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JPS62197161A - 紛砕ロ−ル - Google Patents

紛砕ロ−ル

Info

Publication number
JPS62197161A
JPS62197161A JP62022264A JP2226487A JPS62197161A JP S62197161 A JPS62197161 A JP S62197161A JP 62022264 A JP62022264 A JP 62022264A JP 2226487 A JP2226487 A JP 2226487A JP S62197161 A JPS62197161 A JP S62197161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl mill
grinding
article
coal
wear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62022264A
Other languages
English (en)
Inventor
キャンベル・マッカーロン
ウイリアム・エッチ・スチュワート・ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combustion Engineering Inc
Original Assignee
Combustion Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Combustion Engineering Inc filed Critical Combustion Engineering Inc
Publication of JPS62197161A publication Critical patent/JPS62197161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/18Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
    • C22C38/40Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
    • C22C38/56Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with more than 1.7% by weight of carbon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C15/004Shape or construction of rollers or balls
    • B02C15/005Rollers or balls of composite construction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C15/001Air flow directing means positioned on the periphery of the horizontally rotating milling surface
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C37/00Cast-iron alloys
    • C22C37/06Cast-iron alloys containing chromium
    • C22C37/08Cast-iron alloys containing chromium with nickel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C15/003Shape or construction of discs or rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • B02C2015/002Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs combined with a classifier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、高度の摩耗操作条件下での使用を目的とする
種類の物品に関する。このような物品は、その使用条件
のため、良好な耐摩耗性を有する材料で形成された少な
くとも外表面層を有することが必要である。
さらに詳述すれば、本発明は、特に、石炭の如き物質の
粉砕を行なう際の利用に適する種類の粉砕機において使
用される粉砕(摩砕)ロール、及び該粉砕機の選ばれた
内部域に使用されるミルライナーに関する。
背景技術 燃料として石炭が使用される各種の蒸気発生システムの
必須の部材は、燃料としての使用に適するように石炭の
微粉化を行なうために使用される装置である。この目的
のため、石炭焚き蒸気発生システムにおいて燃料として
の使用に適するように石炭を微粉化するために頻繁に使
用されている装置の1つは、当分野においてボウルミル
と称されているものである。このボウルミルは、この中
で行なわれる石炭の微粉化、すなわち粉砕(摩砕)が、
ボウルの形状に多少類似した形状をもつ粉砕面上で行な
われるとの事実から、その名を得ている。
以下の記載では、必須の2つの構成部材が本体部分、す
なわちハウジング(この中に粉砕面、すなわち粉砕テー
ブル(ボウルミルの名称はこの点に由来する)が回転可
能に積載される)及びこのハウジング内で相互に等間隔
で支持された複数個の粉砕ロール(これらは粉砕テーブ
ルと接触して、粉砕テーブルの上に置かれた石炭を、複
数個の粉砕ロールが石炭に与える粉砕力によって粉砕、
すなわち微粉化する)である種類のボウルミルを参照し
て述べる。粉砕ロールはそれぞれ、この目的のため、シ
ャフト様部材に取付けられるように構成される。さらに
、粉砕ロールの前記シャフト様部材への取付けを行なう
ために、好ましくは、その中心に沿って設けられた貫通
孔を有する。この貫通孔により、シャフト様部材を挿入
し、粉砕ロールをこれに担持せしめることができる。従
って、粉砕ロールにおけるこのような貫通孔の形成を容
易にするためには、粉砕ロールを加工容易性の材料、す
なわち、ねずみ鋳鉄の如き比較的柔らかい材料で形成す
ることが望ましい。
粉砕ロールを比較的柔らかい材料で形成することが望ま
しい一方で、粉砕ロールの少なくとも外部表面層が良好
な耐摩耗性により特徴ずけられる材料で形成されるべき
であるとの要求もある。この理由は、これら粉砕ロール
を使用して物質の微粉化が行なわれる間に、粉砕ロール
は、粉砕されつつある物質の性質及び微粉化が行なわれ
る様式による苛酷な摩耗作用を必然的に受けることにな
るためである。この結果、粉砕ロールは比較的短時間の
内に過剰の摩耗を生じて使用できないものとなる。換言
すれば粉砕ロールの使用寿命は比較的短い。可能であれ
ば、このような結果は回避されるべきである。これに関
連して、ボウルミルで使用される粉砕ロールが実際に受
ける摩耗は、主として、微粉化される物質の粉砕特性及
びボウルミルの生産率(すなわち、一定時間内において
ボウルミル内で微粉化される物質の量)により左右され
ることに注意しなければならない。
粉砕(摩砕)ロールの外表面層が物質の微粉化に使用で
きないほど摩耗した場合でも、ロールの他の部分は通常
なお使用可能である。すなわち、外表面層が摩耗したに
もかかわらず、粉砕ロールはなお使用可能である。この
ため、粉砕ロールの摩耗寿命の改善を行なうように、従
来より当分野で各種の試みがなされてきている。
粉砕ロールの摩耗寿命改善のために行なわれてきた試み
は3つの基本的なカテゴリーに分類される。第1は、粉
砕ロールの製造自体により及び/又は摩耗後に粉砕ロー
ルの表面を再形成することにより改善の実現を図るもの
である。第2は、粉砕ロールの摩耗表面、すなわち外表
面を形成する・目的に利用される改良された高クロム合
金の製造を目指すものである。第3は粉砕ロールの摩耗
表面、すなわち外表面を形成する目的に利用される改良
されたニッケルークロム合金の製造を目指すものである
上述のカテゴリーの第1の試みとしては、たとえば同一
出願人に係る米国特許第4,389,767号(198
3年6月28日特許)がある。この米国特許には、粉砕
ロールの摩耗表面(外表面)を、かかる粉砕ロールが使
用目的に応じて受ける作用から予測される摩耗度に応じ
て摩耗後の粉砕ロールの形状に倣して成形し、この粉砕
ロールの外表面に耐摩耗性の材料の実質的に均一な層を
設けて、粉砕ロールの摩耗表面を形成することを特徴と
する粉砕ロールの製法が開示されている。
上記第1のカテゴリーに属すると考えられる他の試みと
しては、同一出願人に係る米国特許出願第764,80
2号(1985年8月12日出願)のものがある。
この特許出願は金属三層構造の粉砕ロールに係るもので
、金属三層構造粉砕ロールの中心物質(すなわち第1又
は内側層)が良好な加工性を有する比較的柔らかい材料
で構成され、金属三層ロールの次の層(すなわち第2又
は中間層)が中位の耐摩純性を有する材料で構成され、
金属三層ロールの最後の層(すなわち第3又は外側層)
が高度の耐摩耗性を有する材料で構成される。
次に、ボウルミルで使用される粉砕ロールの摩  ゛耗
寿命を改善するためにこれまでに行なわれてきた試みに
係る上記第2のカテゴリーについて述べる。これに関し
て良好な結果を生じている試みを例示する。この試みは
、rstoody  IOJとして工業的に知られてい
る材料の開発である。この物質(すなわち5toody
 103 )は5toody社(カリフォルニア)から
販売されている。伝えられるところでは、 5tood
y 108の組成について、この物質は炭素〜4.0%
、マンガン〜5.0%及びクロム〜る場合を除き、モリ
ブデン及びホウ素を含有しないと言われている。粉砕ロ
ールの形成に関して、5toody  103として公
知の材料は、最も一般的には、粉砕ロールに取付けられ
る溶接オーバ一層の形で使用されて、粉砕ロールの外表
面を形成する。
=8= すなわち、取付けられた5toody 103の層は粉
砕ロールの摩耗表面を形成する。5toody 103
の耐摩耗性は、後述する従来の材料(rNihardJ
として公知)のものよりも1.5ないし2倍優れている
と言われている。
ボウルミルの粉砕ロールの摩耗寿命を改善するために行
なわれてきた試みの上記第2のカテゴリーに属する他の
ものとしては、PCT/US82100976に係る物
質の開発に関するものである。この国際特許出願は、耐
摩耗性白鋳鉄に係る。さらに詳述すれば、該国際特許出
願に係る白鋳鉄は、鉄を基材とし、炭素2.0−4.5
%、ホウ素0.001−4.0%及びo、oot−ao
%のバナジウム、チタン、ニオブ、ランタル、モリブデ
ン、ニッケル、銅、又はクロム又はこれらの混合物の中
から選ばれるl又はそれ以上の合金化元素を含有する。
上述の第2のカテゴリーに属すると思われる従来の試み
の他の例として、同一出願人に係る米国特許出願第70
:(,160号(1985年2月19日出願)に開示さ
れた高耐摩耗性合金の開発がある。この米国特許出願第
703,160号は、高い、耐摩耗特性により特徴ずけ
られる合金に係り、該合金は、かかる特性のため、他の
面との協働作用を会して石炭の如き物質の微粉化を行な
うボウルミル内で使用される粉砕ロール(又は微粉化ロ
ール)の外表面(すなわち摩耗表面)の形成に使用され
る材料として特に適する。この高耐摩耗性合金は、炭素
4.0−6.0%(重量)、マンガン3.0−14.0
%、ケイ素1.0−2.5%、クロム15.0−30.
0%、モリブデン4.0=6.0%及びホウ素0.5−
2.0%を含有し、残余が鉄及び付随する不純物でなる
ものである。これについておこなったテストの結果から
、米国特許出願第703,160号に係る高耐摩耗性合
金は5toody 103として公知のものの2倍の摩
耗寿命を有することが観察された。
次に、上述のカテゴリーの第3のものについて述べれば
、たとえば英国特許出願第2,027,702A号があ
る。一般にrNihardJと称されている材料からボ
ウルミル用の粉砕ロールの外表面層(たとえば摩耗層)
を形成することは以前から当業者の間で広く行なわれて
いた。これに対し、該英国特許出願は白鋳鉄合金(この
出願の出願人であるSheepbridge Equi
pment Lim1tedはr PremiumNi
hardJと称している)に係る。この合金は、従来の
rNihardJと称されていた合金よりも優れた耐摩
耗性を有する。英国特許出願第2,027,702A号
の記載によれば、この白鋳鉄合金rPremium N
1hardJは、炭素2.8−3.5%(重量)、ケイ
素0.6−2.0%、マンガン0.05−0.5%、イ
オウ0.05−0.25%、リン0.5−1.5%、ニ
ッケル3.5−5.0%、クロム2.5−4.5%、モ
リブデン0.L−0,7%を含有し、残余が鉄及び付随
する不純物でなるものである。さらに、特に大形鋳物に
おけるグラファイトの生成を阻止するようにビスマス〜
0.01%を含有してもよい旨記載されている。
新しい粉砕ロールについてより長い使用寿命を得ようと
する主な理由は、摩耗した粉砕ロールを取りはずし、摩
耗していないもので交替するためにボウルミルの稼動を
停止することが必要となる時点を延長できるからである
。これに関連して、石炭焚き蒸気発生システムに対し所
望量の微粉化石炭を供給できるよう一般に複数個のボウ
ルミルが使用され、これらボウルミルの各々が3個の粉
砕ロールを具備する。これらの粉砕ロールが摩耗した場
合には取はずし及び交替が必要となる。さラニ、摩耗し
た粉砕ロールの取はずし及び交替を行なう際の時間及び
労力、及びこれに伴うコストの問題がある。従って、粉
砕ロールが摩耗して交替が必要となる度合が低減すれば
、交替を行なうに要する時間的及び労力的な意味でのコ
ストの節約が可能となる。
上述した粉砕ロール以外にも、ボウルミルの作動の間に
、同様に摩耗作用を受けるボウルミルの他の部位がある
。たとえば、上述したように、粉砕ロールと協働して石
炭の如き物質を微粉化する粉砕テーブルの上面である。
さらに、摩耗作用をうけるボウルミルの他の部位は、ボ
ウルミル内を通って空気の如きガスによって運ばれる石
炭粒が流れる移動路の部分である。さらに詳しくは、ボ
ウルミル内を通って移動する石炭粒が衝突することによ
る摩耗作用を受ける部位である。このため、過去の経験
から摩耗の度合が最も高かったボウルミルの内部部位に
選択的にライナーを設けることがこれまで行なわれてき
た。
ボウルミルの粉砕テーブルの上面に関して、この上面は
一般にブルリングとして当業者の間で知られている形状
を有する。これによれば、ブルリングは一体物として、
又は多数のセグメントが集合したものとして形成される
ことが公知である。
ブルリングは、粉砕テーブル上に回転可能に適当に支持
される。ボウルミルの粉砕テーブルの作動は次のとおり
である。まず微粉化される物質をブルリング上に適当に
供給する。ついで、粉砕ロールによって粉砕テーブル及
びこれによりブルリングが回転する際、ブルリング上に
置かれた物質は、ブルリングが粉砕ロールと接合して回
転される時に粉砕ロールによって与えられた力により微
粉化される。
上記の如(微粉化された後、石炭は、粉砕テーブルの周
辺を上方に流動する空気流に吸引され、同伴される。こ
の空気流に同伴されると、石炭粒は適当な様式でボウル
ミル内を通って運ばれる。
このようにして運ばれる間に、所望のものよりも大きい
石炭粒は粉砕テーブルに戻され、さらに微粉化され、一
方、所望サイズの石炭粒はボウルミル内をさらに移動し
、最後にはここから排出される。石炭粒がこのようにし
て運ばれる際、ボウルミル内の部材には石炭粒が衝突し
、上述した如く摩耗作用を受けることになる。
このように、従来の技術では、高い耐摩耗性によって特
徴ずけられる新規な改良された材料によって形成された
少なくとも外表面を有する物品をライナーとして配置す
ることの必要性が説明されていた。さらに、少なくとも
粉砕ロールの外表面層(すなわち摩耗面)としての使用
に適し、改善された摩耗寿命を有することにより特徴ず
けられる粉砕ロールを提供しうる高耐摩耗性材料が必要
とされていた。また、摩耗した粉砕ロールの表面を再形
成する(高耐摩耗性材料によって粉砕ロールの少なくと
も外表面を形成する)ために使用される高耐摩耗性材料
が必要とされていた。かかる高耐摩耗性材料は、本来、
粉砕ロールの外表面層として使用される材料としての性
質にもかかわらず、摩耗した粉砕ロールの表面再形成で
の使用にも適するものでなければならない。さらに、こ
のような高耐摩耗性材料は、ブルリングが一体物として
又は複数個のセグメントの形で構成されるものであるか
にかかわらず、ボウルミルの粉砕テーブル上に配置され
るブルリングの形成に適するものでなければならない。
また、高耐摩耗性材料は、空気の如き流体に同伴されて
ボウルミル内を通って流動する間に、衝突する石炭粒に
よって摩耗を生ずるようなボウルミルの内部域に選択的
に配置されるライナーの形成に適するものでなければな
らない。
従って、本発明の目的は、良好な耐摩耗性によって特徴
ずけられる新規で改良された材料でなる耐摩耗性の表面
層を具備する物品を提供することにある。
本発明の他の目的は、石炭の如き物質の微粒化を行なう
ために使用されるボウルミルにおける使用に特に適する
耐摩耗性表面層を具備した物品を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、耐摩耗性表面層を具備する
物品であって、ボウルミルで使用される粉砕ロールを包
含する物品を提供することにある。
さらに本発明の目的は、耐摩耗性表面層を具備する物品
であって、ボウルミルの粉砕テーブル上に置かれるブル
リングを包含する物品を提供することにある。
本発明の他の目的は、耐摩耗性表面層を具備する物品で
あって、過去の経験に基いて摩耗し易いと考えられるボ
ウルミルの区域に選択的に配置されるライナーを包含す
る物品を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、耐摩耗性表面層を具備する
物品であって、比較的安価で、比較的使用し易くかつ摩
耗寿命が改善された物品を提供することにある。
発明の概要 一16= 本発明の1態様によれば、特にボウルミルでの使用に適
する粉砕ロールであって、ボウルミル内での石炭の如き
物質の微粉化の実行に利用される粉砕力を生ずる粉砕ロ
ールが提供される。各粉砕ニッケル4.5−5.0%、
クロム4.0−4.25%、リン0.4−0.5%、イ
オウ0.9−0.11%、モリブデン0.4−0.6%
を含有してなる(ビスマスを含有しない)耐摩耗性表面
層を具備する。
本発明の他の態様によれば、石炭の如き物質の微粉化を
行なうボウルミルの粉砕テーブル上に配置されるブルリ
ングが提供される。このブルリングは、鋳造物として、
炭素3.5−3.7%(重量)、ケイ素1.2−1.6
%、マンガン最大0.4%、ニッケル4.1−5.0%
、クロム3.7−4.4%、リン0.15−0.25%
、イオウ0.9−0.11%、モリブデン0.4−0.
6%及びビスマス0.015%を含有してなる耐摩耗性
表面層を具備する。
本発明のさらに他の態様によれば、ボウルミルの内部の
摩耗を受は易い部位に選択的に配置されるライナーが提
供される。ライナーはいずれも、鋳造物として、炭素3
.5−3.7%(重量)、ケイ素1.2−1.6%、マ
ンガン最大0.4%、ニッケル4.3−5.0%、クロ
ム3.7−4.4%、リン0.15−0.25%、イオ
ウ0,9−0.11% 、モリブデン0.4−0.6%
及びビスマス0.015%を含有してなる耐摩耗性表面
層を具備する。
好適な具体例の説明 次に図面を参照して説明する。第1図には、ボウルミル
lOが図示されている。ボウルミルの構成及び作動に関
しては当業者にはよく知られているため、第1図に示す
ボウルミルloについての詳細な記述は必要ないものと
考える。むしろ、本発明に従って良好な耐摩耗性によっ
て特徴ずけられる材料で形成された外表面層を具備する
物品を装着しうるボウルミル10の理解のためには、単
にボウルミルの部材の構成及びその作用についてのみ一
般的に述べれば充分であろう。ボウルミル10の部材の
構成及び作用の詳細な説明に代えて、従来技術、たとえ
ば米国特許第3,465,971号及び米国特許第4.
002,299号を参照する。
第1図について述べれば、図示されたボウルミルlOは
、実質的に閉じられたセパレータ本体12を包含する。
粉砕テーブル14は、適当な駆動メカニズム(図示せず
)に接続され、回転駆動されるシャフト16に搭載され
ている。第1図に示すセパレータ本体12内に配置され
た上述の部材に関しては、粉砕テーブル14は時計回り
で駆動される。
ボウルミル10において、従来のものによれば、複数個
(好ましくは3個)の粉砕ロール18がセパレータ本体
12内に、該本体の周りに相互に等間隔をおいて支持さ
れる。第1図では、記載を明確にするために、唯1個の
粉砕ロールのみ図示しである。
ボウルミル10の各粉砕ロールは、第1図の粉砕ロール
18から理解されるように、相対的に回転する適当なシ
ャフト20上に支持される。さらに、粉砕ロールは粉砕
テーブル14の上方表面と相対的に運動するようにも支
持されている。このため、ロール18を包含するボウル
ミル10の各粉砕ロールは、これと協働する液圧手段2
2を有する。ボウルミルの液圧手段22(当分野で公知
のもの)は協働する粉砕ロール18に液圧負荷を与え、
これにより、粉砕ロール18は、所望の微粉化を行なう
よう粉砕テーブル上にのせられた石炭に所望の度合の力
をかける。
ボウルミル内で微粉化される物質(たとえば石炭)は、
好適な各種の供給手段によってボウルミルに供給される
。たとえば、この目的に使用されるかかる供給手段の1
つは、ベルトフィーダー(図示せず)である。供給手段
(図示せず)から排出されると、石炭は石炭供給手段2
4によってボウルミル内に入る。石炭供給手段24は粉
砕テーブル14の表面上に石炭を送る。
第1図に示す構成のボウルミルの作動の態様によれば、
粉砕テーブル14からセパレータ本体12の内部を通っ
てボウルミル10から排出させるために、石炭を運ぶた
めの空気の如きガスが使用される。
空気はこの目的のために形成された適当な開口(図示せ
ず)を通ってセパレータ本体12内に入る。
セパレータ本体12のこの開口(図示せず)から、空気
は、粉砕テーブル140周辺とセパレータ本体12の内
壁面との間に存在する環状空間でなる環状路26に流入
し、ここを流れる。環状路26を通過した空気は、米国
特許第4,523,721号の開示に従って形成された
好ましくは羽根車構体によって粉砕テーブル14の上方
へと方向転換される。記載を明確にするため、この羽根
車構体のデフレクタ一部28のみ図示しである。さらに
、第1図におけるデフレクタ一部28の記載により、そ
の目的が充分に理解されるものと考える。しかしながら
、第1図に示すボウルミル10に具備された羽根車構体
の構成及び作動に関してさらに情報が必要であれば、上
記米国特許第4,523,721号を参照できる。
空気が上記経路を流動する間、粉砕テーブル14の表面
上に置かれた石炭は粉砕ロール18の作用によって微粉
化される。石炭が微粉化されると、石炭粒は粉砕テーブ
ル14の中心からの遠心力によって外方に飛散される。
粉砕テーブル14の周辺域に達すると、石炭粒は環状路
26から入ってきた空気によって吸引され、この空気に
よって運ばれる。
その後、空気及び石炭粒の混合流は、前記羽根車構体の
デフレクタ一部28によって捕らえられる。
このため、空気及び石炭粒の混合流は粉砕テーブル14
上に方向転換され、混合流の流路の方向が変化する。こ
の方向の変化の間に、最も重い石炭粒は、大きい慣性力
のため、空気から分離され、粉砕ロール14の表面に落
下して、さらに微粒化をうける。これに対して、軽い石
炭粒は、慣性力が小さいため、空気流によってなお運ば
れ続ける。
上記デフレクタ一部28の影響下から離れた後では、空
気及びなお残る石炭粒でなる混合流は分級機30へと流
動する。分級機30(当分野で公知のものである)は、
空気流中に残留する石炭粒をさらに分別する。すなわち
、所望の粒子サイズの微粉化石炭は分級機30を通過し
、空気と共にボウルミル10から排出される。一方、所
望のものよりも大きいサイズの石炭粒は粉砕テーブル1
4の表面上に戻り、ここでさらに微粉化される。その後
、これらの石炭粒は、再度上記の処理を受ける。
微粉化、すなわち粉砕にあたり、粉砕テーブル上に置か
れた石炭に与えられる力は粉砕ロール18によって発生
されるが、所望の度合で石炭の微粉化を行うために粉砕
ロール18によって発生されるべき力の量は多数のファ
クターに応じて変化する。
たとえば、これに関する重要なファクターの1つは石炭
自体の性質である。すなわち、石炭を微粉化するために
必要な力の量は、微粉化されるべき石炭の粉砕性(石炭
の粉砕容易性)に左右される。
所望の度合で石炭の微粉化を行うために粉砕ロール18
が発生すべき力の景を決める他の重要なファクターは、
粉砕テーブル上に置かれる石炭の層の厚さであり、これ
自体、ボウルミルの生産率に左右される。
良好な耐摩耗性により特徴ずけられる材料によって形成
された外表面層を具備する本発明のボウルミル用粉砕ロ
ールを詳細に説明するため、特に第2図を参照する。第
2図は、粉砕ロール18の構造を簡単に説明するもので
ある。これから明らかなように、粉砕ロール18は、ロ
ールの全体形状を具塊化する本体部分32、及び該本体
部分32を形成する材料よりも良好な耐摩耗性を有する
本発明による材料で形成された外表面層34で構成され
る。このため、本体部分32は、比較的柔らかくかつ容
易に加工される材料(たとえばねずみ鋳鉄)で形成され
、外表面層34は、良好な耐摩耗性を有する(すなわち
、良好な耐摩耗性を発揮する)比較的硬質の材料で形成
される。さらに、第2図から理解されるように、本体部
分32は、実質的にその中心に沿って形成された貫通孔
36を有する。貫通孔36は前記シャフト20を収容し
うるよう構成されており、これによって粉砕ロール18
が支持され、第1図を参照して述べた機能を発揮する。
要するに、2種類の異質の材料で粉砕ロールを構成する
理由は、第1には、貫通孔36を有する本体部分を形成
する必要があること、第2には、石炭の微粉化の間に外
表面層34が強い摩耗作用を受けることにある。すなわ
ち、一方では、本体部分32を比較的柔らかくかつ加工
容易な材料で形成して、貫通孔の形成を容易にすること
が望まれ、他24一 方、少なくとも外方部分(すなわち外表面)を摩耗に耐
えうる能力によって特徴ずけられる比較的硬質の材料で
形成しなければならないためである。
前述したように、本発明による粉砕ロール18の外表面
層34は、耐摩耗性を有しかつ粉砕ロールの外表面(す
なわち摩耗表面)層34の形成に特に適する材料で形成
される。さらに、本発明に従って粉砕ロール18の外表
面層を形成する材料は、鋳造可能であり、かつ粉砕ロー
ル18の表面強化に利用されうるちのであることを特徴
とする。代表的には、粉砕ロール18の外表面層を形成
する材料は、鋳造物として、炭素3.2−3.4%(重
量)、ケイ素1.45−1.65%、マンガン最大0.
4%、ニッケル4.5−5.0%、クロム4.0−4.
25%、リン0.4−0.5%、イオウ0.9−0.1
1%、モリブデン0.4−0.6%を含有し、ビスマス
を含有しないものである。
次に、ボウルミル10の粉砕テーブル14上にのせられ
、良好な耐摩耗性により特徴ずけられる本発明の少なく
とも外表面を具備するブルリングについて、第3図を参
照して詳述する。第3図において、ブルリング38は良
好な耐摩耗性の材料で形成される。さらに詳述すれば、
ブルリング38は第1部分40及び第2部分42で構成
される。第1部分40は第2部分42に対して適当に傾
斜し、粉砕ロール18の外表面層34と適合するように
なっている。換言すれば、ブルリング38の第1部分4
0の傾斜角度は、粉砕ロール18の外表面層34の傾斜
角度に応じて適当に選択され、さらに換言すれば、ブル
リング38の第1部分40の傾斜角度は粉砕ロール18
の外表面層34の傾斜角度に適合するものである。本発
明の最良の態様によれば、ブルリング38は好ましくは
複数個のセグメントで構成される。しかし、ブルリング
38は一体的に形成されることも可能である。代表的に
は、粉砕テーブル14のブルリング38を形成する材料
は、鋳造物として、炭素3.5−3.7%(重量)、ケ
イ素1.2−1.6%、マンガン最大0,4%、ニッケ
ル4.15.0%、クロム3.7−4.4%、リン0.
15−0.25%、イオウ0.9−0.1.1%、モリ
ブデン0.4−0.6%及びビスマス0.015%を含
有する。
本発明に従って耐摩耗性の外表面層を具備する物品の説
明を完全なものとするため、第4図、第5図及び第6図
を参照する。これら図面において、第1のタイプのボウ
ルミルライナー44(第4図)、第2のタイプのボウル
ミルライナー46(第5図)及び第3のタイプのボウル
ミルライナー48(第6図)が図示しである。第4図の
ボウルミルライナー44は、第1図に図示されたボウル
ミル10に関連して述べた羽根車構体のデフレクタ一部
28に使用されるものである。さらに詳述すれば、デフ
レクタ一部28の構成によれば、複数個のボウルミルラ
イナーは、デフレクタ一部28を構成する各列のデフレ
クタ−ライナーの各々を形成するために使用される。こ
のため、ボウルミルライナーの各々は、適当な様式で組
合わされてデフレクタ一部28を構成する部材として機
能するように予かじめ定められた形状を有している。換
言すれば、第4図から理解される如く、ボウルミルライ
ナー44は、その2つの側部44a及び44bが相互に
平行して伸長し、第3側部44cが両側部44a及び4
4bに対して実質的に直角で伸長し、かつ第4側部44
dが第3側部44cに非平行関係で伸長している。さら
に、ボウルミルライナー44の端面は相互に接合される
ボウルミルライナー44の端面と適合しうるような形状
となっている。これにより、第1図のボウルミルのセパ
レータ本体内にボウルミルライナー44を初めに設置す
ることが容易になるだけでなく、これらが摩耗した際の
取はずし、交替も容易となる。最後に、空気に同伴され
た石炭粒の衝突による摩耗作用のため、ボウルミルライ
ナー44は良好な耐摩耗性の材料で形成される。代表的
には、ボウルミルライナー44を形成する材料は、鋳造
物として、炭素3.5−3.7%(重量)、ケイ素1.
2−1.6%、マンガン最大0.4%、ニッケル4J−
5,0%、クロム3.7−4.4%、リン0.15−0
.25%、イオウ0.9−0.11%、モリブデン0.
4−0.6%及びビスマス0.015%を含有する。
第5図に示す構造のボウルミルライナー46は、前述の
羽根車構体のデフレクタ一部28において使用される。
すなわち、デフレクタ一部28の構成によれは゛、ボウ
ルミルライナー46は側部ライナーとして使用される。
さらに詳しくは、複数個のボウルミルライナー46がデ
フレクタ一部28で使用され、各ボウルミルライナー4
6は、そのバックェツジが第1図のボウルミル10のセ
パレータ本体と当接して配置されると共に、ボトムエツ
ジが中間ライナー(図示せず)と当接して配置されるよ
うに取付けられる。このため、各ボウルミルライナー4
6は、各ボウルミルライナー46が相互に適当な様式で
組合わされてデフレクタ一部28を構成する部材として
機能するよう予め定められた形状を有している。
すなわち、第5図から理解されるように、ボウルミル4
6は、第1側部46aが第1の面上で伸長し、第2側部
46bが第1側部46aの面と実質的に直交する第2の
面上で伸長し、第3側部46cが第1側部46aに対し
て傾斜すると共に、第2側部46bに対して非平行関係
で伸長し、かつ第4側部が第1側部46aに対して平行
関係で伸長する第1部分と、第3側部46cに対して傾
斜しかつ第1側部46aに非平行関係で伸長する第2部
分とを包含してなる形状を有している。空気に同伴され
た石炭粒の衝突による摩耗作用のため、ボウルミルライ
ナー46は良好な耐摩耗性の材料で形成される。代表的
には、ボウルミルライナー46を形成する材料は、鋳造
物として、炭素3.5−3.7%(重量)、ケイ素1.
2−1.6%、マンガン最大0.4%、ニッケル4.3
−5.0%、クロム3.L−4,4%、リン0.15−
0.25%、イオウ0.9−0.11%、モリブデン0
.4−0.6%及びビスマス0.015%を含有する。
第6図に示す構造のボウルミルライナー48も、前記と
同様に、羽根車構体のデフレクタ一部28において使用
される。複数個のボウルミルライナー48が中間ライナ
ーの形で使用され、デフレクタ一部28を構成する。こ
のため、各ボウルミルライナー48は、各ボウルミルラ
イナー48が相互に適当な様式で組合わされてデフレク
タ一部28を構成する部材として機能するように予じめ
定められた形状を有している。換言すれば、第6図から
理解される如く、ボウルミルライナー48は、第1の面
上で伸長する第1部分48aと、この第1部分48aの
面に対して所定の角度で傾斜する第2の面上で伸長する
第2部分48bとを包含する。空気に同伴された石炭粒
の衝突による摩耗作用のため、ボウルミルライナー48
は良好な耐摩耗性の材料で形成される。
代表的には、ボウルミルライナー48を形成する材料は
、鋳造物として、炭素3.5−3.7%(重量)、ケイ
素1.2−1.6%、マンガン最大0.4%、ニッケル
4.3−5.0%、クロム3.7−4.4%、リン0.
15−0.25%、イオウ0,9−0.11%、モリブ
デン0.4−0.6%及びビスマス0.015%を含有
する。
このように、本発明によれば、良好な耐摩耗性により特
徴ずけられる新規で改良された材料によって形成された
耐摩耗性表面層を具備した物品が提供される。さらに、
耐摩耗性表面層を具備した本発明の物品は、石炭の如き
物質の微粉化を実施するために利用されるタイプのボウ
ルミル内での使用に特に適している。さらに、本発明に
よれば、耐摩耗性表面層を具備した物品は、ボウルミル
で使用される粉砕ロールを包含するものである。また、
本発明によれば、耐摩耗性表面層を具備した物品は、ボ
ウルミルの粉砕テーブルの上にのせられるブルリングを
包含するものである。さらに、耐摩耗性表面層を具備す
る本発明の物品は、過去の経験に基き摩耗され易いとし
て知られているボウルミルの区域に選択的に配置される
ライナーを包含するものである。また、本発明によれば
、耐摩耗性表面層を具備する物品は、比較的安価であり
、使用容易であり、改善された摩耗寿命を有することを
特徴とする。
以上本発明をその具体例について詳述したが本発明はこ
れら特定の実施例に限定されるものではなく、本発明の
精神を逸脱しないで幾多の変化変形がなし得ることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は良好な耐摩耗性材料で形成された外表面層を有
する本発明による物品を具備するボウルミルを一部破断
して示す図、第2図は本発明により耐摩耗性材料で形成
された外表面層を具備したボウルミル用粉砕ロールの拡
大断面図、第3図は本発明により耐摩耗性材料で形成さ
れた外表面層を具備したブルリングをボウルミルの粉砕
テーブル上にのせた状態で示した部分断面図、第4図な
いし第6図は本発明により耐摩耗性材料で形成された外
表面層を具備した各種のボウルミルライナーをそれぞれ
示す図である。 10・・ボウルミル、12・・セパレータ本体、14・
・粉砕テーブル、16・・シャフト18・・摩砕ロール
、28・・羽根車構体、34・・外表面層、36・・貫
通孔、38・・ブルリング、44.46.48・・ボウ
ルミルライナー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボウルミルで使用される粉砕ロールにおいて、鋳造
    物として、炭素3.2−3.4%(重量)、ケイ素1.
    45−1.65%、マンガン最大0.4%、ニッケル4
    .5−5.0%、クロム4.0−4.25%、リン0.
    4−0.5%、イオウ0.9−0.11%、モリブデン
    0.4−0.6%を含有する耐摩耗性物質(ビスマスを
    含有しない)で形成した外表面層を包含してなる、粉砕
    ロール。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、比較的
    柔らかく、加工容易な材料で形成された本体部分を包含
    してなる、粉砕ロール。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、前記比
    較的柔らかく、加工容易な材料がねずみ鋳鉄である、粉
    砕ロール。 4 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、前記本
    体部分が実質的に中心に沿って形成された貫通孔を有す
    る、粉砕ロール。 5 ボウルミルで使用される物品において、鋳造物とし
    て、炭素3.5−3.7%(重量)、ケイ素1.2−1
    .6%、マンガン最大0.4%、ニッケル4.3−5.
    0%、クロム3.7−4.4%、リン0.15−0.2
    5%、イオウ0.9−0.11%、モリブデン0.4−
    0.6%及びビスマス0.015%を含有する耐摩耗性
    物質で形成した外表面層を包含してなる、物品。 6 ブルリングを構成する特許請求の範囲第5項記載の
    物品。 7 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、前記ブ
    ルリングが複数個のセグメントとして形成される、物品
    。 8 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、前記ブ
    ルリングが一体物として形成される、物品。 9 ボウルミルライナーを構成する、特許請求の範囲第
    5項記載の物品。 10 特許請求の範囲第9項記載のものにおいて、前記
    ボウルミルライナーが相互に平行関係で伸長する第1及
    び第2側部、該第1及び第2側部の各々に直交して伸長
    する第3側部、及び前記第1及び第2側部に所定の角度
    で傾斜すると共に、前記第3側部に対して非平行関係で
    伸長する第4側部を包含してなるものである、物品。 11 特許請求の範囲第9項記載のものにおいて、前記
    ボウルミルライナーが、第1の面上で伸長する第1側部
    、該第1の面に対して実質的に直交する第2の面上で伸
    長する第2側部、前記第1側部に対して所定の角度で傾
    斜すると共に、前記第2側部に対して非平行関係で伸長
    する第3側部、及び前記第1側部に対して平行関係で伸
    長する第1部分と、前記第3側部に対して所定の角度で
    傾斜すると共に、前記第1側部に対して非平行関係で伸
    長する第2部分とを包含する第4側部を包含してなるも
    のである、物品。 12 特許請求の範囲第9項記載のものにおいて、前記
    ボウルミルライナーが、第1の面上で伸長する第1部分
    と、該第1の面に対して所定角度で傾斜する第2の面上
    で伸長する第2部分とを包含してなるものである、物品
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