JPS6212445B2 - - Google Patents
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- JPS6212445B2 JPS6212445B2 JP56122744A JP12274481A JPS6212445B2 JP S6212445 B2 JPS6212445 B2 JP S6212445B2 JP 56122744 A JP56122744 A JP 56122744A JP 12274481 A JP12274481 A JP 12274481A JP S6212445 B2 JPS6212445 B2 JP S6212445B2
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- JP
- Japan
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- imaging device
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- plate material
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Links
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
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- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 6
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/02—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
- G01B11/04—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving
- G01B11/046—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving for measuring width
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板材の圧延状態を監視する装置に関す
るものであつて、より具体的には熱間圧延鋼板の
板幅、蛇行の測定、監視を可能とする装置を提案
するものである。
るものであつて、より具体的には熱間圧延鋼板の
板幅、蛇行の測定、監視を可能とする装置を提案
するものである。
タンデムミルを用いた鋼板圧延ラインにおいて
は、鋼板の幅寸法測定手段として最終スタンド出
側にて鋼板通過域の下側に光源を、また上側に受
光系を配した光学式の幅計を用いている。各スタ
ンドでの精細な圧延制御を行うためには各スタン
ド間で板幅を測定するのが望ましいが、スタンド
間には幅計設置に十分な寸法上の余裕がないこ
と、多塵環境であつて幅計設置に適さないこと、
スタンド間のルーパの作用により圧延材が上下動
し、光源、受光素子の適正な設置が難しいこと等
の理由により、実現されていない。
は、鋼板の幅寸法測定手段として最終スタンド出
側にて鋼板通過域の下側に光源を、また上側に受
光系を配した光学式の幅計を用いている。各スタ
ンドでの精細な圧延制御を行うためには各スタン
ド間で板幅を測定するのが望ましいが、スタンド
間には幅計設置に十分な寸法上の余裕がないこ
と、多塵環境であつて幅計設置に適さないこと、
スタンド間のルーパの作用により圧延材が上下動
し、光源、受光素子の適正な設置が難しいこと等
の理由により、実現されていない。
本発明はタンデムミルのスタンド間の狭隘な位
置において、圧延材の幅寸法等を高精度で測定で
きる装置を提供することを目的とし、以下に本発
明をその実施例を示す図面に基いて詳述する。
置において、圧延材の幅寸法等を高精度で測定で
きる装置を提供することを目的とし、以下に本発
明をその実施例を示す図面に基いて詳述する。
第1図は本発明に係る板材の圧延監視装置の光
学的レイアウトを示している。白抜矢符方向に移
動している板材(熱間圧延鋼板)10の移動域上
方にはAr(アルゴン)レーザ発生器1及びビー
ム拡大器3が取付けられており、Arレーザ発生
器1から水平に発せられたレーザビーム(波長
4880Å、5120Å)はビームベンダ2によつて下向
きになり、レンズ、プリズム等よりなるビーム拡
大器3によつて帯状のビームとなつて板材10を
夫々の長手方向が直交するように照射する。光源
として使用するレーザ発生器はArレーザ発生器
に限るものではないが熱間板材の自家発光色と相
違する色の波長を主成分とする光を発するものを
用い自家発光の影響を回避する。Arレーザ以外
ではN2レーザ、He−Cdレーザ等の他のレーザの
外、超高圧水銀灯も利用できる。
学的レイアウトを示している。白抜矢符方向に移
動している板材(熱間圧延鋼板)10の移動域上
方にはAr(アルゴン)レーザ発生器1及びビー
ム拡大器3が取付けられており、Arレーザ発生
器1から水平に発せられたレーザビーム(波長
4880Å、5120Å)はビームベンダ2によつて下向
きになり、レンズ、プリズム等よりなるビーム拡
大器3によつて帯状のビームとなつて板材10を
夫々の長手方向が直交するように照射する。光源
として使用するレーザ発生器はArレーザ発生器
に限るものではないが熱間板材の自家発光色と相
違する色の波長を主成分とする光を発するものを
用い自家発光の影響を回避する。Arレーザ以外
ではN2レーザ、He−Cdレーザ等の他のレーザの
外、超高圧水銀灯も利用できる。
一方撮像系についみると帯状のビーム照射機1
1を視野とするように多面鏡(実施例では6面
鏡)4、干渉フイルタ5及びテレビカメラ6が配
置されている。テレビカメラ6の撮像信号はテレ
ビカメラコントローラ7からモニタ8へ伝えられ
てここに撮像画像が表示される。第2図はモニタ
8の画面の一例を示し、第3図は板材10の平面
図を示している。モニタ8画面の左上の領域Lu
には多面鏡4の第1面41からの反射光によつて
得られた像が現れ、この像、換言すれば第1面4
1による視野101は板材10の左半分における
ビーム照射域11の比較的板材中心部に近い部分
に該当し、モニタ画面の左中の領域Lmには多面
鏡4の第2面42から反射光によつて得られた像
が現れ、この像、換言すれば第2面42による視
野102は第1面41による視野101よりも少
し外方よりの部分に該当し、更にモニタ画面の左
下の領域Ldには多面鏡4の第3面43からの反
射光によつて得られた像が現れ、この像、換言す
れば第3面43による視野103は第2面42に
よる視野よりも更に少し外方よりの部分に該当
し、これらの視野101と102とが、また10
2と103とが夫々重複する領域を有し、いずれ
かの視野内に板材10の端部が位置するようにこ
の多面鏡4を構成し、またそのテレビカメラ6及
び板材10に対する相対位置を定めている。右側
については板材10の幅方向中心に対して左右対
称になるようにしてある。即ちモニタ画面の右
上、右中、右下の各領域Ru、Rm、Rdには多面
鏡4の第4、5、6面44,45,46からの各
反射光によつて得られた像が現れ、この像、換言
すれば各面44,45,46による視野104,
105,106は板材10の右半分に該当し、視
野104が板材中心部寄り、視野106が外方寄
り、視野105がその中間としておにこれらの視
野104,105,106の夫々が板材10の幅
方向中心に対して各視野101,102,103
の夫々と対称になつている。水平に移動される板
材10、光軸を水平にしたテレビカメラ6の間に
あつてこの多面鏡4は水平軸、鉛直軸に対して共
に45゜をなすように配されるが、テレビカメラ6
に上述のような視野を与えることを可能とする多
面鏡4の構成は次のとおりである。即ち第4図に
正面視で示すように第2面42及び第5面45は
多面鏡4の基準面(背面)に垂直な中心面に対し
てθの開き角度を有し、第1面41及び第4面4
4はそれよりΔθだけ大きい角度θ+Δθ、また
第3面43及び第6面46は同じくΔθだけ小さ
い角度θ−Δθを開き角度としている。また第5
図に側面視で示すように第1面41及び第3面4
3は第2面42側へ角度αだけ傾けてある。第4
面44及び第6面46も第5面45に対して同様
になつている。
1を視野とするように多面鏡(実施例では6面
鏡)4、干渉フイルタ5及びテレビカメラ6が配
置されている。テレビカメラ6の撮像信号はテレ
ビカメラコントローラ7からモニタ8へ伝えられ
てここに撮像画像が表示される。第2図はモニタ
8の画面の一例を示し、第3図は板材10の平面
図を示している。モニタ8画面の左上の領域Lu
には多面鏡4の第1面41からの反射光によつて
得られた像が現れ、この像、換言すれば第1面4
1による視野101は板材10の左半分における
ビーム照射域11の比較的板材中心部に近い部分
に該当し、モニタ画面の左中の領域Lmには多面
鏡4の第2面42から反射光によつて得られた像
が現れ、この像、換言すれば第2面42による視
野102は第1面41による視野101よりも少
し外方よりの部分に該当し、更にモニタ画面の左
下の領域Ldには多面鏡4の第3面43からの反
射光によつて得られた像が現れ、この像、換言す
れば第3面43による視野103は第2面42に
よる視野よりも更に少し外方よりの部分に該当
し、これらの視野101と102とが、また10
2と103とが夫々重複する領域を有し、いずれ
かの視野内に板材10の端部が位置するようにこ
の多面鏡4を構成し、またそのテレビカメラ6及
び板材10に対する相対位置を定めている。右側
については板材10の幅方向中心に対して左右対
称になるようにしてある。即ちモニタ画面の右
上、右中、右下の各領域Ru、Rm、Rdには多面
鏡4の第4、5、6面44,45,46からの各
反射光によつて得られた像が現れ、この像、換言
すれば各面44,45,46による視野104,
105,106は板材10の右半分に該当し、視
野104が板材中心部寄り、視野106が外方寄
り、視野105がその中間としておにこれらの視
野104,105,106の夫々が板材10の幅
方向中心に対して各視野101,102,103
の夫々と対称になつている。水平に移動される板
材10、光軸を水平にしたテレビカメラ6の間に
あつてこの多面鏡4は水平軸、鉛直軸に対して共
に45゜をなすように配されるが、テレビカメラ6
に上述のような視野を与えることを可能とする多
面鏡4の構成は次のとおりである。即ち第4図に
正面視で示すように第2面42及び第5面45は
多面鏡4の基準面(背面)に垂直な中心面に対し
てθの開き角度を有し、第1面41及び第4面4
4はそれよりΔθだけ大きい角度θ+Δθ、また
第3面43及び第6面46は同じくΔθだけ小さ
い角度θ−Δθを開き角度としている。また第5
図に側面視で示すように第1面41及び第3面4
3は第2面42側へ角度αだけ傾けてある。第4
面44及び第6面46も第5面45に対して同様
になつている。
干渉フイルタ5は投射レーザビームの波長の主
成分をその狭い透過域とするものであり、テレビ
カメラ6のレンズの直前に取付けられ、ビーム照
射域11の光学的情報のみがテレビカメラ6に有
効に捉えられる構成にしてある。
成分をその狭い透過域とするものであり、テレビ
カメラ6のレンズの直前に取付けられ、ビーム照
射域11の光学的情報のみがテレビカメラ6に有
効に捉えられる構成にしてある。
テレビカメラコントローラ7から出力されるビ
デオ信号はモニタ8に表示される第2図に示す如
き画像情報を有しているが、この信号は画像信号
処理装置9へも入力される。画像信号処理装置9
としては、本発明装置を幅計として使用する場合
には、領域Lu、Ru内にある特定の1本の水平走
査線U、同じく領域Lm,Rm内にある特定の1
本の水平走査線M及び領域Ld,Rd内にある特定
の1本の水平走査線Dにつきそおビデオ信号が白
レベルにある時間を計測するものを用いる。これ
は垂直同期信号が出たあとの所定数番目の水平同
期信号に続くビデオ信号を抽出してこれを2値化
し、この2値化信号が白レベル(例えばハイレベ
ル)にある時間をクロツクパルスの計数にて求め
る回路構成を有している。このようにして計測さ
れる時間は例えば視野101,104について第
3図に示すように板材10の左端から視野101
の右端までの寸法W1と視野104の左端から板
材10の右端までの寸法W2との和に相当する。
けだしビーム照射域11のうち板材10から外れ
ている部分は板材10よりも十分低い床面等にあ
り、テレビカメラ6によつては暗部として捉えら
れるからである。そして視野101の右端と視野
104の左端との間は一定値W14であるから前述
のようにして水平走査線Uについて求めたW1+
W2の情報とW14とを加算することによつてビー
ム照射域11での板材の幅寸法が求められる。こ
れは水平走査線M,Dについても同様であるが、
図示の例では板材の幅寸法が短かく視野101,
102,104,105にその端縁が位置するの
で領域Ld,Rdには板材の像は現れず水平走査線
Dについての長さデータは得られないことにな
る。
デオ信号はモニタ8に表示される第2図に示す如
き画像情報を有しているが、この信号は画像信号
処理装置9へも入力される。画像信号処理装置9
としては、本発明装置を幅計として使用する場合
には、領域Lu、Ru内にある特定の1本の水平走
査線U、同じく領域Lm,Rm内にある特定の1
本の水平走査線M及び領域Ld,Rd内にある特定
の1本の水平走査線Dにつきそおビデオ信号が白
レベルにある時間を計測するものを用いる。これ
は垂直同期信号が出たあとの所定数番目の水平同
期信号に続くビデオ信号を抽出してこれを2値化
し、この2値化信号が白レベル(例えばハイレベ
ル)にある時間をクロツクパルスの計数にて求め
る回路構成を有している。このようにして計測さ
れる時間は例えば視野101,104について第
3図に示すように板材10の左端から視野101
の右端までの寸法W1と視野104の左端から板
材10の右端までの寸法W2との和に相当する。
けだしビーム照射域11のうち板材10から外れ
ている部分は板材10よりも十分低い床面等にあ
り、テレビカメラ6によつては暗部として捉えら
れるからである。そして視野101の右端と視野
104の左端との間は一定値W14であるから前述
のようにして水平走査線Uについて求めたW1+
W2の情報とW14とを加算することによつてビー
ム照射域11での板材の幅寸法が求められる。こ
れは水平走査線M,Dについても同様であるが、
図示の例では板材の幅寸法が短かく視野101,
102,104,105にその端縁が位置するの
で領域Ld,Rdには板材の像は現れず水平走査線
Dについての長さデータは得られないことにな
る。
第6図は本発明装置をスタンド間の幅寸法測定
に供した場合の模式的ブロツク図である。相隣す
るスタンド21,22間の板幅寸法を測定するよ
うにこれらのスタンド21,22のミルハウジン
グを利用して、板材10の移動域上方に本発明装
置の光学系が配置されておりテレビカメラ6の信
号はケーブルにて遠隔配置したテレビカメラコン
トローラ7に送られ、該コントローラ7の出力は
モニタ8及び前述の画像処理装置9へ与れられ
る。画像処理装置9はW1+W2に関する情報、よ
り具体的には水平走査線U,M,Dにつきビデオ
信号が黒レベルから白レベルに変つたタイミング
及び白レベルから黒レベルに復帰したタイミン
グ、換言すればラスタ上における板材の両端縁が
現れている水平方向位置に関するデータを演算装
置20へ与える。
に供した場合の模式的ブロツク図である。相隣す
るスタンド21,22間の板幅寸法を測定するよ
うにこれらのスタンド21,22のミルハウジン
グを利用して、板材10の移動域上方に本発明装
置の光学系が配置されておりテレビカメラ6の信
号はケーブルにて遠隔配置したテレビカメラコン
トローラ7に送られ、該コントローラ7の出力は
モニタ8及び前述の画像処理装置9へ与れられ
る。画像処理装置9はW1+W2に関する情報、よ
り具体的には水平走査線U,M,Dにつきビデオ
信号が黒レベルから白レベルに変つたタイミング
及び白レベルから黒レベルに復帰したタイミン
グ、換言すればラスタ上における板材の両端縁が
現れている水平方向位置に関するデータを演算装
置20へ与える。
23はスタンド21,22間の板材10に張力
を与えるルーパでありこれに付設されたルーパ角
度検出計24の出力は演算装置20へ与えられ
る。またスタンド21のロール駆動系に設けたロ
ール回転計25の出力信号も演算装置20へ与え
られる。
を与えるルーパでありこれに付設されたルーパ角
度検出計24の出力は演算装置20へ与えられ
る。またスタンド21のロール駆動系に設けたロ
ール回転計25の出力信号も演算装置20へ与え
られる。
演算装置20は、ロール回転計25の出力信号
を板材10の長手方向位置情報として、板材の所
定長ごとに画像信号処理装置9の出力を読込んで
W1+W4+W14等の幅寸法計算を行う。W1+W4の
データは画像信号処理装置9からの出力に基いて
得られ、W14は多面鏡4等の光学系の構成、配置
に基いて演算装置20に予め設定される。水平走
査線M,Dによる幅寸法計算も同時的に行われ、
図示の例におけるDの場合のように視野内板材の
長さが0であるものについてはその値を無効とし
て、有効な複数の値がある場合にはその平均値を
もつて幅寸法とする。
を板材10の長手方向位置情報として、板材の所
定長ごとに画像信号処理装置9の出力を読込んで
W1+W4+W14等の幅寸法計算を行う。W1+W4の
データは画像信号処理装置9からの出力に基いて
得られ、W14は多面鏡4等の光学系の構成、配置
に基いて演算装置20に予め設定される。水平走
査線M,Dによる幅寸法計算も同時的に行われ、
図示の例におけるDの場合のように視野内板材の
長さが0であるものについてはその値を無効とし
て、有効な複数の値がある場合にはその平均値を
もつて幅寸法とする。
更に演算装置20は画像信号処理装置9からの
データ読込みに同期してルーパ角度検出計24か
らもデータを続込み、幅寸法補正計算を行う。即
ち板材10が水平移動しているものとしての前述
の演算値及びルーパ角を、予め設定してある幾可
学的計算式に与えて真の板幅寸法を得る。演算装
置20はこの板幅寸法をタンデムミルの圧延制御
用の計算機(図示せず)へ出力する。その他演算
装置20は画像信号処理装置9からのW1,W4
等、視野内の板材像端縁に関するデータから板材
10の中心位置の算出も行い、これも前記計算機
へ出力する。中心位置の変動は板の蛇行測定デー
タとなる。
データ読込みに同期してルーパ角度検出計24か
らもデータを続込み、幅寸法補正計算を行う。即
ち板材10が水平移動しているものとしての前述
の演算値及びルーパ角を、予め設定してある幾可
学的計算式に与えて真の板幅寸法を得る。演算装
置20はこの板幅寸法をタンデムミルの圧延制御
用の計算機(図示せず)へ出力する。その他演算
装置20は画像信号処理装置9からのW1,W4
等、視野内の板材像端縁に関するデータから板材
10の中心位置の算出も行い、これも前記計算機
へ出力する。中心位置の変動は板の蛇行測定デー
タとなる。
本発明装置は以上のように構成し、使用される
ものであるから以上のような効果が得られる。即
ち、寸法的な余裕がなく、しかも多塵環境であつ
て幅計設置が不可能であるとされていたタンデム
ミルのスタンド間での板幅寸法の測定が可能にな
る。そして光学系は板材の移動域から十分離れた
位置に配置できるので、その損傷の虞れは皆無で
ある。またルーパの上下による測定誤差も容易に
補正可能である。これにより板幅制御精度は格段
に向上し、板幅余代の減少を図れ、その分歩留が
向上する。そして本発明装置の光源及びフイルタ
は赤色に自家発光する板材の影響を排除するので
測定精度が極めて高い。
ものであるから以上のような効果が得られる。即
ち、寸法的な余裕がなく、しかも多塵環境であつ
て幅計設置が不可能であるとされていたタンデム
ミルのスタンド間での板幅寸法の測定が可能にな
る。そして光学系は板材の移動域から十分離れた
位置に配置できるので、その損傷の虞れは皆無で
ある。またルーパの上下による測定誤差も容易に
補正可能である。これにより板幅制御精度は格段
に向上し、板幅余代の減少を図れ、その分歩留が
向上する。そして本発明装置の光源及びフイルタ
は赤色に自家発光する板材の影響を排除するので
測定精度が極めて高い。
更に多面鏡により板材端部を選択的に捉えるの
で中央部を含めて撮像する場合のような無駄がな
く、中央部を除いた分だけ分解能が向上すること
になる。また、多面鏡は板材の幅方向位置が相異
する視野領域が得られる複数対の鏡面を有してい
るから、種々の板幅のものを圧延するミルにおい
ても何らの調整をも要することなく各板幅をその
まま高分解能で測定することができる等、本発明
は優れた効果を奏する。
で中央部を含めて撮像する場合のような無駄がな
く、中央部を除いた分だけ分解能が向上すること
になる。また、多面鏡は板材の幅方向位置が相異
する視野領域が得られる複数対の鏡面を有してい
るから、種々の板幅のものを圧延するミルにおい
ても何らの調整をも要することなく各板幅をその
まま高分解能で測定することができる等、本発明
は優れた効果を奏する。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明装置の模式図、第2図はモニタ画面
の一例を示す説明図、第3図は板材の平面図によ
る視野の説明図、第4図は多面鏡の正面図、第5
図は同じく側面図、第6図はタンデムミルのスタ
ンド間に本発明装置を用いた場合の模式図であ
る。 1……Arレーザ発生器、3……ビーム拡大
器、4……多面鏡、5……干渉フイルタ、6……
テレビカメラ、7……テレビカメラコントロー
ラ、8……モニタ、9……画像信号処理装置、2
0……演算装置。
1図は本発明装置の模式図、第2図はモニタ画面
の一例を示す説明図、第3図は板材の平面図によ
る視野の説明図、第4図は多面鏡の正面図、第5
図は同じく側面図、第6図はタンデムミルのスタ
ンド間に本発明装置を用いた場合の模式図であ
る。 1……Arレーザ発生器、3……ビーム拡大
器、4……多面鏡、5……干渉フイルタ、6……
テレビカメラ、7……テレビカメラコントロー
ラ、8……モニタ、9……画像信号処理装置、2
0……演算装置。
Claims (1)
- 1 板材の適長部分における幅方向端部を少なく
とも照射するように配され、5400Å以下の波長を
主成分とする光源と、撮像装置と、板材及び撮像
装置間に介装され、撮像装置の視野を、板材の長
手方向の同位置における板材幅方向の両端部を
夫々に含む領域に制限する一対の鏡面を複数対備
え、各対による視野領域を少なくとも板材幅方向
に相異せしめてある多面鏡と、撮像装置への入射
光の波長を限定するフイルタとを備え、前記撮像
装置による撮像画像に基き板材の幅方向に関する
形状、寸法又は挙動を測定する構成としたことを
特徴とする板材の圧延監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56122744A JPS5822903A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 板材の圧延監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56122744A JPS5822903A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 板材の圧延監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5822903A JPS5822903A (ja) | 1983-02-10 |
JPS6212445B2 true JPS6212445B2 (ja) | 1987-03-18 |
Family
ID=14843519
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP56122744A Granted JPS5822903A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 板材の圧延監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS5822903A (ja) |
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KR100523099B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2005-10-19 | 주식회사 포스코 | 선재압연소재의 단면형상 측정방법 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54107357A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-23 | Hiyuutetsuku Kk | Dimension measuring method of moving substance |
Family Cites Families (1)
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---|---|---|---|---|
JPS50634U (ja) * | 1973-04-10 | 1975-01-07 |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP56122744A patent/JPS5822903A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54107357A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-23 | Hiyuutetsuku Kk | Dimension measuring method of moving substance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5822903A (ja) | 1983-02-10 |
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