JPS62201240A - コルク化粧シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はコルク材と合成樹脂とよりなる床材、壁材で
あってコルク材独特の弾力性、触感を保有させ、而も弾
力性の失われることを防止し、耐摩性を持たせるように
したコルク化粧シートに関するものである。

（従来技術） 一般に床面等にクッション性を持たせると共に表面の外
装のために塩化ビニール、ゴム等のシート或はタイル等
が用いられるが、何れも天然材とは質感、感触、歩行性
、吸音性等において劣るため従来特にクッション性、吸
音性、重厚感などが望まれる場合には、コルクをスライ
スして板状或はタイル状としたものが用いられていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらコルク板は高価である上に脆く破れ易いた
めに取扱に注意を要し、又踏付頻度の高い部分は弾力性
の腰がなくなり、踏付面が凹んだ状態となり易く又摩耗
し易い等の問題点があった。

（問題点を解決するための手段） この発明は上記の問題点を解決するために提供されたコ
ルク化粧シート１であって、木粉、コルク粉などのセル
ロース系粉末骨材を色付の熱可塑性樹脂２のフィルム又
はシー）２ａとコルク３のシート３ａとが多層状に重合
接着された積層板４が各層に対して直交方向にスライス
されて構成されるようにしたものである。

（作用） このようにして構成Ｓれたコルク死別シートｌのシート
面には熱可塑性樹脂２とコルク３とが縞模様となって表
れ、美しい外観を呈すると共に、熱可塑性樹脂２は耐摩
性があって、弾性にすぐれているためコルク３間に介在
して化粧シート１面に加えられる摩擦に対しコルク３を
保護すると共に化粧シート１面に加えられる荷重に対し
、コルク３の弾発復元性の低下を防止する。

（実施例） 第１図はこの発明の典型的な一実施例を示すもので１は
１〜５ｍｍ厚とされたコルク死別シートであり、色付の
熱可塑性の樹脂２とコルク３とが縞状に配設されたもの
である。熱可塑性の樹脂２は例えば塩化ビニール等が用
いられ、木粉、コルク粉等のセルロース系粉末骨材が含
有されたものである。

該コルク化朗：シート１は第２図に示すように例えばセ
ルロース系の粉末骨材を含有する熱可塑性樹脂２のシー
ト２ａとしてコルクを微粉状として塩化ビニールに含有
させたものよりなる０、１〜０　、４ｍｍ厚のシートを
使用し、これとコルク３のシー１＝　３　ａとを交互に
或は適宜に多層状に重合し、接着剤により各シー）２ａ
、３ａを接着して積層板４とし、これを各層をなすシー
ト２ａ、３ａに対して直交方向（図示のＡＡ。

ＢＢ力方向に１〜５ｍｍ間隔にスライスして得られたも
のである。

尚樹脂シート２ａは又、各層毎に同色或は異色の色伺と
されてコルク化粧シートｌはストライプ模様とされてお
り、又樹脂２は発泡ウレタン等の発泡樹脂に木粉等を含
有させたものが使用される場合もある。

第３図乃至第５図は他の各種実施例を示し、第３図はコ
ルク死別シート１の下面に木粉等のセルロース系粉末骨
材入りの軟質の熱可塑性樹脂２のシート２ａの０．１〜
５＋ｎ＋ｎ厚のものを接着したもの、第４図は熱可塑性
樹脂２のシート２ａの下面に布、紙又は布、紙両方を補
強シート５として貼着した引裂強度を高めものである。

第５図はｆｆ１４図の実施例における補強シート５下面
に更に金属、木、合板等の板６を貼着したものであり、
何れも床材、壁材などとして用いるようにされたもので
ある。

（効果） 以上のようにこの発明にかかるコルク化粧シートは木粉
、コルク粉等のセルロース系粉末骨材を含有する色付の
熱可塑性樹脂フィルム又はシートとコルクシートとが多
層状に重合接着された積層板が各層に対して直交方向に
スライスされているので耐摩性と弾性にすぐれコルク材
よりなる床面と略同様なコルクの感触と外観を有呈する
。又、熱可塑性樹脂には木粉、コルク粉等が含有されて
いるのでコルク材との接着性が良好でコルク部分と樹脂
部分とが剥離することがなく、又この樹脂部分は樹脂の
みのもののようにカッターに粘り着くことなくスライス
し易いのでコルクシートと樹脂シートとの積層板が任意
の厚さにスライスできる。又、セルロース系の粉末骨材
を含有する色付の熱可塑性樹脂部分とコルク部分とが交
互に或は適宜の順序に配列接着されたシートとなってい
るので該シート面に美しい縞模様を構成して美しい外観
を呈し、又、熱可塑性ｓｌ脂部分は耐摩性があり、弾性
にもすぐれているのでコルク部分間に介在してコルク化
粧シート面に加わる摩擦によるコルク部分の摩耗を防止
すると共に、荷重によるコルク部分の弾発復元性の低下
を防止し、該シートの耐用年数が増加する。

又、熱可塑性樹脂は発色させ易いので自由な色の縞模様
を構成させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかるコルク化粧シートの一実施例
の斜視図、第２図はその製造方法を示すコルクシートと
樹脂シートの積層板の刺視図、第３図乃至第５図は他の
実施例の断面図である。 ■・・・コルク化粧シート、２・・・熱可塑性樹脂、３
・・・コルク、４・・・積層体。 第２図 第　　３　　又 ど 第　　　４　　図 づ 第　　５　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 木粉、コルク粉等のセルロース系粉末骨材を含有する色
   付の熱可塑性樹脂フィルム又はシートとコルクシートと
   が多層状に重合接着された積層板が各層に対して直交方
   向にスライスされてなることを特徴とするコルク化粧シ
   ート。