JPS62124018A - 熱延鋼板の脱スケ−ル方法 - Google Patents
熱延鋼板の脱スケ−ル方法Info
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- JPS62124018A JPS62124018A JP26129585A JP26129585A JPS62124018A JP S62124018 A JPS62124018 A JP S62124018A JP 26129585 A JP26129585 A JP 26129585A JP 26129585 A JP26129585 A JP 26129585A JP S62124018 A JPS62124018 A JP S62124018A
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- B21B—ROLLING OF METAL
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- B21B45/06—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing of strip material
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/28—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by cold-rolling, e.g. Steckel cold mill
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- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B2038/004—Measuring scale thickness
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は熱延鋼板表面に生成したスケールの除去方法に
関する。
関する。
(従来の技術)
熱延鋼板を冷間圧延する場合、製品の表面性状を損なわ
ないために、熱延鋼板の表面に付着したスケールを冷間
圧延前に除去する必要がある。
ないために、熱延鋼板の表面に付着したスケールを冷間
圧延前に除去する必要がある。
従来、スケールを低コストで除去するための方法として
、たとえば次のような方法が提案されている。特開昭5
8−89318号公報に開示された方法では、4重圧延
機により熱延鋼板を圧延して表面スi−ルを破砕した後
、酸洗を行なう。特開昭50−127835号公報およ
び特公昭57−142710号公報に開示さた方法では
、4重圧延機により圧延するとともに圧延によって破砕
されたスケールを表面研掃材で除去し、その後軽度の酸
洗または液体ホーニング等からなる脱スケール処理を施
す。また、特開昭58−209415号公報に開示され
た方法では、テンションレベラーにより表面スケールを
破砕した後、酸洗を行なう。
、たとえば次のような方法が提案されている。特開昭5
8−89318号公報に開示された方法では、4重圧延
機により熱延鋼板を圧延して表面スi−ルを破砕した後
、酸洗を行なう。特開昭50−127835号公報およ
び特公昭57−142710号公報に開示さた方法では
、4重圧延機により圧延するとともに圧延によって破砕
されたスケールを表面研掃材で除去し、その後軽度の酸
洗または液体ホーニング等からなる脱スケール処理を施
す。また、特開昭58−209415号公報に開示され
た方法では、テンションレベラーにより表面スケールを
破砕した後、酸洗を行なう。
これらの方法は、いずれも鋼板スケールを機械的に破砕
する工程があり、この工程には上述のように4重圧延機
あるいはテンションレベラーが適用されている。4重圧
延機あるいはテンションレベラーは、熱延鋼板に軽度の
圧下あるいは引張りにより伸びを与え、脆いスケールに
亀裂を生じさせ、これを破砕する。ついで、破砕スケー
ルを熱延鋼板表面から除去する。
する工程があり、この工程には上述のように4重圧延機
あるいはテンションレベラーが適用されている。4重圧
延機あるいはテンションレベラーは、熱延鋼板に軽度の
圧下あるいは引張りにより伸びを与え、脆いスケールに
亀裂を生じさせ、これを破砕する。ついで、破砕スケー
ルを熱延鋼板表面から除去する。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上記従来の方法には次の様な欠点があった。
すなわち、脱スケール性はスケール組成、スケール中の
空孔および亀裂の多少、スケールの厚さに左右され、熱
延鋼板の製造条件によって大きく変化する。したがって
、脱スケール性に応じて熱延鋼板に伸びを与えないと、
続く破砕スケールの除去工程で過度に地鉄を侵したり、
あるいはスケールが鋼板表面に残ったりする。たとえば
、最も脱スケール性の悪い熱延鋼板に合せて伸びを鋼板
に与えると、酸洗性の良い鋼種あるいは鋼板長手方向で
酸洗性の良い部分については地鉄を過剰に溶解すること
になる。しかし、従来の方法では脱スケール性に応じて
熱延鋼板に伸びを与えるようにはしていなかった。した
がって、伸びが不足して与えられると、スケールが付着
した鋼板が冷間圧延に供されて製品の表面性状を損なわ
れる。
空孔および亀裂の多少、スケールの厚さに左右され、熱
延鋼板の製造条件によって大きく変化する。したがって
、脱スケール性に応じて熱延鋼板に伸びを与えないと、
続く破砕スケールの除去工程で過度に地鉄を侵したり、
あるいはスケールが鋼板表面に残ったりする。たとえば
、最も脱スケール性の悪い熱延鋼板に合せて伸びを鋼板
に与えると、酸洗性の良い鋼種あるいは鋼板長手方向で
酸洗性の良い部分については地鉄を過剰に溶解すること
になる。しかし、従来の方法では脱スケール性に応じて
熱延鋼板に伸びを与えるようにはしていなかった。した
がって、伸びが不足して与えられると、スケールが付着
した鋼板が冷間圧延に供されて製品の表面性状を損なわ
れる。
逆に、過度の伸びが与えられると、スケール破砕圧延機
あるいはテンションレベラーなどに余分の動力を要して
電力コストがむだになっていた・そこで、本発明は以上
のような従来技術の問題点を解決するためになされたも
ので、操業コストが低く、効率の良く確実にスケールを
除去することができる熱延鋼板の脱スケ−tし方法を提
供するものである。
あるいはテンションレベラーなどに余分の動力を要して
電力コストがむだになっていた・そこで、本発明は以上
のような従来技術の問題点を解決するためになされたも
ので、操業コストが低く、効率の良く確実にスケールを
除去することができる熱延鋼板の脱スケ−tし方法を提
供するものである。
(問題点を解決するだめの手段)
この発明の熱延鋼板の脱スケール方法は、熱延鋼板を送
りながらこれに伸びを与えて熱延鋼板表面のスケールを
破砕し、ついで破砕スケールを熱延鋼板表面から除去す
る。前記スケールの破砕から除去までの間にスケールの
破砕またはスケール除去状況を検出し、その検出結果に
基づき伸び率がフィードバック制御される。
りながらこれに伸びを与えて熱延鋼板表面のスケールを
破砕し、ついで破砕スケールを熱延鋼板表面から除去す
る。前記スケールの破砕から除去までの間にスケールの
破砕またはスケール除去状況を検出し、その検出結果に
基づき伸び率がフィードバック制御される。
スケールの破砕は、圧延機、テンションレベラー、ロー
ラーレベラーなど熱延鋼板に伸びを与える装置により行
なわれる。
ラーレベラーなど熱延鋼板に伸びを与える装置により行
なわれる。
l−記伸び制御の基準となるスケールの破砕またはスケ
ール除去状況の検出は、 0゛)残スケール検出器による自動検出、■ITVによ
る間接目視観察、 ■検査員による直接目視観察、 ■上記■〜■の2つ以上の組合せ、 のいずれかにより連続的あるいは間欠的に行なう。
ール除去状況の検出は、 0゛)残スケール検出器による自動検出、■ITVによ
る間接目視観察、 ■検査員による直接目視観察、 ■上記■〜■の2つ以上の組合せ、 のいずれかにより連続的あるいは間欠的に行なう。
これら検出結果に基づき、スケール破砕圧延機の圧下量
、テンションレベラーの引張力、あるいはローラーレベ
ラーのロール押込み量を調整する。これらの調整は熱延
コイルごとに、あるいは1本の熱延コイル内において時
々刻々行なう。
、テンションレベラーの引張力、あるいはローラーレベ
ラーのロール押込み量を調整する。これらの調整は熱延
コイルごとに、あるいは1本の熱延コイル内において時
々刻々行なう。
0′!l1図はテンションレベラーおよび圧延機によっ
てそれぞれ鋼板に与えた伸び率と脱スケール時間短縮率
との関係の一例を示している。ここで、脱スケール時間
短縮率は(TR/To)X 100%で定義し、toは
鋼板に伸びを与えない場合の脱スケール時間、TRは伸
びを与えた後の脱スケール時間をTRである。同図によ
り明らかなように、伸び・V7、Oz以上では脱スケー
ル時間が飽和する。したがって、伸び率は7.0z以下
であることが望ましい。
てそれぞれ鋼板に与えた伸び率と脱スケール時間短縮率
との関係の一例を示している。ここで、脱スケール時間
短縮率は(TR/To)X 100%で定義し、toは
鋼板に伸びを与えない場合の脱スケール時間、TRは伸
びを与えた後の脱スケール時間をTRである。同図によ
り明らかなように、伸び・V7、Oz以上では脱スケー
ル時間が飽和する。したがって、伸び率は7.0z以下
であることが望ましい。
勿論、伸び率は少なくともスケール除去に部分な大きさ
の亀裂をスケールに与えるものでなければならない。
の亀裂をスケールに与えるものでなければならない。
破砕スケールの除去は、ブラシ研削、酸洗、湿式ブラス
ト、および乾式ブラストのうちの少なくとも一つにより
行なわれる。すなわち、これらの手段をそれぞれ単独で
行なってもよい。また、脱スケール性が悪い場合には、
たとえばブラシ研削と酸洗、あるいは酸洗と湿式ブラス
トなどのように二つの手段を組み合せて行なってもよい
。
ト、および乾式ブラストのうちの少なくとも一つにより
行なわれる。すなわち、これらの手段をそれぞれ単独で
行なってもよい。また、脱スケール性が悪い場合には、
たとえばブラシ研削と酸洗、あるいは酸洗と湿式ブラス
トなどのように二つの手段を組み合せて行なってもよい
。
上記スケール破砕およびスケール除去は、冷間圧延工程
あるいは連続焼鈍工程とは独立して、すなわちこれらの
工程のオフラインで実施してもよい。また、冷間圧延あ
るいは冷間圧延および連続焼鈍の前でこれら工程に連続
するようにして実施してもよい。
あるいは連続焼鈍工程とは独立して、すなわちこれらの
工程のオフラインで実施してもよい。また、冷間圧延あ
るいは冷間圧延および連続焼鈍の前でこれら工程に連続
するようにして実施してもよい。
(作用)
熱延鋼板を送りながらこれに伸びを与えると1熱延鋼板
の表面に付着した脆いスケールは伸びに対し直角方向に
亀裂を生じ、破砕される。破砕されたスケールは地鉄と
スケールとの境界面やスケール層内に酸が浸透し易くな
り、酸洗により熱延鋼板表面から容易に剥離する。また
、上記亀裂のためにブラッシングあるいはショツトブラ
ストによっても熱延鋼板表面から容易に剥離する。
の表面に付着した脆いスケールは伸びに対し直角方向に
亀裂を生じ、破砕される。破砕されたスケールは地鉄と
スケールとの境界面やスケール層内に酸が浸透し易くな
り、酸洗により熱延鋼板表面から容易に剥離する。また
、上記亀裂のためにブラッシングあるいはショツトブラ
ストによっても熱延鋼板表面から容易に剥離する。
上記伸びの制御において、たとえばスケールの破砕また
はスケール除去が十分になされていない場合、スケール
破砕圧延機の圧下量、テンションレベラーの引張力、あ
るいはローラーレベラーのロール押込み量は増加される
。
はスケール除去が十分になされていない場合、スケール
破砕圧延機の圧下量、テンションレベラーの引張力、あ
るいはローラーレベラーのロール押込み量は増加される
。
(実施例)
第2図は本発明の実施する設備の一例を示している。
ペイオフリールlに続いて先行する熱延コイルHと後続
のfpt延コイルHを接続する溶接機2、入側ループカ
ー3.テンションレベラー5.ブラシロールlO1酸洗
槽12、ホットリンスタンク13、乾燥機14、出側ル
ープカー16およびテンションリール18が順次配列さ
れている。上記ブラシロール10および酸洗槽12の出
側にはそれぞれスケール検出器21.22が配置されて
いる。スケール検出器21はスケール破砕状況を、スケ
ール検出器22はスケール除去状況をそれぞれ検出する
。また、制御コンピューター23およびこれに接続され
たコントローラー24を備えており、制御コンピュータ
ー23にはホストコンピューター(図示しない)および
上記スケール検出器21.22が接続されている。テン
ションレベラー5は入側プライドル6、ワークロール7
および出側プライドル8とから構成されている。
のfpt延コイルHを接続する溶接機2、入側ループカ
ー3.テンションレベラー5.ブラシロールlO1酸洗
槽12、ホットリンスタンク13、乾燥機14、出側ル
ープカー16およびテンションリール18が順次配列さ
れている。上記ブラシロール10および酸洗槽12の出
側にはそれぞれスケール検出器21.22が配置されて
いる。スケール検出器21はスケール破砕状況を、スケ
ール検出器22はスケール除去状況をそれぞれ検出する
。また、制御コンピューター23およびこれに接続され
たコントローラー24を備えており、制御コンピュータ
ー23にはホストコンピューター(図示しない)および
上記スケール検出器21.22が接続されている。テン
ションレベラー5は入側プライドル6、ワークロール7
および出側プライドル8とから構成されている。
ペイオフリール1で巻きほどかれた熱延鋼板Hは入側ル
ープカー3に若苗された後、テンションレベラー5で7
.0z以下の伸びを与えられブラシロールlOで剥離し
かけた表面スケールを研掃される。ついで、熱延鋼板H
は酸洗層12で酸洗され、ホットリンスタンク13、ド
ライヤー14、出側ループカー16を通ったあとテンシ
ョンリール18で巻き取られる。
ープカー3に若苗された後、テンションレベラー5で7
.0z以下の伸びを与えられブラシロールlOで剥離し
かけた表面スケールを研掃される。ついで、熱延鋼板H
は酸洗層12で酸洗され、ホットリンスタンク13、ド
ライヤー14、出側ループカー16を通ったあとテンシ
ョンリール18で巻き取られる。
このとき、熱延コイルの製造条件のデーターaをホスト
コンピューターから、スケール破砕および除去状況すを
上記スケール検出器2I、22から制御コンピューター
23に入力する。酸洗能力に余裕がある場合には、テン
ションレベラー5のワークロール7のインターメツシュ
および入、出側プライドル6.8のロール回転速度差の
少なくとも一方を変化させて、熱延鋼板Hに与える伸び
率を所定の時間で脱スケールを終え、酸洗不良が発生し
ない最小に制御する。
コンピューターから、スケール破砕および除去状況すを
上記スケール検出器2I、22から制御コンピューター
23に入力する。酸洗能力に余裕がある場合には、テン
ションレベラー5のワークロール7のインターメツシュ
および入、出側プライドル6.8のロール回転速度差の
少なくとも一方を変化させて、熱延鋼板Hに与える伸び
率を所定の時間で脱スケールを終え、酸洗不良が発生し
ない最小に制御する。
つぎに、スケール破砕およびスケール除去に引続いて冷
間圧延および連続焼鈍を連続して行なう例について説明
する。第3図はその設備を示しており、AはBにつなが
る。なお、第2図に示す装置と同様の装置には同一の参
照符号を付け、その説明は省略する。
間圧延および連続焼鈍を連続して行なう例について説明
する。第3図はその設備を示しており、AはBにつなが
る。なお、第2図に示す装置と同様の装置には同一の参
照符号を付け、その説明は省略する。
前記出側ループカー16に続いて冷間圧延機列28、電
気清浄装置28、入側ループカー30、連続焼鈍装置3
2.焼鈍済冷延板の後処理装置34、出側ループカー3
6、スキンパスミル38、およびテンションリール40
が順次配列されている。上記設備において、酸洗された
熱延鋼板Hは直ちに冷間圧延および連続焼鈍される。
気清浄装置28、入側ループカー30、連続焼鈍装置3
2.焼鈍済冷延板の後処理装置34、出側ループカー3
6、スキンパスミル38、およびテンションリール40
が順次配列されている。上記設備において、酸洗された
熱延鋼板Hは直ちに冷間圧延および連続焼鈍される。
−L 記8備において、スケール除去のために熱延鋼板
Hにテえる最適の伸びは次のようにして求める。第4図
は伸び率を制御する手順を示すフローチャートである。
Hにテえる最適の伸びは次のようにして求める。第4図
は伸び率を制御する手順を示すフローチャートである。
まず、ホストコンピューターからのデーターに基づき、
制御コンピューターに熱延鋼板の鋼種、冷却条件、およ
び巻取り温度を初期設定する。ついで、ホストコンピュ
ーターから連続焼鈍装置32の通板速度を加味した冷間
圧延a26人側の速度が入力される。これらデーターに
ノフづき所要の伸び率を計算する。このとき、まず圧延
機入側の速度から必要な酸洗速度を求め、酸洗速度に応
じた伸び率を求める。第5図は伸び率を求める線図の一
例を示している。種々の条件に従って多数の線図が予め
求められており、制御コンピューター23に記憶されて
いる。冷却条件(この例では、急冷または徐冷)および
巻取り温度が指定されれば、これらの線図から所要の伸
び率が求められる。求められた伸び率Cは制御コンピュ
ーター23からコントローラー24に出力される。コン
トローラー24は伸び率に基づき所要の張力dをテンシ
ョンレベラー5に出力する。前記スケール検出器21.
22により検出されたスケールの破砕および除去状況が
制御コンピューター23に入力され、制御コンピュータ
ー23はこれら状況からスケールが残留しているか、ど
うかを判断する。スケールが残留しておれば、現在テン
ションレベラー5に出力中の張力を増し、熱延鋼板Hに
与える伸び率を0.1%増加する。そして、この伸び率
の増加はスケールが十分に除去されるまで繰り返される
。
制御コンピューターに熱延鋼板の鋼種、冷却条件、およ
び巻取り温度を初期設定する。ついで、ホストコンピュ
ーターから連続焼鈍装置32の通板速度を加味した冷間
圧延a26人側の速度が入力される。これらデーターに
ノフづき所要の伸び率を計算する。このとき、まず圧延
機入側の速度から必要な酸洗速度を求め、酸洗速度に応
じた伸び率を求める。第5図は伸び率を求める線図の一
例を示している。種々の条件に従って多数の線図が予め
求められており、制御コンピューター23に記憶されて
いる。冷却条件(この例では、急冷または徐冷)および
巻取り温度が指定されれば、これらの線図から所要の伸
び率が求められる。求められた伸び率Cは制御コンピュ
ーター23からコントローラー24に出力される。コン
トローラー24は伸び率に基づき所要の張力dをテンシ
ョンレベラー5に出力する。前記スケール検出器21.
22により検出されたスケールの破砕および除去状況が
制御コンピューター23に入力され、制御コンピュータ
ー23はこれら状況からスケールが残留しているか、ど
うかを判断する。スケールが残留しておれば、現在テン
ションレベラー5に出力中の張力を増し、熱延鋼板Hに
与える伸び率を0.1%増加する。そして、この伸び率
の増加はスケールが十分に除去されるまで繰り返される
。
上記実施例ではスケール破砕およびスケール除去に引続
いて冷間圧延および連続焼鈍を連続して行なったが、ス
ケール除去に引き続いて冷間圧延のみを行なうようにし
てもよい。この場合【こは、第3図のAの位置にテンシ
ョンリールが設けられる。また、冷間圧げ機の入側速度
が制御コンピューターに入力され、伸び率の計算に用い
られる。
いて冷間圧延および連続焼鈍を連続して行なったが、ス
ケール除去に引き続いて冷間圧延のみを行なうようにし
てもよい。この場合【こは、第3図のAの位置にテンシ
ョンリールが設けられる。また、冷間圧げ機の入側速度
が制御コンピューターに入力され、伸び率の計算に用い
られる。
(発明の効果)
この発明によると、常に適切なスケール除去のだめの伸
びが熱延鋼板に与えられる。したがって、残留スケール
によって冷延鋼板の表面性状が損なわれることはなく、
またスケール破砕圧延機あるいはテンションレベラーな
どに余分の動力を要することもない。
びが熱延鋼板に与えられる。したがって、残留スケール
によって冷延鋼板の表面性状が損なわれることはなく、
またスケール破砕圧延機あるいはテンションレベラーな
どに余分の動力を要することもない。
第6図〜第8図はそれぞれ電力コストおよびロールコス
トについて従来法と本発明とを比較している。第6図は
酸洗、乾燥までの工程の場合(第2図に示す設備による
場合)で、図から明らかな様に本発明の実施により電力
コストが約25鬼、ロールコストが約5z節減できた。
トについて従来法と本発明とを比較している。第6図は
酸洗、乾燥までの工程の場合(第2図に示す設備による
場合)で、図から明らかな様に本発明の実施により電力
コストが約25鬼、ロールコストが約5z節減できた。
また、第7図は冷間圧延まで連続した工程の場合で、本
発明の実施により電力コストが約20%、ロールコスト
が約7% w1減できた。さらに、第8図は連続焼鈍ま
で連続した工程の場合で、本発明の実施により電力コス
トが約25z、ロールコストが約10% 1ffi減で
きた。
発明の実施により電力コストが約20%、ロールコスト
が約7% w1減できた。さらに、第8図は連続焼鈍ま
で連続した工程の場合で、本発明の実施により電力コス
トが約25z、ロールコストが約10% 1ffi減で
きた。
第1図はテンションレベラーおよび圧延機によってそれ
ぞれ鋼板に与えた伸び率と脱スケール時間短縮率との関
係の一例を示す線図、第2図は本発明を実施する設備の
一例を示す設備構成図、第3図は本発明の他の例を実施
する設備の構成図、第4図は最適の伸びを求める手順を
示すフローチャート、第5図は伸び率を求める線図、な
らびに第6図〜第8図はそれぞれ従来法と本発明とを比
較して電力コストおよびロールコストを・もず線図であ
る。 ■・・・ペイオフリール、5・・・テンションレベラー
、10・・・ブラシロール、12・・・酸洗槽、18.
40・・・テンショ〉・リール、21.22・・・スケ
ール検出器、23・・・制御コンピューター、24・・
・コントローラー、26・・・冷間圧延機列、32・・
・連続焼鈍装置。
ぞれ鋼板に与えた伸び率と脱スケール時間短縮率との関
係の一例を示す線図、第2図は本発明を実施する設備の
一例を示す設備構成図、第3図は本発明の他の例を実施
する設備の構成図、第4図は最適の伸びを求める手順を
示すフローチャート、第5図は伸び率を求める線図、な
らびに第6図〜第8図はそれぞれ従来法と本発明とを比
較して電力コストおよびロールコストを・もず線図であ
る。 ■・・・ペイオフリール、5・・・テンションレベラー
、10・・・ブラシロール、12・・・酸洗槽、18.
40・・・テンショ〉・リール、21.22・・・スケ
ール検出器、23・・・制御コンピューター、24・・
・コントローラー、26・・・冷間圧延機列、32・・
・連続焼鈍装置。
Claims (6)
- (1)熱延鋼板を送りながらこれに伸びを与えて熱延鋼
板表面のスケールを破砕し、ついで破砕スケールを熱延
鋼板表面から除去する方法において、前記スケールの破
砕から除去までの間にスケールの破砕またはスケール除
去状況を検出し、その検出結果に基づき伸び率を制御す
ることを特徴とする熱延鋼板の脱スケール方法。 - (2)テンションレベラーで伸び率7.0%以下の伸び
を熱延鋼板に与えることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の熱延鋼板の脱スケール方法。 - (3)圧延機で伸び率7.0%以下の伸びを熱延鋼板に
与えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱
延鋼板の脱スケール方法。 - (4)ブラシ研削、酸洗、湿式ブラスト、および乾式ブ
ラストのうちの少なくとも一つにより前記破砕スケール
を熱延鋼板表面から除去することを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の熱延鋼板の脱スケール方法。 - (5)冷間圧延が脱スケールに続いて行なわれる連続工
程において、前記スケールの破砕と破砕スケールの除去
とを前記冷間圧延の直前に行なうことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の熱延鋼板の脱スケール方法。 - (6)冷間圧延および連続焼鈍が順次脱スケールに続い
て行なわれる連続工程において、前記スケールの破砕と
破砕スケールの除去とを前記冷間圧延の直前に行なうこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱延鋼板の
脱スケール方法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26129585A JPS62124018A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 熱延鋼板の脱スケ−ル方法 |
KR1019860001735A KR900007072B1 (ko) | 1985-03-15 | 1986-03-11 | 냉간압연 강스트립의 제조방법 및 장치 |
DE8686103479T DE3680560D1 (de) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kaltgewalztem stahlband. |
AT86103479T ATE65721T1 (de) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kaltgewalztem stahlband. |
BR8601145A BR8601145A (pt) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Aparelho para fabricacao de tiras de aco laminadas a frio,bem como processo para-na producao de tiras laminadas a frio-remover a carepa formada na superficie de tiras laminadas a quente |
EP86103479A EP0195385B1 (en) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Method and apparatus for manufacturing cold-rolled steel strip |
ES553020A ES8703756A1 (es) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Procedimiento para la fabricacion de flejes de acero laminados en frio. |
CA000504111A CA1268932A (en) | 1985-03-15 | 1986-03-14 | Method and apparatus for manufacturing cold-rolled steel strip |
US07/143,311 US4872245A (en) | 1985-03-15 | 1988-01-11 | Method and apparatus for manufacturing cold-rolled steel strip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26129585A JPS62124018A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 熱延鋼板の脱スケ−ル方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124018A true JPS62124018A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17359812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26129585A Pending JPS62124018A (ja) | 1985-03-15 | 1985-11-22 | 熱延鋼板の脱スケ−ル方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100847029B1 (ko) * | 2002-05-02 | 2008-07-17 | 주식회사 포스코 | 강판의 탈 스케일 시스템 및 탈 스케일 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60169581A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Nippon Steel Corp | 鋼ストリツプの残スケ−ル状態判別方法 |
JPS60169580A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-03 | Nippon Steel Corp | 鋼ストリツプの残スケ−ル状態判別方法 |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP26129585A patent/JPS62124018A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60169580A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-03 | Nippon Steel Corp | 鋼ストリツプの残スケ−ル状態判別方法 |
JPS60169581A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Nippon Steel Corp | 鋼ストリツプの残スケ−ル状態判別方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100847029B1 (ko) * | 2002-05-02 | 2008-07-17 | 주식회사 포스코 | 강판의 탈 스케일 시스템 및 탈 스케일 방법 |
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