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JPS6226724Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6226724Y2
JPS6226724Y2 JP1985058025U JP5802585U JPS6226724Y2 JP S6226724 Y2 JPS6226724 Y2 JP S6226724Y2 JP 1985058025 U JP1985058025 U JP 1985058025U JP 5802585 U JP5802585 U JP 5802585U JP S6226724 Y2 JPS6226724 Y2 JP S6226724Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
light
self
gradient index
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985058025U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6129303U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5802585U priority Critical patent/JPS6129303U/ja
Publication of JPS6129303U publication Critical patent/JPS6129303U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6226724Y2 publication Critical patent/JPS6226724Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば光フアイバに伝搬されてい
る光パワーを複数の光に分離し、複数の光フアイ
バに伝搬させる光分配器を示す側面断面図、第2
図はその−線における断面図であり、図にお
いて1,2,3は光フアイバ、1a,2a,3a
はこの光フアイバのコア部、1b,2b,3bは
この光フアイバのクラツド部、4,5は側面を軸
と平行に研摩したπ/2長の屈折率分布形レンズ
(以下セルフオツクレンズという)、4c,5cは
これら屈折率分布形レンズの中心軸、6はこれら
屈折率分布形レンズ4,5の接合面、7はこれら
セルフオツクレンズ4,5の一方端面の接合部に
接合されたπ/2長の屈折率分布形レンズ(以下
第2のセルフオツクレンズという)、7cはこの
第2のセルフオツクレンズ7の中心軸、8は光ビ
ームである。 従来の光分配器は上記のように構成され、例え
ば光フアイバ1のコア部1aを伝搬している光ビ
ーム8はπ/2長の第2のセルフオツクレンズ7
によつて拡げられ、側面を軸と平行に研摩した
π/2長のセルフオツクレンズ4,5との接合部
で二つに分けられ、これらのセルフオツクレンズ
4,5に入つた光はそれぞれセルフオツクレンズ
4,5の中心部に向つて進行し、セルフオツクレ
ンズ4,5の中心軸4c,5cの出射端面上に紋
られる。従つてセルフオツクレンズ4,5の中心
軸4c,5c部の端面に光ビームの出射角と同じ
角度を為すように受光用光フアイバ2,3を持つ
てくれば、分岐した光ビームを二本の光フアイバ
に分け、伝搬させることができる。 従来の光分配器は以上のように構成されている
ので、受光用光フアイバ2,3はセルフオツクレ
ンズ4,5の端面とある角度をもつて配置されね
ばならず、その為位置合せが難しく、また第2の
セルフオツクレンズ7とセルフオツクレンズ4,
5の接合面6とが水平に位置ずれした場合や、セ
ルフオツクレンズ4,5の側面の研摩量によつて
分岐された光がセルフオツクレンズ4,5の出射
面に対して違つた角度で出射する為、その都度光
フアイバ2,3を調整しなければならないという
欠点があつた。 この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去する為になされたもので、分岐後セルフオツク
レンズから出射される光はセルフオツクレンズ端
面に対して垂直で、位置合せが容易な光分配器を
提供することを目的とするものである。 以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第3図はその側面断面図、第4図、第5図は
それぞれ第3図の−線、−線における断
面図であり、1〜3,7は上記従来の光分配器の
ものと全く同一のものである。9,10は側面を
軸と平行に研摩したπ長の第1の屈折率分布形レ
ンズ(以下第1のセルフオツクレンズという)、
9c,10cはそれぞれ第1のセルフオツクレン
ズ9,10の中心軸、11,12はそろぞれ第1
のセルフオツクレンズ9,10の出射端面に配置
されたπ/2長の屈折率分布形レンズ(以下第3
のセルフオツクレンズという)、11c,12c
は第3のセルフオツクレンズ11,12のそれぞ
れ中心軸、A,B,Cはこの考案の動作を説明す
る為の光線の進行方向を示している。 以下、この考案について第3図に示す一実施例
を用いて詳細に説明する。 屈折率がレンズの中心軸から半径方向に外径に
向つて半径の二乗に比例して減少するような分布
を持つ媒質はレンズ作用を持つており、通常の光
学レンズと同様結像作用がある。 屈折率分布形レンズ内での幾何学的特性の関係
を以下に説明する。二次元のレンズ状媒質を考
え、その屈折率分布が次式で表わされるものとす
る。 n=n0(1−1/2ax2)……(1) ここで、n0は中心 軸での屈折率,aは屈折率分布定数である。この
媒質中での光線は近軸光線近似を使つて次の光線
行列式(2)によつて記述されることが知られてい
る。 ここで、xは屈折率分布形レンズの中心からの
光線の位置、∂x/∂zは屈折率分布形レンズの中心軸 に対する光線の傾き、zは屈折率分布形レンズの
中心軸の方向、lは屈折率分布形レンズの長さを
それぞれ表わしている。次にこの考案の第3図に
示す一実施例に関して動作を説明する。 光フアイバ1から出た光はπ/2長の第2のセ
ルフオツクレンズ7に入るが、√l=π/2で
あるから、cos(√l=0,sin(√l)=1
となり、(2)式は次のように書き替えられる。 例えば、今π長の第1のセルフオツクレンズ9
に入る光を考え、光フアイバ1から出た光A(x
=b,∂x/∂z=0),B(x=b,∂x/∂z=−
α),C (x=−b,∂x/∂z=−α)について光線の追跡を
行 う。bは光フアイバのコア半径、x=0は第2の
セルフオツクレンズ7中心軸7cで、αはtan
(sin-1N.A),N.Aは光フアイバの開口数を表わ
す。第2のセルフオツクレンズ7を通つた後、端
面での中心軸7cからの位置x,傾き∂x/∂zはそれ ぞれ で与えられる。次にπ長の第1のセルフオツクレ
ンズ9,10の中心軸9c,10cから研摩面ま
での距離をSとすると、第1のセルフオツクレン
ズ9の中心軸9cに対して、xA,xB,xCはそ
れぞれxA=S,
【式】
【式】となる。(2)式よりのπ長の第1 のセルフオツクレンズ9を通つた光線は位置x,
傾き∂x/∂zはその符号を変えるだけに等しいので、 第1のセルフオツクレンズ9を通つた後xA,x
B,xC,∂x/∂z,∂x/∂z,∂x/∂zは
それぞれ中心軸9C に対して となる。そこでさらに、第1のセルフオツクレン
ズ9の中心軸9cとπ/2長の第3のセルフオツ
クレンズ11の中心軸11cとの距離をSとする
と、第3のセルフオツクレンズ11の中心軸11
cに対して、xA,xB,xCはそれぞれxA=0,
【式】
【式】となり、第3のセ ルフオツクレンズ11を通つた後の光は(2)式を使
つて xA=b ∂x/∂z=0 xB=b ∂x/∂z=−α ……(6) xC=−b ∂x/∂z=−α と表わされる。これら(A),(B),(C)三本の光線は第
1のセルフオツクレンズ9に入る光を代表してい
て明らかなように、第2のセルフオツクレンズ7
の中心軸7cに対する光の位置関係,傾きは第3
のセルフオツクレンズ11の端面で中心軸11c
に対して全く同一の位置関係,傾きとなり、受光
用光フアイバ2は第3のセルフオツクレンズ11
の中心軸11cの位置に垂直に持つてくればよい
ことが分かる。第1および第3のセルフオツクレ
ンズ10,12を通る光も全く同様の事が成り立
ち、効率のよい1:1(3dB)の光分配器ができ
る。従つて光フアイバを斜めに取りつける必要が
なく、角度を気にせずに直接受光用光フアイバを
第3のセルフオツクレンズ端面に互いの中心軸を
一致させて押し当て固定することができる。 光フアイバは屈折率分布形でも、階段形でも、
シンプルモードでもマルチモードタイプのもので
も同様に適用できる。 この考案は以上説明した通り、複数の屈折率分
布形レンズの接合部の組合せでnπ長屈折率分布
形レンズと等価としたので、分岐または結合され
る光フアイバ間では1:1の結像関係を保つこと
ができると共に反射損失は皆無となり、かつ光フ
アイバに伝搬されるビームの中心軸を各レンズの
中心軸を通るよう一致させて複数個の光に分離し
ているので、光フアイバ中を伝搬するモード分布
に影響を与えずに分岐または合成でき、分配器に
よる原理的損失はなく低損失で位置合せの容易な
精度の高いものが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光分配器を示す側面断面図で、
第2図はその−線における断面図、第3図は
この考案の一実施例を示す側面断面図、第4図、
第5図はそれぞれ第3図−線,−線にお
ける断面図である。 図において1,2,3は光フアイバ、7,1
1,12はπ/2長の屈折率分布形レンズ、9,
10は側面を研摩したπ長の屈折率分布形レンズ
である。なお、各図中同一符号は同一または相当
部分を示すものとする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面が中心軸と平行に研摩され、この研摩され
    た面を互に接合してなる第1の屈折率分布形レン
    ズと、この第1の屈折率分布形レンズの端面の接
    合部に端面が接合し、発光用光フアイバから出た
    光を入射させるために上記発光用光フアイバの中
    心軸と中心軸を一致させて接合された第2の屈折
    率分布形レンズと、上記第1の屈折率分布形レン
    ズによつて分配された光を複数の受光用光フアイ
    バにそれぞれ受光させるために上記受光用光フア
    イバの中心軸と中心軸を一致させて接合させた第
    3の屈折率分布形レンズとを接合して全長をnπ
    長(但しnは1,2,3,…等の正の整数)の屈
    折率分布形レンズと等価としたことを特徴とする
    光分配器。
JP5802585U 1985-04-17 1985-04-17 光分配器 Granted JPS6129303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5802585U JPS6129303U (ja) 1985-04-17 1985-04-17 光分配器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5802585U JPS6129303U (ja) 1985-04-17 1985-04-17 光分配器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129303U JPS6129303U (ja) 1986-02-21
JPS6226724Y2 true JPS6226724Y2 (ja) 1987-07-09

Family

ID=30583124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5802585U Granted JPS6129303U (ja) 1985-04-17 1985-04-17 光分配器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8937557B2 (en) * 2009-02-02 2015-01-20 Koninklijke Philips N.V. Coded warning system for lighting units

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139644U (ja) * 1975-04-30 1976-11-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8937557B2 (en) * 2009-02-02 2015-01-20 Koninklijke Philips N.V. Coded warning system for lighting units

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Publication number Publication date
JPS6129303U (ja) 1986-02-21

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