JPS62211885A - ケ−ブル接続部モ−ルド金型 - Google Patents
ケ−ブル接続部モ−ルド金型Info
- Publication number
- JPS62211885A JPS62211885A JP5305586A JP5305586A JPS62211885A JP S62211885 A JPS62211885 A JP S62211885A JP 5305586 A JP5305586 A JP 5305586A JP 5305586 A JP5305586 A JP 5305586A JP S62211885 A JPS62211885 A JP S62211885A
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- JP
- Japan
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- mold
- mold body
- insulator
- cylindrical
- core
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- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、ケーブル接続部のモールド絶縁体の成形と架
橋とを行い得るケーブル接続部モールド金型に関する。
橋とを行い得るケーブル接続部モールド金型に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来、Cvり゛−プル接続部を形成する場合にケーブル
導体接続部上に金型を被け、この金型内にポリエチレン
等の樹脂を注入または圧入して加熱しモールド絶縁体を
形成する。この成形されたモールド絶縁体を一旦、外部
に取り出し、軟質な未架橋状態で所定寸法に切削仕上げ
を行い、この後、モールド絶縁体を架橋管内に収容し、
架橋管内部に窒素ガスあるいはシリコーンオイル等の圧
力媒体を充填しながら長時間規定の温度で加熱架橋する
ようにしている。
導体接続部上に金型を被け、この金型内にポリエチレン
等の樹脂を注入または圧入して加熱しモールド絶縁体を
形成する。この成形されたモールド絶縁体を一旦、外部
に取り出し、軟質な未架橋状態で所定寸法に切削仕上げ
を行い、この後、モールド絶縁体を架橋管内に収容し、
架橋管内部に窒素ガスあるいはシリコーンオイル等の圧
力媒体を充填しながら長時間規定の温度で加熱架橋する
ようにしている。
ところでモールド絶縁体を形成するための金型とそれを
架橋するための架橋管とを別々に使用することは、製作
費用がかなり莫大なものとなるばかりでなく、大サイズ
ケーブル用の場合、金型直径220IIlf11、艮ざ
1.5m 、重量的200kgという大きざになること
から狭い工事現場に持ら込むことが好ましいものではな
い。
架橋するための架橋管とを別々に使用することは、製作
費用がかなり莫大なものとなるばかりでなく、大サイズ
ケーブル用の場合、金型直径220IIlf11、艮ざ
1.5m 、重量的200kgという大きざになること
から狭い工事現場に持ら込むことが好ましいものではな
い。
しかし、成形用の金型をそのまま架橋用としても使用す
るためには金型内に圧力媒体を充填するためのスペース
を確保すること、あるいはモールド絶縁体の中央部が熱
膨張して金型の圧力媒体注入、排出口を塞がないように
すること等の問題を解決する必要があった。
るためには金型内に圧力媒体を充填するためのスペース
を確保すること、あるいはモールド絶縁体の中央部が熱
膨張して金型の圧力媒体注入、排出口を塞がないように
すること等の問題を解決する必要があった。
[発明の目的]
本発明は上記の事情に着目してなされたもので、モール
ド絶縁体の成形と架橋の両方を行い得るケーブル接続部
モールド金型を提供することを目的とする。
ド絶縁体の成形と架橋の両方を行い得るケーブル接続部
モールド金型を提供することを目的とする。
[発明の概要]
すなわち、本発明の金型は、中央部のほぼ対称な位置に
注入孔および排出孔をそれぞれ有する分割可能な金型本
体と、この金型本体の両端部の内側にそれぞれ挿設され
る円筒形パッキングと、金型本体を加熱するヒータと、
金型本体内における円筒形パッキングの内側方に配設さ
れ、中央部に金型本体の注入孔、排出孔に対応する貫通
口を有し、かつ架橋すべきモールド絶縁体の外形に対応
する空洞を有する分割可能な中子と、金型本体における
前記モールド絶縁体中央部外周上に配設され、外周面に
軸方向および周方向の溝をそれぞれ有し、かつ外周面中
央部に、金型本体の排出口に嵌入可能なピンを有する分
割可能な円筒体とを備えたことを特徴とする。
注入孔および排出孔をそれぞれ有する分割可能な金型本
体と、この金型本体の両端部の内側にそれぞれ挿設され
る円筒形パッキングと、金型本体を加熱するヒータと、
金型本体内における円筒形パッキングの内側方に配設さ
れ、中央部に金型本体の注入孔、排出孔に対応する貫通
口を有し、かつ架橋すべきモールド絶縁体の外形に対応
する空洞を有する分割可能な中子と、金型本体における
前記モールド絶縁体中央部外周上に配設され、外周面に
軸方向および周方向の溝をそれぞれ有し、かつ外周面中
央部に、金型本体の排出口に嵌入可能なピンを有する分
割可能な円筒体とを備えたことを特徴とする。
[発明の実施例]
以下、本発明を図示した実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例およびその要部
を示す図である。なお、第1図において、中心線Cより
図中、上方はモールド絶縁体の成形時の状態、また中心
線Cより図中、下方は架橋時の状態をそれぞれ示してい
る。
を示す図である。なお、第1図において、中心線Cより
図中、上方はモールド絶縁体の成形時の状態、また中心
線Cより図中、下方は架橋時の状態をそれぞれ示してい
る。
第1図において、符号1は径方向に2分割可能な円筒形
の金型本体であり、両端部の内周面外方に向かって縮径
するテーパ面2が設けられている。
の金型本体であり、両端部の内周面外方に向かって縮径
するテーパ面2が設けられている。
金型本体10両端部には円筒形のパッキング3が挿設さ
れている。このパッキング3の外周には金型本体1のテ
ーパ面2に対応するテーパ面4が設けられている。
れている。このパッキング3の外周には金型本体1のテ
ーパ面2に対応するテーパ面4が設けられている。
金型本体1の両端部の外周に複数の熱放散用凹溝5が設
けられ、中間部の外周に金型本体を加熱するヒータ(図
示せず)が設けられている。また金型本体1の中央部の
ほぼ上下対称な位置に注入孔6および排出孔7が設けら
れている。
けられ、中間部の外周に金型本体を加熱するヒータ(図
示せず)が設けられている。また金型本体1の中央部の
ほぼ上下対称な位置に注入孔6および排出孔7が設けら
れている。
符号8はケーブル接続部のモールド絶縁体9の成形時に
使用される中子であり、モールド絶縁体9の外形に対応
する空洞10を有し、かつ径方向および軸方向に4分割
可能な円筒形を呈している。
使用される中子であり、モールド絶縁体9の外形に対応
する空洞10を有し、かつ径方向および軸方向に4分割
可能な円筒形を呈している。
中子8の中央部に、金型本体の注入孔6および排出孔7
に対応する貫通孔11が設けられている。
に対応する貫通孔11が設けられている。
符号12はモールド絶縁体9の架橋時に使用される2分
割可能な円筒体であり、内径がモールド絶縁体9中央部
の外径より若干大きく形成され、また外周面に軸方向お
よび周方向の溝13.14が設けられ、さらに外周面中
央部にピン15が植設されている。ピン15は金型本体
1の排出孔7に嵌入され、円筒体12を金型本体1に位
置決め固定する役目がある。
割可能な円筒体であり、内径がモールド絶縁体9中央部
の外径より若干大きく形成され、また外周面に軸方向お
よび周方向の溝13.14が設けられ、さらに外周面中
央部にピン15が植設されている。ピン15は金型本体
1の排出孔7に嵌入され、円筒体12を金型本体1に位
置決め固定する役目がある。
次に、上記構成の金型の使用について説明する。
先ずモールド絶縁体9を形成する場合、第1図の上半分
に示すように金型本体1内に第2図に示した中子8およ
びその両端に筒形パッキング3を配置し、注入孔6から
溶融したポリエチレン等の樹脂を押出注入する。排出孔
7からオーバーフローするまで注入する。注入後、金型
本体1の外周に配設されたヒータにより加熱し、樹脂を
硬化する。
に示すように金型本体1内に第2図に示した中子8およ
びその両端に筒形パッキング3を配置し、注入孔6から
溶融したポリエチレン等の樹脂を押出注入する。排出孔
7からオーバーフローするまで注入する。注入後、金型
本体1の外周に配設されたヒータにより加熱し、樹脂を
硬化する。
樹脂から充填された際、中子8内面のテーパ部に作用す
る力により中子が中央から分離しそれぞれ左右にわずか
に移動し、円筒形パッキング3を外方に押しつけ樹脂漏
れを防止する。
る力により中子が中央から分離しそれぞれ左右にわずか
に移動し、円筒形パッキング3を外方に押しつけ樹脂漏
れを防止する。
このようにしてモールド絶縁体9が成形されるが、これ
を一旦、金型本体1から外へ取り出し未架橋状態下で所
定の寸法に切削仕上げを行う。この後、モールド絶縁体
9を再び金型本体1内に収容するが、このとぎ第1図の
下半分に示すように中子8を除去し、代わりに円筒体1
2を金型本体1中央部に設置する。また金型本体両端部
の筒形パッキング3を必要に応じて交換する。次いで金
型本体1の注入孔6から加圧油としてシリコーンオイル
16を注入し、円筒体12外周面の溝13.14内を経
由して金型本体1内に充填する。モールド絶縁体9に油
圧を印加しながらヒータで金型本体内を加熱しモールド
絶縁体9の架橋を行う。
を一旦、金型本体1から外へ取り出し未架橋状態下で所
定の寸法に切削仕上げを行う。この後、モールド絶縁体
9を再び金型本体1内に収容するが、このとぎ第1図の
下半分に示すように中子8を除去し、代わりに円筒体1
2を金型本体1中央部に設置する。また金型本体両端部
の筒形パッキング3を必要に応じて交換する。次いで金
型本体1の注入孔6から加圧油としてシリコーンオイル
16を注入し、円筒体12外周面の溝13.14内を経
由して金型本体1内に充填する。モールド絶縁体9に油
圧を印加しながらヒータで金型本体内を加熱しモールド
絶縁体9の架橋を行う。
この架橋の際、モールド絶縁体9の、特に中央部が加熱
により膨張変形するが、円筒体12により押えられ所定
形状に保持される。
により膨張変形するが、円筒体12により押えられ所定
形状に保持される。
[発明の効果]
以上述べたように本発明の装置によれば、高価な金型本
体をモールド絶縁体の成形および架橋に使用することが
できる。また成形の際使用した中子を架橋のとぎ除去す
ることにより、中子の容積を圧力油を充填するためのス
ペースとすることができ、また架橋の際、円筒体を配置
するようにしたことにより、モールド絶縁体が熱膨張し
て金型本体の注入孔、排出孔を塞ぎ一定の油圧を印加で
きなくなることを防止する。
体をモールド絶縁体の成形および架橋に使用することが
できる。また成形の際使用した中子を架橋のとぎ除去す
ることにより、中子の容積を圧力油を充填するためのス
ペースとすることができ、また架橋の際、円筒体を配置
するようにしたことにより、モールド絶縁体が熱膨張し
て金型本体の注入孔、排出孔を塞ぎ一定の油圧を印加で
きなくなることを防止する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図および
第3図はそれぞれこの実施例の要部を示す斜視図である
。 1・・・・・・・・・金型本体 3・・・・・・・・・パッキング 6・・・・・・・・・注入孔 7・・・・・・・・・排出孔 8・・・・・・・・・中子 9・・・・・・・・・モールド絶縁体 11・・・・・・・・・貫通孔 12・・・・・・・・・円筒体 13.14・・・・・・溝 出願人 昭和電線電纜株式会社代理人 弁理士
須 山 佐 − (ほか1名)
第3図はそれぞれこの実施例の要部を示す斜視図である
。 1・・・・・・・・・金型本体 3・・・・・・・・・パッキング 6・・・・・・・・・注入孔 7・・・・・・・・・排出孔 8・・・・・・・・・中子 9・・・・・・・・・モールド絶縁体 11・・・・・・・・・貫通孔 12・・・・・・・・・円筒体 13.14・・・・・・溝 出願人 昭和電線電纜株式会社代理人 弁理士
須 山 佐 − (ほか1名)
Claims (1)
- (1)中央部のほぼ対称な位置に注入孔および排出孔を
それぞれ有する分割可能な金型本体と、この金型本体の
両端部の内側にそれぞれ挿設される円筒形パッキングと
、金型本体を加熱するヒータと、金型本体内における円
筒形パッキングの内側方に配設され、中央部に金型本体
の注入孔、排出孔に対応する貫通口を有しかつ架橋すべ
きモールド絶縁体の外形に対応する空洞を有する分割可
能な中子と、金型本体における前記モールド絶縁体中央
部外周上に配設され、外周面に軸方向および周方向の溝
をそれぞれ有しかつ外周面中央部に、金型本体の排出口
に嵌入可能なピンを有する分割可能な円筒体とを備えた
ことを特徴とするケーブル接続部モールド金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305586A JPS62211885A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ケ−ブル接続部モ−ルド金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305586A JPS62211885A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ケ−ブル接続部モ−ルド金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62211885A true JPS62211885A (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=12932168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305586A Pending JPS62211885A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ケ−ブル接続部モ−ルド金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62211885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322374A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル接続部の樹脂注入成形方法 |
-
1986
- 1986-03-11 JP JP5305586A patent/JPS62211885A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322374A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル接続部の樹脂注入成形方法 |
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