JPS62107264A - 燃料噴射装置 - Google Patents
燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPS62107264A JPS62107264A JP60244126A JP24412685A JPS62107264A JP S62107264 A JPS62107264 A JP S62107264A JP 60244126 A JP60244126 A JP 60244126A JP 24412685 A JP24412685 A JP 24412685A JP S62107264 A JPS62107264 A JP S62107264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pressure
- fuel injection
- accumulator
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアキュームレータノズルとして知られる燃料噴
射弁を具備する燃料噴射装置に関する。
射弁を具備する燃料噴射装置に関する。
多気筒内燃機関においては、各気筒毎に燃料噴射弁が設
けられる。このため燃料噴射ポンプには、これらの燃料
噴射弁に燃料を分配するための機構が必要となり、燃料
噴射ポンプの構造が複雑になるという問題がある。
けられる。このため燃料噴射ポンプには、これらの燃料
噴射弁に燃料を分配するための機構が必要となり、燃料
噴射ポンプの構造が複雑になるという問題がある。
また燃料噴射弁は、機関負荷が変化すると、噴射量が適
正値になるまでに時間がかかるという問題がある。これ
は、噴射後における燃料噴射弁の内部の燃料圧力が燃料
噴射量の大きさによって変わるためである。例えば少量
噴射から大量噴射に移行する場合、燃料噴射ポンプから
の送油量は要求値に達しているにもかかわらず、燃料噴
射弁の内部の圧力は低い状態から上昇するので、その送
油量に対応する圧力に迅速に達することができず、噴射
量は要求値より少なくなってしまう。数回の燃料噴射後
、燃料噴射弁内は送油量に対応する圧力となり、ここで
始めて要求噴射量を得ることになる。
正値になるまでに時間がかかるという問題がある。これ
は、噴射後における燃料噴射弁の内部の燃料圧力が燃料
噴射量の大きさによって変わるためである。例えば少量
噴射から大量噴射に移行する場合、燃料噴射ポンプから
の送油量は要求値に達しているにもかかわらず、燃料噴
射弁の内部の圧力は低い状態から上昇するので、その送
油量に対応する圧力に迅速に達することができず、噴射
量は要求値より少なくなってしまう。数回の燃料噴射後
、燃料噴射弁内は送油量に対応する圧力となり、ここで
始めて要求噴射量を得ることになる。
本発明は上記問題を一挙に解決することを目的としてな
されたものである。
されたものである。
C問題点を解決するための手段〕
本発明に係る燃料噴射装置は、所定量の燃料を吐出可能
な燃料噴射ポンプと、各気筒毎に対応して設けられ、上
記燃料噴射ポンプから供給された燃料を高圧状態で保持
するとともに高圧燃料を噴射するアキュームレータノズ
ルと、途中で気筒数に対応した数に分岐し、一端が上記
燃料噴射ポンプの吐出口に連結され、分岐した側の各端
部が各アキュームレータノズルに連結される燃料管路と
、この燃料管路の途中に設けられ、この燃料管路内の燃
料圧力を増減させる圧力調整手段と、上記アキュームレ
ータノズルを開弁させて高圧燃料を噴射させる制御手段
とを備えることを特徴としている。
な燃料噴射ポンプと、各気筒毎に対応して設けられ、上
記燃料噴射ポンプから供給された燃料を高圧状態で保持
するとともに高圧燃料を噴射するアキュームレータノズ
ルと、途中で気筒数に対応した数に分岐し、一端が上記
燃料噴射ポンプの吐出口に連結され、分岐した側の各端
部が各アキュームレータノズルに連結される燃料管路と
、この燃料管路の途中に設けられ、この燃料管路内の燃
料圧力を増減させる圧力調整手段と、上記アキュームレ
ータノズルを開弁させて高圧燃料を噴射させる制御手段
とを備えることを特徴としている。
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示す、この
アキュームレータノズル1.2.3.4はエンジンの燃
焼室内に燃料を噴射するために用いられるものであって
、各気筒に1個ずつ、例えば4気筒の場合4個、装着さ
れる。これらのアキュームレータノズル1.2.3.4
には、燃料噴射ポンプ400から燃料が圧送され、この
噴射ポンプ400には、通常設けられるタイマ機構、燃
料分配機構、および気筒数に等しいプランジャは設けら
れておらず、単一のプランジャによる調量機構のみを有
している。本実施例においては、燃料噴射ポンプ400
は、通常、判型ポンプと呼ばれるものである。噴射ポン
プ400から圧送されてきた燃料は、後述するように、
人口ボート11がらこのアキュームレータノズル1内の
蓄圧室4oに流入し、ニードル弁12の開閉動作によっ
て噴口13から噴射される。噴射ポンプによる送油時期
は、通常のように各々の気筒の圧縮上死点(TDC)近
辺ではな(、その充分前、例えば圧縮上死点前(BTD
C) 60°クランクアングルには既に終了している。
アキュームレータノズル1.2.3.4はエンジンの燃
焼室内に燃料を噴射するために用いられるものであって
、各気筒に1個ずつ、例えば4気筒の場合4個、装着さ
れる。これらのアキュームレータノズル1.2.3.4
には、燃料噴射ポンプ400から燃料が圧送され、この
噴射ポンプ400には、通常設けられるタイマ機構、燃
料分配機構、および気筒数に等しいプランジャは設けら
れておらず、単一のプランジャによる調量機構のみを有
している。本実施例においては、燃料噴射ポンプ400
は、通常、判型ポンプと呼ばれるものである。噴射ポン
プ400から圧送されてきた燃料は、後述するように、
人口ボート11がらこのアキュームレータノズル1内の
蓄圧室4oに流入し、ニードル弁12の開閉動作によっ
て噴口13から噴射される。噴射ポンプによる送油時期
は、通常のように各々の気筒の圧縮上死点(TDC)近
辺ではな(、その充分前、例えば圧縮上死点前(BTD
C) 60°クランクアングルには既に終了している。
噴射ポンプによる1回の送油量は、従来公知のように噴
射ポンプのレバー開度で調量される。
射ポンプのレバー開度で調量される。
燃料噴射ポンプ400と各アキュームレータノズル1.
2.3.4を接続する燃料管路7oは、一端が噴射ポン
プ400の吐出口に連結され、途中で気筒数に対応した
数に分岐し、その分岐した側の各側部が各アキュームレ
ータノズル1.2.3.4の入口ポート11に連結され
る。この燃料管路70の分岐部分よりも噴射ポンプ40
0側には、噴射管路70内の燃料圧力を増減させる圧力
調整手段としての可変容積装置500が設けられる。可
変容積装置500は、後述するように、アクセルペダル
80に連動して燃料管路70内の燃料圧力を変化させ、
すなわち、アクセル開度が大きいほど燃料圧力を高くし
、アクセル開度が小さいほど燃料圧力を低くする。
2.3.4を接続する燃料管路7oは、一端が噴射ポン
プ400の吐出口に連結され、途中で気筒数に対応した
数に分岐し、その分岐した側の各側部が各アキュームレ
ータノズル1.2.3.4の入口ポート11に連結され
る。この燃料管路70の分岐部分よりも噴射ポンプ40
0側には、噴射管路70内の燃料圧力を増減させる圧力
調整手段としての可変容積装置500が設けられる。可
変容積装置500は、後述するように、アクセルペダル
80に連動して燃料管路70内の燃料圧力を変化させ、
すなわち、アクセル開度が大きいほど燃料圧力を高くし
、アクセル開度が小さいほど燃料圧力を低くする。
アキュームレータノズル1のハウジングは、圧電性アク
チュエータとしてのピエゾアクチュエータ31を保持す
るアクチュエータ保持体としてのピエゾホルダ20、後
述するように液圧制御室としての制御油圧室34を規定
する中空円筒形のディスタンスピース21、制御油圧室
34の底部を規定しアキュームレータノズル1を保持す
るノズルホルダ22、および後述する蓄圧室を規定し下
端部が閉鎖された中空円筒形のノズルボディー23によ
って形成される。ピエゾホルダ20はピエゾアクチュエ
ータ31を固定するように一端が閉鎖され、他端の開口
部側にはディスタンスピース21が固着配設され、この
ディスタンスピース21のピエゾホルダ20とは反対側
には対向して同心状にノズルホルダ22が設けられてい
る。ノズルホルダ22はフランジ24をディスタンスピ
ース21に密着されており、このノズルホルダ22とデ
ィスタンスピース21とピエゾホルダ20は、ノズルボ
ディー23により外周から相互に密着して一体結合され
ている。例えば、ノズルボディー23内壁に形成された
ネジ穴にこれらノズルホルダ20が螺入されることによ
り、ノズルホルダ22、ディスタンスピース21および
ノズルホルダ20がノズルボディー23と一体結合され
る。
チュエータとしてのピエゾアクチュエータ31を保持す
るアクチュエータ保持体としてのピエゾホルダ20、後
述するように液圧制御室としての制御油圧室34を規定
する中空円筒形のディスタンスピース21、制御油圧室
34の底部を規定しアキュームレータノズル1を保持す
るノズルホルダ22、および後述する蓄圧室を規定し下
端部が閉鎖された中空円筒形のノズルボディー23によ
って形成される。ピエゾホルダ20はピエゾアクチュエ
ータ31を固定するように一端が閉鎖され、他端の開口
部側にはディスタンスピース21が固着配設され、この
ディスタンスピース21のピエゾホルダ20とは反対側
には対向して同心状にノズルホルダ22が設けられてい
る。ノズルホルダ22はフランジ24をディスタンスピ
ース21に密着されており、このノズルホルダ22とデ
ィスタンスピース21とピエゾホルダ20は、ノズルボ
ディー23により外周から相互に密着して一体結合され
ている。例えば、ノズルボディー23内壁に形成された
ネジ穴にこれらノズルホルダ20が螺入されることによ
り、ノズルホルダ22、ディスタンスピース21および
ノズルホルダ20がノズルボディー23と一体結合され
る。
ピエゾホルダ20の内部に形成されたボア30には、ピ
エゾアクチュエータ31とピストン32と皿ばね33が
収容されている。ピエゾアクチュエータ31の上端は絶
縁板61を介してボア30の底部すなわち、ピエゾホル
ダ20の底部に固定され、またピエゾアクチュエータ3
1の下端には&fi縁板62を介して ピストン32の
上面が固着連結されている。ピエゾアクチュエータ31
の外径は、後述するようにピエゾアクチュエータ31の
伸張収縮変位を考慮してボア30の内径よりも小さくし
である。 ピストン32はボア30の内径とは〜゛同じ
径を有する大径部321と、ボア30の内径、例えば1
5+uφより径の小さい、例えば12mφの小径部32
2とから成る。すなわちピストン32は、大径部321
がボア30内において摺動自在であり、且つ、小径部3
22がディスタンスピース21のボア211内に油密を
保って摺動自在であるように形成され、これらボア30
、31内に収容されている。尚、上記の如く、小径部
322の径をボア30の内径、すなわちピエゾアクチュ
エータ31の径より小さくしているのは、ピエゾアクチ
ュエータ31に大きな応力が繰返し印加した場合、アク
チュエータ31にか\る受圧力を緩和し、ピエゾアクチ
ュエータ31の劣化および破壊を防止するためである。
エゾアクチュエータ31とピストン32と皿ばね33が
収容されている。ピエゾアクチュエータ31の上端は絶
縁板61を介してボア30の底部すなわち、ピエゾホル
ダ20の底部に固定され、またピエゾアクチュエータ3
1の下端には&fi縁板62を介して ピストン32の
上面が固着連結されている。ピエゾアクチュエータ31
の外径は、後述するようにピエゾアクチュエータ31の
伸張収縮変位を考慮してボア30の内径よりも小さくし
である。 ピストン32はボア30の内径とは〜゛同じ
径を有する大径部321と、ボア30の内径、例えば1
5+uφより径の小さい、例えば12mφの小径部32
2とから成る。すなわちピストン32は、大径部321
がボア30内において摺動自在であり、且つ、小径部3
22がディスタンスピース21のボア211内に油密を
保って摺動自在であるように形成され、これらボア30
、31内に収容されている。尚、上記の如く、小径部
322の径をボア30の内径、すなわちピエゾアクチュ
エータ31の径より小さくしているのは、ピエゾアクチ
ュエータ31に大きな応力が繰返し印加した場合、アク
チュエータ31にか\る受圧力を緩和し、ピエゾアクチ
ュエータ31の劣化および破壊を防止するためである。
ディスタンスピース21の下部とノズルホルダ22とは
密着して結合されている。ピストン32の下面とノズル
ホルダ22の上面との間、およびディスタンスピース2
1の内壁で規定される空隙には、ピストン32の摺動に
よりその容積が変化する、制御油圧室34が形成される
。
密着して結合されている。ピストン32の下面とノズル
ホルダ22の上面との間、およびディスタンスピース2
1の内壁で規定される空隙には、ピストン32の摺動に
よりその容積が変化する、制御油圧室34が形成される
。
ノズルホルダ22の軸中心に穿孔されたボア221には
、ニードル弁12の受圧棒121が気密性を保って摺動
自在に収容されている。ニードル弁12の受圧棒121
の下方には、鍔状に突出するスプリングガイド124が
形成され、このスプリングガイド124の下方には弁体
122が形成される。弁体122はノズルボディ23の
中心軸に穿設された小径ボア231内に摺動自在に収容
され、また弁体122の外周面には、この弁体122の
軸心方向に沿って延びる燃料通路125が形成される。
、ニードル弁12の受圧棒121が気密性を保って摺動
自在に収容されている。ニードル弁12の受圧棒121
の下方には、鍔状に突出するスプリングガイド124が
形成され、このスプリングガイド124の下方には弁体
122が形成される。弁体122はノズルボディ23の
中心軸に穿設された小径ボア231内に摺動自在に収容
され、また弁体122の外周面には、この弁体122の
軸心方向に沿って延びる燃料通路125が形成される。
弁体122の先端は円錐状に成形され、一方、ノズルボ
ディ23の下端には円錐状のシート面46が形成される
とともに噴口13が穿設され、一方、弁体122の先端
はシート面46に密着可能となるよう円錐状に成形され
る。しかしてニードル弁12が昇降すると、弁体122
の先端がシート面46に接離し、これにより噴口13が
開閉される。
ディ23の下端には円錐状のシート面46が形成される
とともに噴口13が穿設され、一方、弁体122の先端
はシート面46に密着可能となるよう円錐状に成形され
る。しかしてニードル弁12が昇降すると、弁体122
の先端がシート面46に接離し、これにより噴口13が
開閉される。
ノズルボディ23はディスタンスピース21の内径と略
同じ内径を有する蓄圧室40を有し、この蓄圧室40内
にはニードル弁12が昇降自在に収容される。ばね41
は、上端をノズルホルダ22の下面に、下端をスプリン
グガイド122の上面にそれぞれ係止させ、ニードル弁
12を常時閉弁方向に付勢する。
同じ内径を有する蓄圧室40を有し、この蓄圧室40内
にはニードル弁12が昇降自在に収容される。ばね41
は、上端をノズルホルダ22の下面に、下端をスプリン
グガイド122の上面にそれぞれ係止させ、ニードル弁
12を常時閉弁方向に付勢する。
ピエゾホルダ20の上端には入口ボート11が形成され
、またボア30に沿って、入口ボート11に連通する通
路54が穿設される。ディスタンスピース21には、通
路54に連通ずる孔が穿設されるとともに、この孔内に
は逆止弁50が、設けられる。一方、ノズルホルダ22
には、この孔および油圧制御室34に連通ずる径方向溝
56が形成され、さらにこの溝56に連通ずる孔が穿設
されるとともに、この孔内には逆止弁51が設けられる
。ノズルホルダ22の孔は蓄圧室40に連通する。逆止
弁50はボール弁50a、ばね50b、および止めねじ
50cから成り、ばね50bはボール弁50aを閉弁方
向に付勢し、止めねじ50cには通路50dが形成され
る。同様に、逆止弁51はボール弁51a、このボール
弁51aを閉弁方向に付勢するばね51b、および通路
50dを形成された止めねじ50cから成る。
、またボア30に沿って、入口ボート11に連通する通
路54が穿設される。ディスタンスピース21には、通
路54に連通ずる孔が穿設されるとともに、この孔内に
は逆止弁50が、設けられる。一方、ノズルホルダ22
には、この孔および油圧制御室34に連通ずる径方向溝
56が形成され、さらにこの溝56に連通ずる孔が穿設
されるとともに、この孔内には逆止弁51が設けられる
。ノズルホルダ22の孔は蓄圧室40に連通する。逆止
弁50はボール弁50a、ばね50b、および止めねじ
50cから成り、ばね50bはボール弁50aを閉弁方
向に付勢し、止めねじ50cには通路50dが形成され
る。同様に、逆止弁51はボール弁51a、このボール
弁51aを閉弁方向に付勢するばね51b、および通路
50dを形成された止めねじ50cから成る。
ピエゾホルダ20.ディスタンスピース21、ノズルホ
ルダ22は、ノックビン(図示せず)により位置決めさ
れ、これにより入口ポート11に流入する燃料は、通路
54、逆止弁50、径方向?R56、および逆止弁51
を通り、蓄圧室40に導かれる。逆止弁50 、51は
通路54内の燃料圧力が所定値以上になった時開弁し、
開弁した時、入口ボート11、油圧制御室34、および
蓄圧室40を相互に連通ずる。
ルダ22は、ノックビン(図示せず)により位置決めさ
れ、これにより入口ポート11に流入する燃料は、通路
54、逆止弁50、径方向?R56、および逆止弁51
を通り、蓄圧室40に導かれる。逆止弁50 、51は
通路54内の燃料圧力が所定値以上になった時開弁し、
開弁した時、入口ボート11、油圧制御室34、および
蓄圧室40を相互に連通ずる。
前述の制御油圧室34の容積は、ピエゾアクチュエータ
31が軸方向に膨張し、皿ばね33に抗してピストン3
2を押下げたとき収縮する。一方、ピエゾアクチュエー
タ31が軸方向に収縮したときあるいはピエゾアクチュ
エータ31を収縮させるのに充分な高圧の燃料が油圧制
御室34に供給されたとき、ピストン32を押し上げて
ピエゾアクチュエータ31を収縮させ、制御油圧室34
の容積が膨張する。
31が軸方向に膨張し、皿ばね33に抗してピストン3
2を押下げたとき収縮する。一方、ピエゾアクチュエー
タ31が軸方向に収縮したときあるいはピエゾアクチュ
エータ31を収縮させるのに充分な高圧の燃料が油圧制
御室34に供給されたとき、ピストン32を押し上げて
ピエゾアクチュエータ31を収縮させ、制御油圧室34
の容積が膨張する。
ピエゾアクチュエータ31は、例えば、直径15mm、
厚さ0.5鶴の円板状の圧電素子と、直径15m、厚さ
0.01mmの銅板とを交互に積層して円柱状にしたも
のであり、各々の圧電素子の厚み方向に並列に電圧を印
加できるように、リード線35と上記銅板とが結合され
る。リード線35はグロメット36を介してピエゾホル
ダ20の外部へ伸びており、図示しない電気回路に接続
されている。圧電素子は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛
を主成分として焼成された強誘電体セラミックスが用い
られる。この強誘電体セラミックスは、ピエゾ効果を有
する代表的な素子である。その物性は、上記の1個当り
、厚み方向にsoo vの電圧を、印加すると0.5μ
mだけ厚みが増し、逆に500Vの電圧が発生している
時その両端を短絡してその蓄積電荷を放出させると0.
5μm厚みが残少する。
厚さ0.5鶴の円板状の圧電素子と、直径15m、厚さ
0.01mmの銅板とを交互に積層して円柱状にしたも
のであり、各々の圧電素子の厚み方向に並列に電圧を印
加できるように、リード線35と上記銅板とが結合され
る。リード線35はグロメット36を介してピエゾホル
ダ20の外部へ伸びており、図示しない電気回路に接続
されている。圧電素子は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛
を主成分として焼成された強誘電体セラミックスが用い
られる。この強誘電体セラミックスは、ピエゾ効果を有
する代表的な素子である。その物性は、上記の1個当り
、厚み方向にsoo vの電圧を、印加すると0.5μ
mだけ厚みが増し、逆に500Vの電圧が発生している
時その両端を短絡してその蓄積電荷を放出させると0.
5μm厚みが残少する。
また厚み方向に200 kg / cnlの圧力を印加
すると、その収縮に伴って厚み方向に200■の電圧を
発生する。本実施例においては、ピエゾアクチュエータ
31は、圧電素子を100枚、電気的並列に結合しであ
るので、500Vの電圧を印加すると合計で50μmの
伸長が得られる。か\るピエゾアクチュエータ31の軸
方向伸張収縮によりピストン32が上下動することとな
る。またピストン32を介して収縮されることにより、
電荷が蓄積される。
すると、その収縮に伴って厚み方向に200■の電圧を
発生する。本実施例においては、ピエゾアクチュエータ
31は、圧電素子を100枚、電気的並列に結合しであ
るので、500Vの電圧を印加すると合計で50μmの
伸長が得られる。か\るピエゾアクチュエータ31の軸
方向伸張収縮によりピストン32が上下動することとな
る。またピストン32を介して収縮されることにより、
電荷が蓄積される。
次に燃料噴射ポンプ400の構成について述べる。
この噴射ポンプ400は1本のプランジャ401を有し
、燃料を各噴射弁1.2.3.4に分配するための機構
、および噴射時期を制御するためのタイマ機構を有して
いない。ケーシング402に形成されたシリンダボア4
03内に摺動自在に収容されたプランジャ401は、エ
ンジン回転数の1/2に同期して往復運動を行なうよう
構成されているが、ポンプ圧送量の能力に合わせエンジ
ン回転数の1/2.1/1.2/1倍等に同期するよう
構成することもできる。例えば、エンジン回転の1/2
に同期する場合、駆動力はエンジンのクランク軸からギ
アまたはタイミングベルトを介して駆動軸405に伝導
され、プランジャ401はこの駆動軸405に設けられ
たフェイスカム406によりエンジン回転の1/2の回
転数だけ上下方向に往復運動を行なう。すなわちプラン
ジャ401の下端に形成されたタペット407は、スプ
リング408により常時図中下方へ付勢されてフェイス
カム406に当接するようになっており、プランジャ4
01は、駆動軸405の回転に伴ない、フェイスカム1
05の形状に合わせて往復運動を行なう。
、燃料を各噴射弁1.2.3.4に分配するための機構
、および噴射時期を制御するためのタイマ機構を有して
いない。ケーシング402に形成されたシリンダボア4
03内に摺動自在に収容されたプランジャ401は、エ
ンジン回転数の1/2に同期して往復運動を行なうよう
構成されているが、ポンプ圧送量の能力に合わせエンジ
ン回転数の1/2.1/1.2/1倍等に同期するよう
構成することもできる。例えば、エンジン回転の1/2
に同期する場合、駆動力はエンジンのクランク軸からギ
アまたはタイミングベルトを介して駆動軸405に伝導
され、プランジャ401はこの駆動軸405に設けられ
たフェイスカム406によりエンジン回転の1/2の回
転数だけ上下方向に往復運動を行なう。すなわちプラン
ジャ401の下端に形成されたタペット407は、スプ
リング408により常時図中下方へ付勢されてフェイス
カム406に当接するようになっており、プランジャ4
01は、駆動軸405の回転に伴ない、フェイスカム1
05の形状に合わせて往復運動を行なう。
プランジャ401の上端面404とシリンダボア403
とにより形成される圧力室408は、プランジャ401
の往復運動により拡大収縮し、圧力室408が拡大する
時、フィードポンプ409を介して送られてくる燃料は
ケーシング402に形成された入口ボート417を介し
て圧力室408内に吸入され、圧力室408が収縮する
時、圧力室408内の燃料はデリバリ弁410を押開き
、吐出口411を介して燃料管路70へ吐出される。デ
リバリ弁410は圧力室408を閉塞する弁体412と
、この弁体412を圧力室408側へ付勢するばね41
3とを有する。弁体412は圧力室408内の圧力の大
きさに応じて開放して燃料を燃料管路70側へ通過させ
、圧力室408内の圧力が小さくなると、ばね413の
弾発力によって圧力室408側へ変位し、これにより燃
料管路70内の圧力を低下させる。すなわち、デリバリ
弁410は逆止弁および吸い戻し弁としての機能を存す
る。
とにより形成される圧力室408は、プランジャ401
の往復運動により拡大収縮し、圧力室408が拡大する
時、フィードポンプ409を介して送られてくる燃料は
ケーシング402に形成された入口ボート417を介し
て圧力室408内に吸入され、圧力室408が収縮する
時、圧力室408内の燃料はデリバリ弁410を押開き
、吐出口411を介して燃料管路70へ吐出される。デ
リバリ弁410は圧力室408を閉塞する弁体412と
、この弁体412を圧力室408側へ付勢するばね41
3とを有する。弁体412は圧力室408内の圧力の大
きさに応じて開放して燃料を燃料管路70側へ通過させ
、圧力室408内の圧力が小さくなると、ばね413の
弾発力によって圧力室408側へ変位し、これにより燃
料管路70内の圧力を低下させる。すなわち、デリバリ
弁410は逆止弁および吸い戻し弁としての機能を存す
る。
プランジャ401は、表面にら線状の通路414が形成
され、また内部には圧力室408に連通ずる中心軸方向
の通路415、およびこれらの通路414゜415を連
結する半径方向の通路416が穿設される。
され、また内部には圧力室408に連通ずる中心軸方向
の通路415、およびこれらの通路414゜415を連
結する半径方向の通路416が穿設される。
プランジャ401が図中下方に移動すると、プランジャ
401の上端面404が入口ポート417より下って圧
力室408がこの入口ポート122と連通し、フィード
ポンプ409を介して燃料が圧力室408へ送り込まれ
る。プランジャ401が下死点に達し、上方に移動し始
めると、その後プランジャ401は入口ボート417を
閉塞し、圧力室408内の燃料を圧縮する。圧縮された
燃料はデリバリ弁410を押開いて燃料管路70へ吐出
される。プランジャ401がさらに上昇しつづけると、
ら線状の通路414と入口ボート417が連通し、圧力
室408の燃料は人口ボート417を通ってフィードポ
ンプ409側へ逆流し、燃料の圧送を終了する。この時
デリバリ弁410の吸いもどし作用により燃料管路70
の燃料圧力は低下する。
401の上端面404が入口ポート417より下って圧
力室408がこの入口ポート122と連通し、フィード
ポンプ409を介して燃料が圧力室408へ送り込まれ
る。プランジャ401が下死点に達し、上方に移動し始
めると、その後プランジャ401は入口ボート417を
閉塞し、圧力室408内の燃料を圧縮する。圧縮された
燃料はデリバリ弁410を押開いて燃料管路70へ吐出
される。プランジャ401がさらに上昇しつづけると、
ら線状の通路414と入口ボート417が連通し、圧力
室408の燃料は人口ボート417を通ってフィードポ
ンプ409側へ逆流し、燃料の圧送を終了する。この時
デリバリ弁410の吸いもどし作用により燃料管路70
の燃料圧力は低下する。
燃料噴射ポンプ400の燃料吐出量の調整は、プランジ
ャ401を回転させてら線状の通路414と入口ボート
417が連通する時のプランジャ401の位置を変える
ことにより行なわれる。例えば第1図の状態では、入口
ボート417とら線状の通路伺4とが最も早く導通する
ようになっており、したがって燃料の吐出量は少ない。
ャ401を回転させてら線状の通路414と入口ボート
417が連通する時のプランジャ401の位置を変える
ことにより行なわれる。例えば第1図の状態では、入口
ボート417とら線状の通路伺4とが最も早く導通する
ようになっており、したがって燃料の吐出量は少ない。
これに対し、プランジャ401が上方より見て時計まわ
りに回転すると入口ボート417と通路414が導通す
る時期が遅くなり、燃料吐出量は多くなる。このプラン
ジャ401の回転を行なう為に、プランジャ401には
、上下方向に多数の溝のあるスプライン420が設けら
れ、このスプライン420にはビニオンギア421が摺
動可能に嵌合されている。ピニオンギア421は、リン
ク422を介してアクセルペダル80の動きに連動する
ラック423に噛合し、アクセル開度に応じて回転変位
する。すなわち、アクセル開度が小さい時、ラック42
3は図中左方に位置して、燃料吐出量を少なくし、また
アクセル開度が大きい時、ラック423は右側に移動し
て燃料吐出を多くする。
りに回転すると入口ボート417と通路414が導通す
る時期が遅くなり、燃料吐出量は多くなる。このプラン
ジャ401の回転を行なう為に、プランジャ401には
、上下方向に多数の溝のあるスプライン420が設けら
れ、このスプライン420にはビニオンギア421が摺
動可能に嵌合されている。ピニオンギア421は、リン
ク422を介してアクセルペダル80の動きに連動する
ラック423に噛合し、アクセル開度に応じて回転変位
する。すなわち、アクセル開度が小さい時、ラック42
3は図中左方に位置して、燃料吐出量を少なくし、また
アクセル開度が大きい時、ラック423は右側に移動し
て燃料吐出を多くする。
次に可変容積装置500の構成について述べる。
ケーシング501は大径ボア502と小径ボア503を
有し、小径ボア503内にはピストン504が摺動自在
に収容されて圧力室505が形成される。圧力室505
は燃料管路70に連通し、ピストン504が進退動する
ことにより拡大収縮する。すなわち、これにより燃料管
路70内の燃料圧力が変化する。
有し、小径ボア503内にはピストン504が摺動自在
に収容されて圧力室505が形成される。圧力室505
は燃料管路70に連通し、ピストン504が進退動する
ことにより拡大収縮する。すなわち、これにより燃料管
路70内の燃料圧力が変化する。
なお、ピストン504は直径4龍で、ストロークは10
龍である。また圧力室505から大径ボア502に漏れ
た燃料は、ケーシング501に穿設された孔513を通
ってタンクへ戻されるようになっている。
龍である。また圧力室505から大径ボア502に漏れ
た燃料は、ケーシング501に穿設された孔513を通
ってタンクへ戻されるようになっている。
ピストン504の基部は大径ボア502内に突出し、こ
のボア502内に設けられたフェイスカム506に係合
する。フェイスカム506は回転軸507に圧入されて
おり、この回転軸507の一端はケーシング501の内
壁面に形成された凹部に支持され、他端はケーシング5
01を貫通し、その突出端にはレバー508が固定され
る。レバー508はリンク514を介してアクセルペダ
ル80に連結される。レバー508は鍔状部511 と
ナツト512により挟持されて上下方向の動きを止めら
れる。回転軸507とケーシング501との間には0リ
ング509が設けられ、これにより燃料の漏洩が防止さ
れる。回転軸507のケーシング501から突出した部
分にはサークリップ510が設けられ、回転軸507の
上下動が防止される。
のボア502内に設けられたフェイスカム506に係合
する。フェイスカム506は回転軸507に圧入されて
おり、この回転軸507の一端はケーシング501の内
壁面に形成された凹部に支持され、他端はケーシング5
01を貫通し、その突出端にはレバー508が固定され
る。レバー508はリンク514を介してアクセルペダ
ル80に連結される。レバー508は鍔状部511 と
ナツト512により挟持されて上下方向の動きを止めら
れる。回転軸507とケーシング501との間には0リ
ング509が設けられ、これにより燃料の漏洩が防止さ
れる。回転軸507のケーシング501から突出した部
分にはサークリップ510が設けられ、回転軸507の
上下動が防止される。
第2図はフェイスカム506とレバー508との位置関
係を示す。この図から理解されるように、レバー508
はフェイスカム506の長径の方向と同じ方向に設けら
れ、アクセル開度が小さい時、実線で示す様にフェイス
カム506の短径方向とビストン504が当接し、すな
わち、この時ピストン504は圧力室505内の圧力に
より図中右側に移動し、またアクセル開度が大きい時、
ピストン504は左方に移動して圧力室505の容積を
小さくするようになっている。なおピストン504の端
面には圧力室505内の圧力が作用する為、ピストン5
04は常にフェイスカム506に押しつけられ、したが
ってスプリング等を設ける必要がない。また、レバー5
08はフェイスカム506の直径より数倍長くなってい
るので、この比に相当する分だけアクセル80を踏む力
を減らすことができる。
係を示す。この図から理解されるように、レバー508
はフェイスカム506の長径の方向と同じ方向に設けら
れ、アクセル開度が小さい時、実線で示す様にフェイス
カム506の短径方向とビストン504が当接し、すな
わち、この時ピストン504は圧力室505内の圧力に
より図中右側に移動し、またアクセル開度が大きい時、
ピストン504は左方に移動して圧力室505の容積を
小さくするようになっている。なおピストン504の端
面には圧力室505内の圧力が作用する為、ピストン5
04は常にフェイスカム506に押しつけられ、したが
ってスプリング等を設ける必要がない。また、レバー5
08はフェイスカム506の直径より数倍長くなってい
るので、この比に相当する分だけアクセル80を踏む力
を減らすことができる。
本実施例は次のように作用して燃料を噴射する。
エンジンのある気筒が圧縮上死点前90°クランクアン
グルになった時、アキュームレータノズル1.2.3.
4に対して同時に燃料噴射ポンプから燃料が圧送され始
める。この圧送された燃料は、燃料管路70を経てアキ
ュームレータノズル1.2.3.4へ導びかれる。アキ
ュームレータノズル1において、燃料管路70がらの燃
料は通路54、逆止弁50、径方向溝56および逆止弁
51を経て蓄圧室40に流入する。またこの時、逆止弁
50および径方向溝56を通った燃料は制御油圧室34
へも流入する。
グルになった時、アキュームレータノズル1.2.3.
4に対して同時に燃料噴射ポンプから燃料が圧送され始
める。この圧送された燃料は、燃料管路70を経てアキ
ュームレータノズル1.2.3.4へ導びかれる。アキ
ュームレータノズル1において、燃料管路70がらの燃
料は通路54、逆止弁50、径方向溝56および逆止弁
51を経て蓄圧室40に流入する。またこの時、逆止弁
50および径方向溝56を通った燃料は制御油圧室34
へも流入する。
ここで、ニードル弁12に作用する燃料圧に関し、下向
きに作用する圧力についての受圧面積はニードル弁12
の受圧棒121の断面積に等しいのに対し、上向きに作
用する圧力についての受圧面積は、受圧棒121の断面
積から弁体122の下端部がシート面46に密着する部
分を差引いた分の断面積である。したがってニードル弁
12に作用する燃料圧は下向きの成分の方が大きい。ま
たニードル弁12には、ばね41の弾発力が下向きに作
用する。しかしてニードル弁12は着座状態を維持し、
噴口13を閉塞しており、アキュームレータノズルlに
供給された燃料は蓄圧室40と制御油圧室34の中に圧
縮されながら流入し、蓄圧される。燃料噴射ポンプ40
0からの送油は圧縮上死点前60°には終了するが、そ
れに伴ない逆止弁50 、51は閉塞し、蓄圧室40と
制御油圧室34は遮断する。ここで燃料噴射ポンプ40
0のデリバリ弁410は吸い戻し作用を行なうので、燃
料管路70の圧力は、蓄圧室40および制御油圧室34
の圧力より低くなっている。
きに作用する圧力についての受圧面積はニードル弁12
の受圧棒121の断面積に等しいのに対し、上向きに作
用する圧力についての受圧面積は、受圧棒121の断面
積から弁体122の下端部がシート面46に密着する部
分を差引いた分の断面積である。したがってニードル弁
12に作用する燃料圧は下向きの成分の方が大きい。ま
たニードル弁12には、ばね41の弾発力が下向きに作
用する。しかしてニードル弁12は着座状態を維持し、
噴口13を閉塞しており、アキュームレータノズルlに
供給された燃料は蓄圧室40と制御油圧室34の中に圧
縮されながら流入し、蓄圧される。燃料噴射ポンプ40
0からの送油は圧縮上死点前60°には終了するが、そ
れに伴ない逆止弁50 、51は閉塞し、蓄圧室40と
制御油圧室34は遮断する。ここで燃料噴射ポンプ40
0のデリバリ弁410は吸い戻し作用を行なうので、燃
料管路70の圧力は、蓄圧室40および制御油圧室34
の圧力より低くなっている。
任意の時期、例えば圧縮上死点においてピエゾアクチュ
エータ31を収縮させると制御油圧室34の容積が拡大
され、この拡大量に応じてニードル弁12が上方に変位
し、噴口13が開放して蓄圧室40の燃料はエンジン燃
焼室に噴射される。
エータ31を収縮させると制御油圧室34の容積が拡大
され、この拡大量に応じてニードル弁12が上方に変位
し、噴口13が開放して蓄圧室40の燃料はエンジン燃
焼室に噴射される。
この燃料噴射によって蓄圧室4o内燃料圧力は低下して
いき、それに従いニードル弁12は降下していく。そし
て最後には、ニードル弁12はシート面56に着座し、
噴口13を閉塞して燃料噴射を終了する。
いき、それに従いニードル弁12は降下していく。そし
て最後には、ニードル弁12はシート面56に着座し、
噴口13を閉塞して燃料噴射を終了する。
他のアキュームレータノズル2.3.4もこの動作を次
々に行ない、各気筒について燃料噴射が行なわれ、エン
ジンの1回転が終了する。第3図(a)、(b)、(C
)、(d)は各気筒についての燃料噴射の動作を示し、
第3図(a)は燃料管路7o内の圧力、第3図(b)は
ピエゾアクチュエータの駆動信号、第3図(C1はアキ
ュームレータノズル内の圧力、第3図(dlは噴射率の
変化をそれぞれ示す。なおこの図中、数字はアキューム
レータノズルの参照符号を示す。
々に行ない、各気筒について燃料噴射が行なわれ、エン
ジンの1回転が終了する。第3図(a)、(b)、(C
)、(d)は各気筒についての燃料噴射の動作を示し、
第3図(a)は燃料管路7o内の圧力、第3図(b)は
ピエゾアクチュエータの駆動信号、第3図(C1はアキ
ュームレータノズル内の圧力、第3図(dlは噴射率の
変化をそれぞれ示す。なおこの図中、数字はアキューム
レータノズルの参照符号を示す。
燃料噴射ポンプ400の作用により燃料管路70内の圧
力が上昇しく第3図(al)、これにより各アキューム
レータノズル1.2.3.4内の圧力が同時に上昇する
(第3図(C))。ピエゾアクチュエータ31に対する
駆動信号は、アキュームレータノズル1.2.3.4の
順に出力され(第3図(b))、これにより各アキュー
ムレータノズル1.2.3.4のピエゾアクチュエータ
31は、伸長した後収縮する。アキュームレータノズル
1.2.3.4内の圧力は、ピエゾアクチュエータ31
の伸長により上昇し、その後収縮して急激に下降する(
第3図(C))。この収縮時、燃料噴射が行なわれる(
第3図(d))。その後、再び燃料噴射ポンプ400か
ら燃料が吐出されて燃料管路70内の圧力が上昇し、上
記の動作が繰返えされる。
力が上昇しく第3図(al)、これにより各アキューム
レータノズル1.2.3.4内の圧力が同時に上昇する
(第3図(C))。ピエゾアクチュエータ31に対する
駆動信号は、アキュームレータノズル1.2.3.4の
順に出力され(第3図(b))、これにより各アキュー
ムレータノズル1.2.3.4のピエゾアクチュエータ
31は、伸長した後収縮する。アキュームレータノズル
1.2.3.4内の圧力は、ピエゾアクチュエータ31
の伸長により上昇し、その後収縮して急激に下降する(
第3図(C))。この収縮時、燃料噴射が行なわれる(
第3図(d))。その後、再び燃料噴射ポンプ400か
ら燃料が吐出されて燃料管路70内の圧力が上昇し、上
記の動作が繰返えされる。
燃料噴射ポンプ400からの送油量が少ない場合、すな
わち燃料噴射量の少ない場合には、制御油圧室34およ
び蓄圧室40ともに圧力は低く、これにより燃料噴射開
始時における燃料圧力および燃料噴射終了時における燃
料圧力ともに低くなる。
わち燃料噴射量の少ない場合には、制御油圧室34およ
び蓄圧室40ともに圧力は低く、これにより燃料噴射開
始時における燃料圧力および燃料噴射終了時における燃
料圧力ともに低くなる。
従って燃料噴射終了後の制御油圧室34および蓄圧室4
0は、噴射量の多い場合に比べて圧力が低い状態で燃料
噴射ポンプ400からの送油を待つこととなる。このよ
うに燃料噴射量の大きさに応して燃料噴射後の制御油圧
室34と蓄圧室40の圧力が異なるので、何ら対策を講
じないと、燃料噴射ポンプ400からの送油量が変わる
加減速時、噴射圧力の変化の応答遅れが生じる。この応
答遅れを防止するため、本実施例においては可変容積5
00が設けられる。
0は、噴射量の多い場合に比べて圧力が低い状態で燃料
噴射ポンプ400からの送油を待つこととなる。このよ
うに燃料噴射量の大きさに応して燃料噴射後の制御油圧
室34と蓄圧室40の圧力が異なるので、何ら対策を講
じないと、燃料噴射ポンプ400からの送油量が変わる
加減速時、噴射圧力の変化の応答遅れが生じる。この応
答遅れを防止するため、本実施例においては可変容積5
00が設けられる。
すなわち、例えば燃料噴射量を増加させるべくアクセル
ペダル80を踏込むと、これにより圧力室505の容積
が小さくなり、燃料管路70内が圧縮されてこの内部の
燃料圧力が速やかに上昇する。
ペダル80を踏込むと、これにより圧力室505の容積
が小さくなり、燃料管路70内が圧縮されてこの内部の
燃料圧力が速やかに上昇する。
燃料圧力はその系の容積が1%収縮すれば約100気圧
上昇する。本実施例では噴射ライン70の容積は200
0(mm”)であるので、可変容積装置500のピスト
ン504が5 (mm)変位すると約300 (kg
’ / ctM )の圧力上昇が生じる。逆に減速時に
アクセルペダル80の開度を小さくすると、ピストン5
04が油圧力により押戻され燃料管路70の圧力が低下
する。定常走行時には、ピストン504は一定の位置に
あって燃料管路70の圧力は変化せず、加減速時、ピス
トン504を変位させて要求噴射圧すなわち要求噴射量
が迅速に得られる。
上昇する。本実施例では噴射ライン70の容積は200
0(mm”)であるので、可変容積装置500のピスト
ン504が5 (mm)変位すると約300 (kg
’ / ctM )の圧力上昇が生じる。逆に減速時に
アクセルペダル80の開度を小さくすると、ピストン5
04が油圧力により押戻され燃料管路70の圧力が低下
する。定常走行時には、ピストン504は一定の位置に
あって燃料管路70の圧力は変化せず、加減速時、ピス
トン504を変位させて要求噴射圧すなわち要求噴射量
が迅速に得られる。
以上のように本実施例は、燃料噴射ポンプ400とアキ
ュームレータノズル1.2.3.4の間の燃料管路70
に可変容積装置500を設け、これをアクセルペダル8
0と連動させ、アクセル開度の小さい時には、圧力室5
05の容積を大きく、逆にアクセル開度の大きい時には
圧力室505は小さくしたものである。またアキューム
レータノズル1は圧送されてきた燃料をその内部の蓄圧
室40に蓄圧し、必要な時期にピエゾアクチュエータ3
1を作動させることにより、噴口13からエンジンの燃
焼室内に燃料を噴射供給することができる。
ュームレータノズル1.2.3.4の間の燃料管路70
に可変容積装置500を設け、これをアクセルペダル8
0と連動させ、アクセル開度の小さい時には、圧力室5
05の容積を大きく、逆にアクセル開度の大きい時には
圧力室505は小さくしたものである。またアキューム
レータノズル1は圧送されてきた燃料をその内部の蓄圧
室40に蓄圧し、必要な時期にピエゾアクチュエータ3
1を作動させることにより、噴口13からエンジンの燃
焼室内に燃料を噴射供給することができる。
したがって本実施例によれば、次の■〜■の効果が得ら
れる。
れる。
■従来の副型噴射ポンプに必要であったタイマ機構、お
よびエンジン気筒数と等しいプランジャが必要なく、調
量機構のみを持つ非常に簡単な構成の燃料噴射ポンプ4
00でよい。
よびエンジン気筒数と等しいプランジャが必要なく、調
量機構のみを持つ非常に簡単な構成の燃料噴射ポンプ4
00でよい。
■可変容積装置500を用いることにより加減速時の追
従性が非常によくなる。
従性が非常によくなる。
■可変容積装置500は低負荷時には容積を大きくし、
燃料管路70の圧力を低くしてアキュームレータノズル
1.2.3.4の噴射圧力を低下させ、逆に高負荷時に
は噴射圧力を高くすることができ、エンジン性能上望ま
しい。
燃料管路70の圧力を低くしてアキュームレータノズル
1.2.3.4の噴射圧力を低下させ、逆に高負荷時に
は噴射圧力を高くすることができ、エンジン性能上望ま
しい。
また、エンジン回転数と同し回転数、あるいは2倍の回
転数で燃料噴射ポンプ400を駆動する場合、燃料噴射
量の増減に対して燃料圧力をより迅速に変化させること
ができ、加減速時における応答性を一層向上させること
ができる。
転数で燃料噴射ポンプ400を駆動する場合、燃料噴射
量の増減に対して燃料圧力をより迅速に変化させること
ができ、加減速時における応答性を一層向上させること
ができる。
第1の実施例においては、通常判型ポンプと呼ばれる燃
料噴射ポンプ400が設けられていたがボッシュVE型
ポンプとして知られる分配型の燃料噴射ポンプを用いて
も第1の実施例と同様の効果が得られる。この場合、気
筒分配機構を必要とせず、また例えば4気筒エンジンに
アキュームレータノズルを用いる場合、エンジン回転の
1/2でポンプを駆動させればよい。また通常の様に各
気筒ごとにデリバリ弁を必要とせず、ポンプ圧力室にデ
リバリ弁を1個を装着するだけでよく、これにより分配
機構も必要としない。従って燃料噴射ポンプを非常に簡
単な構成とすることができる。
料噴射ポンプ400が設けられていたがボッシュVE型
ポンプとして知られる分配型の燃料噴射ポンプを用いて
も第1の実施例と同様の効果が得られる。この場合、気
筒分配機構を必要とせず、また例えば4気筒エンジンに
アキュームレータノズルを用いる場合、エンジン回転の
1/2でポンプを駆動させればよい。また通常の様に各
気筒ごとにデリバリ弁を必要とせず、ポンプ圧力室にデ
リバリ弁を1個を装着するだけでよく、これにより分配
機構も必要としない。従って燃料噴射ポンプを非常に簡
単な構成とすることができる。
第4図(al、(bl、(C)、fdlは、分配型ポン
プを燃料噴射ポンプ400に用いた第2実施例における
、各気筒についての燃料噴射の動作を示す。この第4図
(al〜(d)はそれぞれ第3図(a)〜(diと同じ
ものを示し、これらの図を対比すると理解されるように
、燃料噴射ポンプ400の吐出圧の変化(第3図(al
および第4図(a))およびアキュームレータノズル内
の圧力の変化(第3図fc)および第4図tc+が異な
る。
プを燃料噴射ポンプ400に用いた第2実施例における
、各気筒についての燃料噴射の動作を示す。この第4図
(al〜(d)はそれぞれ第3図(a)〜(diと同じ
ものを示し、これらの図を対比すると理解されるように
、燃料噴射ポンプ400の吐出圧の変化(第3図(al
および第4図(a))およびアキュームレータノズル内
の圧力の変化(第3図fc)および第4図tc+が異な
る。
すなわち、第2実施例によれば、燃料噴射ポンプ400
のプランジャがエンジン1回転あたり4回往復するので
、燃料管路70内の圧力はエンジン1回転あたり4回上
昇する。またアキュームレータノズル1.2,3.4内
の圧力はそのノズルのピエゾアクチュエータ31の伸長
動作に応じていったん上昇し、その後ピエゾアクチュエ
ータ31の収縮により下降する。この収縮により燃料噴
射が行なわれる(第4図(d))。一方、燃料噴射が行
なわれたアキュームレータノズル内には、圧力の低下に
より管路70を介して燃料が流入し、アキュームレータ
ノズル内の圧力はアクチュエータ31の伸縮動作の前の
値に復帰する。
のプランジャがエンジン1回転あたり4回往復するので
、燃料管路70内の圧力はエンジン1回転あたり4回上
昇する。またアキュームレータノズル1.2,3.4内
の圧力はそのノズルのピエゾアクチュエータ31の伸長
動作に応じていったん上昇し、その後ピエゾアクチュエ
ータ31の収縮により下降する。この収縮により燃料噴
射が行なわれる(第4図(d))。一方、燃料噴射が行
なわれたアキュームレータノズル内には、圧力の低下に
より管路70を介して燃料が流入し、アキュームレータ
ノズル内の圧力はアクチュエータ31の伸縮動作の前の
値に復帰する。
第5図は可変容積装置の他の実施例を示す。
この可変容積装置550は、エンジンに発生する負圧を
利用して燃料管路70内の燃料圧力を変化させるもので
あり、ディーゼルエンジンの場合にはバキュームポンプ
の負圧を利用し、吸気絞り装置を持つ場合にはマニホー
ルド内の負圧を利用する。またガソリンエンジンの場合
は、マニホールド内の負圧を利用し、燃料管路70の容
積をエンジン負荷に応じて変化させるものである。
利用して燃料管路70内の燃料圧力を変化させるもので
あり、ディーゼルエンジンの場合にはバキュームポンプ
の負圧を利用し、吸気絞り装置を持つ場合にはマニホー
ルド内の負圧を利用する。またガソリンエンジンの場合
は、マニホールド内の負圧を利用し、燃料管路70の容
積をエンジン負荷に応じて変化させるものである。
ケーシング551は、有底筒状部材551aの開口部に
蓋部材551bをポルト552により固定して構成され
、蓋部材551bに穿設されたポア553には、ピスト
ン554が摺動自在に収容されて圧力室555が形成さ
れる。この圧力室555は燃料管路70に連通ずる。ピ
ストン554の圧力室555とは反対側には円板556
が形成され、この円板556はケーシング551内に収
容される。ダイヤフラム557は、その外周縁部が有底
筒状部材551aと蓋部材551bにより挟持され、そ
の内周縁部が円板556とリテーナ558により挟持さ
れて固定される。リテーナ558は円板556から突出
するねじ部559にナツト560を螺合して円板556
に固定される。しかして、ケーシング551内の有底筒
状部材551a側には変圧室561が形成され、また蓋
部材551b側には大気圧室565が形成される。この
変圧室561内にはばね562が設けられ、このばね5
62はリテーナ558を介してピストン554を圧力室
555側に付勢する。
蓋部材551bをポルト552により固定して構成され
、蓋部材551bに穿設されたポア553には、ピスト
ン554が摺動自在に収容されて圧力室555が形成さ
れる。この圧力室555は燃料管路70に連通ずる。ピ
ストン554の圧力室555とは反対側には円板556
が形成され、この円板556はケーシング551内に収
容される。ダイヤフラム557は、その外周縁部が有底
筒状部材551aと蓋部材551bにより挟持され、そ
の内周縁部が円板556とリテーナ558により挟持さ
れて固定される。リテーナ558は円板556から突出
するねじ部559にナツト560を螺合して円板556
に固定される。しかして、ケーシング551内の有底筒
状部材551a側には変圧室561が形成され、また蓋
部材551b側には大気圧室565が形成される。この
変圧室561内にはばね562が設けられ、このばね5
62はリテーナ558を介してピストン554を圧力室
555側に付勢する。
有底筒状部材551aに設けられたパイプ563は図示
しない負圧源(例えばバキュームポンプ)に接続され、
通路564を介して変圧室561に連通ずる。
しない負圧源(例えばバキュームポンプ)に接続され、
通路564を介して変圧室561に連通ずる。
一方、蓋部材551bに設けられたドレーンパイプ56
6は大気に開放され、また大気圧室565に連通ずる。
6は大気に開放され、また大気圧室565に連通ずる。
しかして変圧室561に導かれる負圧に応じてピストン
554は変位し、圧力室555の容積を変化させる。な
おピストン554の111進位置は蓋部材551bの内
壁面551cにより規制される。
554は変位し、圧力室555の容積を変化させる。な
おピストン554の111進位置は蓋部材551bの内
壁面551cにより規制される。
しかしてピストン554は、その端面に作用する圧力室
555内の圧力とダイヤフラム557に作用する変圧室
561内の負圧により左方へ付勢され、ばね562の弾
発力により右方へ付勢される。すなわち、ピストン55
4の位置はこれらの力のつりあいにより定まる。したが
って、低負荷時には、負荷が大きい為に、ピストン55
4は図中左方へ移動し、圧力室555は大きくなる。逆
に高負荷時には、負圧が小さい為、スプリング562の
弾発力によりピストン554は、図中右方へ移動し、圧
力室555の容積は小さくなる。すなわち、この可変容
積装置550によっても上記第1実施例における可変容
積装置550による場合と同じ効果が得られ、高負荷時
にはより高圧噴射、低負荷時には、より低圧噴射となり
、エンジン性能を向上させることができ、また加減速時
の応答性も向上させることができる。
555内の圧力とダイヤフラム557に作用する変圧室
561内の負圧により左方へ付勢され、ばね562の弾
発力により右方へ付勢される。すなわち、ピストン55
4の位置はこれらの力のつりあいにより定まる。したが
って、低負荷時には、負荷が大きい為に、ピストン55
4は図中左方へ移動し、圧力室555は大きくなる。逆
に高負荷時には、負圧が小さい為、スプリング562の
弾発力によりピストン554は、図中右方へ移動し、圧
力室555の容積は小さくなる。すなわち、この可変容
積装置550によっても上記第1実施例における可変容
積装置550による場合と同じ効果が得られ、高負荷時
にはより高圧噴射、低負荷時には、より低圧噴射となり
、エンジン性能を向上させることができ、また加減速時
の応答性も向上させることができる。
以上のように本発明によれば、燃料噴射ポンプの構造が
簡単になり、また機関負荷の変化に応じて燃料噴射量が
迅速に追従し、応答性が向上するという効果が得られる
。
簡単になり、また機関負荷の変化に応じて燃料噴射量が
迅速に追従し、応答性が向上するという効果が得られる
。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はカム
とピストンの位置関係を示す平面図、 第3図は第1図の実施例における作用を示し、第3図は
(alは燃料管路内の圧力を示すグラフ、第3図(bl
はピエゾアクチュエータの駆動信号を示すグラフ、第3
図(C)はアキュームレータノズル内の圧力を示すグラ
フ、第3図(d)は噴射率を示すグラフ、 第4図は分配型の燃料噴射ポンプを用いた実施例におけ
る作用を示し、第4図(alは燃料管路内の圧力を示す
グラフ、第4図fb)はビニ1ヅ、アクチュエ11、・ −タの駆動信号を示すグラフ、第4図(C1はアキュー
ムレータノズル内の圧力を示すグラフ、第4図(d)は
噴射率を示すグラフ、 第5図は可変容積装置の他の実施例を示す断面図である
。 1.2.3.4・・・アキュームレータノズル、70・
・・燃料管路、 400・・・燃料噴射ポンプ、 500・・・可変容積装置。
とピストンの位置関係を示す平面図、 第3図は第1図の実施例における作用を示し、第3図は
(alは燃料管路内の圧力を示すグラフ、第3図(bl
はピエゾアクチュエータの駆動信号を示すグラフ、第3
図(C)はアキュームレータノズル内の圧力を示すグラ
フ、第3図(d)は噴射率を示すグラフ、 第4図は分配型の燃料噴射ポンプを用いた実施例におけ
る作用を示し、第4図(alは燃料管路内の圧力を示す
グラフ、第4図fb)はビニ1ヅ、アクチュエ11、・ −タの駆動信号を示すグラフ、第4図(C1はアキュー
ムレータノズル内の圧力を示すグラフ、第4図(d)は
噴射率を示すグラフ、 第5図は可変容積装置の他の実施例を示す断面図である
。 1.2.3.4・・・アキュームレータノズル、70・
・・燃料管路、 400・・・燃料噴射ポンプ、 500・・・可変容積装置。
Claims (3)
- 1. 多気筒内燃機関の各気筒に高圧燃料を供給する燃
料噴射装置であって、所定量の燃料を吐出可能な燃料噴
射ポンプと、各気筒毎に対応して設けられ、上記燃料噴
射ポンプから供給された燃料を高圧状態で保持するとと
もに高圧燃料を噴射するアキュームレータノズルと、途
中で気筒数に対応した数に分岐し、一端が上記燃料噴射
ポンプの吐出口に連結され、分岐した側の各端部が各ア
キュームレータノズルに連結される燃料管路と、この燃
料管路の途中に設けられ、この燃料管路内の燃料圧力を
増減させる圧力調整手段と、上記アキュームレータノズ
ルを開弁させて高圧燃料を噴射させる制御手段とを備え
ることを特徴とする燃料噴射装置。 - 2. 上記圧力調整手段が、ケーシングと、このケーシ
ング内に摺動自在に収容され、上記燃料管路に連通する
圧力室を区画形成するピストンとを備え、このピストン
が進退動して該圧力室の容積を変化させ、上記燃料管路
内の燃料圧力が調整されることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の燃料噴射装置。 - 3. 上記ピストンが機関負荷の大きさに応じて進退動
し、機関負荷が大きいほど上記圧力室の容積を小さくす
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の燃料噴
射装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60244126A JPH0610460B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 燃料噴射装置 |
US06/813,463 US4784102A (en) | 1984-12-25 | 1985-12-24 | Fuel injector and fuel injection system |
FR8612428A FR2586758B1 (fr) | 1985-09-04 | 1986-09-04 | Injecteur de carburant et installation d'injection de carburant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60244126A JPH0610460B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107264A true JPS62107264A (ja) | 1987-05-18 |
JPH0610460B2 JPH0610460B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=17114147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60244126A Expired - Lifetime JPH0610460B2 (ja) | 1984-12-25 | 1985-11-01 | 燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610460B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114975U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-02 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182456A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-15 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射装置 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP60244126A patent/JPH0610460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61182456A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-15 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114975U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610460B2 (ja) | 1994-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4628881A (en) | Pressure-controlled fuel injection for internal combustion engines | |
US4784102A (en) | Fuel injector and fuel injection system | |
USRE33270E (en) | Pressure-controlled fuel injection for internal combustion engines | |
US5230613A (en) | Common rail fuel injection system | |
US5213084A (en) | Fuel injection system for internal combustion engines | |
JPS601369A (ja) | 燃料噴射弁 | |
EP0340807B1 (en) | Method and apparatus for precisely controlled fuel injection in internal combustion engine | |
JPH0445668B2 (ja) | ||
US6725840B1 (en) | Fuel injection device | |
US6880769B2 (en) | Electronically-controlled fuel injector | |
US20080295805A1 (en) | High Pressure Fuel Injector | |
US6178951B1 (en) | Direct injection fuel pump for engine with controlled ignition and injection system comprising same | |
JPH0681937B2 (ja) | ディーゼル内燃機関用の燃料噴射装置 | |
US4793314A (en) | Fuel injection pump for an internal combustion engine | |
US4610427A (en) | Piezoelectric control valve for fuel injector of internal combustion engine | |
JP2003021024A (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPS62107264A (ja) | 燃料噴射装置 | |
CN107939574B (zh) | 具有泵-蓄能器喷射器的共轨燃料系统 | |
JPS61149568A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPS60184934A (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPS6255437A (ja) | 液圧液体の噴射率制御装置 | |
JPS61160563A (ja) | 電歪式流体噴射制御装置 | |
JPS58210357A (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPH0347460A (ja) | 燃料噴射ノズル | |
JPS61200374A (ja) | 内燃機関の燃料噴射弁 |