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JPS62176824A - フツ素樹脂からなるシ−ル部材の製造方法 - Google Patents

フツ素樹脂からなるシ−ル部材の製造方法

Info

Publication number
JPS62176824A
JPS62176824A JP61019257A JP1925786A JPS62176824A JP S62176824 A JPS62176824 A JP S62176824A JP 61019257 A JP61019257 A JP 61019257A JP 1925786 A JP1925786 A JP 1925786A JP S62176824 A JPS62176824 A JP S62176824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
resin sheet
shaped
force
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61019257A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shibata
誠 柴田
Shogo Muramatsu
村松 省吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Kogyo Co Ltd filed Critical Taiho Kogyo Co Ltd
Priority to JP61019257A priority Critical patent/JPS62176824A/ja
Publication of JPS62176824A publication Critical patent/JPS62176824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)等の低摩
擦性フッ素樹脂からなるシール部材の製造方法に関する
「従来技術およびその問題点」 四フッ化エチレン樹脂は、デュポン社の商品名テフロン
により、低摩擦性の樹脂材料としで広く知られ、各種の
用途に用いられている。本発明の対象とする相対摺動す
る部材間のシール部材としては、従来例えば、全体が環
状で断面がコ字状のシール部材と、これを拡開するばね
部材とを組み合わせ、これを相対摺動する一対の部材間
の摺動面の一方に形成した環状溝内に挿入してシール部
材を他方の摺動面に弾接させることか行なわれでいる。
このシール機構は、例えばOリング単独によるシール機
構に比し、摩擦抵抗か小ざく、かつ0リングのように部
材の相対摺動によってねしれることかないため、長期に
渡り安定した優れたシール性能を得ることかできる。
ところがフッ素樹脂は、融点以上での粘度が高いため射
出成形に適古ない。また粉体78直接加圧焼成して精工
な形状に加工しようとしても精度が出ないため、従来は
粉体をまず適当な大きざのブロック状に加圧焼成し、こ
れに機械加工による後加工を施しで所定の形状としてい
た。しかしこのような加工は、はとんど手作りといっで
よく、多数のシールすべき摺動部があるポンプ、コンプ
レッサ等の大量生産される機械に用いることはコスト面
から到底できなかった。
「発明の目的」 本発明は、このようなフッ素樹脂を用いたシール部材を
安価に所定の形状に形成できる製造方法を提案すること
を目的とする。
「発明の概要」 本発明は、従来のフッ素樹脂の成形方法が、主に粉体の
加圧焼成によっており、ざらに精度を要する場合には焼
成後の機械加工が不可欠であるとされでいたのを再検討
した結果なされたもので、環状のシール部材の場合には
、粉体の加圧焼成工程を含む加工によって、まず平板状
で環状の樹脂シートを作成し、これを熱間成形すること
で十分な精度のシール部材を形成できるとの結論に達し
て完成されたものである。すなわち本発明のシール部材
の製造方法は、まずフッ素樹脂の粉体を加圧焼成して平
板状で環状の樹脂シートを形成し、次にこの樹脂シート
を熱開成形によって所要形状に加工することを特徴とす
るものである。
「発明の実施例」 以下図面に基づいて本発明を説明する。第1図は本発明
によるシール部材の製造工程例を示すもので、四フッ化
エチレン樹脂等のシール素材は、最初粉体1として供給
される。この粉体1は、加熱焼成型2内に挿入され、加
熱加圧されて、環状の樹脂シート10となる。この樹脂
シート10の精度はそれ程要求されず、従来の加圧焼成
による加工法で十分である。ざらに粉体を加熱加圧して
中空丸棒を成形し、これをスライスして円板状の樹脂シ
ート10を得てもよい。
この樹脂シート10に対し、本発明は、次に加熱型によ
って熱間加工を施し、所要形状のシール部材を得る。こ
の熱間加工は、全体が環状で断面がコ字状のシール部材
11(第2図)を得るために、−成熱間加工工程と二次
熱間加工工程の二段階に分けで行なわれる。
一次熱間加工工程は、中央の円盤状の下型3と、この下
型3の外側に昇降する環状の上型4によってなされる。
5は下型3および上型4内に挿入したヒータで、樹脂シ
ート10を熱塑性変形が可能な程度に軟化させる。上型
4の内面には、下型3上面との間に樹脂シート]018
挟んで、摺動部材との摺接部(ランド部)Lに油溝Gを
作る凹凸4aが形成されている。
この−成熱間加工工程によって、一段だけほぼ直角に曲
げられた一次加工樹脂シート10°は、二次熱間加工工
程によって、二段に直角に曲げられ、断面口字状となる
。この二次熱間加工工程は、−次加工樹脂シート10°
が挿入される環状溝6aを有する下型6と、この環状溝
6a内に昇降する環状の上型7と、中子8とによって行
なわれる。すなわち−次加工樹脂シート10°は、−次
工程によって形成されたランドしく油溝G)’Fr下に
向けて環状溝6a内に挿入され、この−次加工樹脂シー
ト10’のランド部りの上に中子8を載せた俊、上型7
を環状溝6a内に下降させると、−次加工樹脂シート1
0’ にもう一方の直角曲折部が形成され、断面コ字状
となる。5はヒータであって、前述のヒータ5と同様、
−次加工樹脂シート10’に上記塑性変形を与えること
ができる程度にこれを加熱する。またこの熱間成形は、
最終的に取り出されるシール部材11に、スプリングバ
ックを生じさせることなく、以上の各型の形状を正確に
移すことができるように条件を設定する。このような熱
間加工は十分可能であり、以上の工程によって形成され
たシール部材11は、特別な少加工を施さなくとも、シ
ール部材としての十分な精度を苔する。
以上のシール部材11は、例えば第2図のように○リン
グ]2と組合わされて使用される。すなわち、0ワング
12は、シール部材11のコ字状の空間内に嵌められ、
そのランド部L%外方に付勢しでいる。相対摺動する部
材A、Bのうち、例えば固定側の部材Bの摺動面には、
環状溝Mが形成され、この環状溝Mにこのシール部材1
1と0リング12と組合せシール体が挿入され、ランド
部しか移動側部材Aの摺接面に摺接する。ランド部りと
反対側の逆うンド部日は、環状溝Mの底部に接する。ラ
ンド部りは0リング12による拡開弾牲力によって、こ
の摺接面に土着し、シール性を発揮する。ランド部りを
含むシール部材11は、低摩擦性であり、○リング12
が直接部材AまたはB k:接触することがないため、
○リング12がねしれたりするおそれなく、低摩擦のシ
ール特性を得ることができる。
このシール部材11は、コ字状部の内側、つまりそのラ
ンド部りと逆うンド部日が開いた側を高圧側とし、外側
を低圧側としで使用する。圧力がシール部材11の口字
状部内に及ぶため、この圧力でランド部りおよび逆うン
ド部RIFr部材AおよびBに弾接させることかできる
がらである。またその側面Sは、環状溝Mの一側に当接
させ、部材A、Bの相対運動中のシール部材11のずれ
を防止する。ざらにランドF$Lに形成した油溝Gは、
油溜りとしてラビリング効果を発揮し、耐摩耗注を向上
させるのみならず、ラント部りと部材Aの接触面圧を上
げで、シール性をよつ確実にする作用をする。
第3図は本発明によるシール部材11の別の実施例を示
すもので、シール部材11を、部材Aに接触するランド
部りと、環状溝Mの一側に接する側面Sのみを有する断
面り字状に形成している。
このようなシール部材11は、第1図に示した加工工程
のうち、二次熱間加工を省略することによって得ること
ができるから、製造工程はざらに単純である。
本発明は、このようにシール部材11の形状を問わない
、平板状で環状の樹脂シートを粉体の加圧焼成により形
成してから、これを熱間加工して所要形状に形成する場
合をすべて含む、また以上は四フッ化エチレン樹脂を例
に本発明を説明したものであるが、本発明は低摩擦性で
、融点以上での粘度か射出成形に適さない程高い、ET
FE、  PFA等のフッ素樹脂について適用できる。
「発明の効果」 以上のように本発明は、射出成形ができない低摩擦性の
フッ素樹脂を、粉体の環状の樹脂シートへの加熱焼成と
、焼成後の熱間成形とによって成形するようにしたから
、従来のような機械加工を要することなく、十分な精度
のシール部材を製造することができる。よって低コスト
で、シール効果、低摩擦性、潤滑性に優れたシール部材
の適用の可能性を広げ、シールを要する装置全体の性能
をコストアップを招くことなく向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシール部材の製造装置の工程例を
示す工程図、第2図は第1図の工程にしたかっで形成し
たシール部材の使用例を示す断面図、藁3図は同異なる
シール部材の使用例を示す断面図である。 1・・・粉体、10・・・環状シート、10°・・・−
次加工樹脂シート、11・・・シール部材、12・・・
○リング、A、B・・・相対摺動部材、G・・・油溝、
L・・・ランド部、R・・・逆ランド部、M・・・環状
溝、S・・・側面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フッ素樹脂の粉体の加圧焼成工程を含む加工によ
    って、平板状で環状の樹脂シートを形成し、次にこの樹
    脂シートを熱間成形によって所要形状に加工することを
    特徴とするフッ素樹脂からなるシール部材の製造方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、樹脂シートは、
    全体が環状で断面がコ字状またはL字状のシール部材に
    熱間成形され、このシール部材は、相対摺動する部材の
    摺動面に形成された環状溝に、Oリングとともに挿入さ
    れ、このOリングの弾性によりそのランド部が相対摺動
    する部材に弾接されるシール部材の製造方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、フ
    ッ素樹脂は四フッ化エチレン樹脂であるシール部材の製
    造方法。
JP61019257A 1986-01-31 1986-01-31 フツ素樹脂からなるシ−ル部材の製造方法 Pending JPS62176824A (ja)

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JP61019257A JPS62176824A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 フツ素樹脂からなるシ−ル部材の製造方法

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JP61019257A JPS62176824A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 フツ素樹脂からなるシ−ル部材の製造方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007040893A1 (de) * 2007-08-24 2009-02-26 Elringklinger Ag Herstellung von Kunststoff-Formteilen durch Umformung
CN101791862A (zh) * 2010-02-26 2010-08-04 张国栋 塑木型材的二次成型加工方法
JP2012047260A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Mitsubishi Cable Ind Ltd 平面シール構造
US20120261782A1 (en) * 2009-12-22 2012-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device and method of producing the same

Cited By (5)

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