JPS62114358A - 通信プロトコル合成方式 - Google Patents
通信プロトコル合成方式Info
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- JPS62114358A JPS62114358A JP60253640A JP25364085A JPS62114358A JP S62114358 A JPS62114358 A JP S62114358A JP 60253640 A JP60253640 A JP 60253640A JP 25364085 A JP25364085 A JP 25364085A JP S62114358 A JPS62114358 A JP S62114358A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3183—Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
- G01R31/318307—Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences computer-aided, e.g. automatic test program generator [ATPG], program translations, test program debugging
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Communication Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、機能的に不足部分を含むプロトコル仕様を人
力して不足部分を自動的に追加生成してプロトコル仕様
を完全なものとして出力するプロトコルの自動合成方式
に関する。
力して不足部分を自動的に追加生成してプロトコル仕様
を完全なものとして出力するプロトコルの自動合成方式
に関する。
(従来技術)
プロトコル自動合成は、論理矛盾のないプロトコル仕様
を効率良く設計する技術である。その自動合成過程は、
先ず機能的に完全でないが論理矛盾のないプロトコル仕
様を与え、次にその不足部分を自動生成して全体として
論理矛盾のないプロトコル仕様を出力するように構成さ
れる。
を効率良く設計する技術である。その自動合成過程は、
先ず機能的に完全でないが論理矛盾のないプロトコル仕
様を与え、次にその不足部分を自動生成して全体として
論理矛盾のないプロトコル仕様を出力するように構成さ
れる。
図1は実用化されているABプロトコル(Altern
ating Bit Protocol)を図示したも
のである。このABプロトコルは通信システムのプロト
コル仕様を表すもので、(alに示すプロセス1 (送
信側プロセス)、(b)に示すプロセス2 (ネットワ
ークプロセス)及び(C1に示すプロセス3 (受信側
プロセス)の3つのプロセスから構成されている例であ
る。ここで、通信システムとは例えば、プロセスが交換
機及び端末装置等の物理的実体に対応するものでもよい
し、プロセスがCPU及びメモリ内の論理的実体に対応
するものであってもよい。即ち、他の機能ブロックと信
号の送受信を行う処理単位をプロセスと呼ぶ。
ating Bit Protocol)を図示したも
のである。このABプロトコルは通信システムのプロト
コル仕様を表すもので、(alに示すプロセス1 (送
信側プロセス)、(b)に示すプロセス2 (ネットワ
ークプロセス)及び(C1に示すプロセス3 (受信側
プロセス)の3つのプロセスから構成されている例であ
る。ここで、通信システムとは例えば、プロセスが交換
機及び端末装置等の物理的実体に対応するものでもよい
し、プロセスがCPU及びメモリ内の論理的実体に対応
するものであってもよい。即ち、他の機能ブロックと信
号の送受信を行う処理単位をプロセスと呼ぶ。
図1において、丸印はプロセスの状態、矢印は状態遷移
、do、di、aO,al及びaeは送受信する信号(
これらの信号をまとめて、「信号X」と称す)、矢印上
のラベル−X及び+Xはそれぞれ信号Xの送信及び受信
を表す。各プロセスの初期状態はOである。プロセス1
はOを初期状態として、プロセス2に対し信号dOを送
信すれば状態lに状態遷移し、その状態で信号aOを受
信すれば状態2に状態遷移する等の動作をする。また、
プロセス2はOを初期状態として、プロセス1から信号
doを受信すれば状態1に状態遷移し、その状態でプロ
セス3へ信号dOを送信すれば状態0に状態遷移する動
作である。プロセス3も同様である。このように、各プ
ロセスの動作は比較的容易に設計できる。しかし、プロ
セス1,2及び3の相互間に論理矛盾がないようにプロ
トコルを設計することは容易ではない。従って、複数の
プロセス間に論理矛盾が生じないようにプロトコルを設
計する方法が必要である。
、do、di、aO,al及びaeは送受信する信号(
これらの信号をまとめて、「信号X」と称す)、矢印上
のラベル−X及び+Xはそれぞれ信号Xの送信及び受信
を表す。各プロセスの初期状態はOである。プロセス1
はOを初期状態として、プロセス2に対し信号dOを送
信すれば状態lに状態遷移し、その状態で信号aOを受
信すれば状態2に状態遷移する等の動作をする。また、
プロセス2はOを初期状態として、プロセス1から信号
doを受信すれば状態1に状態遷移し、その状態でプロ
セス3へ信号dOを送信すれば状態0に状態遷移する動
作である。プロセス3も同様である。このように、各プ
ロセスの動作は比較的容易に設計できる。しかし、プロ
セス1,2及び3の相互間に論理矛盾がないようにプロ
トコルを設計することは容易ではない。従って、複数の
プロセス間に論理矛盾が生じないようにプロトコルを設
計する方法が必要である。
従来提案されているプロトコル合成法は次の3つに分け
られる。
られる。
■N(≧2)プロセスで構成されるプロトコルをインタ
ラクティブに合成する方法である。即ち、プロトコル仕
様の不足部分を生成したものにプロトコル検証技術を適
用したものである。しかし、プロトコルを自動合成でき
ないという欠点に加え、論理矛盾がなければ更に不足部
分の生成を続行できるが、論理矛盾があれば既に生成さ
れている部分を修正しなければならないという欠点があ
る。
ラクティブに合成する方法である。即ち、プロトコル仕
様の不足部分を生成したものにプロトコル検証技術を適
用したものである。しかし、プロトコルを自動合成でき
ないという欠点に加え、論理矛盾がなければ更に不足部
分の生成を続行できるが、論理矛盾があれば既に生成さ
れている部分を修正しなければならないという欠点があ
る。
■プロトコル検証技術を併用せずプロトコルを自動的に
合成する方法である。しかし、この方法では対象とする
プロトコルは2プロセスに限られている。しかも、閉路
受信遷移系列を含むプロトコルは論理矛盾を起こしてし
まい合成できない等、合成対象に制限があるという欠点
がある。
合成する方法である。しかし、この方法では対象とする
プロトコルは2プロセスに限られている。しかも、閉路
受信遷移系列を含むプロトコルは論理矛盾を起こしてし
まい合成できない等、合成対象に制限があるという欠点
がある。
■N(≧2)プロセスで構成されるプロトコルを自動合
成する方法が同一発明者により提案されている(特願昭
60−41185号)。しかし、この方法も2プロセス
毎に独立に合成するのでプロセス数の増加に伴い合成さ
れるプロトコルの状態数及び状態遷移数が指数関数的に
増加するという欠点があった。
成する方法が同一発明者により提案されている(特願昭
60−41185号)。しかし、この方法も2プロセス
毎に独立に合成するのでプロセス数の増加に伴い合成さ
れるプロトコルの状態数及び状態遷移数が指数関数的に
増加するという欠点があった。
上述した従来技術では、プロセス数の増加に伴い合成さ
れるプロトコルの状態数及び状態遷移数は指数関数的に
増加するという欠点があり、閉路受信遷移系列を含ん“
だプロセスは合成できず、かつ合成されるプロセス数に
よりプロトコルを自動合成できないという問題があった
。
れるプロトコルの状態数及び状態遷移数は指数関数的に
増加するという欠点があり、閉路受信遷移系列を含ん“
だプロセスは合成できず、かつ合成されるプロセス数に
よりプロトコルを自動合成できないという問題があった
。
従って、合成されるプロセス数に関係な(効率良く、か
つ閉路受信系列を含んだプロセスを任意の数だけ合成が
できるプロトコル自動合成方式が強(望まれていた。
つ閉路受信系列を含んだプロセスを任意の数だけ合成が
できるプロトコル自動合成方式が強(望まれていた。
(発明の目的と特徴)
本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みなられたもの
で、論理矛盾が起こらず、プロセス数に応じて合成され
るプロトコルの状態数及び状態遷移数が大幅に増加する
ことなく、かつ閉路受信系列を含めた任意のプロセス数
を効率良く自動合成することができるプロトコルの自動
合成方式を提供することを目的とする。
で、論理矛盾が起こらず、プロセス数に応じて合成され
るプロトコルの状態数及び状態遷移数が大幅に増加する
ことなく、かつ閉路受信系列を含めた任意のプロセス数
を効率良く自動合成することができるプロトコルの自動
合成方式を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、不完全な状態遷移図の論理矛盾を検査
する手段と、複数のプロセスのうちi番目(但し、1<
H≦N)のプロセスの不完全な状態遷移図に対応した他
のプロセスの状態遷移図をi番目の不完全な状態遷移図
に埋込む手段と、埋込まれた状態遷移図に基づいて残り
の(i+l)番目以降全てのプロセスを合わせた状態遷
移図を自動生成する手段と、自動生成された全てのプロ
セスのうち(i+1)番目のプロセスの状態遷移図とそ
れ以外のプロセスの状態遷移図とに分割する手段を少な
くとも有し、上記4つの手段を(N−1)回繰り返すこ
とにより各プロセスの状態遷移を完全化してプロトコル
自動合成することにある。
する手段と、複数のプロセスのうちi番目(但し、1<
H≦N)のプロセスの不完全な状態遷移図に対応した他
のプロセスの状態遷移図をi番目の不完全な状態遷移図
に埋込む手段と、埋込まれた状態遷移図に基づいて残り
の(i+l)番目以降全てのプロセスを合わせた状態遷
移図を自動生成する手段と、自動生成された全てのプロ
セスのうち(i+1)番目のプロセスの状態遷移図とそ
れ以外のプロセスの状態遷移図とに分割する手段を少な
くとも有し、上記4つの手段を(N−1)回繰り返すこ
とにより各プロセスの状態遷移を完全化してプロトコル
自動合成することにある。
(発明の原理)
以下、ABプロトコルを例にとり、本発明の原理につい
て説明する。ここで、プロトコル仕様を説明のための用
語について整理しておく。
て説明する。ここで、プロトコル仕様を説明のための用
語について整理しておく。
大規模なプロトコルは、通常複数のプロセスの集まりで
あるブロックに分けて記述される。ブロックは更に小さ
なブロックに分けて記述されることもある。そこで、プ
ロトコルを次のように階層的に定義する。
あるブロックに分けて記述される。ブロックは更に小さ
なブロックに分けて記述されることもある。そこで、プ
ロトコルを次のように階層的に定義する。
レベル1−1 (1≧1)の1つのプロ・ツク(B、
C,L)で表す。但し、ブロックB” (BI+’−−
−’+ BN ) 、 チャネ/L/CCBxB
。
C,L)で表す。但し、ブロックB” (BI+’−−
−’+ BN ) 、 チャネ/L/CCBxB
。
Ci jに沿って送受される信号の集合を表す。レベル
0のブロックB0をプロトコルといいRとかく。
0のブロックB0をプロトコルといいRとかく。
B、= (φ、φ、φ)であるレベルlのブロックをプ
ロセスといいP、とかく。Rに含まれる全プロセス数を
Nとする。なお、プロトコルRの階層ロックB、のレベ
ルだけで示す木構造で表示することができる。図1のA
Bプロトコルを上述した有向グラフで表すと図2となる
。
ロセスといいP、とかく。Rに含まれる全プロセス数を
Nとする。なお、プロトコルRの階層ロックB、のレベ
ルだけで示す木構造で表示することができる。図1のA
Bプロトコルを上述した有向グラフで表すと図2となる
。
プロトコルの記述において、次の仮定をおく。
■ プロセス間の信号伝送に要する時間は有限な非負数
値とする。
値とする。
■ プロセス内の状B遷移は決定的で、それに要する時
間は零とする。
間は零とする。
■ プロセス相互間で送受される信号の受信順序は送信
順序と同じである。
順序と同じである。
ブロックの信号、送受信による状態変化は状態遷移図で
表す。レベルlのブロックB、の状態遷き起こす信号の
送受信を表す。記述の便宜上、−miはB(から出るチ
ャネルに沿っての信号の! 送信、+m、はB、に入るチャネルに沿っての信! 号の受信、QmlはB、の内に含まれるブロックl′ B、 B’ <1)間のチャネルに沿っての信号a+ の送受信を表す。例えば、図1のABプロトコルはブロ
ックがプロセスの場合の状態遷移図を表す。
表す。レベルlのブロックB、の状態遷き起こす信号の
送受信を表す。記述の便宜上、−miはB(から出るチ
ャネルに沿っての信号の! 送信、+m、はB、に入るチャネルに沿っての信! 号の受信、QmlはB、の内に含まれるブロックl′ B、 B’ <1)間のチャネルに沿っての信号a+ の送受信を表す。例えば、図1のABプロトコルはブロ
ックがプロセスの場合の状態遷移図を表す。
Ss ”’ (s+ + −−−* Ss )+C
c = (C++−+ンネルに残った信号の系列である
。
c = (C++−+ンネルに残った信号の系列である
。
初期状態(So 、Co )はSo = (Ol、 −
・。
・。
件は次の3つの場合のいずれかが満たされることとする
。
。
から信号を受信する。(場合3)ブロックB、に含まれ
るブロックB、(1’ <1)間のチャネルz+ で信号を送信あるいは受信する。状態Gが初期状態から
0個以上の状態遷移で到達できるとき、Gは到達可能で
あるという。
るブロックB、(1’ <1)間のチャネルz+ で信号を送信あるいは受信する。状態Gが初期状態から
0個以上の状態遷移で到達できるとき、Gは到達可能で
あるという。
ブロックB1の状態遷移図において状態3i e!
取いばB、から信号を受信(十m)あるいはB。
I
lに含まれるブロック間の
信号の送受信(Om)を表す状態遷移があればmは定義
されているという。
lに含まれるブロック間の
信号の送受信(Om)を表す状態遷移があればmは定義
されているという。
G= (S、C)、S= (s+ 、−−、Si l−
。
。
あるいはB、に含まれるブロック間の信号の送信あるい
は受信(Om)は実行可能であるという。
は受信(Om)は実行可能であるという。
G=(S、C)+ S=C”+ 、−1Sr + −
’−2到達可能であり、かつCj iの信号の系列の先
頭にmがあれば、Bjからの受信(十m)は実行可能で
あるという。
’−2到達可能であり、かつCj iの信号の系列の先
頭にmがあれば、Bjからの受信(十m)は実行可能で
あるという。
本発明で合成されるプロトコル仕様では、入力される各
プロセスの状態遷移図に誤りがなければ、次の4項目の
論理矛盾が生じないようにすることができる。
プロセスの状態遷移図に誤りがなければ、次の4項目の
論理矛盾が生じないようにすることができる。
(1)未定義受信
プロトコル仕様で定義されていないが、実行可能である
受信を表す状態遷移。
受信を表す状態遷移。
(2)実行不能送受信
プロトコル仕様で定義されているが、実行可能でない送
信あるいは受信を表す状態遷移。
信あるいは受信を表す状態遷移。
(3)デッドロック
全てのプロセスの状態遷移が実行可能でなく、かつプロ
セス間のチャネルに゛残っている信号が全熱ない到達可
能な状態。
セス間のチャネルに゛残っている信号が全熱ない到達可
能な状態。
(4)無限オーバーフロー
プロセス間のチャネルに残る信号が無限となる状態。
に分割する。
D(Bi)
J J Ill
iは次のように構成される。
iは次のように構成される。
号でなければ、B、内のブロック間の信号送受信!
移部分をそれらの順序性を保持しながら取出したものと
考えることができる。
考えることができる。
プロトコルRの合成問題はプロセス毎の不完全な状態遷
移図が与えられたときにその不足部分を自動生成し各プ
ロセスの完全な状態遷移図を合成する問題として定義す
る。但し、プロセス毎の不完全な状態遷移図の対応は各
プロセスの状態の対応で指定しであると仮定する。しか
し、各プロセスの全ての状態の対応をとる必要はないこ
とに注意されたい。不完全な状態遷移図の状態とその状
態遷移図に基づいて自分生成される状態遷移図の状態は
自動的に対応づけできる。
移図が与えられたときにその不足部分を自動生成し各プ
ロセスの完全な状態遷移図を合成する問題として定義す
る。但し、プロセス毎の不完全な状態遷移図の対応は各
プロセスの状態の対応で指定しであると仮定する。しか
し、各プロセスの全ての状態の対応をとる必要はないこ
とに注意されたい。不完全な状態遷移図の状態とその状
態遷移図に基づいて自分生成される状態遷移図の状態は
自動的に対応づけできる。
以上が本発明で用いる用語並びに前提条件である。次に
本発明によるプロトコルの自動合成について、基本原理
を説明する。図3及び図4は本発明による3プロセスの
プロトコルの自動合成方法を説明するための図であり、
図3は(alは予め定められた各プロセス間の信号送受
信関係図、図3(b)は完全化されたプロトコルの合成
例、図4はこれから自動合成を行う必要がある不完全な
プロトコルの図である。従って、以下の説明では図4の
不完全なプロトコルをどのようにして図3(b)の完全
なプロトコルにするかについて説明する。各プロセスの
状態の対応をPi、 P2. P3の状態の3項組で表
す。図4に示すように、プロセス毎の不完全な状態遷移
図として、実線で示すPlの送信遷移−1゜P2の送信
遷移−2,P3の送信遷移−3が与えられているとする
。PI、 P2. P3の状態は(0,0,0)。
本発明によるプロトコルの自動合成について、基本原理
を説明する。図3及び図4は本発明による3プロセスの
プロトコルの自動合成方法を説明するための図であり、
図3は(alは予め定められた各プロセス間の信号送受
信関係図、図3(b)は完全化されたプロトコルの合成
例、図4はこれから自動合成を行う必要がある不完全な
プロトコルの図である。従って、以下の説明では図4の
不完全なプロトコルをどのようにして図3(b)の完全
なプロトコルにするかについて説明する。各プロセスの
状態の対応をPi、 P2. P3の状態の3項組で表
す。図4に示すように、プロセス毎の不完全な状態遷移
図として、実線で示すPlの送信遷移−1゜P2の送信
遷移−2,P3の送信遷移−3が与えられているとする
。PI、 P2. P3の状態は(0,0,0)。
(1,1,0)、(1,2,1)、 (2,2,2)
の順番で対応すると仮定する。これらの対応付けが指定
されると、送信遷移−1,−2,−3のみが与えられる
だけで受信遷移+1.+2.+3が自動生成され、結果
としてプロトコルが自動合成される。詳細な合成手順は
次の通りである。まずPlの不完全なプロトコル仕様と
して、初期状態Oから状態1への送信遷移−1が与えら
れるとする。
の順番で対応すると仮定する。これらの対応付けが指定
されると、送信遷移−1,−2,−3のみが与えられる
だけで受信遷移+1.+2.+3が自動生成され、結果
としてプロトコルが自動合成される。詳細な合成手順は
次の通りである。まずPlの不完全なプロトコル仕様と
して、初期状態Oから状態1への送信遷移−1が与えら
れるとする。
すると、これに基づいてP2とP3を合わせた状B遷移
図として初期状BOから状態1への受信遷移+1を自動
生成する。このとき、PLの状BO及び1はP2の状態
O及び1にそれぞれ対応づけられる。
図として初期状BOから状態1への受信遷移+1を自動
生成する。このとき、PLの状BO及び1はP2の状態
O及び1にそれぞれ対応づけられる。
この状態遷移図を分割して、P2の状態遷移図として初
期状態0から状態1への受信遷移+1並びにP3の状態
遷移図として初期状BOが得られる。このとき、P2の
状El及び状態2とP3の状態0及び状態1とがそれぞ
れ対応づけられる。
期状態0から状態1への受信遷移+1並びにP3の状態
遷移図として初期状BOが得られる。このとき、P2の
状El及び状態2とP3の状態0及び状態1とがそれぞ
れ対応づけられる。
次に、P2の不完全なプロトコル仕様として、状態lか
ら状態2への送信遷移−2が与えられるとする。これを
分割して得られたP2の状態遷移図の状態1に送信遷移
−2を埋込むと、P2の完全なプロトコル仕様として初
期状態Oから状態1への受信遷移+1と状B1から状B
2への送信遷移−2が得られる。P2の状B1とP3の
状!450は対応しているので、P2の状態1に埋込ま
れた送信遷移−2に基づいて受信遷移+2が自動生成さ
れP3の状態0に埋込まれる。このとき、Plの状B1
はP2の状態1に対応し、P2の状態lはP3の状態O
に対応して、P3の状態Oに受信遷移+2が埋込まれた
ので、Plの状態1はP3の状態lに対応づけされる。
ら状態2への送信遷移−2が与えられるとする。これを
分割して得られたP2の状態遷移図の状態1に送信遷移
−2を埋込むと、P2の完全なプロトコル仕様として初
期状態Oから状態1への受信遷移+1と状B1から状B
2への送信遷移−2が得られる。P2の状B1とP3の
状!450は対応しているので、P2の状態1に埋込ま
れた送信遷移−2に基づいて受信遷移+2が自動生成さ
れP3の状態0に埋込まれる。このとき、Plの状B1
はP2の状態1に対応し、P2の状態lはP3の状態O
に対応して、P3の状態Oに受信遷移+2が埋込まれた
ので、Plの状態1はP3の状態lに対応づけされる。
最後に、P3の不完全なプロトコル仕様として、状態1
から状態2への送信遷移−3が与えられるとする。する
と、P3の完全なプロトコル仕様として初期状態Oから
状態1への受信遷移+2と状態1から状態2への送信遷
移−3が得られる。又、PLの状態1はP3の状態lに
対応するので、送信遷移−3に基づいて受信遷移+3が
自動生成され、Plの状態1に埋込まれる。するとPl
の完全なプロトコル仕様として初期状態Oから1への送
信遷移−1と状態1から状態2への受信遷移+3が得ら
れる。以上でPi 、 P2 、P3で構成されるプロ
トコルが自動合成され、図3(b)に示す完全なプロト
コルが得られる。しかも、各プロセスの状態の対応づけ
は自動的に行われる。
から状態2への送信遷移−3が与えられるとする。する
と、P3の完全なプロトコル仕様として初期状態Oから
状態1への受信遷移+2と状態1から状態2への送信遷
移−3が得られる。又、PLの状態1はP3の状態lに
対応するので、送信遷移−3に基づいて受信遷移+3が
自動生成され、Plの状態1に埋込まれる。するとPl
の完全なプロトコル仕様として初期状態Oから1への送
信遷移−1と状態1から状態2への受信遷移+3が得ら
れる。以上でPi 、 P2 、P3で構成されるプロ
トコルが自動合成され、図3(b)に示す完全なプロト
コルが得られる。しかも、各プロセスの状態の対応づけ
は自動的に行われる。
上述の合成手順は次に示す合成2分木に従って行われた
ことになる。
ことになる。
プロトコルRの階層構造を根付き有向木で表す。
有向木のレベルがプロトコルの階層レベルに対応する。
この有向木が次の条件を満たせば合成2分木という。
(条件)各節点はちょうど2つの子箱点をもち、かつ、
そのうち少なくとも1つの節点は葉節点である。ブロッ
クB2 (0≦i≦N−3)を表す節(i+1番目のプ
ロセス)を表し、右節点はNは全プロセス数を表す。
そのうち少なくとも1つの節点は葉節点である。ブロッ
クB2 (0≦i≦N−3)を表す節(i+1番目のプ
ロセス)を表し、右節点はNは全プロセス数を表す。
合成2分木に従い各プロセスの不完全なプロトコル仕様
に基づいて完全なプロトコル仕様を合成の完全な状態遷
移図を合成する問題としてとらえることができる。
に基づいて完全なプロトコル仕様を合成の完全な状態遷
移図を合成する問題としてとらえることができる。
れるが、両者の状態の対応がとれれば、完全なを生成す
ることができる。そこで、プロトコルの合成問題を次の
ような問題に帰着できる。
ることができる。そこで、プロトコルの合成問題を次の
ような問題に帰着できる。
合成2分木において、P、のB2に対する状態遷移図D
(P+ ; B2 )=D (P+ )、Pzの遷
移図D (PH−1;PH)が与えられたとき、P2の
完全な状態遷移図D (Pg )、Psの完全な状態遷
移図D (PI ) 、・・・+PNの完全な状態遷移
図D(PM)を自動生成して、未定義受信、実行不能送
受信、デッドロック、無限オーバーフローのないプロト
コルRを合成させる。
(P+ ; B2 )=D (P+ )、Pzの遷
移図D (PH−1;PH)が与えられたとき、P2の
完全な状態遷移図D (Pg )、Psの完全な状態遷
移図D (PI ) 、・・・+PNの完全な状態遷移
図D(PM)を自動生成して、未定義受信、実行不能送
受信、デッドロック、無限オーバーフローのないプロト
コルRを合成させる。
本発明で提案する、N(≧2)プロセスで構成されるプ
ロトコルの合成法は合成2分木に従い、次の3つのステ
ップでi=lからN−1まで反復実行される。
ロトコルの合成法は合成2分木に従い、次の3つのステ
ップでi=lからN−1まで反復実行される。
以下の記述で、B=P+ u−・−UpiはブロックB
はプロセスP r 、 ’−・、Piで構成されること
を表す。
はプロセスP r 、 ’−・、Piで構成されること
を表す。
ステップ1:Pi(1≦i≦N−1)のBz =P、。
1 U・−・uP、に対する状態遷移図D(Pt;B2
)が与えられて、D (Pz ; P、u−LIPt
−1)の状態にD(Pi;Bz)を埋込み、D (P、
)を合成する。
)が与えられて、D (Pz ; P、u−LIPt
−1)の状態にD(Pi;Bz)を埋込み、D (P、
)を合成する。
ステップ2:D(P、;B2)に基づいてD (Bz
iPt )を自動生成し、D (Pi ;P I
U−、p i−1)に対応するD (BZ ; P
I U−、Up、−、)の状態に埋込み、D (B
z ジP、u−uP、)を合成する。
iPt )を自動生成し、D (Pi ;P I
U−、p i−1)に対応するD (BZ ; P
I U−、Up、−、)の状態に埋込み、D (B
z ジP、u−uP、)を合成する。
ステップ3 : D (B2 ; PI Ll−up
l )を分割P+ U−−Upi )とする。但し、
i=1のときはステップ1は必要なく、ステップ2.3
のみでよい。また、1=N−1のときはステップ3は必
要がなく、ステップ1.2のみでよい。
l )を分割P+ U−−Upi )とする。但し、
i=1のときはステップ1は必要なく、ステップ2.3
のみでよい。また、1=N−1のときはステップ3は必
要がなく、ステップ1.2のみでよい。
ステップ1では■に示すように5つの制限を満たすD(
Pt;Bz)を■の定義通りに埋込む。
Pt;Bz)を■の定義通りに埋込む。
■ 与えられるP、のB2に対する状態遷移図には初め
から論理矛盾を含まないものとする。すなわち、論理矛
盾を含まない状態遷移とは通常衣に示す5つの制限が必
要である。
から論理矛盾を含まないものとする。すなわち、論理矛
盾を含まない状態遷移とは通常衣に示す5つの制限が必
要である。
制限1:図5(a)に示すように状態kからiへの送信
遷移−Xが存在し、状態kからβへの受信遷移系列+Y
が存在すれば、必ず状態iからある状Bjへの受信遷移
系列+Yが存在する。このとき、状Ctからjへの+Y
を伝播受信遷移系列という。
遷移−Xが存在し、状態kからβへの受信遷移系列+Y
が存在すれば、必ず状態iからある状Bjへの受信遷移
系列+Yが存在する。このとき、状Ctからjへの+Y
を伝播受信遷移系列という。
制限2:図5山)に示すように状態kからiへの受信遷
移+Xが存在し、状態kからlへの受信遷移系列+Yが
存在し、かつ、XとYの受信チャネルが異なれば、必ず
状態iからある状態jへの受信遷移系列十Yが存在する
。このとき、状態iからjへの+Yを伝播受信遷移系列
という。
移+Xが存在し、状態kからlへの受信遷移系列+Yが
存在し、かつ、XとYの受信チャネルが異なれば、必ず
状態iからある状態jへの受信遷移系列十Yが存在する
。このとき、状態iからjへの+Yを伝播受信遷移系列
という。
制限3:全ての状態は初期状態から0個以上の状態遷移
で到達可能である。
で到達可能である。
制限4:図5(C)に示すようにある状fikから同じ
状gkへの閉路送信遷移系列−Zがない。
状gkへの閉路送信遷移系列−Zがない。
制限5:伝播受信遷移系列でないかあるいは有限回の実
行を意味しない閉路受信遷移系列がない。
行を意味しない閉路受信遷移系列がない。
■ 本発明におけるD (Pi ; PILl−−−
−UPi−+ンの状態Sに D (Pz ; Bz )を埋込むとは次の条件を満
たすように状USをD(Pt;Bz)に置換えることで
ある。
−UPi−+ンの状態Sに D (Pz ; Bz )を埋込むとは次の条件を満
たすように状USをD(Pt;Bz)に置換えることで
ある。
(条件)今、Sに入る状態遷移をt、sから出る状態遷
移をtoとする。この゛とき、tはtoは接続している
という、置換えたD(Pz: Bz )の全ての状態遷
移系列を短絡除去し1つの状態にするとtとtoは接続
している。
移をtoとする。この゛とき、tはtoは接続している
という、置換えたD(Pz: Bz )の全ての状態遷
移系列を短絡除去し1つの状態にするとtとtoは接続
している。
ステップ2は次の通り実行される。
図6はプロセスPt (i =1.2. −・・−、N
)とプロセスP、(j=1,2. −・−・−、Nでか
っi〜j)の変換パターンを図示したものであり、変換
パターン(a)〜(r)に基づいて(Pi;Bz)を分
解し、分解された部分状態遷移図に対応して部分状態遷
移図を生成し、それらを組立てることによりD(Bzi
Pi)を自動生成する。なお、図6の変換パターンは一
例にすぎず、これらの変換パターンを組合わせて新たな
変換パターンを作ることも可能である。
)とプロセスP、(j=1,2. −・−・−、Nでか
っi〜j)の変換パターンを図示したものであり、変換
パターン(a)〜(r)に基づいて(Pi;Bz)を分
解し、分解された部分状態遷移図に対応して部分状態遷
移図を生成し、それらを組立てることによりD(Bzi
Pi)を自動生成する。なお、図6の変換パターンは一
例にすぎず、これらの変換パターンを組合わせて新たな
変換パターンを作ることも可能である。
D (Pi、I U・−uP、;P、u・−uP、)
を分割してD (P、。+;P+LJ−・・uP、)と
D (PL。2U−・UPN ;P+ u−uPt
)とする。これは状態遷移図の分割に従う。
を分割してD (P、。+;P+LJ−・・uP、)と
D (PL。2U−・UPN ;P+ u−uPt
)とする。これは状態遷移図の分割に従う。
(実施例)
図7は本発明の実施例であり、プロトコルの自動合成装
置のブロック図である。なお、以降の説明では、各プロ
セスの状態遷移図を順次完全化してプロトコルを自動合
成する方法を例にとり説明する。図7における各回路及
びメモリの説明を行う。1は合成処理に使用する各種変
数の初期値を設定する初期設定回路、2は入力したD(
P、;B2)(1<i≦N−1)を蓄積するメモリ、3
3は5つの制限を検査する制限検査回路、4は5つの制
限を満たすD(Pi;B2)を蓄積するメモリ、5はD
(Pi ;PI LJ・・・−uPt−1)にD (
P+ ; Bz )を埋込むための埋込回路、6は出
力されるD (Pi)を蓄積するメモリ、7は変換パタ
ー7 (al 〜(rlに従いD(Pi ; Bz )
に基づきD (B: ;Pt )を生成する生成回路
、8はD (BZ i Pi)を蓄積するメモリ、9
はD(Bz;P、u−・−p、−+)にD (B、;P
、)を埋込むための埋込回路、10はD (B2 ;
Pt u−・−・uPt )を蓄積するメモリ、11は
合成処理の終了を判定すP、u・−uP;)に分割する
分割回路、13はD (Pi。I;PIU−uP、)を
蓄積するメモリ、14はD (B2 ; P+
u・−・uP、)を蓄積するメモリ、15は変数iを1
つ更新する更新回路、16はD (P+ ; P+
Ll・・−uP□−I)を蓄積するメモリ、17はD
(Bz ;PHu−・LfPi−+)を蓄積するメモ
リである。なお、図中実線は情報の流れ、点線は制御の
流れをそれぞれ示す。
置のブロック図である。なお、以降の説明では、各プロ
セスの状態遷移図を順次完全化してプロトコルを自動合
成する方法を例にとり説明する。図7における各回路及
びメモリの説明を行う。1は合成処理に使用する各種変
数の初期値を設定する初期設定回路、2は入力したD(
P、;B2)(1<i≦N−1)を蓄積するメモリ、3
3は5つの制限を検査する制限検査回路、4は5つの制
限を満たすD(Pi;B2)を蓄積するメモリ、5はD
(Pi ;PI LJ・・・−uPt−1)にD (
P+ ; Bz )を埋込むための埋込回路、6は出
力されるD (Pi)を蓄積するメモリ、7は変換パタ
ー7 (al 〜(rlに従いD(Pi ; Bz )
に基づきD (B: ;Pt )を生成する生成回路
、8はD (BZ i Pi)を蓄積するメモリ、9
はD(Bz;P、u−・−p、−+)にD (B、;P
、)を埋込むための埋込回路、10はD (B2 ;
Pt u−・−・uPt )を蓄積するメモリ、11は
合成処理の終了を判定すP、u・−uP;)に分割する
分割回路、13はD (Pi。I;PIU−uP、)を
蓄積するメモリ、14はD (B2 ; P+
u・−・uP、)を蓄積するメモリ、15は変数iを1
つ更新する更新回路、16はD (P+ ; P+
Ll・・−uP□−I)を蓄積するメモリ、17はD
(Bz ;PHu−・LfPi−+)を蓄積するメモ
リである。なお、図中実線は情報の流れ、点線は制御の
流れをそれぞれ示す。
表 1
表1にプロトコル仕様、すなわち、各プロセスる状態遷
移図をメモリ2.6に蓄積する場合の一蓄積形成を表す
。例えば、表1で、プロセス1の状態Oで信号doをプ
ロセス2に送信すると状態1になり、プロセス1の状態
1で信号aOをプロセス2から受信すると状態2になる
ことを示す。
移図をメモリ2.6に蓄積する場合の一蓄積形成を表す
。例えば、表1で、プロセス1の状態Oで信号doをプ
ロセス2に送信すると状態1になり、プロセス1の状態
1で信号aOをプロセス2から受信すると状態2になる
ことを示す。
送信を−で、受信を十を表す。
図8にABのプロトコルの合成2分木を示す。
又、図9に合成結果を示す。先ず、図9の(a)に示す
D (P、 )が与えられるとD (PZUP3; P
+)が変換パターン(al〜(r)に従い生成される。
D (P、 )が与えられるとD (PZUP3; P
+)が変換パターン(al〜(r)に従い生成される。
次に、図9の(b)に示すようにD (Pzu Pff
; p+)がD (pz ; PI )とD(P、
;P+)に分割される。最後に、図9の(C)に示すよ
うに D(Pg;Pl)にD(Pz;Pl)を埋込んで
D (pg )が得られる。同時に、D (pz ;
PI )に、変換バター7 (a) 〜(r)により
D(Pl;P3)から生成されたD(P3 ;Pz)を
埋込んでo (P3 )が得られる。同図で、点線の状
態遷移はプロセス内の送受信遷移を表す。図9で得られ
たABプロトコルは図1のものと異なるが、実行可能状
態遷移系列は全く等しい。従って、意図されたABプロ
トコルを論理矛盾なく合成できた。
; p+)がD (pz ; PI )とD(P、
;P+)に分割される。最後に、図9の(C)に示すよ
うに D(Pg;Pl)にD(Pz;Pl)を埋込んで
D (pg )が得られる。同時に、D (pz ;
PI )に、変換バター7 (a) 〜(r)により
D(Pl;P3)から生成されたD(P3 ;Pz)を
埋込んでo (P3 )が得られる。同図で、点線の状
態遷移はプロセス内の送受信遷移を表す。図9で得られ
たABプロトコルは図1のものと異なるが、実行可能状
態遷移系列は全く等しい。従って、意図されたABプロ
トコルを論理矛盾なく合成できた。
以下、図9の例を用いて図7の実施例の動作を説明する
。状態遷移図D (P□ ;Bz)(1≦i≦N−1)
は表1の形式で既にメモリ2に蓄積されているとする。
。状態遷移図D (P□ ;Bz)(1≦i≦N−1)
は表1の形式で既にメモリ2に蓄積されているとする。
まず、初期設定回路1が動作し、変数iを1とし、制限
検査回路3を起動する。制限検査回路3はD (P;
; Bz )が5つの制限をを満たすか否か検査する
。検査に合格すれば、メモリ4に蓄積する。検査に不合
格であれば合成処理を行わない。制限検査回路3で起動
された状態遷移図埋込回路5は、i=1のときはD(P
、;;B2 ) =D (p+ )をそのままメモリ6
に転送蓄積する。i≠1のときはD (P、;P、u・
・・UPt−+)の状態にD (Pi ; B2 )
を埋込んだ結果D (P、)をメモリ6に転送蓄積する
。同時に、制限検査回路3で起動された状態遷移図生成
回路7は変換パターン(a)〜(r)に従いD(P、1
B2)に基づいてD (B2 ;Pi )を生成し、メ
モリ8に転送蓄積する。生成回路7は状態遷移図埋込回
路9を起動する。埋込回路9はD(B2;Pi)をD
<Bt i P 1 U・−uPt−霞の状態に埋
込んだ結果D (Bz ;P、u・−・u P =
)をメモリ10に転送蓄積する。埋込回路9により起動
された合成処理終了の判定回路11は1=N−1であれ
D(PM)をメモ1月Oに転送蓄積し、合成処理を終了
する。i#N−1であれば、状態遷移図分割回路12を
起動する。分割回路12はメモリlOに蓄積されている
D (Bz ;P+ u・・−uPi)をP、u・
−uPt)に分割し、それぞれメモリ13とメモ1月4
に転送蓄積する。分割回路12は更新回路15を起動す
る。更新回路15はiを1つ増やし更新し、メモリ13
とメモリ14に蓄積されているものをそれぞれD (P
; ; P + LJ−U P +−+ )とD
(B2 ; PI U’−’UP(−+ ) とし
てメモリ16とメモ1月7に転送蓄積する。同時に、制
限検査回路3を再び起動し、合成処理を続行する。以上
、合成処理が終了するとメEす6に合成されたプロトコ
ル仕様が蓄積される。
検査回路3を起動する。制限検査回路3はD (P;
; Bz )が5つの制限をを満たすか否か検査する
。検査に合格すれば、メモリ4に蓄積する。検査に不合
格であれば合成処理を行わない。制限検査回路3で起動
された状態遷移図埋込回路5は、i=1のときはD(P
、;;B2 ) =D (p+ )をそのままメモリ6
に転送蓄積する。i≠1のときはD (P、;P、u・
・・UPt−+)の状態にD (Pi ; B2 )
を埋込んだ結果D (P、)をメモリ6に転送蓄積する
。同時に、制限検査回路3で起動された状態遷移図生成
回路7は変換パターン(a)〜(r)に従いD(P、1
B2)に基づいてD (B2 ;Pi )を生成し、メ
モリ8に転送蓄積する。生成回路7は状態遷移図埋込回
路9を起動する。埋込回路9はD(B2;Pi)をD
<Bt i P 1 U・−uPt−霞の状態に埋
込んだ結果D (Bz ;P、u・−・u P =
)をメモリ10に転送蓄積する。埋込回路9により起動
された合成処理終了の判定回路11は1=N−1であれ
D(PM)をメモ1月Oに転送蓄積し、合成処理を終了
する。i#N−1であれば、状態遷移図分割回路12を
起動する。分割回路12はメモリlOに蓄積されている
D (Bz ;P+ u・・−uPi)をP、u・
−uPt)に分割し、それぞれメモリ13とメモ1月4
に転送蓄積する。分割回路12は更新回路15を起動す
る。更新回路15はiを1つ増やし更新し、メモリ13
とメモリ14に蓄積されているものをそれぞれD (P
; ; P + LJ−U P +−+ )とD
(B2 ; PI U’−’UP(−+ ) とし
てメモリ16とメモ1月7に転送蓄積する。同時に、制
限検査回路3を再び起動し、合成処理を続行する。以上
、合成処理が終了するとメEす6に合成されたプロトコ
ル仕様が蓄積される。
本発明で合成されたプロトコルには前述した4つの論理
矛盾がないことが保証される。
矛盾がないことが保証される。
以上、各プロセスの状B遷移図を順次完全化して自動合
成する方式を例にとり説明したが、各プロセスの不完全
な状態遷移図をまとめて最後に完全化する自動合成方式
も可能である。また、ABプロトコルに限定されること
なく、11h7TUP(Telephone User
Part :電話ユーザ一部)プロトコルやIs D
N (Integrated 5ervices D
i(HitalNetwork :総合交換網)プロ
トコル等にも通用できる。
成する方式を例にとり説明したが、各プロセスの不完全
な状態遷移図をまとめて最後に完全化する自動合成方式
も可能である。また、ABプロトコルに限定されること
なく、11h7TUP(Telephone User
Part :電話ユーザ一部)プロトコルやIs D
N (Integrated 5ervices D
i(HitalNetwork :総合交換網)プロ
トコル等にも通用できる。
(発明の効果)、
以上詳細に説明したように本発明による方式は従来方式
に比較して、■自動合成されるプロトコルのプロセス数
に制限がなく、かつ閉路受信系列を含んだプロセスも可
能で、■不完全なプロトコル仕様に論理矛盾がなければ
その不足部分を自動生成し論理矛盾がない完全なプロト
コル仕様を効率良(自動合成することが可能であり、そ
の効果は極めて大である。
に比較して、■自動合成されるプロトコルのプロセス数
に制限がなく、かつ閉路受信系列を含んだプロセスも可
能で、■不完全なプロトコル仕様に論理矛盾がなければ
その不足部分を自動生成し論理矛盾がない完全なプロト
コル仕様を効率良(自動合成することが可能であり、そ
の効果は極めて大である。
図1は従来から用いられているABプロトコルの状B遷
移図、図2は本発明を説明するためのABプロトコルの
信号送受信関係図、図3(a)は本発明を説明するため
の予め定められたプロセス間の信号送受信関係図、図3
(b)は本発明を説明するための完全化されたプロトコ
ルの合成図、図4は本発明を説明するための不完全なプ
ロトコルの図、図5は本発明を説明するための論理矛盾
のない状態遷移を説明する図、図6(a)〜(rlは本
発明を説明するための任意のプロセスにおける変換パタ
ーン図、図7は本発明の実施例を示すブロック図、図3
は本発明を説明するためのABプロトコルの合成2外米
図、図9 (al (bl (C)は本発明によるAB
プロトコルを合成する手順を示す図である。
移図、図2は本発明を説明するためのABプロトコルの
信号送受信関係図、図3(a)は本発明を説明するため
の予め定められたプロセス間の信号送受信関係図、図3
(b)は本発明を説明するための完全化されたプロトコ
ルの合成図、図4は本発明を説明するための不完全なプ
ロトコルの図、図5は本発明を説明するための論理矛盾
のない状態遷移を説明する図、図6(a)〜(rlは本
発明を説明するための任意のプロセスにおける変換パタ
ーン図、図7は本発明の実施例を示すブロック図、図3
は本発明を説明するためのABプロトコルの合成2外米
図、図9 (al (bl (C)は本発明によるAB
プロトコルを合成する手順を示す図である。
Claims (1)
- (1)プロトコルが少なくとも2つ以上の機能的に不完
全なプロセスで構成され、該プロセスの不完全な状態遷
移図を入力として、前記プロセスの状態遷移図を完全化
したものを出力とするプロトコル自動合成方式において
、前記不完全な状態遷移図の論理矛盾を検査する手段と
、前記プロセスのうちi番目(但し、1≦i≦N)のプ
ロセスの不完全な状態遷移図に対応した他のプロセスの
状態遷移図を該i番目の不完全な状態遷移図に埋込む手
段と、埋込まれた状態遷移図に基づいて残りの(i+1
)番目以降全てのプロセスを合わせた状態遷移図を自動
生成する手段と、該自動生成された全てのプロセスのう
ち(i+1)番目のプロセスの状態遷移図とそれ以外の
プロセスの状態遷移図とに分割する手段とを備え、前記
検査手段と前記埋込み手段と前記自動生成手段及び分割
手段の各動作を(N−1)回だけ繰り返して前記各プロ
セス毎に状態遷移図を完全化することにより前記プロト
コルを機能的に完全とするように構成されたことを特徴
とするプロトコル自動合成方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60253640A JPS62114358A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 通信プロトコル合成方式 |
US06/930,341 US4802162A (en) | 1985-11-14 | 1986-11-12 | Automatic protocol synthesizing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60253640A JPS62114358A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 通信プロトコル合成方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114358A true JPS62114358A (ja) | 1987-05-26 |
JPH0443461B2 JPH0443461B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=17254143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60253640A Granted JPS62114358A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 通信プロトコル合成方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4802162A (ja) |
JP (1) | JPS62114358A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0778075A (ja) * | 1993-01-22 | 1995-03-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 対話式分散有限状態プログラム発生器を提供する方法及び装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5179657A (en) * | 1988-03-17 | 1993-01-12 | International Business Machines Corporation | Panel definition language for computer display |
US5021943A (en) * | 1988-08-01 | 1991-06-04 | Motorola, Inc. | Content independent rule based options negotiations method |
US5179643A (en) * | 1988-12-23 | 1993-01-12 | Hitachi, Ltd. | Method of multi-dimensional analysis and display for a large volume of record information items and a system therefor |
US5121342A (en) * | 1989-08-28 | 1992-06-09 | Network Communications Corporation | Apparatus for analyzing communication networks |
GB9021859D0 (en) * | 1990-10-08 | 1990-11-21 | D2B Systems Co Ltd | Test apparatus and method |
US5301100A (en) * | 1991-04-29 | 1994-04-05 | Wagner Ferdinand H | Method of and apparatus for constructing a control system and control system created thereby |
JPH05307511A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Toshiba Corp | プロトコル・シミュレーション装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56125139A (en) * | 1980-02-04 | 1981-10-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Communication controller of parallel processing |
JPS6120486A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-29 | Fujitsu Ltd | 状態遷移図における状態併合処理方式 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60253640A patent/JPS62114358A/ja active Granted
-
1986
- 1986-11-12 US US06/930,341 patent/US4802162A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
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JPH0778075A (ja) * | 1993-01-22 | 1995-03-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 対話式分散有限状態プログラム発生器を提供する方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4802162A (en) | 1989-01-31 |
JPH0443461B2 (ja) | 1992-07-16 |
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