JPS62292919A - クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法 - Google Patents
クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法Info
- Publication number
- JPS62292919A JPS62292919A JP13497886A JP13497886A JPS62292919A JP S62292919 A JPS62292919 A JP S62292919A JP 13497886 A JP13497886 A JP 13497886A JP 13497886 A JP13497886 A JP 13497886A JP S62292919 A JPS62292919 A JP S62292919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- shaped groove
- inward
- roller bearing
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C43/00—Assembling bearings
- F16C43/04—Assembling rolling-contact bearings
- F16C43/06—Placing rolling bodies in cages or bearings
- F16C43/08—Placing rolling bodies in cages or bearings by deforming the cages or the races
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/36—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
- F16C19/361—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers
- F16C19/362—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers the rollers being crossed within the single row
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/60—Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/10—Application independent of particular apparatuses related to size
- F16C2300/14—Large applications, e.g. bearings having an inner diameter exceeding 500 mm
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
この発明は、工業用ロボットの旋回部、間接部、マニュ
プレーター回転部、医療機器等において多用されている
クロスローラーベアリング及びその製造法に関する。
プレーター回転部、医療機器等において多用されている
クロスローラーベアリング及びその製造法に関する。
[従来の技術]
従来、この種のクロスローラーベアリングとしては、第
6図に示すように、外輪1の内周面20円周方向に沿っ
て内方に向けて間口する内向V字溝3を形成すると共に
、内輪4の外周面5円周方向に沿って上記内向V字@3
に相対向する外向V字溝6を形成し、上記外輪1をその
内向V字溝3の溝底ライン3Cに沿って分割された一対
の外輪部材1a及び1bで構成し、組立時には上記内輪
4の外向v字溝6と一方の外輪部材1a又は1bとの間
に円筒口口や球面コロ等のローラー7や図示外のスペー
サーリテーナ−を介装し、次にこれら内輪4と一方の外
輪部材1a又は1bとの間に他方の外輪部材1b又は1
aを介装してこれら一対の外輪部材1a及び1bをその
合せ面8a及び8bで一致させ、これらの間をボルト9
aとナツト9bで結合させて形成するものが知られてい
る。
6図に示すように、外輪1の内周面20円周方向に沿っ
て内方に向けて間口する内向V字溝3を形成すると共に
、内輪4の外周面5円周方向に沿って上記内向V字@3
に相対向する外向V字溝6を形成し、上記外輪1をその
内向V字溝3の溝底ライン3Cに沿って分割された一対
の外輪部材1a及び1bで構成し、組立時には上記内輪
4の外向v字溝6と一方の外輪部材1a又は1bとの間
に円筒口口や球面コロ等のローラー7や図示外のスペー
サーリテーナ−を介装し、次にこれら内輪4と一方の外
輪部材1a又は1bとの間に他方の外輪部材1b又は1
aを介装してこれら一対の外輪部材1a及び1bをその
合せ面8a及び8bで一致させ、これらの間をボルト9
aとナツト9bで結合させて形成するものが知られてい
る。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来のクロスローラーベアリ
ングにおいては、外輪1を構成する一対の外輪部材1a
及び1bがそれぞれ別個に加工されるので、組立時に接
合される合せ面8a及び8bを別個に加工しなければな
らず、この別個に加工された合せ面88及び8bが完全
に一致するように精度良く加工することは曝めで困難で
おるほか、たとえ可能であっても極めて高い加工コスト
を必要とするものである。また、ローラー7が転走する
内向7字溝3を構成する転走面3a及び3bの加工につ
いても、上記合せ面8a及び8bで両者を仮組付けした
状態で加工するので、合せ面8a及び8bが精度良く仕
上っていないかぎりこの転走面3a及び3bも精度良く
加工することができず、ローラー7を介して行われる内
外輪1及び4間の旋回運動を円滑で精度良くすることが
できないという問題があった。
ングにおいては、外輪1を構成する一対の外輪部材1a
及び1bがそれぞれ別個に加工されるので、組立時に接
合される合せ面8a及び8bを別個に加工しなければな
らず、この別個に加工された合せ面88及び8bが完全
に一致するように精度良く加工することは曝めで困難で
おるほか、たとえ可能であっても極めて高い加工コスト
を必要とするものである。また、ローラー7が転走する
内向7字溝3を構成する転走面3a及び3bの加工につ
いても、上記合せ面8a及び8bで両者を仮組付けした
状態で加工するので、合せ面8a及び8bが精度良く仕
上っていないかぎりこの転走面3a及び3bも精度良く
加工することができず、ローラー7を介して行われる内
外輪1及び4間の旋回運動を円滑で精度良くすることが
できないという問題があった。
また、仮に上記合せ面8a及び8bと内向V?溝3を構
成する転走面3a及び3bとが精度良く加工されても、
一対の外輪部材1a及び1bの間を結合するボルト9a
とこのボルト9aが貫通するボルト孔10との間には隙
間があるので、ボルト9aとナツト9bの間にたとえ僅
かでも緩みが生じると一対の外輪部材1a及び1bの間
にずれが生じ、外周面と内向V?溝3を構成する転走面
3a及び3bとの間及び各転走面3a及び3bの間に狂
いが生じ、結果として高精度を保つことが難しく円滑な
旋回運動が疎外されるという問題があった。
成する転走面3a及び3bとが精度良く加工されても、
一対の外輪部材1a及び1bの間を結合するボルト9a
とこのボルト9aが貫通するボルト孔10との間には隙
間があるので、ボルト9aとナツト9bの間にたとえ僅
かでも緩みが生じると一対の外輪部材1a及び1bの間
にずれが生じ、外周面と内向V?溝3を構成する転走面
3a及び3bとの間及び各転走面3a及び3bの間に狂
いが生じ、結果として高精度を保つことが難しく円滑な
旋回運動が疎外されるという問題があった。
さらに、従来においては、このクロスローラーベアリン
グの製造法として、■外輪1を構成する一対の外輪部材
1a及び1bの粗加工、■各外輪部材1a及び1bの焼
入れ及び焼戻し、■合せ面8a及び8bの研削加工、■
合せ面8a及び8bを接合し、両外輪部材1a及び1b
をボルト9aとナツト9bで仮組付けして外輪1の外周
面の研削加工、■仮組付けの状態のまま内向7字溝3を
構成する転走面8a及び8bの研削加工、■仮組付けに
使用したボルト9aとナツト9bを外し、そのいずれか
一方の外輪部材1a又は1bと一体物としてその内周面
及び外向7字溝6を構成する転走面6aおよび6bとが
研削加工された内輪4との間にローラー7及びスペーサ
ーリテーナ−(図示せず)を組込む、■上記一方の外輪
部材1a又(ユ1bと内輪4との間に他方の外輪部材1
b又は1aを嵌込んで一対の外輪部材1a及び1bの間
をボルト9aとナツト9bで結合する、という多くの製
造工程が必要になり、しかも、仮組付けをして行う外輪
1の外周面、側面及び転走面8a及び8bの研削加工の
際に一対の外輪部材1a及び1bが互いに位置づれを起
して精度の高い研削加工を行うのか難しいという問題が
必った。
グの製造法として、■外輪1を構成する一対の外輪部材
1a及び1bの粗加工、■各外輪部材1a及び1bの焼
入れ及び焼戻し、■合せ面8a及び8bの研削加工、■
合せ面8a及び8bを接合し、両外輪部材1a及び1b
をボルト9aとナツト9bで仮組付けして外輪1の外周
面の研削加工、■仮組付けの状態のまま内向7字溝3を
構成する転走面8a及び8bの研削加工、■仮組付けに
使用したボルト9aとナツト9bを外し、そのいずれか
一方の外輪部材1a又は1bと一体物としてその内周面
及び外向7字溝6を構成する転走面6aおよび6bとが
研削加工された内輪4との間にローラー7及びスペーサ
ーリテーナ−(図示せず)を組込む、■上記一方の外輪
部材1a又(ユ1bと内輪4との間に他方の外輪部材1
b又は1aを嵌込んで一対の外輪部材1a及び1bの間
をボルト9aとナツト9bで結合する、という多くの製
造工程が必要になり、しかも、仮組付けをして行う外輪
1の外周面、側面及び転走面8a及び8bの研削加工の
際に一対の外輪部材1a及び1bが互いに位置づれを起
して精度の高い研削加工を行うのか難しいという問題が
必った。
[問題点を解決するための手段1
本発明は、かかる観点に鑑みてDj業されたもので、外
輪をその円周方向に分割するのではなく、外輪に半径方
向の分割面を形成して内向7字溝を構成するローラーの
転走面を精度良く加工できるほか、使用途中に外周面と
内向7字溝との問やこの内向v字溝を構成する各転走面
間に狂いが生じるようなことがないクロスローラーベア
リング牙提供するものでおり、また、このようなりロス
ローラーベアリングを製造する方法を提供するものであ
る。
輪をその円周方向に分割するのではなく、外輪に半径方
向の分割面を形成して内向7字溝を構成するローラーの
転走面を精度良く加工できるほか、使用途中に外周面と
内向7字溝との問やこの内向v字溝を構成する各転走面
間に狂いが生じるようなことがないクロスローラーベア
リング牙提供するものでおり、また、このようなりロス
ローラーベアリングを製造する方法を提供するものであ
る。
すなわち、第′1番目の発明は、外輪の内周面円周方向
に沿って内方に向けて開口する内向7字溝を形成すると
共に、内輪の外周面円周方向に(会って上記内向7字溝
に相対向する外向7字溝を形成し、上記内向7字溝と外
向7字溝との間にローラーを介装してなるクロスローラ
ーベアリングにおいて、上記外輪がその適宜位置に破断
によって形成された半径方向の分割面を有してこの分割
面て拡開可能に形成されているクロスローラーベアリン
グでおる。
に沿って内方に向けて開口する内向7字溝を形成すると
共に、内輪の外周面円周方向に(会って上記内向7字溝
に相対向する外向7字溝を形成し、上記内向7字溝と外
向7字溝との間にローラーを介装してなるクロスローラ
ーベアリングにおいて、上記外輪がその適宜位置に破断
によって形成された半径方向の分割面を有してこの分割
面て拡開可能に形成されているクロスローラーベアリン
グでおる。
また、第2番目の発明は、外輪の内周面円周方向に沿っ
て内方に向けて開口する内向7字溝を形成すると共に、
内輪の外周面円周方向に沿って上記内向V字溝に相対向
する外向V字溝を形成し、上記内向V字溝と外向V字溝
との間にローラーを介装してなるクロスローラーベアリ
ングを製造するに際し、外輪には半径方向に向うノツチ
を刻設し、このノツチに外力を作用させて破断させるこ
とにより半径方向の分割面を形成し、この分割面で外輪
を拡開させて外輪と内輪との間にローラーを組込むクロ
スローラーベアリングの製造法である。
て内方に向けて開口する内向7字溝を形成すると共に、
内輪の外周面円周方向に沿って上記内向V字溝に相対向
する外向V字溝を形成し、上記内向V字溝と外向V字溝
との間にローラーを介装してなるクロスローラーベアリ
ングを製造するに際し、外輪には半径方向に向うノツチ
を刻設し、このノツチに外力を作用させて破断させるこ
とにより半径方向の分割面を形成し、この分割面で外輪
を拡開させて外輪と内輪との間にローラーを組込むクロ
スローラーベアリングの製造法である。
本発明において、外輪の半径方向に破断によって分υ1
面を形成するには、先ずこの外輪にその半径方向に向う
ノツチを刻設するが、このノツチについてはその深さ方
向が外輪の半径方向に略々一致していればよく、分割面
が形成されるその分割線上全体に亘って形成しても、ま
た、その一部についてのみ形成してもよいが、好ましく
はプレス等の手段で破断する際に応力集中が起る外輪の
内面側に形成するのがよい。このように分割面を破断に
よって形成された破断面とすることにより、外輪をその
分割面で拡開させてこれら内外輪間にローラー等を組込
んだ後これら分割面を完全に一致する状態で接合させる
ことができ、たとえその不使用状態で分割面に若干の隙
間が生じていても、使用時に旋回部等の機械装置に組込
まれることにより、分割面は完全に一致し、外輪の真円
性も確保される。
面を形成するには、先ずこの外輪にその半径方向に向う
ノツチを刻設するが、このノツチについてはその深さ方
向が外輪の半径方向に略々一致していればよく、分割面
が形成されるその分割線上全体に亘って形成しても、ま
た、その一部についてのみ形成してもよいが、好ましく
はプレス等の手段で破断する際に応力集中が起る外輪の
内面側に形成するのがよい。このように分割面を破断に
よって形成された破断面とすることにより、外輪をその
分割面で拡開させてこれら内外輪間にローラー等を組込
んだ後これら分割面を完全に一致する状態で接合させる
ことができ、たとえその不使用状態で分割面に若干の隙
間が生じていても、使用時に旋回部等の機械装置に組込
まれることにより、分割面は完全に一致し、外輪の真円
性も確保される。
[作用]
本発明のクロスローラーベアリングは、外輪がその半径
方向に分割されているだけなので、外輪の内向V字溝を
構成するローラーの転走面の)l’FjlIが狂うよう
なことがなく、また、分割面は破断によって形成された
破断面なので完全に一致することができ、この半径方向
の分割面に若干の隙間が生じていてもこの外輪を旋回部
等の機械装置に組込んだ際にその真円性が確保される。
方向に分割されているだけなので、外輪の内向V字溝を
構成するローラーの転走面の)l’FjlIが狂うよう
なことがなく、また、分割面は破断によって形成された
破断面なので完全に一致することができ、この半径方向
の分割面に若干の隙間が生じていてもこの外輪を旋回部
等の機械装置に組込んだ際にその真円性が確保される。
また、本発明のクロスローラーベアリングの製造法によ
れば、その外輪の内向7字溝を構成するローラーの転走
面の研削加工が容易になるほか、この転走面を精度良く
加工することができ、また、外輪を2つの部品に分割す
ることなく製造するので製造工程が極めて簡略化される
。
れば、その外輪の内向7字溝を構成するローラーの転走
面の研削加工が容易になるほか、この転走面を精度良く
加工することができ、また、外輪を2つの部品に分割す
ることなく製造するので製造工程が極めて簡略化される
。
[実施例コ
以下、添付図面に示す実施例に基いて、本発明を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第3図において、本発明の実施例に係るク
ロスローラーベアリングが示されている。
ロスローラーベアリングが示されている。
このクロスローラーベアリングは、外輪1の内周面2円
周方向に沿って内方に向けて開口する内向V字溝3を形
成すると共に、内輪4の外周面5円周方向に沿って上記
内向7字溝3に相対向する外向V字溝6を形成し、上記
上記内外向V字溝3及び6の間にローラー7を介装した
もので、上記外輪1は、第4図に示すように、その適宜
位置に破断によって形成された半径方向の分割面8a及
び8bを有し、この分割面8a及び8bで矢印久方向に
拡開可能に形成されている。この実施例において、外輪
1と内輪4との間に組込まれるローラー7は、第3図に
示すように、これらローラー7のスキューを防止するた
めのスペーサーリテーナ−11と共に組込まれている。
周方向に沿って内方に向けて開口する内向V字溝3を形
成すると共に、内輪4の外周面5円周方向に沿って上記
内向7字溝3に相対向する外向V字溝6を形成し、上記
上記内外向V字溝3及び6の間にローラー7を介装した
もので、上記外輪1は、第4図に示すように、その適宜
位置に破断によって形成された半径方向の分割面8a及
び8bを有し、この分割面8a及び8bで矢印久方向に
拡開可能に形成されている。この実施例において、外輪
1と内輪4との間に組込まれるローラー7は、第3図に
示すように、これらローラー7のスキューを防止するた
めのスペーサーリテーナ−11と共に組込まれている。
また、この実施例において、外輪1の分割面8a及び8
bは、第4図及び第5図に示すように、その内周面2と
側面とが形成する角部に刻設されたノツチ12にプレス
等の手段で外力を作用させて破断することにより形成さ
れており、互いに完全に一致し得る破断面になっている
。
bは、第4図及び第5図に示すように、その内周面2と
側面とが形成する角部に刻設されたノツチ12にプレス
等の手段で外力を作用させて破断することにより形成さ
れており、互いに完全に一致し得る破断面になっている
。
次に、この実施例のクロスローラーベアリングの製造法
については、先ず、■内向V字溝3を有する外輪1の粗
加工を行い、■この外輪1の内周面2と側面とが形成す
る角部に半径方向に向うノツチ12を刻設し、■焼入れ
及び焼戻しを行い、■外周面、側面及び内向V字溝3を
構成する転走面3a及び3bの研削加工を行い、■外輪
1にはそのノツチ12を通る中心線に沿ってノツチ12
が刻52されている側からその反対側に向けてプレスに
より外力を作用させて破断し、■この外輪1を破断によ
って形成されたその分割面8a及び8bから拡開し、内
輪4との間に形成された隙間内にローラー7及びスペー
サーリテーナ−11を介装する、という手順で行う。
については、先ず、■内向V字溝3を有する外輪1の粗
加工を行い、■この外輪1の内周面2と側面とが形成す
る角部に半径方向に向うノツチ12を刻設し、■焼入れ
及び焼戻しを行い、■外周面、側面及び内向V字溝3を
構成する転走面3a及び3bの研削加工を行い、■外輪
1にはそのノツチ12を通る中心線に沿ってノツチ12
が刻52されている側からその反対側に向けてプレスに
より外力を作用させて破断し、■この外輪1を破断によ
って形成されたその分割面8a及び8bから拡開し、内
輪4との間に形成された隙間内にローラー7及びスペー
サーリテーナ−11を介装する、という手順で行う。
このクロスローラーベアリングの製造において、外輪1
を破断によって形成されたその分割面8a及び8bから
拡開し、内輪4との間に形成された隙間内にローラー7
及びスペーサーリテーナ−11を介装する際には、例え
ば、内輪4の外側に適当な治具を配設し、この治具を使
用して内輪4の外向v字′f、6内にローラー7及びス
ペーサーリテーナ−11を組込み、この状態で分割面8
a及び8bから拡開した外輪1を嵌込み、治具を取外し
てこれら外輪1と内輪4との間にローラー7及びスペー
サーリテーナ−11を組込むようにする。
を破断によって形成されたその分割面8a及び8bから
拡開し、内輪4との間に形成された隙間内にローラー7
及びスペーサーリテーナ−11を介装する際には、例え
ば、内輪4の外側に適当な治具を配設し、この治具を使
用して内輪4の外向v字′f、6内にローラー7及びス
ペーサーリテーナ−11を組込み、この状態で分割面8
a及び8bから拡開した外輪1を嵌込み、治具を取外し
てこれら外輪1と内輪4との間にローラー7及びスペー
サーリテーナ−11を組込むようにする。
[発明の効果コ
本発明のクロスローラーベアリングは、外輪がその半径
方向に分割されているだけなので、外輪の内向V字溝を
構成するローラーの転走面を精度良く研tTh11加工
することができるほか、この転走面の精度が狂うような
ことがなく、また、分割面は破断によって形成された破
断面なので旋回部等の懇械装置に粗込んだ際に完全に一
致し、その真円性が確保される。
方向に分割されているだけなので、外輪の内向V字溝を
構成するローラーの転走面を精度良く研tTh11加工
することができるほか、この転走面の精度が狂うような
ことがなく、また、分割面は破断によって形成された破
断面なので旋回部等の懇械装置に粗込んだ際に完全に一
致し、その真円性が確保される。
また、本発明のクロスローラーベアリングの製造法によ
れば、その外輪の内向V?溝を構成するローラーの転走
面を容易かつ高精度に研削J+[l下することができ、
また、外輪を2つの部品に分υ1することなく製造する
ので製造工程が極めて簡略化される。
れば、その外輪の内向V?溝を構成するローラーの転走
面を容易かつ高精度に研削J+[l下することができ、
また、外輪を2つの部品に分υ1することなく製造する
ので製造工程が極めて簡略化される。
第1図は本発明の実施例に係るクロスローラーベアリン
グの平面図、第2図は第1図の断面図、第3図は内外輪
間に組込まれるローラーとスペーサーリテーナ−の関係
を示す斜視図、第4図は第1図の外輪を示す斜視図、第
5図は第4図の部分拡大図、第6図は従来のクロスロー
ラーベアリングを示す断面図でおる。 符号の説明 (1)・・・外輪、 (2)・・・外輪の内周面
、(3)・・・内向V字溝、 (4)・・・内輪、(5
)・・・内輪の外周面、(6)・・・外向v字溝、(7
)・・・ローラー (8a)(8b)・・・分割面
、(12)・・・ノツチ。
グの平面図、第2図は第1図の断面図、第3図は内外輪
間に組込まれるローラーとスペーサーリテーナ−の関係
を示す斜視図、第4図は第1図の外輪を示す斜視図、第
5図は第4図の部分拡大図、第6図は従来のクロスロー
ラーベアリングを示す断面図でおる。 符号の説明 (1)・・・外輪、 (2)・・・外輪の内周面
、(3)・・・内向V字溝、 (4)・・・内輪、(5
)・・・内輪の外周面、(6)・・・外向v字溝、(7
)・・・ローラー (8a)(8b)・・・分割面
、(12)・・・ノツチ。
Claims (2)
- (1)外輪の内周面円周方向に沿つて内方に向けて開口
する内向V字溝を形成すると共に、内輪の外周面円周方
向に沿って上記内向V字溝に相対向する外向V字溝を形
成し、上記内向V字溝と外向V字溝との間にローラーを
介装してなる旋回ベアリングにおいて、上記外輪がその
適宜位置に破断によって形成された半径方向の分割面を
有してこの分割面で拡開可能に形成されていることを特
徴とするクロスローラーベアリング。 - (2)外輪の内周面円周方向に沿って内方に向けて開口
する内向V字溝を形成すると共に、内輪の外周面円周方
向に沿って上記内向V字溝に相対向する外向V字溝を形
成し、上記内向V字溝と外向V字溝との間にローラーを
介装してなるクロスローラーベアリングを製造するに際
し、外輪には半径方向に向うノッチを刻設し、このノッ
チに外力を作用させて破断させることにより半径方向の
分割面を形成し、この分割面で外輪を拡開させて外輪と
内輪との間にローラーを組込むことを特徴とするクロス
ローラーベアリングの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13497886A JPS62292919A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13497886A JPS62292919A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62292919A true JPS62292919A (ja) | 1987-12-19 |
Family
ID=15141054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13497886A Pending JPS62292919A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62292919A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665622U (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-16 | 日本トムソン株式会社 | クロスローラベアリング |
US5423615A (en) * | 1992-10-14 | 1995-06-13 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Cross roller bearing |
FR2877917A1 (fr) * | 2004-11-16 | 2006-05-19 | Ratier Figeac Soc | Dispositif de montage de pales sur moyeu d'helice aeronautique, a rouleaux croises |
US20150192174A1 (en) * | 2012-09-19 | 2015-07-09 | Ntn Corporation | Wind/tidal power generation bearing |
WO2017033396A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | Thk株式会社 | 旋回軸受 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686225A (en) * | 1979-11-22 | 1981-07-13 | Skf Kugellagerfabriken Gmbh | Forming method of **shaped crack to race of balllanddroller bearing |
JPS59212524A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | 分割リングの製造方法 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13497886A patent/JPS62292919A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686225A (en) * | 1979-11-22 | 1981-07-13 | Skf Kugellagerfabriken Gmbh | Forming method of **shaped crack to race of balllanddroller bearing |
JPS59212524A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-12-01 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | 分割リングの製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5423615A (en) * | 1992-10-14 | 1995-06-13 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Cross roller bearing |
JPH0665622U (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-16 | 日本トムソン株式会社 | クロスローラベアリング |
FR2877917A1 (fr) * | 2004-11-16 | 2006-05-19 | Ratier Figeac Soc | Dispositif de montage de pales sur moyeu d'helice aeronautique, a rouleaux croises |
US20150192174A1 (en) * | 2012-09-19 | 2015-07-09 | Ntn Corporation | Wind/tidal power generation bearing |
WO2017033396A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | Thk株式会社 | 旋回軸受 |
JP2017044268A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | Thk株式会社 | 旋回軸受 |
EP3343051A4 (en) * | 2015-08-26 | 2018-09-05 | Thk Co., Ltd. | Slewing bearing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2315958B1 (en) | Method of manufacturing a split bearing ring | |
CA1115316A (en) | Bearing race | |
US5261159A (en) | Method of manufacturing bearing ring | |
US8251590B2 (en) | Anti-rotation bearing assembly and bearing | |
CN115163661B (zh) | 回转轴承 | |
US20050135720A1 (en) | Linear motion guide unit | |
KR20180042261A (ko) | 선회 베어링 | |
US4435890A (en) | Method for production of plastic extrusion-coated bearing races for rolling bearings and bearing races produced thereby | |
US2903868A (en) | Universal joint and method of making same | |
JPS62292919A (ja) | クロスロ−ラ−ベアリング及びその製造法 | |
GB2207957A (en) | Cross roller bearing | |
JPH0637896B2 (ja) | シ−ル体付き分割形転がり軸受組立体 | |
JPH10169649A (ja) | 分割形調心転がり軸受装置 | |
US6905249B2 (en) | Bearing locking mechanism | |
US2657105A (en) | Bearing construction | |
JPS62292920A (ja) | 旋回ベアリング及びその製造法 | |
US3216087A (en) | Method of manufacturing a tapered needle bearing universal joint | |
JPH10184674A (ja) | 分割形転がり軸受 | |
DE50100133D1 (de) | Druckring und Verfahren zur Herstellung eines Druckringes, Lagersystem für Zapfen von Zapfenkreuzen und Kreuzgelenkanordnung | |
JP2656824B2 (ja) | 旋回座軸受の軌道輪およびその製造方法 | |
JP4027047B2 (ja) | 分割型転がり軸受装置 | |
JPH0144806Y2 (ja) | ||
JPH0741943Y2 (ja) | 分割型旋回座軸受の軌道輪 | |
KR102710554B1 (ko) | 트라이포드 조인트의 리테이닝 링 및 이를 포함하는 트라이포드 조인트 | |
USRE15233E (en) | Antifriction bearing |