JPS6229244Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229244Y2 JPS6229244Y2 JP1982166804U JP16680482U JPS6229244Y2 JP S6229244 Y2 JPS6229244 Y2 JP S6229244Y2 JP 1982166804 U JP1982166804 U JP 1982166804U JP 16680482 U JP16680482 U JP 16680482U JP S6229244 Y2 JPS6229244 Y2 JP S6229244Y2
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- JP
- Japan
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- sheet
- pvc
- layer
- decorative
- recycled
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- Expired
Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は再生塩ビシートを裏打層に用いた化粧
シートに関するものであり、詳しくは、新生塩ビ
樹脂層を設けることによつて再生塩ビシート表面
の異物や色ムラが化粧層に悪影響を与えないよう
にした化粧シートに関する。
シートに関するものであり、詳しくは、新生塩ビ
樹脂層を設けることによつて再生塩ビシート表面
の異物や色ムラが化粧層に悪影響を与えないよう
にした化粧シートに関する。
近年、塩化ビニル樹脂、所謂塩ビ樹脂を用いた
化粧シートは壁材、床材等広く利用されている。
又、それに伴つて、加工時に生成する不良品や加
工屑、及び使い古しの塩ビシート等の量が急増
し、資源の再利用と製品のコストダウンの為に再
生塩ビを利用するケースが多くなつている。しか
し、再生塩ビは種々雑多の着色が施されており、
又、塩ビ以外の異物が混入されている場合もある
ので、実際に使用できるものは一定の基準以上の
ものに限られていた。
化粧シートは壁材、床材等広く利用されている。
又、それに伴つて、加工時に生成する不良品や加
工屑、及び使い古しの塩ビシート等の量が急増
し、資源の再利用と製品のコストダウンの為に再
生塩ビを利用するケースが多くなつている。しか
し、再生塩ビは種々雑多の着色が施されており、
又、塩ビ以外の異物が混入されている場合もある
ので、実際に使用できるものは一定の基準以上の
ものに限られていた。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもの
であつて、再生塩ビの表面に新生塩ビの層を設け
ることによつて従来は使用に供し得なかつた再生
塩ビをも使用できるようにしたものである。
であつて、再生塩ビの表面に新生塩ビの層を設け
ることによつて従来は使用に供し得なかつた再生
塩ビをも使用できるようにしたものである。
以下図面に従つて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
り、表面に化粧層2を設けたシート状物1の裏面
に、接着剤5を介して再生塩ビ4と新生塩ビ樹脂
層3とからなる裏打層が積層されている。
り、表面に化粧層2を設けたシート状物1の裏面
に、接着剤5を介して再生塩ビ4と新生塩ビ樹脂
層3とからなる裏打層が積層されている。
化粧層2はインキで形成した単なる模様層のみ
でも良いし、模様層と表面保護層とから成つてい
るものでも良い。又、第2図に示すように模様層
6の上に設けた表面保護層7の表面に、例えば導
管溝のような凹部8を設けても良い。又、第3図
に示すように凹部にワイピング等の公知の方法で
着色材9を埋め込んでも良い。
でも良いし、模様層と表面保護層とから成つてい
るものでも良い。又、第2図に示すように模様層
6の上に設けた表面保護層7の表面に、例えば導
管溝のような凹部8を設けても良い。又、第3図
に示すように凹部にワイピング等の公知の方法で
着色材9を埋め込んでも良い。
シート状物1は塩ビシート、アクリルシート、
フツ化ビニルシート、ポリエチレンシート、ポリ
エステルシート等の内から任意に選択する。
フツ化ビニルシート、ポリエチレンシート、ポリ
エステルシート等の内から任意に選択する。
新生塩ビ樹脂層3は再生塩ビの表面に塩ビゾル
を塗布して設けても良いし、塩ビシートを再生塩
ビの表面に熱融着しても良い。
を塗布して設けても良いし、塩ビシートを再生塩
ビの表面に熱融着しても良い。
シート状物も新生塩ビ樹脂層も着色する場合と
着色しない場合の各れの場合も可能であるが、再
生塩ビ表面の色ムラを隠蔽する目的で、シート状
物と新生塩ビ樹脂層と模様層の内少なくとも一層
は隠蔽性を有することが必要である。
着色しない場合の各れの場合も可能であるが、再
生塩ビ表面の色ムラを隠蔽する目的で、シート状
物と新生塩ビ樹脂層と模様層の内少なくとも一層
は隠蔽性を有することが必要である。
新生塩ビ樹脂層の厚さとしては50〜100μが適
当である。
当である。
本考案は以上のような構成からなるので次のよ
うな効果を有する。
うな効果を有する。
従来は使用に供し得なかつた再生塩ビを使用
できるので、製品のコストダウンが可能となる
と同時に資源保護に役立つ。
できるので、製品のコストダウンが可能となる
と同時に資源保護に役立つ。
裏打層の接着面に再生塩ビが露出していない
ので接着性能が阻害されることなく、密着力の
良い製品が得られる。
ので接着性能が阻害されることなく、密着力の
良い製品が得られる。
施工時に、下地層を設けることなくそのまま
直貼りできる。
直貼りできる。
再生塩ビをシート状物に裏打ちする際に、従
来のように再生塩ビ表面を洗剤や溶剤で洗浄す
る必要がない。
来のように再生塩ビ表面を洗剤や溶剤で洗浄す
る必要がない。
本考案の化粧シートの用途は、壁材、床材、置
き敷き、その他広範囲である。
き敷き、その他広範囲である。
実施例 1
不透明着色塩ビシート(厚さ100μ)に木目柄
の下地層を形成する模様を印刷した。次に透明塩
ビシート(厚さ100μ)のオーバーレイシートを
重ねて熱融着させ、同時に木目柄の導管溝形状の
エンボスを行ない、次いでワイピング法によつて
塩ビ用の黒色のインキをエンボス凹部に埋め込ん
だ。次いで、厚さ800μの再生塩ビシートをキヤ
ステイング加工にて製造し、その上に厚さ100μ
の着色塩ビシートを重ねて熱融着させ、アクリル
ウレタン系の2液混合型の接着剤を用いて前記ワ
イピング済みのシートの裏面にドライラミネート
法で積層して化粧シートを得た。この化粧シート
は床材に供した。
の下地層を形成する模様を印刷した。次に透明塩
ビシート(厚さ100μ)のオーバーレイシートを
重ねて熱融着させ、同時に木目柄の導管溝形状の
エンボスを行ない、次いでワイピング法によつて
塩ビ用の黒色のインキをエンボス凹部に埋め込ん
だ。次いで、厚さ800μの再生塩ビシートをキヤ
ステイング加工にて製造し、その上に厚さ100μ
の着色塩ビシートを重ねて熱融着させ、アクリル
ウレタン系の2液混合型の接着剤を用いて前記ワ
イピング済みのシートの裏面にドライラミネート
法で積層して化粧シートを得た。この化粧シート
は床材に供した。
実施例 2
不透明着色塩ビシート(厚さ80μ)に木目柄の
下地層を形成する模様を印刷し、次に該シートの
上に厚さ100μの透明塩ビシートを重ねて熱融着
させ、同時に木目柄の導管と寄せ木調のブロツク
の目地状のエンボスを行なつた。次にアクリルウ
レタン系の樹脂インキを用いてワイピング法によ
つてエンボス凹部を着色した。
下地層を形成する模様を印刷し、次に該シートの
上に厚さ100μの透明塩ビシートを重ねて熱融着
させ、同時に木目柄の導管と寄せ木調のブロツク
の目地状のエンボスを行なつた。次にアクリルウ
レタン系の樹脂インキを用いてワイピング法によ
つてエンボス凹部を着色した。
一方、厚さ800μの再生塩ビシートをキヤステ
イング加工にて製造し、坪量150g/m2のガラス
不織布を介して厚さ100μの新生着色塩ビシート
を熱融着させ、アクリルウレタン系接着剤を用い
て前記ワイピング済みのシートの裏面にドライラ
ミネートして化粧シートを得た。
イング加工にて製造し、坪量150g/m2のガラス
不織布を介して厚さ100μの新生着色塩ビシート
を熱融着させ、アクリルウレタン系接着剤を用い
て前記ワイピング済みのシートの裏面にドライラ
ミネートして化粧シートを得た。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は本考案の化粧シートの断面図、第2図と第3
図はシート状物表面の化粧層の一例を示す断面図
である。 1……シート状物、2……化粧層、3……新生
塩ビ樹脂層、4……再生塩ビ、5……接着剤、6
……模様層、7……表面保護層、8……凹部、9
……着色材。
図は本考案の化粧シートの断面図、第2図と第3
図はシート状物表面の化粧層の一例を示す断面図
である。 1……シート状物、2……化粧層、3……新生
塩ビ樹脂層、4……再生塩ビ、5……接着剤、6
……模様層、7……表面保護層、8……凹部、9
……着色材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面に化粧層を設けたシート状物の裏面に、
再生塩ビシートと新生塩ビ樹脂層とからなる裏
打層を設けたことを特徴とする化粧シート。 (2) シート状物が隠蔽性を有していることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の化
粧シート。 (3) 新生塩ビ樹脂層が隠蔽性を有していることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
の化粧シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16680482U JPS5971725U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 化粧シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16680482U JPS5971725U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 化粧シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971725U JPS5971725U (ja) | 1984-05-16 |
JPS6229244Y2 true JPS6229244Y2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=30365096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16680482U Granted JPS5971725U (ja) | 1982-11-02 | 1982-11-02 | 化粧シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971725U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4540816B2 (ja) * | 1999-10-12 | 2010-09-08 | 東リ株式会社 | タイル及びその製造方法 |
JP2002113822A (ja) * | 2000-10-12 | 2002-04-16 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 外観特性に優れた樹脂成形体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5471164A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-07 | Mitsui Polychemicals Ltd | Method and apparatus for making laminate |
JPS5523745U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-15 |
-
1982
- 1982-11-02 JP JP16680482U patent/JPS5971725U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5471164A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-07 | Mitsui Polychemicals Ltd | Method and apparatus for making laminate |
JPS5523745U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5971725U (ja) | 1984-05-16 |
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