JPS62233684A - 樹脂製熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
樹脂製熱交換器及びその製造方法Info
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- JPS62233684A JPS62233684A JP7743786A JP7743786A JPS62233684A JP S62233684 A JPS62233684 A JP S62233684A JP 7743786 A JP7743786 A JP 7743786A JP 7743786 A JP7743786 A JP 7743786A JP S62233684 A JPS62233684 A JP S62233684A
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、海水等の腐食性流体を熱交換媒体として使用
する大容量の熱交換器、例えば海洋温度差発電設備等に
おいて使用される熱交(兵器に関し、特に樹脂を用いて
形成された熱交換器及びその製造方法に関する。
する大容量の熱交換器、例えば海洋温度差発電設備等に
おいて使用される熱交(兵器に関し、特に樹脂を用いて
形成された熱交換器及びその製造方法に関する。
現在、海洋温度差発電設備において蒸発器あるいは凝縮
器用として多管式熱交換器あるいはブレ−ト式熱交換器
が検討されている。プレート式熱交換器の場合、構造上
−基当たりの大きさに制限があり、大容量の装置には適
さず、またプレート間隔はある程度以上には拡げ得ない
ことから、流路の汚れ、詰まりの問題がある。一方多管
式熱交換器の場合、大容置のものが得易すく、また詰ま
り等の問題も解消し易い点で存利であり、最近ではこの
多管式のものが見直されている。
器用として多管式熱交換器あるいはブレ−ト式熱交換器
が検討されている。プレート式熱交換器の場合、構造上
−基当たりの大きさに制限があり、大容量の装置には適
さず、またプレート間隔はある程度以上には拡げ得ない
ことから、流路の汚れ、詰まりの問題がある。一方多管
式熱交換器の場合、大容置のものが得易すく、また詰ま
り等の問題も解消し易い点で存利であり、最近ではこの
多管式のものが見直されている。
しかしながら、いずれの型式のものにせよ、伝熱面の構
成材料としては、耐海水性の高い金属材料、例えばチタ
ン、SR合金、耐海水性ステンレス等の高コストのもの
を使用せざるを得す、そのため熱交換器のコストが装置
全体の相当の部分を占める問題がある。
成材料としては、耐海水性の高い金属材料、例えばチタ
ン、SR合金、耐海水性ステンレス等の高コストのもの
を使用せざるを得す、そのため熱交換器のコストが装置
全体の相当の部分を占める問題がある。
そこで、本発明者は、耐蝕性を有する樹脂を用いて熱交
換器を形成すれば上記コスト高の問題を解消できる点に
着目したのである。そしてこの場合、従来の多管式熱交
換器を樹脂を用いて製造することができれば、上述のと
おり大容置化が容易等の点から好ましいのであるが、樹
脂製の多管式熱交換器は、製造技術上困難である。
換器を形成すれば上記コスト高の問題を解消できる点に
着目したのである。そしてこの場合、従来の多管式熱交
換器を樹脂を用いて製造することができれば、上述のと
おり大容置化が容易等の点から好ましいのであるが、樹
脂製の多管式熱交換器は、製造技術上困難である。
そこで本発明は、このような従来の問題点を解消するた
めになされたもので、樹脂の特質を生かすことのできる
形状及び製造方法を採用することにより、材料コストが
安価で、かつ製造が容易な樹脂製熱交換器及びその製造
方法を提供することを目的としている。
めになされたもので、樹脂の特質を生かすことのできる
形状及び製造方法を採用することにより、材料コストが
安価で、かつ製造が容易な樹脂製熱交換器及びその製造
方法を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
本願の第1発明に係る樹脂製熱交換器は、樹脂製で矩形
筒状の流路ピースを並設してなる平板状の第1.第2流
路エレメントを交互に直交するよう所定数積層して略直
方体状の伝熱ユニットを形成し、これの前後左右の端面
にヘッダを接続したことを特徴としており、また本願の
第2発明に係る樹脂製熱交換器の製造方法は、第1.第
2流路エレメント構成体を間に熱可塑性のエレメント溶
着シートを挟んで積層して伝熱ユニット構成体を形成し
、この伝熱ユニット構成体と各ヘッダとの間に熱可塑性
のヘッダ溶着シートを挟み込んで熱交換器構成体を形成
し、これを溶着シートの溶着温度に加熱することを特徴
としている。
筒状の流路ピースを並設してなる平板状の第1.第2流
路エレメントを交互に直交するよう所定数積層して略直
方体状の伝熱ユニットを形成し、これの前後左右の端面
にヘッダを接続したことを特徴としており、また本願の
第2発明に係る樹脂製熱交換器の製造方法は、第1.第
2流路エレメント構成体を間に熱可塑性のエレメント溶
着シートを挟んで積層して伝熱ユニット構成体を形成し
、この伝熱ユニット構成体と各ヘッダとの間に熱可塑性
のヘッダ溶着シートを挟み込んで熱交換器構成体を形成
し、これを溶着シートの溶着温度に加熱することを特徴
としている。
ここで、本願の第1.第2発明に用いる流路ピース用樹
脂としては、熱伝導度が比較的高(、ある程度の強度を
有するものが望ましく、例えば高密度ポリエチレンが選
択でき、あるいは耐蝕性に優れたものとしてポリ四ふっ
化エチレン(PTFE−テフロン)が選択できる。そし
て高密度ポリエチレン製流路ピースの溶着シートには低
密度ポリエチレンシートが適当であり、またPTFE製
流路ピースの場合はポリ三ふっ化−塩化エチレンの粉末
シートによって溶着できる。
脂としては、熱伝導度が比較的高(、ある程度の強度を
有するものが望ましく、例えば高密度ポリエチレンが選
択でき、あるいは耐蝕性に優れたものとしてポリ四ふっ
化エチレン(PTFE−テフロン)が選択できる。そし
て高密度ポリエチレン製流路ピースの溶着シートには低
密度ポリエチレンシートが適当であり、またPTFE製
流路ピースの場合はポリ三ふっ化−塩化エチレンの粉末
シートによって溶着できる。
本発明では、樹脂製としたので、コスト高になることな
く耐蝕性を向上でき、流路ピースを並置してなる流路エ
レメントを積層するようにしたので、製造が容易である
とともに、流路ピースの並置数、流路エレメントの積層
数を適宜選択することにより、所望の流路断面積、伝熱
面積を得ることができ、結局最適の流速バランスが得ら
れ、熱交換効率を向上できる。
く耐蝕性を向上でき、流路ピースを並置してなる流路エ
レメントを積層するようにしたので、製造が容易である
とともに、流路ピースの並置数、流路エレメントの積層
数を適宜選択することにより、所望の流路断面積、伝熱
面積を得ることができ、結局最適の流速バランスが得ら
れ、熱交換効率を向上できる。
また、樹脂製であるから、熱硬化性樹脂を使用すること
により溶着でき、金属製バイブあるいはフィンプレート
等をロウ付けするのに比べて、低温で接着できることか
ら製造コストも低減できる。
により溶着でき、金属製バイブあるいはフィンプレート
等をロウ付けするのに比べて、低温で接着できることか
ら製造コストも低減できる。
[実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本願の第1発明の一実施例による°樹脂製熱交
換器を示す0図において、I、2は第1゜第2流路エレ
メントで、この両エレメント1.2はそれぞれ横断面長
方形状の高密度ポリエチレン製流路ピースla、2aを
5本ずつ並行に配設してなる略平板状のものである。上
記第1.第2流路エレメント1.2が相互に直交するよ
う3組ずつ積層されて略直方体状の伝熱ユニット4が構
成されている。そしてこの伝熱ユニット4の第1流路エ
レメント1の入口、出口端部には第」入口。
換器を示す0図において、I、2は第1゜第2流路エレ
メントで、この両エレメント1.2はそれぞれ横断面長
方形状の高密度ポリエチレン製流路ピースla、2aを
5本ずつ並行に配設してなる略平板状のものである。上
記第1.第2流路エレメント1.2が相互に直交するよ
う3組ずつ積層されて略直方体状の伝熱ユニット4が構
成されている。そしてこの伝熱ユニット4の第1流路エ
レメント1の入口、出口端部には第」入口。
出口ヘッダ5a、5bが、また第2流路エレメント2の
入口、出口端部には第2人口、出口ヘッダ6a、6bが
接続されている。
入口、出口端部には第2人口、出口ヘッダ6a、6bが
接続されている。
次に本願の第2発明の一実施例による製造方法によって
第1図、第2図に示す上記実施例の熱交換器を製造する
場合について、第3図(a)〜(e)を参照しながら説
明する。
第1図、第2図に示す上記実施例の熱交換器を製造する
場合について、第3図(a)〜(e)を参照しながら説
明する。
(1) 例えば押出し成形により、高密度ポリエチレ
ンを用いて横断面長方形の流路ピースla、2aを形成
し、まず流路ピースlaを5本並行に配置して第1m路
エレメント1の構成体10を形成しく第1工程−第3図
(a) 、 (b)参照)、該構成体IO上に低密度ポ
リエチレン製のエレメント溶着シート7を載置する(第
2工程−第3図(b)参照)。
ンを用いて横断面長方形の流路ピースla、2aを形成
し、まず流路ピースlaを5本並行に配置して第1m路
エレメント1の構成体10を形成しく第1工程−第3図
(a) 、 (b)参照)、該構成体IO上に低密度ポ
リエチレン製のエレメント溶着シート7を載置する(第
2工程−第3図(b)参照)。
(2) そして、上記溶着シート7上に、第2流路ピ
ース2aを上記第1流路ピースlaと直交するように5
本載置して第2流路エレメント構成体20を形成しく第
3工程−第3図(c) 、 (d)参照)、この第1〜
第3工程を3回繰り返して伝熱ユニット構成体40を形
成する(第4工程−第3図(d)参照)。
ース2aを上記第1流路ピースlaと直交するように5
本載置して第2流路エレメント構成体20を形成しく第
3工程−第3図(c) 、 (d)参照)、この第1〜
第3工程を3回繰り返して伝熱ユニット構成体40を形
成する(第4工程−第3図(d)参照)。
(3)上記伝熱ユニット構成体40の第1流路側入口、
出口、及び第2流路側入口、出口、つまり伝熱ユニット
構成体40の前、後、左、右の四側面に、低密度ポリエ
チレン製のヘッダ溶着シート8を挟んで第1流路入口、
出口ヘッダ5a、5b及び第2流路人口、出口ヘッダ5
a、5bを当接配置する。するとこれにより第3図(e
)に示す熱交I#I器構器体成体られる(第5工程)。
出口、及び第2流路側入口、出口、つまり伝熱ユニット
構成体40の前、後、左、右の四側面に、低密度ポリエ
チレン製のヘッダ溶着シート8を挟んで第1流路入口、
出口ヘッダ5a、5b及び第2流路人口、出口ヘッダ5
a、5bを当接配置する。するとこれにより第3図(e
)に示す熱交I#I器構器体成体られる(第5工程)。
(4) そして上記熱交換器構成体を加熱炉に装入し
、これを上記溶着シート7.8の?8着温度に加熱し、
しかる後常温に冷却する(第6工程)、するとエレメン
ト溶着シート7によって第1.第2流路エレメント構成
体10.20がt8fFL、また溶着シート8によって
伝熱ユニット構成体40と各へ7ダ5a、5b、6a、
6bが溶着し、第1図及び第2図に示す樹脂製熱交換器
が得られる。
、これを上記溶着シート7.8の?8着温度に加熱し、
しかる後常温に冷却する(第6工程)、するとエレメン
ト溶着シート7によって第1.第2流路エレメント構成
体10.20がt8fFL、また溶着シート8によって
伝熱ユニット構成体40と各へ7ダ5a、5b、6a、
6bが溶着し、第1図及び第2図に示す樹脂製熱交換器
が得られる。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例装置は、高密度ポリエチレン製であるから、金
属製のものに比べて耐海水性の高い熱交換器が低コスト
で得られる。また、この場合、流路ピースla、2aを
並設し、これを積み重ねる方法であるから、この並設数
、及び積重ね数を適宜選択することによって流路断面積
、伝熱面積を自由に設定でき、所望容量の熱交換器が容
易に得られ、また最適な流速バランスを得て熱交換効率
を向上でき、その結果熱交IA器全全体コンパクト化で
きる。
属製のものに比べて耐海水性の高い熱交換器が低コスト
で得られる。また、この場合、流路ピースla、2aを
並設し、これを積み重ねる方法であるから、この並設数
、及び積重ね数を適宜選択することによって流路断面積
、伝熱面積を自由に設定でき、所望容量の熱交換器が容
易に得られ、また最適な流速バランスを得て熱交換効率
を向上でき、その結果熱交IA器全全体コンパクト化で
きる。
さらにまた、本実施例では、流路エレメント1゜2及び
各ヘ−)ダ5a、5b、6a、6bを溶着シート7.8
を挟んで配置し、これを加熱、冷却するだけという非常
に簡単な工程で樹脂製熱交換器を製造でき、製造コスト
を低減できる。
各ヘ−)ダ5a、5b、6a、6bを溶着シート7.8
を挟んで配置し、これを加熱、冷却するだけという非常
に簡単な工程で樹脂製熱交換器を製造でき、製造コスト
を低減できる。
なお、上記実施例では流路ピースla、2aの材質を高
密度ポリエチレンとし、溶着シート7゜8の材質を低密
度ポリエチレンとしたが、これの材質は耐蝕性の程度等
の要求される性質によって適宜選択されるものであり、
例えば耐蝕性を高くする場合は、ポリ四ふっ化エチレン
(PTFE>で流路ピースを押出し成形し、ポリ三ふっ
化−塩化エチレン(PCTFE)の粉末を溶着シートに
使用すればよい。
密度ポリエチレンとし、溶着シート7゜8の材質を低密
度ポリエチレンとしたが、これの材質は耐蝕性の程度等
の要求される性質によって適宜選択されるものであり、
例えば耐蝕性を高くする場合は、ポリ四ふっ化エチレン
(PTFE>で流路ピースを押出し成形し、ポリ三ふっ
化−塩化エチレン(PCTFE)の粉末を溶着シートに
使用すればよい。
以上にように本発明に係る樹脂製熱交換器及びその製造
方法によれば、流路ピースを樹脂製としたので、低コス
トでもって耐蝕性を向上できる効果があり、また、流路
エレメントヘッダを熱可塑性溶着シートで溶着するよう
にしたので、製造が容易で製造コストを低減できる効果
がある。さらにまた流路ピースの並設、積層でもって流
路を形成するようにしたので、この並設数5積層数を選
択することにより、流路断面積、伝熱面積の設定を自由
に行うことができ、最適な流量バランスを容易に得るこ
とができ、その結果熱交(良品全体をコンパクト化でき
る効果がある。
方法によれば、流路ピースを樹脂製としたので、低コス
トでもって耐蝕性を向上できる効果があり、また、流路
エレメントヘッダを熱可塑性溶着シートで溶着するよう
にしたので、製造が容易で製造コストを低減できる効果
がある。さらにまた流路ピースの並設、積層でもって流
路を形成するようにしたので、この並設数5積層数を選
択することにより、流路断面積、伝熱面積の設定を自由
に行うことができ、最適な流量バランスを容易に得るこ
とができ、その結果熱交(良品全体をコンパクト化でき
る効果がある。
第1図は本願の第1発明の一実施例による樹脂製熱交換
器の断面正面図、第2図はその平面図、第3図(a)な
いしくe)はそれぞれ本願の第2発明の一実施例による
樹脂製熱交換器の製造方法を説明するための工程図であ
る。 図において、1.2は第1.第2流路エレメン+−,l
a、2aは流路ピース、4は伝熱ユニット、5a、5b
は第12It路側人口、出ロヘノダ、5a。 6bは第2流路側入口、出ロヘノダ、7.8はエレメン
ト、ヘッダ溶着シート、10.20は第1゜第2流路エ
レメント構成体、40は伝熱ユニット構成体である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁
理士 下車 努 第1図 第3図(1) 第3図(2)
器の断面正面図、第2図はその平面図、第3図(a)な
いしくe)はそれぞれ本願の第2発明の一実施例による
樹脂製熱交換器の製造方法を説明するための工程図であ
る。 図において、1.2は第1.第2流路エレメン+−,l
a、2aは流路ピース、4は伝熱ユニット、5a、5b
は第12It路側人口、出ロヘノダ、5a。 6bは第2流路側入口、出ロヘノダ、7.8はエレメン
ト、ヘッダ溶着シート、10.20は第1゜第2流路エ
レメント構成体、40は伝熱ユニット構成体である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁
理士 下車 努 第1図 第3図(1) 第3図(2)
Claims (2)
- (1)樹脂製でかつ矩形筒状の第1、第2流路ピースを
並設して略平板状の第1、第2流路エレメントを形成し
、該第1、第2流路エレメントを交互に軸直角方向に向
けて順次所定数積層固着して伝熱ユニットを形成し、該
伝熱ユニットの第1流路の両端面及び第2流路の両端面
のそれぞれに樹脂製の第1ヘッダ及び第2ヘッダのそれ
ぞれを接続形成したことを特徴とする樹脂製熱交換器。 - (2)樹脂製でかつ矩形筒状の第1流路ピースを並置し
て第1流路エレメント構成体を形成する第1工程と、該
第1流路エレメント構成体上に熱可塑性樹脂からなるエ
レメント溶着シートを載置する第2工程と、該エレメン
ト溶着シート上に樹脂製でかつ矩形筒状の第2流路ピー
スを第1流路ピースと軸直角方向に並置して第2流路エ
レメント構成体を形成する第3工程と、上記第1〜第3
工程を所定回数繰り返して伝熱ユニット構成体を形成す
る第4工程と、該伝熱ユニット構成体の第1流路の両端
面及び第2流路の両端面のそれぞれに熱可塑性樹脂から
なるヘッダ溶着シートを挟んで樹脂製の第1ヘッダ及び
第2ヘッダのそれぞれを配置して熱交換器構成体を形成
する第5工程と、該熱交換器構成体を上記エレメント、
ヘッダ溶着シートの溶着温度に加熱した後常温に冷却す
る第6工程とからなることを特徴とする樹脂製熱交換器
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7743786A JPS62233684A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 樹脂製熱交換器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7743786A JPS62233684A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 樹脂製熱交換器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62233684A true JPS62233684A (ja) | 1987-10-14 |
Family
ID=13633994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7743786A Pending JPS62233684A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 樹脂製熱交換器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62233684A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012533723A (ja) * | 2009-07-17 | 2012-12-27 | ロッキード マーティン コーポレーション | 熱交換器及びその製造方法 |
US9388798B2 (en) | 2010-10-01 | 2016-07-12 | Lockheed Martin Corporation | Modular heat-exchange apparatus |
US9541331B2 (en) | 2009-07-16 | 2017-01-10 | Lockheed Martin Corporation | Helical tube bundle arrangements for heat exchangers |
US9670911B2 (en) | 2010-10-01 | 2017-06-06 | Lockheed Martin Corporation | Manifolding arrangement for a modular heat-exchange apparatus |
US9777971B2 (en) | 2009-10-06 | 2017-10-03 | Lockheed Martin Corporation | Modular heat exchanger |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP7743786A patent/JPS62233684A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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