JPS6187697A - Atlv抗原活性を有する蛋白及びその製造法 - Google Patents
Atlv抗原活性を有する蛋白及びその製造法Info
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- JPS6187697A JPS6187697A JP20951284A JP20951284A JPS6187697A JP S6187697 A JPS6187697 A JP S6187697A JP 20951284 A JP20951284 A JP 20951284A JP 20951284 A JP20951284 A JP 20951284A JP S6187697 A JPS6187697 A JP S6187697A
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- JP
- Japan
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- protein
- antibodies against
- atlv
- reacts
- htlv
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
ヒ)T細胞白血病ウィルス(HT LV )と成人T細
胞白血病ウィルス(ATLV)は最近ヒトレトロウィル
スの同種のものであることが報告されている。
胞白血病ウィルス(ATLV)は最近ヒトレトロウィル
スの同種のものであることが報告されている。
このHTLV又はATLVと呼ばれるウィルスに感染し
ている患者の血清中にはこのウィルスに対する抗体が存
在するところから、血清中のこの抗体を検査するととに
よって感染の有無を知ることができる。
ている患者の血清中にはこのウィルスに対する抗体が存
在するところから、血清中のこの抗体を検査するととに
よって感染の有無を知ることができる。
本発明は、この抗体と反応する新規な抗原蛋白及び新規
なプラスミド°を利用したこの抗原蛋白の製造方法に関
するものである@ (従来の技術) 成人T細胞白血病(ATL)関連の細胞株にはp70、
gp68、p50−60.gp46、p36、p28、
p24、p21.p19、p15及びp14よりなるA
TL関連の抗原群(ATLA)が存在する仁とが知られ
ている(YamamoLo、 N and Hinum
a、 Y、、 Int@J、 Cancer130.2
89−293(1982))。
なプラスミド°を利用したこの抗原蛋白の製造方法に関
するものである@ (従来の技術) 成人T細胞白血病(ATL)関連の細胞株にはp70、
gp68、p50−60.gp46、p36、p28、
p24、p21.p19、p15及びp14よりなるA
TL関連の抗原群(ATLA)が存在する仁とが知られ
ている(YamamoLo、 N and Hinum
a、 Y、、 Int@J、 Cancer130.2
89−293(1982))。
また、ATL患者及びHTLV保有者のいずれもがこの
ATLAに対する特異抗体を保有していることも知られ
ている( Hinuma、 Y、 at al、、 P
roc。
ATLAに対する特異抗体を保有していることも知られ
ている( Hinuma、 Y、 at al、、 P
roc。
Natl、 Acad、 Sci、 U、S、A、、
78 、6476−6480(1981))。
78 、6476−6480(1981))。
一方、最近このI(TLVあるいはATLVに対する抗
体の検出方法の開発が進められているが、それに利用さ
れる抗原は通常HTLVあるいはATLVの産生細胞で
あった。この細胞の培養上清から当該ウィルス抗原を取
得する方法(特開昭58−187861号公報)も開発
されている。
体の検出方法の開発が進められているが、それに利用さ
れる抗原は通常HTLVあるいはATLVの産生細胞で
あった。この細胞の培養上清から当該ウィルス抗原を取
得する方法(特開昭58−187861号公報)も開発
されている。
(発明が解決しようとする問題点)
細胞を抗原に用いた場合には非特異反応が多いところか
ら検査精度に問題があった。培養上清から抗原を取得す
る方法は細胞培養とそれに続く分離精製が必要であり、
生産量が少ないという問題があった。そこで、より直接
な方法でAT LV抗原を生産できれば、簡便な手段で
高純度の抗原を大量生産できるようになる可能性がある
。
ら検査精度に問題があった。培養上清から抗原を取得す
る方法は細胞培養とそれに続く分離精製が必要であり、
生産量が少ないという問題があった。そこで、より直接
な方法でAT LV抗原を生産できれば、簡便な手段で
高純度の抗原を大量生産できるようになる可能性がある
。
(問題点を解決するための手段)
本発明はこのような観点のもとになされたものであり、
HTLVのgag遺伝子産物の表現プラスミドの構築に
成功し、これを大腸菌にもたせることによってATLV
抗原群のうちp24とp19に対する抗体と反応する蛋
白を大腸菌が産生することを見出してなされたものであ
る。
HTLVのgag遺伝子産物の表現プラスミドの構築に
成功し、これを大腸菌にもたせることによってATLV
抗原群のうちp24とp19に対する抗体と反応する蛋
白を大腸菌が産生することを見出してなされたものであ
る。
すなわち、本発明は、(1)分子量が43,000ダル
トンであって、成人T細胞白血病に関連するp24に対
する抗体及びp19に対する抗体と反応する抗原蛋白と
、(2)tacプロモーター部分、合成コドン、HT
LVのgag遺伝子部分及びrho遺伝子部分を有する
シラスミドpHY 202を保有する大腸菌を培養し、
培養物から成人TM胞白血病に関連するp 24に対す
る抗体及びp19に対する抗体と反応する抗原蛋白を分
離することを特徴とする抗原蛋白の分離方法に関するも
のである。
トンであって、成人T細胞白血病に関連するp24に対
する抗体及びp19に対する抗体と反応する抗原蛋白と
、(2)tacプロモーター部分、合成コドン、HT
LVのgag遺伝子部分及びrho遺伝子部分を有する
シラスミドpHY 202を保有する大腸菌を培養し、
培養物から成人TM胞白血病に関連するp 24に対す
る抗体及びp19に対する抗体と反応する抗原蛋白を分
離することを特徴とする抗原蛋白の分離方法に関するも
のである。
シラスミドpHY 202を合成する手段は問うところ
ではないが、例えばまずlacプロモーター部分と翻訳
に必要なSD配列及び開始コドンな有している発現ベク
ターpsi 101を構築する。さらに、HTLV g
ag遺伝子を接続するために、psr 101の開始コ
ドンより下流に存在するEcoRI部位にSma I部
位をもつ合成リンカ−を挿入してpsI201を構築す
る。一方、HTLVゾロウィルスからgag遺伝子を5
pza Iで切断し、これをpsI201のSmaI部
位に接続することによって構築することができる。
ではないが、例えばまずlacプロモーター部分と翻訳
に必要なSD配列及び開始コドンな有している発現ベク
ターpsi 101を構築する。さらに、HTLV g
ag遺伝子を接続するために、psr 101の開始コ
ドンより下流に存在するEcoRI部位にSma I部
位をもつ合成リンカ−を挿入してpsI201を構築す
る。一方、HTLVゾロウィルスからgag遺伝子を5
pza Iで切断し、これをpsI201のSmaI部
位に接続することによって構築することができる。
この合成ルートを第1図に示す。
プラスミドpHY 202は、同図に示すよう、に、図
面左方からtacfロモータ一部分、HTLV (7)
gag遺伝子部分、Lacプロモーター部分及び大腸
菌のrho遺伝子部分からなりたっている。
面左方からtacfロモータ一部分、HTLV (7)
gag遺伝子部分、Lacプロモーター部分及び大腸
菌のrho遺伝子部分からなりたっている。
グラスミド、pHY2O2を大腸菌に保有させる方法は
一般のシラスミドあるいはベクターを大腸菌にもたせる
方法と同様でよい。
一般のシラスミドあるいはベクターを大腸菌にもたせる
方法と同様でよい。
pHY2O2を保有する大腸菌を培養する方法も一般の
大腸菌の培養方法と同様でよい。培地にはアンビシ、リ
ン等を加えることによってプラスミドの入った菌を選択
的に増殖させることができる。培養中にイソプロピル−
β−D−チオガラクトピラノシド、アデノシン−37,
S/−サイクリックモノホスフェートなどを加えて転写
誘導を行なってgag遺伝子産物を誘発させさらに培養
を続け、本発明の抗原蛋白の蓄積量が最大になったとこ
ろで培養を打切る。この蛋白は菌体内に蓄積されるので
菌体を破壊して取り出す。破壊方法は公知の方法によれ
ばよく、リゾチーム等の細胞膜を破壊する酵素処理、凍
結融解、超音波処理などを利用できる。菌体破壊後は遠
心して上清を集め、抗ATLA抗体ヲ用いたアフィテテ
ィークロマトクラフィーで精製することによって容易に
高純度品を得ることができる。
大腸菌の培養方法と同様でよい。培地にはアンビシ、リ
ン等を加えることによってプラスミドの入った菌を選択
的に増殖させることができる。培養中にイソプロピル−
β−D−チオガラクトピラノシド、アデノシン−37,
S/−サイクリックモノホスフェートなどを加えて転写
誘導を行なってgag遺伝子産物を誘発させさらに培養
を続け、本発明の抗原蛋白の蓄積量が最大になったとこ
ろで培養を打切る。この蛋白は菌体内に蓄積されるので
菌体を破壊して取り出す。破壊方法は公知の方法によれ
ばよく、リゾチーム等の細胞膜を破壊する酵素処理、凍
結融解、超音波処理などを利用できる。菌体破壊後は遠
心して上清を集め、抗ATLA抗体ヲ用いたアフィテテ
ィークロマトクラフィーで精製することによって容易に
高純度品を得ることができる。
本発明の抗原蛋白は実施例(6)で示すようにATL患
者血清と強く抗原抗体反応し、健常人血清及びミエロー
マ細胞培養液とは反応しない。一方、p19及びp28
のAT LAと反応するモノクローナル抗体及びp24
のATLAと反応するモノクローナル抗体とは反応を示
す。白血病由来の株化細胞であるMT−2の細胞抽出物
にはこの4.3にの抗原蛋白は存在しないところからこ
の抗原蛋白は明らかに新規である。
者血清と強く抗原抗体反応し、健常人血清及びミエロー
マ細胞培養液とは反応しない。一方、p19及びp28
のAT LAと反応するモノクローナル抗体及びp24
のATLAと反応するモノクローナル抗体とは反応を示
す。白血病由来の株化細胞であるMT−2の細胞抽出物
にはこの4.3にの抗原蛋白は存在しないところからこ
の抗原蛋白は明らかに新規である。
この抗原蛋白の分子量は実施例(6)の電気泳動の結果
から43にダルトンであり、これは第1図のDNA配列
から算出される蛋白の分子量が約44にダルトンになる
ことからも支持される。
から43にダルトンであり、これは第1図のDNA配列
から算出される蛋白の分子量が約44にダルトンになる
ことからも支持される。
そのアミノ酸配列はpHY 202のDNA配列から、
第1図に示すようになっている。
第1図に示すようになっている。
pHY 202の由来、分子量、及びp19 及びp2
4のモノクローナル抗体に反応するところから、この抗
原蛋白はp19と924の融合蛋白質であると考えられ
る。
4のモノクローナル抗体に反応するところから、この抗
原蛋白はp19と924の融合蛋白質であると考えられ
る。
(作 用)
本発明の抗原蛋白はATLA群のp19及びp24に対
する抗体ならびにATL患者血清と反応する。
する抗体ならびにATL患者血清と反応する。
この抗原蛋白はpHY2O2を用いることによって蛋白
合成に必要な付属的部分を付加し、HTLVのgag遺
伝子部分を含む蛋白を大腸菌に生産させている。
合成に必要な付属的部分を付加し、HTLVのgag遺
伝子部分を含む蛋白を大腸菌に生産させている。
実施例
(1)プラスミドps1101の構築
まず、Lacゾロモーターの部分を有するpMOB41
3 (BiLtner、 M* and Vapnek
、 D、、 Gene、 15 。
3 (BiLtner、 M* and Vapnek
、 D、、 Gene、 15 。
319−329(1981))の0.3 kb Hin
d III−Pstlフラグメント、大腸菌(E、 c
oti )のrho遺伝子部分(Pinkham 、
J、L、及びPtatt、 T (Nuc、Ac1ds
Res、、 11 (11)、 3531−3545(
1983))によって955の位置に対応するとされた
Pstlの部位)を有するpRH20の1.7 kb
Pvull−Pstl 7ラグメント、及びpBR32
2の2.3 kb Hind In−Pvullフラグ
メント(このフラグメントのなかのEcoRI及びCt
a1部位は除去した。)からシラスミドps1101を
構築した。
d III−Pstlフラグメント、大腸菌(E、 c
oti )のrho遺伝子部分(Pinkham 、
J、L、及びPtatt、 T (Nuc、Ac1ds
Res、、 11 (11)、 3531−3545(
1983))によって955の位置に対応するとされた
Pstlの部位)を有するpRH20の1.7 kb
Pvull−Pstl 7ラグメント、及びpBR32
2の2.3 kb Hind In−Pvullフラグ
メント(このフラグメントのなかのEcoRI及びCt
a1部位は除去した。)からシラスミドps1101を
構築した。
(2)プラスミドpsI 201の構築pSI 101
のEcoRI部位にdAATTCCCGGGよりなる合
成オリゴヌクレオチドを挿入してシラスミドpsI20
1を構築した。
のEcoRI部位にdAATTCCCGGGよりなる合
成オリゴヌクレオチドを挿入してシラスミドpsI20
1を構築した。
(3) シラスミドpHY2O2の構築852から1
931の位置に対応するHTLVのgag遺伝子の1.
1 kb SmaIフラグメントをpsi 201のS
maI部位に接続してプラスミドpHY2O2を構築し
た。
931の位置に対応するHTLVのgag遺伝子の1.
1 kb SmaIフラグメントをpsi 201のS
maI部位に接続してプラスミドpHY2O2を構築し
た。
以上のプラスミドpHY2O2を構築するに至る流れを
第1図に示す。
第1図に示す。
(、s) pHY2O2の大腸菌への導入pHY2O
2をエシェリヒア・コリに12株545π(Bakka
ri、 A、1. and Zipser、 Da、
Nature NewBiot、、243.23L−2
41(1973))に導入した。
2をエシェリヒア・コリに12株545π(Bakka
ri、 A、1. and Zipser、 Da、
Nature NewBiot、、243.23L−2
41(1973))に導入した。
(5)抗原蛋白の生成
pHY2O2をもつ大腸菌を100 ti97Mのアス
ピシリンを含むし一ブロス中で32℃で80 kAet
t単位まで生育させた。これにイソプロピル−β−D−
チオガラクトピラノシド及びアデノシン−3′。
ピシリンを含むし一ブロス中で32℃で80 kAet
t単位まで生育させた。これにイソプロピル−β−D−
チオガラクトピラノシド及びアデノシン−3′。
5′−サイクリックモノホスフェートを各々最終濃度が
1 mM Kなるように加えてgag遺伝子産物を誘発
させ、そして、32℃でさらに100 ktett単位
まで生育させた。菌体を遠′心して集め、10mMト
リ ス −HCt (pH8,0) 、 1 m
MEDTA、 0.0 2 %NaN3及ヒ10
μji/me フェニルメチルスルホニルフルオライド
(PMS F )を含む溶液で洗浄後、10mMト リ
ス − HCt (pH8,0) 、 1 m
M EDTA 、 100mMNa C1、及び
10 tJ/ml PMSFを含む溶液に1×1010
個/ railの濃度に懸濁させた。
1 mM Kなるように加えてgag遺伝子産物を誘発
させ、そして、32℃でさらに100 ktett単位
まで生育させた。菌体を遠′心して集め、10mMト
リ ス −HCt (pH8,0) 、 1 m
MEDTA、 0.0 2 %NaN3及ヒ10
μji/me フェニルメチルスルホニルフルオライド
(PMS F )を含む溶液で洗浄後、10mMト リ
ス − HCt (pH8,0) 、 1 m
M EDTA 、 100mMNa C1、及び
10 tJ/ml PMSFを含む溶液に1×1010
個/ railの濃度に懸濁させた。
この菌体懸濁液を1mり/ mlのリノチームで0℃で
10分間処理し、凍結と解凍を3回繰返した。
10分間処理し、凍結と解凍を3回繰返した。
これに20 μjl /ml:のDNアーゼlを0℃で
10分間作用させて反応後遠心して上清を回収した〇一
方、比較のためにpsI201をやはりエシェリヒア・
コリに12株545πに導入し、同様に処理して菌体抽
出物である上清を回収した。
10分間作用させて反応後遠心して上清を回収した〇一
方、比較のためにpsI201をやはりエシェリヒア・
コリに12株545πに導入し、同様に処理して菌体抽
出物である上清を回収した。
(6)抗原蛋白の分離、検出
こうして得られたl×10 個に相当する菌体抽出物と
、別途調製した2×lO個に相当するMT−2細胞の抽
出物を12係ドデシル硫酸ナトリウムーポリアクリルア
ミドケ°ルで電気泳動させた・泳動後、グルのなかの蛋
白質を電気泳動させてニトロセルロースフィルターに移
し、このフィルターをATL患者血清(抗体価X640
)(ト)、健常な成人の血清(B)、モノクローナル抗
体H15(C)、モノク・−す・・抗体GIN 7■)
及びミー・Si胞培養液(6)と反応させた。
、別途調製した2×lO個に相当するMT−2細胞の抽
出物を12係ドデシル硫酸ナトリウムーポリアクリルア
ミドケ°ルで電気泳動させた・泳動後、グルのなかの蛋
白質を電気泳動させてニトロセルロースフィルターに移
し、このフィルターをATL患者血清(抗体価X640
)(ト)、健常な成人の血清(B)、モノクローナル抗
体H15(C)、モノク・−す・・抗体GIN 7■)
及びミー・Si胞培養液(6)と反応させた。
免疫複合体はパーオキシダーゼを結合させたプロティン
A (E、Y、 Laboratories、 Inc
、 ) (A、B )又はツク−オキシダーゼを結合さ
せた抗1ウスIgG(Cappel Laborato
ries、 Inc、)(C、D 、 E )を用い酵
素免疫測定法で検出した。
A (E、Y、 Laboratories、 Inc
、 ) (A、B )又はツク−オキシダーゼを結合さ
せた抗1ウスIgG(Cappel Laborato
ries、 Inc、)(C、D 、 E )を用い酵
素免疫測定法で検出した。
各ノソネルの第1列はMT−2i胞抽出物を、第2列は
pHY2O2を有するE、coti 545πの菌体抽
出物を、そして第3列はpSI 201を有するE、
coti545πの菌体抽出物をそれぞれ用いて得られ
たものである。分子量の基準には、ミオシン(200,
000)、ホスホリラーゼB (92,500) 、牛
血清アルブミン(68,000) 、卵白アルブミン(
43,000)、α−キモトリプシノゲン(25,70
0)、β−ラクトグロブリン(18,400)及びチト
クロームC(12,300)を含む標準液(Bethe
sda Re5earch Laboratories
。
pHY2O2を有するE、coti 545πの菌体抽
出物を、そして第3列はpSI 201を有するE、
coti545πの菌体抽出物をそれぞれ用いて得られ
たものである。分子量の基準には、ミオシン(200,
000)、ホスホリラーゼB (92,500) 、牛
血清アルブミン(68,000) 、卵白アルブミン(
43,000)、α−キモトリプシノゲン(25,70
0)、β−ラクトグロブリン(18,400)及びチト
クロームC(12,300)を含む標準液(Bethe
sda Re5earch Laboratories
。
Inc、)を用いた。
(発明の効果)
AT LV抗原活性を有する蛋白を大腸菌の培養によっ
て大量生産する途をひらき、かつこの蛋白を容易に高純
度で取得しうる手段を提供するものである。それによっ
て、ATLの臨床検査を普及させることも可能である。
て大量生産する途をひらき、かつこの蛋白を容易に高純
度で取得しうる手段を提供するものである。それによっ
て、ATLの臨床検査を普及させることも可能である。
第1図は本発明の抗原蛋白の合成に利用されるプラスミ
ドpHY2O2を構築するルートの一例を示すものであ
る。第2図は、白血病株化細胞抽出物、本発明の抗原蛋
白を生成させた菌体細胞の抽出物及びpHY2O2を構
築する前段階のシラスミドを保有させて培養した菌体細
胞の抽出物を電気泳動させて、各fin抗体に対する反
応性を測定した結果を示すものである。 特許出願人 富士レビオ、株式会社 代理人 弁理士 1) 中 政 浩第2図 A B C D E
ドpHY2O2を構築するルートの一例を示すものであ
る。第2図は、白血病株化細胞抽出物、本発明の抗原蛋
白を生成させた菌体細胞の抽出物及びpHY2O2を構
築する前段階のシラスミドを保有させて培養した菌体細
胞の抽出物を電気泳動させて、各fin抗体に対する反
応性を測定した結果を示すものである。 特許出願人 富士レビオ、株式会社 代理人 弁理士 1) 中 政 浩第2図 A B C D E
Claims (2)
- (1)分子量が43,000ダルトンであって、成人T
細胞白血病に関連するp24に対する抗体及びp19に
対する抗体と反応する抗原蛋白 - (2)lacプロモーター部分、合成コドン、HTLV
のgag遺伝子部分及びrho遺伝子部分を有するプラ
スミドpHY202を保有する大腸菌を培養し、培養物
から成人T細胞白血病に関連するp24に対する抗体及
びp19に対する抗体と反応する抗原蛋白を分離するこ
とを特徴とする抗原蛋白の取得方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951284A JPH0762034B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | Atlv抗原活性を有する蛋白及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20951284A JPH0762034B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | Atlv抗原活性を有する蛋白及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6187697A true JPS6187697A (ja) | 1986-05-06 |
JPH0762034B2 JPH0762034B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16574020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20951284A Expired - Lifetime JPH0762034B2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | Atlv抗原活性を有する蛋白及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762034B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6248699A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 融合抗原ポリペプチド |
JPS62296889A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-12-24 | Fujirebio Inc | Htlv−i抗原活性を有する蛋白及びその製造法 |
JPS63124963A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 抗成人t細胞白血病ウイルス抗体の検出法 |
JPH01113663A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-02 | Eisai Co Ltd | Atlv抗体の測定試薬および測定方法 |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP20951284A patent/JPH0762034B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6248699A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 融合抗原ポリペプチド |
JPS62296889A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-12-24 | Fujirebio Inc | Htlv−i抗原活性を有する蛋白及びその製造法 |
JPS63124963A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 抗成人t細胞白血病ウイルス抗体の検出法 |
JP2501569B2 (ja) * | 1986-11-14 | 1996-05-29 | 協和醗酵工業株式会社 | 抗成人t細胞白血病ウイルス抗体の検出法 |
JPH01113663A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-02 | Eisai Co Ltd | Atlv抗体の測定試薬および測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762034B2 (ja) | 1995-07-05 |
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