JPS62197552A - 融雪構造を有する軒先 - Google Patents
融雪構造を有する軒先Info
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- JPS62197552A JPS62197552A JP61040877A JP4087786A JPS62197552A JP S62197552 A JPS62197552 A JP S62197552A JP 61040877 A JP61040877 A JP 61040877A JP 4087786 A JP4087786 A JP 4087786A JP S62197552 A JPS62197552 A JP S62197552A
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- Japan
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- 230000008018 melting Effects 0.000 title claims description 17
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
この発明は、東北、北陸地方等の積雪地帯で冬期間の厄
介な問題となっている軒先の積雪による「すが漏れ」現
象を防止し、且つ軒先からの落雷事故を解消するために
開発、完成された新規な構造の融雪構造を有する軒先を
提供しようとするものである。
介な問題となっている軒先の積雪による「すが漏れ」現
象を防止し、且つ軒先からの落雷事故を解消するために
開発、完成された新規な構造の融雪構造を有する軒先を
提供しようとするものである。
(従来技術)
屋根構造にあ(プる雪止めから雨樋に至る、所謂軒先に
積もる雪は、連続して大量の雪が降らず、それ程気温の
下がらない地域では、降る度毎に消えてしまい「すが漏
れ」現象や落雪による事故の発生もほとんど見受けられ
ないが、その他の積雪地帯では、軒先に積もった雪は、
一部が日中の温度によって解は出すことがあっても大部
分の雪はそのまま滞り、夜になると日中に解り出した融
雪水を含浸したままで屋根面上に凍り着き、次第に日中
の温度ではこの凍り着いた部分が解【プなくなってしま
って夜毎に土手状に盛上がってしまう。
積もる雪は、連続して大量の雪が降らず、それ程気温の
下がらない地域では、降る度毎に消えてしまい「すが漏
れ」現象や落雪による事故の発生もほとんど見受けられ
ないが、その他の積雪地帯では、軒先に積もった雪は、
一部が日中の温度によって解は出すことがあっても大部
分の雪はそのまま滞り、夜になると日中に解り出した融
雪水を含浸したままで屋根面上に凍り着き、次第に日中
の温度ではこの凍り着いた部分が解【プなくなってしま
って夜毎に土手状に盛上がってしまう。
こうして軒先に盛上がってしまった氷の部分は、それよ
り上方の未だ凍っていない部分の雪が日中解は出して流
れ落ちようとすると、土手の作用を果して堰止めてしま
い、その堰止められて溜った融雪水は、金属板葺屋根で
おればその継目であるハゼ巻き部分、瓦葺屋根であれば
瓦の重ね隙間から逆流して屋根裏に侵入して、所謂「す
が漏れ」現象を呈することとなる。
り上方の未だ凍っていない部分の雪が日中解は出して流
れ落ちようとすると、土手の作用を果して堰止めてしま
い、その堰止められて溜った融雪水は、金属板葺屋根で
おればその継目であるハゼ巻き部分、瓦葺屋根であれば
瓦の重ね隙間から逆流して屋根裏に侵入して、所謂「す
が漏れ」現象を呈することとなる。
一方、この軒先に塊状に凍り竹いた雪は、厳冬期間が過
ぎて気温の変化が少なく且つ温暖になってくると、屋根
面に接している部分から解は始めてその塊全体が何かの
拍子に滑落し、通行人や器物等に危害を加えたり、雨樋
を破損させてしまうといった事態を惹起することにもな
る。
ぎて気温の変化が少なく且つ温暖になってくると、屋根
面に接している部分から解は始めてその塊全体が何かの
拍子に滑落し、通行人や器物等に危害を加えたり、雨樋
を破損させてしまうといった事態を惹起することにもな
る。
こうした問題を解消するため、これまでにも軒先に三角
状のトンネルに形成した網体を設置するようにした製品
が実用化されたり、屋根面より上に露出状に温水パイプ
や温風ダクトを設置するようにする等様々な提案がなさ
れているが、何れも軒先に溜る雪を溶かすというよりも
、逆に雪止め的な作用のほうが大きく、結果的には少し
も「すが漏れ」現象の防止になっていないのが実情でお
る。
状のトンネルに形成した網体を設置するようにした製品
が実用化されたり、屋根面より上に露出状に温水パイプ
や温風ダクトを設置するようにする等様々な提案がなさ
れているが、何れも軒先に溜る雪を溶かすというよりも
、逆に雪止め的な作用のほうが大きく、結果的には少し
も「すが漏れ」現象の防止になっていないのが実情でお
る。
この発明では、このような実態に対処すべく永年に亘っ
て開発、研究を継続してきた結果、遂に以下に詳述する
とおりの新規な構造からなる軒先構造を開発、完成する
に至ったものでおる。
て開発、研究を継続してきた結果、遂に以下に詳述する
とおりの新規な構造からなる軒先構造を開発、完成する
に至ったものでおる。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解
されるように、この発明の軒先(ま、軒先全幅に亘って
仕上げ屋根面より凹み状となる溝部1を形成すると共に
、該溝部1の表面を花芽ぎ金属板2で閉鎖することによ
り、雨水および融雪水用■を兼用する融雪用暖気送風ダ
クトを形成したことを特徴とする融雪構造を有する軒先
でおる。
されるように、この発明の軒先(ま、軒先全幅に亘って
仕上げ屋根面より凹み状となる溝部1を形成すると共に
、該溝部1の表面を花芽ぎ金属板2で閉鎖することによ
り、雨水および融雪水用■を兼用する融雪用暖気送風ダ
クトを形成したことを特徴とする融雪構造を有する軒先
でおる。
溝部1は、定R(例えば90cm、180cm等)の溝
型断面金属板118使用して板金工事により簡単に組立
てtijIが可能なものとして形成されると都合が良い
。
型断面金属板118使用して板金工事により簡単に組立
てtijIが可能なものとして形成されると都合が良い
。
また、この軒先全幅に頁って形成される溝部1は、第2
図に示されているように、軒先線に対して平面上何れか
の方向に僅かに傾斜したものとして形成されれば、更に
好都合のものとなる。
図に示されているように、軒先線に対して平面上何れか
の方向に僅かに傾斜したものとして形成されれば、更に
好都合のものとなる。
花芽き金属板2は、略一定間隔に小孔21゜21・・・
・・・が穿設された平板状の金属板で形成されるもので
おるが、上記溝部1に対して適宜手段で脱着自在のもの
として形成し、必要に応じて溝部コ内を点検、掃除可能
とするようにするのが望ましい。
・・・が穿設された平板状の金属板で形成されるもので
おるが、上記溝部1に対して適宜手段で脱着自在のもの
として形成し、必要に応じて溝部コ内を点検、掃除可能
とするようにするのが望ましい。
溝部1を形成する溝型断面金属板11および上記花芽き
金属板2とも、ステンレス材等腐蝕しにくい材質からな
る部材によって形成されるのが望ましい。
金属板2とも、ステンレス材等腐蝕しにくい材質からな
る部材によって形成されるのが望ましい。
(好ましい実施態様1)
図面第1図に示すもののように、仕上がり屋根面8より
下に凹み状として溝部1を形成する手段としては、軒桁
6上に跨がる軒先垂木3と、該軒先垂木3に重なって略
軒桁6付近で切断された主垂木5との段差を利用して形
成する方法がある。
下に凹み状として溝部1を形成する手段としては、軒桁
6上に跨がる軒先垂木3と、該軒先垂木3に重なって略
軒桁6付近で切断された主垂木5との段差を利用して形
成する方法がある。
軒先垂木3は、通常の主垂木5と同様の断面(通常柱の
三つ割り)部材を使用し、所要軒の出寸法に加えて軒桁
6から最も近い箇所の母屋7に至る寸法を有する部材に
にって形成する。
三つ割り)部材を使用し、所要軒の出寸法に加えて軒桁
6から最も近い箇所の母屋7に至る寸法を有する部材に
にって形成する。
そして、この軒先垂木3の上端は、母屋束71゜71・
・・・・・間に渡し掛けられた根絡み部材72に打着そ
の他の手段で固定されると共に、軒桁6に固定される。
・・・・・間に渡し掛けられた根絡み部材72に打着そ
の他の手段で固定されると共に、軒桁6に固定される。
主垂木5は、通常の屋根構造におけると同様に棟木(図
示せず)から軒桁6に至る母屋7゜7・・・・・・上に
掛は渡され、最下方の母屋7と軒桁6間においては、先
の軒先垂木3上に載置するようにし、両者は、適宜金物
によって一体に固定される。
示せず)から軒桁6に至る母屋7゜7・・・・・・上に
掛は渡され、最下方の母屋7と軒桁6間においては、先
の軒先垂木3上に載置するようにし、両者は、適宜金物
によって一体に固定される。
こうして形成される軒先は、軒先垂木3上に仕上がり屋
根面8から主垂木5の背寸法分だけ低くなった面が形成
されることから、この軒先垂木3部分を支持面として溝
型断面金属板11を載置、固定するようにすれば、この
発明の溝部1が形成されるものでおる。
根面8から主垂木5の背寸法分だけ低くなった面が形成
されることから、この軒先垂木3部分を支持面として溝
型断面金属板11を載置、固定するようにすれば、この
発明の溝部1が形成されるものでおる。
この実施例による@造は、主として新築屋根の構造にこ
の発明の融雪構造を有する軒先を実現する上で有効であ
る。
の発明の融雪構造を有する軒先を実現する上で有効であ
る。
図中、13は雨樋、81は瓦棒、82は雪止め金具を夫
々示している。
々示している。
(好ましい実施態様2)
第2図に示すものは、既存の主垂木5を軒桁6の外側に
おいて所定長さだけ切断、除去した上、該切断されて残
存する主垂木5の下に一部重なり状となる如くして補助
垂木4を添設、固定することにより、主垂木5と補助垂
木4との間に段差を形成し、この段差を利用して溝型断
面金属板11を載置して溝部1を形成することによりこ
の発明の融雪構造を有する軒先を実現するようにしたも
のである。
おいて所定長さだけ切断、除去した上、該切断されて残
存する主垂木5の下に一部重なり状となる如くして補助
垂木4を添設、固定することにより、主垂木5と補助垂
木4との間に段差を形成し、この段差を利用して溝型断
面金属板11を載置して溝部1を形成することによりこ
の発明の融雪構造を有する軒先を実現するようにしたも
のである。
補助垂木4は、略軒の出に匹敵する長さを有し、主垂木
5と同一断面の部材ににって形成されるものであり、軒
桁6に一部差込み状の仕口を有し、適宜金具によって軒
桁6に対して強固に固定されると共に、切断されて残存
する主垂木5の下面に一体的に接合される。
5と同一断面の部材ににって形成されるものであり、軒
桁6に一部差込み状の仕口を有し、適宜金具によって軒
桁6に対して強固に固定されると共に、切断されて残存
する主垂木5の下面に一体的に接合される。
この実施例によるものは、主として既存建築における軒
先をこの発明の融雪構造を有する軒先に改築する構造と
して採用するに適したものである。
先をこの発明の融雪構造を有する軒先に改築する構造と
して採用するに適したものである。
補助垂木4を接合、固定する際には、次のような構成の
補助金具を採用するようにすると都合が良い。
補助金具を採用するようにすると都合が良い。
即ち、第3〜4図側面図が示すとおり、柱もしくは壁体
61に固定される垂直固定片9]と、補助垂木4の下面
を支持する垂木支持片92とを屋根勾配に応じた角度に
接合一体化すると共に、垂木支持片92通所に、切断さ
れて残存する主垂木5と補助垂木4とを貫通して固定機
能を果す緊結ポル1−94の挿通孔95を形成してなる
融雪@造を有する軒先形成に際して使用する補助金具で
必る。図中、96は打着用孔を示している。
61に固定される垂直固定片9]と、補助垂木4の下面
を支持する垂木支持片92とを屋根勾配に応じた角度に
接合一体化すると共に、垂木支持片92通所に、切断さ
れて残存する主垂木5と補助垂木4とを貫通して固定機
能を果す緊結ポル1−94の挿通孔95を形成してなる
融雪@造を有する軒先形成に際して使用する補助金具で
必る。図中、96は打着用孔を示している。
垂直固定片91と垂木支持片92とは、図示の例の如く
夫々別体の平鋼(リブ付き平鋼など適宜断面のものも含
まれる。以下同じ)を溶着して接合一体化するようにす
る外、図示にはしていないが、一枚の平鋼を折曲して所
定角度となるよう形成しても勿論差支えはない。。
夫々別体の平鋼(リブ付き平鋼など適宜断面のものも含
まれる。以下同じ)を溶着して接合一体化するようにす
る外、図示にはしていないが、一枚の平鋼を折曲して所
定角度となるよう形成しても勿論差支えはない。。
また、垂直固定片91と垂木支持片92との接合部に、
補強板93を介在、固定し、両者の接合強度を補強する
ようにした構造のものとすれば、更に一層信頼性のおけ
る補強金具の実現が可能である。
補強板93を介在、固定し、両者の接合強度を補強する
ようにした構造のものとすれば、更に一層信頼性のおけ
る補強金具の実現が可能である。
(作用効果)
上記のような構成からなるこの発明の軒先は、溝部1の
溝型断面金属板11適宜箇所12から熱風を送り込み、
孔穿き金属板2で半ば閉鎖状に形成された溝内に熱風を
走らせて常時孔穿き金属板2の小孔21.21・・・・
・・から所定量の熱風を軒先面上に発散状とするもので
あることから、雪止め金具82より下方の軒先面に降る
雪は、この熱風により溶かされて融雪水となって溝部1
内を通して排出され、決して軒先に積雪状態を起こさな
いばかりではなく、融雪水が凍り付いてしまう状態も惹
起させることがないものである。
溝型断面金属板11適宜箇所12から熱風を送り込み、
孔穿き金属板2で半ば閉鎖状に形成された溝内に熱風を
走らせて常時孔穿き金属板2の小孔21.21・・・・
・・から所定量の熱風を軒先面上に発散状とするもので
あることから、雪止め金具82より下方の軒先面に降る
雪は、この熱風により溶かされて融雪水となって溝部1
内を通して排出され、決して軒先に積雪状態を起こさな
いばかりではなく、融雪水が凍り付いてしまう状態も惹
起させることがないものである。
特に、仕上がり屋根面8に対して溝部1が略同−面とな
るよう形成されるものであるから、従前までのように仕
上がり屋根面8に対して突出状に配設するようにしたも
のが、熱風を送るための突出状のダクト自身の形部が災
いしてその部分に熱風が回らず、同所に凍り付き状態の
箇所を形成してしまい、結局「すが漏れ」現象を起こし
てしまうのに比較し、この発明によるものの場合には、
その熱風が軒先間全面に平均して放散され、決して凍り
付き部分を形成することがないものとなることから、厄
介な「すが漏れ」現象を起こす可能性がほとんどなくな
るという大きな特徴を有するものである。
るよう形成されるものであるから、従前までのように仕
上がり屋根面8に対して突出状に配設するようにしたも
のが、熱風を送るための突出状のダクト自身の形部が災
いしてその部分に熱風が回らず、同所に凍り付き状態の
箇所を形成してしまい、結局「すが漏れ」現象を起こし
てしまうのに比較し、この発明によるものの場合には、
その熱風が軒先間全面に平均して放散され、決して凍り
付き部分を形成することがないものとなることから、厄
介な「すが漏れ」現象を起こす可能性がほとんどなくな
るという大きな特徴を有するものである。
また、仕上がり屋根面8に対して溝部1が同一面に形成
される効果は、冬期間以外のシーズンにおいて雨水の流
下の障害になってしまうというような問題も解決し、且
つ、枯葉その他のものが引l卦かつてしまうというよう
な弊害もなくするという効果にもつながるものである。
される効果は、冬期間以外のシーズンにおいて雨水の流
下の障害になってしまうというような問題も解決し、且
つ、枯葉その他のものが引l卦かつてしまうというよう
な弊害もなくするという効果にもつながるものである。
更にまた、この溝部1が、軒先線に対して平面上何れか
の方向に傾斜したものとした場合には、送り込まれる熱
風の流れが極めてスムーズなものとなり、それだけ軒先
全面に放散される熱風が平均化され、融雪効果が一層高
められるものである。
の方向に傾斜したものとした場合には、送り込まれる熱
風の流れが極めてスムーズなものとなり、それだけ軒先
全面に放散される熱風が平均化され、融雪効果が一層高
められるものである。
一方、この溝部1は、軒桁6上に掛は渡した軒先垂木3
と主垂木5との段差によって実現される、主として新築
用の構造に適したものと、主垂木5の軒先部分所要寸法
を切断して補助垂木4を一体化し、その段差を利用して
実現する、主として改築用の構造に適したものとの極め
て合理的な構造によって簡便、確実に形成されるもので
あるから、採用しようとするあらゆる建築構造に対応可
能であり、極めて実用性の高いものとなっている。
と主垂木5との段差によって実現される、主として新築
用の構造に適したものと、主垂木5の軒先部分所要寸法
を切断して補助垂木4を一体化し、その段差を利用して
実現する、主として改築用の構造に適したものとの極め
て合理的な構造によって簡便、確実に形成されるもので
あるから、採用しようとするあらゆる建築構造に対応可
能であり、極めて実用性の高いものとなっている。
しかも、補助垂木4を採用する構造のものには、極めて
簡潔な構造の補助金具9の採用により、確実な構造強度
を有する軒先を簡便に実現し得るものであり、特に補強
片93により補強されたものの場合にはその効果はより
顕著なものとなる。
簡潔な構造の補助金具9の採用により、確実な構造強度
を有する軒先を簡便に実現し得るものであり、特に補強
片93により補強されたものの場合にはその効果はより
顕著なものとなる。
成上の如く、この発明の軒先は、従前までのものに比較
し、極めて信頼性の高い融雪効果を期待することが可能
なものであり、しがも、簡潔な下地構造によってあらゆ
る建築構造の軒先に採用することができる外、溝部自体
を形成する作業も特別な技能を必要とせず、従前までの
板金作業によって充分実現可能である等、非常に実用性
に富むものとなっており、東北、北陸地方のような積雪
地帯の「すが漏れ」現象防止用の軒先として高く評価さ
れることが予想される。
し、極めて信頼性の高い融雪効果を期待することが可能
なものであり、しがも、簡潔な下地構造によってあらゆ
る建築構造の軒先に採用することができる外、溝部自体
を形成する作業も特別な技能を必要とせず、従前までの
板金作業によって充分実現可能である等、非常に実用性
に富むものとなっており、東北、北陸地方のような積雪
地帯の「すが漏れ」現象防止用の軒先として高く評価さ
れることが予想される。
図面は、この発明を代表する実施例に基づくものであり
、第1図は、その断面図、第2図は、同平面図、第3図
は、他の実施例に基づくものの一部を省略した斜視図、
第4図は、金具のみを示す側面図である。 1・・・溝部、11・・・溝型断面金属板、2・・・孔
穿き金属板、21・・・同小孔、3・・・軒先垂木、4
・・・補助垂木、5・・・主垂木、6・・・軒桁、61
・・・同柱または壁体、7・・・母屋、71・・・同母
屋束、72・・・同根絡み部材、8・・・仕上がり屋根
面、81・・・瓦棒、82・・・雪止め金具、9・・・
補助金具、91・・・同垂直固定片、92・・・同垂木
支持片、93・・・同補強片、94・・・同緊結ポル+
へ、95・・・同挿通孔。 −1−〜−J 第 2 図 第 3 図 一ダ 第 4 図
、第1図は、その断面図、第2図は、同平面図、第3図
は、他の実施例に基づくものの一部を省略した斜視図、
第4図は、金具のみを示す側面図である。 1・・・溝部、11・・・溝型断面金属板、2・・・孔
穿き金属板、21・・・同小孔、3・・・軒先垂木、4
・・・補助垂木、5・・・主垂木、6・・・軒桁、61
・・・同柱または壁体、7・・・母屋、71・・・同母
屋束、72・・・同根絡み部材、8・・・仕上がり屋根
面、81・・・瓦棒、82・・・雪止め金具、9・・・
補助金具、91・・・同垂直固定片、92・・・同垂木
支持片、93・・・同補強片、94・・・同緊結ポル+
へ、95・・・同挿通孔。 −1−〜−J 第 2 図 第 3 図 一ダ 第 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軒先全幅に亘って仕上げ屋根面より凹み状となる溝
部を形成すると共に、該溝部表面を孔穿き金属板で閉鎖
することにより、雨水および融雪水用樋を兼用する融雪
用暖気送風ダクトを形成したことを特徴とする融雪構造
を有する軒先。 2 軒先全幅に亘って形成される溝部を、軒先線に対し
て平面上何れかの方向に僅かに傾斜したものとして形成
してなる特許請求の範囲第1項記載の融雪構造を有する
軒先。 3 特許請求の範囲第1項記載の溝部が、軒桁に跨がる
軒先垂木と、該軒先垂木に重なって一体化される略軒桁
付近で切断された主垂木との段差を利用して形成されて
なる融雪構造を有する軒先。 4 既存の垂木を軒桁の外側において所定長さだけ切断
、除去した上、該切断されて残存する主垂木の下に一部
重なり状となる如くして補助垂木を添設、固定すること
により、既存垂木と補助垂木との間に段差を形成し、こ
の段差を利用して特許請求の範囲第1項の溝部を形成し
てなる融雪構造を有する軒先。 5 柱もしくは壁体に固定される垂直固定片と、補助垂
木下面を支持する垂木支持片とを屋根勾配に応じた角度
に接合一体化すると共に、垂木支持片適所に、切断され
て残存する主垂木と補助垂木とを貫通して固定する緊結
ボルトの挿通孔を形成してなる融雪構造を有する軒先形
成に際して使用する補助金具。 6 垂直固定片と垂木支持片との接合部に、補強板を介
在、固定してなる特許請求の範囲第5項記載の補助金具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040877A JPS62197552A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 融雪構造を有する軒先 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040877A JPS62197552A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 融雪構造を有する軒先 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197552A true JPS62197552A (ja) | 1987-09-01 |
JPH0560013B2 JPH0560013B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=12592741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61040877A Granted JPS62197552A (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | 融雪構造を有する軒先 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197552A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH078184U (ja) * | 1993-07-05 | 1995-02-03 | 智士 古野 | スリム・サイクル |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP61040877A patent/JPS62197552A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH078184U (ja) * | 1993-07-05 | 1995-02-03 | 智士 古野 | スリム・サイクル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0560013B2 (ja) | 1993-09-01 |
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