JPS6219162B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6219162B2 JPS6219162B2 JP57004610A JP461082A JPS6219162B2 JP S6219162 B2 JPS6219162 B2 JP S6219162B2 JP 57004610 A JP57004610 A JP 57004610A JP 461082 A JP461082 A JP 461082A JP S6219162 B2 JPS6219162 B2 JP S6219162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furniture
- sides
- storage section
- section
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、隅用背高家具に関するものである。
従来、流し台、調理台、ガス台その他家具がＬ
型、コ型等に配設される場合、之ら家具は全て断
面方形、長方形であり、扉、引き出し等の開閉動
作の必要上、支障のない間隔をおいて直交状に配
置すると、角部の両家具間に必ず家具と部屋の寸
法の関係で、断面方形・５角形等の空間が生じ、
両家具上の台所用具や、野菜その他の物がこの空
間に落下し、破損したり、床を汚したりするおそ
れが多く、又、室内の景観上も美しさを欠くもの
であつたため、該空間を埋める家具として断面５
角形や』形断面の調理台が両家具と連続して配置
され、（第１図ａ，ｂ、参照）或は、第１図ｃの
ような方形断面の背高家具が第１図ｄのように配
置されていた。
従来、流し台、調理台、ガス台その他家具がＬ
型、コ型等に配設される場合、之ら家具は全て断
面方形、長方形であり、扉、引き出し等の開閉動
作の必要上、支障のない間隔をおいて直交状に配
置すると、角部の両家具間に必ず家具と部屋の寸
法の関係で、断面方形・５角形等の空間が生じ、
両家具上の台所用具や、野菜その他の物がこの空
間に落下し、破損したり、床を汚したりするおそ
れが多く、又、室内の景観上も美しさを欠くもの
であつたため、該空間を埋める家具として断面５
角形や』形断面の調理台が両家具と連続して配置
され、（第１図ａ，ｂ、参照）或は、第１図ｃの
ような方形断面の背高家具が第１図ｄのように配
置されていた。
然しながら、第１図ａ及びｂに示す家具は、両
側の流し台、ガス台等と高さが同じでなければな
らない為、厳密に同高に製作されねばならず、
又、両側家具との間に夫々天板間に継目が生じて
目ざわりであり、更に床上の前記両家具と対応し
た吊戸棚が設けられている場合、吊戸棚間に存す
る空間はそのまま残つて見苦しく、又、無駄であ
る。
側の流し台、ガス台等と高さが同じでなければな
らない為、厳密に同高に製作されねばならず、
又、両側家具との間に夫々天板間に継目が生じて
目ざわりであり、更に床上の前記両家具と対応し
た吊戸棚が設けられている場合、吊戸棚間に存す
る空間はそのまま残つて見苦しく、又、無駄であ
る。
第１図ｃに示す背高家具は、方形断面で、第１
図ｄに示すように、両家具間に設置して方形断面
空所の開口幅の空間を、全高さに亘つて埋める
が、尚、図中、斜線部分に示す不定形空間が残存
し、前記同様の欠点があり、有効な空間利用とは
なり得なかつた。
図ｄに示すように、両家具間に設置して方形断面
空所の開口幅の空間を、全高さに亘つて埋める
が、尚、図中、斜線部分に示す不定形空間が残存
し、前記同様の欠点があり、有効な空間利用とは
なり得なかつた。
上記背高家具の欠点を改良したものとして特開
昭56―116410号の家具があるが、該家具も断面方
形であり、流し台等の天板上面より上を収納部と
しているが、水切りのために、その内部の段棚
は、前後に２分され、しかも流し台天板上に引き
出される構成のため、引き出し方向が人間にとつ
て力の入りにくい横方向であり、重量もあつて使
い勝手が悪く、前の段棚の前面、側方にはＬ型の
屈曲扉が設けられて開扉時、外方に突出して危険
であり、実用的ではなく、下方空間の利用が全く
考慮されていない等の欠点がある。
昭56―116410号の家具があるが、該家具も断面方
形であり、流し台等の天板上面より上を収納部と
しているが、水切りのために、その内部の段棚
は、前後に２分され、しかも流し台天板上に引き
出される構成のため、引き出し方向が人間にとつ
て力の入りにくい横方向であり、重量もあつて使
い勝手が悪く、前の段棚の前面、側方にはＬ型の
屈曲扉が設けられて開扉時、外方に突出して危険
であり、実用的ではなく、下方空間の利用が全く
考慮されていない等の欠点がある。
本発明は、前記した従来の各種家具の有した欠
点を除去したものである。その要旨とする所は、
室内壁面に沿つてＬ型、コ型等に各家具を配置し
て、該室内壁面と両側家具との間にできた５角形
断面の全空所を占有し、両側家具に接した面を除
いた面を全て開口部とし、内部を上下、左右等に
区切つて多数の収納部を設け、その多面開口部に
より、収納品の取り出し、収納を便利にしたもの
である。
点を除去したものである。その要旨とする所は、
室内壁面に沿つてＬ型、コ型等に各家具を配置し
て、該室内壁面と両側家具との間にできた５角形
断面の全空所を占有し、両側家具に接した面を除
いた面を全て開口部とし、内部を上下、左右等に
区切つて多数の収納部を設け、その多面開口部に
より、収納品の取り出し、収納を便利にしたもの
である。
以下、図面によつて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
第２図は、本発明の隅用背高家具１０の正面
図、第３図は、第２図―断面図、第４図は開
扉、引き出し状態の斜視図、第５図ａは台所に配
設された状態の斜視図、第５図ｂは家具配置を入
れ替え、使用する状態の斜視図。本体１は、相隣
る側面の角部切欠面を前面とする５角形で、該相
隣る側面が夫々に流し台ａ、ガス台ｂの１側面に
接し、内奥２面が壁面に接して設置される。
図、第３図は、第２図―断面図、第４図は開
扉、引き出し状態の斜視図、第５図ａは台所に配
設された状態の斜視図、第５図ｂは家具配置を入
れ替え、使用する状態の斜視図。本体１は、相隣
る側面の角部切欠面を前面とする５角形で、該相
隣る側面が夫々に流し台ａ、ガス台ｂの１側面に
接し、内奥２面が壁面に接して設置される。
前記前面は、全高さに亘つて開口している。本
体内は、前記流し台、ガス台より高位置で水平板
３″で、上下に、且つ側板３′，３′で両側３角形
断面収納部３，３と、前面部内方の長方形断面の
中央上・下収納部２，２′に区画される。
体内は、前記流し台、ガス台より高位置で水平板
３″で、上下に、且つ側板３′，３′で両側３角形
断面収納部３，３と、前面部内方の長方形断面の
中央上・下収納部２，２′に区画される。
該中央の上・下収納部２，２′内には、夫々断
面型で、横板のない引き出し式収納枠２１，２
２を、挿脱可能に挿入している。
面型で、横板のない引き出し式収納枠２１，２
２を、挿脱可能に挿入している。
前記３角形断面の左右収納部３，３は、天井か
ら垂設された吊戸棚ｄの底と同高位置において水
平板で上・下に区画され、その下収納部の各開口
を蝶番８にて取り付けた扉３ａ，３ｂで開閉可能
に閉じている。図中、４ａ，４ｂは内奥側板であ
る。
ら垂設された吊戸棚ｄの底と同高位置において水
平板で上・下に区画され、その下収納部の各開口
を蝶番８にて取り付けた扉３ａ，３ｂで開閉可能
に閉じている。図中、４ａ，４ｂは内奥側板であ
る。
本発明の隅用背高家具１は、以上の通り、室内
において直交状に配設された家具間の５角形断面
空所の全高さにはまる断面形状を有し、切欠前面
内と、中間部の左右空所が開口を有する収納部
２，２′，３，３を構成して第５図ａに示すよう
に両側家具ａ，ｂと面一に配置されて室内のデツ
ドスペースを無くする。該隅用背高家具の本体１
の各収納部２，２′，３，３には、所定箇所に掛
金具５を突設して、用途に応じた網棚６、網篭
６′を掛吊つて食器、調理具等を掛吊り或は載支
して収納し、トレイ７等に物を載せて収納するよ
うに成つている。
において直交状に配設された家具間の５角形断面
空所の全高さにはまる断面形状を有し、切欠前面
内と、中間部の左右空所が開口を有する収納部
２，２′，３，３を構成して第５図ａに示すよう
に両側家具ａ，ｂと面一に配置されて室内のデツ
ドスペースを無くする。該隅用背高家具の本体１
の各収納部２，２′，３，３には、所定箇所に掛
金具５を突設して、用途に応じた網棚６、網篭
６′を掛吊つて食器、調理具等を掛吊り或は載支
して収納し、トレイ７等に物を載せて収納するよ
うに成つている。
上引出し式収納枠２１には、天板２1′を張設し
て引出しを円滑にするためのレール９が両側に突
設されている。尚、レール９は、上・下引出し式
収納枠底板の両側にも突設してある。又、左右収
納部内は、側板３′を外して上収納部２内の用具
を取り出し、或は水平板３″を外して上下方向に
長い物品を収納できるようにすることもできる。
て引出しを円滑にするためのレール９が両側に突
設されている。尚、レール９は、上・下引出し式
収納枠底板の両側にも突設してある。又、左右収
納部内は、側板３′を外して上収納部２内の用具
を取り出し、或は水平板３″を外して上下方向に
長い物品を収納できるようにすることもできる。
以上の構成、作用に係る本発明の隅用背高家具
の効果は、第５図ａに示す通り、部屋のデツドス
ペースに装置され、流し台ａ、ガス台又はガスレ
ンジｂ、レンジフードｃ、吊戸棚ｄと調和して室
内の景観を美しくし、天板の継目も無く、物を落
すおそれもない。
の効果は、第５図ａに示す通り、部屋のデツドス
ペースに装置され、流し台ａ、ガス台又はガスレ
ンジｂ、レンジフードｃ、吊戸棚ｄと調和して室
内の景観を美しくし、天板の継目も無く、物を落
すおそれもない。
又、使用に際しては、第５図ｂに示す通り、中
間左右収納部は流し台での作業中、流し作業に必
要な洗剤や調理道具が直ちに扉３ａを開いて取り
出し得るし、煮炊きの際には、ガス台又はガスレ
ンジｂの部所で煮炊きに必要な調味料や調理道具
が扉３ｂを開いて取り出せる。
間左右収納部は流し台での作業中、流し作業に必
要な洗剤や調理道具が直ちに扉３ａを開いて取り
出し得るし、煮炊きの際には、ガス台又はガスレ
ンジｂの部所で煮炊きに必要な調味料や調理道具
が扉３ｂを開いて取り出せる。
又、鍋、釜、まな板、食器等は、流し、煮炊き
の何れの作業中にも取り出し、収納の容易な中央
前面部の収納枠２１，２２を引き手２″により引
き出すことで用が足せる。
の何れの作業中にも取り出し、収納の容易な中央
前面部の収納枠２１，２２を引き手２″により引
き出すことで用が足せる。
従つて、左勝手、右勝手のどちらでも簡単に隅
部の空間に設置して家具間のデツドスペースを無
くし、旦つ、必要な物品が上下、左右の収納部に
収納できて、取り出しも容易であり、とりわけ上
下引き出し式収納部は、その出し入れ方向が横方
向でないから楽であり、下引き出し式収納部は天
板がないから上面からの取り出しが容易である。
又、内部も固定式の棚段ではないから食器等の大
きさ、高さに応じた網棚、網籠等を必要に応じて
掛け外しできる便利さがある上、各扉も平板で、
屈曲形状でもないから立体的に突出して人体や物
が当たる危険性もなく、上引き出し収納部は重心
が低く、安全で引き出し易い。室内景観も良く、
室内空間を十分利用できる効果を有する。
部の空間に設置して家具間のデツドスペースを無
くし、旦つ、必要な物品が上下、左右の収納部に
収納できて、取り出しも容易であり、とりわけ上
下引き出し式収納部は、その出し入れ方向が横方
向でないから楽であり、下引き出し式収納部は天
板がないから上面からの取り出しが容易である。
又、内部も固定式の棚段ではないから食器等の大
きさ、高さに応じた網棚、網籠等を必要に応じて
掛け外しできる便利さがある上、各扉も平板で、
屈曲形状でもないから立体的に突出して人体や物
が当たる危険性もなく、上引き出し収納部は重心
が低く、安全で引き出し易い。室内景観も良く、
室内空間を十分利用できる効果を有する。
第１図ａ，ｂ，ｃは、従来の隅用家具の１例を
示す斜視図、第１図ｄは第１図ｃの背高家具を配
設した台所の１部を示す斜視図、第２図は本発明
の隅用背高家具の正面図、第３図は第２図―
断面図、第４図は同開扉、引出し状態にして内部
に掛吊る網篭を取り出して示す斜視図、第５図ａ
は、本発明の隅用背高家具を配設した台所の一部
を示す斜視図、第５図ｂは、同使用状態斜視図。
示す斜視図、第１図ｄは第１図ｃの背高家具を配
設した台所の１部を示す斜視図、第２図は本発明
の隅用背高家具の正面図、第３図は第２図―
断面図、第４図は同開扉、引出し状態にして内部
に掛吊る網篭を取り出して示す斜視図、第５図ａ
は、本発明の隅用背高家具を配設した台所の一部
を示す斜視図、第５図ｂは、同使用状態斜視図。
Claims (1)
- １ Ｌ型などの屈曲状態に配設して五角形断面の
空間部分を有する厨房等において、該空間を上端
まで占有して設置され、該空間両側の家具に接し
ない隅切面を上端まで正面とすると共に、該両側
家具に接する面を除く全面に開口部を設け、前記
正面の開口部内には相隣る家具上面より下位で上
下に区分して引き出し式収納部を設け、該両側家
具に接しない引き出し式収納部の両側には、夫々
三角形断面の収納部を設け、上引き出し式収納部
は両側が開放され、下引き出し式収納部は両側及
び上面が開放され、該両引き出し式収納部内面に
は、網棚、網篭等を掛脱可能に掛吊る掛金具を複
数対づつ附設するとともに、前記両三角形断面の
収納部の開口後端には平板状の各扉後端を開閉自
在に枢着附設して収納部開口を被うようにして成
る隅用背高家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57004610A JPS58121909A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 隅用背高家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57004610A JPS58121909A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 隅用背高家具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121909A JPS58121909A (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6219162B2 true JPS6219162B2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=11588814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57004610A Granted JPS58121909A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 隅用背高家具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121909A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008180051A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Sun Wave Ind Co Ltd | 収納キャビネット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56116410A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kitchen apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109930U (ja) * | 1976-02-17 | 1977-08-20 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP57004610A patent/JPS58121909A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56116410A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kitchen apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121909A (ja) | 1983-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3734588A (en) | Refrigerator cabinet | |
| JPS6219162B2 (ja) | ||
| CN213909211U (zh) | 一种装配式室内橱柜隔档结构 | |
| CN212878319U (zh) | 一种重型抽柜 | |
| JP3250710U (ja) | 棚板自由取り換え可能な背高棚家具 | |
| JPH0731717Y2 (ja) | キッチンキャビネット | |
| JPH0324096Y2 (ja) | ||
| JP2002034681A (ja) | 台所用流し台 | |
| RU219984U1 (ru) | Шкаф с органайзером для хранения предметов | |
| JP6989866B1 (ja) | 対面型システムキッチン上に設ける収納箱収納ケース。 | |
| JP3145753U (ja) | 調理台ユニット | |
| JP3086912U (ja) | 収納家具 | |
| JP4058484B2 (ja) | キッチンの組立方法 | |
| KR20180002521U (ko) | 싱크대 수납장용 인출식 선반 | |
| JPH0525475Y2 (ja) | ||
| KR20230143366A (ko) | 실내의 공간 활용을 위한 수납장 | |
| JPH0352433Y2 (ja) | ||
| JPS6129311Y2 (ja) | ||
| JPS6063003A (ja) | 厨房装置 | |
| JPH0722103Y2 (ja) | ウォールシステム | |
| JPS59135015A (ja) | 隅用背高家具 | |
| JPS59218111A (ja) | 厨房装置 | |
| JP2004298423A (ja) | 昇降棚付き収納庫 | |
| JP2003052469A (ja) | 収納装置 | |
| JP2020054437A (ja) | 室内の収納構造 |