JPS6226744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226744Y2 JPS6226744Y2 JP4461380U JP4461380U JPS6226744Y2 JP S6226744 Y2 JPS6226744 Y2 JP S6226744Y2 JP 4461380 U JP4461380 U JP 4461380U JP 4461380 U JP4461380 U JP 4461380U JP S6226744 Y2 JPS6226744 Y2 JP S6226744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- bent
- leaf spring
- horizontal
- horizontal hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカメラにおけるフイルム圧板の板ばね
装置に係り、特にカメラの裏蓋への取付けを容易
確実になし得るようにしたカメラにおけるフイル
ム圧板の板ばね装置に関する。
装置に係り、特にカメラの裏蓋への取付けを容易
確実になし得るようにしたカメラにおけるフイル
ム圧板の板ばね装置に関する。
カメラの裏蓋の内面に取付けられるフイルム圧
板は、一般に適度な圧力をもつてフイルムゲート
に当接させてフイルムの平面性を維持するため
に、フイルム圧板と裏蓋との間に板ばねが介在さ
れている。
板は、一般に適度な圧力をもつてフイルムゲート
に当接させてフイルムの平面性を維持するため
に、フイルム圧板と裏蓋との間に板ばねが介在さ
れている。
上記の板ばねは、平面形状H型に形成された板
ばねの脚部先端をカメラの裏蓋の内面にピンによ
り可動的に支持するようにした取付手段、あるい
は上記脚部先端を先細に形成し、これを裏蓋の内
面に切起して形成した横孔に挿入することにより
可動的に支持するようにした取付手段が採用され
ている。
ばねの脚部先端をカメラの裏蓋の内面にピンによ
り可動的に支持するようにした取付手段、あるい
は上記脚部先端を先細に形成し、これを裏蓋の内
面に切起して形成した横孔に挿入することにより
可動的に支持するようにした取付手段が採用され
ている。
しかしながら、前者のピンにより取付ける手段
によるものでは、板ばねの各脚部の4個所をねじ
止めまたはかしめ加工する必要があるため、4本
のピンを必要とし、その結果、部品点数が著しく
増すとともに工程数が多くなつてコストが嵩むも
のとなる。また後者の取付手段によるものでは、
ピン等の部品が不要となり、安価に得られる利点
は有するが、脚部先端を横孔に差込んで取付ける
際に嵌込みが容易でなく、さりとて嵌易くするた
め相当のがたを設けると、最近のようにカメラが
コンパクト化された場合、前記がたによりフイル
ム圧板がカメラボデイ側のフイルムゲートのレー
ル面から外れ、フイルムの平面性を維持すること
ができなくなるという重大な欠点をもたらす。
によるものでは、板ばねの各脚部の4個所をねじ
止めまたはかしめ加工する必要があるため、4本
のピンを必要とし、その結果、部品点数が著しく
増すとともに工程数が多くなつてコストが嵩むも
のとなる。また後者の取付手段によるものでは、
ピン等の部品が不要となり、安価に得られる利点
は有するが、脚部先端を横孔に差込んで取付ける
際に嵌込みが容易でなく、さりとて嵌易くするた
め相当のがたを設けると、最近のようにカメラが
コンパクト化された場合、前記がたによりフイル
ム圧板がカメラボデイ側のフイルムゲートのレー
ル面から外れ、フイルムの平面性を維持すること
ができなくなるという重大な欠点をもたらす。
本考案はこれに鑑み、カメラの裏蓋に切起しに
より横孔を形成し、これに板ばねの脚部先端を差
込むことにより取付ける手段を採用しながらその
取付けを容易とし、かつがたの生じないフイルム
圧板の板ばね装置を提供することを目的としてな
されたものである。
より横孔を形成し、これに板ばねの脚部先端を差
込むことにより取付ける手段を採用しながらその
取付けを容易とし、かつがたの生じないフイルム
圧板の板ばね装置を提供することを目的としてな
されたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
明する。
第1図に示すように、カメラの裏蓋1の内面4
個所に切起しにより横孔21,22,23,24
が形成され、その1つの横孔21は他の3つの横
孔22,23,24に対し異なる方向に開口され
ている。
個所に切起しにより横孔21,22,23,24
が形成され、その1つの横孔21は他の3つの横
孔22,23,24に対し異なる方向に開口され
ている。
一方、板ばね3は、その基本形状は従来のもの
と同様に平面形状H型をなし、各脚片4,4……
の先端脚部のうちの3個の脚部42,43,44
は前記3つの横孔22,23,24の方向に向く
よう板ばね3の脚部の長手方向に延び、残る1個
の脚部41はその先端が前記異なる方向に向く横
孔21の方向に向くよう外方に屈曲された屈曲脚
部とされている。そしてこの屈曲脚部41は、前
記横孔21に嵌合する部分の側部が第3図に拡大
示するように円孤状に膨出して該横孔21の内側
面に当接して回転支点となる回転部5が形成され
ており、またこの脚部41に隣在する脚片の脚部
42は、第4図に拡大示するように前記脚部41
の回転部5が中心となつて回転するときその回転
中心を中心とする円孤状に彎曲する彎曲脚部とさ
れている。
と同様に平面形状H型をなし、各脚片4,4……
の先端脚部のうちの3個の脚部42,43,44
は前記3つの横孔22,23,24の方向に向く
よう板ばね3の脚部の長手方向に延び、残る1個
の脚部41はその先端が前記異なる方向に向く横
孔21の方向に向くよう外方に屈曲された屈曲脚
部とされている。そしてこの屈曲脚部41は、前
記横孔21に嵌合する部分の側部が第3図に拡大
示するように円孤状に膨出して該横孔21の内側
面に当接して回転支点となる回転部5が形成され
ており、またこの脚部41に隣在する脚片の脚部
42は、第4図に拡大示するように前記脚部41
の回転部5が中心となつて回転するときその回転
中心を中心とする円孤状に彎曲する彎曲脚部とさ
れている。
なお、前記屈曲脚部41の回転部5、および彎
曲脚部42は必ずしも円孤状でなく、これに類す
る形状であつてもよい。
曲脚部42は必ずしも円孤状でなく、これに類す
る形状であつてもよい。
本考案は上記のように構成されているので、前
記板ばね3をカメラの裏蓋1に取付けるには、ま
ず屈曲脚部41を方向の異なる横孔21に嵌め、
ついでその脚部41を中心に図において反時計方
向に回すようにしながら彎曲脚部42を横孔22
に差込めば、両脚部41,42の取付けがなされ
る。こうして脚部41,42を取付けたのち反対
側の脚部43,44を横孔23,24に差込むこ
とにより取付けが完了する。
記板ばね3をカメラの裏蓋1に取付けるには、ま
ず屈曲脚部41を方向の異なる横孔21に嵌め、
ついでその脚部41を中心に図において反時計方
向に回すようにしながら彎曲脚部42を横孔22
に差込めば、両脚部41,42の取付けがなされ
る。こうして脚部41,42を取付けたのち反対
側の脚部43,44を横孔23,24に差込むこ
とにより取付けが完了する。
したがつて本考案によれば、フイルム圧板の板
ばねをカメラの裏蓋に取付ける際に、ピン等を一
切用いないので部品点数が増すことなく安価に得
られることはもちろん、板ばねの屈曲脚部に回転
部を形成し、その隣位の脚部を彎曲した形状の彎
曲脚部として、前記屈曲脚部を横孔に差込んだの
ち前記回転部を中心に回転させながら前記彎曲脚
部を横孔に挿入することにより片側2脚の取付け
がなされるようにしているので、該部の取付け部
に余分ながたを与えることなく円滑に差込みがな
され、取付け後にフイルム圧板が移動するような
従来の欠点を完全に除去することができると同時
に取付作業がきわめて容易になり、組立作業の能
率を大巾に向上することができる。
ばねをカメラの裏蓋に取付ける際に、ピン等を一
切用いないので部品点数が増すことなく安価に得
られることはもちろん、板ばねの屈曲脚部に回転
部を形成し、その隣位の脚部を彎曲した形状の彎
曲脚部として、前記屈曲脚部を横孔に差込んだの
ち前記回転部を中心に回転させながら前記彎曲脚
部を横孔に挿入することにより片側2脚の取付け
がなされるようにしているので、該部の取付け部
に余分ながたを与えることなく円滑に差込みがな
され、取付け後にフイルム圧板が移動するような
従来の欠点を完全に除去することができると同時
に取付作業がきわめて容易になり、組立作業の能
率を大巾に向上することができる。
第1図はカメラの裏蓋の内面に形成される横孔
の配置を示す斜視図、第2図はフイルム圧板を支
持する板ばねの一実施例を示す平面図、第3図は
第2図の屈曲脚部の拡大平面図、第4図は同彎曲
脚部の拡大平面図、第5図は組立完了後の縦断面
図、第6図は板ばねの取付け過程の状態図であ
る。 1……カメラの裏蓋、21,22,23,24
……横孔、3……板ばね、41……屈曲脚部、4
2……彎曲脚部、43,44……脚部、5……回
転部。
の配置を示す斜視図、第2図はフイルム圧板を支
持する板ばねの一実施例を示す平面図、第3図は
第2図の屈曲脚部の拡大平面図、第4図は同彎曲
脚部の拡大平面図、第5図は組立完了後の縦断面
図、第6図は板ばねの取付け過程の状態図であ
る。 1……カメラの裏蓋、21,22,23,24
……横孔、3……板ばね、41……屈曲脚部、4
2……彎曲脚部、43,44……脚部、5……回
転部。
Claims (1)
- カメラの裏蓋の内面に切起しにより所定数の横
孔を形成し、これにフイルム圧板を支持する板ば
ねの脚部を挿入して取付けてなるものにおいて、
前記横孔の1つを他の横孔に対し異なる方向に向
けて形成するとともに板ばねの脚部の1つを前記
異なる方向に向く横孔に挿入し得るよう外方に向
け屈曲した屈曲脚部に形成し、この屈曲脚部の側
部に該横孔に嵌合したとき回転支点となり得る円
孤状等に膨出した回転部を形成し、この脚部に隣
在する脚部を前記回転部を中心とする円孤状乃至
はそれに類して彎曲する彎曲脚部に形成してな
り、前記屈曲脚部を横孔に嵌合しその回転部を支
点として前記隣在の彎曲脚部をこれと対応する横
孔に回転しつつ嵌入して取付け得るようにしたこ
とを特徴とするカメラにおけるフイルム圧板の板
ばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4461380U JPS6226744Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4461380U JPS6226744Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56147430U JPS56147430U (ja) | 1981-11-06 |
JPS6226744Y2 true JPS6226744Y2 (ja) | 1987-07-09 |
Family
ID=29639839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4461380U Expired JPS6226744Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226744Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4461380U patent/JPS6226744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56147430U (ja) | 1981-11-06 |
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