JPS62244716A - 四輪駆動車の制御方法 - Google Patents
四輪駆動車の制御方法Info
- Publication number
- JPS62244716A JPS62244716A JP61088707A JP8870786A JPS62244716A JP S62244716 A JPS62244716 A JP S62244716A JP 61088707 A JP61088707 A JP 61088707A JP 8870786 A JP8870786 A JP 8870786A JP S62244716 A JPS62244716 A JP S62244716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- wheel drive
- switching
- transmission
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/16—Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K23/00—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
- B60K23/08—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
- B60K23/0808—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/44—Signals to the control unit of auxiliary gearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は随時(バートタイム)おるいは常時(フルタ
イム)の四輪駆動車の制御方法に関し、特に前後輪への
駆動力の分配と変速比の切換えとを油圧制御によって行
なう四輪駆動車の制御方法に関するものである。
イム)の四輪駆動車の制御方法に関し、特に前後輪への
駆動力の分配と変速比の切換えとを油圧制御によって行
なう四輪駆動車の制御方法に関するものである。
従来の技術
四輪駆動車は走行安定性に優れるなどの利点を有してい
るため、最近では普通乗用車や小型乗用車などにも採用
されるようになってきている。四輪駆動の形式としては
、前輪もしくは後輪への駆動力の伝達を任意に遮断する
ことのできるパートタイム四輪駆動と差動門構を介して
前後両輪に常に駆動力を分配するフルタイム四輪駆動と
に分けることができるが、従来ではこれらの形式の四輪
駆動装置と、自動変速機や自動変速数の出力を高低2段
に切換えることのできる副変速機とを組合わせることも
行なわれている。
るため、最近では普通乗用車や小型乗用車などにも採用
されるようになってきている。四輪駆動の形式としては
、前輪もしくは後輪への駆動力の伝達を任意に遮断する
ことのできるパートタイム四輪駆動と差動門構を介して
前後両輪に常に駆動力を分配するフルタイム四輪駆動と
に分けることができるが、従来ではこれらの形式の四輪
駆動装置と、自動変速機や自動変速数の出力を高低2段
に切換えることのできる副変速機とを組合わせることも
行なわれている。
その−例として四輪駆動用副変速別付自動変速薇が特願
昭60−7772号によって提案されている。これは、
シフトレバ−によるマニュアルバルブの切換えやスロッ
トル開度あるいは出力軸回転数などの信号に基づいて油
圧の供給経路を切換えることにより変速段の切換えを行
なう主変速機と、油圧によってクラッチおよびブレーキ
の係合・解放を制御することにより主変速機の出力を減
速比が1の高速駆動と減速比が1より大きい減速駆動と
に切換える副変速機と、クラッチの係合・解放を油圧制
御することにより二輪駆動と四輪駆動とに切換えるトラ
ンスファとを有する構成でおる。そしてこの自動変速機
においては、スロットル開度や出力軸回転数などのデー
タにより油圧制御装置のバルブが切換υImされて主変
速機での変速段が自動的に切換ねり、また高速二輪駆動
(H2)および高速四輪駆動(H4)ならびに減速四輪
駆動(L4)の各駆動状態を副変速機用のシフトレバ−
によって選択すれば、副変速機用の油圧制御装置にあけ
るバルブが切換ねって前記クラッチやブレーキが係合も
しくは解放し、その結果、副変速機が高速駆動状態もし
くは減速駆動状態になり、またトランスファが二輪駆動
もしくは四輪駆動の状態になる。
昭60−7772号によって提案されている。これは、
シフトレバ−によるマニュアルバルブの切換えやスロッ
トル開度あるいは出力軸回転数などの信号に基づいて油
圧の供給経路を切換えることにより変速段の切換えを行
なう主変速機と、油圧によってクラッチおよびブレーキ
の係合・解放を制御することにより主変速機の出力を減
速比が1の高速駆動と減速比が1より大きい減速駆動と
に切換える副変速機と、クラッチの係合・解放を油圧制
御することにより二輪駆動と四輪駆動とに切換えるトラ
ンスファとを有する構成でおる。そしてこの自動変速機
においては、スロットル開度や出力軸回転数などのデー
タにより油圧制御装置のバルブが切換υImされて主変
速機での変速段が自動的に切換ねり、また高速二輪駆動
(H2)および高速四輪駆動(H4)ならびに減速四輪
駆動(L4)の各駆動状態を副変速機用のシフトレバ−
によって選択すれば、副変速機用の油圧制御装置にあけ
るバルブが切換ねって前記クラッチやブレーキが係合も
しくは解放し、その結果、副変速機が高速駆動状態もし
くは減速駆動状態になり、またトランスファが二輪駆動
もしくは四輪駆動の状態になる。
発明が解決しようとする問題点
ところで一般に自動変速機では、オイルポンプによって
発生させた油圧をプライマリ−レギュレータバルブによ
ってライン油圧に調圧し、またスロットルバルブによっ
てスロットル開度に応じたスロットル油圧に調圧してこ
れらの油圧により各種のバルブや油圧サーボなどを動作
させており、その結果、適正なタイミングあるいは作用
力によって変速制御を行なわせている。また副変速殿に
おいても設計上想定した油圧のもとに切換制御を行なっ
ている。しかるに上記の自動変速機では、スロットル開
度の変更およびそれに伴う車速の変化によって変速機の
切換(アップシフトもしくはダウンシフト)が主変速は
において自動的に生じ、これとは別個独立にシフトレバ
−の手動操作に基づいて二輪駆動や四輪駆動の駆動状態
の切換を行なう構成であるから、主変速機での変速制御
とトランスフ?での切換制御とが同時に生じる場合があ
る。また副変速機においては高速二輪駆動から減速四輪
駆動に切換える場合、高速駆動から減速駆動に切換える
ためのクラッチやブレーキに油圧を供給すると同時に、
四輪駆動とするためのクラッチにも油圧を供給する必要
がある。このように主変速機での切換えと副変速機およ
びトランスファでの高速二輪駆動から減速四輪駆動など
への駆動状態の切換えとが同時に生じる場合、あるいは
副変速機での高速駆動から減速駆動への切換えとトラン
スフ1での二輪駆動から四輪駆動への切換えとが同時に
生じる場合には、油圧を供給すべき箇所が一時的に増大
し、また油圧の供給経路の途中にアキュムレータを設け
ておれば油圧を一時に供給すべき容積の増大が更に顕著
でおり、したがってこのような場合には油圧が設計上想
定した圧力より下がってしまう。そのため従来の変速機
ではクラッチやブレーキ等の係合タイミングあるいは係
合力の設定が所期通りとはならず、その結果、変速機の
油圧特性の乱れが生じ、またそれに伴う変速ショックの
改善や四輪へのトルク分配の微調整に困難を来たし、ス
ムースな変速特性や四輪駆動車としてのメリットを得ら
れなくなったりするおそれがあった。
発生させた油圧をプライマリ−レギュレータバルブによ
ってライン油圧に調圧し、またスロットルバルブによっ
てスロットル開度に応じたスロットル油圧に調圧してこ
れらの油圧により各種のバルブや油圧サーボなどを動作
させており、その結果、適正なタイミングあるいは作用
力によって変速制御を行なわせている。また副変速殿に
おいても設計上想定した油圧のもとに切換制御を行なっ
ている。しかるに上記の自動変速機では、スロットル開
度の変更およびそれに伴う車速の変化によって変速機の
切換(アップシフトもしくはダウンシフト)が主変速は
において自動的に生じ、これとは別個独立にシフトレバ
−の手動操作に基づいて二輪駆動や四輪駆動の駆動状態
の切換を行なう構成であるから、主変速機での変速制御
とトランスフ?での切換制御とが同時に生じる場合があ
る。また副変速機においては高速二輪駆動から減速四輪
駆動に切換える場合、高速駆動から減速駆動に切換える
ためのクラッチやブレーキに油圧を供給すると同時に、
四輪駆動とするためのクラッチにも油圧を供給する必要
がある。このように主変速機での切換えと副変速機およ
びトランスファでの高速二輪駆動から減速四輪駆動など
への駆動状態の切換えとが同時に生じる場合、あるいは
副変速機での高速駆動から減速駆動への切換えとトラン
スフ1での二輪駆動から四輪駆動への切換えとが同時に
生じる場合には、油圧を供給すべき箇所が一時的に増大
し、また油圧の供給経路の途中にアキュムレータを設け
ておれば油圧を一時に供給すべき容積の増大が更に顕著
でおり、したがってこのような場合には油圧が設計上想
定した圧力より下がってしまう。そのため従来の変速機
ではクラッチやブレーキ等の係合タイミングあるいは係
合力の設定が所期通りとはならず、その結果、変速機の
油圧特性の乱れが生じ、またそれに伴う変速ショックの
改善や四輪へのトルク分配の微調整に困難を来たし、ス
ムースな変速特性や四輪駆動車としてのメリットを得ら
れなくなったりするおそれがあった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、油圧の
低下を招来することなく変速段の切換制御と四輪駆動等
の駆動力分配の切換制御とを行なうことのできる四輪駆
動車の制御方法を提供することを目的とするものである
。
低下を招来することなく変速段の切換制御と四輪駆動等
の駆動力分配の切換制御とを行なうことのできる四輪駆
動車の制御方法を提供することを目的とするものである
。
問題点を解決するための手段
この発明は、上記の目的を達成するために、変速機の切
換えのための油圧制御と駆動力分配のための油圧制御と
を関連づけて行ない、いずれか一方の切換えのための油
圧制御が開始した後は予め設定した条件を満すまで他方
の制御を行なうことを禁止する四輪駆動車の制御方法で
ある。
換えのための油圧制御と駆動力分配のための油圧制御と
を関連づけて行ない、いずれか一方の切換えのための油
圧制御が開始した後は予め設定した条件を満すまで他方
の制御を行なうことを禁止する四輪駆動車の制御方法で
ある。
ここで変速機の切換えとは、シフトレバ−の手動操作に
よる変速比の変更のみならず、スロットル開度や出力軸
回転数などをデータとして制御される自動的な変速比の
変更を含み、また駆動力分配とは、クラッチの係合・解
放による二輪駆動と四輪駆動との切換えのみならず、摩
擦係合装置のスリップ制御により前後両輪に対する駆動
力の分配率の調整をも含むものである。ざらに制御の開
始とは、信号の出力、制御対象に対する油圧供給経路で
の油圧の上昇等の変化の開始、制御対象である回転部材
の回転数やトルクの変更開始などを含むものであって、
制御対象の挙動の変更開始に限定されるものではない。
よる変速比の変更のみならず、スロットル開度や出力軸
回転数などをデータとして制御される自動的な変速比の
変更を含み、また駆動力分配とは、クラッチの係合・解
放による二輪駆動と四輪駆動との切換えのみならず、摩
擦係合装置のスリップ制御により前後両輪に対する駆動
力の分配率の調整をも含むものである。ざらに制御の開
始とは、信号の出力、制御対象に対する油圧供給経路で
の油圧の上昇等の変化の開始、制御対象である回転部材
の回転数やトルクの変更開始などを含むものであって、
制御対象の挙動の変更開始に限定されるものではない。
また前記条件としては、設定時間の経過や先に開始した
制御の終了とすることができ、またその制御の終了は変
速機内での回転数の比較判断結果もしくは油圧の比較判
断結果のいずれかによって決めることができる。
制御の終了とすることができ、またその制御の終了は変
速機内での回転数の比較判断結果もしくは油圧の比較判
断結果のいずれかによって決めることができる。
作 用
したがってこの発明の方法では、変速制御と駆動力分配
制御とのいずれか一方が開始した後は、他方の制御が禁
止されて所定の間留保され、しかる後伯方の制御が行な
われるから、その留保の間に油圧の回復が図られる。そ
の結果、この発明では、いずれの制御も想定した油圧の
下に行なわれ、安定しかつ正確な制御が可能となる。
制御とのいずれか一方が開始した後は、他方の制御が禁
止されて所定の間留保され、しかる後伯方の制御が行な
われるから、その留保の間に油圧の回復が図られる。そ
の結果、この発明では、いずれの制御も想定した油圧の
下に行なわれ、安定しかつ正確な制御が可能となる。
実施例
以下、この発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図はこの発明の方法の一例を説明するためのフロー
チャートで必って、ここに示す方法は自動変速機におけ
る変速段の切換制御と二輪駆動四輪駆動切換装置におけ
る前後輪への駆動力の分配制御とを関連づけて行なう方
法でおり、この方法を電気的な制御によって行なうため
に第2図に略示するシステムとすることが好ましい。第
2図において符号1はマイクロコンピュータを主体とす
るコントロールユニットであって、このコントロールユ
ニット1に対しエンジン2からスロットル開度センサー
3およびエンジン回転センサー4によって各信号を入力
し、また自動変速渫5についてはコントロールユニット
1からの出力信号により自動変速機用制御装置6を動作
させるとともに、その動作状況を得るために自動変速倣
各部回転センサー7および自動変速機作動センサー8か
らの各信号をコントロールユニット1に入力する。ここ
で自動変速償5およびその制御装置6としでは、前掲の
特願昭60−7772号に示された装置を採用すること
ができ、この種の装置ではシフトレバ−によるマニュア
ルバルブの切換えおよびスロットル開度ならびに出力軸
回転数等によって各種のバルブが切換ねり、自動釣に変
速が行なわれる。したがって自動変速機作動センサー8
としては、変速段の切換えのためのブレーキやクラッチ
に対する油圧を検出する圧力スイッチを用いることがで
きる。他方、二輪駆動四輪駆動切換装置(以下、2−4
切換装置と記す)9については、コントロールユニット
1からの出力信号により2−4切換装置用制御装置10
を動作させるとともに、その動作状態を得るために2−
4切換装置作動センサー11および後輪車速センサー1
2ならびに前輪車速センサー13からの各信号を入力す
る。ここで前掲の特願昭60−7772号の装置では、
クラッチを油圧によって係合・解放させることにより二
輪駆動と四輪駆動との切換を行なうから、前記2−4切
換装置作動センサー11としてはそのクラッチに対する
油圧を検出する圧力スイッチを用いることができる。そ
してコントロールユニット1には更に、自動変速機用シ
フトポジションセンサー14.2−4切換装置用シフト
ポジシヨンセンサー15、左車輪回転センサー16、右
車輪回転センサー17、ステアリング角度センサー18
、路面センサー19、勾配センサー20、ブレーキ作動
センサー21からの信号を入力する。
チャートで必って、ここに示す方法は自動変速機におけ
る変速段の切換制御と二輪駆動四輪駆動切換装置におけ
る前後輪への駆動力の分配制御とを関連づけて行なう方
法でおり、この方法を電気的な制御によって行なうため
に第2図に略示するシステムとすることが好ましい。第
2図において符号1はマイクロコンピュータを主体とす
るコントロールユニットであって、このコントロールユ
ニット1に対しエンジン2からスロットル開度センサー
3およびエンジン回転センサー4によって各信号を入力
し、また自動変速渫5についてはコントロールユニット
1からの出力信号により自動変速機用制御装置6を動作
させるとともに、その動作状況を得るために自動変速倣
各部回転センサー7および自動変速機作動センサー8か
らの各信号をコントロールユニット1に入力する。ここ
で自動変速償5およびその制御装置6としでは、前掲の
特願昭60−7772号に示された装置を採用すること
ができ、この種の装置ではシフトレバ−によるマニュア
ルバルブの切換えおよびスロットル開度ならびに出力軸
回転数等によって各種のバルブが切換ねり、自動釣に変
速が行なわれる。したがって自動変速機作動センサー8
としては、変速段の切換えのためのブレーキやクラッチ
に対する油圧を検出する圧力スイッチを用いることがで
きる。他方、二輪駆動四輪駆動切換装置(以下、2−4
切換装置と記す)9については、コントロールユニット
1からの出力信号により2−4切換装置用制御装置10
を動作させるとともに、その動作状態を得るために2−
4切換装置作動センサー11および後輪車速センサー1
2ならびに前輪車速センサー13からの各信号を入力す
る。ここで前掲の特願昭60−7772号の装置では、
クラッチを油圧によって係合・解放させることにより二
輪駆動と四輪駆動との切換を行なうから、前記2−4切
換装置作動センサー11としてはそのクラッチに対する
油圧を検出する圧力スイッチを用いることができる。そ
してコントロールユニット1には更に、自動変速機用シ
フトポジションセンサー14.2−4切換装置用シフト
ポジシヨンセンサー15、左車輪回転センサー16、右
車輪回転センサー17、ステアリング角度センサー18
、路面センサー19、勾配センサー20、ブレーキ作動
センサー21からの信号を入力する。
上記のシステムにおいて例えば自動変速機用のシフトレ
バ−をDレンジからセカンドレンジに切換えるとともに
、2−4切換装置用のシフトレバ−を二輪駆動から四輪
駆動に切換えた場合、各々に対応するシフトポジション
センサー14.15からコントロールユニット1に信号
が入力される。
バ−をDレンジからセカンドレンジに切換えるとともに
、2−4切換装置用のシフトレバ−を二輪駆動から四輪
駆動に切換えた場合、各々に対応するシフトポジション
センサー14.15からコントロールユニット1に信号
が入力される。
コントロールユニット1においては、第1図に示すよう
に、入力された信号に基づいて変速段の切換えか否かを
判断(ステップ100)し、その結果が[イエス]であ
れば、2−4切換装置9の切換制御を禁止する(ステッ
プ101)。これは前記2−4切換装置用制御装置10
にコントロールユニット1から信号を出力することによ
り行なうが、具体的には、2−4切換装置9をクラッチ
C−4を主体に構成し、そのための制御装置10が第3
図に示す構成であれば、以下のようにして行なえばよい
。
に、入力された信号に基づいて変速段の切換えか否かを
判断(ステップ100)し、その結果が[イエス]であ
れば、2−4切換装置9の切換制御を禁止する(ステッ
プ101)。これは前記2−4切換装置用制御装置10
にコントロールユニット1から信号を出力することによ
り行なうが、具体的には、2−4切換装置9をクラッチ
C−4を主体に構成し、そのための制御装置10が第3
図に示す構成であれば、以下のようにして行なえばよい
。
すなわち第3図においてマニュアルバルブ30は高速二
輪層!71(H2)よび高速四輪駆動(H4)ならびに
減速四輪駆動(L4)の各駆動状態を選択するためのも
ので必って、ライン油圧を発生する油圧源P1に連通さ
せたポート31を、スプール32の移動によって四輪駆
動用ポート33および副変速機用ポート34に選択的に
連通させる機構でおり、その四輪駆動用ポート33がタ
イミング弁35に連通している。タイミング弁35は、
スプール36の一端側にスプリング37を配置し、かつ
他端側に油室38を設けた構成であって、アウトレット
ポート39が二輪駆動四輪駆動切換用のクラッチC−4
にチェック弁付流量制御井40を介して接続されている
。そしてタイミング弁35は、スプール36をスプリン
グ37によって押すことにより、インレフ1〜ボート4
1が閉じるとともに、アウトレットボート39がドレン
ポート42に連通してクラッチC−4に対する油圧が排
圧され、また油室38にライン油圧を加えることにより
、スプール36がスプリング37を圧縮して一端側に移
動し、その結果、インレットポート41とアウトレット
ボート39とが連通してクラッチC−4に油圧を加える
よう構成されている。ざらにタイミング弁35における
前記油圧38が油圧源P1に油路43を介して連通され
、その油路43のうち油室38の直前に電磁弁S5が介
装されている。この電磁弁S5はコイルに通電して励磁
することによりポートを開いて前記油路43から、すな
わち油室38から排圧し、また反対に消磁することによ
りポートを閉じて油路43から油室38にライン油圧を
作用させるものであり、前記コントロールユニット1に
接続されている。なお、2−4切換装置作動センサー1
1である圧力スイッチPSWがクラッチC−4とチェッ
ク弁付流量制御井40との間に設けられている。したが
って第3図に示す構成では、マニュアルバルブ30をH
4もしくはL4に設定すれば、ポート31が四輪駆動用
ポート33に連通してタイミング弁35のインレットポ
ート41にライン油圧が加えられるが、前記電磁弁S5
に通電してこれをオン状態としておけば、タイミング弁
35における油室38から排圧されてスプール36が第
3図の下側に下がるから、インレットポート41が閉じ
られ、したがってクラッチC−4にライン油圧が供給さ
れず、クラッチC−4が解放状態を維持して四輪駆動と
なることを禁止することができる。
輪層!71(H2)よび高速四輪駆動(H4)ならびに
減速四輪駆動(L4)の各駆動状態を選択するためのも
ので必って、ライン油圧を発生する油圧源P1に連通さ
せたポート31を、スプール32の移動によって四輪駆
動用ポート33および副変速機用ポート34に選択的に
連通させる機構でおり、その四輪駆動用ポート33がタ
イミング弁35に連通している。タイミング弁35は、
スプール36の一端側にスプリング37を配置し、かつ
他端側に油室38を設けた構成であって、アウトレット
ポート39が二輪駆動四輪駆動切換用のクラッチC−4
にチェック弁付流量制御井40を介して接続されている
。そしてタイミング弁35は、スプール36をスプリン
グ37によって押すことにより、インレフ1〜ボート4
1が閉じるとともに、アウトレットボート39がドレン
ポート42に連通してクラッチC−4に対する油圧が排
圧され、また油室38にライン油圧を加えることにより
、スプール36がスプリング37を圧縮して一端側に移
動し、その結果、インレットポート41とアウトレット
ボート39とが連通してクラッチC−4に油圧を加える
よう構成されている。ざらにタイミング弁35における
前記油圧38が油圧源P1に油路43を介して連通され
、その油路43のうち油室38の直前に電磁弁S5が介
装されている。この電磁弁S5はコイルに通電して励磁
することによりポートを開いて前記油路43から、すな
わち油室38から排圧し、また反対に消磁することによ
りポートを閉じて油路43から油室38にライン油圧を
作用させるものであり、前記コントロールユニット1に
接続されている。なお、2−4切換装置作動センサー1
1である圧力スイッチPSWがクラッチC−4とチェッ
ク弁付流量制御井40との間に設けられている。したが
って第3図に示す構成では、マニュアルバルブ30をH
4もしくはL4に設定すれば、ポート31が四輪駆動用
ポート33に連通してタイミング弁35のインレットポ
ート41にライン油圧が加えられるが、前記電磁弁S5
に通電してこれをオン状態としておけば、タイミング弁
35における油室38から排圧されてスプール36が第
3図の下側に下がるから、インレットポート41が閉じ
られ、したがってクラッチC−4にライン油圧が供給さ
れず、クラッチC−4が解放状態を維持して四輪駆動と
なることを禁止することができる。
上記のように2−4切換装置9の切換制御を禁止した状
態で自動変速機5での変速段の切換制御を実行する(ス
テップ102)。これは、例えば自動変速機用制御装置
6におけるマニュアルバルブが切換ねることによりライ
ン油圧の供給経路に変更が生じ、その結果、自動変速機
5でのクラッチあるいはブレーキが動作することにより
行なわれる。このような変速段の切換制御の開始は、コ
ントロールユニット1から自動変速機用制御装置6への
信号の出力、自動変速機各部回転センサー7からの出力
信号あるいは自動変速機作動センサー8からの出力信号
などによって判断され、つぎのステップ103では変速
制御実行の後、予め設定した条件を満足したか否かの判
断を行なう。
態で自動変速機5での変速段の切換制御を実行する(ス
テップ102)。これは、例えば自動変速機用制御装置
6におけるマニュアルバルブが切換ねることによりライ
ン油圧の供給経路に変更が生じ、その結果、自動変速機
5でのクラッチあるいはブレーキが動作することにより
行なわれる。このような変速段の切換制御の開始は、コ
ントロールユニット1から自動変速機用制御装置6への
信号の出力、自動変速機各部回転センサー7からの出力
信号あるいは自動変速機作動センサー8からの出力信号
などによって判断され、つぎのステップ103では変速
制御実行の後、予め設定した条件を満足したか否かの判
断を行なう。
このステップ103の判断過程は、要は、先行する変速
段の切換制御に起因する油圧の変動が解消し、油圧が安
定するまで次の制御を保留するためのものであり、その
条件としては前記変速段の切換制御の終了や予め設定し
た時間の経過とすることができる。ここで切換制御の終
了は前記自動変速機各部回転センサー7がピックアップ
した信号に基づいて行なう回転数の比較判断結果や前記
自動変速機作動センサー8がピックアップした信号に基
づいて行なう油圧の比較判断結果によって決めることが
できる。また設定時間としては油圧が安定するに要する
時間を測定して求めた時間とすることができる。このス
テップ103の判断結果が「ノー」の場合は前記ステッ
プ101の前に戻り、2−4切換装置9の切換制御の禁
止を維持する。
段の切換制御に起因する油圧の変動が解消し、油圧が安
定するまで次の制御を保留するためのものであり、その
条件としては前記変速段の切換制御の終了や予め設定し
た時間の経過とすることができる。ここで切換制御の終
了は前記自動変速機各部回転センサー7がピックアップ
した信号に基づいて行なう回転数の比較判断結果や前記
自動変速機作動センサー8がピックアップした信号に基
づいて行なう油圧の比較判断結果によって決めることが
できる。また設定時間としては油圧が安定するに要する
時間を測定して求めた時間とすることができる。このス
テップ103の判断結果が「ノー」の場合は前記ステッ
プ101の前に戻り、2−4切換装置9の切換制御の禁
止を維持する。
そしてステップ103の判断結果が「イエス」の場合お
よび前記ステップ101の判断結果が「ノー」の場合に
は、入力された信号による制御が二輪駆動四輪駆動の切
換えか否かを判断する(ステップ104)。この判断過
程の結果が1ノー」であれば最初のステップにリターン
し、「イエス」であれば自動変速機の新たな変速制御を
禁止する(ステップ105)。この変速制御の禁止は、
例えば自動変速機用制御装置6における各電磁弁の励磁
および消磁状態を現状のままに維持することにより達成
できる。このような制御禁止を行なった状態で2−4切
換装置9の切換制御を実行する(ステップ106〉。こ
の切換制御は第3図に示す例では、電磁弁S5への通電
を断って消磁することによりそのポートを閉じざぜ、そ
の結果タイミング弁35の油室38にライン油圧を供給
してスプール36を第3図の上側に移動させることによ
りインレットポート41とアウトレットポート39とを
連通させ、ライン油圧によってクラッチC−4を係合さ
せることにより行なうことができる。その場合、先行す
る変速段の切換制御が完了するなど油圧の回復が図られ
ているから、2−4切換装置9での切換制御は所期通り
に行なわれる。
よび前記ステップ101の判断結果が「ノー」の場合に
は、入力された信号による制御が二輪駆動四輪駆動の切
換えか否かを判断する(ステップ104)。この判断過
程の結果が1ノー」であれば最初のステップにリターン
し、「イエス」であれば自動変速機の新たな変速制御を
禁止する(ステップ105)。この変速制御の禁止は、
例えば自動変速機用制御装置6における各電磁弁の励磁
および消磁状態を現状のままに維持することにより達成
できる。このような制御禁止を行なった状態で2−4切
換装置9の切換制御を実行する(ステップ106〉。こ
の切換制御は第3図に示す例では、電磁弁S5への通電
を断って消磁することによりそのポートを閉じざぜ、そ
の結果タイミング弁35の油室38にライン油圧を供給
してスプール36を第3図の上側に移動させることによ
りインレットポート41とアウトレットポート39とを
連通させ、ライン油圧によってクラッチC−4を係合さ
せることにより行なうことができる。その場合、先行す
る変速段の切換制御が完了するなど油圧の回復が図られ
ているから、2−4切換装置9での切換制御は所期通り
に行なわれる。
そしてステップ106の切換制御を開始した後、予め設
定した条件を満しているか否かの判断を行なう(ステッ
プ107)。ここでの条件は前述したステップ1.03
での条件と同様に切換制御の終了や設定時間の経過とす
ればよく、その場合、切換制御の略了は前記後輪車速セ
ンサー12や前輪車速センサー13からの出力信号に基
づく回転数の比較判断結果や前記2−4切換装置作動セ
ンサー11からの出力信号に基づく油圧の比較判断結果
によって決めることができる。このステップ107の判
断過程の結果が「ノー」の場合は前記ステップ105の
前に戻り、自動変速機5での新たな変速制御の禁止を維
持する。また判断結果が「イエス」であれば最初のステ
ップにリターンする。
定した条件を満しているか否かの判断を行なう(ステッ
プ107)。ここでの条件は前述したステップ1.03
での条件と同様に切換制御の終了や設定時間の経過とす
ればよく、その場合、切換制御の略了は前記後輪車速セ
ンサー12や前輪車速センサー13からの出力信号に基
づく回転数の比較判断結果や前記2−4切換装置作動セ
ンサー11からの出力信号に基づく油圧の比較判断結果
によって決めることができる。このステップ107の判
断過程の結果が「ノー」の場合は前記ステップ105の
前に戻り、自動変速機5での新たな変速制御の禁止を維
持する。また判断結果が「イエス」であれば最初のステ
ップにリターンする。
第4図は上記の制御による各切換信号の出力タイミング
と自動変速機5および2−4切換装置9の動作タイミン
グを示すタイムチャートであって、Dレンジから2nd
レンジにシフトした直後に二輪駆動から四輪駆動にシフ
トすると、Dレンジ−2ndレンジシフト信号により自
動変速機5およびその制御装置6が変速制御を開始する
が、その時点10から前記の条件を満すまでの禁止期間
T1内の時点t1に二輪駆動→四輪駆動の切換信号がお
っても2−4切換装置9は従前の状態のままに維持され
、禁止期間T1の経過した時点t2で2−4切換装置9
の切換動作が開始される。その後、予め設定した条件を
満すまでの禁止期間T2内の所定の時点t3において例
えば2nd→3rdへの変速段の切換信号がおっても自
動変速機は従前の状態のままに維持され、禁止期間T2
が経過した時点t4で変速段の切換えが開始される。以
降、同様に各禁止期間TI 、T2においては変速制御
と二輪駆動四輪駆動の切換制御とが同時に生じることは
なく、いずれか一方の制御が阻止される。その結果、変
速制御および二輪駆動四輪駆動の切換制御が、共に油圧
の低下を招来することなく、規定の油圧の下で行なわれ
る。
と自動変速機5および2−4切換装置9の動作タイミン
グを示すタイムチャートであって、Dレンジから2nd
レンジにシフトした直後に二輪駆動から四輪駆動にシフ
トすると、Dレンジ−2ndレンジシフト信号により自
動変速機5およびその制御装置6が変速制御を開始する
が、その時点10から前記の条件を満すまでの禁止期間
T1内の時点t1に二輪駆動→四輪駆動の切換信号がお
っても2−4切換装置9は従前の状態のままに維持され
、禁止期間T1の経過した時点t2で2−4切換装置9
の切換動作が開始される。その後、予め設定した条件を
満すまでの禁止期間T2内の所定の時点t3において例
えば2nd→3rdへの変速段の切換信号がおっても自
動変速機は従前の状態のままに維持され、禁止期間T2
が経過した時点t4で変速段の切換えが開始される。以
降、同様に各禁止期間TI 、T2においては変速制御
と二輪駆動四輪駆動の切換制御とが同時に生じることは
なく、いずれか一方の制御が阻止される。その結果、変
速制御および二輪駆動四輪駆動の切換制御が、共に油圧
の低下を招来することなく、規定の油圧の下で行なわれ
る。
なお以上の説明では、変速段の切換えか否かを最初に判
断し、二輪駆動四輪駆動の切換えか否かを後で判断する
こととしたが、これらの優先順位は特に限定されるもの
ではなく、いずれを最初に判断してもよい。あるいは前
記ステップ100からステップ103までの過程とステ
ップ104からステップ107までの過程とを独立して
行なってもよく、その場合、最初に入力された信号によ
るルーチンが先行することになる。
断し、二輪駆動四輪駆動の切換えか否かを後で判断する
こととしたが、これらの優先順位は特に限定されるもの
ではなく、いずれを最初に判断してもよい。あるいは前
記ステップ100からステップ103までの過程とステ
ップ104からステップ107までの過程とを独立して
行なってもよく、その場合、最初に入力された信号によ
るルーチンが先行することになる。
以上述べた実施例は走行状態に応じて自動的に変速段の
切換えを行なう自動変速機5と2−4切換装置9とを関
連づけて制御する方法であるが、この発明の方法は副変
速機と2−4切換装@9とを関連づけて制御する場合に
も適用することができる。ここで副変速機とは、入力さ
れた駆動力を高速駆動および低速駆動に切換えて出力す
ることのできる変速機であって、この副変速機およびそ
のだめの制御装置は具体的には、例えば前掲の特願昭6
0−7772号によって提案されている構成とすること
ができる。このような四輪駆動用変速別を対象としたこ
の発明の方法の一例は第5図に示す通りであり、これを
実施するシステムとしては第6図に明示する構成とすれ
ばよい。
切換えを行なう自動変速機5と2−4切換装置9とを関
連づけて制御する方法であるが、この発明の方法は副変
速機と2−4切換装@9とを関連づけて制御する場合に
も適用することができる。ここで副変速機とは、入力さ
れた駆動力を高速駆動および低速駆動に切換えて出力す
ることのできる変速機であって、この副変速機およびそ
のだめの制御装置は具体的には、例えば前掲の特願昭6
0−7772号によって提案されている構成とすること
ができる。このような四輪駆動用変速別を対象としたこ
の発明の方法の一例は第5図に示す通りであり、これを
実施するシステムとしては第6図に明示する構成とすれ
ばよい。
先ず第6図に示すシステムについて説明すると、ここに
示すシステムは前述した第2図におけるシステムに副変
速機50およびこれに付随する機器を付加した構成とし
たものであり、副変速機50は2−4切換装置9の前段
に設けられており、そのための制御装置51がコントロ
ールユニット1によって制御されるとともに副変速機各
部回転センサー52および副変速機作動センサー53の
出力信号がコントロールユニット1に入力されている。
示すシステムは前述した第2図におけるシステムに副変
速機50およびこれに付随する機器を付加した構成とし
たものであり、副変速機50は2−4切換装置9の前段
に設けられており、そのための制御装置51がコントロ
ールユニット1によって制御されるとともに副変速機各
部回転センサー52および副変速機作動センサー53の
出力信号がコントロールユニット1に入力されている。
この副変速機作動センサー53としては、副変速機50
を前掲の公報に記載された構成とした場合には、ギヤ比
を変えるためのクラッチおよびブレーキのいずれかに供
給した油圧を検出する油圧スイッチを用いることができ
る。また副変速機50をシフ]〜レバーの操作によって
切換えるから、副変速機シフトポジションセンサー54
からの信号がコントロールユニット1に入力されている
。
を前掲の公報に記載された構成とした場合には、ギヤ比
を変えるためのクラッチおよびブレーキのいずれかに供
給した油圧を検出する油圧スイッチを用いることができ
る。また副変速機50をシフ]〜レバーの操作によって
切換えるから、副変速機シフトポジションセンサー54
からの信号がコントロールユニット1に入力されている
。
なお、上記のシステムの装置では、前述の第3図に示す
マニュアルバルブ30によって副変速機50および2−
4切換装置9を切換動作させるが、このマニュアルバル
ブ30においては、高速二輪駆動(H2)と減速四輪駆
動(L4)との間での切換えを行なった場合、副変速6
150に対する油路と2−4切換装置9に対する油路と
が共に切換ねることになる。
マニュアルバルブ30によって副変速機50および2−
4切換装置9を切換動作させるが、このマニュアルバル
ブ30においては、高速二輪駆動(H2)と減速四輪駆
動(L4)との間での切換えを行なった場合、副変速6
150に対する油路と2−4切換装置9に対する油路と
が共に切換ねることになる。
上述したシステムにおいて副変速機おにび2−4切換装
置用のシフトレバ−を高速二輪駆動(H2)から減速四
輪駆動(L4)に切換えた場合、前記2−4切換装置用
シフトポジシヨンセンサー15および副変速機シフトポ
ジションセンサー54からコントロールユニット1に信
号が入力される。コントロールユニット1においては、
第5図に示すように、入力された信号に基づいて副変速
機の変速か否かを判断する(ステップ110)。
置用のシフトレバ−を高速二輪駆動(H2)から減速四
輪駆動(L4)に切換えた場合、前記2−4切換装置用
シフトポジシヨンセンサー15および副変速機シフトポ
ジションセンサー54からコントロールユニット1に信
号が入力される。コントロールユニット1においては、
第5図に示すように、入力された信号に基づいて副変速
機の変速か否かを判断する(ステップ110)。
副変速機シフトポジションセンサー54から先に入力さ
れれば、その判断結果は「イエス」となり、2−4切換
装置9の切換制御を禁止する(ステップ111)。ここ
での切換制御禁止操作は、前述した実施例において第3
図を参照して説明したように行なえばよい。ついで副変
速機50の切換制御を実行する(ステップ112)。こ
の操作は、例えば副変速機制御装置における所定の電磁
弁を動作させて油圧の供給経路を変えることによって行
なうことができる。この副変速機50の切換制御の開始
は、コントロールユニット1から副変速機制御装置51
への信号の出力、副変速機各部回転センサー52からの
出力信号あるいは副変速機作動センサー53からの出力
信号などによって判断される。副変速機50の切換制御
開始の後、次のステップ113において予め設定した条
件を満したか否かを判断する。その条件としては、前述
した実施例におけると同様に、副変速機50の切換制御
の終了や予め設定した時間の経過とすることができ、ま
た切換制御の終了は副変速機各部回転センサー52がピ
ックアップした信号に基づいて行なう回転数の比較判断
結果や副変速機作動センサー53がピックアップした信
号に基づいて行なう油圧の比較判断結果によって決める
ことができ、さらに設定時間としては油圧の回復に要す
る時間等実験的に測定した時間を採用すればよい。
れれば、その判断結果は「イエス」となり、2−4切換
装置9の切換制御を禁止する(ステップ111)。ここ
での切換制御禁止操作は、前述した実施例において第3
図を参照して説明したように行なえばよい。ついで副変
速機50の切換制御を実行する(ステップ112)。こ
の操作は、例えば副変速機制御装置における所定の電磁
弁を動作させて油圧の供給経路を変えることによって行
なうことができる。この副変速機50の切換制御の開始
は、コントロールユニット1から副変速機制御装置51
への信号の出力、副変速機各部回転センサー52からの
出力信号あるいは副変速機作動センサー53からの出力
信号などによって判断される。副変速機50の切換制御
開始の後、次のステップ113において予め設定した条
件を満したか否かを判断する。その条件としては、前述
した実施例におけると同様に、副変速機50の切換制御
の終了や予め設定した時間の経過とすることができ、ま
た切換制御の終了は副変速機各部回転センサー52がピ
ックアップした信号に基づいて行なう回転数の比較判断
結果や副変速機作動センサー53がピックアップした信
号に基づいて行なう油圧の比較判断結果によって決める
ことができ、さらに設定時間としては油圧の回復に要す
る時間等実験的に測定した時間を採用すればよい。
このステップ113の判断結果が「ノー」の場合は前記
ステップ111の前に戻り、2−4切換装置9の切換制
御の禁止を維持する。
ステップ111の前に戻り、2−4切換装置9の切換制
御の禁止を維持する。
そしてステップ113の判断結果が「イエス」の場合お
よび前記ステップ111の判断結果が「ノー」の場合に
は、シフトレバ−の操作に伴って入力された信号による
制御が二輪駆動四輪駆動の切換えか否かを判断しくステ
ップ114>、その判断結果が「ノー」であれば最初の
ステップにリターンし、また「イエス」であれば副変速
機50の新たな切換制御を禁止する(ステップ115)
この副変速機50の切換制御の禁止も、前述した自動変
速機5の変速制御の禁止と同様に、副変速機制御装置5
1における適当な電磁弁の励磁もしくは消磁状態を現状
のままに維持することにより行なえばよい。このような
制御禁止を行なった状態で、例えば前記の第3図におけ
る電磁弁S5への通電を断つことによりクラッチC−4
を係合させて2−4切換装置9の切換制御を実行する(
ステップ116)。そしてステップ117の予め設定し
た条件の充足を判断する過程により副変速機50での新
たな切換制御の禁止を維持し、ステップ117の判断結
果が「イエス」となったことにより最初のステップへ戻
る。
よび前記ステップ111の判断結果が「ノー」の場合に
は、シフトレバ−の操作に伴って入力された信号による
制御が二輪駆動四輪駆動の切換えか否かを判断しくステ
ップ114>、その判断結果が「ノー」であれば最初の
ステップにリターンし、また「イエス」であれば副変速
機50の新たな切換制御を禁止する(ステップ115)
この副変速機50の切換制御の禁止も、前述した自動変
速機5の変速制御の禁止と同様に、副変速機制御装置5
1における適当な電磁弁の励磁もしくは消磁状態を現状
のままに維持することにより行なえばよい。このような
制御禁止を行なった状態で、例えば前記の第3図におけ
る電磁弁S5への通電を断つことによりクラッチC−4
を係合させて2−4切換装置9の切換制御を実行する(
ステップ116)。そしてステップ117の予め設定し
た条件の充足を判断する過程により副変速機50での新
たな切換制御の禁止を維持し、ステップ117の判断結
果が「イエス」となったことにより最初のステップへ戻
る。
上記の制御による各信号の出力タイミングと副変速機5
0および2−4切換装置9の動作タイミングとを示すタ
イムチャートは第7図の通りであって、副変速機50を
減速駆動(LOW)から高速駆動(High)に切換え
る信号もしくはその反対の切換えを行なう信号が、2−
4切換装置9を二輪駆動(2WD)もしくは四輪駆動(
4WD>に切換える信号もしくはその反対の切換えを行
なう信号に先行した場合、副変速機切換信号に基づいて
副変速機50の切換制御が開始され、その時点て6から
前記の設定条件を満すまでの禁止期間T3内の時点t7
に2−4切換装置切換信号かあっても2−4切換装置9
は切換動作を行なわず、条件を充足したときすなわち禁
止期間T3が経過した時点t8で2−4切換装置9の切
換動作が生じる。また2−4切換装置9の切換制御を開
始すると、前述した条件を満すまでの禁止期間T4内の
時点t9に副変速機50の切換信号があっても副変速機
50の切換えが行なわれず、条件を充足したときすなわ
ち禁止期間T4が経過した時点t10で副変速機50の
切換えが開始される。以降同様に各禁止期間T3 、T
4においては副変速機50での変速制御と2−4切換装
置9の切換制御とが同時に生じることはなく、いずれか
一方の制御が阻止される。したがって上記の変速制御と
切換制御とが同時には生じないから、油圧が大きく低下
することがなく、各制御を規定の圧力の下で行なうこと
ができる。
0および2−4切換装置9の動作タイミングとを示すタ
イムチャートは第7図の通りであって、副変速機50を
減速駆動(LOW)から高速駆動(High)に切換え
る信号もしくはその反対の切換えを行なう信号が、2−
4切換装置9を二輪駆動(2WD)もしくは四輪駆動(
4WD>に切換える信号もしくはその反対の切換えを行
なう信号に先行した場合、副変速機切換信号に基づいて
副変速機50の切換制御が開始され、その時点て6から
前記の設定条件を満すまでの禁止期間T3内の時点t7
に2−4切換装置切換信号かあっても2−4切換装置9
は切換動作を行なわず、条件を充足したときすなわち禁
止期間T3が経過した時点t8で2−4切換装置9の切
換動作が生じる。また2−4切換装置9の切換制御を開
始すると、前述した条件を満すまでの禁止期間T4内の
時点t9に副変速機50の切換信号があっても副変速機
50の切換えが行なわれず、条件を充足したときすなわ
ち禁止期間T4が経過した時点t10で副変速機50の
切換えが開始される。以降同様に各禁止期間T3 、T
4においては副変速機50での変速制御と2−4切換装
置9の切換制御とが同時に生じることはなく、いずれか
一方の制御が阻止される。したがって上記の変速制御と
切換制御とが同時には生じないから、油圧が大きく低下
することがなく、各制御を規定の圧力の下で行なうこと
ができる。
なお、前掲の特願昭60−7772号の構成、第3図に
示す構成では、H2→L4あるいはL4→H2の切換操
作に伴う副変速機での切換えと2−4切換装置での切換
えとが同時に生じる構成であるが、このような構成の装
置を対象として上記の制御を行なう場合、a1変速機切
換制御と2−4切換装置切換制御とを信号の入力順位に
よって行なわずに他の条件で優先順位を設定して実行す
ることが好ましい。すなわち変速制御を四輪駆動状態で
行なえば各車輪ごとのトルク変動が小さくなるので、H
2→L4あるいはL4→H2の切換えは、2−4切換装
置9を四輪駆動状態に設定した状態で副変速[50の切
換えを行なうことが好ま1、い。したがって、例えばH
2→L4の切換えを行なう場合には、第8図に示すよう
にシフトレバ−の操作に基づく信号により先ず2−4切
換装置9を四輪駆動状態へ切換動作させ、その動作の開
始時点t11から所定の条件を満すまでの期間を禁止期
間Taとし、その禁止期間Taが経過した時点t12で
副変速機50を高速駆動状態から減速駆動状態に切換動
作させ、ざらに副変速機50の切換動作開始後、所定の
条件を満すまでの禁止期間Tbを経過した時点t13以
降で2−4切換装置50の切換制御を可能とする。これ
に対しL4→H2の切換えは、第9図に示すように、シ
フトレバ−の操作に基づく信号により先ず副変速機50
を減速駆動状態から高速駆動状態に切換動作させ、その
動作開始時点t14から所定の条件を満すまでの禁止時
間Tcを経過した時点t15で2−4切換装置9を四輪
駆動状態から二輪駆動状態に切換動作させ、ざらにその
時点t15から所定の条件を満すまでの禁止期間Tdを
経過した時点t16以降に副変速機50の新たな切換制
御を可能とする。
示す構成では、H2→L4あるいはL4→H2の切換操
作に伴う副変速機での切換えと2−4切換装置での切換
えとが同時に生じる構成であるが、このような構成の装
置を対象として上記の制御を行なう場合、a1変速機切
換制御と2−4切換装置切換制御とを信号の入力順位に
よって行なわずに他の条件で優先順位を設定して実行す
ることが好ましい。すなわち変速制御を四輪駆動状態で
行なえば各車輪ごとのトルク変動が小さくなるので、H
2→L4あるいはL4→H2の切換えは、2−4切換装
置9を四輪駆動状態に設定した状態で副変速[50の切
換えを行なうことが好ま1、い。したがって、例えばH
2→L4の切換えを行なう場合には、第8図に示すよう
にシフトレバ−の操作に基づく信号により先ず2−4切
換装置9を四輪駆動状態へ切換動作させ、その動作の開
始時点t11から所定の条件を満すまでの期間を禁止期
間Taとし、その禁止期間Taが経過した時点t12で
副変速機50を高速駆動状態から減速駆動状態に切換動
作させ、ざらに副変速機50の切換動作開始後、所定の
条件を満すまでの禁止期間Tbを経過した時点t13以
降で2−4切換装置50の切換制御を可能とする。これ
に対しL4→H2の切換えは、第9図に示すように、シ
フトレバ−の操作に基づく信号により先ず副変速機50
を減速駆動状態から高速駆動状態に切換動作させ、その
動作開始時点t14から所定の条件を満すまでの禁止時
間Tcを経過した時点t15で2−4切換装置9を四輪
駆動状態から二輪駆動状態に切換動作させ、ざらにその
時点t15から所定の条件を満すまでの禁止期間Tdを
経過した時点t16以降に副変速機50の新たな切換制
御を可能とする。
これら第8図および第9図に示す制御方法では、四輪駆
動状態で副変速機50の切換制御が行なわれるから、各
車輪ごとのトルク変動が小さく、安定した切換制御が可
能でおる。
動状態で副変速機50の切換制御が行なわれるから、各
車輪ごとのトルク変動が小さく、安定した切換制御が可
能でおる。
なお、以上述べた各実施例は二輪駆動と四輪駆動とに切
換えることのできるパートタイム四輪駆動車を対象とす
るものでおるが、この発明の方法は四輪駆動状態を常時
維持するフルタイム四輪駆動車にも適用することができ
る。すなわちフルタイム四輪駆動車では前車輪と後車輪
との回転数差に起因するブレーキング現象を防ぐために
差動礪構(センターディファレンシャル)を設けており
、さらに前車輪もしくは後車輪の空転による四輪駆動状
態が不可能になることを防ぐためにセンターディフルン
シャルの作用を阻止する機構(デフロック機構〉を設け
ているが、デフロック機構として摩擦係合装置を用いた
場合、摩擦力の調整によって前車輪と後車輪とへの駆動
力の分配率を変えることができ、その場合、変速制御と
摩擦係合装置による分配制御とを、前記各実施例で述べ
たように所定の禁止期間を設定して同時に実行しないよ
うにすることができ、そのようにすれば油圧が安定して
いることにより分配率の正確な制御が可能となる。
換えることのできるパートタイム四輪駆動車を対象とす
るものでおるが、この発明の方法は四輪駆動状態を常時
維持するフルタイム四輪駆動車にも適用することができ
る。すなわちフルタイム四輪駆動車では前車輪と後車輪
との回転数差に起因するブレーキング現象を防ぐために
差動礪構(センターディファレンシャル)を設けており
、さらに前車輪もしくは後車輪の空転による四輪駆動状
態が不可能になることを防ぐためにセンターディフルン
シャルの作用を阻止する機構(デフロック機構〉を設け
ているが、デフロック機構として摩擦係合装置を用いた
場合、摩擦力の調整によって前車輪と後車輪とへの駆動
力の分配率を変えることができ、その場合、変速制御と
摩擦係合装置による分配制御とを、前記各実施例で述べ
たように所定の禁止期間を設定して同時に実行しないよ
うにすることができ、そのようにすれば油圧が安定して
いることにより分配率の正確な制御が可能となる。
発明の詳細
な説明したようにこの発明の方法によれば、前車輪と後
車輪とへの駆動力の分配制御と変速制御とが、所定の時
間のずれをもって実行されるため、これらの制御を行な
う油圧の一時的な大幅な低下がなく、したかって各制御
を所期通り安定して行なうことができ、その結果、良好
な変速特性が得られ、また四輪駆動車本来のメリットを
生かすことができる。
車輪とへの駆動力の分配制御と変速制御とが、所定の時
間のずれをもって実行されるため、これらの制御を行な
う油圧の一時的な大幅な低下がなく、したかって各制御
を所期通り安定して行なうことができ、その結果、良好
な変速特性が得られ、また四輪駆動車本来のメリットを
生かすことができる。
第1図はこの発明の方法の一実施例を示ずフローチャー
ト、第2図はその制御方法を実施するためのシステムの
略解図、第3図は二輪駆動四輪駆動切換装置用制御装置
の一例を示す略解図、第4図は第1図に示す方法による
タイムチャート、第5図はこの発明に係る他の方法を示
すフローチャート、第6図はその方法を実施するための
システムを示す略解図、第7図は第6図に示す方法によ
るタイムチャート、第8図および第9図は二輪駆動四輪
駆動切換装置の制御と副変速機の制御とに優先順位を設
定した場合のタイムチp−1−である。 1・・・コントロールユニット、 5−・・自動変速機
、9・・・二輪駆動四輪駆動切換装置、 30・・・マ
ニュアルバルブ、 50・・・副変速薇、 C−4・・
・クラッチ、 S5・・・電磁弁。 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 第8図
ト、第2図はその制御方法を実施するためのシステムの
略解図、第3図は二輪駆動四輪駆動切換装置用制御装置
の一例を示す略解図、第4図は第1図に示す方法による
タイムチャート、第5図はこの発明に係る他の方法を示
すフローチャート、第6図はその方法を実施するための
システムを示す略解図、第7図は第6図に示す方法によ
るタイムチャート、第8図および第9図は二輪駆動四輪
駆動切換装置の制御と副変速機の制御とに優先順位を設
定した場合のタイムチp−1−である。 1・・・コントロールユニット、 5−・・自動変速機
、9・・・二輪駆動四輪駆動切換装置、 30・・・マ
ニュアルバルブ、 50・・・副変速薇、 C−4・・
・クラッチ、 S5・・・電磁弁。 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 第8図
Claims (3)
- (1)四輪駆動車における前車輪と後車輪とへの駆動力
の分配制御と変速機での変速比の切換制御とを油圧によ
って行なうにあたり、前記駆動力の分配制御と変速比の
切換制御とのいずれか一方の制御の開始以降予め設定し
た条件を満たすまでの間は他方の制御を行なうことを禁
止することを特徴とする四輪駆動車の制御方法。 - (2)前記条件が、設定時間の経過または前記一方の制
御の終了のいずれか一方を含む条件であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の四輪駆動車の制御方法
。 - (3)前記制御の終了が、前記変速機内での回転数の比
較判断結果もしくは油圧の比較判断結果のいずれかによ
って決定されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
記載の四輪駆動車の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088707A JPS62244716A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 四輪駆動車の制御方法 |
US07/039,176 US4771853A (en) | 1986-04-17 | 1987-04-17 | Method and apparatus for controlling four-wheel drive vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61088707A JPS62244716A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 四輪駆動車の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62244716A true JPS62244716A (ja) | 1987-10-26 |
JPH0460844B2 JPH0460844B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=13950361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61088707A Granted JPS62244716A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 四輪駆動車の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4771853A (ja) |
JP (1) | JPS62244716A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0820002B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1996-03-04 | マツダ株式会社 | 4輪駆動車の操作装置 |
US5265499A (en) * | 1988-10-27 | 1993-11-30 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Method of controlling speed changes in hydraulically actuated type multiple-stage speed change gear |
JPH03217336A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-25 | Mazda Motor Corp | 車両の差動制限装置 |
JP2595740B2 (ja) * | 1990-01-25 | 1997-04-02 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機のシフト指示装置 |
US5226502A (en) * | 1990-03-28 | 1993-07-13 | Mazda Motor Corporation | Differential limiter for vehicle |
US5317937A (en) * | 1991-09-14 | 1994-06-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for vehicle automatic transmission |
JP3467973B2 (ja) * | 1996-06-20 | 2003-11-17 | 日産自動車株式会社 | 駆動力配分制御装置 |
DE102008054977B4 (de) * | 2008-12-19 | 2014-01-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Schaltanordnung |
FR2958592B1 (fr) * | 2010-04-12 | 2012-06-01 | Renault Sa | Procede de fonctionnement d'un systeme de transmission d'un vehicule automobile |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4452331A (en) * | 1980-11-13 | 1984-06-05 | American Motors Corporation | Vehicle axle |
US4407387A (en) * | 1981-05-29 | 1983-10-04 | General Motors Corporation | Control system for split axle drive mechanism |
JPH0621644B2 (ja) * | 1985-01-19 | 1994-03-23 | トヨタ自動車株式会社 | 変速機の制御装置 |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP61088707A patent/JPS62244716A/ja active Granted
-
1987
- 1987-04-17 US US07/039,176 patent/US4771853A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4771853A (en) | 1988-09-20 |
JPH0460844B2 (ja) | 1992-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100870385B1 (ko) | 자동 클러치 장치가 구비된 자동차의 제어 방법 | |
JPH09202159A (ja) | 発進クラッチを備えた車両におけるブレーキ力制御装置 | |
JP2008513703A (ja) | トランスミッションブレーキの機能の拡張のための方法 | |
JPS62244716A (ja) | 四輪駆動車の制御方法 | |
KR100662136B1 (ko) | 차량 주행시에 변속비 변화에 연관된 전위 과정을 제어하는 방법 | |
KR20000016207A (ko) | 무단변속기(cvt)의 제어방법 | |
JPH0114054B2 (ja) | ||
Kraft et al. | The integrated brake and stability control system of the new BMW 850i | |
JPH0280858A (ja) | 自動変速機搭載車のエンジンブレーキ制御装置 | |
JPH0460845B2 (ja) | ||
JPS63170129A (ja) | 四輪駆動車の駆動系制御装置 | |
JPH0253249B2 (ja) | ||
JP2576207B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制限の許可判定方法 | |
JP2576202B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制御装置 | |
JPS631843A (ja) | 複合クラツチ式多段歯車変速機の制御装置 | |
JPS62233546A (ja) | 車両用自動変速機のシフト制御装置 | |
JP2623720B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制御装置 | |
JPH09112679A (ja) | 自動変速機用油圧制御装置 | |
JP2885053B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP2576201B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制御装置 | |
JP2576206B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制御方法 | |
JP2576208B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪差動制御方法 | |
JPH0635759Y2 (ja) | 自動変速車両の制動装置 | |
JP2605533B2 (ja) | 自動変速機のエンジンブレーキ選択圧制御装置 | |
JPH05286373A (ja) | 四輪駆動車の前後輪差動制限装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |