JPS6214615Y2 - - Google Patents
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- JPS6214615Y2 JPS6214615Y2 JP1981024703U JP2470381U JPS6214615Y2 JP S6214615 Y2 JPS6214615 Y2 JP S6214615Y2 JP 1981024703 U JP1981024703 U JP 1981024703U JP 2470381 U JP2470381 U JP 2470381U JP S6214615 Y2 JPS6214615 Y2 JP S6214615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable contact
- contact piece
- auxiliary body
- piece
- movable
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は可動接片のばね性を補強するばねを
有するジヤツクに関するものである。
有するジヤツクに関するものである。
本体に対するプラグの挿脱によつて可動接片の
可動部が偏位駆動されるジヤツクにおいて、可動
接片のばね性を補強するために補強ばねが具備さ
れた構造のものがある。第1図にその構成を示す
のは、従来使用されているこの種の補強ばねを具
備するジヤツクであり、図において1は断面が方
形の筒、つまり直方体の匣体を示し、例えば合成
樹脂材のモールド製品として作られる。匣体1の
一端は前面板2で一体に塞がれ、前面板2にはそ
の中心の廻りに中心孔3が形成されこの中心孔3
には、プラグが挿通される金属筒4が取付けられ
る。即ち金属筒4の一部が中心孔3に挿入され、
その内端部が外側に押し広げられてかしめ付けら
れ、これと同時に前面板2の表側に配されたアー
ス板5が金属筒4と前面板2とにより挾持され
る。そのアース板5にはアース端子6が延長され
ている。
可動部が偏位駆動されるジヤツクにおいて、可動
接片のばね性を補強するために補強ばねが具備さ
れた構造のものがある。第1図にその構成を示す
のは、従来使用されているこの種の補強ばねを具
備するジヤツクであり、図において1は断面が方
形の筒、つまり直方体の匣体を示し、例えば合成
樹脂材のモールド製品として作られる。匣体1の
一端は前面板2で一体に塞がれ、前面板2にはそ
の中心の廻りに中心孔3が形成されこの中心孔3
には、プラグが挿通される金属筒4が取付けられ
る。即ち金属筒4の一部が中心孔3に挿入され、
その内端部が外側に押し広げられてかしめ付けら
れ、これと同時に前面板2の表側に配されたアー
ス板5が金属筒4と前面板2とにより挾持され
る。そのアース板5にはアース端子6が延長され
ている。
匣体1内において略々U字状に折曲げられた可
動接片7が配設される。可動接片7の一方の脚部
は例えば匣体1の底板8に沿つて、必要に応じて
これと接触して配され、また匣体1の両側板9及
び10の対向する部分に形成された案内溝11,
12にその接片7の両側縁13及び14が案内挿
通される構造のものとされている。可動接片7の
他方の脚部と、底板8と反対側即ち上板15側に
おいて弾性的に接触した固定接点16が設けられ
る。固定接点16は例えば金属板がL字状に折曲
げられ、その一端が、匣体1の側板9の後方端部
に形成された案内溝17に挿通され、折曲げ位置
において側板10に形成された切溝18に挿通さ
れ、溝17,18間にわたつて固定接点16が匣
体1に保持され、外部に導出された固定接点16
の端部は側板10の外側面において直角に折曲げ
られて端子19とされる。可動接片7の両脚部間
の底板8上の位置においてコイルばね20が介在
されて可動接片7の両脚部が互に相離れて開くよ
うに偏倚される。
動接片7が配設される。可動接片7の一方の脚部
は例えば匣体1の底板8に沿つて、必要に応じて
これと接触して配され、また匣体1の両側板9及
び10の対向する部分に形成された案内溝11,
12にその接片7の両側縁13及び14が案内挿
通される構造のものとされている。可動接片7の
他方の脚部と、底板8と反対側即ち上板15側に
おいて弾性的に接触した固定接点16が設けられ
る。固定接点16は例えば金属板がL字状に折曲
げられ、その一端が、匣体1の側板9の後方端部
に形成された案内溝17に挿通され、折曲げ位置
において側板10に形成された切溝18に挿通さ
れ、溝17,18間にわたつて固定接点16が匣
体1に保持され、外部に導出された固定接点16
の端部は側板10の外側面において直角に折曲げ
られて端子19とされる。可動接片7の両脚部間
の底板8上の位置においてコイルばね20が介在
されて可動接片7の両脚部が互に相離れて開くよ
うに偏倚される。
底板8の固定接点16にほゞ対向する位置にお
いて可動接片7を匣体1に保持する止め具23が
取付けられ、この止め具23にはコイルばね20
の一端部を位置決めする手段が設けられる。第1
図乃至第3図に示した実施例においては止め具2
3は、可動接片7が対接されている匣体1の底板
8の位置に挿通孔24が形成され、又これと対向
して可動接片7に孔25があけられる。これ等孔
24,25は例えば長方形状とされ、止め具23
は孔24,25と嵌合される。止め具23の内端
部には抜け止め26,27が両側に突出していて
孔25から抜けないようにされている。このよう
にして止め具23は匣体1に嵌合して取付けられ
る。この取付けによつて可動接片7は少なくとも
底板8に沿つてずれることはできず、その位置が
保持される。又この例のように案内溝11,12
に縁部13,14が通される場合は底板8の面を
垂直な方向においても位置決めされて可動接片7
は匣体1に対して動くことができないように固定
される。更にこの止め具23の内端部の中央部に
位置決め用突起28が一体に形成され、この突起
28にコイルばね20の一端部が巻付けられ、つ
まりコイルばね20の端部で構成するリング内に
突起28が挿入されてコイルばね20が位置決め
され、かつこれより外れないようにされる。尚コ
イルばね20の他端部は可動接片7の可動端部よ
り押出された係止部29がそのコイルばね20の
端部のリング内に挿入されて同様に位置決めさ
れ、かつ外れないように構成されている。
いて可動接片7を匣体1に保持する止め具23が
取付けられ、この止め具23にはコイルばね20
の一端部を位置決めする手段が設けられる。第1
図乃至第3図に示した実施例においては止め具2
3は、可動接片7が対接されている匣体1の底板
8の位置に挿通孔24が形成され、又これと対向
して可動接片7に孔25があけられる。これ等孔
24,25は例えば長方形状とされ、止め具23
は孔24,25と嵌合される。止め具23の内端
部には抜け止め26,27が両側に突出していて
孔25から抜けないようにされている。このよう
にして止め具23は匣体1に嵌合して取付けられ
る。この取付けによつて可動接片7は少なくとも
底板8に沿つてずれることはできず、その位置が
保持される。又この例のように案内溝11,12
に縁部13,14が通される場合は底板8の面を
垂直な方向においても位置決めされて可動接片7
は匣体1に対して動くことができないように固定
される。更にこの止め具23の内端部の中央部に
位置決め用突起28が一体に形成され、この突起
28にコイルばね20の一端部が巻付けられ、つ
まりコイルばね20の端部で構成するリング内に
突起28が挿入されてコイルばね20が位置決め
され、かつこれより外れないようにされる。尚コ
イルばね20の他端部は可動接片7の可動端部よ
り押出された係止部29がそのコイルばね20の
端部のリング内に挿入されて同様に位置決めさ
れ、かつ外れないように構成されている。
しかし、この従来のジヤツクにおいては、可動
接片7のばね性をコイルばねで補強しているが、
プラグの挿脱を繰返すと可動接片7に偏位ねじれ
が生ずることがある。このような偏位ねじれが可
動接片7に生ずると遂にはこの偏位ねじれにより
可動接片7が偏位して固定接点との間で正常なス
イツチ動作が行なわれなくなるおそれがある。
接片7のばね性をコイルばねで補強しているが、
プラグの挿脱を繰返すと可動接片7に偏位ねじれ
が生ずることがある。このような偏位ねじれが可
動接片7に生ずると遂にはこの偏位ねじれにより
可動接片7が偏位して固定接点との間で正常なス
イツチ動作が行なわれなくなるおそれがある。
この考案はこの従来の補強ばねを有するジヤツ
クにおける難点を解決し、補強ばねに可動接片の
過偏位防止片が補強ばねに一体に形成され、円滑
動作と長寿命動作とを実現可能としたジヤツクを
提供するものである。
クにおける難点を解決し、補強ばねに可動接片の
過偏位防止片が補強ばねに一体に形成され、円滑
動作と長寿命動作とを実現可能としたジヤツクを
提供するものである。
この考案によると、本体に対するプラグの挿脱
により可動接片の可動部が偏位駆動されるジヤツ
クの可動接片の可動部に対してばね作用を補強す
る弾性を有する傾斜部と、プラグの挿入による可
動接片の可動部の偏位が所定値以上になることを
阻止する垂直片部とが一体に形成された補助体が
本体に保持されている。
により可動接片の可動部が偏位駆動されるジヤツ
クの可動接片の可動部に対してばね作用を補強す
る弾性を有する傾斜部と、プラグの挿入による可
動接片の可動部の偏位が所定値以上になることを
阻止する垂直片部とが一体に形成された補助体が
本体に保持されている。
以下この考案のジヤツクをその実施例に基づき
図面を使用して詳細に説明する。
図面を使用して詳細に説明する。
第4図はこの考案の実施例の構成を示すもので
匣体1の底板8において、可動接片7が第1図に
示す従来例の場合と同様に可動接片7の底板8上
に位置する部分の両側縁部が匣体1の案内溝11
及び12に挿通されて可動接片7が匣体1に対し
て固定され、この可動接片7と底板8間に補助体
30が取り付けられる。この補助体30は例えば
第6図に示すような形状を有し、ばね材をほゞ直
角に屈曲してその一片側が垂直片部31とされ、
この垂直片部31と直角に屈曲された他の片側に
おいてはその端部が垂直片31側に折曲げられて
傾斜部32とされる。この傾斜部32の長さ方向
に対する幅は垂直片31の長さ方向に対する幅よ
りもやや狭く設定される。この補助体30の垂直
片部31の傾斜部32側のほゞ中央部に補助体3
0の屈曲部分をまたぐようにして補強リブ33が
形成され、垂直片部31がその長さ方向及び屈曲
部周縁の廻りの回転方向に対して補強されて堅固
な構造とされる。
匣体1の底板8において、可動接片7が第1図に
示す従来例の場合と同様に可動接片7の底板8上
に位置する部分の両側縁部が匣体1の案内溝11
及び12に挿通されて可動接片7が匣体1に対し
て固定され、この可動接片7と底板8間に補助体
30が取り付けられる。この補助体30は例えば
第6図に示すような形状を有し、ばね材をほゞ直
角に屈曲してその一片側が垂直片部31とされ、
この垂直片部31と直角に屈曲された他の片側に
おいてはその端部が垂直片31側に折曲げられて
傾斜部32とされる。この傾斜部32の長さ方向
に対する幅は垂直片31の長さ方向に対する幅よ
りもやや狭く設定される。この補助体30の垂直
片部31の傾斜部32側のほゞ中央部に補助体3
0の屈曲部分をまたぐようにして補強リブ33が
形成され、垂直片部31がその長さ方向及び屈曲
部周縁の廻りの回転方向に対して補強されて堅固
な構造とされる。
補助体30の傾斜部32に対向する位置におい
て、補助体30の幅がその両側縁部において拡大
されて挿入片34−1及び34−2が形成され
る。この挿入片34−1及び34−2の垂直片部
31側端部がそれぞれ外側に僅かに延長されて突
状の係合片35−1及び35−2とされる。側板
9及び10の挿入片34−1及び34−2にそれ
ぞれ対応する位置に溝36−1及び36−2が形
成され、溝36−1及び36−2はその前面板2
側の端部において係合片35−1及び35−2と
それぞれ対応する位置で溝が係合片35−1,3
5−2と係合可能に深められて係合片35と係合
可能な形状とされる。
て、補助体30の幅がその両側縁部において拡大
されて挿入片34−1及び34−2が形成され
る。この挿入片34−1及び34−2の垂直片部
31側端部がそれぞれ外側に僅かに延長されて突
状の係合片35−1及び35−2とされる。側板
9及び10の挿入片34−1及び34−2にそれ
ぞれ対応する位置に溝36−1及び36−2が形
成され、溝36−1及び36−2はその前面板2
側の端部において係合片35−1及び35−2と
それぞれ対応する位置で溝が係合片35−1,3
5−2と係合可能に深められて係合片35と係合
可能な形状とされる。
溝36−1及び36−2に挿入片34−1及び
34−2をそれぞれ挿入し、係合片35−1及び
35−2をそれぞれ溝36−1及び36−2の前
面板2側の端部において溝36−1及び36−2
の溝が深められた部分に係合させて、補助体30
を底板8と可動接片7間に固定配設する。この配
設状態において、補助体30の傾斜部32は可動
接片7の一部と対接し、可動接片7のばね作用を
補強してプラグの非挿入時においては、可動接片
7を固定接点16側に偏位している。
34−2をそれぞれ挿入し、係合片35−1及び
35−2をそれぞれ溝36−1及び36−2の前
面板2側の端部において溝36−1及び36−2
の溝が深められた部分に係合させて、補助体30
を底板8と可動接片7間に固定配設する。この配
設状態において、補助体30の傾斜部32は可動
接片7の一部と対接し、可動接片7のばね作用を
補強してプラグの非挿入時においては、可動接片
7を固定接点16側に偏位している。
ジヤツクに対してプラグが挿入されると、プラ
グの先端が可動接片7を底板8側に押し下げる。
このため可動接片7は自己のばね力が補助体30
の傾斜部32の弾性で補強された偏倚力に抗して
底板8側に移動し、可動接片7と固定接点16が
その接触を解除する。
グの先端が可動接片7を底板8側に押し下げる。
このため可動接片7は自己のばね力が補助体30
の傾斜部32の弾性で補強された偏倚力に抗して
底板8側に移動し、可動接片7と固定接点16が
その接触を解除する。
補助体30の垂直片部31の底板8上に位置す
る可動接片7からの高さは、可動接片7が移動し
て可動接片7と固定接点16とが解離した位置で
可動接片7の底板8側の面と対接するように設定
されている。従つてプラグの挿入によつて可動接
片7が所定距離移動して可動接片7と固定接点1
6とが解離すると、それ以上の可動接片7の偏位
移動は防止される。同時に補助体30の傾斜部の
移動もその位置で中止される。
る可動接片7からの高さは、可動接片7が移動し
て可動接片7と固定接点16とが解離した位置で
可動接片7の底板8側の面と対接するように設定
されている。従つてプラグの挿入によつて可動接
片7が所定距離移動して可動接片7と固定接点1
6とが解離すると、それ以上の可動接片7の偏位
移動は防止される。同時に補助体30の傾斜部の
移動もその位置で中止される。
このようにこの考案のジヤツクにおいては可動
接片7及び補助体30の傾斜部の移動が、スイツ
チ動作を行なつた位置以上に偏位移動することが
ないので、可動接片7に偏位歪が生ずることがな
く高精度動作が可能で、さらにその動作寿命が著
しく延長される。又垂直片部31と傾斜部32と
が補助体30に一体に形成されているので全体を
小型化することができ、又堅固な構造が実現され
る。
接片7及び補助体30の傾斜部の移動が、スイツ
チ動作を行なつた位置以上に偏位移動することが
ないので、可動接片7に偏位歪が生ずることがな
く高精度動作が可能で、さらにその動作寿命が著
しく延長される。又垂直片部31と傾斜部32と
が補助体30に一体に形成されているので全体を
小型化することができ、又堅固な構造が実現され
る。
なお第4図に示す実施例においては、可動接片
7及び補助体30をそれぞれ独立に匣体1の側板
9及び10に対して固定する構造のものを示した
が、補助体30のみを側板9及び10に固定可能
な構造として底板8上で可動接片7をおさえるよ
うにして補助体30を側板9及び10に対して固
定配設するような構成のものも実現可能である。
7及び補助体30をそれぞれ独立に匣体1の側板
9及び10に対して固定する構造のものを示した
が、補助体30のみを側板9及び10に固定可能
な構造として底板8上で可動接片7をおさえるよ
うにして補助体30を側板9及び10に対して固
定配設するような構成のものも実現可能である。
第7図に第6図と同一部分には同一符号を付し
てその構成を示したのは、この考案の第2の実施
例に使用される補助体30であり、この例ではほ
ぼ長方形板状のばね材がその両側縁部で板面に直
角に折曲げられ、その端部が折曲げられた面に沿
つてさらに延長され、その延長された端部がほゞ
半円状に形成されて垂直片部31−1,31−2
とされる。
てその構成を示したのは、この考案の第2の実施
例に使用される補助体30であり、この例ではほ
ぼ長方形板状のばね材がその両側縁部で板面に直
角に折曲げられ、その端部が折曲げられた面に沿
つてさらに延長され、その延長された端部がほゞ
半円状に形成されて垂直片部31−1,31−2
とされる。
補助体30はこれらの垂直片部31−1,31
−2と反対側において、その幅がやゝ挾められ
て、垂直片部31−1,31−2側に折曲げられ
て傾斜部32が形成されている。この傾斜部32
の端部に対向する補助体30の面の面側縁部近傍
が切り起され垂直片部31−1,31−2が形成
されている面に直角に外側に折曲げられて挿入片
34−1及び34−2が形成される。この挿入片
34−1,34−2は切り起されて外側に折曲げ
られた状態において、その底板8側に位置する面
が補助体30の底板8側に位置される面と同一面
上に設定される。これらの挿入片34−1,34
−2の垂直片部31−1,31−2側の端部はさ
らに外側に延長されて係合片35−1,35−2
とされる。
−2と反対側において、その幅がやゝ挾められ
て、垂直片部31−1,31−2側に折曲げられ
て傾斜部32が形成されている。この傾斜部32
の端部に対向する補助体30の面の面側縁部近傍
が切り起され垂直片部31−1,31−2が形成
されている面に直角に外側に折曲げられて挿入片
34−1及び34−2が形成される。この挿入片
34−1,34−2は切り起されて外側に折曲げ
られた状態において、その底板8側に位置する面
が補助体30の底板8側に位置される面と同一面
上に設定される。これらの挿入片34−1,34
−2の垂直片部31−1,31−2側の端部はさ
らに外側に延長されて係合片35−1,35−2
とされる。
第7図に示す形状の補助体30も可動接片7と
それぞれ独立に匣体1の側板9及び10に固定さ
れ、もしくは補助体30のみが可動接片7上で匣
体1の側板9及び10に固定されることにより、
可動接片7がおさえ込まれて補助体30と共に匣
体1に固定される。
それぞれ独立に匣体1の側板9及び10に固定さ
れ、もしくは補助体30のみが可動接片7上で匣
体1の側板9及び10に固定されることにより、
可動接片7がおさえ込まれて補助体30と共に匣
体1に固定される。
第8図に他の実施例と同一部分に同一符号を付
して示したのは、この考案の第3の実施例に使用
される補助体30であり、この補助体30はほゞ
長方形板状のばね材がその板面上で切り起されて
形成されている。即ち、長方形板状のばね材がそ
の面上で一側縁部が接続された状態でほゞ長方形
状に切り起される。切り起された片部の板状ばね
材に接続されている部分側が傾斜部32とされ、
切り起された片部の端部側は長方形板状ばね材の
板面にほゞ直角に屈曲されて垂直片部31とされ
る。この第3の実施例では、垂直片部31がプラ
グの挿入により押し込まれ、垂直片部31の端部
が本体の固定部と当接してストツパ動作が行なわ
れる。
して示したのは、この考案の第3の実施例に使用
される補助体30であり、この補助体30はほゞ
長方形板状のばね材がその板面上で切り起されて
形成されている。即ち、長方形板状のばね材がそ
の面上で一側縁部が接続された状態でほゞ長方形
状に切り起される。切り起された片部の板状ばね
材に接続されている部分側が傾斜部32とされ、
切り起された片部の端部側は長方形板状ばね材の
板面にほゞ直角に屈曲されて垂直片部31とされ
る。この第3の実施例では、垂直片部31がプラ
グの挿入により押し込まれ、垂直片部31の端部
が本体の固定部と当接してストツパ動作が行なわ
れる。
この垂直片部31のほゞ中央部分にはその屈曲
部分をはさむようにして補強リブ33が形成され
垂直片部31がその長さ方向及び屈曲部周縁の廻
りの回転方向に対して補強されて堅固な構造とさ
れる。長方形板状ばね材の外側の両側縁部のほゞ
中央において、その板面の一部が外側に延長され
て係合片35−1,35−2が形成される。
部分をはさむようにして補強リブ33が形成され
垂直片部31がその長さ方向及び屈曲部周縁の廻
りの回転方向に対して補強されて堅固な構造とさ
れる。長方形板状ばね材の外側の両側縁部のほゞ
中央において、その板面の一部が外側に延長され
て係合片35−1,35−2が形成される。
長方形板状ばね材の切り起し部分が形成される
板面の長手方向に対する幅は匣体1の底板8の内
周間隔よりもやゝ大に設定される。又匣体1の側
板9及び10には長方形板状ばね材の両側縁部及
びこの側縁部に形成された係合片35−1,35
−2が挿入係合されるような溝が形成され、この
溝により匣体1に対して補助体30が固定され
る。可動接片7は独立して匣体1に固定され、も
しくは補助体30により底板8上におさえ付けら
れて匣体1に固定される。
板面の長手方向に対する幅は匣体1の底板8の内
周間隔よりもやゝ大に設定される。又匣体1の側
板9及び10には長方形板状ばね材の両側縁部及
びこの側縁部に形成された係合片35−1,35
−2が挿入係合されるような溝が形成され、この
溝により匣体1に対して補助体30が固定され
る。可動接片7は独立して匣体1に固定され、も
しくは補助体30により底板8上におさえ付けら
れて匣体1に固定される。
補助体30と匣体1の側板9及び10とを固定
する補助体30に形成される挿入片及び係合片と
これらが挿入係合される匣体1に形成される溝の
形状は各実施例に示したものに限らず、例えば補
助体30には係合片のみを形成し、この係合片を
匣体1の対応する溝と係合するようにしてもよ
い。
する補助体30に形成される挿入片及び係合片と
これらが挿入係合される匣体1に形成される溝の
形状は各実施例に示したものに限らず、例えば補
助体30には係合片のみを形成し、この係合片を
匣体1の対応する溝と係合するようにしてもよ
い。
以上詳細に説明したように、この考案によると
補助体の存在によりプラグの挿入時において可動
接片に対しての過大偏位歪が生ずることがなく、
且つ可動接片のばね作用が補助体により補強され
て固定接点に対する圧接力及びこれからの離脱力
が強大し長時間にわたる高精度動作が可能となり
その作動寿命が著しく延長される。このようにこ
の考案によるとその構成部品点数を減少させるこ
とが可能であり、その製作工程も簡単化され、高
精度動作が可能で小型堅固な構造のジヤツクを提
供することが可能となる。
補助体の存在によりプラグの挿入時において可動
接片に対しての過大偏位歪が生ずることがなく、
且つ可動接片のばね作用が補助体により補強され
て固定接点に対する圧接力及びこれからの離脱力
が強大し長時間にわたる高精度動作が可能となり
その作動寿命が著しく延長される。このようにこ
の考案によるとその構成部品点数を減少させるこ
とが可能であり、その製作工程も簡単化され、高
精度動作が可能で小型堅固な構造のジヤツクを提
供することが可能となる。
第1図及び第2図は従来使用されているジヤツ
クの構成を示す断面図、第3図は従来使用されて
いるジヤツクに用いられる可動接片部分の構成を
示す斜視図、第4図及び第5図はこの考案のジヤ
ツクの実施例の構成を示す図、第6図はこの考案
のジヤツクの実施例に用いられる補助体の構成を
示す図、第7図及び第8図はそれぞれこの考案の
ジヤツクの第2及び第3の実施例に用いられる補
助体の構成を示す図である。 1:匣体、7:可動接片、8:底板、16:固
定接点、30:補助体、31:垂直片部、32:
傾斜部。
クの構成を示す断面図、第3図は従来使用されて
いるジヤツクに用いられる可動接片部分の構成を
示す斜視図、第4図及び第5図はこの考案のジヤ
ツクの実施例の構成を示す図、第6図はこの考案
のジヤツクの実施例に用いられる補助体の構成を
示す図、第7図及び第8図はそれぞれこの考案の
ジヤツクの第2及び第3の実施例に用いられる補
助体の構成を示す図である。 1:匣体、7:可動接片、8:底板、16:固
定接点、30:補助体、31:垂直片部、32:
傾斜部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 本体に可動接片が固定され、前記本体に対する
プラグの挿脱により、前記可動接片の可動部が偏
位駆動されるジヤツクにおいて、 補助体が前記本体と前記可動部間において前記
本体に固定され、 この補助体には、前記可動接片の可動部に対し
そのばね作用を補強する弾性を有する傾斜部と 前記プラグの挿入による前記可動接片の可動部
の偏位が所定値以上になることを阻止する垂直片
部とが一体に形成されてなることを特徴とするジ
ヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981024703U JPS6214615Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981024703U JPS6214615Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57138287U JPS57138287U (ja) | 1982-08-28 |
JPS6214615Y2 true JPS6214615Y2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=29822419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981024703U Expired JPS6214615Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214615Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249100U (ja) * | 1975-10-04 | 1977-04-07 | ||
JPS5229986B2 (ja) * | 1973-05-07 | 1977-08-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229986U (ja) * | 1975-08-25 | 1977-03-02 |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP1981024703U patent/JPS6214615Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5229986B2 (ja) * | 1973-05-07 | 1977-08-05 | ||
JPS5249100U (ja) * | 1975-10-04 | 1977-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57138287U (ja) | 1982-08-28 |
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