JPS6219734Y2 - - Google Patents
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- JPS6219734Y2 JPS6219734Y2 JP1982096121U JP9612182U JPS6219734Y2 JP S6219734 Y2 JPS6219734 Y2 JP S6219734Y2 JP 1982096121 U JP1982096121 U JP 1982096121U JP 9612182 U JP9612182 U JP 9612182U JP S6219734 Y2 JPS6219734 Y2 JP S6219734Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shower head
- valve
- base
- lock nut
- shower
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、衛生機器のうち洗面台、化粧台ま
たは流し台用で、特にシヤワーと直流両用の吐出
ヘツドを有するシヤワーヘツドに関するものであ
る。
たは流し台用で、特にシヤワーと直流両用の吐出
ヘツドを有するシヤワーヘツドに関するものであ
る。
従来、シヤワーヘツドの吐出ヘツドの高さを調
節可能とする一般的なものとして実公昭37−2858
号公報の図面(本願図面の第6図)のものがあ
る。
節可能とする一般的なものとして実公昭37−2858
号公報の図面(本願図面の第6図)のものがあ
る。
上記第6図に就いて説明すると、壁構造51に
ブラケツト52,52を介して支桿53を縦方向
に支持し、この支桿53に、上下の摺動自在にし
た可動軸受54を支承し、該可動軸受54の上方
へ折曲げたアーム55に、シヤワーヘツド56の
基部に設けた縦方向の係止孔57を嵌合させて支
持し、、シヤワーヘツド56の吐出ヘツド58の
高さを、可動軸受54のロツクハンドル59の締
め、または緩めの操作によつて行なつていた。
ブラケツト52,52を介して支桿53を縦方向
に支持し、この支桿53に、上下の摺動自在にし
た可動軸受54を支承し、該可動軸受54の上方
へ折曲げたアーム55に、シヤワーヘツド56の
基部に設けた縦方向の係止孔57を嵌合させて支
持し、、シヤワーヘツド56の吐出ヘツド58の
高さを、可動軸受54のロツクハンドル59の締
め、または緩めの操作によつて行なつていた。
上記のものにあつては、支桿が壁構造に接近し
て取付けられておるために、シヤワーヘツドの下
方に壁構造の垂直面から突出している洗面台とか
流し台などがある場合は、これらに遮られて可動
軸受を操作するのが極めて困難であつた。また、
壁構造の表面が化粧板により形成されておる場合
は、ブラケツトの取付けによつて壁面を著しく損
傷させるなどの不都合があつた。
て取付けられておるために、シヤワーヘツドの下
方に壁構造の垂直面から突出している洗面台とか
流し台などがある場合は、これらに遮られて可動
軸受を操作するのが極めて困難であつた。また、
壁構造の表面が化粧板により形成されておる場合
は、ブラケツトの取付けによつて壁面を著しく損
傷させるなどの不都合があつた。
また、洗面台に備えて一端に給水源と通じる引
出しの自由な長目の可撓管を連結した一般的なシ
ヤワーヘツドとして実公昭37−26770号公報の第
2図(本願図面の第7図)のものがある。
出しの自由な長目の可撓管を連結した一般的なシ
ヤワーヘツドとして実公昭37−26770号公報の第
2図(本願図面の第7図)のものがある。
上記第7図に就いて説明すると、洗面台61に
固定した支管62に、給水、給湯源に何れも通じ
る混合管63と一端で通じる長目にした可撓管6
4を挿通し、その他端をシヤワーヘツド65の基
部66に逆截頭円錐形の締め環67を介して結合
し、この基部66を前記支管62の円錐孔68を
支持させるようにしたものである。上記のものに
あつては、シヤワーヘツドの基部が締め環を介し
て支管の円錐孔に、単に落し込みにより支持して
あるのみのため、シヤワーヘツドの吐出ヘツドを
洗面台より高い位置に引上げる必要のある場合に
は、シヤワーヘツドを片手で持ち上げておらねば
ならず、ひいては片手のみの使用により洗髪とか
洗顔をしなければならないため、思うように洗髪
したり、洗顔を行なうことができない不都合があ
つた。
固定した支管62に、給水、給湯源に何れも通じ
る混合管63と一端で通じる長目にした可撓管6
4を挿通し、その他端をシヤワーヘツド65の基
部66に逆截頭円錐形の締め環67を介して結合
し、この基部66を前記支管62の円錐孔68を
支持させるようにしたものである。上記のものに
あつては、シヤワーヘツドの基部が締め環を介し
て支管の円錐孔に、単に落し込みにより支持して
あるのみのため、シヤワーヘツドの吐出ヘツドを
洗面台より高い位置に引上げる必要のある場合に
は、シヤワーヘツドを片手で持ち上げておらねば
ならず、ひいては片手のみの使用により洗髪とか
洗顔をしなければならないため、思うように洗髪
したり、洗顔を行なうことができない不都合があ
つた。
この考案は、上記の問題を解決し、シヤワーヘ
ツドを洗髪、洗顔その他用途に応じて必要な高さ
に自在に、かつ簡単に調節できるようにすると共
に、調節を手近な位置で行なうように使い勝手を
良くすることを目的とする。
ツドを洗髪、洗顔その他用途に応じて必要な高さ
に自在に、かつ簡単に調節できるようにすると共
に、調節を手近な位置で行なうように使い勝手を
良くすることを目的とする。
この考案の実施例は、基部に挿通した可撓管を
流路に接続し、この流路の延長端にシヤワーと直
流両用の吐出ヘツドを有するシヤワーヘツドを形
成し、その基部にスプリングを介在させた二重構
造の内筒を同じく可撓管を挿通させたまま連結
し、この基部を管座金を介して洗面台、化粧台ま
たは流し台などの天板に融通自在に取付け、その
管座金と基部との間に締め環を有するロツクナツ
トを弾力的に係合させ、可撓管の端部を別に設け
た湯水の混合栓の混合室に連通させたものであ
る。
流路に接続し、この流路の延長端にシヤワーと直
流両用の吐出ヘツドを有するシヤワーヘツドを形
成し、その基部にスプリングを介在させた二重構
造の内筒を同じく可撓管を挿通させたまま連結
し、この基部を管座金を介して洗面台、化粧台ま
たは流し台などの天板に融通自在に取付け、その
管座金と基部との間に締め環を有するロツクナツ
トを弾力的に係合させ、可撓管の端部を別に設け
た湯水の混合栓の混合室に連通させたものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
この実施例は、第1図乃至第3図イ,ロに示す
ように、シヤワーヘツド1は先端にシヤワと直流
に切換えのできる弁機構2を内蔵した吐出ヘツド
3を有し、このシヤワーヘツド1の流路4の途中
には可撓管5の捻りに対応して自由に回転する自
在連結金具6を介して可撓管5の一端を接続さ
せ、この可撓管5は前記シヤワーヘツド1の基部
7に挿通されており、この基部7は、ほぼ垂直に
形成された外周面と端部内周面とに二重構造の内
筒8,8′の一端を結合し、その内筒8,8′の間
にはスプリング9を介在させてある。管座金10
は洗面台、化粧台または流し台などの天板Aの挿
孔Bにナツト11を介して固定されており、この
管座金10は内周面に後記の締め環12と対応す
る環状の係止部13を有し、この管座金10の下
部(図に於いて)には前記内筒8の一部を覆うよ
うにした外筒14を連結し、この外筒14と等長
の前記内筒8の下端との間に環状の栓15を取付
け、この栓15には内筒8′の下部を収出自在に
挿通してある。前記締め環12は筒状を呈し、か
つ下端の外周には前記係止部13に対応する対称
の斜面を備えた環状の楔部16を形成し、この楔
部16は、周面の軸方向に切欠部17の複数個を
ほぼ等間隔に設け、この楔部16を前記締め環1
2の締め付けにより押縮められるように形成し、
上端をロツクナツト18の螺孔19に結合してロ
ツクナツト18と一体に、上下運動できるように
連繋させ、このロツクナツト18と前記管座金1
0の座20,20′の間にスプリング9′を弾装
し、ロツクナツト18を圧下して締め環12の楔
部16が管座金10の係止部13から離脱する
と、前記シヤワーヘツド1の基部7が緊締から解
放され、この基部7の解放によりシヤワーヘツド
1を自由に引揚げたり、または予じめ引揚げてあ
つたシヤワーヘツド1を定位置に引下げられるよ
うに連繋させてある。前記弁機構2は第2図に示
すように、下部(図に於いて)の弁室21に円盤
状で中心部に直流用の弁口22を有し、この弁口
22を中心に円周方向には複数個のシヤワー用の
通孔23を有し、表面の総てをゴムその他の可撓
性素材によるカバー24を以つて覆つた板弁25
を介在させ、この板弁25を細孔26群及び二次
側の弁室21′を有する吐出環27により前記弁
室21と通じる螺孔19′に取付けてある。弁棒
28は、軸中心の円周方向に湯水の通孔23′及
び下部周縁には前記板弁25の上面に接離してシ
ヤワーを断続させる環状の弁部29を有し、この
弁棒28の下端には前記弁室21′に臨ませて前
記板弁25の弁口22群を断続させる弁部29′
を備える。軸受プラグ30は前記吐出ヘツド3の
螺孔19″に取付けてあつて、その螺合部31に
は前記弁棒28の雄ねじ部32を螺挿し、弁棒2
8の上端にハンドル33を取付け、このハンドル
33をねじ戻し方向へ操作すると前記弁部29を
板弁25から離脱させ、同時に弁部29′により
板弁25の弁口22を閉じて矢印p1のようにシヤ
ワーを放出し、ハンドル33を上記の逆方向に操
作すると弁部29,29′は第2図の関係位置に
戻つて矢印pのように直流を放出するように連繋
している。
ように、シヤワーヘツド1は先端にシヤワと直流
に切換えのできる弁機構2を内蔵した吐出ヘツド
3を有し、このシヤワーヘツド1の流路4の途中
には可撓管5の捻りに対応して自由に回転する自
在連結金具6を介して可撓管5の一端を接続さ
せ、この可撓管5は前記シヤワーヘツド1の基部
7に挿通されており、この基部7は、ほぼ垂直に
形成された外周面と端部内周面とに二重構造の内
筒8,8′の一端を結合し、その内筒8,8′の間
にはスプリング9を介在させてある。管座金10
は洗面台、化粧台または流し台などの天板Aの挿
孔Bにナツト11を介して固定されており、この
管座金10は内周面に後記の締め環12と対応す
る環状の係止部13を有し、この管座金10の下
部(図に於いて)には前記内筒8の一部を覆うよ
うにした外筒14を連結し、この外筒14と等長
の前記内筒8の下端との間に環状の栓15を取付
け、この栓15には内筒8′の下部を収出自在に
挿通してある。前記締め環12は筒状を呈し、か
つ下端の外周には前記係止部13に対応する対称
の斜面を備えた環状の楔部16を形成し、この楔
部16は、周面の軸方向に切欠部17の複数個を
ほぼ等間隔に設け、この楔部16を前記締め環1
2の締め付けにより押縮められるように形成し、
上端をロツクナツト18の螺孔19に結合してロ
ツクナツト18と一体に、上下運動できるように
連繋させ、このロツクナツト18と前記管座金1
0の座20,20′の間にスプリング9′を弾装
し、ロツクナツト18を圧下して締め環12の楔
部16が管座金10の係止部13から離脱する
と、前記シヤワーヘツド1の基部7が緊締から解
放され、この基部7の解放によりシヤワーヘツド
1を自由に引揚げたり、または予じめ引揚げてあ
つたシヤワーヘツド1を定位置に引下げられるよ
うに連繋させてある。前記弁機構2は第2図に示
すように、下部(図に於いて)の弁室21に円盤
状で中心部に直流用の弁口22を有し、この弁口
22を中心に円周方向には複数個のシヤワー用の
通孔23を有し、表面の総てをゴムその他の可撓
性素材によるカバー24を以つて覆つた板弁25
を介在させ、この板弁25を細孔26群及び二次
側の弁室21′を有する吐出環27により前記弁
室21と通じる螺孔19′に取付けてある。弁棒
28は、軸中心の円周方向に湯水の通孔23′及
び下部周縁には前記板弁25の上面に接離してシ
ヤワーを断続させる環状の弁部29を有し、この
弁棒28の下端には前記弁室21′に臨ませて前
記板弁25の弁口22群を断続させる弁部29′
を備える。軸受プラグ30は前記吐出ヘツド3の
螺孔19″に取付けてあつて、その螺合部31に
は前記弁棒28の雄ねじ部32を螺挿し、弁棒2
8の上端にハンドル33を取付け、このハンドル
33をねじ戻し方向へ操作すると前記弁部29を
板弁25から離脱させ、同時に弁部29′により
板弁25の弁口22を閉じて矢印p1のようにシヤ
ワーを放出し、ハンドル33を上記の逆方向に操
作すると弁部29,29′は第2図の関係位置に
戻つて矢印pのように直流を放出するように連繋
している。
混合栓34は第1図イ,ロ及び第4図に示すよ
うに、前記天板Aの一側に底面座35とナツト1
1により固定されており、この混合栓34は、湯
流路36及び水流路37に通じる下部弁室38,
38′と混合室39とを湯の場合は、弁孔40、
室41及び通孔23′を経て通じ、水の場合は弁
孔40′、流路4′を経て混合室39に連通してお
り、それぞれの弁孔40,40′は、前記混合栓
34に設けた横孔42に挿入して異なる角度の切
欠きによる湯流路36′及び水流路37′を有する
切換コツク43の操作により、湯水の同量または
何れかを多寡に調節自在に介在させ、前記流路
4′及び通孔23′を同時に開閉する供給弁44を
対応させてある。
うに、前記天板Aの一側に底面座35とナツト1
1により固定されており、この混合栓34は、湯
流路36及び水流路37に通じる下部弁室38,
38′と混合室39とを湯の場合は、弁孔40、
室41及び通孔23′を経て通じ、水の場合は弁
孔40′、流路4′を経て混合室39に連通してお
り、それぞれの弁孔40,40′は、前記混合栓
34に設けた横孔42に挿入して異なる角度の切
欠きによる湯流路36′及び水流路37′を有する
切換コツク43の操作により、湯水の同量または
何れかを多寡に調節自在に介在させ、前記流路
4′及び通孔23′を同時に開閉する供給弁44を
対応させてある。
前記混合室39と通じている吐出路45には前
記可撓管5の他端を接続し、前記湯流路36は湯
沸器に、水流路37は水道管(何れも図示を略
す)にそれぞれ連通している。
記可撓管5の他端を接続し、前記湯流路36は湯
沸器に、水流路37は水道管(何れも図示を略
す)にそれぞれ連通している。
第8図イ,ロに示すものは別の実施例であつて
内筒8を単体にすると共に上端の周面に環状の楔
47を嵌挿し、この楔47は管座金10の上端面
に支えられており、その截頭円錐形のテーパー面
48とロツクナツト18aの係止部13とはレバ
ー46′の操作により係脱自在に対応しており、
このロツクナツト18aは、雌ねじ部49を介し
て前記管座金10の雄ねじ部32′に螺合されて
いる。
内筒8を単体にすると共に上端の周面に環状の楔
47を嵌挿し、この楔47は管座金10の上端面
に支えられており、その截頭円錐形のテーパー面
48とロツクナツト18aの係止部13とはレバ
ー46′の操作により係脱自在に対応しており、
このロツクナツト18aは、雌ねじ部49を介し
て前記管座金10の雄ねじ部32′に螺合されて
いる。
いま、シヤワーヘツド1を使用して頭髪の洗浄
に必要な高さに調節するには、第1図イ及び同ロ
に示すロツクナツト18を指先で圧下すると、こ
のロツクナツト18は、第5図の鎖線で示す18
aのようにスプリング9′を圧して下降し、同時
にロツクナツト18と一体の締め環12を下降さ
せるので、該締め環12の楔部16を同じく16
aのように下降させて管座金10の係止部13か
ら離脱させる。この楔部16と係止部13との離
脱によつてシヤワーヘツド1の基部7が緊締の状
態から解放されるので、他方の手によりシヤワー
ヘツド1を必要な高さまで持上げ、前記ロツクナ
ツト18aを指先の圧力から解放すると、該ロツ
クナツト18aはスプリング9′の復元力により
実線の位置へ復帰し、同時に楔部16aも同16
の位置に復帰して係止部13と内筒8の周面との
間に楔状に嵌入してシヤワーヘツド1を上記調整
位置に緊締して固定する。
に必要な高さに調節するには、第1図イ及び同ロ
に示すロツクナツト18を指先で圧下すると、こ
のロツクナツト18は、第5図の鎖線で示す18
aのようにスプリング9′を圧して下降し、同時
にロツクナツト18と一体の締め環12を下降さ
せるので、該締め環12の楔部16を同じく16
aのように下降させて管座金10の係止部13か
ら離脱させる。この楔部16と係止部13との離
脱によつてシヤワーヘツド1の基部7が緊締の状
態から解放されるので、他方の手によりシヤワー
ヘツド1を必要な高さまで持上げ、前記ロツクナ
ツト18aを指先の圧力から解放すると、該ロツ
クナツト18aはスプリング9′の復元力により
実線の位置へ復帰し、同時に楔部16aも同16
の位置に復帰して係止部13と内筒8の周面との
間に楔状に嵌入してシヤワーヘツド1を上記調整
位置に緊締して固定する。
シヤワーヘツド1の位置が決まつた所で、第4
図の混合栓34のレバー46を操作して湯側の弁
孔40及び水側の弁口40′の流量比を切換コツ
ク43の調整により行ない、上記調整ののちハン
ドル47を開弁方向へ操作し、供給弁44を以つ
て閉塞されていた流路4及び該流路4の周囲に開
口する通孔23″群を同時に開放するので、湯流
路36及び水流路37と通じている下部弁室3
8,38′の湯水は弁孔40,40′から切換コツ
ク43の湯流路36及び水流路37′を経て湯側
は、室41及びこれと通じる通孔23″群を通つ
て混合室39内へ、水側は流路4′を経て直線的
に混合室39内へ進出し、該混合室39内で適宜
に混合された温湯は、流路45を経て該流路45
と通じている可撓管5及びこれと通じるシヤワー
ヘツド1の流路4に達する。
図の混合栓34のレバー46を操作して湯側の弁
孔40及び水側の弁口40′の流量比を切換コツ
ク43の調整により行ない、上記調整ののちハン
ドル47を開弁方向へ操作し、供給弁44を以つ
て閉塞されていた流路4及び該流路4の周囲に開
口する通孔23″群を同時に開放するので、湯流
路36及び水流路37と通じている下部弁室3
8,38′の湯水は弁孔40,40′から切換コツ
ク43の湯流路36及び水流路37′を経て湯側
は、室41及びこれと通じる通孔23″群を通つ
て混合室39内へ、水側は流路4′を経て直線的
に混合室39内へ進出し、該混合室39内で適宜
に混合された温湯は、流路45を経て該流路45
と通じている可撓管5及びこれと通じるシヤワー
ヘツド1の流路4に達する。
この流路4に到達した温湯は、更に第2図の吐
出ヘツド3に進出し、弁機構2の通孔23′、弁
口22及び弁室21′を経て直流のまま放出され
るので、この温湯を利用して洗髪、洗顔などを行
なう。この直流をシヤワーに切換える場合は、吐
出ヘツド3のハンドル33をねじ戻し方向へ操作
すると、弁棒28が上昇して弁部29を板弁25
から離脱させ、同時に弁部29′により板弁25
の弁口22を閉塞するので、温湯は、通孔23′
から弁部29の下部を通つて板弁25の通孔23
群及び各通孔23と通じる吐出環27の細孔26
群を経てシヤワーとなつて放出される。上記によ
り洗髪、洗顔などの使用が終れば、ロツクナツト
18を前述の要領により操作してシヤワーヘツド
1を第5図の実線の位置から第2図の定位置に復
元して次の使用に備える。 第8図イ,ロの別の
実施例の場合も上述に準じた操作により作用す
る。
出ヘツド3に進出し、弁機構2の通孔23′、弁
口22及び弁室21′を経て直流のまま放出され
るので、この温湯を利用して洗髪、洗顔などを行
なう。この直流をシヤワーに切換える場合は、吐
出ヘツド3のハンドル33をねじ戻し方向へ操作
すると、弁棒28が上昇して弁部29を板弁25
から離脱させ、同時に弁部29′により板弁25
の弁口22を閉塞するので、温湯は、通孔23′
から弁部29の下部を通つて板弁25の通孔23
群及び各通孔23と通じる吐出環27の細孔26
群を経てシヤワーとなつて放出される。上記によ
り洗髪、洗顔などの使用が終れば、ロツクナツト
18を前述の要領により操作してシヤワーヘツド
1を第5図の実線の位置から第2図の定位置に復
元して次の使用に備える。 第8図イ,ロの別の
実施例の場合も上述に準じた操作により作用す
る。
この考案は、上記のように構成したので、次の
利点を有する (1) シヤワーヘツドの基部を、楔部のある締め環
を介して管座金に融通自在に支持させたので、
締め環又はロツクナツトの一挙動操作によりシ
ヤワーヘツドの高さを自在に、かつ迅速に調節
して固定できる。
利点を有する (1) シヤワーヘツドの基部を、楔部のある締め環
を介して管座金に融通自在に支持させたので、
締め環又はロツクナツトの一挙動操作によりシ
ヤワーヘツドの高さを自在に、かつ迅速に調節
して固定できる。
(2) シヤワーヘツドの基部に二重構造の内筒を接
続し、その外側の内筒を同一長さの外筒で覆
い、内外の内筒の間にスプリングを介在させた
ので、シヤワーヘツド調節時の作動を軽快にで
きる。
続し、その外側の内筒を同一長さの外筒で覆
い、内外の内筒の間にスプリングを介在させた
ので、シヤワーヘツド調節時の作動を軽快にで
きる。
(3) 従来のものが壁面に沿わせて支持し、使い勝
手の悪かつたものと比較してシヤワーヘツドを
洗面台、化粧台または流し台などの天板に取付
けたことにより、高さ調節を手近で迅速に然も
確実になし得る使い勝手の良さに加え、壁面を
傷付けるなどの不都合を皆無にでき、併せてシ
ヤワーヘツドを手で持つ必要がないので、両手
を自由に使つて洗髪、洗顔を思うように実施で
きる使い良さがある。
手の悪かつたものと比較してシヤワーヘツドを
洗面台、化粧台または流し台などの天板に取付
けたことにより、高さ調節を手近で迅速に然も
確実になし得る使い勝手の良さに加え、壁面を
傷付けるなどの不都合を皆無にでき、併せてシ
ヤワーヘツドを手で持つ必要がないので、両手
を自由に使つて洗髪、洗顔を思うように実施で
きる使い良さがある。
第1図イは、本願を洗面台に実施した場合の平
面図、ロはイに於けるx−y線の部分正断面図、
第2図は、一部破断した拡大正面図、第3図イは
ロツクナツトの一部破断した拡大正面図、ロはイ
に於ける底面図、第4図は混合栓の一部破断した
拡大立面図、第5図は、高さ調節要領の説明図、
第6図及び第7図は従来技術の説明図、第8図
イ,ロは別の実施例の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……シヤワーヘツ
ド、3……吐出ヘツド、4……流路、5……可撓
管、7……基部、8,8′……内筒、10……管
座金、12……締め環、14……外筒、18,1
8′……ロツクナツト、47……楔、A……天
板。
面図、ロはイに於けるx−y線の部分正断面図、
第2図は、一部破断した拡大正面図、第3図イは
ロツクナツトの一部破断した拡大正面図、ロはイ
に於ける底面図、第4図は混合栓の一部破断した
拡大立面図、第5図は、高さ調節要領の説明図、
第6図及び第7図は従来技術の説明図、第8図
イ,ロは別の実施例の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……シヤワーヘツ
ド、3……吐出ヘツド、4……流路、5……可撓
管、7……基部、8,8′……内筒、10……管
座金、12……締め環、14……外筒、18,1
8′……ロツクナツト、47……楔、A……天
板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端にシヤワーと直流両用の吐出ヘツド3を
備え、該吐出ヘツド3に通じる基部7の流路4
に可撓管5を接続したシヤワーヘツド1を形成
し、その基部7を洗面台、化粧台または流し台
などの天板Aに管座金10を介して収出自在に
支持すると共に、該管座金10を延長した外筒
14内に、前記基部7に連結した二重構造の内
筒8,8′を弾力的に、かつ摺動自在に介在さ
せ、前記管座金10に締め環12を有するロツ
クナツト18を軸方向の変位自在に、かつ弾力
的に係合させ、該ロツクナツナ18の操作によ
り前記基部7を緊締または弛緩させて前記吐出
ヘツド3の高さを調節自在とし、吐出ヘツド3
の位置決めにはロツクナツト18を締付けるよ
うにしたシヤワーヘツドの吐出高さ調節装置。 内筒8の周面及び管座金10の上端面に支持
すると共にテーパー面48を有する楔47と、
そのテーパー面48に対応する対称形状の係止
部13を備えたロツクナツト18aとにより、
吐出高さの自在な調節及び一挙動の緊締並びに
弛緩の操作を容易にした実用新案登録請求の範
囲第1項記載のシヤワーヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9612182U JPS591778U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | シヤワ−ヘツドの吐出高さ調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9612182U JPS591778U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | シヤワ−ヘツドの吐出高さ調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591778U JPS591778U (ja) | 1984-01-07 |
JPS6219734Y2 true JPS6219734Y2 (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=30229224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9612182U Granted JPS591778U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | シヤワ−ヘツドの吐出高さ調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591778U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526134Y2 (ja) * | 1986-05-26 | 1993-07-01 | ||
JPH0421891Y2 (ja) * | 1986-06-19 | 1992-05-19 | ||
JPH0421356Y2 (ja) * | 1986-08-29 | 1992-05-15 | ||
JPH0421514Y2 (ja) * | 1987-03-13 | 1992-05-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4099670A (en) * | 1977-01-24 | 1978-07-11 | Cole Judson C | Adjustable height sprinkler |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP9612182U patent/JPS591778U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4099670A (en) * | 1977-01-24 | 1978-07-11 | Cole Judson C | Adjustable height sprinkler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591778U (ja) | 1984-01-07 |
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