JPS6185324A - 抗癌剤の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 （１）　　山豆根とヒオオギスイセンを基材とし、これ
にサボテンの実を加えたものの水抽出液又はその乾燥物
よりなる抗癌剤の製造法 （２）　　上記の基材にカリシの実、０・しの実、苦参
（薬用人参）を加えたものの水抽出液又はその乾燥物よ
り成る抗癌剤の製造法の発明である。

本発明で使用する山豆根は、マメ科５ｏｐｈｏｒａ属の
植物であって、現在主と（７て中国から輸入されており
、苗蔓が豆様のような形状をなしている。

ヒオオギスイセン（Ｃｒｏｃｏｓｍｉａ　ａｕｒｅａ　
Ｐｌａｃｈ）は、高さ１メートル前後をなす南アフリカ
原産の多年生草本である。

サボテン（０ｐｕｎｔｉａ　Ｆｉｃｕｓ−ｉｎｄｉｃａ
　ＭｉｌｉｖａｒＳａｂｏｔｅｎ）は、メキシコ原産の
多年生草本であって茎は高さ２メートルに達し、楕円形
で偏平、肥厚した茎節を有することを特徴とする。

カリシ（Ｐｓｅｕｄｏｃｙｄｏｎｉａ　５ｉｎｅｎｓｉ
ｓ　Ｓｃｈｎｅｉｄ）は、高さ８メ′川・ル位に達する
中国原産の落葉高木で、その実は長さ１０ｃｍの大きな
ｆ！　「■ｌ形をなし、果肉はかたい。

ひしくＴｒａｐａ　ｎａｔａｎｓ　１．、ｖａｒ、Ｂ１
５ｐｉｎｏｓａ　）は、池沼にはえる一年生ＩＩ＋（本
であって、その実にはトゲがある。

苦参（薬用人参）　　（Ｐａｎａｘ　Ｓｃｈｉｎｓｅｎ
ｇ　Ｎｅｅｓｌは、中国お、Ｌび朝鮮原産の多年生草本
て高さ６０　ｃｍ程度の薬用植物である。

実施例１ １１１豆根（全草を１二１置・たもの）１０ｇヒオオギ
スイセン　　　　　　３０Ｂ −１ナボテン　　　　　　　　　　　４０ｇを水抽出（
）て、抽出１１に５００ｍ１を得た。

このうち１００　ｍｌを凍結乾燥することに」、す、乾
燥エキス０．８５５０ｇを得た。

実施例２ 山豆根（全草を１干したもの）１０ｇ ヒＡオギスイセン　　　　　　２５ｇ カリン　　　　　　　　　　１０ｇ ひじの実　　　　　　　　　　　１０ｇ人　　　参　　
　　　　　　　　　　　　　　　　８ｇを水抽出して、
抽出液６００　ｍｌを得た。

乙のうち７５ＩＩＩｌを凍結乾燥することにＪす、乾燥
エキス１．０８７０　ｇを得た。

本願の方法による発明品の抗癌作用を次のように試験し
作用効果を確認した。

以下特許請求の範囲第１項にＪ、って得た抽出液をＶＲ
−３、同第２項によって得を１抽出液をＶ　Ｒ−Ｈと略
称する。

実験動物には、ＩＣＲ−３ｌ）［５週令マウス（浜松実
験動物協同組合より購入）、ＩＴ！￥５匹づつを使用し
た。

各マ・クスに稙継後、７日月のサルコーマ１８０腹水か
ら２．５Ｘ］０’ケ／ｎ１１の細胞浮遊液を調整したも
の０．２ｍｌ　（５Ｘ　１０５ケ）をｌｌｌｆｆ２内に
接種し、２４時間後から−）＝記薬物溶液を０１ｍ１又
は０２ｍｌづツ］　Ｅｌ　１回１１Ｍ腔内に注９・１シ
、７１１間で段りを中１１−シ、以後の生死を観察しｌ
こ。

飼料は固形飼料（Ａリエンタル酵母株式会拐製）を使用
１７、水は常水を自由に摂取させｔこ。

比較実験 対照１１Ｙ（無段’Ｊ　Ｉ！Ｙ　）は１９日以内に全部
死亡し、平均生存１１数は１２８±４４日であった。

Ｖ　Ｒ−１１凍結乾燥エキス２　ｍｇ／　０　、２　ｍ
ｌｌ生食／マウス日日７１］投与群ては平均生存日数３
９４±２３１日でありＴ／Ｃ％３０７．８の極めて優れ
た延命効果が得られた。しかも６０日生存マウス２匹の
創見の結果、腹水の貯留、固形腫瘍の存在は全く認めら
れず、内臓ｉ！＃器官に肉眼的変化は全く認められたな
かった。

ＶＲ−３凍結乾燥エキスｌ　、　５　ｕ口１０．２＋＋
＋１生食／マウス／日、７日投与群では平均生存日数２
８．６±９［１でありＴ／Ｃ％２２３．４日の統計的に
有意な延命効果が認められたが、６０日間の生存マウス
はいなかった。

上記の様に本発明の製品は動物実験の結果抗癌剤として
顕著な結果を秦する事を確認しｌこ。

尚、山豆根メタノール可溶部（アルカロイド画分）　　
１ｍｇ１０．２ｍｌ生食マウス／ｌ’ｌ、７日間投与群
では平均生存口数１４．２士２６ＦＩ、Ｔ／’Ｃ％１１
０．９であり、銃創的に有意な延命効果は認められなか
った。

山豆根メタノール可溶部（アルカロイド両分）　　０．
５ｍｇ／　０．１　ｍｌ生食／マウス／「１．７日間投
与群では、平均生存日数２９．４±２２．５日でありＴ
／Ｃ％２２９，８．６０　Ｆ１間生存マウス（１匹）の
創見の結果は正常であっｔコが、統計的に有意な延命効
果とは認められない。

山豆根メタノール不溶部（非アルカロイド画分）　　２
ｍｇ／　０　、２ｍｌ生食／マウス／日、７日間投与群
では、平均生存日数３１．０±１７．１Ｅ＋、１７Ｃ％
２４２．２であり、統諜ｌ的にも有意のすぐ′ｉ］た延
命効果を示したが、６０日間生存マウス（１匹）には著
量の血液を混した腹水と収腔内にそら豆大の固形腫瘍が
認めらオｌた。

苦参ＸＡｒ）−２吸着エタノール溶出画分（アルカ［Ｉ
イド両分１　１ｍｇ／　０．２ｍｌ生食／マウス／「１
．７］−１間段句群では、平均生存日数２３．２±２０
．６日、Ｔ／Ｃ％１８］、３と高かっｌコが、銃創的に
は有意性が認められず、６０［１間生存マウス（１匹）
（創見結果正常）を除いては１４．０±１．６日Ｔ／Ｃ
％１０９゜４と全く無効であっｔこ。

苦参Ｘ　Ａ　ｌ）　−２吸着エタノール溶出画分（アル
カロイド１ｉｊＩ１分）　　０．５ｍ３／　Ｏ，１ＩＩ
Ｉｌ生食／マウス／日、７　Ｅ１間投与群では、平均生
存日数１４．０±１．４１１．１７６％１０７．４で全
く無効であった。

苦参ＸＡＤ−２通過水浸液凍結乾燥エキス（非アルカロ
イド画分）２ｍｇ１０．２ｍｌ生食／マウス／日、７日
間投与群では、平均生存日数４６．２±１８．５日、Ｔ
／Ｃ％３６０．９と極めて高い値を示し統言１的に有意
の延命効果と認められるが、６０日生存マウス２匹には
いれも巨大な固形腫瘍が認められた。

苦参ＸＡＤ−２通水浸液凍結乾燥エキス（非アルカロイ
ド画分）　　１　ｍｇ／　０．１　ｍｌｌ生食／マウス
日日７日間投与１（Ｙでは、平均生存日数３８．２±２
１．４日、１７０％２９８．４という統計的に有意な延
命効果が認められ、しかも６０日生存マウスの創見でも
異常は発見されなかった。

マイトマインソーＣ（ＭＭＣ）　　０　、０２　ｍｇ／
マウス／日、７日間投与ＢＹでは、平均生存日数５０．
３−１＝１１．８［３、’ｒ／Ｃ％３９２．２と最も高
い値を示し極めてずぐれた延命効果がみとめられた。し
かし６０日生存マウス２匹中の１匹には血液を含む大量
の腹水と大きな固形腫瘍がみとめられた。他の１匹は正
常であった。

以」二の比較実験結果により、本発明の製造方法によっ
て得られｔこＶＲ−Ｈ，ＶＲ−３いずれの複合生薬水抽
出エキスにもマウス腹水癌に対するすぐれた延命効果が
認められ、それは本発明の構成成分である山豆根、苦参
単独の抽出液に比しても顕著な効果を有するものであっ
た。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）山豆根（Ｓｏｐｈｏｒａ属）とヒオオギスイセン
   （Ｃｒｏｃｏｓｍｉａ　ａｕｒｅａ　Ｐｌａｃｈ．）を
   基材とし、これにサボテン（Ｏｐｕｎｔｉａ　Ｆｉｃｕ
   ｓ−ｉｎｄｉｃａ　Ｍｉｌｌ．ｖａｒ．Ｓａｂｏｔｅｎ
   ）の実を加えたものの水抽出液又はその乾燥物より成る
   抗癌剤の製造法
2. （２）山豆根（Ｓｏｐｈｏｒａ属）とヒオオギスイセン
   （Ｃｒｏｃｏｓｍｉａ　ａｕｒｅａ　Ｐｌａｃｈ．）を
   基材とし、これにカリン（Ｐｓｅｕｄｏｃｙｄｏｎｉａ
   　ｓｉｎｅｎｓｉｓ　Ｓｃｈｎｅｉｄ）の実、ひし（Ｔ
   ｒａｐａ　ｎａｔａｎｓ　Ｌ．ｖａｒ．ｂｉｓｐｉｎｏ
   ｓａ）の実、苦参（薬用人参）（Ｐａｎａｘ　Ｓｃｈｉ
   ｎｓｅｎｇ　Ｎｅｅｓ）を加えたものの水抽出液又は其
   の乾燥物より成る抗癌剤の製造法