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JPS62114933A - 2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及びその製法 - Google Patents

2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及びその製法

Info

Publication number
JPS62114933A
JPS62114933A JP60252825A JP25282585A JPS62114933A JP S62114933 A JPS62114933 A JP S62114933A JP 60252825 A JP60252825 A JP 60252825A JP 25282585 A JP25282585 A JP 25282585A JP S62114933 A JPS62114933 A JP S62114933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
compound
alkyl group
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60252825A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Nakamoto
中本 泰正
Yoriyasu Ishizuka
石塚 仍康
Yoshio Miyamura
宮村 佳男
Masahiro Togashi
富樫 正弘
Zene Nagai
永井 善衛
Shunichi Tsuji
俊一 辻
Susumu Morikawa
守川 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP60252825A priority Critical patent/JPS62114933A/ja
Publication of JPS62114933A publication Critical patent/JPS62114933A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、医薬分野に有用、たとえば抗腫瘍剤として有
用な従来公知文献未記載の2−ノ・ロー2−シクロベン
テノン誘導体及びその製法に関する。 更に詳しくは、本発明は下記式(11 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR5〔ここで、R3
は直鎖もしくは分校アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいベンジル基を示す〕を示し、 R1は水素原子又は低級アルキル基を示し、R1はアシ
ルオキシ基を示し、 R4は水素原子又は水酸基の保護基を示し、そして 式中六−りけ単結合もしくけ二重結合を示し、単結合を
示す場合にはQはOHであり、二重結合を示す場合には
Qは水素原子である、 で表わされる2−ハロー2−シクロベンテノン誘導体及
びその薬学的に許容し1Uる塩類及びその製法に関する
。 下記式(II化合物は、式中その4位に不斉炭素原子を
持ち、該不斉炭素原子に由来する6体ならびに1体の各
光学的異性体、ラセミ体(6体:1体が1=1の混合物
)及びそれら光学的異性体の他の任意の割合の混合物の
形で存在でき、更に式中その4′位における給体配位ば
(I()配位であシ、更に、該式(1)中その1′位及
び3′位における配置異性として、E配位、Z配位もし
くはこれらの配位の任意の割合の混合物であることがで
きる。 従って、本発明において、式(Tlで示される2−ハロ
ー2−シクロベンテノン誘導体及びその薬学的に許容し
得る塩類とけ、これらすべての場合を包含するものとし
て定義される。 本発明者らは、抗腫瘍作用を有する薬理活性化合物の開
発研究を行って来た。 その結果、前記式(1)で表わされる新しい構造的特徴
を有する従来文献未記載の2−ハロー2−シクロベンテ
ノン誘導体及びその塩類の合成に成功した。 更に、該弐m化合物及びその塩類は、例えばL1210
マウス白血病培養細胞を用いた培養実験について後に一
例を示すように、薬理活性化合物として、たとえば抗腫
瘍剤の如き医薬分野において有用な化合物であって、人
及び人以外の動物の腫瘍の予防もしくは治療などの腫瘍
処置剤として、極めて重要な価値を有することが期待き
れる新規化合物であることがわかった。 従って、本発明の目的は前記式(1)で表わされる2−
ハロー2−シクロベンテノン誘導体及びその薬学的に許
容し得る塩類、更にはそれらの判決を提供するにある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。 本発明の下記式(I) で表わされる化合物に於て、 Xはハロゲン原子、たとえば弗素原子、塩素原子、臭素
原子もしくは沃岩厚子など、を示し;Rはアルキル基、
たとえばC,、C0のアルキル基、とくにはC,、C,
の如き低級アルキル基、もしくは基−COOR,(ここ
で、R3ば@鎖もしくは分枝アルキル基たとえば01〜
C0の直鎖もしくは分枝アルキル基、とくには01〜C
3の如き低級アルキル基、シクロアルキル基たとえばC
5〜C6のシクロアルキル基、又は1介換基を有してい
てもよいベンジル基を示す〕を示し、;R,は水素原子
又は低級アルキル基たとえばC1〜C4の低級アルキル
基を示し;R7はアシルオキシ基たとえば02〜C7の
アシルオキシ基を示し、;R4は水素原子もしくけ水酸
基の保護基を示し、そして式中、□は単結合もしくは二
重結合を示し、単結合を示す場合にはQはOHであシ、
二重結合を示す場合にはQは水素原子である。 上記においてRがC1〜C0のアルキル基の例としては
、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−7”fル
基、n−ペンチルL  n−ヘキシル基、n−へブチル
基、n−オクチル基、n−ノニル基などのアルキル基を
例示することができる。 又、上記において、R3がC1〜C6の直鎖もしくは分
枝アルキル基の例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、3級−ブ
チル基、イソブチルLn−ペンチル基、インペンチル基
、n−ヘキシル基、イソヘキシル基等を例示することが
できる。さらに又、上記において、R8がC3〜C6の
シクロアルキル基の例としては、シクロプロピル基、シ
クロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等
を例示することができる。更に、Jの置換基を有してい
てもよいベンジル基の例としては、ベンジル基のほかに
、例えば、メチル、エチル、3級−ブチルの如き低級ア
ルキル基、メトキシ、エトキシ、ブトキシの如き低級ア
ルコキシ基、弗素、塩素、臭素、沃素の如き・・ロゲン
、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基の如き置換基を有
するベンジル基を例示することができる。 また、上記に警いて、R8がC1〜C2の低級アルキル
基の例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基
、インプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、3級
−ブチル基等を例示することができる。 更に又、上記においてR,がC7〜C2のアシルオキシ
基の例としては、アセチルオキシ基、置換基を有してA
てもよいベンゾイルオキシ基を例示でき、該ベンゾイル
オキシ基が有していてもよい置換基の例としては、弗素
、塩素、臭素の如きハロゲン、トリフルオロメチル基、
メチル基、3級−ブチル基、ニトロ基、メトキシ基の如
き置換基を例示することができる。 また更に、上記において、R4が水酸基の保護基を示す
場合の該保護基の例としては、テトラヒドロピラン−2
−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル基、1−エト
キシエチル基、3級−ブチルジメチルシリル基、トリメ
チルシリル基、トリエチルシリル基、トリベンジルシリ
ル基等を例示することができる。 更に、式(11化合物はその塩類とくには薬学的に許容
し得る塩の形であることができ、このような塩類の例と
しては、たとえばNa 、 K 、 Ca 、 Mgな
どの金属塩、アンモニウム塩、アミン塩の如き四級アン
モニウム塩などを例示することができる。 本発明の前記弐m化合物は、下記式(r−1)但し式中
、 X、 )(l、 R,及びR2は式(IICおけると同
義であり、 R1は式Hにおける定義中、低級アルキル基を示し、 ぞして、式中、箸=では単・結合もしくは二重結合を示
し、単結合を示す場合にはQはOHであり、二重結合を
示す場合にはQは水素原子である、 で表わされる化合物を包含する。すなわち、下記式(T
−1a)及び式(1−1b)で表わされる化合物を包含
する。 これら式中、X、 R,R1,R,、及びR2は、前記
式(r−1)について記載したと同義である。 上記式(r−1)化合物は、たとえば、下記式(ITI α 式中、X、R及びR6は式(1−1)について記載した
と同義、 で表わされる2−ハロー4.4−j4換−2−シクロペ
ンテノンと下記式fll1 式中1RいR2及び=ツーは式(T−])について記載
したと同義、 で表わされるアルデヒド誘導体を反応させることにより
a造することができる。そして1(1−1)中、前記式
(1−1a)化合物は脱水反応に賦することにより、容
易に式(I−1,)中、前記式([−xbMヒ合物に転
化することができる。 又、本発明の弐m化合物は、下記式(1−2)但し式中
、 X、R及びR7は式(11におけると同−攪でちり、R
8は式Hにおける定義中、低級アルキル基を示し、そし
て 式中、==1は単結合もしくは二重結合を示し、単結合
を示す場合にはQはOHてあり、二重結合を示す場合に
はQは水素原子である、 である化合物を包含する。 上記式(1−2)化合物は、たとえば、前記式(1−1
)中It4が水酸基の保護基を示す下記式%式%) 式中、X、R,R,、、R,2及び□は上記式(r−2
)におけると同義であり、R4は水酸基の保護基を示す
、 で表わされる化合物を脱保護基反応に賦することによっ
て、容易に製造することができる。 更に、本発明の式(I)化合物は、下記式(T−3)式
中、X1R及びR,は式(1)におけると同義であり、
そして 式中、;ツーは単結合もしくは二重結合を示し、昨結合
を示す場合にはQはOHであり、二重結合を示す場合に
はQは水素原子である、 で表わされる化合物を包含する。 上記式(r−3)化合物は、たとえば、前記式(1−2
)化合物を加水分解反応に賦することにより、容易に製
造することができる。 上記に本発明式m化合物製造の数態様について説明した
が、本発明においては、それ自体公知の反応単位、たと
えば、脱水反応、脱保獲基反応及び加水分解反応、それ
らの適宜な組合わせ反応手法を利用して、式(TI化合
物中の成る化合物から、式m中の他の化合物に転化させ
ることができ、本発明式m化合物は、これら任童の手法
で得ることのできる弐m化合物を包含する。以下におh
で、上記に述べた式(■)化合物製造の数態様について
更に詳しく説明する。上述した式m化合物製造の一態様
を図式的に示すと、以下のように示すことができる。 上記工程図に示した式(11化合物製造の態様において
、原料式(Ill化合物の製法については後に詳細に述
べる。原料代fil化合物の製法については’L”et
rahedron Letters 、 25.362
1(1984)に記載の製法を利用して合成することが
できる。 本発明式m化合物中、下記式(1−1)但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rけアルキル基もL<け基−coOR,にこで、R5は
直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又は置
換基を有していてもよいベンジル基を示す〕を示し、 R1は低級アルキル基を示し、 R2はアシルオキシ基を示し、 R4は水素原子もしくは水酸基の保護基を示U2、そし
て 式中r−−−−jd単結合もしくは二重結合を示し、単
結合を示す場合にはQはOHであり、二重結合を示す場
合にはQは水素原子である、 で表わされる2−ハロー2−シクロベンテノン銹導体は
、前記工程図に示した様に、たとえば、下記式(「) 式中、X、R及びR4け下記式(T−])について記載
したと同義、 で表わされる2−ハロー4.4−T;換−2−シクロベ
ンテノンと下記式(11 式中、Ro及び几2は上記式(1−1)Kついて記載し
たと同義、 で表わされるアルデヒド誘導体を反応させることによI
)製造することができる。 反応は、例えば適当な反応溶媒中で式1rl化合物と式
fl)化合物を接触させることにより行うことができる
。この際、利用する反応溶媒の例としては、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、1.2−ジメトキシエタン、エ
チルエーテル、n−ヘキサンもしくはこれらの溶媒の任
意の割合の混合物などを例示することができる。その使
m−fiには特別な制約はなく、適宜に選択できるが、
式(III化合物に対して例えば約10〜約50倍容量
の如き使用骨を例示することができる。 反応の実施1c際しては、式fU)化合物をそのリチウ
ムエルレートの形で式(W)化合物と接触させるのが好
寸し7い。たとえば、上記例示の如き反応溶媒中で、式
(Ill化合物に、塩基と(−で例えばリチウムジイソ
プロピルアミド、リチウムビス(トリメチルシリル)ア
ミドなどの如き有機リチウム化合物を、たとえば約−7
0’〜灼+20℃、約10〜約50分の如き条件下で作
用させて、まず、式in)化合物のリチウムエルレート
を形成し、形1戊されたリチウムエルレートの形の式(
Ill化合物に必要によりトリーn−ブチルチンクロリ
ドを作用させた後、式fl)化合物を作用させる亨書様
で行なうことができる。この際、利用する塩基上しての
有機1ノチウム化合物の使用量は適当に選択変ヂできる
が、例えば、弐fTI)化合物に対して約1〜杓5倍当
斗の如き使用骨を例示することができる、 式(TI)化合物、好ましくけリチウムエルレートの形
の式(Ill化合物と式(1)化合物の反応にぎj! 
l、/て、反応φ件とくには反応温度を適宜に選択調節
することによって、前記工程図に示したように、式(r
−1)化合物中、下記式(r−1*)及び式(■−1b
)で表わされる化合物の一方を7E択的IC形成させる
ことが71乞 R,0 これらの式中、X、 J R,、r(、及びR4は式(
1−1)について記載したと同義である。 例えば、約−70℃〜約−5ロー5030分〜約120
分の如き条件で反応を実権することにより、式(1−1
a)化合物を選択的に形成させることができ、又、例え
ば、約−70℃〜約−5ロー50応させた後、更にたと
えば約−30℃〜約+30℃で約30分〜約150分の
如き条件で反応を実施することにより式(T−1b)化
合物を選択的に形成寧せることができる。 上述した式(IJ)化合物と式(1化合物の反応に際し
て、式(ll)化合物の使用量は適当に選択変更できる
が、式(削代合物に対して例えば約1〜約5倍当量の如
き使用量を例示することができる。 上述のようにして得ることのできる式(T−1)化合物
中、下記式(1−1a) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR,,[ここで、R
8は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又
は置換基を有してAでもよいベンジル基を示す〕を示し
、 R8は低級アルキル基を示し、 R1けアシルオキシ基を示し、 R6け水素原子又は水酸基の保護基を示す、でiわされ
る2−ハロー2−シクロベンテノン誘導体ンよ、所望に
より、脱水反応に賦することにょシ、前記工程図に示し
たように、容易に式(T−1)化合物中、式(T−1b
)化合物に転化することができる。 この反応は、たとえば、適当な反応溶媒中で式(1−1
a)化合物を適当な脱水剤を用いて脱水反応せしめるこ
とによシ容易に行なうことができる。この際利用する反
応溶媒の例としては塩化メチレン、りOロホルム、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、
アセトニトリル、ニトロメタン又はこれらの圧穿の割合
の混合物を例示することができる。 その使用量には特別な制約はな込が、式(T−1a)化
合物に対して例えば約5〜約30倍容量の如き使用量を
例示することができる。又この際、脱水反応に使用する
脱水剤としては、例えばメタンスルホニルクロリド、パ
ラトルエンスルボニルクロリド、ベンゼンスルホニルク
ロリドの如キスルホニルクロリド類と同時に例えばトリ
エチルアミン、トリインプロピルアミン、ピリジン及び
4−ジメチルアミノピリジンなどの如きアミン類を使用
するのが好ましい。スルホニルクロリド類の使用量は適
当に選択変更できるが、式(1−1a)化合物に対して
例えば約1〜約2倍当量の如き使用量を例示することが
できる。さらにアミン類の使用k)も適当に選択変更で
きるが、スルホニルクロリド類に対して例えば約1〜約
5倍当量の如き使用量を例示することができる。 上述した式(1−1a)化合物から式(I−1b)化合
物を形成する脱水反応は、例えば約−20℃〜約+60
℃で約30分〜約5時間の如き条件で行うことができる
。 又更に、例えば以上に詳しく述べたようにして得ること
のできる式(1)中、前記式(T−1)で示される化合
物に於て、該式(T−1)中R4が水酸基の保護基を表
わす下記式(1−1ab)但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−C’OOR,[ここで、R
8は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又
は置換基を有していてもよいベンジル基を示す〕を示し
、 R1は低級アルキル基を示し、 R2はアシルオキシ基を示し、 R4は水酸基の保護基を示し、 そして 式中、===は単結合もしくは二重結合を示し、単結合
を示す場合にはQばOHであり、二重結合を示す場合に
はQは水素原子である、 で表わされる2−ハロー2−シクロベンテノン誘導体は
、それ自体公知の手法を利用して、脱保護基反応に賦す
ることによって、式(r−1)中、下記式(1−2’) 但し式中、 X、RXR,、、R,を及び=−1は式(
【−1ab)
について上記したと同義、 で表わされる2−ハロー2−シクロベンテノン誘導体だ
容易に転化することができる。 脱保護基反応は、例えば適当な反応溶媒中で式(1−1
ab)化合物に酸類もしくはテトラ−n −ブチルアン
モニウムフルオライドの如き水酸基の保護基の脱離剤を
作用させることによυ行うことができる。 この脱係g4反応に用いる溶Wの例としては、水、メタ
ノール、エタノール、アセトン、アセトニトリル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、1.2−ジメトキシエタ
ン、ジメチルホルムアミド又はこれらの任童の割合の混
合物等を例示することができる。その使用量には特別な
制約はないが、式(T−1ab)化合物に対して例えば
約5〜約40倍容予の如き1吏用量を例示することがで
きる。又、酸類の例としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸
、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸等
を例示することができる。 この脱保護基反応は、例えば約−10’〜約十50℃で
、約2〜約72時間の如き条件で行うことができる。更
に又、例えば上述のよってして得ることのできる式(1
1中、前記式(T−2)化合物或は既述のようにして得
ることのできる式<r−1)中、R3が水素原子を表わ
す化合物は、これを加水分解反応に賦することにより、
容易に、式(Tl中、下、−己式(1−3) O 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR5〔ここで、几、
は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいベンジル基〕を示し、 R,は低級アルキル基を示し、 R7はアシルオキシ基を示し、 そして 式中、==τは単結合もしくは二重結合を示し、単結合
を示す場合にはQばOHであシ、二重結合を示す場合に
はQは水素原子である、 で表わされる化合i吻に転化することができる。 この加水分解は、酸又はアルカリによる加水分解もしく
は酵素による加水分解のいずれの態様でも行なうことが
できるが、酵素法による加水分解の方が好ましい。この
好ましh態様で利F月する酵素の例としては、リパーゼ
、エステラーゼなどの酵素を例示することができる。こ
のような酵素はその起源を問わず使用することができ、
市場で入手可能である。 酵素法による加水分解の実#て際して、反応溶零として
はPH約4〜約9付近の緩衝液の使用が好ましく、例え
ば、リン酸緩衝液、Mcllvain緩衝液等を例示す
ることができる。嘘らに、これらの緩衝液に酵素活性に
著しい形1を与えない範囲で有機溶媒を加えて使用する
こともできる。その使用量には特別な制約はないが、式
(1−2)化合物もしくは式(1−1)中、It。が水
素原子を表わす化合物に付して、例えば約50〜約20
0倍容量の■]き使用場を例示することができる。反応
条件は、使用する酵素によっても適当に選択変更できる
が、例えば約20°〜!?:)40℃で例えば約20〜
約40時間の如き条件を例示することができる。 以上、前記工程図に示した態様について、本発明式m化
合′l勿を製造する方法を詳しく説明したが、例えばこ
のようにして得ることのできる本発明式(1)化合物は
、必要に応じて、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
、シリカゲル薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマ
トグラフィー等の精製操作に賦して分@精製することが
できる。 本発明の弐m化合物は、遊離の酸の形〔弐m中、R1が
水素原子〕で或は薬学的に許容されるその金属塩たとえ
ば、Na塩、K塩、Ca塩、Mg塩などの如き金属塩、
アンモニウム塩、四級アンモニウム塩などの如き塩類も
しくはエステル類などの形で利用できる。このような式
(I)化合物の薬学的に許容し得る塩類もしくはエステ
ル類などの形で利用できる。このような式(1)化合物
の薬学的に許容し得る塩類もしくはそのエステル類の形
成はそれ自体公知の手段で行うことができる。 例えば弐m化合物(但し、式中R1は水素原子を示す)
の水溶液にNa、 K、 Cas Mg  などの如き
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物又はア
ンモニア又はアミン等を加えて中和して得られた水溶液
を、常法によシ凍結乾燥に賦して該式(1)化合物の薬
学的に許容しつる塩類を製造することができる。 以上に詳しく説明した本発明式m化合物製造の態様にお
いて使用する原料式(II)化合物は同一出願人に係る
特願昭60−45735号に詳しく記載した方法を利用
して製造することができるが、式(U)においてRが基
−COOR,,である場合について新規な判決を発明し
たので、その判決も含めて以下に詳しく記載する。原料
式(111化合物は、たとえば下記工程図に示す態様で
製造することができる。 前記態様において、式([1)化合物CX、R,及びR
4は式(Ilについて記載したと同義〕の出発原料化合
物である公知化合物4−ヒドロキシ−2−シクロヘンテ
ノン(■)は、例えば文献TerahedronLet
ters、  759 (1976)に記載の方法を利
用して製造することができる。ついで、この式(Ilr
)化合物を例えば反応溶σ中でその水酸基を保護する反
応に賦して新規な式(VN)化合物 〔但し、R3は3
級ブチルジメチルシリル基、 3級ブチルジフェニルシ
リル基、トリベンジルシリル基等の水酸基の保護基を示
す、R3が3級ブチルジメチルシリル基の場合は公知化
合物〕に変換することができる。反応溶媒としては、塩
化メチレン、クロロホルム、N、N−ジメチルホルムア
ミド又はこれらの任意の割合の混合物等を例示すること
ができる。反応は、例えば塩基としてのイミダゾールの
存在下に、シリル化剤として例えば3級ブチルジメチル
クロロシラン、3級ブチルジフェニルクロロシラン又は
トリベンジルクロロシランヲ用いて、例えば室温に於て
約60分の反応に賦して鎖式(’I’m)化合物を製造
することができる。 上述のようにして得ることのできる式(VIE)化合物
に、反応溶媒中で、例えばアルキル金属化合物を作用さ
せる態様で新規な式(〜・])化合物〔Rはアルキル基
を示す〕を製造することができる。利用する反応溶媒の
例としては、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、n
−ヘキサン又はこれらの任意の割合の混合物等を例示す
ることができる。又、アルキル金属化合物の例としては
、メチルリチウム、エチルリチウム、n−プロピルリチ
ウム、n−ブチルリチウム、n−ペンチルリチウム、n
−ヘキシルリチウム、n−ヘプチルリチウム、n−オク
チルリチウム等の有機リチウム化合物を例示することが
できる。 反応は、例えば、約−70’〜杓O℃で豹20分〜約6
0分の如き条件下で行なうことができ、式(■1)化合
物〔Rはアルキル基を示す〕に転化することができる。 上述のようにして得ることのできる式(〜’II)化合
物は、反応溶媒中でその水酸基を保護する反応に賦して
新規な式(vl)化合物〔R及びR,は上記したと同義
、R4は水酸基の保護基を示す〕に転化することができ
る。反応溶媒の例としては、塩化メチレン、クロロホル
ム、テトラヒドロフラン又はこれらの任意の割合の混合
物等を例示することができる。又、保護基の導入に使用
する試薬の例としては、2,3−ジヒドロピラン、2,
3−ジヒドロフラン、ビニールエチルエーテル、又ヒビ
ニールn−ブチルエーテル等を例示することができる。 上記反応は、例えば、室温に於て約90分の如き条件下
で、酸として例えば塩酸、ノ;ラドルエンスルホン酸又
はカンファースルホン酸等の酸類の存在下で実施するこ
とができる。 かくして得られた式(Vl)化合物は、反応溶媒中でそ
の3級ブチルジメチルシリル基、3級ブチルジフェニル
シリル基又はトリベジルシリル基等の保護基を脱離させ
る反応に賦して新規な式(V)化合物〔R及びR4は上
記したと同義〕に変換することができる。この脱係4i
基反応は、例えばテトラヒドロフランの如き号媒中で、
例えば約り℃〜室温に於て、例えば約60分〜約150
分の如き条件で鎖式(Vl)化合物にテトラブチルアン
モニウムフルオライドを作用させることにより行うこと
ができる。 次いで上述のようにして得ることのできる式(V)化合
物に反応溶媒中で酸化剤を作用させる態様で新規な式(
IV)化合物〔Rはアルキル基、R・4′は水酸基の保
護基を示す〕を得ろことができる。 利用する反応溶妹の例としては、塩化メチレン、クロロ
ホルム、ジクロロエタン又はこれらの任意の割合の混合
物等を例示することができる。又、酸化剤の例としては
ピリジニウムジクロメイト、ピリジニウムクロロクロメ
イト等を例示することができる。この反応は、例えば室
温で約2〜約4時間の如き条件で行うことができる。 かくして得られた式(lV)化合物は、たとえば、反応
溶24中でノ・ロゲンを作用させた後、次いで塩基を作
用きせる態様で原料式(削代合′吻中、式(■−1)化
合物(Xが)・ロゲン原子て、Rlz が水素原子を示
す)に転化することができる。利用する反応溶媒の例と
しては、塩化メチレン、クロロホルム又はこれらの任意
の割合の混合物等を例示することができる。又、上記ノ
・ロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素又Iはヨウ素環を
例示することができる。その使用号は式(IV)化合物
に対して必要な清は等モルであるが、実際の反応には例
えばほぼ1〜約】O倍モルτ1の使用を例示することが
できる。 更に、反応に使用する上記塩基としては、例えばトリエ
チルアミン、トリイソプロピルアミン等の脂肪族アミン
類を例示することができる。 反応は、例えば約−20℃〜室淵に於て約1〜約4時間
の如き条件で行うことができる。 次いで、上述のようにして得ることのできる式(II−
1’)化合物を必要によシ反応溶媒中でその水酸基を保
護する保護基導入反応に試して新規な式(n−2)化合
物を製造することができる。 この際利用する反応溶媒の例としては、塩化メチレン、
クロロホルム、テトラヒドロフラン、NlN−ジメチル
ホルムアミド又はこれらの任意の割合の混合物等を例示
することができる。又、水酸基を保護する試薬としては
例えば2,3−ジヒドロピラン、2,3−ジヒドロフラ
ン、ビニールエチルエーテル、ビニールn−ブチルエー
テル等、さらにトリメチルクロロシラン、トリエチルク
ロロシラン、3級ブチルジメチルクロロシラン等のアル
キルクロロシラン類を例示することができる。 上記保護基導入反応は、例えば室温に於て約10〜約1
80分の如き条件で、酸として例えば塩酸、ハラトルエ
ンスルホン酸、カンファースルホン酸等の酸類の存在下
で実施することができる。 さらにアルキルクロロシラン系の試薬を用いる場合は塩
基として例えばイミダゾールを加えて更施することがで
きる。 又、上記式(ff−1)化合物のうちRが基−COOR
,CR,ば<mK:%−いてRが−COOR,を示す場
合について記載したと同義〕である化合物の場合には、
容易に入手することかできる出発原料化合物として式O
劃)化合物を使用して製造することができる。 式(X@)で表わ烙れる4−ハローフェノールを水酸化
アルカリ水溶液中で臭素との反応に賦して新規なf (
Xn)化合物〔但し、Xはハロゲン原子を示す〕に変換
することができる。反応溶媒としては通常、水メタノー
ル、酢酸等を例示することができる。反応は4−ハロー
フェノールを例えば苛性ソーダ水溶液に溶解した後、臭
素を加えて例えば約り℃〜約10℃に於て約10〜約1
0分の反応に賦して核式(Xrl )化合物を製造する
ことができる。 上述のようにして得ることのできる式(XI)化合物を
アルコール類に溶解し酸類を作用させて新規な式(XT
)化合物〔X寸)・ロゲン原子を示し、R5は直鎖もし
くは分枝アルキル基、シクロアルキル基又は置換を有し
ていてもよいベンジル基を示す〕を製造することができ
る。 反応条件としては、例えば約60°〜約150℃に於て
約20°〜約10時間の如き条件を例示することができ
る。かくして得ら11.た式(XD化合物に反応溶媒中
で酸化剤を作用させる態様で新規な式(X)化合物〔X
及びR1は上記したと同義〕を得ることができる。利用
する反応溶媒としては通常アセトンを例示することがで
きる。又、酸化剤の例としてはジョンズ試薬(三酸化ク
ロム、硫酸及び水の混合物)を例示することができる。 この反応は例えば約10°〜約60℃に於て約10°〜
約4時間の如き条件で行うことができる。このようにし
て得られた式(X)化合物に反応溶媒中で脱臭素化剤を
作用させる態様で新規な式(i−1)〔Xは・・ロゲン
原子を示し、Rは基−cooa。 を示し、R3は上記と同義である〕を製造することがで
きる。利用する反応溶亦としては、例えばメタノール、
エタノール等の低級アルコール類、希塩酸とアセトンの
混合液等を例示することができる。脱臭素化剤としては
例えば亜鉛−銅カップル、二塩化クロム等を例示するこ
とができる。反応条件としては例えば約20°〜約60
℃に於て約10〜約10分の如き条件を例示することが
できる。 本発明式m化合物の代表的数例について、L1210マ
ウス白血病培養細胞を用いる培養実験を行った。その姥
果を後掲表1に示した。この表1の結果に示されるよう
に、本発明化合物は啄めて低い濃度で、L1210マウ
ス白血病細胞に対する増殖抑制作用を示し、それ故に、
本発明式(1)化合物は抗腫瘍剤として人の腫瘍の予防
及び治療に有望な化合物であることがわかる。 マウス白血病細胞増殖抑制試験ニー 白血病細胞としてFlow Laboratories
  社によシ維持されているL1210マウス白血病培
養細胞を用いた。対数増殖期にある培養細胞を10 %
F C8加RP MI 1640 培地’T! I X
 10 ’cells/麿lに調製し弐mで示される2
−ハロー2−シクロベンテノン誘導体0.01〜1μE
/Ml存在下に37℃、5%CO1で4日間静置培養し
た。 培養後、トリバンプルー染色液を加えて無染色細胞を計
測した。4日間処理後のIC3o(μg/−1)を下記
に示す。 表  1 実施例1 2−クロロ−4−メチル−4−テトラヒドロピラニルオ
キシ−5−((4几)−4−アセチルオキシ−6−メド
キシカルボニルー2−ヘキセニリデン)−2−シクロベ
ンテノンアルゴン気流下でヘキサメチルジシラザン0.
41dをテトラヒドロフラン1211/に加えて一50
℃に冷却した。ついで10%n−ブチルリチウムへキサ
ン溶液1.19 atを加えて一50°〜0℃ にて4
5分攪拌した。 ついで−60°に冷却した後、2−クロロ−4−メチル
−4−テトラヒドロピラニルオキシ−2−シクロベンテ
ノン0.40B、9、テトラヒドロフラン3dの溶液を
加えて同温度で60分攪拌した。 ついでトリーロープリルチンクロリド0.504M、テ
トラヒドロフラン3dの溶液を加えて同温度で40分攪
拌した。ついで−65℃にてメチル(4R)−4−アセ
チルオキシ−7−オキソ−5−へブテノエート0.38
0,9.テトラヒドロフラン3dを加えて一65°〜−
40℃にて60分、次いで一40°〜−20℃にて40
分攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液39
 atを約O℃で加えた後、塩メチレンで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。 溶媒を留去して得られた残留物をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、メルク、7734、n−ヘキサン−
酢酸エチル)による分離精製操作等に賦して表題化合物
の粘性油状物0.23(lを得た。 NMR(CDCI、−TM8)δ: 0.7−4.1 (18H,m ) 3.7   (3’HX s) 4.1−4.9(IH,m) 5.3−5.7(LH,m) 5.8−7.9 (4H,、m ) 実施例2 2−クロロ−4−ヒドロキシ−4−メチル−5−((4
B)−4−アセチルオキシ−6−メドキシカルボニルー
2−ヘキセニリデン)−2−7クロペンテノン 実施例1の生成物0.22(lをアセトン8dに溶解し
、6N−HCI 1滴を加えて約25℃で60分攪拌し
た。ついで溶媒を留去して得られた残留物に飽和食塩水
8dを加えて塩化メチレンで抽出した。抽出液を無水硫
酸マグネシウムで乾燥した後、溶膵を留去した。得られ
た残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、メ
ルク、7734、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)
)による分離精製操作に賦して表題化合物0.07’l
を得た。 さらにこれを薄層クロマトグラフィー(メルク5717
、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)ついで塩化メチ
レン−アセトン(10:1))による分離精製操作に賦
して表題化合物の粘性油状物0.064.9を得た。 NMR(CDCI、−TMS)a: 1.5−17(IOH,m) 3.2−3.6(IH,m、0H) 3.7  (3H,s) 5.2−5.6 (IH,m) 5.8−7.8 (4H,m ) 実施例3 2−クロロ−4−ヒドロキシ−4−メトキシカルボニル
−5−((4FL)−4−アセトキシ−1−ヒドロキシ
−6、−メトキシカルボニル−2−ヘキセニル)−2−
シクロベンテノン アルゴン気流下でヘキサメチルジシラザン1.11Mを
テトラヒドロフラン15a/に溶解し、−50℃に冷却
した。ついで10%n−ブチルリチウムヘキサン溶液3
.41417を加えて一50°〜−5℃だで60分攪拌
した。ついで−70℃に冷却した後、2−クロロ−4−
ヒドロキシ−4−メトキシカルボニル−2−シクロベン
テノン0.507.9、テトラヒドロフラン2νの溶液
を加えて同温度で60分攪拌した。ついでメチル(4R
)−4−アセチルオキシ−7−オキソ−5−ヘプテノエ
ート0.570#、テトラヒドロフラン2mlの溶液を
加えて一60°〜−50℃にて3時間攪拌した。 反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液30jl/を加え
て塩化メチレンで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して、溶媒を留去
した。得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル、メルク、7734、n−ヘキサン−酢酸エチ
ル)による分離精製操作等に賦して表題化合物の粘性油
状物0.16(lを得た。 NMR(CDCI、−TMS)δ: 1.7−3.5 (9H,m ) 3.7   (3H,s) 3.3  (3H,s) 4.3−4.8 (2H,m、%OH)5.1−5.4
 (IH,m) 5.5.−6.3 (2H,m ) 7.2−7.4 (LH,m ) 実施例4 2−クロo −4−ヒドロキシ−4−メトキシカルボニ
ル−5−((4FL) −4−アセチルオキシ−6−メ
ドキシカルボニルー2−ヘキセニリデン)−2−シクロ
ベンテノン 実施例3の生成物0.160.9を塩化メチレン3dに
溶解した。ついで水冷下にてトリエチルアミン0.22
211/、メタンスルホニルクロリh” 0.306d
を加えて同温度にて60分攪拌した。反応液を濃縮して
得られた残分を薄層クロマトグラフィー(メルク、57
17、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)、ついで塩
化メチレン−アセトン(10:1))による分離精製操
作等に賦して表題化合物の粘性油状物0.0475■を
得た。収率31.1% NMR(CDCI、−TMS)δ: 1.8−2.7 (7HXm) 3.7.  (3H,s) 3.7−3.8 (3H,m ) 4.5  (IH,bs、 0H) 5.2−5.6 (I H,m ) 5.9−7.8 (4H,m ) 実施例5 2−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−メトキシカルボニ
ル−5−((4R)−4−アセチルオキシ−1−ヒドロ
キシ−6−メドキシカルボニルー2−へキセニル)−2
−シクロベンテノン アルゴン気流下でヘキサメチルジシラザン1.22dを
テトラヒドロフラン15m/に溶解し一45℃に冷却し
た。ついで10%n−ブチルリチウムヘキサン溶液3.
80117を加えて一45°〜−5℃にて60分攪拌し
た。ついで−65℃に冷却して2−フルオロ−4−ヒド
ロキシ−4−メトキシカルボニル−2−シクロベンテノ
ン0.512.!9、テトラヒドロフラン2dの溶液を
加えて同温度で60分攪拌シた。ついでメチル(4R)
−4−アセチルオキシ−7−オキソ−5−ヘプテノエー
ト0.630E、テトラヒドロフラン2dの溶液を加え
て一50°〜−60℃にて3時間攪拌した。反応液に飽
和酒石酸水素す) IJウム水溶液3Qmを加えて塩化
メチレンで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶はを留去して得
られた残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、メルク、7734、n−ヘキサン−酢酸エチル(1:
1))による分離精製操作に賦して表題化合物の粘性油
状物0、1009を得た。 NMR(CDCI 、 −TMS )δ:1.7−3.
5 (9H,m ) 3.7  (3H,s) 3.8  (3H,s) 4.3−4.8 (2I−T、m、0H)5.2−5.
4 (IH,m ) 5.5−6.0 (28Xm) 6.7−6.9 (IH,m) 実施例6 2−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−メトキシカルボニ
ル−5−((4R)−4−アセチルオキシ−6−メドキ
シカルボニルー2−へキセニリデン)−2−シクロベン
テノン実施例5の生成物0.1009を塩化メチレン2
dに溶解し水冷下にてトリエチルアミン0.140d、
メタンスルホニルクロリド0.020 mヲ7JOtて
同温度で60分攪拌した。反応液を濃縮して得られた残
留物を薄層クロマトグラフィー(メルク、5717、n
−ヘキサン−酢酸エチ# (1: 1 )、ついで塩化
メチレン−アセトン(10:1))による分離精製操作
等に賦して表題化合物の粘性油状物0.022,9を得
た。 NMR(CDCI、−TMS)δ: 1.7−2.7 (2H,m ) 3.7  (3H,s) 3.7−3.8 (3H,m ) 4.2  (1)TXbs、 0H) 5.2−5.6 (I H,m ) 5.9−7.8 (4H,m ) 実施例7 2−クロロ−4−1::)”ロ*シー4−1+ルー5−
((4R)−4−アセチルオキシ−6−カルボキシ−2
−ヘキセニリデン)−2−シクロベンテノン O 実施例2の生成物63m9.7−1r)yo、4a#、
PH8のリン酸緩衝液4a/、ブタ肝臓エステラーゼ0
.2jI/(310単位、シグマ10η/−7)の混合
物を約25℃で40時間撹拌した。次いで反応液を酢酸
エチルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去した。得られた残
留物を薄層クロマトグラフィー(シリカゲルプレート、
メルク 5717、塩化メチレン−メタノール(5:1
))による分離精製操作に賦して表題化合物の粘性油状
物17■を得た。 NMR(CDCI、−TMS)δ: 1.5−2.7 (IOH,m) 5.2−5.6 (LH,m) 5.8−7.8(4H,m) 7.7  (2H,bs、OH,C00H)参考例1 4−3級ブチルジメチルシリルオキシ−2−シクロベン
テノン(Vl)。 4−ヒドロキシ−2−シクロベンテノン32.96g、
  3Rブチルジメチルクロロシラン69.63g、塩
化メチレン300mの溶液にイミダゾール33.70,
9.塩化メチレン500 虐/の溶液を室温にて20分
を要して滴下した。滴下終了後さらに同温度で30分攪
拌した。反応液を食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し溶媒を留去した。得られた残分をカラム
クロマトグラフィ(シリカゲル、n−ヘキサン:酢酸エ
チル)による分離精操作に賦して油状の表題化合物70
.8 gを得た。 bp75−77℃(15Torr) IR,f l Irn  −( max ryn    3350.2920.2850
、参考例2 l−n−ブチル−4−3級ブチルジメチルシリルオキシ
−2−シクロペンテン−1−オール(Vll)。 n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液(r、eM溶液
)64.7ml、エチルエーテ/I/ 30 dの混液
を一55℃に冷却し、4−3級ブチルジメチルシリルオ
キシ−2−シクロベンテノン19.50,9、エチルエ
ーテル30m1の溶液を同温度で滴下した。 塩化アンモニウム水溶液を加えて分液した。得られた有
機層を食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を留去して表題化合物の油状物25.89
!jを得た。 NMR(CDCI、−TMS)δ: 0110(6H,s) 0.90  (9H,s) 0.80−0.85  (9H,m) 2.15−2..50  (3H,m)4.50−4.
80  (IH,m) 5.65−5.90  (2H,m) IRI/”mCrn−’ :3350.2900.14
60、max 1360.1250.1090. 1050.1010.900. 840.780 参考例3 3−n−ブチル−5−3級ブチルジメチルシリルオキシ
−3−(テトラヒドロピラン−2−(ルオキシ)シクロ
ペンテン(Vl)。 1−n−ブチル−4−3級ブチルジメチルシリルオキシ
−2−シクロペンテン−1−オール25.89g、塩化
メチレン100m1%2.3−ジヒドロピラン11.6
1 s、ハラトルエンスルホン酸1水塩0.1559の
混合物を室温で30分攪拌した、終了後重曹水溶液、食
塩水溶液を順に用いて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後溶媒を留去した。得られた残分をカラムクロ
マトグラフィ(シリカゲル、n−へキサン:酢酸エチル
)による分離精製操作に賦して油状の表題化合物26、
04.9を得た。収率80% NMR(CDCI、−TMS)δ: Q、10  (61−1,s) 0.90  (9H,s) 1.10−2.00  (15H1m)2.10−2.
40  (2H,m) 3.30−4.20  (2)1. +n)4.50−
5.00  (2H,m) 5.50−6.00  (2H,m) fi!m IRv    cm−’ : 2900.1460.1
360、aX 1250、1100.1020. 900.840.780 参考例4 4− n−ブチル−4(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−2−シクロペンテン−】−オール(’V )
。 3−n−ブチル−5−3級ブチルジメチルシリルオキシ
−3−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)シクロ
ペンテン26.04Q、テトラヒドロフラン8011/
の溶液にテトラブチルアンモニウムフルオライド(1M
テトラヒドロフラン溶液)130mlを加えて室温で6
0分攪拌した。 終了後溶Gを留去して得られた残分をカラムクロマトグ
ラフィ(シリカゲル、n−ヘキサン:酢酸エチル)によ
る分離精製操作に賦して油状の表題化合物15.65g
を得た。収率89%。 NMR(CDCI 、 −TMS )δ:0.70−3
.00 (17H,m) 3.20−5.10(5H,m) 5.60−6.40 (2H,m) i1m IRv   α−’:3300.2900.1430、
ax 1350.1240.1100. 1060.1020.860. 830.760 参考例5 4−n−ブチル−4−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−2−シクロペンテン−1−オン(IV’)。 4−n−ブチル−4−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−2−シクロペンテン−1−オール1.55.
!g、塩化メチレン3(1/の溶液にピリジウムジクロ
メイト3.61/Jを加えて室温で4時間攪拌した。反
応液を濾過して得た戸液を濃縮した。得られた残分をカ
ラムクロマトグラフィ(シリカゲル、n−ヘキサン:E
1酸エチル)Kよる分離精製操作に賦して油状の表題化
合物1.27μを得た。収率82.6% NMR(CDCI 、−T MS )δ:0.30−3
.00 (17H1m) 3.00−4.90(38,m) 6.00−6.30(IH,m) 7.30−7.70(IH,m) 参考例6 4− n−ブチル−2−クロロ−4−ヒドロキシ−2−
シクロペンテン−1−オン(II−1)。 4−n−ブチル−4−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−2−シクロペンテン−1−オン3.27!j
、塩化メチレン6517の溶液に塩素2.9.!9を一
10°〜0℃で90分吹き込んだ。 次いでトリエチルアミン2.839を加えて0℃で15
分攪拌した。 反応液を濃縮して得た残分をカラムクロマトグラフィ(
シリカゲル、n−ヘキサン:酢酸エチル)による分離精
製操作に賦して油状の表題化合物1、48 gを得た。 収率56.9% NMR(CDCI、 −TMS )δ:0.30−15
0 (9H,m ) Z67  (2)(、S) 3.20  (IH,s’) 7.43  (IH,s) 参考例7 4− n−ブチル−2−クロロ−4−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−2−シクロペンテン−1−オ
ン(If−2)。 4− n −7’チル−2−クロロ−4−ヒドロキシ−
2−シクロペンテン−1−オン7、10.9、塩化メチ
レン100117,2.3−ジヒドロピラン4.759
、パラトルエンスルホン酸1水塩30m9(Da金物を
室温で15分擾拌した。 反応液を重曹水溶液、食塩水溶液を用いて順に洗浄した
後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶謀を留去した。 得られた残分をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、
n−ヘキサン:酢酸エチル)による分離精製操作に賦し
て油状の表題化合物6.15 gを得た。収率59,9
% N M R(CD CI s  T M S )δ:0
.70−3.00  (17H,m)3.00−5.5
0  (3H,m) 7.30−7.60  (IH,m) 参考例8 5.5−ジブロモ−1,4−ジヒドロキシ−3−フルオ
ロ−2−シクロペンテンカルボン酸(Xll ) 4−フルオロフェノール50gを5N−苛性ソーダ水溶
液800dに溶解し約10℃で臭素285.19.f9
を滴下した後、引続き同温度で20分撹拌した。次いで
反応液を酢酸エチルとエチルエーテルの混液(1:1)
200mlで3回洗浄した。水相に濃塩酸200117
を加え、さらに食塩を加えて飽和させた。次いで酢酸エ
チル200m1で6回抽出し、合して無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去して得た残留物94.08
gをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、メルク7
734、n−ヘキサン:酢酸エチル−1:1、ギ酸5%
)による分離精製操作に賦して表題化合物の固体43.
09を得f:。収率30.1%NMR(DM80−d 
6TMS)δ:4.97  (IH,d、 J =3H
z )5.40  (it(、bs ) 5.90  (3H,bs  0)1x2、C00H)
”j0’ −’ 、3400、ヒ40.1620IRシ
max  fl”7F+ 参考例9 メチル5,5−ジブロモ−1,4−ジヒドロキシ−3−
フルオロ−2−シクロペンテンカルホキシレー) (X
I) 5.5−ジブロモ−1,4−ジヒドロキシ−3−フルオ
ロ−2−シクロペンテンカルボン[43,OS1メタノ
ール400dの溶液に塩化アセチル20、62 mを加
えて2時間加熱還流した。次いでメタノールを留去して
得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ルメルク7734、n−ヘキサン−酢酸エチル)による
分離精製操作に賦して表題化合物の固体43.5’H7
を得た。収率96.7%。これを四塩化炭素から再結晶
してmp、8Q−80,5℃の結晶を州り。 NMR(CDCI、−TMS)δ: 3.0−4.0  (2H,bs、 0)IX2 )3
.90   (3HXs ) 4.95   (IH,dd、J =1.5Hz、3H
z)5.35   (IH,t、 J =1.5)1z
 )参考例10 メチル3−クロロ−5,5−ジブロモ−1゜4−ジヒド
ロキシ−2−シクロペンテンカルホキシレー) (Xi
) H パラクロロフェノール2.5717を2.5N−苛性ソ
ーダ水溶液70a7に溶解して約O℃とした。 次いで臭素IZ785.9を約O℃で30分を要して滴
下した後、さらに同温度で10分攪拌した。 次いで濃塩酸50mを加えて、酢酸エチルで抽出した。 抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留
去して3−クロロ−5,5−ジブロモ−1,4−ジヒド
ロキシ−2−シクロペンテンカルボン酸117を得た。 次いでこれにメタノール50dを加えて溶解し、塩化ア
セチル0.92117を加えて2時間還流した。メタノ
ール1て不溶物を濾過して除き得られた泥液の溶媒を留
去して得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル、メルク7734、n−ヘキサン−酢酸エチル
(2:1))による分離精製操作等に賦して表題化合物
の結晶2.438gを得た。収率34%IRv nuj
”cm−’ : 3450.1720maX NMR(CDCI、−TMS)δ: 3.89  (3H,s ) 4.20  (2H,bs、0Hx2 )4.89  
(IH,、d、J=1.8Hz )5.90  (IH
,d、J=1.8Hz)参考例11 メチル5,5−ジブロモ−3−フルオロ−1−ヒドロキ
シ−4−オキソ−2−シクロペンテンカルボキシレート
(X) 〇 三酸化りo ム19.509.2.5 M硫酸91a/
17)溶液にメチル5,5−ジブロモ−1,4−ジヒド
ロキシ−3−フルオロ−2−シクロペンテンカルボキシ
レート43.57,9、アセトン130dの溶液を加え
て、40〜50℃で2時間攪拌した。次いでインプロパ
ツール5.47 atを加えて攪拌した。 反応液の・容Wを留去した後、食塩を加えて飽和させた
。次いで酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去して得ら
れた残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
メルク7734、n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1)
)による分N1精裂操作等に賦して表題化合物の油状物
23.00gを得た。収率53% i1m IRv    crn−’ : 3450,1740,
1650aX NMR(CDCI 3− TMS )δ:3.90 (
3H,、S ) 5.00(IH,bs、 0H) 6.73 (IH,s ) 参考例】2 メチル3−クロロ−5,5−ジブロモ−1−ヒドロキシ
−4−オキソ−2−シクロペンテンカルボキシレート(
X) 三酸化クロム1.0449を2.5M硫酸5dに加えて
溶解し水加した。次いでメチル3−クロロ−5,5−ジ
ブロモ−1,4−ジヒドロキシ−2−シクロベンテンカ
ルホキシレー)4438Lアセトン7dの酢液を加えて
水冷しながら5分持拌した。さらに室温で60分攪拌し
た後、イソプロ゛  パノール1mlを加えて攪拌した
。次いでアセトンを留去した後、酢酸エチルで抽出した
。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残留物をカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル、メルク7734、
n−ヘキサン−酢酸エチル(2:1))による分離精製
操作に賦して表題化合物の結晶1.0797を得た。収
率44.5%。mp106−107.5 ℃ I)も シnuj0’cm−’  :  3400 、
1740 、1600laX NMR(CDCI、−TMS)δ: 3.85  (3H,s) 4.65  (IH,bs、0H) 7.13  (IH,s) 参考例13 メチル3−フルオロ−1−ヒドロキシ−4−オキソ−2
−シクロペンテンカルボキシレート 亜鉛−銅カソプル2.76、g+でメタノール9 Q 
atを加えて攪拌し、次いでメチル5,5−ジブロモ−
3−フルオロ−1−ヒドロキシ−4−tキ/−2−シク
ロペンテンカルホキシレー)11.619゜メタノール
9 Q mlの溶液を加えた。発熱して45℃になった
ので室温まで冷却して15分攪拌した。 ついで反応液を濾過した。得られたF液を濃縮し、つい
で水50m、3N−塩酸701Llを加えてさらに食塩
で飽和した。酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶嘉を留去し
て得られた残留・物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲルメルク7734、n−ヘキサン−酢酸エチル(2
:1 ))による分離精製操作等に賦して表題化合物の
固体2121gを得た。収率32.0% i1m IRl’    cm−’ : 3450.1760.
1650aX NMR(CDCI 、−TMS )δ:2.75  (
2T−I、q、 J = 18.5Hz、 38Hz 
)3.80  (3H,s ) 4.50  (n4、bs、0H) 6.80  (IHlS) 亜鉛−銅カップルの調製 酢酸第二銅2.oo!q、酢酸]QQa/を100〜1
05℃に加熱して溶解させた。次いで亜鉛末2o、 o
 o 9を加えて2分間還流した。次いで熱時濾過を行
い得られた固体の亜鉛−銅カップルを酢酸5Qajで2
回洗浄し、次いでエーテル5Qs4で2回洗浄した後、
真空乾燥した。収率100%参考文献 J、O,C,、
39,2300(1974)Tetrahedron 
Letters、1539参考例14 メチル3−/クロー1−ヒドロキシ−4−オキソ−2−
シクロペンテンカルボキシレート(■−1) 亜鉛−銅カップル0.108.!;Iにメタノール5d
を加えて攪拌し、次いでメチル3−クロロ−5゜5−ジ
ブロモ−1−ヒドロキシ−4−オキソ−2−シクロペン
テンカルボキシレート0.522E。 メタノール5随lの溶液を加えて15分侵拌しt:。 この間40℃壕で発熱した。不溶物を戸別した。 P液の溶媒を留去して得られた残留物をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、メルク、7734、n−ヘキ
サン−酢酸エチル(2:1))による分離精製操作に賦
して表題化合物0.06519を得た。 収率23% NMR(CDCI、−TMS)δ: 2.86  (2H,q、 J=18Hz )3.50
  (IH,bs、0H) 3.85  (3HXs) 7.29     (IHl  S )碑許出所人 日
本医薬品工業株式会社 代 理 人 弁理士 小田島 平 告 外1名 手続補正書 昭和61年5月10日 特許庁*11   字 1丁 f 部   殿1、事件
の表示 昭和60年%r+&fi俤252E+25牲2、発明の
名称 2−ハロー2−シクロベンテノン坊導体及びモのkt表
3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  b本医業品1条株式会社 (氏 名) 4、代 理 人〒107 電  話   585−2256     (を登か1
名1別紙 (I)  明細書の”%訂請求の範囲“の欄の記載を、
以下のとおり訂正する。 「1.  下記式[11 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rけアルキル基もしくけ基−COOR3[ここで、R3
は直鎖もしくけ分枝アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいベンツル基を示す]を示し、 五、は水素原子又は低級アルキル基を示し、R2はアシ
ルオキシ基を示し、 R4は水素原子又は水酸基の保護基を示し、そして 式中==は単結合もしくは二重結合を示し、単結合を示
す場合にFiQはOHであり、二重結合を示す場合にけ
Qけ水素原子である、 で表わされる2−ノ・ロー2−シクロベンテノン誘導体
及びその薬学的に許容し得る塩類。 2、下記式(III 但し式中、 Xはハロケ°ン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR1[ここで、R3
は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいペンツル基を示す]を示し、 R,Fi水素原子又は水酸基の保護基を示す、で表わさ
れる2−ハロー4.4−i11換−2−シクロベンテノ
ンと下記式[ml 但し式中、 R1は低級アルキル基を示し、 R1はアシルオキシ基を示す、 で表わされるアルデヒド訪導体を反応させることを特徴
とする式tIl中、下記式Cl−11但し式中、 X、R,R,、R,及びR4は上記したと同義であり、
そして 式中==け単結合もしくは二重結合を示し、単結合を示
す場合にはQはOBであり、二重結合を示す場合にはq
は水素原子である、 で表わされる2−ハロー2−シクロベンテノン誘導体及
びその薬学的に許容し得る塩類の製法。 6、式[l−11中、下記式(I−1α)  0B 但し式中、 Xはハロケ°ン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR,(:ここて、R
5は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又
は置換基を有していてもよいペンツル基を示す〕を示し
、 R1け低級アルキル基を示し5、 R7けアシルオキシ基を示し、そして R4は水素原子又は水酸基の保護基を示す、で表わされ
る2−ノーロー2−シクロベンテノン誘導体を脱水反応
に賦することを特徴とする式(I−1)中、下記式(I
−1b1、 但し式中、 XXR,R,、R,及びR4け上記したと同義、 で表わされる2−ハロー5−アルキリデン−2−シクロ
ベンテノン誘導体及びその薬学的に許容し得る塩類の製
法。 4、式tI−11中、下記式(I−1αb)但し式中、 Xけハロゲン鳳子を示し、 Rけアルキル基もしくは基−COOR,[ここで、R3
け直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいベンツル基を示す〕を示し、 R1は低級アルキル基を示し、 R3けアシルオキシ基を示し、 R4は水酸基の保護基を示し、そして 式中=−1は単結合もしくは二重結合を示し、単結合を
示す場合VCdQはOHであり、二重結合を示す場合に
けQは水素原子である、 で表わされる2−ノーロー2−シクロベンテノン誘導体
を、脱係護基反応に賦することを特徴とする式(I−1
1中、下記式(I−21 但し式中、 X、R,R1、R,及び7τ=は上記したと同義、 で表わされる2−〕・〕ロー2−シクロベンテノン誘導
体びその薬学的に許容し得る塩類の製法。 5、式(I−11中、下記式(I−21但し式中、 Xけハロダン原子を示し、 Rはアルキル基もしくけ基−COOR,[ここで、R1
け直鎖もしくは分校アルキル基、シクロアルキル基又は
置換基を有していてもよいベンツル基を示す〕を示し、 R1は低級アルキル基を示し、 R1けアシルオキシ基を示し、そして 式中=は単結合もしくは二重結合を示し、単結合を示す
場合にはQViOHであり、二重結合を示す場合にはQ
は水素原子である、で表わされる2−ハロー2−シクロ
にンテノン誘導体を、加水分解反応に賦することを特徴
とする式(I”11中、下記式(I−31 但し式中、 X、R,R,及びT−:=は上記したと同義、で表ワサ
れる2−〕・〕ロー2−シクロベンテノン誘導体びその
薬学的に許容し得る塩類の製法。」〔■〕 明細書の1
発明の詳細な説明“の欄の記載を、以下のとおり訂正す
る。 (1)明細書画16頁末行に、「Rt、Rt及び==は
」とあるを、 「RI及びR7は」 と訂正する。 (2)明細書箱31頁6行目の式tIll中、右端に、
「coOR,Jとある部分を、 「C’0OHJ と訂正する。 (3)明細書第51頁下から5行に、「RIけ低級アル
キル基を示し、」とあるを削除する。 14)  明細書第38頁2行て、「R4」とあるを、
r”d と訂正する。 (5)明細書第59真下から2行〜末行に、「R1が水
素原子を示す」とあるを、 「Rがアルキル基を示す」 と訂正する。 (6)明細書第59頁4〜5行及び第60頁13〜14
行に、夫々、「3−ループチル−5−5級ブチルツメチ
ルシリルオキシ−3−」とあるを、「2−ループチル−
4−3級グチルツメチルシリルオキシ−2−」 と訂正する。 (7)明細書第67員2行に、「・ゼラクaロフェノー
ル」とあるを、 「ノぞラークロロフェノール」 と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR_3〔ここで、R
    _3は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基
    又は置換基を有していて もよいベンジル基を示す〕を示し、 R_1は水素原子又は低級アルキル基を示し、R_2は
    アシルオキシ基を示し、 R_4は水素原子又は水酸基の保護基を示し、そして 式中■は単結合もしくは二重結合を示 し、単結合を示す場合にはQはOHであり、二重結合を
    示す場合にはQは水素原子であ る、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンチノン誘導体及
    びその薬学的に許容し得る塩類。 2、下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR_3〔ここで、R
    _3は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基
    又は置換基を有していて もよいベンジル基を示す〕を示し、 R_4は水素原子又は水酸基の保護基を示す、で表わさ
    れる2−ハロ−4,4−置換−2−シクロペンテノンと
    下記式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) 但し式中、 R_1は低級アルキル基を示し、 R_2はアシルオキシ基を示す、 で表わされるアルデヒド誘導体を反応させることを特徴
    とする式( I )中、下記式( I −1)▲数式、化学式
    、表等があります▼・・・( I −1) 但し式中、 X、R、R_1、R_2及びR_4は上記したと同義で
    あり、そして 式中■は単結合もしくは二重結合を示 し、単結合を示す場合にはQはOHであり、二重結合を
    示す場合にはQは水素原子であ る、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及
    びその薬学的に許容し得る塩類の製法。 3、式( I −1)中、下記式( I −1a) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −1a
    ) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR_3〔ここで、R
    _3は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基
    又は置換基を有していて もよいベンジル基を示す〕を示し、 R_1は低級アルキル基を示し、 R_2はアシルオキシ基を示し、そして R_4は水素原子又は水酸基の保護基を示す、で表わさ
    れる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体を脱水反応
    に賦することを特徴とする式( I −1)中、下記式(
    I −1b)、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −1b
    ) 但し式中、 X、R、R_1、R_2及びR_4は上記したと同義、 で表わされる2−ハロ−5−アルキリデン−2−シクロ
    ペンタノン誘導体及びその薬学的に許容し得る塩類の製
    法。 4、式( I −1)中、下記式( I −1ab)▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・( I −1ab) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR_3〔ここで、R
    _3は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基
    又は置換基を有していて もよいベンジル基を示す〕を示し、 R_1は低級アルキル基を示し、 R_2はアシルオキシ基を示し、 R_4は水酸基の保護基を示し、そして 式中■は単結合もしくは二重結合を 示し、単結合を示す場合にはQはOHであ り、二重結合を示す場合にはQは水素原子 である、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体を
    、脱保護基反応に賦することを特徴とする式( I −1
    )中、下記式( I −2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −2) 但し式中、 X、R、R_1、R_2及び■は上記した と同義、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及
    びその薬学的に許容し得る塩類の製法。 5、式( I −1)中、下記式( I −2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −2) 但し式中、 Xはハロゲン原子を示し、 Rはアルキル基もしくは基−COOR_3〔ここで、R
    _3は直鎖もしくは分枝アルキル基、シクロアルキル基
    又は置換基を有していて もよいベンジル基を示す〕を示し、 R_1は低級アルキル基を示し、 R_2はアシルオキシ基を示し、そして 式中■は単結合もしくは二重結合を示 し、単結合を示す場合にはQはOHであり、二重結合を
    示す場合にはQは水素原子であ る、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体を
    、加水分解反応に賦することを特徴とする式( I −1
    )中、下記式( I −3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I −3) 但し式中、 X、R、R_2及び■は上記したと同義、 で表わされる2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及
    びその薬学的に許容し得る塩類の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62249940A (ja) * 1986-04-23 1987-10-30 Teijin Ltd フツ素化シクロペンテンアルコ−ル類およびその製造法
WO2001044254A1 (en) * 1999-12-16 2001-06-21 Charterhouse Therapeutics Ltd. Cyclopenteneone derivatives

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