JPS62206134A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主としてトイレで用便後に肛門等を洗浄するの
に用いる衛生洗浄装置に関するものであり、さらに詳し
くは、既設の便器上に取付けて使用する形式の衛生洗浄
装置に関する。

従来の技術 従来この種の衛生洗浄装置は、給水方式で大別して、水
道直結式タイプと間接給水式タイプの２方式がある。

前者は、水道管から直接、給水管で装置本体へ水を供給
し、水道圧により洗浄ノズルから水（又は湯）を噴射し
人体局部を洗浄するものである。

後者は、便器後方に既設されているロータンク又は専用
の補助タンクに溜まった水を、ポンプユニットにより給
水し、加圧して洗浄ノズルから噴射し人体局部を洗浄す
るものである。

前者の水道直結式タイプの衛生洗浄装置は、前述の如く
、水道圧に依っているので、装置本体への給水の接続部
も間接給水タイプと違い比較的高圧（約１８　Ｋｇ／Ｃ
ｍ２）の耐水性が要求されている。

そのため水道管から装置本体までの連結管は、樹脂ホー
ス等は使用できないので一般に鋼管等の金属管で構成さ
れていた。

このような水道１百結式について第８図、第９図を用い
て代表的な給水接続部の実施例を説明すると、１は装置
本体２０便器３より外側に張り出した装置本体延出ｓ４
のほぼ中央から後部水平方向に突出している給水口であ
る。５は給水エルボであり、第１の口部５ａば、前記給
水口１と接続できるようになっており、第２の口部５ｂ
は、第１の口部５ａと９０°折れ曲がって、金属管６が
接続できるようになっている。なお、７，８は水密状慇
とするためのパツキンである。金属管６の第２の口部は
水道管に接続している。

次に第９図は、他の従来例であり、装置本体７の便器３
より外側に張り出した装置本体延出部８の底面９に、給
水口１０を設けてＬ字形の金属管１１を接続するように
したものである。１２はパツキンである。

発明が解決しようとする問題点 しかしこのような従来の構成では、衛生洗浄装置を取付
けるトイレ累のスペースや、便器の形状によっては、取
付けできないことがあった。

その−例を説明すると、第１０図および第１１図はロー
タンク部１３と便器部１４が、一体になっているタイプ
の便器」５に衛生洗浄装置を載置した図であり、’５１
１図に破線で示すような一般的な便器１６と違い、ロー
タンク部１３左右の張り出し部１３ａ、１３ｂの下部が
、便器１５のリム而１５ａより下面になって構成されて
いる。しかるに、前述のような給水口１が装置本体２の
便器３より外側に張り出した装置本体延出部４のほぼ中
央から後部水平方向に突出していたので便器１５のリム
而１５ａより下面のロータンクの張出し部１３ａ、１３
ｂ部に接触し、第１１図に示すように、便座１７の先端
が便器１５の先端部より突出し、不具合であった。この
ように給水口１が本体より突出しているだけなのに、少
し特殊な便器になると全く取付けることができなかった
。

又前述のような給水口１０が装置本体７の便器３より外
側に張り出した装置本体延出部８の底面９に設けた場合
においては、第１２図に示すように、和風両用式便器１
８等に置台１９を介して取付ける状態を考えると、トイ
レの床面２０に給水口１０．および金属管１１等が接触
し、取付けることができなかった。

本発明は上述のような不具合をなくし、できるだけ多く
のとのような便器にも、取付は可能となるような衛生洗
浄装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
衛生洗浄装置の装置本体の背面外側コーナ一部に、給水
の接続部を設けるものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

衛生洗浄装置の本体背面外側コーナ部に、給水接続部を
設けているので、給水の接続部が特殊な便器、トイレの
壁、床等に邪魔にならないので、取付可能な便器対象が
増える。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第５図は本衛生洗浄装置の水回路を示しており破線内が
、装置本体内に内蔵されている。先ず、２１は分岐水栓
金具であり、水道管２２より導かれた水を、ロータンク
２３と衛生洗浄装置へと水路的に分岐するようになって
おり、内部には止水栓２４、ストレーナ２５、逆止弁２
６を内蔵している。分岐水栓金具２１と、衛生洗浄装置
の装置本体問は、水道圧を直接受けるため、軟鋼等より
なる連結管２７で連結している。２８は止水用電磁弁、
２９は流量調節弁、３０は流量センサであり、流量を検
出し、制御部（図示せず）を介して希望流量となるよう
に前記流量調節弁２９の弁の開閉度を自動的にコントロ
ールするようにしている。３１は温水タンク、３２はバ
キュームブレーカ、３３は洗浄ノズルの換用電磁弁であ
り、それぞれ肛門用ノズル３４ａおよびビデ用ノズル３
４ｂへと切換えができるようになっている。３５は捨水
回路であり、前記流量調節弁２９で流量調節された水量
が、不感水量５０　ｔ　／ｈｒ　４＝（０，８５ｔ／ｍ
１ｎ）を下回らないように設けている。ａ６はバキュー
ムブレーカである。

次に第４図は、本衛生洗浄装置の外観斜視図であり、一
般的なロータンク付便器３７に取付けられた状態を示す
。３８は装置本体であり内部には、＠述した電磁弁２８
、流喰調節弁、温水タンク３１洗浄ノズル３４ａ、３４
ｂ等の洗浄機能ユニットおよび局部を洗浄した後局部を
乾燥するための温風ユニット、および便そう内の臭いを
吸引し、悪臭を取り除くだめの脱臭送風ユニット等が内
蔵されている。３９は装置本体３８に回動自在に取付け
られた暖房便座であり、内部にはヒータが配設してあり
、人が座った時お尻を暖める。４０は便蓋である。４１
は操作パネルであり、前述の洗浄機能、乾燥機能、脱臭
機能等の作Ｕノおよび停止をするための各スイッチが設
けられている。

次に第１図において、４２は装置本体３８の背゛面３８
ａ１外側３８ｂ１コーナ部３８ｃの凹部３８ｄの立壁４
３から水平方向に延出した給水の接続部である。

２７は端部が略り字形に折り曲げられた軟銅管からなる
連結管であり、前記給水の接続部４２へは、パツキン４
４を介して袋ナツト４５で締結することにより接続でき
るようにしている。なお前記連結管２７の延出方向は、
矢印Ｘのように、給水接続部４２を中心にどの位置にお
いても取付けられるようなっている。

次にこの一実施例の構成における作用を説明する。第６
図に示すように、ロータンク部１３の左右の張出し部１
３ａおよび１３ｂが便器１５のリム面１５ａより下面に
なって構成されているような便器への取付けにおいても
本衛生洗浄装置は、装置本体３８の背面３８ａ１外側３
８ｂ１コーナ部３８ｃの凹部３８ｄに、給水の接続部４
２を設けているので、前記ロータンク１３の張出し部１
３　ａ　（１３ｂ）に、給水の接続部の接触等がおこり
、衛生洗浄装置が取付けられないなどの事が少ない。

又、第７図のように、和風両用式便器１８に置台１９を
介して本衛生洗浄装置と取付けた場合でも、前述と同様
、給水の接続部４２を、装置本体３８の背面３８ａ１外
側３８ｂ１コーナ部３８ｃの凹部３８ｄに設けているの
で、給水接続部４２および連結管２７等が、トイレの床
に接触して、衛生洗浄装置が取付かないようなことはな
い。

次に本発明の他の実施例について説明する。

第２図は、第２の実施例を示しており、装置本体１３８
の背面１３８ａ、外側１３８ｂ、コーナ部１３８ｃの下
半部を凹部１３８ｄとし、その立壁１４３に給水の接続
部１４２を設けたものであり、上方向から給水接続部が
見えないので違和感がなく見はえが良い。

又第３図は第３の実施例を示しており、装置本体２３Ｂ
の背面２３８ａ、外側２３８ｂ、コーナ部２３８Ｃの下
半部を凹部２３８ｄとし、その天面部５０に給水の接続
部２４２を設けたものであり、第２実施例と同様に上方
向から給水接続部２４２が見えないので違和感がなく見
ばえが良い。又、連結管２２７も矢印Ｙのように水平方
向に自由に固定して取付けれる。

発明の効果 本発明は、衛生洗浄装置の本体背面外側コーナ部に給水
の接続部を設けており、給水接続部が邪魔に゛ならない
のでロータンク左右両側の張り出し部が便器リム面より
下面で、出っ張っているいわゆるロータンク便器一体形
便器や、又和風両用式便器等の便器にも取付けることが
できるので、汎用性の高い衛生洗浄装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における衛生洗浄装置の
給水接続部の要部拡大図、第２図は本発明の第２の実施
例における衛生洗浄装置の給水接続部の要部拡大図、第
３図は本発明の第３の実施例における衛生洗浄装置の給
水接続部の要部拡大図、第４図は本発明の第１の実施例
における衛生洗浄装置の外観斜視図、第５図は同衛生洗
浄装置の水回路図、第６図は本発明の第１の実施例にお
ける衛生洗浄装置をロータンク一体式便器に載置し取付
けた状態を示す側面図、第７図は同衛生洗浄装置を和風
両用式便器に取付けた状態を示す側面図、第８図は従来
の衛生洗浄装置の給水接続部の要部拡大図、第９図は同
地の従来例における衛生洗浄装置の給水接続部の要部拡
大図、第１０図は従来例における衛生洗浄装置をロータ
ンク便器一体式便器に載置した状態を示す平面図、第１
１図は同側面図、第１２図は他の従来例における衛生洗
浄装置を、和風両用式便器に取付ける状席を示す側面図
である。 ３８・・・・・本体、３８　ａ　＋　１３８　ａ　＋　
２３８　ａ・・・・・・本体背面、３８ｂ、１３８ｂ、
２３８ｂ・・・・・・本体背面外側、３８ｃ、１３８ｃ
、２３８ｃ・・・・・本体背面外側コーナ部、３８ｄ、
１３８ｄ、２３８ｄ・・−・−凹部、４２゜１４２　、
２４２・・・・・・給水の接続部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図 ♀：二二二二二二？

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）便器上に載置され、内部に人体局部洗浄機能を有
   する本体の背面外側コーナ部に、前記洗浄機能への給水
   の接続部を設けた衛生洗浄装置。
2. （２）本体の背面外側コーナ部には凹部を設け、この凹
   部に給水の接続部を設けた特許請求の範囲第１項記載の
   衛生洗浄装置。
3. （３）人体局部洗浄機能は、水道圧によって洗浄水を噴
   出する構成としてなる特許請求の範囲第１項記載の衛生
   洗浄装置。