JPS6212347Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6212347Y2 JPS6212347Y2 JP1981009344U JP934481U JPS6212347Y2 JP S6212347 Y2 JPS6212347 Y2 JP S6212347Y2 JP 1981009344 U JP1981009344 U JP 1981009344U JP 934481 U JP934481 U JP 934481U JP S6212347 Y2 JPS6212347 Y2 JP S6212347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- frame
- pad
- engagement
- front half
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主に車両用シートのシートバツクに
取り付け、使用されるヘツドレストに関する。
取り付け、使用されるヘツドレストに関する。
例えば、車両用シートのシートバツクに取り付
けられるヘツドレストでは前部は前席への着座者
の本来のヘツドレストとして、また後部は衝突の
際に後席の着座者を保護するためのパツドとして
使用しうるものが要望されている。
けられるヘツドレストでは前部は前席への着座者
の本来のヘツドレストとして、また後部は衝突の
際に後席の着座者を保護するためのパツドとして
使用しうるものが要望されている。
しかし、従来のこの種ヘツドレストは第1図に
示されるように、ステイ1に取り付けられたフレ
ーム2の上端部の前後方向の両面に、単一体のパ
ツド3を任意厚さに配置し、表皮4により被覆し
た構造とされている。したがつて、パツド3を前
部と後部とで別の硬度に形成することが非常に困
難なる欠点があり、さらに製造に多くの手数を要
する欠点もある。
示されるように、ステイ1に取り付けられたフレ
ーム2の上端部の前後方向の両面に、単一体のパ
ツド3を任意厚さに配置し、表皮4により被覆し
た構造とされている。したがつて、パツド3を前
部と後部とで別の硬度に形成することが非常に困
難なる欠点があり、さらに製造に多くの手数を要
する欠点もある。
本考案の目的は、前記従来のヘツドレストの欠
点を除去し、前部と後部とで使用目的に応じて適
当な硬度に形成でき、かつ製造、組み付けが簡単
であつて、しかも前部と後部とで異なる色彩、模
様の表皮で簡単に被覆しうるヘツドレストを提供
することにあり、以下図面を参照して詳述すると
ころより明らかとなるであろう。
点を除去し、前部と後部とで使用目的に応じて適
当な硬度に形成でき、かつ製造、組み付けが簡単
であつて、しかも前部と後部とで異なる色彩、模
様の表皮で簡単に被覆しうるヘツドレストを提供
することにあり、以下図面を参照して詳述すると
ころより明らかとなるであろう。
第2図、第3図および第4図は、本考案の一実
施例を示す。この実施例に示されるものは、ステ
イ5の上端部に取り付けられたフレーム6と、互
いに別体に成形されかつフレーム6の前面に配置
されたヘツドレスト本体の前面側半部8と、フレ
ーム6の後面に配置されたヘツドレスト本体の後
面側半部9とを備えている。
施例を示す。この実施例に示されるものは、ステ
イ5の上端部に取り付けられたフレーム6と、互
いに別体に成形されかつフレーム6の前面に配置
されたヘツドレスト本体の前面側半部8と、フレ
ーム6の後面に配置されたヘツドレスト本体の後
面側半部9とを備えている。
前記フレーム6には、係合凸部用の挿通孔7が
幅方向に間隔を存して2個形成されている。
幅方向に間隔を存して2個形成されている。
ヘツドレスト本体の前面側半部8は、前席の着
座者のヘツドレストとしての使用目的に適合する
硬度のパツド10と、この前面側半部8の当接面
側を除く他の面を被覆した表皮12と、前記当接
面側においてパツド10と一体に結合されかつ前
記挿通孔7を通過しうる大きさの係合凸部16を
幅方向に2個設けたプレート14とを有してい
る。尚前記挿通孔7及び係合凸部16は夫々2個
に限定されるものではなく四隅に夫々形成しても
よい。
座者のヘツドレストとしての使用目的に適合する
硬度のパツド10と、この前面側半部8の当接面
側を除く他の面を被覆した表皮12と、前記当接
面側においてパツド10と一体に結合されかつ前
記挿通孔7を通過しうる大きさの係合凸部16を
幅方向に2個設けたプレート14とを有してい
る。尚前記挿通孔7及び係合凸部16は夫々2個
に限定されるものではなく四隅に夫々形成しても
よい。
ヘツドレスト本体の後面側半部9は、車両の衝
突の際に、後席の着座者を保護する使用目的に適
合する硬度のパツド11と、この後面側半部9の
当接面側を除く他の面を被覆した表皮13と、前
記当接面側においてパツド11と一体に結合され
かつ前記係合凸部16に嵌合しうるように当接面
より内部に向つて形成された係合凹部17を有す
るプレート15とを備えている。
突の際に、後席の着座者を保護する使用目的に適
合する硬度のパツド11と、この後面側半部9の
当接面側を除く他の面を被覆した表皮13と、前
記当接面側においてパツド11と一体に結合され
かつ前記係合凸部16に嵌合しうるように当接面
より内部に向つて形成された係合凹部17を有す
るプレート15とを備えている。
そして、ヘツドレスト本体の前面側半部8は各
係合凸部16をフレーム6に形成された各挿通孔
7に挿通させてフレーム6の前面に当接され、一
方の後面側半部9はフレーム6の後面に突出され
た各係合凸部16に各係合凹部17を嵌合させて
前面側半部8に一体に結合され、かつフレーム6
に当接されている。
係合凸部16をフレーム6に形成された各挿通孔
7に挿通させてフレーム6の前面に当接され、一
方の後面側半部9はフレーム6の後面に突出され
た各係合凸部16に各係合凹部17を嵌合させて
前面側半部8に一体に結合され、かつフレーム6
に当接されている。
前記ヘツドレスト本体の前面側半部8の表皮1
2と後面側半部9の表皮13とは、互いに色彩、
模様の異なる材料で形成してもよく、また各表皮
12,13の端末部は当該前面側半部8と後面側
半部9の当接面側で簡易処理するだけでよく、相
互に縫製等により接合させる必要がない。
2と後面側半部9の表皮13とは、互いに色彩、
模様の異なる材料で形成してもよく、また各表皮
12,13の端末部は当該前面側半部8と後面側
半部9の当接面側で簡易処理するだけでよく、相
互に縫製等により接合させる必要がない。
前述構成の実施例のヘツドレストは、フレーム
6に形成された挿通孔7に係合凸部16を通して
フレーム6の前面にヘツドレスト本体の前面側半
部8を当接させ、フレーム6の後面にはヘツドレ
スト本体の後面側半部9を配置するとともに、挿
通孔7に通してフレーム6の後面側に突出された
前記係合凸部16にヘツドレスト本体の後面側半
部9に形成された係合凹部17を嵌合し、前面側
半部8に後面側半部9を一体に結合し、使用状態
に組み付ける。
6に形成された挿通孔7に係合凸部16を通して
フレーム6の前面にヘツドレスト本体の前面側半
部8を当接させ、フレーム6の後面にはヘツドレ
スト本体の後面側半部9を配置するとともに、挿
通孔7に通してフレーム6の後面側に突出された
前記係合凸部16にヘツドレスト本体の後面側半
部9に形成された係合凹部17を嵌合し、前面側
半部8に後面側半部9を一体に結合し、使用状態
に組み付ける。
前記使用状態では、ヘツドレスト本体の前面側
半部8は前席の着座者の通常のヘツドレストとし
て使用し、ヘツドレスト本体の後面側半部9は車
両が衝突した際の、後席の着座者のプロテクタと
して作用する。
半部8は前席の着座者の通常のヘツドレストとし
て使用し、ヘツドレスト本体の後面側半部9は車
両が衝突した際の、後席の着座者のプロテクタと
して作用する。
なお、本考案では係合凸部16を後面側半部9
の当接面に設け、係合凹部17を前面側半部8の
当接面より内部に形成してもよい。
の当接面に設け、係合凹部17を前面側半部8の
当接面より内部に形成してもよい。
以上が本考案にかかるヘツドレストの一実施例
の構成であるが、かかる構成によればヘツドレス
ト本体を前面側半部と後面側半部とに別体に成形
して組み合わせるようにしているので、これら前
面側半部と後面側半部とをそれぞれ使用目的に応
じた最適の硬度に各別に成形できる効果がある。
の構成であるが、かかる構成によればヘツドレス
ト本体を前面側半部と後面側半部とに別体に成形
して組み合わせるようにしているので、これら前
面側半部と後面側半部とをそれぞれ使用目的に応
じた最適の硬度に各別に成形できる効果がある。
さらに、前述のごとくヘツドレスト本体を前面
側半部と後面側半部とを別体に成形し、組み合わ
せるようにしているので、従来の一体型のものに
比べてパツドの発泡成形が容易であり、しかも相
互の表皮の端末部を縫製する事なしに当該前面側
半部と後面側半部の当接面で密接させる事が出
来、簡単に製造できる効果を有し、しかも係合凸
部と係合凹部との嵌合を介して前面側半部と後面
側半部とをフレームに簡単に取り付けうる効果が
ある。更に前記ヘツドレストステイを予じめシー
トバツクに組込んで製造した後に、前記前面側半
部と後面側半部とをフレームに取付けてヘツドレ
スト本体を形成する事ができる。
側半部と後面側半部とを別体に成形し、組み合わ
せるようにしているので、従来の一体型のものに
比べてパツドの発泡成形が容易であり、しかも相
互の表皮の端末部を縫製する事なしに当該前面側
半部と後面側半部の当接面で密接させる事が出
来、簡単に製造できる効果を有し、しかも係合凸
部と係合凹部との嵌合を介して前面側半部と後面
側半部とをフレームに簡単に取り付けうる効果が
ある。更に前記ヘツドレストステイを予じめシー
トバツクに組込んで製造した後に、前記前面側半
部と後面側半部とをフレームに取付けてヘツドレ
スト本体を形成する事ができる。
また、ヘツドレスト本体の前面側半部と後面側
半部の表皮を異なる色彩、模様の材料を使用して
形成することもできるので、風合いに富んだもの
になしうる効果もある。
半部の表皮を異なる色彩、模様の材料を使用して
形成することもできるので、風合いに富んだもの
になしうる効果もある。
第5図及び第6図には本考案に係るヘツドレス
トの異なる実施例が夫々示されており、第5図に
示すヘツドレストはステイ5が設けられるフレー
ム6と、互いに別体に成形されかつフレーム6の
前面に配置されたヘツドレスト本体の前面側半部
8と、フレーム6の後面に配置されたヘツドレス
ト本体の後面側半部9とを備えている事は前述の
実施例と同様であるが、前記フレーム6の挿通孔
7に代えて係合凸部16がフレーム6の前面後面
の両面に形成され、またこの係合凸部16と対向
する前記前面側半部8及び後面側半部9の位置に
は夫々係合凹部17が形成され、前記係合凸部1
6と係合凹部17が夫々嵌合する事によりヘツド
レストが構成されるようになされているほかは前
述せる実施例と同様の構成を有するものである。
なおこの実施例においても係合凸部16と係合凹
部17の数は図示のものに限定されるものではな
い。
トの異なる実施例が夫々示されており、第5図に
示すヘツドレストはステイ5が設けられるフレー
ム6と、互いに別体に成形されかつフレーム6の
前面に配置されたヘツドレスト本体の前面側半部
8と、フレーム6の後面に配置されたヘツドレス
ト本体の後面側半部9とを備えている事は前述の
実施例と同様であるが、前記フレーム6の挿通孔
7に代えて係合凸部16がフレーム6の前面後面
の両面に形成され、またこの係合凸部16と対向
する前記前面側半部8及び後面側半部9の位置に
は夫々係合凹部17が形成され、前記係合凸部1
6と係合凹部17が夫々嵌合する事によりヘツド
レストが構成されるようになされているほかは前
述せる実施例と同様の構成を有するものである。
なおこの実施例においても係合凸部16と係合凹
部17の数は図示のものに限定されるものではな
い。
また第6図に示すヘツドレストは、フレーム6
に複数の挿通孔7が形成され、またヘツドレスト
本体が形成される前面側半部8には夫々係合凸部
16と凹部21とが夫々形成され、前記後面側半
部9の前記前面側半部8の係合凸部16と対向す
る位置には凹部21が、前記前面側半部8の凹部
21と対向する位置には係合凸部16が夫々形成
され、前記フレーム6の挿通孔7に前記係合凸部
16が夫々係止されることにより、前記前面側半
部8と後面側半部9とがフレーム6を介して相互
に接合されるようになされているほかは前述せる
実施例と同様の構成を有する。なおこの実施例に
おいては係合凸部16が係合する部分をフレーム
6に形成し、凹部21とは係合していないが、凹
部21を係合凹部17に変更しても良い。
に複数の挿通孔7が形成され、またヘツドレスト
本体が形成される前面側半部8には夫々係合凸部
16と凹部21とが夫々形成され、前記後面側半
部9の前記前面側半部8の係合凸部16と対向す
る位置には凹部21が、前記前面側半部8の凹部
21と対向する位置には係合凸部16が夫々形成
され、前記フレーム6の挿通孔7に前記係合凸部
16が夫々係止されることにより、前記前面側半
部8と後面側半部9とがフレーム6を介して相互
に接合されるようになされているほかは前述せる
実施例と同様の構成を有する。なおこの実施例に
おいては係合凸部16が係合する部分をフレーム
6に形成し、凹部21とは係合していないが、凹
部21を係合凹部17に変更しても良い。
本実施例においても前述せる実施例と同様の効
果を有する事明らかであろう。
果を有する事明らかであろう。
なお、上述においては本考案の一実施例を示し
たに留まり、本考案の精神を脱することなしに
種々の変更、変形をなしうること明らかであろ
う。
たに留まり、本考案の精神を脱することなしに
種々の変更、変形をなしうること明らかであろ
う。
第1図は従来のヘツドレストを示す縦断面図、
第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第2図は分解斜視図、第3図は組み付け過
程の縦断側面図、第4図は使用状態の縦断側面
図、第5図及び第6図は本考案の異なる実施例を
夫々示す縦断側面図である。 図中、5……ステイ、6……フレーム、7……
係合凸部用の挿通孔、8……ヘツドレスト本体の
前面側半部、9……ヘツドレスト本体の後面側半
部、10,11……パツド、12,13……表
皮、14,15……プレート、16……係合凸
部、17……係合凹部。
第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第2図は分解斜視図、第3図は組み付け過
程の縦断側面図、第4図は使用状態の縦断側面
図、第5図及び第6図は本考案の異なる実施例を
夫々示す縦断側面図である。 図中、5……ステイ、6……フレーム、7……
係合凸部用の挿通孔、8……ヘツドレスト本体の
前面側半部、9……ヘツドレスト本体の後面側半
部、10,11……パツド、12,13……表
皮、14,15……プレート、16……係合凸
部、17……係合凹部。
Claims (1)
- ステイが設けられるヘツドレストフレームと、
該ヘツドレストフレームに固着されるヘツドレス
ト本体とから成り、前記ヘツドレスト本体は前面
側半部と後面側半部とが夫々別体に形成され、前
記前面側半部と後面側半部とはパツドと、該パツ
ドを被覆した表皮とを備えると共に、前記ヘツド
レストフレームには挿通孔または係合凸部の何れ
か一方が形成され、前記前面側半部と後面側半部
の前記ヘツドレストフレームの挿通孔または係合
凸部と対向する位置には、前記挿通孔または係合
凸部と係合する係合凸部または係合凹部が夫々形
成され、前記パツドと該パツドを被覆した表皮及
び係合凸部または係合凹部が形成された前面側半
部と後面側半部とが前記ヘツドレストフレームを
介して相互に接合されている事を特徴とするヘツ
ドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981009344U JPS6212347Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981009344U JPS6212347Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57123058U JPS57123058U (ja) | 1982-07-31 |
JPS6212347Y2 true JPS6212347Y2 (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=29807467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981009344U Expired JPS6212347Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212347Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114148232B (zh) * | 2021-12-09 | 2023-07-28 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车头枕、汽车座椅和汽车 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621016Y2 (ja) * | 1976-11-08 | 1981-05-18 | ||
JPS56103258U (ja) * | 1980-01-10 | 1981-08-13 |
-
1981
- 1981-01-26 JP JP1981009344U patent/JPS6212347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57123058U (ja) | 1982-07-31 |