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JPS62228738A - 変速機操作用倍力装置の節度感向上機構 - Google Patents

変速機操作用倍力装置の節度感向上機構

Info

Publication number
JPS62228738A
JPS62228738A JP6845686A JP6845686A JPS62228738A JP S62228738 A JPS62228738 A JP S62228738A JP 6845686 A JP6845686 A JP 6845686A JP 6845686 A JP6845686 A JP 6845686A JP S62228738 A JPS62228738 A JP S62228738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
piston
booster
hole
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6845686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0526064B2 (ja
Inventor
Yuichi Terada
寺田 祐一
Koji Kawakami
孝司 川上
Hiroyuki Mizutani
水谷 裕幸
Kenji Oshima
尾島 健司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP6845686A priority Critical patent/JPS62228738A/ja
Publication of JPS62228738A publication Critical patent/JPS62228738A/ja
Publication of JPH0526064B2 publication Critical patent/JPH0526064B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/30Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor
    • F16H2061/301Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor for power assistance, i.e. servos with follow up action

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は圧力流体を圧力源に用いた変速機操作用倍力装
置において1倍力機構作動時の変速操作に対してシフト
位置に対応する節度感を与えることの出来る節度感向上
機構に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては実公昭54−13519号公報に記
載のものがある。この装置は変速機操作用のディテント
機構と呼ばれるものであって、第13ないし15図に示
すように、ロックボール1をスプリング2を介して入力
ロッド3に当接させることによって変速機からの振動等
が倍力装置のバルブ部4に影響するのを防止するととも
に、ロックボール1を受ける凹部5を人力ロッド3に固
定されたボルト部6に形成して人力ロッド3を中立状態
に保持するようになっているものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来の装置は、単に入力ロッド3と出
力ロッド7の位相のずれに対して入力ロッド3に荷重を
加えて、シフトレバ−8のシフト位置に関係なく入力ロ
ッド3を出力ロッド7に対して中立位置に保持するよう
機能するものであり、シフトレバ−8のシフト位置に対
応して操作時における節度感を向上させることについて
は何ら配慮が為されていなかった。
すなわち、上記のような従来の圧力流体利用の倍力装置
においては、操作者が感じるシフト力は第16図の実線
aで示すようなものとなり1倍力が効いているために、
中立状態におけるシフト力とシフト時におけるシフト力
の差が小さく、このため操作者は中立位置を感知しがた
いという欠点を有しているものであった。
この発明は上記のような従来の圧力流体利用の倍力装置
における欠点を解消するために為されたものであって、
変速操作時においてシフト位置に対応した節度感を得る
ことの出来る機構を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を達成するために、圧力流体を駆動
源として用いる変速機操作用倍力装置において、ケーシ
ングと入力ロッドまたは出力ロッド間に設けられ、該入
力ロッドまたは出力ロッドをケーシングに対して中立位
置に保持するとともに諌ロッドに負荷を与えながら該ロ
ッドがケーシングに対してスライドするのを許容するロ
ック機構と1倍力装置の圧力系に接続され該圧力系のオ
ン・オフに連動して前記ロック機構をオン・オフさせる
スイッチング機構とを具えていることを特徴としている
ものである。
(作 用) 上記発明は、入力ロッドまたは出力ロッドが中立位置に
あるときロック機構が該ロッドをその中立位置に保持し
、このロック機構はシフト操作時において人力ロッドま
たは出力ロッドがケーシングに対してスライドする際に
負荷を与えて操作者がシフトレバ−から受ける節度感を
向上させる。
またエンジンの停止によって倍力装置がオフの状態にあ
るときには、スイッチング機構が倍力装置に連動してロ
ック機構の作動を解除し、エンジン停止時のシフト操作
を容易にする。
この発明の実施態様において、ロック機構は。
ロックボールが弾性部材に付勢されて人力ロッドまたは
出力ロッドに形成された溝部に係合することにより該ロ
ッドをケーシングに対して中\r位置に保持し、シフト
操作時にはロックボールが弾性部材に付勢されながらロ
ッド、1−を転動することにより、該ロッドに負荷を与
える。
またスイッチング機構は2倍力装置が作動状態にあると
き、ピストン室内に倍力装置の圧力系から圧力が導入さ
れ、ピストンが弾性部材に係合して弾性部材に初期荷重
を発生させることによって、ロック機構を作動状態とし
1倍力装置が不作動の状態のときには、ピストン室内に
圧力が導入されず1弾性部材がフリーの状態となってロ
ック機構を解除する。
(実施例) 以下この発明を1図面に示す実施例に基づいてさらに詳
細に説明を行う。
第1図は本発明による節度感向上機構50をそれ自体新
規である倍力装置に設けた実施例を示すものであって、
ピストンシリンダIIAとシリンダボディIIBによっ
て構成されたシリンダ11にはピストンロッド12が軸
方向に摺動自在に嵌挿されており、、このピストンロッ
ド12の図示右端側外周部には環状のピストン13がロ
ッド12に対して軸方向に移動不能に嵌合されている。
そしてこのピストン13によってピストンシリンダII
Aの内周面とピストンロッド12の外周面との間の空所
が両側に隔てられて、右ピストン室14および左ピスト
ン室I5が形成されている。またシリンダボディIIB
にはピストンロッド12との間に円筒状のインナ16が
圧入されている。
ピストンロッド12内にはバルブシリンダ17Cとその
両端部に固定されたカラー17A、 17Bによって構
成されたセンタバルブロッド17が摺動不能および回転
不能に固定されており、このセンタバルブロッド17内
にはスプールロッド■8が軸方向に摺動自在に嵌挿され
ている。このスプールロッド18とカラー17A、17
Bとの間には各々スプールロッド18の両端部に位置す
るように右反力室19および左反力室20が形成されて
いる。そして一対のスプリング21.22が右反力室1
9および左反力室20内において、センタバルブロッド
17とスプールロッド18間に介装されていて、スプー
ルロッド18をセンタバルブロッド17に対して中立位
置に保持している。
スプールロッド18の図示左端部には、イストンロッド
12内に軸方向に移動自在に嵌挿されたインプットロッ
ド23が一体となるように螺合され、このスプールロッ
ド18およびインプットロッド23によって入力ロッド
を構成しており、このインプットロッド23には軸方向
と垂直にボルト24がナツト25によって固定されてい
る。このボルト24の両端部は各々ピストンロッドI2
の」ニア位置に開口された開口部26から外方に突出さ
れており、そしてスプールロッド18が中立状態にある
ときポルト24開口#26の中央位置に位置されていて
開口部26の面後の内壁との間に各々所定のクリアラン
スを保持している。
ピストンロッド12の開口部26よりもさらに図示左端
側には第2および3図において拡大して示すような節度
感向上機構50が設けられている。
この節度感向上機構50はピストンロッド12の外周部
にロックボール溝51を形成され、さらに中立状態にお
けるロックボール溝51の位置と対向するように、シリ
ンダ11と一体的に形成されたハウジング52にロック
ボール穴53が形成されている。さらにこのロックボー
ル穴53の上部にはシリンダ穴54が形成されていて、
ピストン55が」ニア動ロ在に  □嵌挿されている。
ピストン穴53の上端部はプラグ56によって密閉され
ていてピストン室57が形成されており、このピストン
室57は連絡孔58によってシリンダ11に形成された
圧力流体入口11aに連通されている。
ロックボール穴53内にはロックボール59がt、rr
−人されていて、ピストン55との間に介装されたスプ
リングBOによってピストンロッド12のロックボール
溝51と係合する方向に付勢されている。そしてスプー
ルロッド18およびピストンロッド12が中立位置にあ
るとき、ロックボール59がロックボール溝5■に係合
してビ、ストンロッド12を係tするようになっている
次に第4ないし6図に基づいて倍力装置の圧力系統の構
造を説明すると、第6図は圧力流体の流通経路を模式的
に示した図であり第4図は第6図のA−B線における断
面を、第5図は第6図のA−C線における断面を示した
ものである。
図面においてシリンダボディLIBには圧力流体入口1
1a (第5図)および圧力流体排出口11b(第4図
)が形成されており、またインチ16には。
その内周部に第6図によってその配置が示されるような
軸方向に延びる3条の連絡溝lea、 IBb。
16cが形成されていて、連絡溝Leaが圧力流体入口
11aと、連絡溝IGbが圧力流体排出口11bと連絡
されている。またピストンロッド12にはインナ16の
各連絡溝1(ia 、 1(ib 、 10cに対向す
る位置に3個の通孔12a 、 12b 、 12cが
形成されていて各々連絡溝lea 、 18b 、 L
6cと連通されている。
センタバルブロッド17の外周部にはピストンロッド1
2の通孔12bと対向する位置に軸方向に延びる連絡溝
17b (第4図)が形成されていて通孔12bと連通
されている。そしてこの連絡溝17bはその両端部にお
いて一対の通孔17d、 17eによって曳ンタバルブ
ロッド17の内周面に開口されている。またさらにセン
タバルブロッド17の外周部にはピストンロッドI2の
通孔12aと対向する位置に軸方向に所定の幅を有する
連絡溝17a(第5図)が形成されていて通孔12aと
連通されている。またセンタバルブロッド17にはピス
トンロッド12の通孔12cと対向する位置にこの通孔
12cと連通する通孔17gが形成されている。またさ
らにセンタバルブロッド17の外周部には1通孔17g
よりも図示左側位置に、外周部に軸方向に延びる連絡溝
+7hが形成されており2通孔17iによって左反力室
20に連通されている。
センタバルブロッド17の内周部には1通孔17dと1
7eとに挟まれた部分に2条の環状の供給溝+yj、 
lrkが形成されており1図示右側の供給溝17jに通
孔17gが連通されており2図示左側の供給溝17には
通孔17J2によって連絡溝+7hに連通されている。
スプールロッド18の外周部には、センタバルブロッド
17の供給溝17j、17にと互い違いとなるように3
条の環状の供給溝18a 、 18b 、 18cが形
成されており1図示右側の供給溝L8aは通孔17dと
図示左側の供給溝18cは通孔17eと各々連通されて
いる(第4図)。また図示中央の供給溝18bは通孔1
7fによってセンタバルブロッド17の連絡溝17aと
連通されている(第5図)。またスプールロッド18の
中心部には軸芯に沿って延びる連絡孔18dが形成され
ており、その図示左端側が通孔18eによってセンタバ
ルブロッド17の供給m 17 kと連通されている。
ピストンロッド12の図示右端側においてピストン13
の両側に位置するように、各々右ピストン室14または
左ピストン室15に連通する通孔12dおよび12eが
形成されている。そしてセンタバルブロッド17の外周
部の各々ピストンロッド12の通孔12dまたは12e
と対向する位置に2条の環状の供給7m17m、 17
nが形成されており、各々通孔12dまたは+28と連
通されている。また図示左側の供給溝12eは通孔17
oによって右反力室19に連通されている。
センタバルブロッド17の内周部には図示右側の供給溝
17mと対向する位置に環状の供給溝17pが形成され
ており1通孔17qによって外周部の供給溝17mに連
通されており、またスプールロッド18に形成された通
孔18fによって連絡孔ladに連通されている。
なおインナlBの図示下側に位置する連絡溝113cは
常時左ピストン室15に連通されている。
上記倍力装置40は第7図に示すように、変速機41に
取り付けられ、インプットロッド23がシフトリンク4
2を介してシフトレバ−43に接続されているものであ
り、さらに圧力流体人口11aがパイプ44を介して、
圧力流体排出口ubがバイブ45を介して圧力流体ポン
プ4Bに接続されている。
ここでまず最初に上記倍力装置の作動を第8〜11図を
参照しながら説明を行う。ここで第9および11図はそ
れぞれスプールロッド18の作動位置における名札また
は溝の接続状態を模式的に示した図である。
シフトレバ−43がニュートラル状態にあるとき、スプ
ールロッド18およびインプットロッド23は第4ない
し6図に示すような中立位置に保持される。この中立状
態において第5および6図から分るように、圧力流体人
口11aから導入された圧力流体は、連絡溝tea−通
孔12a一連絡溝17a−通孔17f−供給溝18b−
供給溝17j−通孔17g−通孔12c一連絡溝16c
の経路を通って左ピストン室15に導入され、また供給
溝+8bから供給溝171(−通孔18e一連絡孔18
d−通孔L8f−供給?R17T)−通孔17Q−供給
溝17m−通孔12dの経路を通って右ピストン室14
に導入される。
また左ピストン室15に導入された圧力流体は。
通孔12e−供給溝17n−通孔17oを介して右反力
室19に導入され、また供給溝17kから通孔17(一
連絡溝17h−通孔17iを介して左反力室20に導入
される。
従って右反力室19と左反力室20との各々の内圧のバ
ランス及び反力スプリング21.22によってスプール
ロッド18は中立位置を保持する。 ・ 。
そして第4および6図から分るように、この中立状態に
おいては、供給溝18bに導入された余剰の圧力流体は
、供給溝17j−供給溝18a−通孔17dの経路また
は供給溝17に一供給溝18c−通孔17eの経路を介
して連絡溝17bに流出し、この連絡溝L7bから通孔
12b一連絡溝18bを通って圧力流体排出口11bか
ら排出される。
なおこの中立状態のときボルト24は開口部2Bの中央
位置に位置されており9図示左右方向に所定のクリアラ
ンスが保持されている。
次にシフトレバ−43の操作によってスプールロッド1
8がセンタバルブロッド17に対して図示左方向にスラ
イドされると、第8および9図に示すように、センタバ
ルブロッド17とスプールロッド18との相対的位置の
ずれによって供給溝tabと供給溝17jとの連通が遮
断され、圧力流体は右ピストン室14および左反力室2
0にのみ前記と同じ経路を通って導入される。
従って右ピストン室14内の液圧によってピストン13
が図示左方向に付勢され、ピストンロッド12がシリン
ダ11に対して図示左方向にスライドされる。このとき
左ピストン室15内の流体はピストン13の移動に伴っ
て連絡溝L[ic−通孔12c−通孔17g−供給溝1
7j−供給溝18a−通孔17d一連絡溝17b−通孔
12b一連絡溝tabの経路を通って圧力流体排出口1
1bから排出される。
またシフトレバ−43の操作によってスプールロッド1
8がセンタバルブロッド17に対して図示右方向にスラ
イドされると、第1Oおよび11図に示すように、セン
タバルブロッド17とスプールロッド18との相対的位
置のずれによって前記とは逆に供給溝18bと供給溝1
7にとの連通が遮断され、圧力流体は左ピストン室15
および右反力室lOにのみ前記と同じ経路を通って導入
される。
従って左ピストン室15内の流体圧によってピストン1
3が図示右方向に付勢され、ピストンロッド12がシリ
ンダ11に対して図示右方向にスライドされる。このと
き右ビス!・ン室14内の流体はピストン13の移動に
伴って通孔12d−供給溝17m−通孔17Q−供給溝
17p−通孔18f一連絡孔18d−通孔18e−供給
溝17に一供給溝18c−通孔17e−迎絡溝17b−
通孔12b一連絡溝+6bの経路を通って圧力流体排出
口11bから排出される。
以上のようにスプールロッド18がセンタバルブロッド
17に対して僅かに移動されると、センタバルブロッド
17の供給溝17j、 17におよびスプールロッド1
8の供給溝18a 、 18b 、 18cによって構
成されるバルブ部の切替えによって、スプールロッド1
8の図示左方向の移動に対して右ピストン室14内の流
体圧によりピストンロッド12が図示左方向に、スプー
ルロッド18の図示右方向の移動に対して左ピストン室
15内の流体圧によりピストンロッド12が図示右方向
に、各々その移動力が増幅されて移動される。
以上のような倍力装置の作動状態において、第2図に示
すように節度感向上機構50のピストン室57には連絡
孔58を介して圧力流体人口11aから流体圧が導入さ
れ、ピストン室57内に発生する内圧によってピストン
55が図示下方に押し下げられ。
ピストン穴54とロックボール穴53間の段部61に係
止される。この状態においてスプリング60は初期荷重
を発生し、ロックボール59をピストンロッド12側に
押圧する。
そして倍力装置において前述したように、ピストンロッ
ド12が中立状態にあるときには、ロックボール59は
ロックボール溝51に係合しており、スプールロッド1
8の作動に伴うバルブ部の切替によってピストンロッド
12がケーシング52に対してスライドすると、ロック
ボール59はロックボール溝51から抜は出し、ピスト
ンロッド12の外周面上を転勤する。このようにシフト
操作時においてロックボール59がロックボール溝51
から抜は出す際溝51の形状等に応じて発生する抵抗力
が、またロックボール59がピストンロッド12上を転
動する際のスプリング80によって発生する荷重がピス
トンロッド12がスライドする際の負荷となって作用し
、これがピストンロッド12から反力室19または20
を介してスプールロッド18に伝達され、その結果、操
作者は第16図の鎖線すで示したような節度感をシフト
レバ−43から得ることが出来るものである。
丸たエンジンがオフのとき、すなわち倍力装置の圧力系
が不作動の状態では第3図に示すように、ピストン室5
7には流体圧が導入されず、従ってピストン55がフリ
ーの状態になってスプリング60が機能しなくなる。従
ってピストンロッド12はロックボール59から負荷を
受けなくなり、エンジン停止時のシフトを小さな力で行
うことが51能となる。
なお前記の倍力装置においては、ギアチェンジの際のリ
アクションは、ピストンロッド12およびセンタバルブ
ロッド17から、スプールロッド18が図示左方向に移
動したときには左反力室20内に導入される圧力流体に
よって、スプールロッド18が図示右方向に移動したと
きには右反力室19内に導入される圧力流体を介してス
プールロッド18に反力として伝達され、操作者はシフ
トレバ−43から変速機におけるギアチェンジの際の感
触を得ることが出来るものである。
また流体圧力系が故障したときやエンジンの停止時にお
いては、何れの方向においてもボルト24が開口部26
の端部と係合するまで、インプットロッド23がピスト
ンロッド12に対してスライドされ、ボルト24がピス
トンロッド12と係合した後はインプットロッド23お
よびピストンロッド12が一体となってスライドされ、
シフト操作が可能となる。
第12図はインプットロッド23にロックボール溝51
−を形成した本発明の他の実施例を示したちのである。
なおさらにこの他の実施例として、ロックボール溝をピ
ストンロッド12またはインプットロッド23の中立位
置だけでなく変速操作完了位置に各々形成するようにし
てもよい。こうすることによって操作者はシフト操作の
完了を容易に感知することが可能になるものである。
(発明の効果) 以−ヒのようにこの発明は、ロック機構が入口ロッドま
たは出力ロッドをケーシングに対して中立位置に保持す
るとともに、シフト操作時において入力ロッドまたは出
力ロッドがスライドする際、該ロッドに負荷を与えるこ
とによってシフト操作に節度感を与え、シフト感覚の向
上を図ることが出来る。
またスイッチング機構が、エンジンのオン・オフに連動
してロック機構をオン・オフさせるので、エンジンの停
止時にはロック機構が解除され、エンジンの停止時のシ
フト操作が容易となる。
なお入力ロッドまたは出力ロッドをケーシングに対して
中立位置に保持する方法として、第17図に示すように
、スプリング60゛をケーシングに取り付けてロックボ
ール59゛を付勢することも考えられていたが、この機
構ではエンジンが停止し倍力装置が不作動のときにもロ
ックボール59″によってロッドに荷重が加えられるこ
とになり、エンジン停止時のシフト操作が非常に重いも
のとなってしまう。
これに対して本発明は前述のように、エンジン停止時に
はスイッチング機構によってロック機構が解除されるの
で上記のような心配は全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は同
実施例の作動状態における部分拡大図。 第3図は第2図を不作動状態で示す部分拡大図。 第4図は同実施例における倍力装置を圧力流体排出口の
位置において断面して示す断面図、第5図は同実施例を
圧力流体入口の位置において断面して示す断面図、第6
図は同実施例の中立状態における圧力流体の流通経路を
示すための模式図、第7図は倍力装置の取付状態を示す
配置図、第8図はM4図のスプールロッドが一方向に移
動した際の状態を示す断面図、第9図は第8図の状態に
おける圧力流体の流通経路を示すための模式図、第10
図はスプールロッドが他方向に移動した際の状態を示す
断面図、第11図は第10図の状態における圧力流体の
流通経路を示すための模式図、第12図は本発明の他の
実施例を示す断面図、第13ないし15図は従来例を示
す断面図、第16図は本発明と従来例とのシフト力を比
較したグラフ、第17図は従来の他の例を示す図である
。 11・・・シリンダ、11a・・・圧力流体人口。 11b・・・圧力流体排出0.12・・・スプールロッ
ド。 13・・・ピストン、      14・・・右ピスト
ン室。 15・・・左ピストン室。 17・・・センタバルブロッド。 17j、171c・・・供給溝、18・・・スプールロ
ッド。 18a 、 18b 、 18c −・・供給溝。 19・・・右反力室、20・・・左反力室。 24・・・ボルト、26・・・開口部。 27・・・ストライカ、50・・・節度感向上機構。 51・・・ロックボール溝、52・・・ケーシング。 55・・・ピストン、57・・・ピストン室。 58・・・連絡孔、59・・・ロックボール。 60・・・スプリング。 出 願 人  アイシン精機株式会社 代  理  人   弁理士  加  藤  側  道
(他1名) 第6図 j[7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力流体を駆動源として用いる変速機操作用倍力
    装置において、ケーシングと入力ロッドまたは出力ロッ
    ド間に設けられ、該入力ロッドまたは出力ロッドをケー
    シングに対して中立位置に保持するとともに該ロッドに
    負荷を与えながら該ロッドがケーシングに対してスライ
    ドするのを許容するロック機構と、倍力装置の圧力系に
    接続され該圧力系のオン・オフに連動して前記ロック機
    構をオン・オフさせるスイッチング機構とを具えている
    ことを特徴とする変速機操作用倍力装置の節度感向上機
    構。
  2. (2)ロック機構が、入力ロッドまたは出力ロッドの外
    周部に形成された溝部と、弾性部材によって付勢される
    ことによって前記溝部に係脱自在に係合されるロックボ
    ールとから構成されている特許請求の範囲第1項記載の
    変速機操作用倍力装置の節度感向上機構。
  3. (3)スイッチング機構が、倍力装置の圧力系に接続さ
    れたピストン室と、ピストン室内の圧力によって弾性部
    材を入力ロッドまたは出力ロッド側に付勢するよう作動
    するピストンとから構成されている特許請求の範囲第1
    および第2項記載の変速機操作用倍力装置の節度感向上
    装置。
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