JPS62200251A - 表面欠陥検出装置 - Google Patents
表面欠陥検出装置Info
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- JPS62200251A JPS62200251A JP4336886A JP4336886A JPS62200251A JP S62200251 A JPS62200251 A JP S62200251A JP 4336886 A JP4336886 A JP 4336886A JP 4336886 A JP4336886 A JP 4336886A JP S62200251 A JPS62200251 A JP S62200251A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、半導体ウェハ等の被検査体について、その
表面に存在する微小な凹凸などの欠陥を光学的に検出す
る装置に関する。 (従来の技術とその問題点) 半導体ウェハや、ビデオディスク等においては、その表
面に存在する凹凸や傷<kどの欠陥にJ:つて製品の品
質が大きく左右されるため、これらの欠陥を検出するこ
とによって製品の品質管即を行2rう必要がある。この
ような表向欠陥検出装置としては種々の装置が提案され
ているが、非破壊検査として代表的なものは光学方式の
検出装置であり、その従来例(特開昭57−13103
9号)を第11図に示す。 同図において、レーデ光源51からの直線偏光レーザビ
ーム1−は、ミラー52によって反射され、ビームエキ
スパンダ53によって光束径が拡大された後に、偏光ビ
ームスプリッタ571に至る。そして、この偏光ビーム
スプリッタ54を透過して1/4波長板55を通り、集
束レンズ56によって被検査体57の表面上に集束され
る。 レーザビームLが被検査体57の表面で反射されること
によって得られる反射光Rは、被検査体57の表面の平
坦部で反射されてレーザビームLの入射光束と同じ光路
を戻る正反射光(0次回折光)Roと、表面欠陥で散乱
されてレーザビーム1−の入射光路とは異なる方向へ反
射される散乱光Rdどを含んでいる。そして、これら双
方を含む反射光1ぐは、上記と逆の経路を通って、il
l 11、偏光ビームスプリッタ54に〒る。この段階
にJ3IJる反射光Rは、1/4波長板55を2石通過
し−Cいるために、その偏光方向は当初のレーザビーム
1−の偏光方向よりも90°回転したものどなっている
。このため、反射光Rは図の右方向に反射される。 このうら、正反射光Roは、ミラー58にJ、って反射
されて、シン1591円柱レンズ60を通った後に、第
1の光電変模索子61に入射する。 また、散乱光Rdは、レンズ62を通って第2の光電変
換素子63に入射する。第1の光電変換素子61は、第
12図に示す領域α 〜α4へと4分割された受光面を
有しており、その対角h”向に隣接する領域の光電変換
出力の和の差:(α +α )−(α →−α )
・・・(1)が求められて第11図のフォーカシング
]−ラーfi号となる。 一方、被検査体57の表面に欠陥が存在すると、正反射
光R8は減少し、散乱光R,11ま増加する。 このため、上記第1の光電変換素子61の受光面を形成
する全領域の和; α1+α2+α3+α4 ・・・(2)を求
め、これを第1の欠陥検出回路64で処理することによ
って、正反射光R6の減少による欠陥検出を行なう。ま
た、第2の光電変換素子63の出力は第2の欠陥検出回
路6゛5で処理して、散乱光R1の増加による欠陥検出
を行なう。これらの2種類の欠陥信号はそれぞれ単独で
使用されることもあり、また、それらの差をとってS/
N比を向上させることもある。 ところが、このJ−うな装置では、散乱性欠陥すなわち
入射光を各方向へと散乱させるような欠陥を検出できる
にすぎない。したがって、偏向性欠陥つまり入射光を特
定の方向に偏向させた反射を生ずるにうな欠陥(たとえ
ば食込み状欠陥)が被検査体表面に存在する場合には、
これを上記のような装置で検出することは不可能である
。このため、散乱性欠陥と偏向性欠陥とをあわ1!て検
出するためには、それぞれについての検出装置を別個に
設けねばならないことになり、コメ1〜アツプを招くほ
か、光学系のアラインメントの調整が複雑になるという
問題がある。 (発明の目的) この発明は従来技術における一L述の問題の克服を意図
しており、低コストかつコンパクトな構成で、散乱性欠
陥および偏向性欠陥の双方を検出することのできる表面
欠陥検出装置を提供することを目的とする。 〈目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明にかかる表面欠陥
検出装置では、まず、被検査体表面で反射された光を、
偏向性反射光を含んだ第1の反射光と、散乱性反射光を
含んだ第2の反射光とに分離する光分離手段を設ける。 そして、このようにして分離された反射光のうち、第1
の反射光は、受光位置検出手段の受光面で受光される。 この受光位置検出手段は、偏向性反射光の十配受光而十
での受光位置に応じた受光位置検出信号を出力Jる手段
であり、この信号に基いて偏向性欠陥が検出される。 一方、第2の反射光は、散乱(1反射光を検出する散乱
性反射光検出手段で受光され、その検出出力にMいて散
乱性欠陥が検出される。 (実施例) △、実実施例ココ学−的主体」L戊」二動−作第1図は
この発明の一実施例である表面欠陥検査装置の概要図で
ある。同図において、レーザ光WA1からのレーザビー
ム1は偏光ビームスプリッタ2によって直線偏光となり
、光透過率分布フィルタ4に入射する。この光透過率分
布フィルタ4は、たとえばガラス基板1−に金属を真空
蒸着して得られるものであるが、その蒸着〜は、中心部
で即く、また周辺部で薄くなるように、ステップ状に変
化させである。このため、第2図(a)に示すように、
この光透過率分布フィルタ4の光の透過率は、光透過率
分布フィルタ4の中心位1tjl(ro)付近△では小
さイ
表面に存在する微小な凹凸などの欠陥を光学的に検出す
る装置に関する。 (従来の技術とその問題点) 半導体ウェハや、ビデオディスク等においては、その表
面に存在する凹凸や傷<kどの欠陥にJ:つて製品の品
質が大きく左右されるため、これらの欠陥を検出するこ
とによって製品の品質管即を行2rう必要がある。この
ような表向欠陥検出装置としては種々の装置が提案され
ているが、非破壊検査として代表的なものは光学方式の
検出装置であり、その従来例(特開昭57−13103
9号)を第11図に示す。 同図において、レーデ光源51からの直線偏光レーザビ
ーム1−は、ミラー52によって反射され、ビームエキ
スパンダ53によって光束径が拡大された後に、偏光ビ
ームスプリッタ571に至る。そして、この偏光ビーム
スプリッタ54を透過して1/4波長板55を通り、集
束レンズ56によって被検査体57の表面上に集束され
る。 レーザビームLが被検査体57の表面で反射されること
によって得られる反射光Rは、被検査体57の表面の平
坦部で反射されてレーザビームLの入射光束と同じ光路
を戻る正反射光(0次回折光)Roと、表面欠陥で散乱
されてレーザビーム1−の入射光路とは異なる方向へ反
射される散乱光Rdどを含んでいる。そして、これら双
方を含む反射光1ぐは、上記と逆の経路を通って、il
l 11、偏光ビームスプリッタ54に〒る。この段階
にJ3IJる反射光Rは、1/4波長板55を2石通過
し−Cいるために、その偏光方向は当初のレーザビーム
1−の偏光方向よりも90°回転したものどなっている
。このため、反射光Rは図の右方向に反射される。 このうら、正反射光Roは、ミラー58にJ、って反射
されて、シン1591円柱レンズ60を通った後に、第
1の光電変模索子61に入射する。 また、散乱光Rdは、レンズ62を通って第2の光電変
換素子63に入射する。第1の光電変換素子61は、第
12図に示す領域α 〜α4へと4分割された受光面を
有しており、その対角h”向に隣接する領域の光電変換
出力の和の差:(α +α )−(α →−α )
・・・(1)が求められて第11図のフォーカシング
]−ラーfi号となる。 一方、被検査体57の表面に欠陥が存在すると、正反射
光R8は減少し、散乱光R,11ま増加する。 このため、上記第1の光電変換素子61の受光面を形成
する全領域の和; α1+α2+α3+α4 ・・・(2)を求
め、これを第1の欠陥検出回路64で処理することによ
って、正反射光R6の減少による欠陥検出を行なう。ま
た、第2の光電変換素子63の出力は第2の欠陥検出回
路6゛5で処理して、散乱光R1の増加による欠陥検出
を行なう。これらの2種類の欠陥信号はそれぞれ単独で
使用されることもあり、また、それらの差をとってS/
N比を向上させることもある。 ところが、このJ−うな装置では、散乱性欠陥すなわち
入射光を各方向へと散乱させるような欠陥を検出できる
にすぎない。したがって、偏向性欠陥つまり入射光を特
定の方向に偏向させた反射を生ずるにうな欠陥(たとえ
ば食込み状欠陥)が被検査体表面に存在する場合には、
これを上記のような装置で検出することは不可能である
。このため、散乱性欠陥と偏向性欠陥とをあわ1!て検
出するためには、それぞれについての検出装置を別個に
設けねばならないことになり、コメ1〜アツプを招くほ
か、光学系のアラインメントの調整が複雑になるという
問題がある。 (発明の目的) この発明は従来技術における一L述の問題の克服を意図
しており、低コストかつコンパクトな構成で、散乱性欠
陥および偏向性欠陥の双方を検出することのできる表面
欠陥検出装置を提供することを目的とする。 〈目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明にかかる表面欠陥
検出装置では、まず、被検査体表面で反射された光を、
偏向性反射光を含んだ第1の反射光と、散乱性反射光を
含んだ第2の反射光とに分離する光分離手段を設ける。 そして、このようにして分離された反射光のうち、第1
の反射光は、受光位置検出手段の受光面で受光される。 この受光位置検出手段は、偏向性反射光の十配受光而十
での受光位置に応じた受光位置検出信号を出力Jる手段
であり、この信号に基いて偏向性欠陥が検出される。 一方、第2の反射光は、散乱(1反射光を検出する散乱
性反射光検出手段で受光され、その検出出力にMいて散
乱性欠陥が検出される。 (実施例) △、実実施例ココ学−的主体」L戊」二動−作第1図は
この発明の一実施例である表面欠陥検査装置の概要図で
ある。同図において、レーザ光WA1からのレーザビー
ム1は偏光ビームスプリッタ2によって直線偏光となり
、光透過率分布フィルタ4に入射する。この光透過率分
布フィルタ4は、たとえばガラス基板1−に金属を真空
蒸着して得られるものであるが、その蒸着〜は、中心部
で即く、また周辺部で薄くなるように、ステップ状に変
化させである。このため、第2図(a)に示すように、
この光透過率分布フィルタ4の光の透過率は、光透過率
分布フィルタ4の中心位1tjl(ro)付近△では小
さイ
【値T。となっており、また、半径方向の位置座標
rがr□から所定距It!11 (後述Jる)以上離れ
た部分Bでは大ぎな値T1となっている。そして、中心
部分AがレーザビームLの入射位置と>するように、こ
の光透過率分布フィルタ4を配置する。 このため、第1図のシー11ビーム1は、光透過率分布
フィルタ4のうち、透過率の小さい中心部分A(換言す
れば反射率の大きな部分)にJ:つてそのほどんどが反
射され、1/4波長板5を通った後、レンズ6を介して
、このレンズ6の焦点外1111t fの位置にある被
検査体表面7に照射される。 このレーザビーム1−は被検査体表面7で反射されて反
射光Rとなるが、この反射光Rは偏向性反射光j光Rt
と散乱性反射光Rdどによって形成されている。 このうち、偏向性反射光Rtは、被検査体表面7に偏向
性欠陥が存在しないとぎには正反射光R6に一致するも
のであって、第1図中にはこのような場合(つまりRt
−Ro)が図示されでいる。 なお、偏向性欠陥の存在によって偏向性反射光R1がR
oの方向から偏向した場合については(艷に詳しく説明
する。 このようにして得られる反射光Rは、レンズ6と1/4
波長板5を介して上記光透過率分布フィルタ4に再入射
する。上述したように、この光透過率分布フィルタ4は
ステップ状の透過率分布を有しており、偏向性反射光R
4はこのうちの低透過率部分Δに入射する。したがって
、偏向性反射光R1のうち、この光透過率分布フィルタ
4を透過して光電変換手段8の受光面に到達する割合は
低いものとなっている。 一方、散乱11反射光Rdは、この光透過率分布フィル
タ4のうち、透過率の大きな部分Bに入射するため、そ
の全部または大部分がこの光透過率分布フィルタ4を透
過して光電変換手段8の受光面に入)jする。このため
、上記透過率T。、T1として、たとえばT =2%
、T1=100%と1れば、偏向性反射光R1はその2
%のみが、また、散乱性反射光R0はその全部が、それ
ぞれ光電変換手段8に入射することになる。 他方、透過率の小さな部分へに入口・↑した偏向性反射
光RLのうち、透過率分布フィルタ4を透過しなかった
成分(上記の例では偏向性反射光Rtの98%)は、こ
のフィルタ4で反射され−C偏光ビームスプリッタ2に
至る。この光は1/4波長板5を2回通っているために
その偏光方向は入用レーザビーム1−に対して90°回
転したものと4Tっており、このため、この光は偏光ビ
ームスプリッタ2を通過して輝点位置検出器9に至る。 したがって、被検査体表面7からの反射光[<は、透過
率分布フィルタ4において、■偏向性反射光Rを含む第
1の反射光R1と、■散乱v1反射光Rを含む第2の反
射光R2とに分離される。 このため、上記透過率分布フィルターは、反射光Rを第
1と第2の反射光R1,R2に分離リ−る光分離手段と
して機能することになる。 ところで、上述のように、この実施例における第2の反
射光Rは、散乱性成Dj光1<、のほかに偏向性反射光
Rtの一部分も含んでいる。それは、散乱性欠陥が存在
すると散乱性反射光R(1が増加Jるだ【ノでなく、偏
向性反射光J(il−反射光R6)の強度が減少するた
め、これら双方のデータに基く処即を行<’にえば散乱
性欠陥の検出精度が向J−することにJ:る。しかしな
がら、偏向性反射光1で、の強度は散乱性反射光Rdの
強度に化べて著しく大きい(たとえば100:1)ため
、偏向性反射光R1のかなりの部分を第2の反射光に含
よせたのでは、光強度の違いが人き寸ぎて申−の光電変
換手段のダイナミックレンジでは高精度の検出が困難と
なる。したがって、このように偏向性反射光R1を第2
の反射光に含ませる場合には、偏向性反射光R1の数%
のみを含まけることが望ましい。 一方、第1の反射光は偏向性反射光R1のみが本来必要
な情報であるため、この偏向性反射光[<1をできるだ
【)多く含ませ、散乱性反射光Rdは含まないにうにす
ることが望ましい。上記透過率分布フィルタ4はこのJ
:うな2つの要請を同時に満1させる光分離手段であっ
て、Δ、B各部分の光透過率T、T1として上述のよう
な値を用いることにより、これら2つの条f1を満Jこ
とがぐきる。 このJ、うな状況が、光透過率分布フィルタ4の半径方
向の光強度Iの分布曲線と1ノで第3図に示されている
。この図において、光透過率分布フィルタ4を透過づる
前の反射光(同図(a))と、このフィルタ4を透過し
て得られる第2の反射光(同図(h))とを比較づ−る
と、前者で1.11艮射光Ro (偏向性反射光Rt)
が鋭いピークを伯っているのに対し、後者では正反射光
R6ど散乱性反射光Rdとのそれぞれの光強度が同桿度
どhつでおり、単一の受光・検出系のダイノーミックレ
ンジで対応可能となることがわかる。また、これに応じ
て散乱性反射光Rdはそのすべてが第2の反射光に含ま
れることになるため、第1の反射光R1は、偏向性欠陥
の検出に本来必要とされる偏向tq反射光R1のみにに
って形成されることに<Tす、後述する偏向性欠陥の検
出も高精度となる。 LJL剛」入節遺出系の構成と動作 法に、第1の反射光R1に基く偏向性欠陥検出について
説明する。第4図は、第1図のうち、偏向性欠陥検出の
説明に必要な部分のみを取出したものに相当する部分図
である。lノたがって、この図には散乱性反射光Rdは
描かれておらず、また、入射レーザビーム1−や偏向性
反射光R1は、便宜」ム幅を有しない直線として描かれ
ている。さらに、被検査体表面7には、その一部分Gを
拡大して示す第5図のように、偏向性欠陥のひとつの態
様である食込み状欠陥20が存在している:(811の
とする。ただし、基準面7aは、入射レーザビームLに
対して直角な面を示す。 すると、レーザビームLがこの食込み状欠陥20の傾斜
面21において反射される場合には、この傾斜面21が
基準面7aとなす傾斜角をθとすると、偏向性反射光R
1の偏向角は20となる。 そして、レンズ6を通過した後の偏向性反射光R1は入
射レーザビームしに対して平行となるが、イこでは、入
射レーザビーム1−に対して、Δx=f−jan(2θ
) ・(3)だ【ノの偏位を生じている
。したがって、この場合には、輝点位置検出器9の受光
面10]−の基準位@xoからΔXだけ偏位した位置に
偏向性反射光R1が人II)−17することになる。た
だし、す準位fiffx。は、被検査体表面7が基準面
7aに一致し、かつ欠陥が存在しないときの偏向性反射
光R1(つまり正反射光R8)の受光位置である。この
ため、このΔ×を検出することによって、(3)式から
傾斜角θを求めることが可能となる。なお、精密加工面
上の微小な食い込みや起伏では傾斜角θは微小であるた
め、−h記(3)式の近似式として、Δx=f・2θ
・・・(4)を用いることができる
。 このように、偏位量ΔXは食込み欠陥20等の傾斜角θ
を反映した間となっているため、この偏位量ΔXが所定
値を超えた場合に、偏向性欠陥が存在すると判定するこ
とが可能となる。 したがって、光透過率分布フィルタ4のうち、透過率の
小さな部分Aのサイズは、偏位量ΔXとしてどの程度の
値まで検出するかによって定められる。それは、部分A
のサイズがあまり小さいと、偏位量ΔXが少し増加した
だ11で部分Bに入1)j するJ、うになり、第1の
反射光として偏向性反射光をとらえられなくなるためで
ある。 1−記判定を具体的に行/Tうためには、まず、1記輝
点位置検出器9におい゛C受光した輝点の偏位量ΔXを
、このΔXに比例した電気信号レベルV、へど変換する
。その際、偏位間ΔXの微細な変化を可能な限り精密に
どらえl?るように、この輝点位置検出器9どしては、
その受光面が連続的な広がりを右する受光面とhつ−C
いるものを使用することが望ましい。そこで、この実施
例で番よ、輝点位置検出器9として、半導体位置検出器
(以下、PSOと言う。)という名称で知られているセ
ン1Jを使用する。第6図(a)はこのJ:うなpsc
のうち、1次元PSDを使用して構成された輝点位置検
出器9の受光面10を示しており、電極Xa。 Xhのそれぞれから取出される光電流(iriの比をと
ることによって、受光された輝点SPの偏位量ΔxIJ
応じた信号を、第1図の信号レベルV、として111力
Jる。この動作において、受光面10が離散的む索子の
集合ではなく、連続的な広がりを持ったものどなってい
るため、受光位置検出は高粘亀で行なわれる。 この信号レベルV。は第1図の偏向↑11欠陥検出回路
100内に設けられた増幅器101によって増幅され、
後述する理由で設けられたバンドパスフィルタ102を
介して受光位@(偏位)検出信舅Vどなる。この信号V
は次段の比較器103において所定のM半値(しきい(
0)と比較され、このしぎい値による弁別処理が行なわ
れる。そして、受光位置検出信号■(したがって、傾斜
角0)が上記基準値を超えるときに「欠陥有り1とする
欠陥検出信号が出力される。 そこで、以下では、この比較・弁別動作を中心にしてこ
の装置の動作をより詳しく説明づる。まず、レーザ光源
1からのレーIJ”ビームLを被検査体表面7に照射し
つつ、レーザビーム走査機構(第1図中には図示せず。 )を用いて、被検査体表面7を順次走査する。このよう
な走査方法どしては、以下のような方法を適宜採用する
ことができる。 ■ レーザ光源1からのレーザビー11を、回転ミラー
あるいは振動ミラーを用いて、被検査体表面7上でスキ
ャンさせる方法。 ■ 第7図に示すにうに、被検査体Pがディスク状の場
合には、被検査体Pを矢符A1方向に回転させながら、
矢符B、力方向並進させて被検査体表面5をスキャンす
る方法。 ■ 第8図に示すように、被検査体Qがドラム状の場合
には、被検査体Qを矢符A2方向に回転させながら、矢
符132方向に並進させて被検査体表面7をスキャンす
る方法。 ただし、■の方法は、レーザビームをスキャンする幅の
全体をカバーすることができる大きな受光レンズを設け
る必要があるため、被検査体表面7の微小な傾きを検知
する場合には、■、■のスキャン法の方が好ましい。ま
た、■、■のスキャン法では、被検査体P、Qの並進運
動のかわりに、光学系の方を並進運動させてもよい。 このようなスキャンを行ないつつ上記偏向性成射光R1
の入射位置を輝点位置検出器9で検出Jると、受光位置
検出信号Vは第9図のようtこ変化する。この第9図の
うち、(a)は被検査体表面7が平坦な場合であり、(
b)は偏向性欠陥が存在する場合をそれぞれ示す。ただ
し、この実施例では、偏向性反射光R1の受光位置が第
1図の基準位置Xoとなっているときの信号レベルがv
−0とイiるように構成している。この第9図かられか
るように、被検査体表面9に偏向性欠陥が存在する場合
には、受光位置検出信号Vがこの欠陥の傾斜角θに応じ
た振幅で変動する。 第10図は、このような偏向性欠陥によってと1−する
受光位置検出信号Vの変動を、単一の食込み状欠陥の場
合についてモデル化して示した図である。この図に示す
ように、被検査体表面に欠陥が存在すると、受光位置検
出信号Vは一度(+)または(−)方向に変動した後、
これと反対符号方向に変動して基準レベル(V=(1)
へと戻る。それは、第5図中に示したように、欠陥20
においてひとつの方向に傾斜した傾斜面21が存在ずれ
ば、反対の方向に傾斜した傾斜面22がこれに伴って存
在するため、輝点位置検出器9の受光面10にお4する
輝点位置は、(+)(−)の双方向に順次変動した後に
×。へど戻るためである。 そこでこの実施例では、第1図の比較器103に設定す
るしきい値どして、第10図に示すようなり11.vl
の2つの値を用いる。ただし、これらのしぎい値■II
、Vl−は、Vll>(’)、 Vl、 <。 であって、許容される欠陥の限界値に応じて定められる
値である。そして、VがvI+以上どなるか、またはV
、以下となったどきには「欠陥有り」と判定し、その判
定出力を欠陥検出信号どして出力する。 次に、第11図に示すように、被検査体表面7が全体と
して基準面7aから角度φだ(1傾いている場合の処理
を説明する。このときには、欠陥が存在しない場合でも
、レーザビーム1−がこの角度φに応じた反射角で反射
され、受光面上の偏向性反射光R1の受光位置がX。か
らずれたものとなる。このため、位置検出信号Vは第1
2図(a)のにう4【オフセラ1〜レベルv8を持った
ものと<>す、このオフセットレベルVBが大きクイ【
るど、I記[)きい値v11.vlによる欠陥の存在の
判定が困難とイする。 そこで、このような場合には、第1図の比較器103の
前段に微分器(図示せず)を設G−J、位置検出信号V
の時間微分へV/Δ1を求める。この装置においては被
検査体表面7を走査しつつ検出信号を取込んでいること
を考慮すれば、これは、第12図(al中に示した微小
走査区間ΔSについての差分ΔV/ΔSをとっているこ
とと等価である。 このようにして得られる信号が第12図(b)に示され
ており、この図かられかるように、被検査体表面7のう
ら欠陥が存在しない位置では、(inぎφの有無にかか
わらずΔV/ΔS−0となるため、欠陥が存在する位置
のみにおいて信号1ノベル八V/ΔSが(+)(−)に
変動する。したがって、これをしきい1FiV ′、■
L′によって弁別することによって欠陥検出が可能とな
る。つまり、この発明における偏向性欠陥の検出は、受
光位置の偏位そのものだ()でなく、この例における差
分のJ−うに、偏位に応じた吊を求めることによって一
般に実現可能である。 さらに、第13図のように、被検査体Pを回転させて走
査を行なうような場合には、被検査体表面5が、図中矢
符Fで示すような面振れを起こし、でれによって偏向十
9反射光の反射方向が図中のR1〜Rt′の範囲で動揺
してしまう。この場合、第1図の輝点位置検出器9の出
カV口を増幅してそのまま位置検出信号Vどするど、第
1/I図(a)のように被検査体Pの回転周期に応じた
周期を持った変動vcが生ずることになる。このため、
しきい値V11.v1による欠陥検出がやはり困難とな
る。 これに対応するために、第1図の偏向性欠陥検出回路1
00にはバンドパスフィルタ102が設けられており、
このバンドパスフィルタ102によって被検査体Pの回
転周期に応じた周波数成分を除去する。こうすることに
よって、第14図(h)のような適正<r受光位置検出
信号Vが得られることになる。 このように、バンドパスフィルター02を設けることに
よって、無用の低周波成分がカッ1へされるが、さらに
、これによって欠陥検出帯域以十の高周波成分もカット
されるため、製品の品質に影響しないような極めて小さ
な凹凸やホコリによる信号、それに種々のノイズ等の影
響す防止されることになる。なお、このバンドパスフィ
ルター02は、第12図(a)のオフセットレベルVB
(直流成分)を除去する効果もある。 このように、受光位置検出信号Vの変動補正手段を設け
ることによって、種々の状況に対処可能な装置となる。 第15図は偏向性欠陥検出系の他の構成例を示ず部分概
略図である。この例では、輝点位置検出器9′として、
偏向性反射光Rtの受光位置を2次元的に検出可能な2
次元PSDを使用する。こ02次元PSDの受光面10
’が第6図(1))に示されており、1次元PSDにお
ける電極の組X 。 ×bに直交する方向に、第2の電極の組Ya、Y1をさ
らに設けて、入射した輝点sPの2次元的な一位量Δ×
、Δyが求められるようになっている。そ1ノで、x、
y両方向のそれぞれの一位量に応じた出力レベルVx、
V、を第15図の二乗増幅器101a、101bでそれ
ぞれ二乗増幅し、その結果を加算器10/Iで加惇する
。 このようにしてIJられノ1:信号(vx′−1v 2
)■ は、バンドパスフィルター05を通して位百検出信号V
となり、これと基準値(しぎい舶)v■、Vl とが
比較器106で比較される。そして、第1 (7) 実
11M 例と同様ニ、V” >V、、 2J:lコc:
sv <V、 のとぎには「欠陥有り」と判定Jる
わりである。こうすれば、食込み欠陥や起伏の傾斜の方
向にかかわらず、これらを精度良く検出することが可能
となる。 また、欠陥や起伏の方向をも検出したいとぎには、比:
V/V を求め、I:an”(V /V )yx
yx をh]鋒ずればよい。 このように、1次元PSr)、2次元PSDのいずれを
用いた場合にも欠陥検出が高精度かつ容易どなるが、P
SDを使用することによって、起伏面子や欠陥の傾斜面
上に存在する極めて小さなホコリなどの影響を防止する
ことができるという効果もある。でれは、psnの受光
面に入射する輝点の強度分布は一般に第16図(a)の
ような分イ1】形態を右1ノでいるが、PSDの出力(
たとえばV。)は、この分布の重心位置×81偏(1/
吊ΔXどして出力づるような特性を有していることに起
因する。すなわち、f!l1llなホコリの存在鋳によ
って第16図(b)のように強度分布に乱れが生じても
、その重心位置X5H(したがって検出値△X)はほと
んど変化せず、製品の品質に影響の少ない微細なホ]り
等による誤検出を防止することができるわけである。 C2散乱性欠ELL皿和7) ’、!: E次に、
第2の反射光R2に基く散乱性欠陥検出について説明す
る。この散乱性欠陥検出は従来の装置を変形使用するこ
とによっても構成可能であるが、この実施例では、欠陥
の存在のみでなく、その種類も容易に識別可能<x!l
′i現な装置を利用する。そこでは、まず、第1図の光
電変換手段8として、第17図に示すように、単位光電
変換素子D 、D2.r)3.・・・(以下、[単位
素子Iと吉つ。)を所定の規則に従って空間的に配列し
た光電変換素子アレイ80を使用1ノ、これによって、
第2の反射光R2の回折パターンの空間的強度分布の形
態を検出する。そして、この強度分布の形態に関するデ
ータによって散乱性欠陥の種類の判別をも行なう。 第17図に示した各種光電変換素子アレイ80のうち、
同図(a)は単位光電変換素子r)1.D2゜・・・を
マトリクス状に配列したものである。そして、この方法
では、各単荀素子から得られる光電変挽出カバターンを
、事前に想定される種類の欠陥についてあらかじめ求め
ておいた回折パターン分布の形態と比較し、その一致度
にJ:って欠陥の種類を判別する。 ところが、表面欠陥は大別して線状(筋状)欠陥(第1
8図(a))と点状(ピッI−状)欠陥(第一 24
− 19図(a))とに大別され、それらの回折パターンは
、前者では線状回折パターン(第18図(+1) )と
なり、後者ではスペック状回折パターン(第19図(h
))となる。モして、このにう41表面欠陥からの回折
パターン(散乱パターン)は、1F反射光の位置を中心
にした極座標系におl−Jる対称性や周期性を有してい
ることが多いにもかかわらず、第17図(a)のような
単位素子のマトリクス配列は直角座標系における対称性
を有している。このため、これらの対称性の相違に起因
して、上記マトリクス配列では、光電変換出力の処即が
ある程度複雑にならざるを得ない。 このため、表面欠陥による回折パターンの極座標系での
対称性や周期性を考mすることによって、より少ない単
位素子数で、より正確に欠陥の種類の判別ができるよう
な光電変換素子アレイを使用することが望ましい。 第17図(b)〜(d)は、このような配列例を示す図
であって、このうち、同図(b)は、円環状の単位素子
81を同心円状に配列したものであり、同図(C)は扇
形状の単位素子82を放射状に配列したものである。ま
た、同図(d)は−1−記(b)、(c)を組合わせた
ものである。これらのうち、同心円状配列は回折パター
ンの半径方向の強度分布を知るために適しており、また
放射状配列は周方向についての強度分布を知るために適
している。双方を組合わせた第17図(d)では、これ
らの利点を兼ね備えている。 なお、これらの配列においては、正反射光が入射する位
置が、同心円状配列ないし放射状配列の中心となるよう
に配列が行なわれる。 第1図に戻って、このような光電変換素子アレイ80に
反射光Rが入射することによって得られる光電変換出力
は、散乱性欠陥検出回路200内の光電変換信号処理回
路201によって処理されて、各中位素子ごとの出力レ
ベルが直列または並列に検出・増幅される。この結束ど
して得られる中位素子出力強酸分布を第20図に例示す
る。この第20図は、第17図(b)のような同心円状
配列をなした光電変換素子アレイ80を使用し、第18
図(a)のような線状欠陥が規則的に配列【ノーCいる
被検査体表面7についての検出を行4rつだ場合のもの
である。ただし、光電変換索子アレイ80内の単位水子
数は32個とされている。 第20図かられかるように、透過率分布フィルタ4を用
いていることによって得られる出力は、正反射光R(単
位素子D1〜]〕8)と散乱性成射光Rd (同D9〜
1′)32)とでほぼ同程亀のレベルを有lノでおり、
単一の受光・信号処理系でこれらを同時に処理可能であ
ることがわかる。また、散乱性反射光R1の回折パター
ン分布の形態から、欠陥の種類の判別も可能である。こ
れは、第20図の分布などをそのまま表示機器等に表示
さ1!、これを、オペレータが、あらかじめ種々の欠陥
について求めておいた回折パターンと比較しC判断して
もよい。また、より能率化するためには、回折パターン
の各ピークの高さく最大値)■、。、1.1.・・・や
その位置、それにピークの広がりなどの特性値を、第1
図の特性値抽出回路202によって定量的に抽出し、各
欠陥の種類ごとにあらかじめ決定された回折パターン判
別基準(種々のしきい値)と比較器203で比較するこ
とによって自動判別させるJ:うにしてもよい。上記ピ
ークの広がりどしては、ピークを与える単位素子からn
個(nは整数)離れた単位素子の検出値や、ピーク半値
幅、標準偏差などを利用することができる。 たとえば、第20図の例では、散乱性反射光のピークが
しきい値l011を越えるとぎには欠陥ありと判断し、
幅の広い散乱1反射光のピークが複数個存在するときに
は第19図(b)のスペック状散乱パターンであるため
に、点状欠陥が存在すると判断される。また、正反射光
と散乱性反射光との強度比<’にいしは強度差を所定の
しきい値と比較することによって、散乱性欠陥の程度な
どを知ることもできる。 D、変肚馴 以上、この発明の実施例について説明したが、この発明
は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次の
ような変形も可能である。 ■ 上記実施例では透過率分布フィルタ4を光分離手段
として用いたが、たとえば第21図(a)に示すような
小型ミラー31や、同図(b)の小型プリズム32によ
って分離を行なうことも可能である。この場合に1.1
、第2の反射光R2は散乱性反射光Rdのみを含むため
、散乱性反射光検出手段としては、散乱性反射光Rdの
みによって欠陥検出を行なう検出系を使用する。 ■ また、透過率分布フィルタを用いる場合においても
、第2図(a)のようなステップ状の透過率分布を有す
る透過率分布フィルタではなく、同図(b)のように連
続的な透過率分布を持ったフィルタを用いることもでき
る。この場合には、透過率の急峻な変化による光の回折
を防+l= L、、検出される回折パターンとして、こ
のような無用の回折による部分を含まないようにするこ
とができるという効果もある。 ■ この発明は、半導体ウェハやビデオディスクなどだ
けでなく、光反射を生ずる種々の被検査体の欠陥検出に
適用可能である。 (発明の効果) 以十説明したJ、うに、この発明によれば、被検査体表
面からの反射光を、偏向性反射光を含む第1の反射光と
散乱性反射光を含む第2のに射光とに分111I′?l
る光分1Ii11手段を設け、これらの各反射光に基い
て偏向性欠陥と散乱性欠陥を検出器−るため、光学系の
アラインメン1〜を複雑にすることもなく、低コス1〜
かつコンバク1へな構成で、偏向性欠陥と散乱性欠陥と
の双方を検出することのできる表面欠陥検出装置を得る
ことができる。
rがr□から所定距It!11 (後述Jる)以上離れ
た部分Bでは大ぎな値T1となっている。そして、中心
部分AがレーザビームLの入射位置と>するように、こ
の光透過率分布フィルタ4を配置する。 このため、第1図のシー11ビーム1は、光透過率分布
フィルタ4のうち、透過率の小さい中心部分A(換言す
れば反射率の大きな部分)にJ:つてそのほどんどが反
射され、1/4波長板5を通った後、レンズ6を介して
、このレンズ6の焦点外1111t fの位置にある被
検査体表面7に照射される。 このレーザビーム1−は被検査体表面7で反射されて反
射光Rとなるが、この反射光Rは偏向性反射光j光Rt
と散乱性反射光Rdどによって形成されている。 このうち、偏向性反射光Rtは、被検査体表面7に偏向
性欠陥が存在しないとぎには正反射光R6に一致するも
のであって、第1図中にはこのような場合(つまりRt
−Ro)が図示されでいる。 なお、偏向性欠陥の存在によって偏向性反射光R1がR
oの方向から偏向した場合については(艷に詳しく説明
する。 このようにして得られる反射光Rは、レンズ6と1/4
波長板5を介して上記光透過率分布フィルタ4に再入射
する。上述したように、この光透過率分布フィルタ4は
ステップ状の透過率分布を有しており、偏向性反射光R
4はこのうちの低透過率部分Δに入射する。したがって
、偏向性反射光R1のうち、この光透過率分布フィルタ
4を透過して光電変換手段8の受光面に到達する割合は
低いものとなっている。 一方、散乱11反射光Rdは、この光透過率分布フィル
タ4のうち、透過率の大きな部分Bに入射するため、そ
の全部または大部分がこの光透過率分布フィルタ4を透
過して光電変換手段8の受光面に入)jする。このため
、上記透過率T。、T1として、たとえばT =2%
、T1=100%と1れば、偏向性反射光R1はその2
%のみが、また、散乱性反射光R0はその全部が、それ
ぞれ光電変換手段8に入射することになる。 他方、透過率の小さな部分へに入口・↑した偏向性反射
光RLのうち、透過率分布フィルタ4を透過しなかった
成分(上記の例では偏向性反射光Rtの98%)は、こ
のフィルタ4で反射され−C偏光ビームスプリッタ2に
至る。この光は1/4波長板5を2回通っているために
その偏光方向は入用レーザビーム1−に対して90°回
転したものと4Tっており、このため、この光は偏光ビ
ームスプリッタ2を通過して輝点位置検出器9に至る。 したがって、被検査体表面7からの反射光[<は、透過
率分布フィルタ4において、■偏向性反射光Rを含む第
1の反射光R1と、■散乱v1反射光Rを含む第2の反
射光R2とに分離される。 このため、上記透過率分布フィルターは、反射光Rを第
1と第2の反射光R1,R2に分離リ−る光分離手段と
して機能することになる。 ところで、上述のように、この実施例における第2の反
射光Rは、散乱性成Dj光1<、のほかに偏向性反射光
Rtの一部分も含んでいる。それは、散乱性欠陥が存在
すると散乱性反射光R(1が増加Jるだ【ノでなく、偏
向性反射光J(il−反射光R6)の強度が減少するた
め、これら双方のデータに基く処即を行<’にえば散乱
性欠陥の検出精度が向J−することにJ:る。しかしな
がら、偏向性反射光1で、の強度は散乱性反射光Rdの
強度に化べて著しく大きい(たとえば100:1)ため
、偏向性反射光R1のかなりの部分を第2の反射光に含
よせたのでは、光強度の違いが人き寸ぎて申−の光電変
換手段のダイナミックレンジでは高精度の検出が困難と
なる。したがって、このように偏向性反射光R1を第2
の反射光に含ませる場合には、偏向性反射光R1の数%
のみを含まけることが望ましい。 一方、第1の反射光は偏向性反射光R1のみが本来必要
な情報であるため、この偏向性反射光[<1をできるだ
【)多く含ませ、散乱性反射光Rdは含まないにうにす
ることが望ましい。上記透過率分布フィルタ4はこのJ
:うな2つの要請を同時に満1させる光分離手段であっ
て、Δ、B各部分の光透過率T、T1として上述のよう
な値を用いることにより、これら2つの条f1を満Jこ
とがぐきる。 このJ、うな状況が、光透過率分布フィルタ4の半径方
向の光強度Iの分布曲線と1ノで第3図に示されている
。この図において、光透過率分布フィルタ4を透過づる
前の反射光(同図(a))と、このフィルタ4を透過し
て得られる第2の反射光(同図(h))とを比較づ−る
と、前者で1.11艮射光Ro (偏向性反射光Rt)
が鋭いピークを伯っているのに対し、後者では正反射光
R6ど散乱性反射光Rdとのそれぞれの光強度が同桿度
どhつでおり、単一の受光・検出系のダイノーミックレ
ンジで対応可能となることがわかる。また、これに応じ
て散乱性反射光Rdはそのすべてが第2の反射光に含ま
れることになるため、第1の反射光R1は、偏向性欠陥
の検出に本来必要とされる偏向tq反射光R1のみにに
って形成されることに<Tす、後述する偏向性欠陥の検
出も高精度となる。 LJL剛」入節遺出系の構成と動作 法に、第1の反射光R1に基く偏向性欠陥検出について
説明する。第4図は、第1図のうち、偏向性欠陥検出の
説明に必要な部分のみを取出したものに相当する部分図
である。lノたがって、この図には散乱性反射光Rdは
描かれておらず、また、入射レーザビーム1−や偏向性
反射光R1は、便宜」ム幅を有しない直線として描かれ
ている。さらに、被検査体表面7には、その一部分Gを
拡大して示す第5図のように、偏向性欠陥のひとつの態
様である食込み状欠陥20が存在している:(811の
とする。ただし、基準面7aは、入射レーザビームLに
対して直角な面を示す。 すると、レーザビームLがこの食込み状欠陥20の傾斜
面21において反射される場合には、この傾斜面21が
基準面7aとなす傾斜角をθとすると、偏向性反射光R
1の偏向角は20となる。 そして、レンズ6を通過した後の偏向性反射光R1は入
射レーザビームしに対して平行となるが、イこでは、入
射レーザビーム1−に対して、Δx=f−jan(2θ
) ・(3)だ【ノの偏位を生じている
。したがって、この場合には、輝点位置検出器9の受光
面10]−の基準位@xoからΔXだけ偏位した位置に
偏向性反射光R1が人II)−17することになる。た
だし、す準位fiffx。は、被検査体表面7が基準面
7aに一致し、かつ欠陥が存在しないときの偏向性反射
光R1(つまり正反射光R8)の受光位置である。この
ため、このΔ×を検出することによって、(3)式から
傾斜角θを求めることが可能となる。なお、精密加工面
上の微小な食い込みや起伏では傾斜角θは微小であるた
め、−h記(3)式の近似式として、Δx=f・2θ
・・・(4)を用いることができる
。 このように、偏位量ΔXは食込み欠陥20等の傾斜角θ
を反映した間となっているため、この偏位量ΔXが所定
値を超えた場合に、偏向性欠陥が存在すると判定するこ
とが可能となる。 したがって、光透過率分布フィルタ4のうち、透過率の
小さな部分Aのサイズは、偏位量ΔXとしてどの程度の
値まで検出するかによって定められる。それは、部分A
のサイズがあまり小さいと、偏位量ΔXが少し増加した
だ11で部分Bに入1)j するJ、うになり、第1の
反射光として偏向性反射光をとらえられなくなるためで
ある。 1−記判定を具体的に行/Tうためには、まず、1記輝
点位置検出器9におい゛C受光した輝点の偏位量ΔXを
、このΔXに比例した電気信号レベルV、へど変換する
。その際、偏位間ΔXの微細な変化を可能な限り精密に
どらえl?るように、この輝点位置検出器9どしては、
その受光面が連続的な広がりを右する受光面とhつ−C
いるものを使用することが望ましい。そこで、この実施
例で番よ、輝点位置検出器9として、半導体位置検出器
(以下、PSOと言う。)という名称で知られているセ
ン1Jを使用する。第6図(a)はこのJ:うなpsc
のうち、1次元PSDを使用して構成された輝点位置検
出器9の受光面10を示しており、電極Xa。 Xhのそれぞれから取出される光電流(iriの比をと
ることによって、受光された輝点SPの偏位量ΔxIJ
応じた信号を、第1図の信号レベルV、として111力
Jる。この動作において、受光面10が離散的む索子の
集合ではなく、連続的な広がりを持ったものどなってい
るため、受光位置検出は高粘亀で行なわれる。 この信号レベルV。は第1図の偏向↑11欠陥検出回路
100内に設けられた増幅器101によって増幅され、
後述する理由で設けられたバンドパスフィルタ102を
介して受光位@(偏位)検出信舅Vどなる。この信号V
は次段の比較器103において所定のM半値(しきい(
0)と比較され、このしぎい値による弁別処理が行なわ
れる。そして、受光位置検出信号■(したがって、傾斜
角0)が上記基準値を超えるときに「欠陥有り1とする
欠陥検出信号が出力される。 そこで、以下では、この比較・弁別動作を中心にしてこ
の装置の動作をより詳しく説明づる。まず、レーザ光源
1からのレーIJ”ビームLを被検査体表面7に照射し
つつ、レーザビーム走査機構(第1図中には図示せず。 )を用いて、被検査体表面7を順次走査する。このよう
な走査方法どしては、以下のような方法を適宜採用する
ことができる。 ■ レーザ光源1からのレーザビー11を、回転ミラー
あるいは振動ミラーを用いて、被検査体表面7上でスキ
ャンさせる方法。 ■ 第7図に示すにうに、被検査体Pがディスク状の場
合には、被検査体Pを矢符A1方向に回転させながら、
矢符B、力方向並進させて被検査体表面5をスキャンす
る方法。 ■ 第8図に示すように、被検査体Qがドラム状の場合
には、被検査体Qを矢符A2方向に回転させながら、矢
符132方向に並進させて被検査体表面7をスキャンす
る方法。 ただし、■の方法は、レーザビームをスキャンする幅の
全体をカバーすることができる大きな受光レンズを設け
る必要があるため、被検査体表面7の微小な傾きを検知
する場合には、■、■のスキャン法の方が好ましい。ま
た、■、■のスキャン法では、被検査体P、Qの並進運
動のかわりに、光学系の方を並進運動させてもよい。 このようなスキャンを行ないつつ上記偏向性成射光R1
の入射位置を輝点位置検出器9で検出Jると、受光位置
検出信号Vは第9図のようtこ変化する。この第9図の
うち、(a)は被検査体表面7が平坦な場合であり、(
b)は偏向性欠陥が存在する場合をそれぞれ示す。ただ
し、この実施例では、偏向性反射光R1の受光位置が第
1図の基準位置Xoとなっているときの信号レベルがv
−0とイiるように構成している。この第9図かられか
るように、被検査体表面9に偏向性欠陥が存在する場合
には、受光位置検出信号Vがこの欠陥の傾斜角θに応じ
た振幅で変動する。 第10図は、このような偏向性欠陥によってと1−する
受光位置検出信号Vの変動を、単一の食込み状欠陥の場
合についてモデル化して示した図である。この図に示す
ように、被検査体表面に欠陥が存在すると、受光位置検
出信号Vは一度(+)または(−)方向に変動した後、
これと反対符号方向に変動して基準レベル(V=(1)
へと戻る。それは、第5図中に示したように、欠陥20
においてひとつの方向に傾斜した傾斜面21が存在ずれ
ば、反対の方向に傾斜した傾斜面22がこれに伴って存
在するため、輝点位置検出器9の受光面10にお4する
輝点位置は、(+)(−)の双方向に順次変動した後に
×。へど戻るためである。 そこでこの実施例では、第1図の比較器103に設定す
るしきい値どして、第10図に示すようなり11.vl
の2つの値を用いる。ただし、これらのしぎい値■II
、Vl−は、Vll>(’)、 Vl、 <。 であって、許容される欠陥の限界値に応じて定められる
値である。そして、VがvI+以上どなるか、またはV
、以下となったどきには「欠陥有り」と判定し、その判
定出力を欠陥検出信号どして出力する。 次に、第11図に示すように、被検査体表面7が全体と
して基準面7aから角度φだ(1傾いている場合の処理
を説明する。このときには、欠陥が存在しない場合でも
、レーザビーム1−がこの角度φに応じた反射角で反射
され、受光面上の偏向性反射光R1の受光位置がX。か
らずれたものとなる。このため、位置検出信号Vは第1
2図(a)のにう4【オフセラ1〜レベルv8を持った
ものと<>す、このオフセットレベルVBが大きクイ【
るど、I記[)きい値v11.vlによる欠陥の存在の
判定が困難とイする。 そこで、このような場合には、第1図の比較器103の
前段に微分器(図示せず)を設G−J、位置検出信号V
の時間微分へV/Δ1を求める。この装置においては被
検査体表面7を走査しつつ検出信号を取込んでいること
を考慮すれば、これは、第12図(al中に示した微小
走査区間ΔSについての差分ΔV/ΔSをとっているこ
とと等価である。 このようにして得られる信号が第12図(b)に示され
ており、この図かられかるように、被検査体表面7のう
ら欠陥が存在しない位置では、(inぎφの有無にかか
わらずΔV/ΔS−0となるため、欠陥が存在する位置
のみにおいて信号1ノベル八V/ΔSが(+)(−)に
変動する。したがって、これをしきい1FiV ′、■
L′によって弁別することによって欠陥検出が可能とな
る。つまり、この発明における偏向性欠陥の検出は、受
光位置の偏位そのものだ()でなく、この例における差
分のJ−うに、偏位に応じた吊を求めることによって一
般に実現可能である。 さらに、第13図のように、被検査体Pを回転させて走
査を行なうような場合には、被検査体表面5が、図中矢
符Fで示すような面振れを起こし、でれによって偏向十
9反射光の反射方向が図中のR1〜Rt′の範囲で動揺
してしまう。この場合、第1図の輝点位置検出器9の出
カV口を増幅してそのまま位置検出信号Vどするど、第
1/I図(a)のように被検査体Pの回転周期に応じた
周期を持った変動vcが生ずることになる。このため、
しきい値V11.v1による欠陥検出がやはり困難とな
る。 これに対応するために、第1図の偏向性欠陥検出回路1
00にはバンドパスフィルタ102が設けられており、
このバンドパスフィルタ102によって被検査体Pの回
転周期に応じた周波数成分を除去する。こうすることに
よって、第14図(h)のような適正<r受光位置検出
信号Vが得られることになる。 このように、バンドパスフィルター02を設けることに
よって、無用の低周波成分がカッ1へされるが、さらに
、これによって欠陥検出帯域以十の高周波成分もカット
されるため、製品の品質に影響しないような極めて小さ
な凹凸やホコリによる信号、それに種々のノイズ等の影
響す防止されることになる。なお、このバンドパスフィ
ルター02は、第12図(a)のオフセットレベルVB
(直流成分)を除去する効果もある。 このように、受光位置検出信号Vの変動補正手段を設け
ることによって、種々の状況に対処可能な装置となる。 第15図は偏向性欠陥検出系の他の構成例を示ず部分概
略図である。この例では、輝点位置検出器9′として、
偏向性反射光Rtの受光位置を2次元的に検出可能な2
次元PSDを使用する。こ02次元PSDの受光面10
’が第6図(1))に示されており、1次元PSDにお
ける電極の組X 。 ×bに直交する方向に、第2の電極の組Ya、Y1をさ
らに設けて、入射した輝点sPの2次元的な一位量Δ×
、Δyが求められるようになっている。そ1ノで、x、
y両方向のそれぞれの一位量に応じた出力レベルVx、
V、を第15図の二乗増幅器101a、101bでそれ
ぞれ二乗増幅し、その結果を加算器10/Iで加惇する
。 このようにしてIJられノ1:信号(vx′−1v 2
)■ は、バンドパスフィルター05を通して位百検出信号V
となり、これと基準値(しぎい舶)v■、Vl とが
比較器106で比較される。そして、第1 (7) 実
11M 例と同様ニ、V” >V、、 2J:lコc:
sv <V、 のとぎには「欠陥有り」と判定Jる
わりである。こうすれば、食込み欠陥や起伏の傾斜の方
向にかかわらず、これらを精度良く検出することが可能
となる。 また、欠陥や起伏の方向をも検出したいとぎには、比:
V/V を求め、I:an”(V /V )yx
yx をh]鋒ずればよい。 このように、1次元PSr)、2次元PSDのいずれを
用いた場合にも欠陥検出が高精度かつ容易どなるが、P
SDを使用することによって、起伏面子や欠陥の傾斜面
上に存在する極めて小さなホコリなどの影響を防止する
ことができるという効果もある。でれは、psnの受光
面に入射する輝点の強度分布は一般に第16図(a)の
ような分イ1】形態を右1ノでいるが、PSDの出力(
たとえばV。)は、この分布の重心位置×81偏(1/
吊ΔXどして出力づるような特性を有していることに起
因する。すなわち、f!l1llなホコリの存在鋳によ
って第16図(b)のように強度分布に乱れが生じても
、その重心位置X5H(したがって検出値△X)はほと
んど変化せず、製品の品質に影響の少ない微細なホ]り
等による誤検出を防止することができるわけである。 C2散乱性欠ELL皿和7) ’、!: E次に、
第2の反射光R2に基く散乱性欠陥検出について説明す
る。この散乱性欠陥検出は従来の装置を変形使用するこ
とによっても構成可能であるが、この実施例では、欠陥
の存在のみでなく、その種類も容易に識別可能<x!l
′i現な装置を利用する。そこでは、まず、第1図の光
電変換手段8として、第17図に示すように、単位光電
変換素子D 、D2.r)3.・・・(以下、[単位
素子Iと吉つ。)を所定の規則に従って空間的に配列し
た光電変換素子アレイ80を使用1ノ、これによって、
第2の反射光R2の回折パターンの空間的強度分布の形
態を検出する。そして、この強度分布の形態に関するデ
ータによって散乱性欠陥の種類の判別をも行なう。 第17図に示した各種光電変換素子アレイ80のうち、
同図(a)は単位光電変換素子r)1.D2゜・・・を
マトリクス状に配列したものである。そして、この方法
では、各単荀素子から得られる光電変挽出カバターンを
、事前に想定される種類の欠陥についてあらかじめ求め
ておいた回折パターン分布の形態と比較し、その一致度
にJ:って欠陥の種類を判別する。 ところが、表面欠陥は大別して線状(筋状)欠陥(第1
8図(a))と点状(ピッI−状)欠陥(第一 24
− 19図(a))とに大別され、それらの回折パターンは
、前者では線状回折パターン(第18図(+1) )と
なり、後者ではスペック状回折パターン(第19図(h
))となる。モして、このにう41表面欠陥からの回折
パターン(散乱パターン)は、1F反射光の位置を中心
にした極座標系におl−Jる対称性や周期性を有してい
ることが多いにもかかわらず、第17図(a)のような
単位素子のマトリクス配列は直角座標系における対称性
を有している。このため、これらの対称性の相違に起因
して、上記マトリクス配列では、光電変換出力の処即が
ある程度複雑にならざるを得ない。 このため、表面欠陥による回折パターンの極座標系での
対称性や周期性を考mすることによって、より少ない単
位素子数で、より正確に欠陥の種類の判別ができるよう
な光電変換素子アレイを使用することが望ましい。 第17図(b)〜(d)は、このような配列例を示す図
であって、このうち、同図(b)は、円環状の単位素子
81を同心円状に配列したものであり、同図(C)は扇
形状の単位素子82を放射状に配列したものである。ま
た、同図(d)は−1−記(b)、(c)を組合わせた
ものである。これらのうち、同心円状配列は回折パター
ンの半径方向の強度分布を知るために適しており、また
放射状配列は周方向についての強度分布を知るために適
している。双方を組合わせた第17図(d)では、これ
らの利点を兼ね備えている。 なお、これらの配列においては、正反射光が入射する位
置が、同心円状配列ないし放射状配列の中心となるよう
に配列が行なわれる。 第1図に戻って、このような光電変換素子アレイ80に
反射光Rが入射することによって得られる光電変換出力
は、散乱性欠陥検出回路200内の光電変換信号処理回
路201によって処理されて、各中位素子ごとの出力レ
ベルが直列または並列に検出・増幅される。この結束ど
して得られる中位素子出力強酸分布を第20図に例示す
る。この第20図は、第17図(b)のような同心円状
配列をなした光電変換素子アレイ80を使用し、第18
図(a)のような線状欠陥が規則的に配列【ノーCいる
被検査体表面7についての検出を行4rつだ場合のもの
である。ただし、光電変換索子アレイ80内の単位水子
数は32個とされている。 第20図かられかるように、透過率分布フィルタ4を用
いていることによって得られる出力は、正反射光R(単
位素子D1〜]〕8)と散乱性成射光Rd (同D9〜
1′)32)とでほぼ同程亀のレベルを有lノでおり、
単一の受光・信号処理系でこれらを同時に処理可能であ
ることがわかる。また、散乱性反射光R1の回折パター
ン分布の形態から、欠陥の種類の判別も可能である。こ
れは、第20図の分布などをそのまま表示機器等に表示
さ1!、これを、オペレータが、あらかじめ種々の欠陥
について求めておいた回折パターンと比較しC判断して
もよい。また、より能率化するためには、回折パターン
の各ピークの高さく最大値)■、。、1.1.・・・や
その位置、それにピークの広がりなどの特性値を、第1
図の特性値抽出回路202によって定量的に抽出し、各
欠陥の種類ごとにあらかじめ決定された回折パターン判
別基準(種々のしきい値)と比較器203で比較するこ
とによって自動判別させるJ:うにしてもよい。上記ピ
ークの広がりどしては、ピークを与える単位素子からn
個(nは整数)離れた単位素子の検出値や、ピーク半値
幅、標準偏差などを利用することができる。 たとえば、第20図の例では、散乱性反射光のピークが
しきい値l011を越えるとぎには欠陥ありと判断し、
幅の広い散乱1反射光のピークが複数個存在するときに
は第19図(b)のスペック状散乱パターンであるため
に、点状欠陥が存在すると判断される。また、正反射光
と散乱性反射光との強度比<’にいしは強度差を所定の
しきい値と比較することによって、散乱性欠陥の程度な
どを知ることもできる。 D、変肚馴 以上、この発明の実施例について説明したが、この発明
は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次の
ような変形も可能である。 ■ 上記実施例では透過率分布フィルタ4を光分離手段
として用いたが、たとえば第21図(a)に示すような
小型ミラー31や、同図(b)の小型プリズム32によ
って分離を行なうことも可能である。この場合に1.1
、第2の反射光R2は散乱性反射光Rdのみを含むため
、散乱性反射光検出手段としては、散乱性反射光Rdの
みによって欠陥検出を行なう検出系を使用する。 ■ また、透過率分布フィルタを用いる場合においても
、第2図(a)のようなステップ状の透過率分布を有す
る透過率分布フィルタではなく、同図(b)のように連
続的な透過率分布を持ったフィルタを用いることもでき
る。この場合には、透過率の急峻な変化による光の回折
を防+l= L、、検出される回折パターンとして、こ
のような無用の回折による部分を含まないようにするこ
とができるという効果もある。 ■ この発明は、半導体ウェハやビデオディスクなどだ
けでなく、光反射を生ずる種々の被検査体の欠陥検出に
適用可能である。 (発明の効果) 以十説明したJ、うに、この発明によれば、被検査体表
面からの反射光を、偏向性反射光を含む第1の反射光と
散乱性反射光を含む第2のに射光とに分111I′?l
る光分1Ii11手段を設け、これらの各反射光に基い
て偏向性欠陥と散乱性欠陥を検出器−るため、光学系の
アラインメン1〜を複雑にすることもなく、低コス1〜
かつコンバク1へな構成で、偏向性欠陥と散乱性欠陥と
の双方を検出することのできる表面欠陥検出装置を得る
ことができる。
第1図は、この発明の一実施例の概略構成図、第2図は
、透過率分布フィルタの透過率分布を示す図、 第3図は、透過率分布フィルタ透過前後の廃用光強度を
示す図、 第4図は、偏向性欠陥検出についての説明図、第5図は
、第4図の部分0の拡大図、 第6図は、PSr)の受光面を示す図、第7図および第
8図は、走査方法の説明図、第9図ないし第14図は、
偏向性欠陥検出の原即を説明するための図、 第15図は、偏向性欠陥検出系の変形例を示す図、 第16図は、P S r)の特性説明図、第17図は、
光電変換素子アレイの例を示1図、第18図および第1
9図はそれぞれ、線状欠陥と点状欠陥についての散乱パ
ターン説明図、第20図は、散乱性欠陥検出系中で得ら
れる信号レベルの説明図、 第21図および第22図は、この発明の変形例を示す図
、 第23図および第24図は、従来の表面欠陥検査装置の
説明図である。 1・・・レーザ光源、4・・・透過率分布フィルタ、7
・・・被検査体表面、 8・・・光電変換手段、9・
・・輝点位置検出器、 100・・・偏向性欠陥検出回路、
、透過率分布フィルタの透過率分布を示す図、 第3図は、透過率分布フィルタ透過前後の廃用光強度を
示す図、 第4図は、偏向性欠陥検出についての説明図、第5図は
、第4図の部分0の拡大図、 第6図は、PSr)の受光面を示す図、第7図および第
8図は、走査方法の説明図、第9図ないし第14図は、
偏向性欠陥検出の原即を説明するための図、 第15図は、偏向性欠陥検出系の変形例を示す図、 第16図は、P S r)の特性説明図、第17図は、
光電変換素子アレイの例を示1図、第18図および第1
9図はそれぞれ、線状欠陥と点状欠陥についての散乱パ
ターン説明図、第20図は、散乱性欠陥検出系中で得ら
れる信号レベルの説明図、 第21図および第22図は、この発明の変形例を示す図
、 第23図および第24図は、従来の表面欠陥検査装置の
説明図である。 1・・・レーザ光源、4・・・透過率分布フィルタ、7
・・・被検査体表面、 8・・・光電変換手段、9・
・・輝点位置検出器、 100・・・偏向性欠陥検出回路、
Claims (3)
- (1)光源からのビーム、光を被検査体に照射し、前記
被検査体表面からの反射光を検出することによって前記
被検査体表面に存在する欠陥を検出する装置であつて、 前記反射光を、偏向性反射光を含んだ第1の反射光と、
散乱性反射光を含んだ第2の反射光とに分離する光分離
手段と、 前記第1の反射光を受光する受光面を有し、かつ前記偏
向性反射光の前記受光面上での受光位置に応じた受光位
置検出信号を出力する受光位置検出手段と、 前記第2の反射光を受光して前記散乱性反射光を検出す
る散乱性反射光検出手段とを備え、前記被検査体表面に
存在する欠陥のうち、偏向性欠陥を前記受光位置検出信
号に基いて検出し、散乱性欠陥を前記散乱性反射光検出
手段の検出出力に基いて検出することを特徴とする表面
欠陥検出装置。 - (2)前記光分離手段は、前記偏向性反射光が入射する
部分付近の光の透過率と前記散乱性反射光が入射する部
分の光の透過率とが異なる光透過率分布フィルタである
、特許請求の範囲第1項記載の表面欠陥検出装置。 - (3)前記散乱性反射光検出手段は単位光電変換素子の
受光面が所定の規則に従って空間的に配列されて前記反
射光の回折パターンの空間的強度分布の形態を検出する
光電変換素子アレイである、特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の表面欠陥検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61043368A JPH0610656B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 表面欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61043368A JPH0610656B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 表面欠陥検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62200251A true JPS62200251A (ja) | 1987-09-03 |
JPH0610656B2 JPH0610656B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12661901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61043368A Expired - Lifetime JPH0610656B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 表面欠陥検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610656B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003149B2 (en) | 1998-12-04 | 2006-02-21 | Semiconductor 300 Gmbh & Co. Kg | Method and device for optically monitoring fabrication processes of finely structured surfaces in a semiconductor production |
CN109075092A (zh) * | 2016-03-23 | 2018-12-21 | 信越半导体株式会社 | 检测设备和检测方法 |
JP2021148605A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | レーザーテック株式会社 | 検査装置及び検査方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7365834B2 (en) * | 2003-06-24 | 2008-04-29 | Kla-Tencor Technologies Corporation | Optical system for detecting anomalies and/or features of surfaces |
JP5216752B2 (ja) | 2009-11-18 | 2013-06-19 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 欠陥検出方法及び欠陥検出装置並びにこれを備えた欠陥観察装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635048U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | ||
JPS6149602A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | デイギトロン・アー・ゲー | 無人運搬ユニツト用駆動及び方向転換制御システム |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP61043368A patent/JPH0610656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635048U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | ||
JPS6149602A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-11 | デイギトロン・アー・ゲー | 無人運搬ユニツト用駆動及び方向転換制御システム |
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CN109075092A (zh) * | 2016-03-23 | 2018-12-21 | 信越半导体株式会社 | 检测设备和检测方法 |
TWI735548B (zh) * | 2016-03-23 | 2021-08-11 | 日商信越半導體股份有限公司 | 檢測裝置及檢測方法 |
JP2021148605A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | レーザーテック株式会社 | 検査装置及び検査方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610656B2 (ja) | 1994-02-09 |
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