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JPS62247319A - 光学活性を示す物質の像形成方法及び装置 - Google Patents

光学活性を示す物質の像形成方法及び装置

Info

Publication number
JPS62247319A
JPS62247319A JP7538086A JP7538086A JPS62247319A JP S62247319 A JPS62247319 A JP S62247319A JP 7538086 A JP7538086 A JP 7538086A JP 7538086 A JP7538086 A JP 7538086A JP S62247319 A JPS62247319 A JP S62247319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
electro
polarization
frame memory
light modulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7538086A
Other languages
English (en)
Inventor
Dee Aren Robaato
ロバート・デー・アレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP7538086A priority Critical patent/JPS62247319A/ja
Publication of JPS62247319A publication Critical patent/JPS62247319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試料の偏光、屈折等の光学的特性を利用して
試料の像を形成する光学活性を示す物質の像形成方法及
び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、試料の種々の特性および性質を検査するために顕
微鏡とビデオカメラ等を組み合わせ、顕微鏡により得ら
れた光学像をビデオカメラ等で電気的像に変換してビデ
オモニタで観察すると共に、映像を記録するようにして
おくことが行われており、この場合顕微鏡としては、例
えば各種の組織繊維や骨格等の試料の研究、或いは染色
体等の複屈折性の観察による細胞分裂機構の分析等には
偏光顕微鏡が使用されている。
この偏光顕微鏡を使用するにあたっては、その感度を向
上させるためには、レンズの光の通過する領域の違いに
よる光学的特性の相違の結果化ずる十字パターンを除く
ことが必要であり、そのため対物レンズと集光レンズに
対してそれぞれ1個の偏光調整器を設けることが極く希
れではあるが行われている。
また偏光調整器を用いずに、解像度、コントラスト、像
の忠実度等を上げるために、アイリス絞り及び補償器を
有する偏光顕微鏡と、ゲイン制御回路及び直流再生回路
を有するビデオカメラとを用いることも行われており、
この場合、先ずビデオカメラのゲインと、直流再生回路
のクランプレベルとを最低値に設定し、次に偏光顕微鏡
のアイリス絞りを部分的に閉じ、補償器を試料と同じバ
イアスレターデージ四ンにほぼ等しい分だけ正又は負の
方向に設定し、更に、絞りを顕微鏡対物レンズの最大作
動開口に開き、補償器を、光源輝度に従って約λ/9〜
λ/4のバイアスレターデーシランに設定し、直流再生
回路のゲインとクランプレベルを大きくして、ビデオモ
ニタ上に表示される像のコントラストを最適に調整する
ようにしている。ここで補償器のバイアスレターデージ
四ンを、λ/9〜λ/4に設定しているのは、この範囲
の設定値によれば、背景と試料の明るさとの差が増加す
ることが見出されたからである。このような高バイアス
レターデーションで検査された試料を観察した場合には
、背景の輝度レベルが大きいために、見ることができな
いこともあるが、ビデオカメラのゲインと、直流再生回
路のクランプレベルを上げれば、極めて微少なコントラ
ストの像をビデオモニタに表示できる。
また、レンズの処置不可能な汚れや欠陥のために、高利
得下で生ずるまだら模様を除くために、ビデオフレーム
メモリ内に種々のまだらパターンを記憶しておき、この
パターンを減算して鮮明な像を作ることが行われている
さらに、吸収、散乱、及び屈折等に起因し、偏光物体が
ないのに生ずる傷内のコントラスト、所謂、明視野コン
トラストを除くために、例えば、補償器を+20@に手
動設定し、このとき得られた像を、逆符号の設定値−2
0°に手動設定して得られた像から減算するためのビデ
オフレームメモリを用いることが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、偏光顕微鏡の感度を上げるための偏光調
整器は、製造が極めて困難で、そのため高価になってし
まい、アイリス絞り及び補償器を存する偏光顕微鏡と、
ゲイン制御回路及び直流再生回路を有するビデオカメラ
とを用いる方法は、調整が極めて面倒である。また、ビ
デオフレームメモリ内に種々のまだらパターンを記憶し
ておき、このパターンを減算する方法は、現実に生ずる
種々のまだら模様に必ずしも十分には対応できず、完全
なものとは言えない、また補償器を逆符号に設定して明
視野コントラストを除く方法は、補償器の設定を手動で
行わなければならず、調整に時間がかかり、被検物体に
短時間に発生する変化を観察することはできない。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、傷内のま
だら模様を完全に除去すると共に、手動調整を行わずに
明視野コントラストを除去し、短時間内における物体の
偏光特性の変化も観察することのできる光学活性を示す
物質の像形成方法及び装置を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の光学活性を示す物質の像形成方法及
び装置は、交流駆動電気光学式変調装置により偏光ビー
ムの偏光状態を、第1の状態と第2の状態に繰り返し連
続的に変化させ、各偏光状態において生成される像を電
気信号に変換し、得られた像信号を演算処理して像形成
を行うこと、及び電気光学式光変調装置を有する偏光顕
微鏡と、電気光学式光変調装置を交流駆動し、偏光顕微
鏡を通過する光の偏光の状態を、第1の状態と第2の状
態に繰り返し連続的に変化させる交流電源と、光学像を
電気的信号に変換して電子像を得る電子像形成手段と、
電子像形成手段の出力が入力され、第1の偏光状態にお
ける第1の像信号と第2の偏光状態における第2の像信
号をそれぞれ記憶する第1及び第2フレームメモリ部、
第11第2の像信号を演算処理して第3の像信号を生成
する第3フレームメモリ部からなるビデオフレームメモ
リ部と、ビデオフレームメモリ部の動作を制御する制御
装置と、交流電源をビデオフレームメモリ部の動作に同
期させる同期手段と、ビデオフレームメモリ部の出力を
表示するモニタ装置とからなることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の光学活性を示す物質の像形成方法及び装置は、
交流駆動電気光学式変調装置により偏光ビームの偏光状
態を、第1の状態と第2の状態に繰り返し連続的に変化
させ、各偏光状態において生成される像を電気信号に変
換し、得られた像信号を演算処理して像形成を行うこと
により、まだらパターンと明視野コントラストを最終像
から同時に除去する。像信号の演算処理は、第1又は第
2の偏光状態の像を、第2又は第1の偏光状態の像から
減算すること、2個の像の比計算又は夫々の積算、及び
差分計算を含み、使用される偏光顕微鏡は、複屈折、旋
光、直線偏光性、円偏光性、光路差、光路長勾配、又は
螢光偏光モード等で動作させる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明による光学活性を示す物質の像形成の全
体構成を示すブロック図である0図中、11は像形成装
置、13は偏光顕微鏡、15はビデオカメラ、17はビ
デオフレームメモリ装置、19は電子計算機、21は記
録装置、23は電気光学式光変調装置、25は交流電源
、27はA/D変換器、29は分配装置、31は第1フ
レームメモリ、33は第2フレームメモリ、35は第3
フレームメモリ、37は制m装置、39は同期回路、4
1はD/A変換器、43はモニタである。
次に作用を説明すると、交流電源25からは矩形波信号
が出力され、この矩形波出力により偏光U徽鏡内の偏光
状態のWWに使用される電気光学式光変調装置23が駆
動される。従って、半サイクルに偏光顕微鏡13内の試
料を照射する偏光はある偏光状態をとり、他の半サイク
ルに試料を照射する偏光は他の偏光状態をとる。この2
つの偏光状態と、各偏光状態における偏光面の角度差は
、電気光学式光変調装置内の材料の種類と、駆動信号の
振幅とに依存し、各偏光状態における偏光面の角度差は
、検査対象の特定な光学的性質に応じて選択する0例え
ば、複屈折、旋光、干渉、及び螢光偏光モードでは、電
気光学式光変調器23はレターデーションとして±λ/
9を生ずるように駆動され、直線偏光性と円偏光性モー
ドでは、電気光学式光変調装置23は±λ/4のレター
デーションを生ずるように駆動される。
偏光顕微鏡13で得られた像は、ビデオカメラ15によ
り電気信号に変換され、A/D変換器27によりディジ
タル信号に変換される。このビデオカメラに代えて、光
電子倍増ピンクアップを持つ2軸レーザー走査装置、−
次元センサーアレイと組み合わせた一次元レーザー走査
装置、二次元CCD又はCIDカメラ等でもよい、A/
D変換されたディジタル信号は、分配装置29に加えら
れ、分配装置29は、電気光学式光変調器23がある偏
光状態のとき、フレームのデータ信号を第1フレームメ
モリ部31に送り、電気光学式光変調器23が他の偏光
状態のとき該フレームの信号を第2フレームメモリ部3
3に送出する。第3フレームメモリ部35では、各メモ
リ部31及び33からの出力の差、比、又は夫々の積算
と差分を計算処理する。この処理は被検査試料の光学的
性質およびその研究目的に応じて選択実行される。
このような第3フレームメモリ部における演算処理の結
果、まだら模様と明視野コントラストが共に除去される
。この詳細は後述する。
制御装置37はビデオフレームメモリ装置17の動作全
体を制御し、同期回路39は交流電源25と分配装置2
9を同期させ、ある偏光状態中の偏光顕微鏡13の出力
像を第1フレームメモリ部31に送り、他の偏光状態で
は第2フレームメモリ部33に送るように制御している
第3フレームメモリ部35の出力は、D/A変換器41
によりアナログ信号に変換されてモニタ43上に表示さ
れる。第3フレームメモリ部35の出力は保存のため電
子計算機19に送出されてもよく、モニタ43上に表示
された像も記憶装置21に記憶される。
本実施例で示した装置は、最終像のコントラストが複屈
折、旋光、直線偏光性、円偏光性、光路差、光路長勾配
、又は螢光偏光等、偏光に起因する場合の試料像の形成
に使用できる。
第2図は複屈折の場合の偏光顕微鏡13の光学系を示す
図、第3図は波動ベクトル図で、同図(A)は電気光学
式光変調装置における波動ベクトル図、同図(B)は4
分の1波長板における波動ベクトル図、同図(C)は試
料が無い状態における4分の1波長板を通過した光の波
動ベクトル図である0図中、51は水銀アーク灯、又は
レーザ等の光源、53は垂直に方向づけられた偏光子、
13−1は偏光顕微鏡、55は集光レンズ、57は対物
レンズ、59は角度0°に固定された4分の1波長板、
61は検光子、Sは試料である。
次に作用を説明すると、偏光子53は、第3図(A)の
y方向に偏光面を持つているので、光源51からの光が
偏光子53を通ると、y方向成分のみの例えばa si
nωt  (aは振幅、ωは角速度、tは時間)となる
、この光が、偏光入射面に対して45°傾けられた光学
軸を持つ電気光学式光変調装置23に入射すると、同図
(A)のX軸方向の成分はレタデーシッンを受け、Y軸
方向の成分は、入射光と同相となる。この電気光学式光
変調装置23は、Pockels効果を有するPLZT
セラミンク、ニオブ酸リチウム結晶、KDP結晶、電歪
変調器、又は他のレターデーションを生するものでよく
、更に、偏光面に角回転を与えるファラデセルと、この
後に0°方向にした4分の1波長板が設けられたもので
も良い、ここで、話を一般化するために電気光学式光変
調装置23によるレタデーシッンの値をΔとすると、 となる、今、試料が無い状態を考えると、X軸方向成分
、Y軸方向成分は変化を受けずに0′″に方向付けた4
分の1波長板59に入射する。4分の1波長板59にお
けるX軸方向成分、y軸方向成分を考えると、 X成分: −(sin(ωt±Δ)  sinωt〕Δ
         Δ π +5in(ωt +  −)) となる、これをベクトル図で表すと第3図(C)のよう
になり、y軸を対称に交互にΔ/2だけ偏光面が回転す
る。Δがλ/9、即ち40°の場合、電気光学式光変調
装置23による変調に応じて、±20°偏光面偏光転す
ることとなる。これを、偏光子53に対して90°の偏
光角を有する検光子61に通すと、第3図(C)のベク
トルのX成分だけが得られ、試料が無い状態では両者の
差は零となる。即ち偏光に起因しないバックグラウンド
はすべてキャンセルされて出力側には現れない。
一方、偏光物体としての試料が存在する場合には、対称
性がくずれて差出力が得られる。
こうして、サイクルの正の半分の間の信号を第1フレー
ムメモリ部31に送り、負の半サイクル中の信号を第2
フレームメモリ部33に送出し、フレームメモリ部31
及び33の出力同士を減算する。第2フレームメモリ部
33の出力を第1フレームメモリ部31の出力から減算
すると、第3フレームメモリ部35から得られる出力は
あるコントラストを有する像を生成することになる。こ
れに対し、第1フレームメモリ部33の出力から減算す
ると、第3フレームメモリ部35から得られる像出力は
逆のコントラストを有する像を生成する0両方の場合に
おいて、複屈折によるコントラストは2倍になり、まだ
らパターン、明視野コントラスト、及び、他の光学的性
質によるコントラストは除去される。
第4図は旋光の場合の偏光顕微鏡13の光学系を示す図
である0図中、13−2は偏光顕微鏡である。偏光顕微
鏡13−2は、4分の1波長板59が、対物レンズ57
の後方でなく、電気光学式光変調器23と集光レンズ5
5の間にある点て第1図の偏光lu徽鏡13−1と相違
している。
第4図の場合は、第2図、第3図で試料の無い状態とし
て説明したように、電気光学式光変調装置23で±λ/
9のレターデーシランを与えると、±20°の旋光が生
じる。これは、角度0@の4分の1波長板が位相変化を
偏光面の回転に変換するからである。ビデオフレームメ
モリ装置17内で行われる処理は、第2図のものと同様
であるが、最終像は旋光によるコントラストを有する。
なお、ファラディセルは、後部に4分の1波長板を持つ
電気光学式光変調装置23が生成する旋光に同等な旋光
を生ずるので、第4図の構成の電気光学式光変調器23
と4分の1波長板59の代わりにファラディセルを用い
てもよい。
第5図は直線二色性の場合の偏光顕微鏡13の光学系を
示す図、第6図は第5図の光学系配置における波動ベク
トルを示す図である0図中、13−3は偏光顕微鏡であ
る。偏光顕微鏡13−3は、4分の1波長板59が、電
気光学式光変調器23の後方にθ°の方向付けで置かれ
る代りに、電気光学式変調器23の前方に45°の方向
付けで設置される点で第4図の偏光顕微鏡13−2と相
違している。
次に作用を説明すると、Ooに方向付けられた偏光子5
3からの偏光光が、45@の方向付けで設置された4分
の1波長板59と±λ/4のレタデーシッンを与える電
気光学式光変調器23を通ると、45°方向の成分は、
λへ±λへ−Qorλ/2の偏光を受ける。従って、第
6図に示すように、−λ/4のレタデーシッンのときは
偏光子53からの偏光光は偏光を受けずにy軸方向ベク
トルaとなり、+λ/4のレタデーシッンのときはX軸
方向成分とY軸方向成分を合成すると、X軸方向ベクト
ルbとなる。!jち両偏光状態で互いに直角なベクトル
aとベクトルbが交互に得られ、これが試料Sに照射さ
れることとなる。こうして得られた試料Sの像信号は、
第1、第2フレームメモリ部31.33にそれぞれ送ら
れる。フレームメモリ部31と33の出力像はフレーム
メモリ部35内でmX又は割算を実行されて偏光特性の
差又は比のコントラストの像がフレームメモリ部35内
に得られる。
第7図は円偏光性の場合の偏光顕微鏡13の光学系を示
す図である0図中、13−4は偏光顕微鏡を示す、偏光
顕微鏡13−4は、4分の1波長板59が除かれている
点で第5図の偏光WJi徽鏡13−3と相違している。
第7図の場合は、45°配置の電気光学式光変調器23
で、45′″方向の成分に±λ/4のレタデーシッンを
与えることにより右廻り偏光と、左廻り偏光を作ってや
り、これを試Sに照射して両偏光状態における像比較を
行う、比較は両偏光状態における差でも比でもよく、第
7図の場合と同様である。
第8図は屈折による光路差を求める場合の光学系を示す
図、第9図はビーム分割器と4分の1波長板の作用を示
す図である0図中、13−5は偏光顕微鏡、63.65
は複屈折ビーム分割器を示す、偏光顕微鏡13−5は、
1対の複屈折ビーム分割器63及び65を、各々レンズ
55及び57の出力面と入力面上に有することと、4分
の1波長板67をビーム分割器63の出力面上に持つ点
である。
次に作用を説明すると、偏光子53からの偏光光は、第
9図に示すように、ビーム分割器63で、例えば互いに
直交するビームCとdとに分ける。
ビームCとdは互いに直交しているので、4分の1波長
板67を通ると、一方を右廻り偏光とすると、他方は左
廻り偏光となる。そしてビームCを試料Sに通し、ビー
ムdを参照光としてビーム分割器65で合成する。B折
率差による光路差をもたらす試料Sが無ければ、合成さ
れたものは、最初の直線偏光光となり、変調器23にお
ける±λ/9のレタデーシッンを与えたときの両出力光
の差は0である。試料Sが存在すると、その屈折率、厚
みにより決まる光路差が生じて、ビームCとdの干渉が
起こる0合成されたものは、一般的には楕円偏光となり
、検光子61を通して比較することにより光路差のみに
依存した像を得ることができる。
第10図は光路長勾配によるコントラストの像を求める
場合の光学系を示す図である0図中、13〜6は偏光顕
微鏡、69.71はプリズムである。偏光顕微鏡13−
6は一対の−o11astonプリズム69と71を有
し、レンズ55の前方と、レンズ57の後方に各プリズ
ムを配置していることである。
次に作用を説明すると、±λ/9のレタデーシッンを与
えられた光をプリズム69で微妙に分割する0分割した
一方の光を試料Sに通し、他方を参照光としてプリズム
71で合成すると、試料Sにより生じた微小な光路差、
即ち光路長勾配に起因する像が得られる。
第11図は螢光偏光を検査するための偏光顕微鏡13の
光学系を示す図である0図中、13−7は偏光顕微鏡、
73は励起波長フィルター、75はダイクロイックビー
ムスプリッタ−177はロングパスフィルター、79は
レンズである。
図において、光源51からの光は、レンズ55、励起波
長フィルター73、偏光子53.4分の1波長板59、
電気光学式光変調器23を通過し、ダイクロイックビー
ムスプリッタ−75で偏向を受け、対物レンズ57を介
して試料に当たり、これによって試料Sが螢光を発する
。螢光の長波長光はダイクロイックビームスプリッタ−
75を透過し、次にロングパスフィルター77、レンズ
79を通り、ビデオカメラ15により像が表示される。
電気光学式光変調器23は、第5図の直線偏光性動作モ
ードと同様に、水平方向と垂直方向との間で偏光方向を
変える。ビデオフレームメモリ装置17は、水平方向と
垂直方向の偏光光により得られた強度信号xpとlxを
各々記憶し、rp−1x/Ip+Ixで表される出力像
を生成する。
これによって、励起された分子の旋光状態を定量的に知
ることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電気
光学式変調器を交流信号により駆動することにより、傷
内のまだら模様を完全に除去すると共に、手動調整を行
わずに明視野コントラストを除去し、短時間内における
物体の偏光特性の変化も観察することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光学活性を示す物質の像形成の全
体構成を示すブロック図、第2図は複屈折の場合の偏光
顕微鏡13の光学系を示す図、第3図は波動ベクトル図
で、同図(A)は電気光学式光変調装置における波動ベ
クトル図、同図(B)は4分の1波長板における波動ベ
クトル図、同図(C)は試料が無い状態における4分の
1波長板を遭遇した光の波動ベクトル図、第4図は旋光
の場合の偏光顕微鏡の光学系を示す図、第5図は直線二
色性の場合の偏光U徽鏡の光学系を示す図、第6図は第
5図の光学系配置における波動ベクトルを示す図、第7
図は円偏光性の場合の偏光顕微鏡の光学系を示す図、第
8図は屈折による光路差を求める場合の光学系を示す図
、第9図はビーム分割器と4分の1波長板の作用を示す
図、第10図は光路長勾配によるコントラストの像を求
める場合の光学系を示す図、第11図は螢光偏光を検査
するための偏光顕微鏡の光学系を示す図である。  1
1・・・像形成装置、13.13−1〜13−7・・・
偏光顕微鏡、15・・・ビデオカメラ、17・・・ビデ
オフレームメモリ装置、19・・・電子計算機、21・
・・記録装置、23・・・電気光学式光度!ji装置、
25・・・交流電源、27・・・A/D変換器、29・
・・分配装置、31・・・第1フレームメモリ、33・
・・第2フレームメモリ、35・・・第3フレームメモ
リ、37・・・制御装置、39・・・同期回路、41・
・・D/A変換器、43・・・モニタ、51・・・光源
、53・・・偏光子、55・・・集光レンズ、57・・
・対物レンズ、59・・・4分の1波長板、61・・・
検光子、S・・・試料、63.65・・・複屈折ビーム
分割器、69.71・・・プリズム、73・・・励起波
長フィルター、75・・・グイクロインクビームスプリ
ンター、77・・・ロングパスフィルター、79・・・
レンズ 出 願 人  浜松ホトニクス株式会社代理人弁理士 
蛭  川  昌  信 (C) 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第11図 手続主甫正書(方式) 昭和61年 7月 4日 1、事件の表示 昭和61年特許願第75380号3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 代表取締役 査 馬 輝 夫 4、代理人 昭和61年 6月 4日 (発送日 昭和60年 6月24日) 6、補正により増加する発明の数   な し8、補正
の内容 (1)願書を別紙の通り補正する。 (2)図面第3図(C)、第4図及び第5図を別紙の通
り補正する。 9、添付書類の目録 (1)理由書      1通 第3図 (’C) 第4図 第5図 手続ネ甫正:S:(自発) 昭和62年 3月17日 1、事件の表示 昭和61年特許願第75380号2、
発明の名称 光学活性を示す物質の像成形方法及び装置
3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所 静岡県浜松市市野町1126番地の1名  
称 浜松ホトニクス株式会社 代表取締役 長 馬 輝 夫 4、代理人 5、補正により増加する発明の数   な し第10図 第11図 手続ネ甫正書1発) 手続補正口 昭和62年 5月ノ5日 1、事件の表示 昭和61年特許願第075380号2
、発明の名称 光学活性を示す物質の像形成方法及び装
置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所 静岡県浜松市市野町1126番地の1名  
称 浜松ホトニクス株式会社 代表取締役 書 馬 耀 夫 4、代理人 住  所 東京都台東区上野3丁目17番9号タイムビ
ル2(6階)梓特許事務所 氏  名 (9249)  弁理士 蛭 川 昌 信5
、補正により増加する発明の数   な し6、補正の
対象 昭和62年3月17日付提出の手続補正口の発明
の名称の欄 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第075380号2
、発明の名称 光学活性を示す物質の像形成方法及び装
置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所 静岡県浜松市市野町1126番地の1名  
称 浜松ホトニクス株式会社 代表取締役 1 馬 輝 夫 4、代理人

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流駆動電気光学式変調装置により、偏光ビーム
    の偏光状態を、第1の状態と第2の状態に繰り返し連続
    的に変化させ、各偏光状態において生成される像を電気
    信号に変換し、得られた像信号を演算処理して像形成を
    行うことを特徴とする光学活性を示す物質の像形成方法
  2. (2)電気光学式光変調装置を有する偏光顕微鏡と、電
    気光学式光変調装置を交流駆動し、偏光顕微鏡を通過す
    る光の偏光の状態を、第1の状態と第2の状態に繰り返
    し連続的に変化させる交流電源と、光学像を電気的信号
    に変換して電子像を得る電子像形成手段と、電子像形成
    手段の出力が入力され、第1の偏光状態における第1の
    像信号と第2の偏光状態における第2の像信号をそれぞ
    れ記憶する第1及び第2フレームメモリ部、第1、第2
    の像信号を演算処理して第3の像信号を生成する第3フ
    レームメモリ部からなるビデオフレームメモリ部と、ビ
    デオフレームメモリ部の動作を制御する制御装置と、交
    流電源をビデオフレームメモリ部の動作に同期させる同
    期手段と、ビデオフレームメモリ部の出力を表示するモ
    ニタ装置とからなる光学活性を示す物質の像形成装置。
  3. (3)前記偏向顕微鏡は、電気光学式光変調装置の前方
    に垂直方向に方向付けられた偏光子と、前記光変調装置
    の後方に設けられた集光レンズ及び対物レンズとを備え
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の光学活
    性を示す物質の像形成装置。
  4. (4)前記電気光学式光変調装置は、複屈折によるコン
    トラストを持つ像を生成するために配列されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光学活性を示
    す物質の像形成装置。
  5. (5)前記電気光学式光変調装置は、直線偏光性による
    コントラストを持つ像を生成するために配列されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光学活性
    を示す物質の像形成装置。
  6. (6)前記電気光学式光変調装置は、円偏光性によるコ
    ントラストを持つ像を生成するために配列されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光学活性を
    示す物質の像形成装置。
  7. (7)前記電気光学式光変調装置は、光路差によるコン
    トラストを持つ像を生成するために配列されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光学活性を示
    す物質の像形成装置。
  8. (8)前記電気光学式光変調装置は、光路長勾配による
    コントラストを持つ像を生成するために配列されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第第3項記載の光学活
    性を示す物質の像形成装置。
  9. (9)前記電気光学式光変調装置は、螢光偏光によるコ
    ントラストを持つ像を生成するために配列されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光学活性を
    示す物質の像形成装置。
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