JPS6216159A - シヤトル型ラインプリンタ装置 - Google Patents
シヤトル型ラインプリンタ装置Info
- Publication number
- JPS6216159A JPS6216159A JP15660185A JP15660185A JPS6216159A JP S6216159 A JPS6216159 A JP S6216159A JP 15660185 A JP15660185 A JP 15660185A JP 15660185 A JP15660185 A JP 15660185A JP S6216159 A JPS6216159 A JP S6216159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- flat
- hammer bank
- flat coil
- constant speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/001—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
- B41J25/006—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for oscillating, e.g. page-width print heads provided with counter-balancing means or shock absorbers
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明のシャトル型ラインプリンタ装置は、ハンマバン
クを駆動する可動コイルをフラット型に形成することで
複数個の可動コイル型リニアモータが設置できるように
し、さらに方向転換用可動コイルと定速制御用(印字領
域用)可動コイルとを分離することによって、ハンマバ
ンクの揺動制御の簡素化とパワーアンプ部のトランジス
タに対する負荷の軽減化とを実現させたものである。
クを駆動する可動コイルをフラット型に形成することで
複数個の可動コイル型リニアモータが設置できるように
し、さらに方向転換用可動コイルと定速制御用(印字領
域用)可動コイルとを分離することによって、ハンマバ
ンクの揺動制御の簡素化とパワーアンプ部のトランジス
タに対する負荷の軽減化とを実現させたものである。
本発明はシャトル型ラインプリンタ装置の改良に係り、
特にハンマバンク駆動方式の合理化に関する。
特にハンマバンク駆動方式の合理化に関する。
可動コイル型リニアモータをハンマバンクの揺動駆動源
とするシャトル型ラインプリンタ装置は、磁場内を通過
する可動コイルの有効長さが一定であれば可動コイルに
働(推力は該コイルに流す電流の大きさに比例するとい
う可動コイル型リニアモータの性質から速度制御の比較
的容易なプリンタとして検討されている。
とするシャトル型ラインプリンタ装置は、磁場内を通過
する可動コイルの有効長さが一定であれば可動コイルに
働(推力は該コイルに流す電流の大きさに比例するとい
う可動コイル型リニアモータの性質から速度制御の比較
的容易なプリンタとして検討されている。
第8図は一般的な可動コイル型リニアモータをハンマバ
ンクの駆動源とした従来の一ヤトル型ラインプリンタ装
置の構造を示す斜視図である。
ンクの駆動源とした従来の一ヤトル型ラインプリンタ装
置の構造を示す斜視図である。
該装置は複数個の印字ヘッド1を備えたハンマバンク2
が、可動コイル型リニアモータ5を揺動駆動源として案
内機構3上を矢印A−A’方向に揺動しながらプラテン
9上の印字用紙4に印字を行う構成になっている。
が、可動コイル型リニアモータ5を揺動駆動源として案
内機構3上を矢印A−A’方向に揺動しながらプラテン
9上の印字用紙4に印字を行う構成になっている。
可動コイル型リニアモータ5に対する通電制御はハンマ
バンク2の位置を検出する位置センサ7からの信号に基
づいて行われる。
バンク2の位置を検出する位置センサ7からの信号に基
づいて行われる。
ここで用いる可動コイル型リニアモータ5は、推力の発
生要素である固定側磁気回路5bと可動コイル5aとの
対向部分の軸方向の長さをなるべく多く確保するため円
筒型に形成されている。
生要素である固定側磁気回路5bと可動コイル5aとの
対向部分の軸方向の長さをなるべく多く確保するため円
筒型に形成されている。
ところが上記可動コイル型リニアモータ5は、ハンマバ
ンク2を印字に適した条件、即ち方向転換時は等加速度
で、また印字領域は等速度で駆動させる必要上、ハンマ
バンク2の揺動ストロークの全域にわたって可動コイル
に通電できる機能を備えていなければならない。
ンク2を印字に適した条件、即ち方向転換時は等加速度
で、また印字領域は等速度で駆動させる必要上、ハンマ
バンク2の揺動ストロークの全域にわたって可動コイル
に通電できる機能を備えていなければならない。
このため揺動ストロークが長くなるに従って可動コイル
5aを巻きつける薄肉の円筒ボビン5c (ボビンが厚
肉になると可動コイルと固定側磁気回路との距離間隔が
大きくなり駆動力が低下する)の軸方向長さも当然長く
なるため、加工が困難となり保守も容易ではない。
5aを巻きつける薄肉の円筒ボビン5c (ボビンが厚
肉になると可動コイルと固定側磁気回路との距離間隔が
大きくなり駆動力が低下する)の軸方向長さも当然長く
なるため、加工が困難となり保守も容易ではない。
また一つのりニアモータ5に対してそれぞれ逆方向の方
向転換および速度制御用通電を順次繰り返すため通電制
御が複雑化する。
向転換および速度制御用通電を順次繰り返すため通電制
御が複雑化する。
さらに制御信号により通電方向を瞬時に変えることはモ
ータのパワーアンプ部のトランジスタに過負荷を強いる
ことになり、トランジスタを破壊する原因となる。
ータのパワーアンプ部のトランジスタに過負荷を強いる
ことになり、トランジスタを破壊する原因となる。
本発明は上記の問題点が解決された高能率なシャトル型
ラインプリンタ装置を提供せんとするものである。
ラインプリンタ装置を提供せんとするものである。
上記問題点は、フラット可動コイル型リニアモータを構
成する偏平型のフラットコイルが、ハンマバンクの方向
転換領域のみ通電される方向転換用フラットコイル群と
、定速制御領域即ち印字領域区間のみ通電される定速制
御用フラットコイル群とに分かれ、該各コイル群がそれ
ぞれの励磁系によって駆動されるよう構成されてなるシ
ャトル型ラインプリンタ装置によって解決される。
成する偏平型のフラットコイルが、ハンマバンクの方向
転換領域のみ通電される方向転換用フラットコイル群と
、定速制御領域即ち印字領域区間のみ通電される定速制
御用フラットコイル群とに分かれ、該各コイル群がそれ
ぞれの励磁系によって駆動されるよう構成されてなるシ
ャトル型ラインプリンタ装置によって解決される。
本発明のプリンタは、複数の偏平型可動コイルつまりフ
ラットコイルを備えたりニアモータによってハンマバン
クが駆動され、且つ該フラットコイルが方向転換用と定
速制御用とに分れてそれぞれ別個の励磁回路を所有して
いる。
ラットコイルを備えたりニアモータによってハンマバン
クが駆動され、且つ該フラットコイルが方向転換用と定
速制御用とに分れてそれぞれ別個の励磁回路を所有して
いる。
このため各用途に適した電力の供給が可能となり、ハン
マバンクの方向転換時における過負荷も軽減される。
マバンクの方向転換時における過負荷も軽減される。
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図である。
ハンマバンク2の揺動源となるフラット可動コイル型リ
ニアモータ100は、ハンマバンク2の下部に配設され
、可動側となるフラットコイル109が該ハンマバンク
2に取り付けられている。
ニアモータ100は、ハンマバンク2の下部に配設され
、可動側となるフラットコイル109が該ハンマバンク
2に取り付けられている。
運転時のハンマバンク2は揺動用エツジ信号およびリニ
アエンコーダによる位置信号等に基づいて設定された揺
動仕様によって直進往復運動を繰り返す。なお該ハンマ
バンク2はシャトル台300の両端部に配設された案内
機構3によって支持され揺動運動を行う。
アエンコーダによる位置信号等に基づいて設定された揺
動仕様によって直進往復運動を繰り返す。なお該ハンマ
バンク2はシャトル台300の両端部に配設された案内
機構3によって支持され揺動運動を行う。
またフラット可動コイル型リニアモータ100はヨーク
110と永久磁石105とフラットコイル109とによ
って構成されている。
110と永久磁石105とフラットコイル109とによ
って構成されている。
一般に可動コイル型リニアモータは、コイルへの通電方
向が一定ならばギャップを通過する磁束の流れ方向によ
って発生する電磁力の向きが異なるため、これを利用し
てハンマバンク2の方向転換時のコイルへの通電方向を
一定として磁束の向きが相対的に変化するように磁石お
よびコイルを配置する。
向が一定ならばギャップを通過する磁束の流れ方向によ
って発生する電磁力の向きが異なるため、これを利用し
てハンマバンク2の方向転換時のコイルへの通電方向を
一定として磁束の向きが相対的に変化するように磁石お
よびコイルを配置する。
ところがハンマバンク2の定速領域ではフラ・ノドコイ
ル109が同じ磁場を往復せねばならず、そのため該コ
イル109は磁束の向きが同じ領域において、その状況
によりそれぞれ逆向きの電磁力を受けなくてはならない
。このためハンマバンク2の定速領域(印字領域)では
フラントコイル109はその揺動方向に応じて通電方向
を変えなくてはならない。
ル109が同じ磁場を往復せねばならず、そのため該コ
イル109は磁束の向きが同じ領域において、その状況
によりそれぞれ逆向きの電磁力を受けなくてはならない
。このためハンマバンク2の定速領域(印字領域)では
フラントコイル109はその揺動方向に応じて通電方向
を変えなくてはならない。
そこで本発明ではハンマバンク2を駆動するフラットコ
イル109aと109bの励磁回路を分離し、定速制御
用フラットコイル109aは第1励磁回路10で、方向
転換用フラットコイル109bは第2励磁回路20で動
作させるハンマバンク駆動励磁回路分離方式を導入し、
且つこれと並行して各フラットコイル用パワーアンプ部
のトランジスタ接続をそれぞれバイポーラ方式とユニポ
ーラ方式とすることによって上記の問題点を解決してい
る。
イル109aと109bの励磁回路を分離し、定速制御
用フラットコイル109aは第1励磁回路10で、方向
転換用フラットコイル109bは第2励磁回路20で動
作させるハンマバンク駆動励磁回路分離方式を導入し、
且つこれと並行して各フラットコイル用パワーアンプ部
のトランジスタ接続をそれぞれバイポーラ方式とユニポ
ーラ方式とすることによって上記の問題点を解決してい
る。
トランジスタ接続をユニポーラ方式とする方向転換用コ
イルは、方向転換用エツジ信号により常に一方向の通電
を一定時間受けて電磁力を発生させる。
イルは、方向転換用エツジ信号により常に一方向の通電
を一定時間受けて電磁力を発生させる。
第2図は本発明に用いるフラット可動コイル型リニアモ
ータの構成図であって、(a)は平面図、(blは側断
面図をそれぞれ示す。
ータの構成図であって、(a)は平面図、(blは側断
面図をそれぞれ示す。
なお同図は定速制御用フラットコイル109aおよび方
向転換用フラットコイル109bより成るフラットコイ
ル109が左端方向転換領域にある時の状態を示してい
る。
向転換用フラットコイル109bより成るフラットコイ
ル109が左端方向転換領域にある時の状態を示してい
る。
第2図において105は永久磁石、110はヨークであ
る。
る。
第3図は本発明の動作原理を示す図であって、同図はハ
ンマバンクと連動するフラットコイルの位置と該コイル
への通電の関係を示している。
ンマバンクと連動するフラットコイルの位置と該コイル
への通電の関係を示している。
第3図(alはフラットコイル109が左端方向転換領
域にある場合を示しており、このとき方向転換用フラッ
トコイル109bに通電が行われてフラットコイルと一
体化されたハンマバンク2は向かって右方向に移動を開
始する。
域にある場合を示しており、このとき方向転換用フラッ
トコイル109bに通電が行われてフラットコイルと一
体化されたハンマバンク2は向かって右方向に移動を開
始する。
第3図(blはフラットコイル109が右方向へ移動し
て定速制御領域(印字領域)にある場合を示しており、
このときは定速制御用フラットコイル109aに対し右
方向へ定速移動するような通電を行う。
て定速制御領域(印字領域)にある場合を示しており、
このときは定速制御用フラットコイル109aに対し右
方向へ定速移動するような通電を行う。
第3図(C1はフラットコイル109が前第3図(a)
と反対の位置にある場合を示したもので、該フラットコ
イル109(ハンマバンク2)は右端方向転換領域にあ
る。ここで再び方向転換用フラットコイル109bに第
3図(a)の時と同じ方向の通電を行い、左方向への電
磁力を発生させる。
と反対の位置にある場合を示したもので、該フラットコ
イル109(ハンマバンク2)は右端方向転換領域にあ
る。ここで再び方向転換用フラットコイル109bに第
3図(a)の時と同じ方向の通電を行い、左方向への電
磁力を発生させる。
第3図(dlは第3図(blの場合と同様であるがフラ
ットコイルの移動方向が反対になるため、フラットコイ
ルへの通電方向を第3図(blの場合と逆にする。
ットコイルの移動方向が反対になるため、フラットコイ
ルへの通電方向を第3図(blの場合と逆にする。
このようにしてフラントコイル109つまりハンマバン
ク2は、(a) −(b) −(c) →(d) −(
a)と揺動を繰り返す。
ク2は、(a) −(b) −(c) →(d) −(
a)と揺動を繰り返す。
第4図はフラットコイルと永久磁石の位置関係を示す図
である。
である。
第4図(alはフラットコイル109が最左端に位置し
ている図で、右方向へ方向転換を行うため方向転換用フ
ラットコイル109bに通電が行われている。
ている図で、右方向へ方向転換を行うため方向転換用フ
ラットコイル109bに通電が行われている。
第4図(b)はフラットコイル109が定速領域に達し
た図で、第4図(alの位置から第4図(blの位置に
移るまでの距離が左端方向転換領域となる。
た図で、第4図(alの位置から第4図(blの位置に
移るまでの距離が左端方向転換領域となる。
同様に第4図(C)はフラットコイルが最右端に達して
いる図で、第4図(dlは第4図(C1の状態を経てフ
ラットコイルが定速領域に達した図を示す。
いる図で、第4図(dlは第4図(C1の状態を経てフ
ラットコイルが定速領域に達した図を示す。
次の第5図はフラットコイルに流す電流曲線を示す図で
ある。
ある。
第5図(alは上記フラットコイルと一体となって揺動
するハンマバンクの速度曲線とその方向転換領域および
定速制御領域を示した図である。
するハンマバンクの速度曲線とその方向転換領域および
定速制御領域を示した図である。
第5図fblは方向転換用フラットコイルの電流曲線を
示し、第5図(C)は定速制御用フラットコイルの電流
曲線を示す。
示し、第5図(C)は定速制御用フラットコイルの電流
曲線を示す。
第5図(a)の左端方向転換域にハンマバンクが到達す
ると、前第3図(a)に示したようにフラットコイル1
09bに通電され、ハンマバンクは右方向へ急加速され
る。
ると、前第3図(a)に示したようにフラットコイル1
09bに通電され、ハンマバンクは右方向へ急加速され
る。
そして右方向定速領域に達すると前第3図(b)に示さ
れたようにフラットコイル109bへの通電が切れ、代
わってフラットコイル109aに通電され、ハンマバン
クは右方向へ定速移動を行う。
れたようにフラットコイル109bへの通電が切れ、代
わってフラットコイル109aに通電され、ハンマバン
クは右方向へ定速移動を行う。
さらに右端方向転換領域に達すると、前第3図(C)に
示したようにフラットコイル109aへの通電が切れ、
代わってフラットコイル109bに通電され、ハンマバ
ンク2は左方向へ急加速される。
示したようにフラットコイル109aへの通電が切れ、
代わってフラットコイル109bに通電され、ハンマバ
ンク2は左方向へ急加速される。
ここで第3図(alと第3図(blとを比べると、フラ
ットコイル109bに対するギャップ磁束の流れ方向が
丁度逆になっているので、フラットコイルへの通電方向
は一定であっても発生する電磁力は逆向きとなる。
ットコイル109bに対するギャップ磁束の流れ方向が
丁度逆になっているので、フラットコイルへの通電方向
は一定であっても発生する電磁力は逆向きとなる。
さて上記第3図(C)において左方向へ急加速されたハ
ンマバンクは左方向定速領域に達し、前第3図(d)に
示すようにフラットコイル109aにのみ通電されるた
め左方向に定速移動する。
ンマバンクは左方向定速領域に達し、前第3図(d)に
示すようにフラットコイル109aにのみ通電されるた
め左方向に定速移動する。
ここで第3図(b)と第3図(d)とを比較すると明ら
かな如く、同じ磁場を通過するフラントコイルがその状
況に応じて左右両方向の電磁力を発生させねばならない
ためハンマバンクの移動方向に従いフラットコイルへの
通電方向を変えなくてはならない。
かな如く、同じ磁場を通過するフラントコイルがその状
況に応じて左右両方向の電磁力を発生させねばならない
ためハンマバンクの移動方向に従いフラットコイルへの
通電方向を変えなくてはならない。
従ってハンマバンクの定速領域ではフラットコイルへの
通電用パワーアンプ部のトランジスタ接続をバイポーラ
接続にしなくてはならないが、方向転換用フラットコイ
ルのパワーアンプ部のトランジスタ接続は構造と制御が
容易なユニポーラ接続で良い。
通電用パワーアンプ部のトランジスタ接続をバイポーラ
接続にしなくてはならないが、方向転換用フラットコイ
ルのパワーアンプ部のトランジスタ接続は構造と制御が
容易なユニポーラ接続で良い。
また一般にシャトル型ラインプリンタ装置のハンマバン
クを揺動させる場合、所要推力は方向転換時に最大とな
り、可動コイル型リニアモータを駆動源とした場合、定
速制御時は方向転換時の5分の1以下の推力で済む。
クを揺動させる場合、所要推力は方向転換時に最大とな
り、可動コイル型リニアモータを駆動源とした場合、定
速制御時は方向転換時の5分の1以下の推力で済む。
そのため方向転換用と定速制御用の励磁系統を一つにす
るよりも、両者の駆動仕様に応じた二つの励磁系統を備
えることで大幅な消費電力の低減が可能となる。
るよりも、両者の駆動仕様に応じた二つの励磁系統を備
えることで大幅な消費電力の低減が可能となる。
第6図は本発明の他の実施例を示す図である。
同図に示す如く、本実施例の場合は方向転換時も定速制
御用フラットコイル109aに対する通電が行われるよ
うになっている。このため方向転換中であっても定速制
御用フラットコイル109aが磁場中にあれば、該コイ
ル109aは通電により電磁力を発生するので総合的な
推力が増大することになるわけである。
御用フラットコイル109aに対する通電が行われるよ
うになっている。このため方向転換中であっても定速制
御用フラットコイル109aが磁場中にあれば、該コイ
ル109aは通電により電磁力を発生するので総合的な
推力が増大することになるわけである。
これは印字ハンマの高密度実装等によるハンマバンク2
の重量の増加や、印字速度の高速化に伴って方向転換時
の所要推力が増加して行くことへの対策として有効であ
る。
の重量の増加や、印字速度の高速化に伴って方向転換時
の所要推力が増加して行くことへの対策として有効であ
る。
以下その動作を説明する。
■方向転換時の通電信号によって第6図(a)に示すよ
うに定速制御用フラットコイル109aと方向転換用フ
ラットコイル109bの双方に通電され、発生した電磁
力によりハンマバンクの方向転換が行われる。
うに定速制御用フラットコイル109aと方向転換用フ
ラットコイル109bの双方に通電され、発生した電磁
力によりハンマバンクの方向転換が行われる。
■その後同図(blのようにフラットコイル109aに
のみ定速制御通電を行って、ハンマバンクを右端側へ移
動させる。
のみ定速制御通電を行って、ハンマバンクを右端側へ移
動させる。
■フラットコイルが右端方向転換領域に到達すると第6
図(C)のようにフラットコイル109a、 109b
に通電してハンマバンクの方向を転換させる。
図(C)のようにフラットコイル109a、 109b
に通電してハンマバンクの方向を転換させる。
第7図は第6図の電流曲線を示す図である。
第7図(a)はフラットコイルの速度曲線と方向転換領
域および定速領域を、 第7図(blは方向転換用フラットコイルの電流曲線を
、 第7図(C)は定速制御用と方向転換用とに併用される
フラットコイルの電流曲線をそれぞれ示している。
域および定速領域を、 第7図(blは方向転換用フラットコイルの電流曲線を
、 第7図(C)は定速制御用と方向転換用とに併用される
フラットコイルの電流曲線をそれぞれ示している。
以上詳細に説明したように本発明のシャトル型ラインプ
リンタ装置は、ハンマバンクの方向転換時の励磁系と定
速移動時の励磁系とがそれぞれ分離されているため装置
の消費電力が節減でき、且つパワーアンプ部のトランジ
スタに対する負荷が著しく軽減されるといった効果大な
るものである。
リンタ装置は、ハンマバンクの方向転換時の励磁系と定
速移動時の励磁系とがそれぞれ分離されているため装置
の消費電力が節減でき、且つパワーアンプ部のトランジ
スタに対する負荷が著しく軽減されるといった効果大な
るものである。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明に用いるフラット可動コイル型リニアモータの構成図
、 第3図は本発明の動作原理図、 第4図はフラントコイルと永久磁石の位置関係を示す図
、 第5図はフラントコイルに流す電流曲線を示す図、 第6図は本発明の他の実施例を示す図、第7図は第6図
の電流曲線を示す図、 第8図は従来のシャトル型ラインプリンタ装置の構造を
示す斜視図である。 図中、1は印字ヘッド、2はハンマバンク、3は案内機
構、4は争字用紙、5は可動コイル型リニアモータ、7
は位置センサ、9はプラテン、 10は第1励磁回路、
20は第2励磁回路、100はフラット可動コイル型リ
ニアモータ、105は永久磁石、109は定速制御用フ
ラットコイル109aと方向転換用フラットコイル10
9bとで構成されたフラットコイル、110はヨーク、
300はシャトル台をそれぞ9
コ t3 D 0℃ 0 ハ U ℃ 9り () J)す
明に用いるフラット可動コイル型リニアモータの構成図
、 第3図は本発明の動作原理図、 第4図はフラントコイルと永久磁石の位置関係を示す図
、 第5図はフラントコイルに流す電流曲線を示す図、 第6図は本発明の他の実施例を示す図、第7図は第6図
の電流曲線を示す図、 第8図は従来のシャトル型ラインプリンタ装置の構造を
示す斜視図である。 図中、1は印字ヘッド、2はハンマバンク、3は案内機
構、4は争字用紙、5は可動コイル型リニアモータ、7
は位置センサ、9はプラテン、 10は第1励磁回路、
20は第2励磁回路、100はフラット可動コイル型リ
ニアモータ、105は永久磁石、109は定速制御用フ
ラットコイル109aと方向転換用フラットコイル10
9bとで構成されたフラットコイル、110はヨーク、
300はシャトル台をそれぞ9
コ t3 D 0℃ 0 ハ U ℃ 9り () J)す
Claims (1)
- 複数のフラットコイルを備えたフラット可動コイル型リ
ニアモータ100を揺動駆動源とするシャトル型ライン
プリンタの装置構成において、該フラットコイル109
が、ハンマバンク2の方向転換領域のみ通電される方向
転換用フラットコイル109bと、等速制御領域のみ通
電される定速制御用フラットコイル109aとに分かれ
、該各コイル群109aおよび109bが、それぞれ別
個の励磁系10および20によって駆動されるよう構成
されてなることを特徴とするシャトル型ラインプリンタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15660185A JPH0655515B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シヤトル型ラインプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15660185A JPH0655515B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シヤトル型ラインプリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216159A true JPS6216159A (ja) | 1987-01-24 |
JPH0655515B2 JPH0655515B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=15631311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15660185A Expired - Lifetime JPH0655515B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シヤトル型ラインプリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655515B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0509533A2 (en) * | 1991-04-16 | 1992-10-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | Linear DC motor driving device |
US5338121A (en) * | 1992-07-24 | 1994-08-16 | Fujitsu Limited | Shuttle apparatus for printer |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15660185A patent/JPH0655515B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0509533A2 (en) * | 1991-04-16 | 1992-10-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | Linear DC motor driving device |
US5270631A (en) * | 1991-04-16 | 1993-12-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | Linear DC motor driving device |
US5338121A (en) * | 1992-07-24 | 1994-08-16 | Fujitsu Limited | Shuttle apparatus for printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655515B2 (ja) | 1994-07-27 |
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