JPS6224126A - シヤシ−ダイナモメ−タにおける冷却フアンの風速制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は自動車などのエンジンあるいはタイヤ等の冷却
ファン風速制御に好適なシャシ−ダイナモメータにおけ
る冷却ファンの風速制御装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は冷却ファン駆動電動機の速度を車速に合致
するように制御していた。しかし、駆動電動機の速度と
風速は常に合致せず車速と風速の差が大きく風速と精度
よく制御できないという問題があった。この種の風速制
御装置の例としては、実開昭５４−１１４０１号公報が
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、シャシ−ダイナモメータにおいて、試
験車輌のエンジンまたはタイヤ等に路」二走行時と同等
の風速を与えるようにした冷却ファンの風速制御装置を
提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために、冷却ファンの風速
を風速検出器により検出し、車速指令信号とＰＩ調節計
で比較し常に風速が目標車速になるよう゛にしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下本発明装置の一実施例を図面により説明する。第１
図は冷却ファンの回転数と風速の関係を示す特性図、第
２図は本発明装置の一実施例を示すブロック図である。

図面により構成および動作を説明する。１は速度制御ア
ンプで、このアンプ１はＰ、１．調節計６の出力を比例
増幅し、可変速電動機２（例えば直流電動機）に速度制
御信号を与えるものである。３は冷却ファンで、冷却フ
ァン３は可変速電動機２に機械的に直結されている。４
は速度検出器で、速度検出器４は可変速電動機２の回転
数に比例した信号を、風速検出器５は冷却ファン３の風
速に比例した信号をそれぞれ発生する。前記調節計６は
、車速指令と検出風速信号を比較し比例積分して速度制
御アンプ１に出力するものである。

次に本発明装置の動作を説明する。まず、車速指令（目
標車速）として第１図に示すｖｌを入力すると速度制御
アンプ１はＶ工に相当する車速信号を入力し、可変速″
は動機２もｖ１相当の回転数で回転し冷却ファン３がＷ
Ｖｔの風速を発生する。

一方風速検出器５はＷｖ工に相当する信号を検出し、Ｐ
、１．調節計６で比較する。Ｐ、１．調節計６はその偏
差（ＶニーＷｖ□）を比例積分し速度制御アンプ１に入
力するので、冷却ファン３はＶ□回転数に上昇し、風速
ＷＶ１を発生する。したがって車速指令ｖ１によって風
速Ｖ□が得られることになり、常に車速に追従した風速
制御が実行されるので精度向上の効果がある。

（発明の効果〕 本発明装置によれば、試験車輌のエンジンまたはタイヤ
等に車速に相当する風速と精度良く与えることができる
ので、路上走行状態を正確に再現できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な冶金ファンの回転数と風速を示す特性
図、第２図はシャシ−ダイナモメータにおける冷却ファ
ンの風速制御装置の構成を示すブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 試験車輌を載置し、且つ可変速電動機によつて駆動され
   る冷却ファンを備えるシヤシーダイナモメータにおいて
   、風速制御系のマイナーループに目標車速になるような
   冷却ファン駆動電動機速度制御回路を設け、メインルー
   プに前記冷却ファンの風速と目標車速との偏差を出力す
   る調節計を設け、冷却ファンの風速を目標車速に制御す
   るようにしたことを特徴とするシヤシーダイナモメータ
   における冷却ファンの風速制御装置。