JPS62220169A - 流動性食品 - Google Patents
流動性食品Info
- Publication number
- JPS62220169A JPS62220169A JP61058134A JP5813486A JPS62220169A JP S62220169 A JPS62220169 A JP S62220169A JP 61058134 A JP61058134 A JP 61058134A JP 5813486 A JP5813486 A JP 5813486A JP S62220169 A JPS62220169 A JP S62220169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polydextrose
- oligosaccharide
- dietary fiber
- food
- foods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産呈上AB里盆団
本発明は、便通改善作用を有する流動性食品に関するも
のである。
のである。
従来の技術
近年、食品中に含まれている繊維質−食物繊維、グイエ
タリーファイバーなどと呼ばれる−の食生活における役
割が重視されるようになってきた。食物繊維摂取の生理
学的意義に関してはすでに多くの研究があり、たとえば
BurkiLは、アフリカ原住民の食生活を研究した結
果、食物繊維を多く含む食事を摂取している彼らは低繊
維質食品を摂取している欧米人よりも虫垂炎、憩室疾患
、心臓血管病、大腸〃ンの発生率が低いことを報告して
いる。また海老原らは、食物繊維として小麦フスマを用
いた実験の結果、食物繊維は食物の体内沸留時間を短く
し、糞便の量およびその含水量を増すことを確認してい
る。
タリーファイバーなどと呼ばれる−の食生活における役
割が重視されるようになってきた。食物繊維摂取の生理
学的意義に関してはすでに多くの研究があり、たとえば
BurkiLは、アフリカ原住民の食生活を研究した結
果、食物繊維を多く含む食事を摂取している彼らは低繊
維質食品を摂取している欧米人よりも虫垂炎、憩室疾患
、心臓血管病、大腸〃ンの発生率が低いことを報告して
いる。また海老原らは、食物繊維として小麦フスマを用
いた実験の結果、食物繊維は食物の体内沸留時間を短く
し、糞便の量およびその含水量を増すことを確認してい
る。
これらの研究成果は特に便秘症の解消および予防の観点
から関心を持たれており、近年、フスマや胚芽など食物
繊維の豊富な素材を食べ易いように加工したり既存の食
品に混入したりすることが行われるようになった。また
食物繊維を他の生理学的に有用な物質と併用してその作
用を増強する試みらなされており、たとえば特開昭59
−173062号公報には、食物繊維とビフィズス因子
(具体的にはラクチュロース)とからなる排便促進性保
健食品が提案されている。但し、食物繊維は概して水中
に安定に懸濁させることが難しいが呟従来のこの種食品
は固形のものに限られ、流動性の食品や飲料に排便促進
を目的として食物amを含有させることは行われていな
かった。
から関心を持たれており、近年、フスマや胚芽など食物
繊維の豊富な素材を食べ易いように加工したり既存の食
品に混入したりすることが行われるようになった。また
食物繊維を他の生理学的に有用な物質と併用してその作
用を増強する試みらなされており、たとえば特開昭59
−173062号公報には、食物繊維とビフィズス因子
(具体的にはラクチュロース)とからなる排便促進性保
健食品が提案されている。但し、食物繊維は概して水中
に安定に懸濁させることが難しいが呟従来のこの種食品
は固形のものに限られ、流動性の食品や飲料に排便促進
を目的として食物amを含有させることは行われていな
かった。
、明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述のような従来の食物繊維含有食品は
、食物Mh、mを含むことによって味やテクスチャーが
悪くなり易く、そこで嗜好性を重視すると、充分な食物
繊維を含有させることができないという問題点があった
。また、流動性のものを作り得ないことが提供可能な食
物繊維含有食品の種類を少なくし、消費者の多様な嗜好
に合致させることを難しくしていた。
、食物Mh、mを含むことによって味やテクスチャーが
悪くなり易く、そこで嗜好性を重視すると、充分な食物
繊維を含有させることができないという問題点があった
。また、流動性のものを作り得ないことが提供可能な食
物繊維含有食品の種類を少なくし、消費者の多様な嗜好
に合致させることを難しくしていた。
さらに、顕著な便通改善効果を期待するならば多くの場
合かなりの量の食物繊維を摂取しなければならないが、
それは下痢、鼓腸、服部膨満感、腹痛などの副作用をと
もなう場合があるから、食物wL維を一度に大量に摂取
することは決して[しいことではない。
合かなりの量の食物繊維を摂取しなければならないが、
それは下痢、鼓腸、服部膨満感、腹痛などの副作用をと
もなう場合があるから、食物wL維を一度に大量に摂取
することは決して[しいことではない。
そこで本発明は、従来の食物繊維含有食品よりら昧およ
びテクスチャーにすぐれて摂取し易く、しかも少量で顕
著な便通改善効果が得られる新規な流動性食品を提供し
ようとするものである。
びテクスチャーにすぐれて摂取し易く、しかも少量で顕
著な便通改善効果が得られる新規な流動性食品を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明が提供する流動性食品は、便通改善のための主素
材としてポリデキストロースおよび難消化性かつ易発酵
性のオリゴ糖を含有することを特徴とするものである。
材としてポリデキストロースおよび難消化性かつ易発酵
性のオリゴ糖を含有することを特徴とするものである。
ここで「流動性食品」とは、常態において流動性である
食品のほか、常態においては必ずしも流動性でないが攪
拌または(および)加温により容易に流動性に転する潜
在的に流動性の食品(たとえばプリン、ゼリー、アイス
クリームなどのようなもの)を包含し、「食品」は飲料
を包含する。
食品のほか、常態においては必ずしも流動性でないが攪
拌または(および)加温により容易に流動性に転する潜
在的に流動性の食品(たとえばプリン、ゼリー、アイス
クリームなどのようなもの)を包含し、「食品」は飲料
を包含する。
またポリデキストロースとは、可食性ポリカルボン酸(
たとえばクエン酸)を触媒兼架橋剤にしてグルコースま
たはマルトースを溶融状態で重合させて得られる分子量
約1500〜18000の水溶性多糖類である(上記の
糖のほかに、粘度を下げ色や味をよくするためにソルビ
トールなどのポリオ゛−ルを一緒に反応させたものもあ
る。その製法の詳細は米国特許第3766165号明細
書に記載されている)。その糖鎖は高度に枝分れしてい
て消化され難く、食品としてのカロリーは1g当り約1
カロリー程度であるから、従来、低カロリーの糖質食品
素材として利用されているものである。本発明者らが確
認したところによれば、ポリデキストロースは、本発明
の流動性食品のいま一つの成分である難消化性かつ易発
酵性のオリゴ糖と違って、腸内細菌によっても資化され
難い。なおこの物質は、本邦では7アイザー株式会社よ
り「ポリデキストロース」の商品名で市販されている。
たとえばクエン酸)を触媒兼架橋剤にしてグルコースま
たはマルトースを溶融状態で重合させて得られる分子量
約1500〜18000の水溶性多糖類である(上記の
糖のほかに、粘度を下げ色や味をよくするためにソルビ
トールなどのポリオ゛−ルを一緒に反応させたものもあ
る。その製法の詳細は米国特許第3766165号明細
書に記載されている)。その糖鎖は高度に枝分れしてい
て消化され難く、食品としてのカロリーは1g当り約1
カロリー程度であるから、従来、低カロリーの糖質食品
素材として利用されているものである。本発明者らが確
認したところによれば、ポリデキストロースは、本発明
の流動性食品のいま一つの成分である難消化性かつ易発
酵性のオリゴ糖と違って、腸内細菌によっても資化され
難い。なおこの物質は、本邦では7アイザー株式会社よ
り「ポリデキストロース」の商品名で市販されている。
一方、難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖とは、ヒトの消
化管で分泌される消化酵素によってはほとんど消化され
ないが腸内細菌によって容易に資化されるもの(具体的
には、新鮮なヒト糞便の4倍希釈液と混合し37℃の嫌
気状態に保ったとき2時間以内に90%以上が消失する
ような発酵性のもの)である。但し、一般に“オリゴ糖
”というときは2糖類を含むが、2糖類の多くは易消化
性であり、また易消化性とはいえない2糖類もポリデキ
ストロースとの併用効果が顕著でないので、消化性の良
否にかかわらず、2糖類は本発明における“オリゴ糖”
から排除される。
化管で分泌される消化酵素によってはほとんど消化され
ないが腸内細菌によって容易に資化されるもの(具体的
には、新鮮なヒト糞便の4倍希釈液と混合し37℃の嫌
気状態に保ったとき2時間以内に90%以上が消失する
ような発酵性のもの)である。但し、一般に“オリゴ糖
”というときは2糖類を含むが、2糖類の多くは易消化
性であり、また易消化性とはいえない2糖類もポリデキ
ストロースとの併用効果が顕著でないので、消化性の良
否にかかわらず、2糖類は本発明における“オリゴ糖”
から排除される。
本発明におけるオリゴ糖として待に好ましいのは、整腸
作用を有するビフィドバクテリウム菌が資化し得るもの
である。
作用を有するビフィドバクテリウム菌が資化し得るもの
である。
その具体例としては、特開昭59−179064号公報
に記載されているラフィノース系のもの、特公昭58−
20266号公報に記載されているガラクトース系のも
の、特公昭59−53834号公報に記載されているフ
ルクトオリゴ糖、特開昭58−212780号公報に記
載されているコンニャクマンナンの分解物、特開昭57
−189 s 2号公報に記載されているレバン(β−
2,6−フルクタン)、特開昭58−99497号公報
に記載されているガラクトース系のもの、特開昭59−
11190号公報に記載されているキチン部分加水分解
物、特公昭59−5383 S号公報に記載されている
ラクトシェークロース、などがある。
に記載されているラフィノース系のもの、特公昭58−
20266号公報に記載されているガラクトース系のも
の、特公昭59−53834号公報に記載されているフ
ルクトオリゴ糖、特開昭58−212780号公報に記
載されているコンニャクマンナンの分解物、特開昭57
−189 s 2号公報に記載されているレバン(β−
2,6−フルクタン)、特開昭58−99497号公報
に記載されているガラクトース系のもの、特開昭59−
11190号公報に記載されているキチン部分加水分解
物、特公昭59−5383 S号公報に記載されている
ラクトシェークロース、などがある。
ポリデキストロースと難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖
との配合比率は、1 :10〜20: 1程度が適当で
ある。
との配合比率は、1 :10〜20: 1程度が適当で
ある。
本発明の流動性食品には、ポリデキストロースおよび難
消化性かつ易発酵性のオリゴ糖のほかにも、池の難消化
性水溶性(もしくは水中分散性)多糖類、調味料、香料
、その池任意の飲食品素材を、本発明の目的達成の妨げ
とならない範囲で含有させることができる。特に、整腸
作用を有する乳酸菌やビフィドバクテリウム菌の生菌ま
たはこれを含有する発酵乳は、本発明の流動性食品の摂
取効果をよりすぐれたものとするので、本発明の流動性
食品の副素材として好ましいものである。
消化性かつ易発酵性のオリゴ糖のほかにも、池の難消化
性水溶性(もしくは水中分散性)多糖類、調味料、香料
、その池任意の飲食品素材を、本発明の目的達成の妨げ
とならない範囲で含有させることができる。特に、整腸
作用を有する乳酸菌やビフィドバクテリウム菌の生菌ま
たはこれを含有する発酵乳は、本発明の流動性食品の摂
取効果をよりすぐれたものとするので、本発明の流動性
食品の副素材として好ましいものである。
立−亙
本発明の流動性食品においてはポリデキストロースもオ
リゴ糖も便通改善作用をする。その機構は定かでないが
、腸内における発酵性の相違に基づく異なる作用がある
ものと思われ、これら2成分の併用が、それらの単独使
用よりも好ましい結果をもたらす。そして両成分とも完
全に水溶性であることにより、固形物沈殿のおそれがな
(テクスチャーもよ(1流動性食品を構成することを可
能にして〜する。
リゴ糖も便通改善作用をする。その機構は定かでないが
、腸内における発酵性の相違に基づく異なる作用がある
ものと思われ、これら2成分の併用が、それらの単独使
用よりも好ましい結果をもたらす。そして両成分とも完
全に水溶性であることにより、固形物沈殿のおそれがな
(テクスチャーもよ(1流動性食品を構成することを可
能にして〜する。
医1男
以下実験例および実施例を示して本発明を説明する。な
お。
お。
各側において用いたポリデキストロースは、7アイザー
株式会社の製品である。
株式会社の製品である。
実験例
便秘中または便秘ぎみと訴える健康な成人男子1名およ
び女子9名に対して次の条件でポリデキストロースおよ
びラフィノース系オリゴ糖を、それぞれ単独投与または
同時並行投与して、便通に及ぼす影響を調べた。なおラ
フィノース系オリゴ糖は、大豆より特開昭59−179
064号公報記載の方法により製造されたものである。
び女子9名に対して次の条件でポリデキストロースおよ
びラフィノース系オリゴ糖を、それぞれ単独投与または
同時並行投与して、便通に及ぼす影響を調べた。なおラ
フィノース系オリゴ糖は、大豆より特開昭59−179
064号公報記載の方法により製造されたものである。
投与量
試験区1 :ポリデキストロース 10 g/日試験区
2 :ラフイノース系オリゴ糖 3g/日試験区3 :
ポリデキストロース 5g/日 十うフィノース系オリ
ゴ糖 3g/日 投与ノリj問 各試験区2週間。但し先行した試験の影響を避けるため
試験区相互の間に1週間の非投与期間を設け、また試験
の順序は投与対象者ごとに無作為に異ならせた。
2 :ラフイノース系オリゴ糖 3g/日試験区3 :
ポリデキストロース 5g/日 十うフィノース系オリ
ゴ糖 3g/日 投与ノリj問 各試験区2週間。但し先行した試験の影響を避けるため
試験区相互の間に1週間の非投与期間を設け、また試験
の順序は投与対象者ごとに無作為に異ならせた。
投与結果の調査方法
対象者にアンケート用紙を配布し、投与前、投与中およ
び投与後の毎日、以下の項目につき回答を求めた。
び投与後の毎日、以下の項目につき回答を求めた。
1゜排便の有無
2、排便の難易
3、便の量(「多い」、「普通」、「少ない」のいずれ
であったか) 4、便の性状(「硬い」、「普通」、「柔い」、「下痢
」のいずれであったか) 5、排便後の感覚(排便後スッキリしたか否か)調査結
果の集計方法 調査結果を次の方式でスコア化した。
であったか) 4、便の性状(「硬い」、「普通」、「柔い」、「下痢
」のいずれであったか) 5、排便後の感覚(排便後スッキリしたか否か)調査結
果の集計方法 調査結果を次の方式でスコア化した。
1、排便回数:試験期間(14日)当りの排便回数2、
容易度二試験期間中容易に排便した回数/排便回数3、
検量:便の量が「多い」、「普通」、「少ない」に対し
、それぞれ3点、2点、1点を与え、試験期間中の合計
点で表わした。
容易度二試験期間中容易に排便した回数/排便回数3、
検量:便の量が「多い」、「普通」、「少ない」に対し
、それぞれ3点、2点、1点を与え、試験期間中の合計
点で表わした。
4、硬さ:「硬い」、「普通]、「柔い」、「下痢]に
対し、それぞれ1点、2点、3点、4点を与え、試験期
間中の総計を排便回数で除した商で表わした。
対し、それぞれ1点、2点、3点、4点を与え、試験期
間中の総計を排便回数で除した商で表わした。
5、スッキリ度:
試験期間中排便後の感覚がスッキリした回数/排便回数
上記試験の成績を表1および表2にまとめて示した。
上記試験の成績を表1および表2にまとめて示した。
表1は、試験区ごとに便通改善効果を判定した結果を示
し、O印は、調査した5項目中4項目以上のスコアが投
与前に比較して高くなったことを示す。
し、O印は、調査した5項目中4項目以上のスコアが投
与前に比較して高くなったことを示す。
また表2は、各調査項目について投与開始前と各試験区
を「対応のあるt検定」で検定した結果有意にスコアが
増加したと認められた項目を示す。
を「対応のあるt検定」で検定した結果有意にスコアが
増加したと認められた項目を示す。
表1
表2
試験区 スコアが有意に増加した項目1
な し 2 排便回数、検量 3 排便回数、検量、容易度、硬さ通常、“便
秘が解消した”とは、排便回数が増加し、検量が増え、
しかも便が柔らかくなって容易に排便でき、排便後の感
覚もスッキリするようになったことを意味すると思われ
・上記調査項目のうち1項目の改善のみで便秘が解消し
たと判断することはできない。すなわち、 ■ 一つの調査項目についてみた場合、全対象者を通じ
スコアが有意に増加すること: ■ 全対象者を通じできるだけ多くの調査項目にスコア
の有意な増加がみられること: ■ 対象者を個々にみたとき、はとんどの調査項目でス
コアが増加すること; が、便秘解消と判定するための要件と思われる。かかる
観点から上記試験結果を検討すると、便秘解消効果はポ
リデキストロース単独投与では認められず、オリゴ糖単
独投与で僅かに認められ、ポリデキストロースとオリゴ
糖との併用で強く認められると判定された。
な し 2 排便回数、検量 3 排便回数、検量、容易度、硬さ通常、“便
秘が解消した”とは、排便回数が増加し、検量が増え、
しかも便が柔らかくなって容易に排便でき、排便後の感
覚もスッキリするようになったことを意味すると思われ
・上記調査項目のうち1項目の改善のみで便秘が解消し
たと判断することはできない。すなわち、 ■ 一つの調査項目についてみた場合、全対象者を通じ
スコアが有意に増加すること: ■ 全対象者を通じできるだけ多くの調査項目にスコア
の有意な増加がみられること: ■ 対象者を個々にみたとき、はとんどの調査項目でス
コアが増加すること; が、便秘解消と判定するための要件と思われる。かかる
観点から上記試験結果を検討すると、便秘解消効果はポ
リデキストロース単独投与では認められず、オリゴ糖単
独投与で僅かに認められ、ポリデキストロースとオリゴ
糖との併用で強く認められると判定された。
実施例 1
ポリデキストロース500gおよび前記実験例で用いた
のと同じラフィノース系オリゴ糖300gを透明リンゴ
果汁10eに加え、100℃で30分間加熱して殺菌し
た。得られた果汁飲料は、透明で舌ざわりに異常感なく
、風味も良好なものであった。
のと同じラフィノース系オリゴ糖300gを透明リンゴ
果汁10eに加え、100℃で30分間加熱して殺菌し
た。得られた果汁飲料は、透明で舌ざわりに異常感なく
、風味も良好なものであった。
実施例 2
市販のビフィドバクテリウム菌含有発酵乳・ミルミル(
株式会社ヤクルト本社)100重量部にポリデキストロ
ース5重量部およびガラクトース系オリゴ糖(vf公昭
58−20266号公報記載の方法に従い乳糖から製造
されたもの)3重1部を無菌的に添加混合した。得られ
た飲料は一風味および舌ざわりの点で、原料発酵酵乳と
比べてもそん色のないものであった。
株式会社ヤクルト本社)100重量部にポリデキストロ
ース5重量部およびガラクトース系オリゴ糖(vf公昭
58−20266号公報記載の方法に従い乳糖から製造
されたもの)3重1部を無菌的に添加混合した。得られ
た飲料は一風味および舌ざわりの点で、原料発酵酵乳と
比べてもそん色のないものであった。
実施例 3
ポリデキストロース400g、前記実験例で用いたのと
同じラフィノース系オリゴ糖240g、 クエン酸24
g、シタ糖670gに水を加えて10eとし、ioo℃
で30分間加熱して殺菌した。これに、あらかじめ調製
しておいた発酵乳(ラクトバチルス・カゼイを10%脱
脂粉乳培地で培養したもの;生菌数I Xi Og/m
l) I Qを加えて混合し、乳酸菌飲料を得た。得ら
れた飲料は、風味、舌ざわりとも良好なものであった。
同じラフィノース系オリゴ糖240g、 クエン酸24
g、シタ糖670gに水を加えて10eとし、ioo℃
で30分間加熱して殺菌した。これに、あらかじめ調製
しておいた発酵乳(ラクトバチルス・カゼイを10%脱
脂粉乳培地で培養したもの;生菌数I Xi Og/m
l) I Qを加えて混合し、乳酸菌飲料を得た。得ら
れた飲料は、風味、舌ざわりとも良好なものであった。
実施例 4
生クリーム(45%処方) 1000
g牛乳 450
ポリデキストロース 755
5%7ラクトオリゴ糖シロツプ1 118砂糖
100卵黄
200香料
数滴達 明治製菓株式
会社製品、BX73.5上記配合のアイスクリームを常
法により製造した。製品は舌ざわりの点で通常のアイス
クリームとまったく異なるところのないものであった。
g牛乳 450
ポリデキストロース 755
5%7ラクトオリゴ糖シロツプ1 118砂糖
100卵黄
200香料
数滴達 明治製菓株式
会社製品、BX73.5上記配合のアイスクリームを常
法により製造した。製品は舌ざわりの点で通常のアイス
クリームとまったく異なるところのないものであった。
実施例 5
インスタントコーヒー粉末 25gポ
リデキストロース 10050
%〃ラクトース系オリゴ糖シロップ痒 172砂糖
75水
1000ゼラチ
ン 25峯 特開
昭58−20266号公報記載の方法によるものx70 上記配合のコーヒーゼリーを常法により製造した。製品
はテクスチャーにおいて通常のコーヒーゼリーとまった
く異なるところのないものであった。
リデキストロース 10050
%〃ラクトース系オリゴ糖シロップ痒 172砂糖
75水
1000ゼラチ
ン 25峯 特開
昭58−20266号公報記載の方法によるものx70 上記配合のコーヒーゼリーを常法により製造した。製品
はテクスチャーにおいて通常のコーヒーゼリーとまった
く異なるところのないものであった。
発明の効果
本発明の流動性食品は、水溶性のポリデキストロースお
上びオリゴ糖によって便通改善の目的を達成したもので
あるか呟従来のζ固形食物繊維を含有させた保健食品に
比べて味とテクスチャーにすぐれている。しかも性状安
定な流動性のものであるか呟従来の食物繊維含有食品で
は不可能なり・し困難であったような、飲料、発酵乳、
ゼリー、アイスクリームなどきわめて多様なi品の形を
とることができ、消費者の多様な嗜好に合致させること
が容易である。
上びオリゴ糖によって便通改善の目的を達成したもので
あるか呟従来のζ固形食物繊維を含有させた保健食品に
比べて味とテクスチャーにすぐれている。しかも性状安
定な流動性のものであるか呟従来の食物繊維含有食品で
は不可能なり・し困難であったような、飲料、発酵乳、
ゼリー、アイスクリームなどきわめて多様なi品の形を
とることができ、消費者の多様な嗜好に合致させること
が容易である。
Claims (4)
- (1)ポリデキストロースおよび難消化性かつ易発酵性
のオリゴ糖を含有することを特徴とする流動性食品。 - (2)難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖がラフィノース
系のものである特許請求の範囲第1項記載の流動性食品
。 - (3)難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖が乳糖由来のガ
ラクトース系のものである特許請求の範囲第1項記載の
流動性食品。 - (4)流動性食品が飲料である特許請求の範囲第1項記
載の流動性食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61058134A JPS62220169A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 流動性食品 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61058134A JPS62220169A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 流動性食品 |
CA000546865A CA1324529C (en) | 1987-09-15 | 1987-09-15 | Liquid food comprising polydextrose and oligosaccharides |
US07/096,483 US4859488A (en) | 1987-09-15 | 1987-09-15 | Liquid food for curing constipation: polydextrose and oligosaccharide |
EP87308205A EP0307523B1 (en) | 1987-09-15 | 1987-09-16 | Liquid food |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62220169A true JPS62220169A (ja) | 1987-09-28 |
JPH0342876B2 JPH0342876B2 (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=27426493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61058134A Granted JPS62220169A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 流動性食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62220169A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02255619A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-16 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 腸管洗浄用組成物 |
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