 Y2 JPS6230627 Y2 JP S6230627Y2
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- JP
- Japan
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- shaft
- joint
- side fitting
- dust
- fitted
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、等速ジヨイントや車両のステアリ
ング機構などのジヨイント部に使用される軟質合
成樹脂及び熱可塑性エラストマー等のダストブー
ツの取付け構造に関する。
ング機構などのジヨイント部に使用される軟質合
成樹脂及び熱可塑性エラストマー等のダストブー
ツの取付け構造に関する。
ジヨイント等の潤滑用グリースの保持やダスト
或は水など異物の侵入を防止するために蛇腹状の
フレキシブルなダストブーツがジヨイント部に装
着されるが、装置の軽量化や耐熱性の要求によ
り、従来使用されていたゴムのダストブーツに代
えて軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマー等の
ダストブーツがジヨイント部に装着される場合が
ある。しかし、軟質合成樹脂及び熱可塑性エラス
トマーは可という性をもつもののゴムほどの弾性
をもたないことから、そのシール性を向上させる
ために、軸側嵌合部の上から帯状のクランプを締
着する必要があつて、部品点数が多くなると共に
取付工数も増加する問題があつた。
或は水など異物の侵入を防止するために蛇腹状の
フレキシブルなダストブーツがジヨイント部に装
着されるが、装置の軽量化や耐熱性の要求によ
り、従来使用されていたゴムのダストブーツに代
えて軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマー等の
ダストブーツがジヨイント部に装着される場合が
ある。しかし、軟質合成樹脂及び熱可塑性エラス
トマーは可という性をもつもののゴムほどの弾性
をもたないことから、そのシール性を向上させる
ために、軸側嵌合部の上から帯状のクランプを締
着する必要があつて、部品点数が多くなると共に
取付工数も増加する問題があつた。
この考案は、上記の問題点を解消するためにな
されたもので、ジヨイントの軸側嵌合部に帯状の
クランプを使用せずに必要なシール性を保持させ
てダストブーツを取付けることができるダストブ
ーツの取付け構造を提供することを目的とする。
されたもので、ジヨイントの軸側嵌合部に帯状の
クランプを使用せずに必要なシール性を保持させ
てダストブーツを取付けることができるダストブ
ーツの取付け構造を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
すると、第１図はジヨイントの断面図を、第２図
はその軸側嵌合部１の拡大断面図を示している。
ダストブーツ２は軟質合成樹脂及び熱可塑性エラ
ストマー等、例えば、ポリアミド系、ポリウレタ
ン系又はポリエステル系樹脂などにより製造さ
れ、ジヨイント外輪３とジヨイント軸４との間に
その両端の装着部を密封状態で装着して取付けら
れる。この時、ジヨイント外輪３へのダストブー
ツ２の取付けは、ダストブーツ２の端部をジヨイ
ント外輪３へ外嵌させ、この上から帯状のクラン
プ５を締付けて行なわれる。一方ダストブーツ２
の軸側嵌合部１はジヨイント軸４に嵌合固定され
るが、ジヨイント軸４の外周部には全周に凹部６
とこれに隣接する凸部７が設けられ、この凹部６
には余地を残してクロロプレン等の弾性体からな
るシール環８が嵌入される。また、軸側嵌合部１
はジヨイント軸４に密に嵌挿可能な円筒形に形成
され、その内周面にリング状の突起部１ａが設け
られ、さらに、先端部には筒状のスカート部１ｂ
が設けられている。なお、リング状の突起部１ａ
は軸側嵌合部１の内周面の全面に形成しても、１
部を切り欠いて断続的に形成してもよい。このよ
うに形成されたダストブーツ２の軸側嵌合部１
は、その突起部１ａをジヨイント軸４の凹部６の
余地に嵌め込まれるように、ジヨイント軸４の外
周部に軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマーの
もつ剛性と柔軟性をもつて密に嵌合固定される。
この状態で軸側嵌合部１は、シール環８により良
好なシール性が維持されると共に、ジヨイントが
傾動した際にもスカート部１ｂがジヨイント軸４
に良好に密着し、この部分でのシール性を維持す
ることができる。また、傾動時のダストブーツ２
のズレや抜けは突起部１ａと凹部６の嵌合により
防止することができ、帯状のクランプを使用して
ジヨイント軸に締着固定しなくとも、必要上充分
な取付強度が得られる。
すると、第１図はジヨイントの断面図を、第２図
はその軸側嵌合部１の拡大断面図を示している。
ダストブーツ２は軟質合成樹脂及び熱可塑性エラ
ストマー等、例えば、ポリアミド系、ポリウレタ
ン系又はポリエステル系樹脂などにより製造さ
れ、ジヨイント外輪３とジヨイント軸４との間に
その両端の装着部を密封状態で装着して取付けら
れる。この時、ジヨイント外輪３へのダストブー
ツ２の取付けは、ダストブーツ２の端部をジヨイ
ント外輪３へ外嵌させ、この上から帯状のクラン
プ５を締付けて行なわれる。一方ダストブーツ２
の軸側嵌合部１はジヨイント軸４に嵌合固定され
るが、ジヨイント軸４の外周部には全周に凹部６
とこれに隣接する凸部７が設けられ、この凹部６
には余地を残してクロロプレン等の弾性体からな
るシール環８が嵌入される。また、軸側嵌合部１
はジヨイント軸４に密に嵌挿可能な円筒形に形成
され、その内周面にリング状の突起部１ａが設け
られ、さらに、先端部には筒状のスカート部１ｂ
が設けられている。なお、リング状の突起部１ａ
は軸側嵌合部１の内周面の全面に形成しても、１
部を切り欠いて断続的に形成してもよい。このよ
うに形成されたダストブーツ２の軸側嵌合部１
は、その突起部１ａをジヨイント軸４の凹部６の
余地に嵌め込まれるように、ジヨイント軸４の外
周部に軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマーの
もつ剛性と柔軟性をもつて密に嵌合固定される。
この状態で軸側嵌合部１は、シール環８により良
好なシール性が維持されると共に、ジヨイントが
傾動した際にもスカート部１ｂがジヨイント軸４
に良好に密着し、この部分でのシール性を維持す
ることができる。また、傾動時のダストブーツ２
のズレや抜けは突起部１ａと凹部６の嵌合により
防止することができ、帯状のクランプを使用して
ジヨイント軸に締着固定しなくとも、必要上充分
な取付強度が得られる。
なお、実験によれば、ジヨイント軸径15mmの場
合、ダストブーツの軸側嵌合部１の各部の寸法
を、一例として、厚さ２mm、スカート部１ｂの厚
さ1.75mm、同長さ３mm、突起部１ａの高さ0.75mm
とした時に良好なシール性が得られた。
合、ダストブーツの軸側嵌合部１の各部の寸法
を、一例として、厚さ２mm、スカート部１ｂの厚
さ1.75mm、同長さ３mm、突起部１ａの高さ0.75mm
とした時に良好なシール性が得られた。
以上のように、この考案に係るダストブーツの
取付け構造によれば、ジヨイント軸に装着される
ダストブーツの軸側嵌合部の内周面にリング状の
突起部を設け、この軸側嵌合部の先端に筒状のス
カート部を設け、ジヨイント軸の外周に設けられ
た凹部の一部に弾性体のシール環を嵌め込むと共
に、シール環の上から軸側嵌合部を外嵌させ、凹
部の余地に突起部を嵌め込むように構成したか
ら、軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマー等の
ダストブーツであつても締付用のクランプを使用
せずに良好なシール性を保持して取付けることが
でき、部品点数を減少させ、取付け工数を削減す
る効果がある。また、ダストブーツの先端部に設
けたスカート部により、ジヨイント軸の傾動時に
も優れたシール性を保持して、グリースの漏れや
ダストの侵入を防止することができる。
取付け構造によれば、ジヨイント軸に装着される
ダストブーツの軸側嵌合部の内周面にリング状の
突起部を設け、この軸側嵌合部の先端に筒状のス
カート部を設け、ジヨイント軸の外周に設けられ
た凹部の一部に弾性体のシール環を嵌め込むと共
に、シール環の上から軸側嵌合部を外嵌させ、凹
部の余地に突起部を嵌め込むように構成したか
ら、軟質合成樹脂及び熱可塑性エラストマー等の
ダストブーツであつても締付用のクランプを使用
せずに良好なシール性を保持して取付けることが
でき、部品点数を減少させ、取付け工数を削減す
る効果がある。また、ダストブーツの先端部に設
けたスカート部により、ジヨイント軸の傾動時に
も優れたシール性を保持して、グリースの漏れや
ダストの侵入を防止することができる。
図はこの考案の実施例を示し、第１図はダスト
ブーツ付ジヨイントの断面図、第２図はダストブ
ーツ軸側嵌合部の拡大断面図である。 １……軸側嵌合部、１ａ……突起部、１ｂ……
スカート部、２……ダストブーツ、４……ジヨイ
ント軸、６……凹部、７……突部、８……シール
環。
ブーツ付ジヨイントの断面図、第２図はダストブ
ーツ軸側嵌合部の拡大断面図である。 １……軸側嵌合部、１ａ……突起部、１ｂ……
スカート部、２……ダストブーツ、４……ジヨイ
ント軸、６……凹部、７……突部、８……シール
環。
Claims (1)
- ジヨイント軸に装着されるダストブーツの軸側
嵌合部の内周面にリング状の突起部が設けられ、
該軸側嵌合部の先端部に筒状のスカート部が延設
され、前記ジヨイント軸の外周に設けられた凹部
の一部に弾性体のシール環が嵌め込まれ、該シー
ル環の上からダストブーツの前記軸側嵌合部が外
嵌され、前記凹部の余地に前記突起部が嵌入され
たことを特徴とするダストブーツの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217082U JPS58135563U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | ダストブ−ツの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217082U JPS58135563U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | ダストブ−ツの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58135563U JPS58135563U (ja) | 1983-09-12 |
| JPS6230627Y2 true JPS6230627Y2 (ja) | 1987-08-06 |
Family
ID=30043800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3217082U Granted JPS58135563U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | ダストブ−ツの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58135563U (ja) |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP3217082U patent/JPS58135563U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58135563U (ja) | 1983-09-12 |
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