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JPS6224364B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6224364B2
JPS6224364B2 JP55000252A JP25280A JPS6224364B2 JP S6224364 B2 JPS6224364 B2 JP S6224364B2 JP 55000252 A JP55000252 A JP 55000252A JP 25280 A JP25280 A JP 25280A JP S6224364 B2 JPS6224364 B2 JP S6224364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
forming
press member
glass sheet
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55000252A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5595630A (en
Inventor
Seodoa Hajidaan Furoido
Deiru Raarigu Donarudo
Jiin Reuerusu Robaato
Aasaa Bashongu Jeemusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROFU GURASU Inc
Original Assignee
ROFU GURASU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROFU GURASU Inc filed Critical ROFU GURASU Inc
Publication of JPS5595630A publication Critical patent/JPS5595630A/ja
Publication of JPS6224364B2 publication Critical patent/JPS6224364B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2225/00Transporting hot glass sheets during their manufacture
    • C03B2225/02Means for positioning, aligning or orientating the sheets during their travel, e.g. stops

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲げガラス板の製造に関し、更に詳し
く述べれば特定な形体のガラス板を曲げる改良さ
れた方法及び装置に関する。
曲げ板ガラスは一般に自動車等の車輛のガラス
囲いとして使用される。このような使い方に対し
ては、ガラス板は車輛の開口の形体及び寸法形状
及び車輛の全体のつくりによつて指示される精密
に規定された曲率に曲げられなければならない。
同時に、曲げられたガラス板は厳密な光学的要求
に合いかつ窓、即ち開口の視野範囲は該開口を通
してはつきりと見えることを妨たげる傾向がある
光学的欠陥がないということが重要である。更
に、車輛のガラス囲いとして使用しようとする曲
げガラス板は更に熱処理が果されガラス板を焼も
どししてガラス板を強化し衝撃により破損に対す
る低抗力を増す。
一般に、自動車のガラス囲い用に曲げられ、焼
もどしされたガラス板の商業的生産は予備整形さ
れたガラス板をガラスの軟化温度まで加熱するこ
と、加熱ガラス板を一対の相補的形状のプレス部
材間で所望の曲率に曲げること、そして曲げられ
たガラス板を制御された方法でガラスの焼なまし
温度範囲以下の温度まで冷却することを含む。
多くの場合、プレス部材は曲げられるガラス板
と輪郭が一致する成形用レールよりなり輪郭型即
ちリング型構造でありかつガラス板に所望の曲率
を付与する対向する相補的な成形面が形成されて
いる。これらの成形用レールは曲げられるべきガ
ラス板の周縁部分とだけ係合し、ガラス板の周縁
部分の内側の残りの部分即ち中央部分は拘束され
ることなくたれ下がる。
このような輪郭型プレス部材はガラス板を従来
の形状に曲げる設計目的に対しては非常に役に立
つているが、例えばたわむ方向と逆の方向に縦方
向に逆向きの曲がりを有するガラス囲いのような
例外的なあるいは特定の形体のガラス板形状を形
成するには限界がある。
本発明の主たる目的は加熱したガラス板に不規
則な形状を付与するための構造を内蔵する方法及
び装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は加熱したガラス板に
逆向きの曲げをつけるリングの内側に配置した成
形用パツドを備えた従来形式の輪郭型プレスリン
グを提供することである。
本発明のもう一つの目的はカバー装置を備えこ
のカバーをしわのない状態に保つてガラス板面の
密着及び歪を排除する手段を含む上述の成形用パ
ツドを提供することである。
本発明の更に他の目的はわずかなガラスの動き
に順応しかつ反対側のプレス部材と整合してわず
かな変動を補正する弾性装着構造を備えた上述の
成形用パツドを提供することである。
本発明の更に他の目的は成形用パツドの部分の
位置を選択的に調節しパツドの成形面の曲率を変
更する手段を備えた以上に説明したパツドを提供
することである。
本発明によれば、ガラス板をその軟化点まで加
熱し、この加熱されたガラス板を該加熱されたガ
ラス板の周縁輪郭に対応する第1の成形表面を有
するプレス部材に関して間隔を保つて支持するこ
とを含むガラス板を曲げる方法において、前記プ
レス部材に前記第1の成形面の輪郭内に配置され
前記第1の成形面に対して自由に側方運動するよ
うに前記プレス部材に浮動的に装着された少なく
とも一つの第2の成形面を設け両成形面を同時に
動かして前記ガラス板の周縁と内側部分とのそれ
ぞれに係合して前記ガラス板を対向するプレス部
材に向けて押しつけるように移動して前記ガラス
板に所望の曲がりを付与することを特徴とする方
法が提供される。
又、本発明によれば、枠組、互に近ずき及び離
れるように相対的に移動するように前記フレーム
に装着された一対の対向するプレス部材を含み、
一方の前記プレス部材は曲げられるべきガラス板
の周縁輪郭に一致する成形面を備えた輪郭型成用
レールを有するガラス板の曲げ装置において、前
記一方のプレス部材には前記成形用レール内に装
着され不規則な成形面を有し前記ガラス板の内側
部分に特定形状の形状を付与するための少なくと
も一つの成形要素と該成形要素をプレス部材に対
して自由に運動するように前記プレス部材に浮動
支持する手段が設けられたことを特徴とするガラ
ス板の曲げ装置が提供される。
図面を参照すると、第1図に示されているのは
本発明の方法及び装置によつて所望の形態に曲げ
られた近年の流行の型の特徴に合せて作られた自
動車の後窓ガラスとして使用されるガラス囲い2
0である。後窓ガラス20は中心の横軸線に関し
て全体にわづかに凸状の曲率と逆に曲げられた凹
状にわし曲した下方部分22と合流すなわち交り
合う縦方向においてわずかに凹状にわん曲した上
方部分21を有する単一のガラス板よりなる。下
方凹状部分22は上方凸状部分21よりも一層は
つきりとした曲率を有しており以後の説明におい
て「J形彎曲」と言うことにする。この下方凹状
部分22は組立てた際車輛のデツキ・リドの一部
を形成する板金の板に隣接配置される縦長の縁2
3で終つておりガラス板金との間に一体的な外観
を呈するように板金と連続するようになつてい
る。逆方向に曲げられた互違いの曲率を有する単
一のガラス板の形成に関して本発明の方法及び装
置を説明することが好都合ではあるが、本発明の
原理は任意の方向において逆方向に曲げられた曲
率を有するガラス板及び/あるいは例えば従来の
積層風よけガラスのようなガラスの多層板の製造
にも等しく適用可能であることを理解すべきであ
る。
本発明を実施するためのそして最終製品に「J
形彎曲」を形成するための図示実施例を詳細に参
照すると、第2図に示されているのは全体を符号
25で示され本発明にもとづいて構成された以下
により詳細に説明するところの包括的に符号26
を付した水平形ガラス板曲げ及び焼もどし装置に
具体化された改良された曲げ装置である。装着2
6はガラス板をその軟化点、即ち曲げ温度まで加
熱するための炉31を有する加熱ステーシヨン3
0、加熱されたガラス板Sを所望の形状に曲げる
ための本発明の新規装置25を実施する曲げステ
ーシヨン32、及び所望の焼もどしを行なうため
に曲げられたガラス板の温度を急激に下げるため
の冷却手段35を有する焼もどしステーシヨン3
3を通る全体に水平の通路を移動するように複数
のガラス板Sを支えるようにされた一連のコンベ
ヤー装置27を含む。望ましくは本発明は図面に
描かれた水平形曲げ及び焼もどし装置に関して説
明されるが本発明のプレス式曲げ装置25はこの
ような水平操作に制限されるものでなく垂直プレ
ス曲げ操作においてあるいはガラス成形用の単一
型であれば対向するプレス部材であればいづれを
も使用する状況において実用できるものであるこ
とを理解すべきである。
図示実施例においてガラス板Sは炉31内で加
熱されるが、該炉は全て適当な耐火物質で作られ
加熱室41を形成する頂壁36、底壁37、後端
壁38及び両側壁40を有するトンネル型であ
る。加熱室41は例えばガスバーナーあるいは電
気抵抗要素のような炉31の頂壁及び側壁内に配
置された適当な加熱手段により任意の望ましい加
熱の仕方で加熱することができる。このような加
熱手段は加熱室41内の処々の領域の温度を所要
の温度にするために装着(図示せず)によつて適
切に管制される。ガラス板Sは炉の加熱室41を
通してコンベヤー装置27の一部を構成し両端が
炉31の両側壁40を突出しかつ炉31の側壁の
内側であつて側壁に沿つて配設されたベアリング
ブロツク(図示せず)に支承された室41を横断
して延在する複数のコンベヤーローラ42上を運
ばれる。
複数のガラス板Sは個々に炉の入口端で(図示
せず)で縦方向に間隔をへだてられたコンベヤー
ローラ42上の全体的に水平な平面上に置かれか
つ平面内に支持されかつローラ上を通過する間に
管制された仕方で所望の曲げ温度まで加熱され
る。炉31の後端壁38の開口43を通つて外へ
出る時、加熱されたガラス板Sはコンベヤーロー
ラ42から第2の組の間隔をへだてられたコンベ
ヤーローラ44の上へそれから第3の組のコンベ
ヤーローラ45の上へ移転される。これら両組の
ローラは同様にコンベヤー装置27の一部を構成
するものでありかつそれらの両端は曲げステーシ
ヨン32の両側に沿つて両側に配設された適当な
ベアリングブロツク(図示せず)に支承されてい
る。第2図に示されているように、ローラ45は
ローラ42あるいは44のいづれよりも直径が小
さく以下に詳述する目的のためにローラ間の間隔
を広くしている。一連のローラ45は曲げの前後
でガラス板Sを水平に支持して曲げステーシヨン
32へかつその中を移動し、その後ガラス板を焼
もどしステーシヨン33へ搬送する。制限される
わけではないが、望ましくコンベヤーローラ45
は1975年9月16日付で付与されかつ本発明出願人
に譲渡された米国特許第3905794号に説明されか
つ特許請求されたローラのような輪郭型ピボツト
型である。
本発明によれば、曲げ装置25は基本的には可
動な下側プレス部材46及び上側プレス部材47
よりなり、両部材はコンベヤー装置のそれぞれの
側に配置されコンベヤーの両側のカラムが横方向
に整列するようにしてコンベヤーに沿つて縦方向
に間隔をへだてられた二つのほゞ垂直なカラム5
0を含む剛性骨組48内に適当に装着されてい
る。カラム50は上側のプレス部材47の上方ま
でのびておりかつ上下両端はそれぞれコンベヤー
の縦方向に延在する水平ビーム51及びコンベヤ
ーの横方向に延在する水平ビーム52によつて一
体結合され両端を整列したカラム50に固定して
剛性箱形構造を形成している。ベースビーム53
は直立するカラム50間に延在し下側のプレス部
材46及びその関連部分を支持している。上側の
プレス部材47はコンベヤーローラ45の上方に
装着されており、一方下側のプレス部材46はコ
ンベヤーローラ45の下側に位置しかつプレス部
材47の方向の及びプレス部材47から遠ざかる
ように垂直往復運動をするようにキヤリツジ54
に装着されている。
キヤリツジ54は一対のガイド部材55(第2
図)によつて支持されかつベース部材53に装着
されプレス部材46をコンベヤーローラ45より
も下側の下方位置とそれよりも上側の上方位置と
の間に上昇及び下降させるための適当なピストン
ロツド57を有する流体作動装置によつて駆動さ
れ加熱軟化したガラス板Sをコンベヤーローラ4
5から持ち上げて同ガラス板Sを上側のプレス部
材47に押し付けて所望の形状にする。曲げを行
なつた後、ピストンロツド57はプレス部材46
をコンベヤーローラ45の下方へ下降させるよう
に復動してプレス部材上の曲げられたガラスシー
トを焼きもどしステーシヨン33へ移行するよう
にローラ上へ置く。
一対の横方向に間隔を保つて配置された位置決
めストツパ58は前進するガラス板の移動通路内
に位置しておりその移動を妨げてガラス板を下側
のプレス部材46に対して所要の位置に正確に位
置決めする。各ストツプ58はキヤリツジ54に
装着された流体作動シリンダー61のピストンロ
ツド60の末端に固定されている。シリンダー6
1はストツプ58をガラス板Sの移動通路のコン
ベヤーローラ45よりも上方の位置とそれよりも
下方の位置との間で上昇及び下降させるように作
動する。
上側のプレス部材47は外郭線構造、即ちリン
グ型構造であり複数の接続ロツド65によつてベ
ース部材63に接続された連続成形レール62よ
り構成されている。成形レール62は曲げられる
べきガラス板の輪郭に一致しておりその下面には
下向きの成形面66が形成されガラス板に所望の
曲がりを付与する。もち論、成形面66の特定の
曲がりと同様に、成形レール62の特定の輪郭は
曲げられるガラス板の所望の最終形状によつて指
定されるものであり、望み通り変えることができ
るものである。
上側のプレス部材47を骨組48に支持する手
段は上側の大平ビーム51の一本のビームに装着
され外方端が垂直の往復動形プラテン枠70に接
続されたピストンロツド68を備えた適当な往復
動ピストン(図示せず)を有する少なくとも一つ
の作動シリンダー67(第2図)を含む。プレス
部材47のベース部材63は支持板73及び75
の間にはさまれた相互連結構造部材71及び72
を含む支持構造によりプラテン枠70とともに動
くようにプラテン枠70に結合されている。複数
のガイドポスト76はその下端がプラテン枠70
の四隅にそれぞれ結合されており上側の水平ビー
ム52に装着された適当なブツシング77を通つ
て上方にのびておりプラテン枠70の垂直往復運
動中プラテン枠70を正しくガイドするようにブ
ンシングに対して摺動運動する。
下側のプレス部材46も同じように輪郭型、即
ちリング型構造でありキヤリツジ54に固定され
たベース部材78及び一連の接続ロツド81によ
りベース部材に対して間隔を保つてベース部材7
8に連結された成形レール80より構成されてい
る。成形レール80は曲げられるガラス板Sと輪
郭が一致しておりその上面には該面に対向してい
る上側プレス部材成形面66に対して相補的な上
向の成形面82が形成されている。下側の成形レ
ール80がコンベヤーローラ45の高さ以上に変
位しガラス板をローラより上方へもち上げて上側
の成形レール62と押し付係合することを可能に
するために、下側の成形レール80は全体的にロ
ーラ45の方向にのびているエンド・バー83及
び全体的にコンベヤーローラ45を横切る方向に
のびておりかつ隣接するローラ45間を通過する
に十分な距離だけ相互に離されているサイドバー
85を含む複数のセグメント(第4図)より形成
されている。ローラ42及び44と比較すると、
ローラ45の直径は下側のプレス部材セグメント
がローラ間を通過するために最大の間隙をローラ
間に与えるように比較的小さくされている。
上述せる輪郭型、即ちリング型プレス部材はガ
ラス板を該ガラス板が一方向だけに突出もしくは
垂れ下がるような所望の簡単な曲がりあるいは複
合した曲がりに成形することに関して見事に作用
するが、反面加熱軟化したガラス板に互に逆向き
に曲がつた反り、即ち曲がりを付与することはで
きない。その理由はガラス板がその周縁に沿つて
のみ支持され従つてそのプレス接触する周縁の内
側のガラス板の中央部分は重力により成形レール
面以下にたわむからである。たわみ量は決めるこ
とができるものでありその結果として生ずる加熱
軟化されたガラス板の下面の所望の曲がりは成形
レール面の輪郭によつて及びガラス板が加熱され
る温度を制御することによつて正確に制御するこ
とができる。しかしながら、この加熱軟化したガ
ラス板の中央部分に逆方向に曲がつた曲がりを付
与する方法はないから、部分部分で反対の上方向
に曲げられあるいはたわめられる。
本発明は加熱軟化したガラス面を密着しあるい
はその逆にガラス面をゆがめたりすることなしに
ガラス板に係合しかつガラス板に逆方向に曲がつ
た曲がりを付与する全体を符号86を付した成形
要素あるいはパツドをプレス部材46及び47の
成形レールの境界内に組み込むことによりこの問
題を解決せんとするものである。本発明の図示実
施例において、下側のプレス部材46には二つの
成形パツド86が設けられているが上側のプレス
部材は成形パツドは一つだけである。しかしなが
ら、望ましい場合には、本発明の要旨の範囲内
で、任意数の当該パツド86をプレス部材に適用
することができる。成形パツド86の構造はその
構成が同じであり同じように機能するものである
から、一つのパツドだけ、望ましくは下側のプレ
ス部材46に装着されたパツド86のうちの一つ
について詳細に説明すれば十分であろう。同一の
要素には同じ参照数字が付されている。
第3図ないし第5図に最もよく示されているよ
うに、各成形パツド86は成形レール80内でプ
レス部材46の長手方向に延在しかつ下側のプレ
ス部材46が垂直に動く時ローラ間を通過するこ
とができるように隣接するローラ45間の間隔よ
りも横方向の寸法が小さい、細長くて全体的に凹
状のわん曲体87より構成されている。第11図
に最もよく図示されているように、わん曲体87
は金属ベース88、シリコンの中間層89及びシ
リコン・スポンジ・ラバーの被覆層90を含む複
合構造である。層90の外面には成形面91が形
成されており、該成形面はわん曲体87に沿つて
その縦方向の寸法形状(第3図及び第5図)が全
体に凹状に曲がつているが横方向(第11図)で
はガラス板の一部分に所望の曲がりを付与するよ
うに全体に凸状に曲がつている。
成形パツド86はベース88の下側に溶着もし
くは他の方法で固着されかつシヨルダーねじ95
によつておゝむね三角形状の板93(第7図)に
枢着された直立ポスト92に各端に隣接して支持
されている。この板93は例えば溶接によつてそ
の下端が一対の横方向に間隔をへだてて垂直に延
びている支持ロツド97の拡大頭部96に固く取
り付けられており、該ロツドはその下端がベース
板98に固定されている。ベース板98は両端そ
れぞれがベース板98に形成された長溝穴100
を貫通しかつベース部材78に形成されたねじ付
101に螺合したねじ99によりプレスベース部
材78に調節自在に固定されている。又、ねじ9
9の両側の一対のねじ102はベース板98に形
成されたねじ付穴103を貫通しベース部材78
を圧している。これらのねじ102は、ねじ99
とともに、ベース部材78に関して板98の縦軸
線のまわりの板98のわずかな側方のかたむき調
節と同様に、必要に応じ板98をベース部材78
に対して真の水平にもあるいは縦方向に傾斜した
姿勢にもいづれにおいても垂直方向の調節を行な
うものである。これらの種々の調節は各プレス部
材それぞれの成形用パツドを隣接するあるいは対
向する成形用パツド86に対して正しい関係に位
置決めし及び配向する許容度をもたらすものであ
る。
ガラス板を押圧するためにガラス板をコンベヤ
ーローラから離して持ち上げる時、成形パツド8
6が加熱軟化したガラス板と係合する際、ガラス
板が固定パツドの成形面に関してわずかに移動す
る傾向があり、その為ガラス接触面の密着及びわ
がみの問題を呈する。これらの問題は本発明では
各成形パツド86を枢動自在な装着構造にしてパ
ツドのある程度の側方遊動あるいは移動を可能と
しパツドの成形面に接しているガラス板部分とと
もに動きかつ反対側のプレス部材の成形パツド及
び/あるいは成形レールとの少しの整合偏倚ある
いは相対位置の偏倚をも吸収することによつて取
り除かれている。
最初に述べたように、ポスト92は上端付近で
支持ロツド97及びベース板98を含む固定枠構
造の一部を形成する板93に枢動自在に装着され
ている。ポスト92の下端は自由状態につり下げ
られており他のどのような構造物にも係留あるい
は締着されていない。従つて、ポスト92は成形
パツド86とともに同軸線上に整合したシヨルダ
ーねじ95によつて画定される水平軸線に関して
側方へ自由に運動すなわち揺動する。このような
側方運動の強度及び運動量を減じあるいは制御す
るために、全体を符号105で示した手段がポス
ト92の下端に張力を付与するために設けられて
いる。第7図及び第8図に最もよく示されている
ように、該手段105はベース板98に固着され
かつ調節ねじ110を受け入れるための同軸線上
に整合した開口108が形成された水平方向に突
出する脚107を有するブロツク106を含む。
各々のねじ110はそれぞれの脚107の外面に
固定されたナツト111を介してねじ止めされて
いる。各ねじ110の内側端すなわち末端にはス
プリングガイド113及びフランジ115が形成
され張力ばね116の一端を受け止め、ばねの他
端はポスト92に対してもたれかかりかつポスト
92の一側面に取り付けられたスタツド117の
まわりに適当に配置されている。従つて、ねじ1
10の回転は、一方だけでもあるいは両方組み合
せてでも、関連するばね116を望みのように圧
縮しあるいは弛緩してポスト92の下端に適切な
張力を付与するように作用し、しかして関連する
パツドの側方移動量を制御する。上述せる張力構
造によりポスト下端を制限的に自由に側方運動さ
せることとともにポスト92の上端を枢着するこ
とで各成形パツド86が必要に応じて浮動するこ
とを可能としかつ成形パツドを自動調心即ち自動
整合させる。
パツド86の部分を垂直方向に調節し最終仕上
げされたガラス板に所要の正確な曲がりを付与す
る為の手段が成形パツド86の本体87に沿つて
一定の間隔をもつて設けられている。該手段は各
調節可能な部分にパツド86の金層ベース88の
下側面に固定されたスリーブ120を含み該スリ
ーブ内には垂直方向に延在し外側にねじが形成さ
れたギヤーハウジング123を貫通して下方に突
出している作動ロツド122の上端が挿入されか
つ、例えばピン121によつてスリーブ内に固定
されている。第5図に最もよく示されているよう
に、ロツド122はハウジング123の上壁に固
定されたブツシユ125を通り更にハウジング1
23内に装着された回転運動はするが軸線方向に
は固定されたベベルギヤー126を介して延在し
ている。ギヤー126にはロツド122とねじ係
合するように雌ねじを有するシヤンク127が形
成されている。ロツド122はハウジング123
の下壁に固定されたブツシユ128を通つて外側
へ突出している。ギヤー126はギヤーハウジン
グ123の側壁に固定された第1のブツシユ13
2及びポスト92に装着され軸線方向に間隔をも
つてへだてられた第2のブツシユ133を通つて
延在する制御シヤフト131の内端に固定された
直角の角度関係をもつたベベルギヤー130と噛
み合つている。シヤフト131の末端にはノブ1
35が設けられておりシヤフト131の手動回転
を容易にしている。このように、ロツド122の
上側の成形パツド86の部分あるいは領域は必要
に応じて操作ノブ135によりハウジング123
内のギヤー装置及び制御シヤフト131を介して
上昇あるいは下降させることができる。
第3図に示されているように、上述の構造と鏡
像関係にあり反対側に配置された手動制御ノブ1
35を含む同じような装置が成形パツド86の他
の部分を垂直方向に調節するために用いられてい
る。要素は最初に調明したものと同一であり同一
要素には同じ参照番号が付されている。ノブ13
5を圧縮機の外側に配置することは圧縮領域内の
混み入つた構成要素の中へ手を差し入れることな
く又ガラスの曲げ及び焼もどし作業を妨げあるい
は停止することなく迅速かつ簡単にパツドの調節
ができるようにするものである。図に示された具
体的実施例においては各成形パツド86の二ケ所
だけが示されているが、本発明の範囲内で、長さ
方向に沿つて所望の数の個所において垂直方向に
調節することができることは認識すべきである。
このような装置は第12図に示されているよう
に、複数の縦方向に一直線をなす作動ロツド12
2が用いられ成形パツド86の複数個所の垂直方
向の位置を変える。
第12図を参照すると、圧縮領域の一方側内だ
けにノブ135あるいは他の手動操作制御部を都
合よく配設するための他の形態の制御装置を示し
ており、このような形態は圧縮領域の反対側が駆
動装置及び/あるいは他の機械的障害物によつて
ふさがれる場合に都合がよいものである。このた
めに、一本のシヤフトを除き全ての制御シヤフト
131′にはたわみ継手あるいはトルク伝達型ユ
ニバーサル継手136がギヤー130とシヤフト
131′の末端との間に介装して配設されてい
る。このような装置は任意の数の作動ロツド13
6を使用することが期待できる。たわみ継手13
6に加えて、それぞれのシヤフト131′の末端
にはノブではなくソケツト137が設けられてお
り圧縮領域の当該側における空間を維持しかつ障
害を最少限にしている。勿論、ソケツト142の
平らな側面をもつ開口138に適合する平らな側
頭部をもつ適当な手操作工具を用いてそれぞれの
シヤフト131′を回転して作動ロツド122を
垂直方向に変位してもよい。
パツド86の長さ方向に及びパツド86の下側
に延在する一対の側方に間隔をもつて配された上
側のバー140及び一対の側方に間隔をもつて配
された下側のバー141(第3図及び第7図)は
それぞれの両端でポスト92に装着されている。
各対のバーはボルト142によりボルトのまわり
に両バー間に配設されたスペーサースリーブ14
3によつて側方に離隔関係に維持するようにして
縦方向の一定間隔毎に一体的に結合されている。
これらのバー140及び141はギヤーハウジン
グ123を支持する枠組として役立つている。
パツド86の成形面91には、例えばフアイバ
ーガラス布のような適当な非摩耗性の、耐熱性金
属で形成されたカバー145が設けられ加熱軟化
したガラス板に滑面を与えかつガラス板と成形面
との間にある程度の弾性変形する緩衝を与えてガ
ラス板が成形面に接触する時ガラス板が密着する
ことを排除する。留意すべきことはこのようなカ
バーを使用することはガラス圧縮技術においては
周知の手段でありかつ従来のプレスリングの成形
面に接着あるいは他の方法で固着される場合、そ
のリングの幅が比較的狭いという理由で一般的に
は何ら特別の問題はないということである。しか
しながら、このような材料を本発明のプレス部材
に組み込まれた成形パツド86の十分広い面に同
じようにして適用しようとする努力は成形面の曲
がりが縦及び横方向の両方向にあるという理由に
よりしわを寄せるという問題を起す。本発明の顕
著な特徴は凸状形であれ凹状形であれパツド成形
面の長さ及び幅の両方向にしわのよつていない状
態にカバー145を維持する手段に在る。
カバー145はパツド成形面91の全長及び全
幅を覆う重層帯を形成する開放端の管もしくはス
リーブの形態をしている。カバー145はパツド
86の端及び側を越えてとび出るようにされかつ
通常はパツド本体87の上側にパツド本体に対し
て間隔をもつて緊張状態に配設されている。
カバー145を装着する手段は一対のブロツク
147及び148よりなる締付組立体146を含
み、これらのブロツクはそれぞれ突起150及び
くぼみ151を有し両者の間にカバー145の一
端を締付ける。これらのブロツク147及び14
8は適当な締付具152により一体的に固定され
ている。締付組立体146にはつるばね155の
かぎ状端を受け入れる間隔をもつてへだてられた
穴を有する付属フランジ153が形成されてい
る。つる巻ばね155の他端は、例えば輪付きボ
ルト156によつて張力ブロツク106に適当に
係止されている。
カバー145の他端は、ターンバツクル161
の上端に装着されたかぎ付ボルト160の端を受
け入れるように両端に目穴158が形成された逆
U字形のかぎ部材157のまわりに輪状に巻かれ
ている。ターンバツクル161の他端、即ち下側
端にも張力ブロツク106にねじこまれた輪付き
ボルト163の目穴を通して挿入された端を有す
るかぎ付ボルト162が設けられている。ターン
バツクル161はいづれの方向にも回すことがで
きカバー145に適当な張力を生じさせ、しかし
てカバーを緊張させかつ下側にある成形パツド8
6によつてガラス面に押し付けられる時、特に縦
方向においてしわがよらないようにする。
カバー145を該カバーを横切る横方向におい
てしわがよらないようにするために、一対の縦方
向に間隔をへだてられたガイド手段165が成形
パツド86の両端に設けられている。第9図に最
もよく示されているように、各ガイド手段165
は外側凸状面167を有するローラ状セグメント
よりなり平坦面168に沿つて装着板170に形
成された細長い溝孔172を通つて延びローラ状
セグメント166の平坦面168に形成されたね
じが形成されている穴にねじ込まれた止めねじ1
71によつて装着板170の平らな外側の面に固
定されている。これらの細長い溝穴171は装着
板170に対するセグメント166の装着を制限
範囲内で調節可能にする。装着板170はパツド
のベース88の傾斜端及びポスト92の面取りさ
れた上側の端傾斜姿勢となるように溶接あるいは
他の方法で固着されている。セグメント166の
凸状面167は横方向において同じような形状を
もつた形体をカバー145に与えカバーがガラス
面と接触する際しわがない状態を保つ作用を助
け、しかしてガラス面が密着することを避ける。
一枚のガラス板を曲げる場合の本発明の装置の
操作態様は以下の通りである。
平らなガラス板Sは炉31の入口端(図示せ
ず)でコンベヤーローラ42の上に載せられ加熱
室41を通つて移送される。加熱室でガラス板は
ほゞその軟化点即ち曲げ温度まで全面にわたつて
加熱される。この加熱されたガラス板は炉出口4
3を通過してコンベヤーローラ44へそしてコン
ベヤーローラ44へそしてコンベヤーローラ45
へと移送されてプレス部材46及び47の間の曲
げステーシヨン32へと移動する。
ガラス板Sが曲げステーシヨン32へ入ると、
光電池あるいは他の適当な検出装置(図示せず)
がコンベヤーローラ45の速度と下側のプレス作
動シリンダー56及び位置決めストツプ用シリン
ダー61の作用を制御するタイマーを起動する。
ガラス板はその先端がストツプ58に係合すると
プレス部材46及び47に対して正確に位置決め
される。調時機構はガラス板の先端が位置決めス
トツプ58に係合する正にその時下側のプレス部
材46を上方へ押し上げるようにシリンダー56
が起動するように設計されている。
下側のプレス部材46が上方へ移動してガラス
板をコンベヤーローラ45から持ち上げるとき、
成形用レール80よりもわずかに高い所に位置す
る成形用パツド86が成形用レール80とガラス
板が係合する直前にガラス板の下側に係合する。
パツド86とガラス板Sとの初期の係合はガラス
板をわずかに移動させる。しかしながら、パツド
86はプレス部材46に枢動可能に装着されてい
るので、パツド86もガラスとともにわずかに側
方へ移動し、その結果パツドがこのような動きに
対して動かないように装着されているとしたら起
るに違いない加熱軟化ガラス面の引けや密着を回
避している。パツド86がこの動きに順応し、ガ
ラス板が成形用レール80上に完全に落着くやい
なや、パツド86はパツド支持ポスト92の下端
に作用するばねの張力によりその正常位置へ戻
る。
下側のプレス部材46が上向行程にある間、シ
リンダー61は位置決めストツプ58をコンベヤ
ーローラ45の下側へ引きもどすように起動しガ
ラス板を曲げた後引き続いてコンベヤーローラ4
5へもどるときガラス板の進行を可能にする。ガ
ラス板が上昇して上側のプレス部材47の成形用
パツド86及び成形用レール62に接触すると、
両側のプレス部材の対向する成形用パツド86
は、必要な場合には、わずかに側方へ移動しよう
としガラス板の周縁内側部分に所望の逆向きに曲
つた縦方向の曲げを付けるように適当なしかし偏
倚した相対関係におかれる。ガラス板Sが成形用
パツド86及び成形用レール62及び80の相互
作用により最終形体に形成された後、下側プレス
部材46はコンベヤーローラ45の下側まで下げ
られ曲げられたガラス板をローラ上へ載せる。ロ
ーラ45は曲げられたガラス板を受けとり同ガラ
ス板を曲げステーシヨン32から外へコンベヤー
装置27の一部である第4組のコンベヤーローラ
173上へと移送する。第4組のコンベヤーロー
ラ173は曲げられたガラス板を焼もどしステー
シヨン33へ入りそこを通過する通路に沿つて移
送し続ける。
焼もどしステーシヨン33内の冷却手段35は
ガラス板の移動行路の上側と下側に配設され、例
えば空気のように冷却流体源(図示せず)に接続
された上側及び下側の送風ヘツド174及び17
5よりなる。送風ヘツド174及び175には複
数の横方向に延在する区画176が設けられてお
り、各区画にはコンベヤーローラ173上の通路
に沿つて移動する曲がつたガラス板の両面に向け
て冷却空気流を放出する複数の管177が設けら
れている。曲がつたガラス板は送風ヘツド間をガ
ラス板に質のよい焼もどしが行なえるような適当
な速度で冷却を促進する速さで移送される。
シリンダー56及び61の作動は従来の流体制
御弁(図示せず)によつて行なわれる。これらの
制御弁の正しい順次作動は、既述の作動を周期的
な、決められた時関関係で行なうために数組のコ
ンベヤーローラ42,44,45及び173に与
えられる速度を変えることと同じように従来のリ
ミツトスイツチによつて及び/あるいは電気制御
系に組み込まれた従来のタイマーによつて行なわ
れる。これらのスイツチ及び/あるいはタイマー
の各々は種々の作動器及びコンベヤーローラ駆動
装置の次段の作動を起動するものでありそしてこ
のような順次的作動スイツチ及びタイマー装置は
周知でありそれ自体は本発明を構成する部分では
ないから詳細な説明あるいはそれらを更らにふえ
んすることは必要ではないと信ずる。
以上の説明から本発明の目的は十分に達成され
ていることが明らかである。押し曲げ操作でガラ
ス板に逆向きに曲がつた曲がりを付与するように
してガラス板を曲げるために、今日までに完成し
得なかつた改良された方法及び装置が提供され
た。本発明の成果であるこの改良されたやり方を
正確に述べると、プレスリング間で形成されるガ
ラス板の部分は通常の重力によつてたれ下がる方
向と反対の方向に曲げられあるいはたわませられ
るということである。このことはプレスリング成
形用レールの境界内プレス部材に装着された“浮
動する”成形用パツドを備えることによつて可能
となつた。各成形用パツドには非摩耗性の耐熱性
カバーが設けられかつこのカバーをパツドの成形
面の長手方向及び幅方向にわたつてしわがよらな
い状態に保つ手段が設けられているということで
ある。又、パツドの長さ方向に沿つてパツドの任
意の望ましい数ケ所の部分の垂直位置を調節する
ための手段が設けられているということである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法及び装置によつて製造さ
れた逆向きに曲げられたガラス囲いの斜視図、第
2図はガラス加熱ステーシヨンとガラス焼もどし
ステーシヨンの間におかれ本発明の改良されたプ
レス部材を実施した曲げ装置の側面図、第3図は
第2図の3―3線に沿う本発明にもとずいて構成
されたプレス部材を示す拡大縦断面図、第4図は
第2図の矢印4―4の方向から見たコンベヤーロ
ーラに関して下側のプレス部材の成形用パツドを
示す部分平面図、第5図は成形用パツドの部分の
垂直位置を調節する手段及びパツドカバーを引張
する手段の一形態を示す成形用パツドの部分断面
拡大端面図、第6図は本発明とともに使用される
クロース締付装置の斜視図、第7図は第5図の7
―7線に沿う縦断面図、第8図は第7図の8―8
線に沿う部分横断面図、第9図は本発明とともに
使用されるガイド組立体の分解斜視図、第10図
は第5図の10―10線に沿う部分縦断面図、第
11図は第5図の11―11線に沿う縦断面図、
及び第12図は成形用パツドの部分の垂直位置を
調節する手段の他の形態の部分断面部分端面図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス板をその軟化点まで加熱し、該加熱さ
    れたガラス板をその周縁輪郭に対応する第1の成
    形面を有するプレス部材に対して間隔をへだてた
    関係で支持することを含むガラス板を曲げる方法
    において、前記プレス部材に前記第1の成形面の
    輪郭内に配置されかつ前記第1の成形面に対して
    自由に側方運動するように前記プレス部材に浮動
    的に装着された少なくとも一つの第2の成形面を
    設け、両成形面を前記ガラス板のそれぞれ周縁及
    び内側部分に係合し前記ガラス板を対向するプレ
    ス部材に向けて押しつけるように動かして前記ガ
    ラス板に所望の曲がりを付与するように同時に移
    動し、前記第2の成形面は前記ガラス板と係合す
    る時前記ガラス板とともにわずかに動くことがで
    きることを特徴とするガラス板の曲げ方法。 2 前記加熱されたガラス板を前記プレス部材の
    上側のコンベヤーローラ上にほゞ水平な平面内に
    支持しかつ前記成形面を上方へ移動して前記ガラ
    ス板に係合し該ガラス板をコンベヤーローラーか
    ら離して上方へもち上げかつガラス板を前記対向
    するプレス部材に押しうけることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記第2の成形面を前記第1の成形面に対し
    て前記ガラス板とともにわずかに側方へ動かすこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第
    2項記載の方法。 4 前記第2の成形面にカバーを設け、前記カバ
    ーを前記第2の成形面に対してしわのない状態に
    保つことを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第3項記載の方法。 5 曲げ周期を開始する前に前記第1の成形面に
    対する前記第2の成形面の部分の位置を選択的に
    調節することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項記載の方法。 6 複数の第2成形面を前記第1成形面の輪郭内
    に配設し前記ガラス板に所望の曲がりに付与する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7 前記加熱されたガラス板を前記プレス部材の
    上方のコンベヤーローラー上にほゞ水平面内に支
    持し、前記成形面を上方へ移動して前記ガラス板
    に係合し前記ガラス板を前記コンベヤーローラか
    ら離して前記対向したプレス部材に向けてもち上
    げ、前記第2の成形面を前記ガラス板とともに前
    記第1の成形面に対してわずかに側方へ移動し、
    前記第2の成形面にカバーを設け、前記カバーを
    前記第2の成形面に対してしわのない状態に保
    ち、かつ曲げ周期を開始する前に前記第1の成形
    面に対して前記第2の成形面の部分の位置を選択
    的に調節することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 8 枠組、互に近づきかつ離れるように相対移動
    するように前記枠組に装着された一対の対向する
    プレス部材を含み、前記一方のプレス部材は曲げ
    られるべきガラス板の周縁輪郭に一致する成形面
    が形成された輪郭成形用レールを有するガラス板
    の曲げ装置において、前記一方のプレス部材に
    は、前記成形用レール内側に装着されかつ不規則
    な成形面を有し前記ガラス板の内側部分に特定形
    体の形状を付与する少なくとも一つの成形要素、
    及び前記成形要素を前記プレス部材に対して自由
    に運動するように前記プレス部材に浮動的に装着
    する手段が設けられていることを特徴とするガラ
    ス板の曲げ装置。 9 前記成形要素の成形面と接触している時成形
    面の長さ及び幅にわたつて延在するカバーを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    装置。 10 前記カバーは二重層であり弾性変形可能
    は、非摩耗性の耐熱性材料より作られていること
    を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の装置。 11 前記カバーを長さ及び幅に沿つてしわのな
    い状態に維持する手段を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第9項もしくは第10項記載の装
    置。 12 前記維持手段は前記一方のプレス部材に弾
    性装着され前記カバーの一端を固定する締付装置
    及び前記カバーの他端に固定され縦方向の前記カ
    バーの張力を調節する調節手段を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第11項記載の装置。 13 前記維持手段は、カバーをガイドし前記カ
    バーを緊張させるための外側に凸状の曲がりを有
    する一対の間隔をへだてたガイド要素を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第11項もしくは第
    12項記載の装置。 14 前記維持手段は前記成形要素の下側に取り
    付けられ一端付近で固定支持構体に該構体に対し
    て側方へ動くように回動自在に装着された一対の
    縦方向に間隔をへだてられたポストよりなり、前
    記ポストの他端は自由につり下げられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第8項ないし第13
    項のいづれかの項記載の装置。 15 前記ポストの他端付近で前記一方のプレス
    部材に装着された手段は前記ポストに張力を付与
    して前記ポスト従つて成形要素の側方運動量を制
    限することを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載の装置。 16 前記張力付与手段は前記ポストの両側に対
    する張力を選択的に調節する手段を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載の装置。 17 前記成形用レールの前記成形面に対して前
    記不規則な成形面の部分の位置を選択的に調節す
    る手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    8項ないし第16項のうちいづれか一項記載の装
    置。 18 前記調節手段は一端が前記成形要素の下側
    に間隔をへだてて作動自在に連結された複数の作
    動ロツド及び前記作動ロツドを伸縮する手段より
    なることを特徴とする特許請求の範囲第17項記
    載の装置。 19 前記調節手段は前記作動ロツドに作動的に
    連結された複数のギヤー集合体、及びそれぞれ前
    記一方のプレス部材の外側に延びかつ前記ギヤー
    集合体に連結された前記作動ロツドを伸縮する
    個々にかつ手動的に操作可能な制御シヤフトを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第18項記載
    の装置。 20 前記制御シヤフトは全ての前記制御シヤフ
    トが前記一方のプレス部材の一方の側の外側にか
    つその側に沿つて延在することを可能にするトル
    ク伝達型ユニバーサル継手を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第19項記載の装置。 21 前記成形要素は金属ベース、シリコン製中
    間層及び弾性変形可能なシリコン スポンジ ラ
    バー製外被層を有する複合パツドよりなることを
    特徴とする特許請求の範囲第8項ないし第20項
    のいづれか一項記載の装置。 22 前記成形用レールを支持するベース部材、
    及び前記成形要素のための固定支持構造を前記ベ
    ース部材に取りはずし自在に固定されたベース板
    に装着する手段を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第14項ないし第21項のいづれか一項記
    載の装置。 23 前記成形要素を前記成形用レールに対して
    所望の選択位置に配向させるように前記ベース部
    材に対する前記ベース板の離間関係及び垂直及び
    側方の姿勢を調節する手段を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第22項記載の装置。
JP25280A 1979-01-05 1980-01-04 Bending method and apparatus of glass plate Granted JPS5595630A (en)

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