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JPS62177062A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

Info

Publication number
JPS62177062A
JPS62177062A JP61305562A JP30556286A JPS62177062A JP S62177062 A JPS62177062 A JP S62177062A JP 61305562 A JP61305562 A JP 61305562A JP 30556286 A JP30556286 A JP 30556286A JP S62177062 A JPS62177062 A JP S62177062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
ethylene
propylene
weight
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61305562A
Other languages
English (en)
Inventor
オマール・モハメッド・ボートニ
ピン・ヤーン・リュウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS62177062A publication Critical patent/JPS62177062A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/06Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • C08L69/005Polyester-carbonates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は樹脂ブレンドから成る組成物に関するものであ
る。更に詳しく言えば本発明は、芳香族ポリカーボネー
ト樹脂とエチレン−プロピレン−ジエンターポリマーの
グラフト誘導体とのブレンドに、かかるブレンドの耐衝
撃性(特に厚肉材衝撃強さ)並びに環境応力ひび割れお
よび割れ抵抗性を顕著に向上させるのに有効な量のエチ
レン−プロピレン−ジエンターポリマーを添加して成る
組成物に関する。
ポリカーボネート樹脂は商業的に入手可能な公知の材料
であって、それらは多くの有利な特性を有するために熱
可塑性のエンジニアリング材料として使用されている。
かかるポリカーボネート樹脂は、たとえば、優れた靭性
および耐熱性を示すのである。
しかしながら、ポリカーボネート樹脂は2つの欠点を有
している。第1の欠点は、ポリカーボネート樹脂の臨界
厚さくすなわち、アイゾツト衝撃値が不連続になる厚さ
)が小さいことである。このように臨界厚さが小さい結
果、ポリカーボネート成形品の肉厚は臨界厚さよりも小
さい値に制限されることが多い。ところで、ポリカーボ
ネート樹脂のノツチ付きアイゾツト衝撃値はポリカーボ
ネート製品の厚さに依存する。たとえば、厚さ3゜2m
mのポリカーボネート試験片の典型的なノツチ付きアイ
ゾツト衝撃値は一般に約87 kgf−cm/cmであ
るのに対し、厚さ6.4mmのポリカーボネート試験片
の典型的なノツチ付きアイゾツト衝撃値は一般に約11
 kgf−cm/cmである。厚さ3.2 mmのポリ
カーボネート試験片に関するノツチ付きアイゾツト衝撃
値が相対的に大きいのは、かかる試験片の肉厚が該重合
体の臨界厚さよりも小さく、従って衝撃時には延性破壊
が起こることに原因している。他方、厚さ6.4mmの
ポリカーボネート試験片のノツチ付きアイゾツト衝撃値
が小さいのは、かかる試験片の肉厚が該重合体の臨界厚
さを越えており、従って衝撃時には脆性型の破壊が起こ
ることに原因している。
ポリカーボネート樹脂の第2の欠点は、環境応力ひび割
れおよび割れに対するそれらの感受性が大きいことであ
る。環境応力ひび割れおよび割れとは、°芳香族ポリカ
ーボネート樹脂から成りかつ応力を受けている部品に対
し、たとえばガソリン、アセトン、ヘプタンおよび四塩
化炭素のごとき有機溶剤が接触した場合に促進されるよ
うな種類の破壊を意味する。それがもたらす最も顕著な
効果は、衝撃強さく特に厚肉材衝撃強さ)の低下および
脆性型破壊の増加である。
ポリカーボネート樹脂は、その他の熱可塑性材料たとえ
ばテレフタル酸および(または)イソフタル酸の高分子
量グリコールエステル、アクリロニトリル−ブタジェン
−スチレンターポリマー(すなわちABS樹脂〉などと
配合されてきた。
米国特許第4172103号明細書中には、ポリカーボ
ネート樹脂とABSグラフト共重合体との混合物は改善
された耐衝撃性を有することが開示されている。しかる
に、米国特許第3130177および3825393号
明細書中には、ポリカーボネート樹脂の耐衝撃性はそれ
らをABS樹脂と配合することによって低下する傾向の
あることが開示されている。
このように配合技術、とりわけポリカーボネート樹脂を
汲う場合の配合技術は、一般に複雑で予測のやや困難な
領域である。すなわち、かかる配合技術は今なお経験的
アプローチが例外と言うよりもむしろ原則を成すような
領域なのである。詳しく述べれば、ポリカーボネート樹
脂とその他の樹脂との有用な二成分ブレンドを得るため
には、それら2種の樹脂が相容性を示し、それらが特定
の有用範囲にわたって混合可能であり、かつかかるブレ
ンドが純粋な樹脂が個別に示す特性ではなくて各種の有
利な特性の組合せを示すことが必要である。3種以上の
樹脂を含有するブレンドの処方は、なお一層複雑で予測
不可能なものとなる。
エチレン−プロピレン−ジエンターポリマーのグラフト
誘導体およびかかる重合体とその他の樹脂とから成る組
成物は当業界において公知であって、特許文献中に記載
されている。たとえば、オレフィン性コポリマーおよび
ターポリマーにスチレン、スチレン−アクリロニトリル
、メタクリル酸メチル、スチレン−メタクリル酸メチル
などをグラフトすることによって熱可塑性樹脂の得られ
ることが開示されている。また、かかる熱可塑性樹脂を
更にたとえばスチレン−アクリロニトリルと配合してか
ら成形、押出しまたは真空成形を施すことにより、良好
な引張強さおよび衝撃強さを持った製品を得ることもで
きる。
この種の重合体およびそれらの製造方法は、米国特許第
4202948および4166081号明細書中に記載
されている。米国特許第3641207号明細書中には
、ポリスルホン樹脂とエチレン−プロピレン−ジエンタ
ーポリマーとの熱可塑性樹脂ブレンドが比較的狭い濃度
範囲にわなって良好な加工性および耐衝撃性を示すこと
が開示されている。
芳香族ポリカーボネート樹脂とエチレン−プロピレン−
ジエンターポリマーのグラフト誘導体とは広い濃度範囲
にわたって互いに混合可能であり、その結果として成形
後に有利な特性を示す組成物が得られる。このような特
性は広い組成範囲にわたって得ることができるのである
。特に注目すべき特性としては、これらの組成物から成
形された製品の表面が高い光沢度を有すること、並びに
芳香族ポリカーボネート樹脂に比べて環境応力ひび割れ
および割れに対する抵抗性が向上していることが挙げら
れる。
このようなポリカーボネート樹脂とエチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体とのブレンド
は多種多様の用途において有用であるが、これらのブレ
ンドが有するよりも一層大きな衝撃強さく特に厚肉材衝
撃強さ)並びに(特に厚肉材における)一層良好な環境
応力ひび割れおよび割れ抵抗性が要求される場合も存在
する。
それ故、特に厚肉材において改善された耐衝撃性並びに
特に厚肉材において改善された環境応力ひび割れおよび
割れ抵抗性を示すような、ポリカーボネート樹脂とエチ
レン−プロピレン−ジエンターポリマーのグラフト誘導
体との組成物を提供することが本発明の目的である。
発明の概要 本発明は、(i)芳香族カーボネート樹脂とエチレン−
プロピレン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体との
ブレンド並びに(ii)特に厚肉材において前記ブレン
ドの耐衝撃性並びに環境応力ひび割れおよび割れ抵抗性
を改善するのに有効な量のエチレン−プロピレン−ジエ
ンターポリマーから成る結果、特に厚肉材において改善
された耐衝撃性並びに特に厚肉材において改善された環
境応力ひび割れおよび割れ抵抗性を示すことを特徴とす
る樹脂組成物に関する。
発明の説明 このたび、ポリカーボネート樹脂とエチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマーのグラフト誘導 12一 体との二成分ブレンドに比べ、特に厚肉材において改善
された耐衝撃性並びに特に厚肉材において改善された環
境応力ひび割れおよび割れ抵抗性を示すような、ポリカ
ーボネート樹脂とエチレン−プロピレン−ジエンターポ
リマーのグラフト誘導体との組成物を実現し得ることが
見出された。
すなわち、本発明に従えば、(i)少なくとも1種の芳
香族カーボネート樹脂と少なくとも1種のエチレン−プ
ロピレン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体とのブ
レンド並びに(ii)特に厚肉材において少なくとも前
記ブレンドの耐衝撃性並び環境応力ひび割れおよび割れ
抵抗性を改善するのに有効な量で使用される少なくとも
1種のエチレン−プロピレン−ジエンターポリマーから
成る結果、特に厚肉材において改善された耐衝撃性並び
に特に厚肉材において改善された環境応力ひび割れおよ
び割れ抵抗性を示すことを特徴とする組成物が提供され
る。
上記のブレンド(i)中において使用し得る高分子量の
ポリカーボネート樹脂(以後は単にポリカ−ボネートと
呼ぶ)は当業界において公知であって、多くの特許文献
中に記載されている。すなわち、かかるポリカーボネー
トおよびそれらの製造方法は米国特許第3161615
.3220973.3312660.3312659.
3313777.3666614および3939672
号明細書中に記載されているのである。
これらのポリカーボネートは、少なくとも式(式中、R
およびR゛のそれぞれは一価の炭化水素基、−価の炭化
水素オキシ基およびハロゲン原子の中から独立に選ばれ
た1員、Wは二価の炭化水す のそれぞれは0〜4の値を有する整数の中から独立に選
ばれた整数、そしてbはOまたは1である)で表わされ
る反復構造単位を含有している。
RおよびR゛によって表わされる一価の炭化水素基とし
ては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基およびアルカリール基が挙げられる。好適な
アルキル基は1〜約12個の炭素原子を有するものであ
る。好適なシクロアルキル基は4〜約8個の環内炭素原
子を有するものである。好適なアリール基は、6〜12
個の環内炭素原子を有するもの、すなわちフェニル基、
ナフチル基およびビフェニル基である。好適なアラルキ
ル基およびアルカリール基は、7〜約14個の炭素原子
を有するものである。
RおよびR゛によって表わされる一価の炭化水素オキシ
基は、一般式−0RI  (式中、R1は上記のごとき
一価の炭化水素基である)によって表わすことができる
。好適な炭化水素オキシ基は、アルコキシ基およびアリ
ールオキシ基である。
RおよびR゛によって表わされる好適なハロゲン原子は
、塩素原子および臭素原子である。
Wによって表わされる二価の炭化水素基としては、アル
キレン基、アルキリデン基、シクロアルキレン基および
シクロアルキリデン基が挙げられる。好適なアルキレン
基は2〜約30個の炭素原子を有するものである。好適
なアルキリデン基は1〜約30個の炭素原子を有するも
のである。好適なシクロアルキレン基およびシクロアル
キリデン基は、6〜約16個の環内炭素原子を有するも
のである。
これらのポリカーボネートは、二価フェノール類とカー
ボネート前駆物質との反応によって製造するのが好都合
である。通例、使用する二価フェノール類は式 (式中、R,R’、W、n、n’およびbは前記に定義
された通りである)によって表わすことができる。
このような二価フェノール類の実例としては、2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノ
ールA〉、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2
.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、 2.2−ビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、1.1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)デカン、1.1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン、 ]、]1−ビス3
,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ドデカン、4.4゛−チオジフェノールおよびビス(4
−しドロキシフェニル)エーテルが挙げられるが、それ
らのみに限定されるわけではない。
その他の二価フェノール類もまた利用可能であって、そ
れらの実例は特に米国特許第2999835.3028
365および3334154号明細書中に記載されてい
る。
勿論、上記のポリカーボネートを製造する際には、個々
の二価フェノール類ばかりでなく2種以上の二価フェノ
ール類の混合物も使用することが可能である。
上記式(I)の好適なポリカーボネートは、p。
p−ポリカーボネート、すなわち少なくとも式(式中、
R,R’、W、n、n’およびbは前記に定義された通
りである)で表わされる反復構造単位を含有するような
ポリカーボネートである。この種のポリカーボネートの
中では、bが1でありかつWが上記のごとき二価の炭化
水素基を表わすようなものが特に有用である。
カーボネート前駆物質としては、ハロゲン化カルボニル
、炭酸エステルまたはビスハロギ酸エステルを使用する
ことができる。ハロゲン化カルボニルとは、臭化カルボ
ニル、塩化カルボニルおよびそれらの混合物である。炭
酸エステルの代表例としては、炭酸ジフェニル、炭酸ジ
(ハロフェニル)[たとえば炭酸ジ(クロロフェニル)
や炭酸ジ(ブロモフェニル)]、炭酸ジ(アルキルフェ
ニル)[たとえば炭酸ジトリル]および炭酸ジナフチル
が挙げられる。
ビスハロギ酸エステルとしては、二価フェノール類(た
とえばビスフェノールAやヒドロキノン)のビスハロギ
酸エステル、グリコール類(たとえばエチレングリコー
ル、ネオペンチルクリコールおよびポリエチレンクリコ
ール)のビスハロギ酸エステル、などが挙げられる。
上記のポリカーボネートは、界面重合、エステル交換反
応および溶融重合のごとき公知の常用方法によって製造
することができる。このような方法の実例は、特に米国
特許第401875.0.4123436および315
3008号明細書中に記載されている。
ここで言う「ポリカーボネート」という用語の範囲内に
は、ランダムに枝分れした熱可塑性の芳香族ポリカーボ
ネートも含まれる。これらのランダムに枝分れしたポリ
カーボネートは、二価フエノール類、カーボネート前駆
物質および少量の分岐剤の共反応によって製造するのが
好都合である。
分岐剤は当業界において公知であって、一般には少なく
とも3個の官能基(たとえばヒドロキシル基、カルボキ
シル基、無水カルボン酸基、ハロホルミル基またはそれ
らの組合せ)を含有する多官能性芳香族化合物である。
これらの多官能性芳香族化合物は、特に米国特許第35
25712.3541049.3544514.363
5895.3816373.4001184.4204
047および41.94953号明細書中に記載されて
いる。
本発明の範囲内にはまた、コポリエステル−カーボネー
ト樹脂(以後は単にコポリエステル−カーボネートと呼
ぶ)も含まれる。このようなコポリエステル−カーボネ
ートおよびそれの製造方法は当業界において公知であっ
て、特に米国特許第3169121号明細書中に記載さ
れている。かかるコポリエステル−カーボネートは、線
状重合鎖中に反復するカーボネート基、カルボン酸ニス
チル基および芳香族炭素環式基を含有し、しかも少なく
とも一部のカーボネーI〜基および少なくとも一部のカ
ルボン酸エステル基は芳香族炭素環式基の環内炭素原子
に直接に結合しているようなものである。
これらのコポリエステル−カーボネートは、重合鎖中に
エステル結合およびカーボネート結合を含有するが、そ
の場合のエステル結合の量は約25〜約90(モル)%
好ましくは約35〜約80(モル)%の範囲内にある。
たとえば、5モルのビスフェノールAが4モルの二塩化
イソフタロイルと1モルのホスゲンと完全に反応した場
合には、80(モル)%のエステル結合を含有するコポ
リエステル−カーボネートが得られることになる。
本発明のコポリエステル−カーボネートは、少なくとも
1種の二価フェノール類、カーボネート前駆物質および
少なくとも1種のエステル前駆物たけそれのエステル生
成可能な反応性誘導体であり得るが、それらのみに制限
されるわけではない。
有用な二官能性カルボン酸の実例としては、イソフタル
酸、テレフタル酸およびそれらの混合物が挙げられる。
なお、かかる二官能性カルホン酸を使用する代りにそれ
らのエステル生成可能な反応性誘導体くたとえば酸ニハ
ロゲン化物)を使用する方か好ましい。たとえば、イソ
フタル酸、テレフタル酸またはそれらの混合物を使用す
る代りに二塩化イソフタロイル、二塩化テレフタロイル
またはそれらの混合物を使用する方が好ましいのである
ブレンド(i)の第2の成分を成すエチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマーのクラフト誘導体は、当業界に
おいて公知である。一般に、それらは[たとえば、ロベ
ル@(ROVEL■)の商品名でユニロイヤル社(Un
iroyal Inc、)から]商業的に入手可能であ
るか、あるいは公知の方法によって容易に製造すること
ができる。このような樹脂は、米国特許第420294
8号明細書中に開示されているごとく、エチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン共重合体に対してモノエチレン性
不飽和単量体の単独重合体または共重合体をグラフトし
7たものとして特徴づけることかできる。上記のモノエ
チレン性不飽和単量体としては、たとえば、スチレン、
スヂレンーアクリロニトリル、メタクリル酸メチルまた
はスチレン−メタクリル酸メチル、ハロスチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニ1〜リル、アクリル酸、メタクリル酸
、アクリル酸およびメタクリル酸の低級アルキルエステ
ル、スチレン−蒸水マレイン酸などが挙げられる。
更に詳しく述べれば、ブレンド(i)の第2の成分は、
(A)重合したアルケニル芳香族単位および(または)
(B)重合したアクリル酸単位を(C)共重合したエチ
レン単位、プロピレン単位および非共役ジオレフィン単
位から成るゴム状ターポリマーに結合して成る樹脂状組
成物である9このようなブレンド(i)の第2の成分は
、樹脂生成可能なアルケニル芳香族単量体およびアクリ
ル酸単量体をエチレン、プロピレンおよび非共役ジオレ
フィンのゴム状ターポリマーの存在下で重合させること
によって得られたグラフト共重合体であることが好まし
い。
上記のゴム状ターポリマーの製造に際して使用される非
共役ジエンとしては、 1,4−へキサジエンのごとき
開鎖非共役ジエン並びにジシクロペンタジェン、5−メ
チレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノル
ボルネンおよび1.4−シクロオクタジエンのごとき環
状(特に橋かけ環状)非共役ジエンが挙げられる。かか
るターポリマー中におけるエチレンとプロピレンとの重
量比は、40 : 60から75:25までの範囲内に
あればよい。かかるターポリマー中における追加の単量
体(たとえば非共役ジエン)の含量は、約1〜約20(
重量)%の範囲内にあればよい。好適なジエンは5−エ
チリデン−2−ノルボルネンである。
上記のごときゴム状ターポリマーの製造方法は、米国特
許第2933480.3000866および30008
67号明細書中に記載されている。
そこに記載されたゴム状コポリマーおよびターポリマー
と共重合させるために有用な樹脂生成単量体としては、
スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレンお
よびその他のアルキル基で環置換されたスチレン、並び
にアクリロニトリル、アクリル酸エステルおよびアルキ
ルアクリル酸エステルのごときアクリル系化合物が挙げ
られる。
上記のアクリル酸エステルのエステル部分は、一般に1
〜約8個好ましくは1〜約6個の炭素原子を有するアル
キル基である。また、上記のアルキルアクリル酸エステ
ルのアルキル部分は1〜3個の炭素原子を有するアルキ
ル基である。アクリル酸エステルおよびアルキルアクリ
ル酸エステルの実例としては、アクリル酸エチル、アク
リル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸メチル、エタクリル酸プロピルおよびプロパ
クリル酸イソペンチルが挙げられる。スチレン系化合物
とアクリル系化合物との混合物も使用することができる
。特に好適なのはスチレンとアクリロニトリルとの混合
物である。
上記に説明した通り、所望のグラフト共重合体はゴム状
ターポリマー(たとえばエチレン−プロピレン−ジエン
ターポリマー)の存在下で樹脂生成単量体(たとえばス
チレンおよびアクリロニトリル)を重合させることによ
って製造される。方法の一例について述べれば、ゴム状
ターポリマーを不活性有機溶剤(たとえばベンゼン)中
に溶解することによってセメントが生成される。それに
所望量の樹脂生成単量体およびラジカル開始剤(たとえ
ば過酸化物)が添加される。かかる混合物を加熱して開
始剤を分解すれば、単量体が重合する。こうして得られ
た共重合体が、たとえばメタノールのごとき反溶剤で沈
殿させることによって単離される。
なお、かかる樹脂の少なくとも一部分はゴム状ターポリ
マー上にグラフトされ、それによってゴム状の重合体主
鎖および樹脂状の側鎖から構成されたグラフト共重合体
が生成されることが証明されている。
かかるグラフト重合に際して使用される樹脂生成単量体
とゴム状ターポリマーとの比率は、重量比で表わした場
合、たとえば1:4から4=1の範囲内において変化し
得る。
上記のごときグラフト共重合体およびそれらの製造方法
は、エフ・エックス・オシ−(F、X。
0°5hea)の米国特許第3642950号並びにア
ルバート・フルニエ・ジュニアおよびチャールズ・バト
ック (Albert Fournier、 Jr、 
& Charles Pad−dock)の米国特許第
4166081号の明細書中に一層詳しく記載されてい
る。
上記のごときカーボネート樹脂およびエチレン−プロピ
レン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体は広範囲の
比率で混合し得るがら、ブレンド(i)はこれら2種の
樹脂を広い含量範囲にわたって含有し得る。たとえば、
カーボネート樹脂およびグラフト誘導体の合計量100
重量部につき、5〜95重量部のカーボネート樹脂およ
び95〜5重量部のグラフト誘導体が含有され得るが、
実際の使用量は個々の要求条件に依存する。なお、約6
0〜約95重量部のカーボネート樹脂および約40〜約
5重量部のエチレン−プロピレン−ジエンターポリマー
のグラフト誘導体から成る比率が特に有用である。
本発明組成物の成分(ii)は、エチレン−プロピレン
−ジエンターポリマーである。このようなエチレンーブ
ロピレンージエンターボリマーは当業界において公知で
あって、一般にそれらは[たとえば、エクソン社(Ex
xon Corp、)からEPDMV−3708として
]商業的に入手可能であるか、あるいは公知の方法によ
って容易に製造することができる。更に詳しく述べれば
、本発明の組成物中において有用なエチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマーは、共重合したエチレン単位、
プロピレン単位および非共役ジオレフィン単位から成る
ゴム状ターポリマーである。
上記のゴム状ターポリマーの製造に際して使用される非
共役ジエンとしては、 1,4−へキサジエンのごとき
開鎖非共役ジエン並びにジシクロペンタジェン、5−メ
チレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノル
ボルネンおよび1.4−シクロオクタジエンのごとき環
状(特に橋かけ環状)非共役ジエンが挙げられる。かが
るターポリマー中におけるエチレンとプロピレンとの重
量比は、40 : 60から75 : 25までの範囲
内にあればよい。かかるターポリマー中における追加の
単量体(すなわち非共役ジエン)の含量は、約1〜約2
0(重量)%の範囲内にあればよい。好適なジエンは5
−エチリデン−2−ノルボルネンである。
上記のごときエチレンープロピレンージェンターボリマ
ーの製造方法は、米国特許第2933480.3000
866および3000867号明細書中に記載されてい
る。
本発明の組成物中に存在する成分(ii)の量は、少な
くともブレンド(i)の厚肉材耐衝撃性(たとえば衝撃
強さ)並びに環境応力ひび割れおよび割れ抵抗性のの顕
著な向上もしくは改善を達成するのに有効な量である。
一般的に述べれば、かかる量は約1〜約25(重量)%
、好ましくは約2〜約20(重量)%、そして一層好ま
しくは約3〜約15(重量)%である。なお、本発明の
組成物中における成分(ii)の重量百分率は、該組成
物中に存在するブレンド(i)および成分(ii)の合
計量、すなわちカーボネート樹脂、エチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体、およびエチ
レン−プロピレン−ジエンターポリマーの合計量を基準
として表わされている。
上記のごとき量の成分(ii)の存在はブレンド(i)
の厚肉材耐衝撃性並びに環境応力ひび割れおよび割れ抵
抗性を改善するのに有効であるが、上記の濃度範囲内に
おいて成分(ii)の量を変化さぜな場合、ブレンド(
i)の薄肉材耐衝撃性は相異なる効果を受ける。すなわ
ち、成分(ii>の量が約8(重量)%までの範囲内に
あれば、ブレンド(i)の厚肉材および薄肉材耐衝撃性
の両方が顕著な向上もしくは改善を示すと共に、厚肉材
におけるブレンド(i)の環境応力ひび割れおよび割れ
抵抗性も大幅に向上する。成分(ii)の量が約8(重
量)%より多くなると、ブレンド(i)の厚肉材耐衝撃
性は顕著な向上もしくは改善を示し、かつ薄肉材および
厚肉材のいずれにおいてもブレンド(i)の環境応力ひ
び割れおよび割れ抵抗性が改善される。しかしながら、
薄肉材におけるブレンド(i)の衝撃強さは低下するの
である。
そこで、本発明の第1の実施の態様に従えば、厚肉材耐
衝撃性の改善並びに特に厚肉材における環境応力ひび割
れおよび割れ抵抗性の改善を示すような組成物が提供さ
れる。かかる組成物は、ブレンド(i)に対し、それの
厚肉材耐衝撃性並びに特に厚肉材におけるそれの環境応
力ひび割れおよび割れ抵抗性の顕著な向上もしくは改善
を達成するのに有効な量の成分(ii)を添加して成る
ものである。このような成分(ii)の量は、上記のご
とく、一般に約1〜約25(重量)%、好ましくは約2
〜約20(重量)%、そして一層好ましくは約3〜約1
5(重量)%である。
本発明の第2の実施の態様に従えば、薄肉材および厚肉
材の両方における耐衝撃性の改善並びに特に厚肉材にお
ける環境応力ひび割れおよび割れ抵抗性の改善を示すよ
うな組成物が提供される。
= 31− かかる組成物は、ブレンド(i)に対し、薄肉材および
厚肉材の両方におけるそれの耐衝撃性並びに特に厚肉材
におけるそれの環境応力ひび割れおよび割れ抵抗性の顕
著な向上もしくは改善を達成するのに有効な量の成分(
ii>を添加して成るものである。このような成分(i
i)の量は、一般に約1〜約8(重量)%、そして好ま
しくは約2〜約7(重量)%である。
本発明の第3の実施の態様に従えば、厚肉材耐衝撃性(
たとえば衝撃強さ)の改善並びに薄肉材および厚肉材の
両方における環境応力ひび割れおよび割れ抵抗性の改善
を示すような組成物が提供される。かかる組成物は、ブ
レンド(i)に対し、それの厚肉材耐衝撃性並びに薄肉
材および厚肉材の両方におけるそれの環境応力ひび割れ
および割れ抵抗性の改善を達成するのに有効な量の成分
(ii)を添加して成るものである。このような成分(
ii)の量は、一般に約8〜約25(重量)%、そして
好ましくは約9〜約20(重量)%である。
一般に、本発明の組成物中に存在する成分(ii)の量
が約1(重量)%より少なければ、ブレンド(i)の耐
衝撃性(特に厚肉材耐衝撃性)または環境応力ひび割れ
および割れ抵抗性の顕著な改善は得られない。他方、成
分(ii)の量が約25(重量)%を越えると、ブレン
ド(i)の有利な特性の一部が実質的な悪影響を受ける
ことになる。
通例、本発明の組成物はガラス(たとえばガラス繊維)
を全く含有しないことが好ましい。更にまた、ブレンド
(i)はポリカーボネート樹脂またはコポリエステル−
カーボネート樹脂のいずれか一方のみを含有することが
好ましい。
本発明の組成物は、各種の成分を物理的に混合すること
によって容易に製造することができる。
たとえば、先ず最初にカーボネート樹脂とエチレン−プ
ロピレン−ジエンターポリマーのグラフト誘導体とを混
合することによってブレンド(i)を調製し、次いでこ
のブレンドを所望量の成分(i i)と混合することに
よって本発明の組成物を製造し得る。あるいはまた、カ
ーボネート樹脂、エチレ   ゛ンープロピレンージエ
ンターボリマーのグラフト誘導体、およびエチレン−プ
ロピレン−ジエンターポリマーを同時に混合することに
よっても本発明の組成物を製造し得る。
本発明の組成物は、成形品、押出品または真空成形品を
製造するために使用することができる。
かかる組成物は、光沢のある表面並びに改善された耐有
機溶剤性を有する成形品を製造するなめに特に有用であ
る。
本発明の組成物には、所望に応じ、各種の公知添加剤を
混入することができる。かかる添加剤としては、たとえ
ば、酸化防止剤、帯電防止剤、離型剤、加水分解安定剤
(たとえばエポキシド)、色安定剤(たとえば有機面リ
ン酸エステル)、着色剤、紫外線安定剤(たとえばベン
ゾフェノンやベンゾトリアゾール)および難燃剤が挙げ
られる。
使用し得る難燃剤としては、有機スルホン酸のアルカリ
金属塩およびアルカリ土類金属塩が挙げられる。これら
の塩は、特に米国特許第3933734.394885
1.3926908.3919167.3909490
.3953397.3931100.3978024.
3953399.39 ]、 7599.395181
0.394゜366.3775367および38374
90号明細書中に記載されている。
上記塩以外の公知の常用難燃剤も使用することができる
。かかる常用難燃剤は、一般に、ハロゲン原子好ましく
は塩素原子および(または)臭素原子を含有するもので
ある。すなわち、それらはハロゲン供給源である。それ
らは無機化合物であってもよいが、好ましくは有機化合
物である。無機ハロゲン供給源の代表例としては、Na
Cl、KBr、KCIなどが挙げられる。好適な有機ハ
ロゲン供給源は芳香族化合物であって、それは単量体ま
たは重合体のいずれであってもよい。芳香族単量体の代
表例としては、ハロジフェニルエーテルたとえばテトラ
フロモジフェニルエーテルなどが挙げられる。芳香族重
合体の代表例としては、ハロゲン化二価フェノール類が
ら誘導された重合体、たとえばテトラブロモビスフェノ
ールAがら誘導されたポリカーボネートあるいはビスフ
ェノールAおよびテトラブロモビスフェノールAから誘
導されたカーボネート共重合体が挙げられる。かかる難
燃剤は、本発明の組成物に難燃性を付与するのに有効な
量で使用される。
好適な実施の態様の説明 当業者が本発明の実施方法を一層明硲に理解てきるよう
にするため、以下に実施例を示す。これらの実施例は例
示を目的とするものであって、本発明の範囲を制限する
ものではない。これらの実施例においては、特に記載の
ない限り、重量部および重量百分率が使用されている。
次の実施例は、本発明の範囲に含まれない組成物を例示
するものである。これはもっばら比較目的のために示さ
れる。
実施例1 対照例を成す本実施例は、芳香族ポリカーボネート樹脂
と、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノル
ボルネンターポリマーに対するスチレン−アクリロニト
リルのグラフト共重合体とのブレンドを例示するもので
ある。
エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボル
ネンターポリマーに対するスチレン−アクリロニトリル
のグラフト共重合体[ユニロイヤル社(Uniroya
l、 I’nc、)製のロベル■(ROVEL■)40
1]20重量部と、ビスフェノールAおよびホスゲンか
ら誘導された芳香族ポリカーボネート樹脂[ゼネラル・
エレクトリック・カンパニー(Gen−eral El
ectric Company)製のレキサン■(LE
XAN■)樹脂180重量部とを回転混合することによ
ってブレンドを調製した。こうして得られたブレンドを
255℃で押出し、次いで260℃で射出成形すること
により、63.5mmX 12.7mmX 3.2mm
(厚さ)および63.5mmX12.7mmX6.4m
m(厚さ)の寸法を持った試験片を作製した。
18、6 kgf/cm 2の荷重下における試験片の
加熱ひずみ温度(HDTUL)をASTM  D648
に従って測定したが、その結果は第1表中に示されてい
る。また、試験片のノツチ付きアイゾツト衝撃強さく単
位kgf−cm/cm)をASTM  D256に従っ
て測定したが、その結果も第1表中に示されている。
以下の実施例は本発明の組成物を例示するものである。
実施例2 実施例]のポリカーボネート樹脂85重量部、実施例1
のグラフト共重合体10重量部、およびエチレン−プロ
ピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネンターポリマ
ー[エクソン(Exxon)社製のビスタoン(VIS
TALON>3708] 5重電部を混合して組成物を
調製した点以外は、実施例1の場合と同様にして試験片
を作製した。
かかる試験片の加熱ひずみ温度およびノツチ付きアイゾ
ツト衝撃強さを測定したが、その結果は第1表中に示さ
れている。
実施例3 実施例1のポリカーボネート樹脂80重量部、実施例1
のグラフト共重合体10重量部、および実施例2のエチ
レン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン
ターポリマー10重量部を混合して組成物を調製した点
以外は、実施例1の場合と同様にして試験片を作製した
かかる試験片の加熱ひずみ温度およびノツチ付きアイゾ
ツト衝撃強さを測定したが、その結果は第1表中に示さ
れている。
更にまた、実施例1〜3の試験片の一部を応力ジグ(0
,7%ひずみ/ 141 kgf/cm 2)上に取付
け、そして室温下で2時間にわたりAMOCO無鉛プレ
ミアムガソリン中に浸漬した。次に、かかる試験片をジ
グから取外し、そして室温下で24時間にわたりガソリ
ンを蒸発させた後、それらのノツチ付きアイゾツト衝撃
強さを測定した。得られた結果は第1表中に示されてい
る。
1、 76  ’ 6.1  8.3  破壊 122
.22  81.1 58.8   8.2 23.9
 125.33  59.3 31,0  34.9 
20.1 124.8第1表中のデータかられかる通り
、本発明の組放物はガソリン浸漬前およびガソリン浸漬
後のいずれにおいても厚肉材に関して一層良好なノツチ
付きアイゾツト衝撃強さを示している。更にまた実施例
2の組成物は、実施例1の対照品に比べ、ガソリン浸漬
前においては薄肉材および厚内材の両方に関して一層良
好なノツチ付きアイゾツト衝撃強さを示し、かつガソリ
ン浸漬後においては厚肉材に関して一°層良好なノツチ
付きアイゾツト衝撃強さを示している。実施例3の組成
物は、実施例1の対照品に比べ、ガソリン浸漬前におい
ては厚肉材に関して一層良好なノツチ付きアイゾツト衝
撃強さを示し、かつガソリン浸漬後においては薄肉材お
よび厚肉材の両方に関して一層良好なノツチ付きアイゾ
ツト衝撃強さを示している。
更にまた、加熱ひずみ温度かられかる通り、本発明の組
成物は実施例1の対照品よりも良好な耐熱性を示してい
る。
上記の説明に照らせば、その他にも様々な変更態様が可
能なことは明らかである。それ故、前記特許請求の範囲
によって規定された本発明の範囲から逸脱することなし
に上記のごとき特定の実施の態様に対して様々な変更を
加え得ることを理解すべきである。
特許出願人ゼネラル・エレクトリック・カンパニイi報
人 (7630)生沼徳二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)少なくとも1種の芳香族カーボネート樹脂お
    よび少なくとも1種のエチレン−プロピレン−ジエンタ
    ーポリマーのグラフト誘導体を含有するブレンド並びに
    (ii)少なくとも前記ブレンドの厚肉材衝撃強さおよ
    び耐有機溶剤性を改善するのに有効な量で使用される少
    なくとも1種のエチレン−プロピレン−ジエンターポリ
    マーから成る結果、改善された厚肉材衝撃強さおよび改
    善された耐有機溶剤性を示すことを特徴とする樹脂組成
    物。 2、前記成分(ii)の量が(i)および(ii)の合
    計量を基準として約1〜約25(重量)%である特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。 3、前記成分(ii)の量が約2〜約20(重量)%で
    ある特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4、前記成分(ii)の量が約3〜約15(重量)%で
    ある特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5、前記成分(ii)の量が約1〜約8(重量)%であ
    る特許請求の範囲第2項記載の組成物。 6、前記成分(ii)の量が約2〜約7(重量)%であ
    る特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7、前記成分(ii)の量が約8〜約25(重量)%で
    ある特許請求の範囲第2項記載の組成物。 8、前記成分(ii)の量が約9〜約20(重量)%で
    ある特許請求の範囲第7項記載の組成物。 9、前記カーボネート樹脂が芳香族ポリカーボネート樹
    脂である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 10、前記ポリカーボネート樹脂が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′のそれぞれは一価の炭化水素基、
    一価の炭化水素オキシ基およびハロゲン原子の中から独
    立に選ばれた1員、Wは二価の炭化水素基、−O−、−
    S−、−S−S−、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化
    学式、表等があります▼の中から選ばれた1員、nおよ
    びn′のそれぞれは0〜4の値を有する整数の中から独
    立に選ばれた整数、そしてbは0または1である)で表
    わされる少なくとも1個の反復構造単位を含有する特許
    請求の範囲第9項記載の組成物。 11、bが1である特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。 12、Wが二価の炭化水素基の中から選ばれる特許請求
    の範囲第11項記載の組成物。 13、前記エチレン−プロピレン−ジエンターポリマー
    のグラフト誘導体がビニル性炭素原子に結合したフェニ
    ル基、カルボニル基またはシアノ基を有するモノエチレ
    ン性不飽和単量体の単独重合体または共重合体をグラフ
    トしたエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体で
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 14、前記グラフト誘導体がエチレン−プロピレン−非
    共役ジェッターポリマーに対するスチレンニアクリロニ
    トリルのグラフト重合体である特許請求の範囲第13項
    記載の組成物。 15、前記エチレン−プロピレン−非共役ジェッターポ
    リマーがエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−
    ノルボルネンターポリマーである特許請求の範囲第14
    項記載の組成物。 16、前記成分(ii)がエチレン−プロピレン−5−
    エチリデン−2−ノルボルネンターポリマーである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 17、前記グラフト誘導体がエチレン−プロピレン−5
    −エチリデン−2−ノルボルネンターポリマーに対する
    スチレン−アクリロニトリルのグラフト重合体である特
    許請求の範囲第16項記載の組成物。 18、前記カーボネート樹脂が芳香族ポリカーボネート
    樹脂である特許請求の範囲第17項記載の組成物。 19、前記ポリカーボネート樹脂がビスフェノールAと
    ホスゲンとの反応生成物から成る特許請求の範囲第18
    項記載の組成物。 20、少なくとも1種の難燃剤を難燃性付与のために有
    効な量で追加含有する特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 21、前記カーボネート樹脂がコポリエステル−カーボ
    ネート樹脂である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 22、前記コポリエステル−カーボネート樹脂が約25
    〜約90(モル)%のエステル結合を含有する特許請求
    の範囲第21項記載の組成物。 23、前記コポリエステル−カーボネート樹脂が少なく
    とも1種の二価フェノール類、カーボネート前駆物質お
    よび少なくとも1種のエステル前駆物質の反応生成物か
    ら成る特許請求の範囲第22項記載の組成物。 24、前記エステル前駆物質が二官能性の芳香族カルボ
    ン酸およびそれらのエステル生成可能な反応性誘導体の
    中から選ばれる特許請求の範囲第23項記載の組成物。 25、前記エステル前駆物質がイソフタル酸、テレフタ
    ル酸およびそれらの混合物、並びにそれらのエステル生
    成可能な反応性誘導体の中から選ばれる特許請求の範囲
    第24項記載の組成物。 26、前記カーボネート前駆物質が二塩化イソフタロイ
    ル、二塩化テレフタロイルおよびそれらの混合物の中か
    ら選ばれる特許請求の範囲第25項記載の組成物。 27、前記エチレン−プロピレン−ジエンターポリマー
    のグラフト誘導体がビニル性炭素原子に結合したフェニ
    ル基、カルボニル基またはシアノ基を有するモノエチレ
    ン性不飽和単量体の単独重合体または共重合体をグラフ
    トしたエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体で
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 28、前記グラフト誘導体がエチレン−プロピレン−非
    共役ジェッターポリマーに対するスチレン−アクリロニ
    トリルのグラフト重合体である特許請求の範囲第27項
    記載の組成物。 29、前記エチレン−プロピレン−非共役ジェッターポ
    リマーがエチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−
    ノルボルネンターポリマーである特許請求の範囲第28
    項記載の組成物。 30、前記成分(ii)がエチレン−プロピレン−5−
    エチリデン−2−ノルボルネンターポリマーである特許
    請求の範囲第29項記載の組成物。
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