JPS6177551A - 車両用ステアリング油圧制御装置 - Google Patents
車両用ステアリング油圧制御装置Info
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- JPS6177551A JPS6177551A JP19921684A JP19921684A JPS6177551A JP S6177551 A JPS6177551 A JP S6177551A JP 19921684 A JP19921684 A JP 19921684A JP 19921684 A JP19921684 A JP 19921684A JP S6177551 A JPS6177551 A JP S6177551A
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/176—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
- B60T8/1761—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
- B60T8/17616—Microprocessor-based systems
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/175—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel spin during vehicle acceleration, e.g. for traction control
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- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両の制動時のみならず加速時においても駆動
輪のタイヤと路面との摩擦力を制御する車輪スリップ制
御装置に関し、特に駆動輪の回転を制動油圧系によって
制御する車輪スリップ制御装置に関するものである。
輪のタイヤと路面との摩擦力を制御する車輪スリップ制
御装置に関し、特に駆動輪の回転を制動油圧系によって
制御する車輪スリップ制御装置に関するものである。
[従来技術]
従来より、車両制動時に車輪ロックを生ずることなく最
適な制動力が得られるよう車輪の回転を制御する、いわ
ゆるアンチスキッド装置が知られている。そしてこの種
の装置にあっては、車両制動時における車輪の回転速度
(以下、車輪速度という)を車両の走行速度(以下、車
体速度という)に対し少し低めに制御することによって
、車輪のタイヤと路面との摩擦力が最大となるよう制御
している。つまり第8図に示す如く、車体速度Vsと車
輪速度■とから次式 %式% によって求められるスリップ率Sが10%付近になると
、タイヤと路面との摩擦力Mが最大となり、又車体の横
すべりに対する抗力であるサイドフォースFも適度な値
になるといった理由から、スリップ率Sが10%付近に
なるよう車輪速度■を次式 %式% 但し、α:定数(例えば0.03) β:定数(例えば4 [kn] ) で以て算出される速度に制御しているのである。
適な制動力が得られるよう車輪の回転を制御する、いわ
ゆるアンチスキッド装置が知られている。そしてこの種
の装置にあっては、車両制動時における車輪の回転速度
(以下、車輪速度という)を車両の走行速度(以下、車
体速度という)に対し少し低めに制御することによって
、車輪のタイヤと路面との摩擦力が最大となるよう制御
している。つまり第8図に示す如く、車体速度Vsと車
輪速度■とから次式 %式% によって求められるスリップ率Sが10%付近になると
、タイヤと路面との摩擦力Mが最大となり、又車体の横
すべりに対する抗力であるサイドフォースFも適度な値
になるといった理由から、スリップ率Sが10%付近に
なるよう車輪速度■を次式 %式% 但し、α:定数(例えば0.03) β:定数(例えば4 [kn] ) で以て算出される速度に制御しているのである。
[発明が解決しようとする問題点]
このように、従来では車両制動時におけるスリップ制御
については種々前えられ、運転者が急ブレーキをかけた
場合であっても車体が横すべりすることなく最短距離で
停止できるように安全対策がなされ、アンチスキッド制
御装置等の開発、車両への搭載も進められているのであ
るが、車両加速時のスリップ制御であるトラクションコ
ントロールについては、単に車輪が加速スリップを生じ
た際にエンジン出力を抑えるといった程度のことしか考
えられておらず、車両の加速性をよりR適に制御すると
いったことは余り考えられていなかった。
については種々前えられ、運転者が急ブレーキをかけた
場合であっても車体が横すべりすることなく最短距離で
停止できるように安全対策がなされ、アンチスキッド制
御装置等の開発、車両への搭載も進められているのであ
るが、車両加速時のスリップ制御であるトラクションコ
ントロールについては、単に車輪が加速スリップを生じ
た際にエンジン出力を抑えるといった程度のことしか考
えられておらず、車両の加速性をよりR適に制御すると
いったことは余り考えられていなかった。
更に、従来のトラクションコントロールは、点火時期制
御の空燃比制御を行って内燃機関の出力制御をしている
ので内燃機関の運転状態が急変して振動を生じたり排気
エミッションが悪化すると言った問題がある。又、点火
時期制御や空燃比制御を行ってからエンジントルクが低
下するまでに時間を要し制御の応答性が低いという問題
もあった。
御の空燃比制御を行って内燃機関の出力制御をしている
ので内燃機関の運転状態が急変して振動を生じたり排気
エミッションが悪化すると言った問題がある。又、点火
時期制御や空燃比制御を行ってからエンジントルクが低
下するまでに時間を要し制御の応答性が低いという問題
もあった。
従って本発明の目的は、上記問題点を解決し、車両加速
時にスリップ状態を知って、緻密かつ応答性良く駆動輪
と路面との摩擦力を制御できる車両用スリップ制御装置
を簡易に提供することにある。
時にスリップ状態を知って、緻密かつ応答性良く駆動輪
と路面との摩擦力を制御できる車両用スリップ制御装置
を簡易に提供することにある。
U問題点を解決する為の手段】
かかる目的を達成し、上記問題点を解決する為の手段と
して次の構成がとられた。即ち、第1図に図示する如く
、その構成は、 運転者によって操作される第1の圧力源工に基づく油圧
系統の油圧によって、少なくとも駆動輪を含む車輪■の
回転を制動する制動手段■と、車両制動時に車輪■のス
リップ状態を検出するIIJ勤スリップ状態検出手段T
Vと、前記制動スリップ状態検出手段■の出力に応じて
、前記ルリ勤手段■の油圧を変更するアンチスキッド制
御手段Vと、 を備えた車両用スリップ制御it装置において、車両加
速時に車輪■のスリップ状態を検出する加速スリップ検
出手段■と、 前記加速スリップ検出手段VIが車両加速時のスリップ
を検出した時、前記第1の圧力源工とは別個に車両に搭
載された第2の圧力源VIも、前記制動手段■の油圧系
統の圧力源とする圧力源切換手段■とを備えると共に、 前記車両加速時にスリップが検出された時、前記アンチ
スキッド制御手段Vが、前記制動スリップ状態検出手段
IVの出力に換えて上記加速スリップ状態検出手段■の
出力により、前記制動手段■の油圧を制御するよう構成
されたことを特徴とする車両用スリップ制御lll装置
を要旨としている。
して次の構成がとられた。即ち、第1図に図示する如く
、その構成は、 運転者によって操作される第1の圧力源工に基づく油圧
系統の油圧によって、少なくとも駆動輪を含む車輪■の
回転を制動する制動手段■と、車両制動時に車輪■のス
リップ状態を検出するIIJ勤スリップ状態検出手段T
Vと、前記制動スリップ状態検出手段■の出力に応じて
、前記ルリ勤手段■の油圧を変更するアンチスキッド制
御手段Vと、 を備えた車両用スリップ制御it装置において、車両加
速時に車輪■のスリップ状態を検出する加速スリップ検
出手段■と、 前記加速スリップ検出手段VIが車両加速時のスリップ
を検出した時、前記第1の圧力源工とは別個に車両に搭
載された第2の圧力源VIも、前記制動手段■の油圧系
統の圧力源とする圧力源切換手段■とを備えると共に、 前記車両加速時にスリップが検出された時、前記アンチ
スキッド制御手段Vが、前記制動スリップ状態検出手段
IVの出力に換えて上記加速スリップ状態検出手段■の
出力により、前記制動手段■の油圧を制御するよう構成
されたことを特徴とする車両用スリップ制御lll装置
を要旨としている。
[作用]
上記構成を有する本発明の車両用スリップi11.ll
tll装置は、車両加速時に駆動輪のスリップを検出
した時、運転者によって操作される第1の圧力源工に換
えて車載の第2の圧力源■■を制動手段■の油圧系統の
圧力源とすると共に、この圧力源により制動手段■を介
して少なくとも駆動輪を含む車輪■に加えられる制動力
を、車両の加速スリップ状態に応じて、アンチスキッド
制御手段Vによって制御11する。
tll装置は、車両加速時に駆動輪のスリップを検出
した時、運転者によって操作される第1の圧力源工に換
えて車載の第2の圧力源■■を制動手段■の油圧系統の
圧力源とすると共に、この圧力源により制動手段■を介
して少なくとも駆動輪を含む車輪■に加えられる制動力
を、車両の加速スリップ状態に応じて、アンチスキッド
制御手段Vによって制御11する。
ここで第1の圧力源工とは運転者によってブレーキペダ
ルから直接あるいは間接に得られる圧力であって、パワ
ーブレーキ等のように、人為的な圧力を機械的に増幅さ
せたものであってもよい。
ルから直接あるいは間接に得られる圧力であって、パワ
ーブレーキ等のように、人為的な圧力を機械的に増幅さ
せたものであってもよい。
又、第2の圧力源■Iとしては車載の圧力源であれば何
でもよく、例えばアンチスキッド用の圧力源。
でもよく、例えばアンチスキッド用の圧力源。
パワーステアリング用の圧力源等種々用いることができ
る。この2つの圧力源を切換える圧力源切換手段として
は、圧力の高い側を優先するような構造であればよく、
逆止弁を組合わせたりシャトル弁を用いるなどして構成
することができる。もちろん車両のスリクブ制御の状態
に応じて強制的に切換えるような構成としてもよい。
る。この2つの圧力源を切換える圧力源切換手段として
は、圧力の高い側を優先するような構造であればよく、
逆止弁を組合わせたりシャトル弁を用いるなどして構成
することができる。もちろん車両のスリクブ制御の状態
に応じて強制的に切換えるような構成としてもよい。
アンチスキッド制御手段Vとしては、制動用の油圧系統
の圧力を3位置3ポート弁等によって減圧・保持・加圧
の如く制御するものが知られており、車輪■の制動時の
スリップ状態を検出して過剰な制動力が車輪に働いて、
車輪のロック・横滑り等を生じることなく、制動力を最
大限に発揮できるよう車輪制動力を制御するものである
。
の圧力を3位置3ポート弁等によって減圧・保持・加圧
の如く制御するものが知られており、車輪■の制動時の
スリップ状態を検出して過剰な制動力が車輪に働いて、
車輪のロック・横滑り等を生じることなく、制動力を最
大限に発揮できるよう車輪制動力を制御するものである
。
制動スリップ状態検出手段IVは、制動時の車輪■のス
リップ状態を検出するものであって、車体速度を基本と
して、これと車輪速度との偏差が所定以上となった時に
スリップと判断するものや、車輪の加速度を検出してこ
れがマイナスの所定値より小さくなった時にスリップと
判断するものなどがある。
リップ状態を検出するものであって、車体速度を基本と
して、これと車輪速度との偏差が所定以上となった時に
スリップと判断するものや、車輪の加速度を検出してこ
れがマイナスの所定値より小さくなった時にスリップと
判断するものなどがある。
一方、加速スリップ状態検出手段■は、加速時の駆動輪
のスリップ(空転)を検出するものであって、車体速度
を基本としてこれと駆動輪速度との偏差が所定以上とな
った時にスリップと判断するものや、駆動輪と遊動輪と
の速度差(回転数差)から検出するもの、更には駆動輪
回転加速度が所定値以上の時、空転と判断するものなど
が考えられる。
のスリップ(空転)を検出するものであって、車体速度
を基本としてこれと駆動輪速度との偏差が所定以上とな
った時にスリップと判断するものや、駆動輪と遊動輪と
の速度差(回転数差)から検出するもの、更には駆動輪
回転加速度が所定値以上の時、空転と判断するものなど
が考えられる。
上記の制動スリップ状態検出手段■と加速スリップ状態
検出手段■とは、パラメータを変更するだけで同一とす
ることもできる。制動スリップと加速スリップとは同時
に生じることはないので、装置を共通化することは何ら
差支えなく、装置・構成を簡易にできるなど、そのメリ
ットは大きい。
検出手段■とは、パラメータを変更するだけで同一とす
ることもできる。制動スリップと加速スリップとは同時
に生じることはないので、装置を共通化することは何ら
差支えなく、装置・構成を簡易にできるなど、そのメリ
ットは大きい。
し実施例]
以下に、本発明の実施例を図面と共に説明する。
第2図は本発明一実施例の車両用スリップ防止装置の概
略構成図でる。図において、1はブレーキペダル、2は
ブレーキペダル1の踏み込み量に応じてブレーキ油圧を
発生する第1の圧力源としてのブレーキマスクシリンダ
、3は後述するように加速スリップの発生時にパワステ
アリングの油圧によってブレーキ油圧を発生する第2の
圧力源としてのサブマスクシリンダ、4.5は車両の左
右の遊動輪、6.7は同じくその駆動輪、8ないし11
は各車輪4.5,6.7に設けられたホイールシリンダ
、15はアンチスキッド制御を行なうための油圧系、2
0はこの車両のパワステアリングの油圧系、25は遊動
輪4.5の回転数に応じた周波数のパルス信号を発生す
る遊動輪センサ、26は同じく駆動輪センサ、30はア
ンチスキッド制御と共にトラクションコントロールも行
なう電子制御回路、を各々表わしている。
略構成図でる。図において、1はブレーキペダル、2は
ブレーキペダル1の踏み込み量に応じてブレーキ油圧を
発生する第1の圧力源としてのブレーキマスクシリンダ
、3は後述するように加速スリップの発生時にパワステ
アリングの油圧によってブレーキ油圧を発生する第2の
圧力源としてのサブマスクシリンダ、4.5は車両の左
右の遊動輪、6.7は同じくその駆動輪、8ないし11
は各車輪4.5,6.7に設けられたホイールシリンダ
、15はアンチスキッド制御を行なうための油圧系、2
0はこの車両のパワステアリングの油圧系、25は遊動
輪4.5の回転数に応じた周波数のパルス信号を発生す
る遊動輪センサ、26は同じく駆動輪センサ、30はア
ンチスキッド制御と共にトラクションコントロールも行
なう電子制御回路、を各々表わしている。
ここで上記ブレーキマスクシリンダ2としてはタンデム
型のマスクシリンダが用いられ、左・右の遊動輪4,5
に設けられたホイールシリンダ8゜9と左・右の駆動輪
6,7に設けられたホイールシリンダio、i1とには
夫々異なる油圧系で以てブレーキ油圧が伝達される。ま
たサブマスクシリンダ3にて発生されるブレーキ油圧は
左・右の駆動輪6,7制動用の油圧として用いられるが
、このブレーキ油圧と、ブレーキマスクシリンダ2にて
発生する油圧のいずれがアンチスキッド油圧系15を介
してホイールシリンダ10.11に伝達されるかは、圧
力源切換手段としてのチェンジバルブ32によって定め
られる。チェンジバルブ32はシャトル弁の構成をとり
、上記2の油圧のうち大きい方の油圧をアンチスキッド
油圧系15へ伝達する。
型のマスクシリンダが用いられ、左・右の遊動輪4,5
に設けられたホイールシリンダ8゜9と左・右の駆動輪
6,7に設けられたホイールシリンダio、i1とには
夫々異なる油圧系で以てブレーキ油圧が伝達される。ま
たサブマスクシリンダ3にて発生されるブレーキ油圧は
左・右の駆動輪6,7制動用の油圧として用いられるが
、このブレーキ油圧と、ブレーキマスクシリンダ2にて
発生する油圧のいずれがアンチスキッド油圧系15を介
してホイールシリンダ10.11に伝達されるかは、圧
力源切換手段としてのチェンジバルブ32によって定め
られる。チェンジバルブ32はシャトル弁の構成をとり
、上記2の油圧のうち大きい方の油圧をアンチスキッド
油圧系15へ伝達する。
アンチスキッド油圧系15は、チェンジバルブ32から
伝達される圧力を3位置バルブ34を介してホイールシ
リンダ10.11へ伝達する油圧経路を基本とし、ポン
プ36による加圧と3位置バルブ34の切換えによる保
持と減圧(圧力をリザーバ38へ抜く)とを行なう。尚
、39,40゜41は各々逆止弁であって、待に逆止弁
41を介した油圧経路は3位置バルブ34が「保持」の
時に、ブレーキペダルの操作による減圧(制動力低下)
を行なう為のものである。3位置バルブは電子制御回路
30によって制御されるが、そのポジションはバルブ位
Maが「加圧」に、bが「保持」に、Cが「減圧」に、
各々対応している。
伝達される圧力を3位置バルブ34を介してホイールシ
リンダ10.11へ伝達する油圧経路を基本とし、ポン
プ36による加圧と3位置バルブ34の切換えによる保
持と減圧(圧力をリザーバ38へ抜く)とを行なう。尚
、39,40゜41は各々逆止弁であって、待に逆止弁
41を介した油圧経路は3位置バルブ34が「保持」の
時に、ブレーキペダルの操作による減圧(制動力低下)
を行なう為のものである。3位置バルブは電子制御回路
30によって制御されるが、そのポジションはバルブ位
Maが「加圧」に、bが「保持」に、Cが「減圧」に、
各々対応している。
次にパワステアリング油圧系20について説明する。パ
ワステアリング油圧系20は、この油圧系に流れる油を
リザーバタンク51より汲み出す油圧ポンプ52と、こ
の油の逆流を防止する逆止弁53.54と、ステアリン
グギヤボックス55と、ステアリングが操舵されてステ
アリングギヤボックス55の油圧が上昇した時にオン状
態(ロウレベル)とされる油圧スイッチ56と、油圧ポ
ンプ52により高められた油圧(以下、ステアリング油
圧と呼ぶ〉をパワステアリング油圧系20内でのみ使用
するかく位置eに対応)トラクションコントロール用に
サブマスクシリンダ3に伝達するか(位置rに対応)を
切換える2位置弁(以下、M/C昇圧弁と呼ぶ)57と
、油圧ポンプ52によって汲み出された油を絞ることな
くステアリングギヤボックス55に流すか(位置りに対
応)、絞ってこの油圧系の圧力を上昇させて流すか(位
@iに対応)を切換える2位置弁(以下、PS昇圧弁と
呼ぶ)58、とから構成されている。
ワステアリング油圧系20は、この油圧系に流れる油を
リザーバタンク51より汲み出す油圧ポンプ52と、こ
の油の逆流を防止する逆止弁53.54と、ステアリン
グギヤボックス55と、ステアリングが操舵されてステ
アリングギヤボックス55の油圧が上昇した時にオン状
態(ロウレベル)とされる油圧スイッチ56と、油圧ポ
ンプ52により高められた油圧(以下、ステアリング油
圧と呼ぶ〉をパワステアリング油圧系20内でのみ使用
するかく位置eに対応)トラクションコントロール用に
サブマスクシリンダ3に伝達するか(位置rに対応)を
切換える2位置弁(以下、M/C昇圧弁と呼ぶ)57と
、油圧ポンプ52によって汲み出された油を絞ることな
くステアリングギヤボックス55に流すか(位置りに対
応)、絞ってこの油圧系の圧力を上昇させて流すか(位
@iに対応)を切換える2位置弁(以下、PS昇圧弁と
呼ぶ)58、とから構成されている。
ここで油圧スイッチ56の状態は電子制御回路30に入
力され、一方、M/C昇圧弁57とPS昇圧弁58とは
電子制御回路30により制御されている。
力され、一方、M/C昇圧弁57とPS昇圧弁58とは
電子制御回路30により制御されている。
そこで次に電子制御回路30のうちトラクションコント
ロールを行なう部分を第3図にあって説明する。図にお
いて30′は電子制御回路30内のトラクションコント
ロール部を示している。電子制御回路30にはこのトラ
クションコントロール部30−以外にアンチスキッド制
御を行なう回路(ESC)も存在するが本実施例の説明
には直接関係ないので説明は省略する。
ロールを行なう部分を第3図にあって説明する。図にお
いて30′は電子制御回路30内のトラクションコント
ロール部を示している。電子制御回路30にはこのトラ
クションコントロール部30−以外にアンチスキッド制
御を行なう回路(ESC)も存在するが本実施例の説明
には直接関係ないので説明は省略する。
トラクションコントロール部30′の構成を簡単に説明
すると、まずMl!l1輪センサ25から出力されるパ
ルス信号F/V変換器70に入力しこの電圧出力■fr
を微分器71にて微分して加速度を求めた上で比較器7
2で零レベルと比較して、車両が加速中か減速中かを示
す信号Vfcを得る系統がある。この信号vfCはアン
チスキッド制御部ESCへ出力され、信号■fCがロウ
レベルの時、アンチスキッド制御が行なわれる。
すると、まずMl!l1輪センサ25から出力されるパ
ルス信号F/V変換器70に入力しこの電圧出力■fr
を微分器71にて微分して加速度を求めた上で比較器7
2で零レベルと比較して、車両が加速中か減速中かを示
す信号Vfcを得る系統がある。この信号vfCはアン
チスキッド制御部ESCへ出力され、信号■fCがロウ
レベルの時、アンチスキッド制御が行なわれる。
一方、このi動輪の速度に応じた信号Vfrから、基準
値1発生器73と加算@74とにより第1のスリップ判
定レベルVrlが、基準値2発生器76と加算器77と
により第2のスリップ判定レベルVrhが、各々生成さ
れ、駆動輪センサ26より入力されるパルス信号をF/
V変換器79で変換した信号Vrrと比較器80.81
によって各々比較され、2つのスリップ判定信号Vcl
、 Vchを得る系統が存在する。これは、第4図最上
段に示すように駆動輪速度(Vrr)が遊動輪速度(V
fr)を基にして作られた下位の判定レベルyr+と
上位の判定レベルVrhとに対して如何なる上下関係に
あるるかを示すものである。下位のスリップ判定信号V
clはトラクションコントロールを開始する準備に入る
タイミングを、他方、上位のスリップ判定信号Vchは
正にトラクションコントロールとしてブレーキ油圧の加
圧を行なって制動を行なうタイミングを示している。
値1発生器73と加算@74とにより第1のスリップ判
定レベルVrlが、基準値2発生器76と加算器77と
により第2のスリップ判定レベルVrhが、各々生成さ
れ、駆動輪センサ26より入力されるパルス信号をF/
V変換器79で変換した信号Vrrと比較器80.81
によって各々比較され、2つのスリップ判定信号Vcl
、 Vchを得る系統が存在する。これは、第4図最上
段に示すように駆動輪速度(Vrr)が遊動輪速度(V
fr)を基にして作られた下位の判定レベルyr+と
上位の判定レベルVrhとに対して如何なる上下関係に
あるるかを示すものである。下位のスリップ判定信号V
clはトラクションコントロールを開始する準備に入る
タイミングを、他方、上位のスリップ判定信号Vchは
正にトラクションコントロールとしてブレーキ油圧の加
圧を行なって制動を行なうタイミングを示している。
更にトラクションコントロール部30−には、駆動輪速
度を示す信号vrrを微分して駆動輪6゜7の加速度に
対応した信号VrQを得て、これを基準値3発生器84
の出力信号G1及び基準114発生器85の出力信号G
2と各々、比較器87,88により比較して、第1のス
リップ制御部@ V rghと第2のスリップ制御信号
Vr(It とを得る系統が存する。
度を示す信号vrrを微分して駆動輪6゜7の加速度に
対応した信号VrQを得て、これを基準値3発生器84
の出力信号G1及び基準114発生器85の出力信号G
2と各々、比較器87,88により比較して、第1のス
リップ制御部@ V rghと第2のスリップ制御信号
Vr(It とを得る系統が存する。
以上の3系統の信号から次のようにしてトラクションコ
ントロールが行なわれる。このトラクションコントロー
ルの一例を示したのが第4図である。
ントロールが行なわれる。このトラクションコントロー
ルの一例を示したのが第4図である。
車両が加速状態にあって信号VfCがハイレベルとなり
、下位のスリップ判定信号vclがハイレベルとなって
単安定バイブレータによって構成される遅延回路89の
出力がハイレベルとなった時、2人カアンドゲート90
aの出力Vrtは第4図に示すようにハイレベルとなる
。従って、この時、2人力オアゲート91と増幅器92
を介してアンチスキッド制御の油圧系15内のポンプ3
6を駆動すると共に、増幅器90bを介してM/C昇圧
弁57が位置fに切換えられ、パワステアリング油圧を
サブマスクシリンダ3に導く油圧系路が形成される。一
方、上記条件に、更に油圧スイッチ56が作動しておら
ず、その出力がハイレベルであるという条件を加えたも
のが3人カアンドゲート90cの出力Vrsであって、
これがハイレベルになると、増幅器93を介してPS昇
圧弁58を位置1に切換え、ステアリングギヤボックス
55への油の流れを絞って、パワステアリング油圧をサ
ブマスクシリンダ3に導く。尚、ここで油圧スイッチ5
6の出力を3人カアンドゲート90cに入力しているの
は、トラクションコントロールが行なわれている際に操
舵が行なわれると自動的にパワステアリング油圧は昇圧
される為、不必要な昇圧を行なわないようにPp昇圧弁
58を切換える為である。もとより、パワステアリング
に油圧を必要とする場合に、パワステアリングへの油圧
の供給をトラクションコントロールに優先させるという
役割も果している。
、下位のスリップ判定信号vclがハイレベルとなって
単安定バイブレータによって構成される遅延回路89の
出力がハイレベルとなった時、2人カアンドゲート90
aの出力Vrtは第4図に示すようにハイレベルとなる
。従って、この時、2人力オアゲート91と増幅器92
を介してアンチスキッド制御の油圧系15内のポンプ3
6を駆動すると共に、増幅器90bを介してM/C昇圧
弁57が位置fに切換えられ、パワステアリング油圧を
サブマスクシリンダ3に導く油圧系路が形成される。一
方、上記条件に、更に油圧スイッチ56が作動しておら
ず、その出力がハイレベルであるという条件を加えたも
のが3人カアンドゲート90cの出力Vrsであって、
これがハイレベルになると、増幅器93を介してPS昇
圧弁58を位置1に切換え、ステアリングギヤボックス
55への油の流れを絞って、パワステアリング油圧をサ
ブマスクシリンダ3に導く。尚、ここで油圧スイッチ5
6の出力を3人カアンドゲート90cに入力しているの
は、トラクションコントロールが行なわれている際に操
舵が行なわれると自動的にパワステアリング油圧は昇圧
される為、不必要な昇圧を行なわないようにPp昇圧弁
58を切換える為である。もとより、パワステアリング
に油圧を必要とする場合に、パワステアリングへの油圧
の供給をトラクションコントロールに優先させるという
役割も果している。
一方、アンチスキッド制御の油圧系15の3位置弁34
は、増幅器95の出力によって駆動されるトランジスタ
Triの状態ともうひとつの増幅器96の出力によって
駆動され限流抵抗器Rを介して電流を流すトランジスタ
Tr2の状態とによって3つの位置a、b、cに制御さ
れるが、その組合わせは、 となっている。ここでトランジスタTr2を駆動する増
幅器96の入力信号である3人カアンドゲート97の出
力信号である3人カアンドゲート97の出力信号■ru
は、既述の上位のスリップ判定信号Vchと第1のスリ
ップ制御信号V rghとを2人力とする2人力ナンド
ゲート98の出力と既述の信号Vrtとアンチスキッド
制御回路(ESC>からの制御信号との論理和によって
定まる(第4図参照)。一方、トランジスタTrlを駆
動する増幅器95の入力信号である2人カオアゲート9
つの出力信号Vrdは、下位のスリップ判定信号Vcl
をインバータ100によって反転した信号と第2のスリ
ップ制御信号yrg+ とを2人力とする2人カアンド
ゲート101の出力とESCからの入力信号との論理和
とによって定まる。
は、増幅器95の出力によって駆動されるトランジスタ
Triの状態ともうひとつの増幅器96の出力によって
駆動され限流抵抗器Rを介して電流を流すトランジスタ
Tr2の状態とによって3つの位置a、b、cに制御さ
れるが、その組合わせは、 となっている。ここでトランジスタTr2を駆動する増
幅器96の入力信号である3人カアンドゲート97の出
力信号である3人カアンドゲート97の出力信号■ru
は、既述の上位のスリップ判定信号Vchと第1のスリ
ップ制御信号V rghとを2人力とする2人力ナンド
ゲート98の出力と既述の信号Vrtとアンチスキッド
制御回路(ESC>からの制御信号との論理和によって
定まる(第4図参照)。一方、トランジスタTrlを駆
動する増幅器95の入力信号である2人カオアゲート9
つの出力信号Vrdは、下位のスリップ判定信号Vcl
をインバータ100によって反転した信号と第2のスリ
ップ制御信号yrg+ とを2人力とする2人カアンド
ゲート101の出力とESCからの入力信号との論理和
とによって定まる。
従って、以上のように構成された本実施例においては、
(A)M動輪4,5の加速度から車両が加速状態であり
、パワステアリング油圧に充分な余裕がある場合には、 (1)駆動輪6,7の速度(V rr)が遊動輪速度を
基にして定まる下位の判定レベル(Vrl)を越えた時
、アンチスキッド制御の油圧系15のポンプ36を作動
させると共に、パワステアリング油圧系20のM/C昇
圧弁57を位置[に、PS昇圧弁58を位置iに切換え
、 (2)駆動輪速度(V rr)が遊動輪速度を基にして
定まる上位の判定レベル(V rh)を越えており、か
つ駆動輪加速度(Vrg)が所定の基準値G1を越えて
いる時、アンチスキッド制御の油圧系15の3位置弁3
4のポジションを位置a (加圧)として駆動輪6.7
に対する制動力を増加し、(3)駆動輪速度Mt/rr
)が遊動輪速度を基にして定まる下位の判定レベル(V
rl)以下であり、かつ駆動輪加速度(Vrg)が所定
の基準値G2(ここではマイナスの値)を下回っている
時、上記の3位置弁34のポジションを位置C(減圧)
として制動力を低減し、 (4)上記(2>、(3)の条件以外では、3位置弁3
4のポジションを位@b (保持)として制動力をそ
のまま維持する、 制御が行なわれ、一方、 (B)ill舵が行なわれてステアリングボックス55
の油圧が上昇して油圧スイッチ56が作動すると、PS
昇圧弁58を位置りに戻し、3位置弁34のポジション
を位置a (加圧)とする制御が行なわれる。従って、
車両加速時において駆動輪6.7が空転等のスリップ状
態となった時、車載のパワステアリング油圧を圧力源と
し、既存のアンチスキッド制御の油圧系を用いて、駆動
輪6゜7に制動をカロえることができ、駆動輪6.7の
空転等を防止して、駆動輪6,7に最適な駆動力を発揮
させることができる。こうしたトラクションコントロー
ルにアンチスキッドで用いられる油圧系とその3位置弁
34を用いているので、トラクションコントロールの為
に特別な油圧系や装置を必要とすることがなく、簡易に
トラクションコントロールを実現している。また、運転
者の操作によらずにブレーキ油圧を得る為には車載のパ
ワステアリング油圧を利用しており、特別な圧力源を用
意する必要もない。従って従来、アンチスキッド制御装
置とパワステアリングを搭載していた車両では若干の配
管の変更と、電子制御回路30の取替えのみでトラクシ
ョンコントロールを実現できるという利点も存する。
、パワステアリング油圧に充分な余裕がある場合には、 (1)駆動輪6,7の速度(V rr)が遊動輪速度を
基にして定まる下位の判定レベル(Vrl)を越えた時
、アンチスキッド制御の油圧系15のポンプ36を作動
させると共に、パワステアリング油圧系20のM/C昇
圧弁57を位置[に、PS昇圧弁58を位置iに切換え
、 (2)駆動輪速度(V rr)が遊動輪速度を基にして
定まる上位の判定レベル(V rh)を越えており、か
つ駆動輪加速度(Vrg)が所定の基準値G1を越えて
いる時、アンチスキッド制御の油圧系15の3位置弁3
4のポジションを位置a (加圧)として駆動輪6.7
に対する制動力を増加し、(3)駆動輪速度Mt/rr
)が遊動輪速度を基にして定まる下位の判定レベル(V
rl)以下であり、かつ駆動輪加速度(Vrg)が所定
の基準値G2(ここではマイナスの値)を下回っている
時、上記の3位置弁34のポジションを位置C(減圧)
として制動力を低減し、 (4)上記(2>、(3)の条件以外では、3位置弁3
4のポジションを位@b (保持)として制動力をそ
のまま維持する、 制御が行なわれ、一方、 (B)ill舵が行なわれてステアリングボックス55
の油圧が上昇して油圧スイッチ56が作動すると、PS
昇圧弁58を位置りに戻し、3位置弁34のポジション
を位置a (加圧)とする制御が行なわれる。従って、
車両加速時において駆動輪6.7が空転等のスリップ状
態となった時、車載のパワステアリング油圧を圧力源と
し、既存のアンチスキッド制御の油圧系を用いて、駆動
輪6゜7に制動をカロえることができ、駆動輪6.7の
空転等を防止して、駆動輪6,7に最適な駆動力を発揮
させることができる。こうしたトラクションコントロー
ルにアンチスキッドで用いられる油圧系とその3位置弁
34を用いているので、トラクションコントロールの為
に特別な油圧系や装置を必要とすることがなく、簡易に
トラクションコントロールを実現している。また、運転
者の操作によらずにブレーキ油圧を得る為には車載のパ
ワステアリング油圧を利用しており、特別な圧力源を用
意する必要もない。従って従来、アンチスキッド制御装
置とパワステアリングを搭載していた車両では若干の配
管の変更と、電子制御回路30の取替えのみでトラクシ
ョンコントロールを実現できるという利点も存する。
尚、第3図において、2人力オアゲート91゜99の各
々ひとつの入力、3人カアンドゲート97のひとつの入
力等は、3位置弁34やポンプ36をアンチスキッド用
の?J 111回路(ESC>によっても制御するため
のものである。アンチスキッド制御とトラクションコン
トロールが同時に行なめれることはないので、こうした
単純な論理和によって装置の共用が可能である。
々ひとつの入力、3人カアンドゲート97のひとつの入
力等は、3位置弁34やポンプ36をアンチスキッド用
の?J 111回路(ESC>によっても制御するため
のものである。アンチスキッド制御とトラクションコン
トロールが同時に行なめれることはないので、こうした
単純な論理和によって装置の共用が可能である。
次に本発明の第2実施例について説明する。第2実施例
は第2図に示す第1実施例と同様の油圧系統とその構成
を有するものであって、電子制御回路30が第5図の如
くマイクロコンピュータを中心に構成されており、その
制御は第6図に示すフローチャ−トに従って処理される
。
は第2図に示す第1実施例と同様の油圧系統とその構成
を有するものであって、電子制御回路30が第5図の如
くマイクロコンピュータを中心に構成されており、その
制御は第6図に示すフローチャ−トに従って処理される
。
第5図において、110は駆動輪センサ26゜遊動輪セ
ンサ25.油圧スイッチ56等のセンサの信号をプログ
ラムに従って入力し各種演算・制御を行なうセントラル
ブロセッシングユニット(CPU)、112は上記制御
プログラムやマツプ等のデータが格納されたリードオン
リメモリ(ROM) 、113は上記各センサからのデ
ータや演痺制罪に必要なデータが一時的に読み書きされ
るランダムアクセスメモリ(RAM)、114は波形整
形回路や各センサの出力信号をCPU110に選択的に
出力するマルチプレクサ等を備えた入力部、116はポ
ンプ36.M/C昇圧弁57、PS昇圧弁58及びトラ
ンジスタT rl、 T r2を介して3位置弁34を
駆動する出力部、118はcPUl 10.ROM11
2等の各素子及び入力部114.出力部116を結び各
種データの通路とされるパスライン、120は上記各部
に電源を供給する電源回路を夫々表わしている。
ンサ25.油圧スイッチ56等のセンサの信号をプログ
ラムに従って入力し各種演算・制御を行なうセントラル
ブロセッシングユニット(CPU)、112は上記制御
プログラムやマツプ等のデータが格納されたリードオン
リメモリ(ROM) 、113は上記各センサからのデ
ータや演痺制罪に必要なデータが一時的に読み書きされ
るランダムアクセスメモリ(RAM)、114は波形整
形回路や各センサの出力信号をCPU110に選択的に
出力するマルチプレクサ等を備えた入力部、116はポ
ンプ36.M/C昇圧弁57、PS昇圧弁58及びトラ
ンジスタT rl、 T r2を介して3位置弁34を
駆動する出力部、118はcPUl 10.ROM11
2等の各素子及び入力部114.出力部116を結び各
種データの通路とされるパスライン、120は上記各部
に電源を供給する電源回路を夫々表わしている。
次に上記の如く構成された電子制御回路30にて実行さ
れるスリップM allについて、第6図に示すフロー
チャートに沿って説明する。本トラクシミンコントロー
ルルーチンは他のアンチスキッド制御等と共に所定時間
毎に実行されるが、以下、各ステップで行なわれる処理
について説明する。
れるスリップM allについて、第6図に示すフロー
チャートに沿って説明する。本トラクシミンコントロー
ルルーチンは他のアンチスキッド制御等と共に所定時間
毎に実行されるが、以下、各ステップで行なわれる処理
について説明する。
ステップ200:入力部114を介して入力される駆動
輪センサ26.遊動輪センサ25.油圧スイッチ56等
の出力信号から駆動輪速度vr、・遊動輪速度vf、油
圧スイッチの状態を読み込む。
輪センサ26.遊動輪センサ25.油圧スイッチ56等
の出力信号から駆動輪速度vr、・遊動輪速度vf、油
圧スイッチの状態を読み込む。
ステップ220ニステツプ200で読み込んだ駆動輪速
度vrを微分してその加速度αを求める処理を行なう。
度vrを微分してその加速度αを求める処理を行なう。
ステップ230:駆動輪加速度αが零以上(t1a速中
)であるか否かの判断を行なう。
)であるか否かの判断を行なう。
ステップ240ニスリップ判定レベルを算出する。スリ
ップ判定レベルはvslとvs2の2つが算出されるが
、遊動輪速度vfを基にして予め定められた定数に+
、に2 (K2>K1 )及び911g2により、 vsl−[1xv4+ gl vs2− K 2 xvf+ g2 として算出される。
ップ判定レベルはvslとvs2の2つが算出されるが
、遊動輪速度vfを基にして予め定められた定数に+
、に2 (K2>K1 )及び911g2により、 vsl−[1xv4+ gl vs2− K 2 xvf+ g2 として算出される。
ステップ250:駆動輪速度Vrが第1の判定レベルv
slより大きいか否かの判定を行なう。
slより大きいか否かの判定を行なう。
ステップ260:カウンタCの値を所定値にセットする
。
。
ステップ270:カウンタCの値を零にセットする。
ステップ280:カウンタCの値を1だけデクリメント
する。
する。
ステップ290:カウンタCの1aが零より大きいか否
かを判断する。以上のステップ260ないし290で用
いるカウンタCは第1実施例における遅延回路89の動
作に相当するプログラム上の処理であり、一旦トラクシ
ョンコントロールの制御が開始されると駆動輪6,7の
速度V「が第1の判定レベルvs1を下回っても所定時
間トラクションコントロールを継続する為に設けられて
いる。
かを判断する。以上のステップ260ないし290で用
いるカウンタCは第1実施例における遅延回路89の動
作に相当するプログラム上の処理であり、一旦トラクシ
ョンコントロールの制御が開始されると駆動輪6,7の
速度V「が第1の判定レベルvs1を下回っても所定時
間トラクションコントロールを継続する為に設けられて
いる。
ステップ293:油圧スイッチ56がオフ状態か否かを
判断する。オフ状態であれば操舵はされておらず、パワ
ステアリング油圧は上昇していないとして何も行なわな
い。
判断する。オフ状態であれば操舵はされておらず、パワ
ステアリング油圧は上昇していないとして何も行なわな
い。
ステップ296:ステップ293での判断が「NO」、
即ち油圧スイッチ56がオンの時、パワステアリング油
圧は操舵により上昇しているとしてPS昇圧弁58をリ
セットし位1hに切換える。
即ち油圧スイッチ56がオンの時、パワステアリング油
圧は操舵により上昇しているとしてPS昇圧弁58をリ
セットし位1hに切換える。
ステップ300:パワステアリング油圧系20のM/C
昇圧弁57を位置fに蜘尭セットまたは維持し、ポンプ
36を駆動する。
昇圧弁57を位置fに蜘尭セットまたは維持し、ポンプ
36を駆動する。
ステップ303:油圧スイッチ56がオフ状態か否かを
判断する。
判断する。
・ステップ306:油圧スイッチ56がオフ状態の時、
サブマスクシリンダ3に導かれる圧力を上昇させるよう
PS昇圧弁58を位置iに切換えセットする。
サブマスクシリンダ3に導かれる圧力を上昇させるよう
PS昇圧弁58を位置iに切換えセットする。
ステップ309:油圧スイッチ56がオン状態の時、P
S弄圧弁58を位置りに切換えリセットする。
S弄圧弁58を位置りに切換えリセットする。
ステップ310:駆動輪速度V「が第2の判定レベルv
s2より大きいか否かの判断を行なう。
s2より大きいか否かの判断を行なう。
ステップ320:M/C昇圧弁57.PS昇圧弁58を
位置e及びhに各々リセットまたは維持し、ポンプ36
を停止する。
位置e及びhに各々リセットまたは維持し、ポンプ36
を停止する。
ステップ330:アンチスキッド制御の油圧系15の3
位置弁34を位置a (加圧)に維持または切換える。
位置弁34を位置a (加圧)に維持または切換える。
ステップ340:3位置弁34を位ib <保持)に
維持または切換える。
維持または切換える。
ステップ350:3位置弁34を位置C(減圧)に維持
または切換える。
または切換える。
従って本実施例においては、第7図に図示する如く、
(A)駆動輪6,7が加速状態にある(α≧0)と判断
される時(ステップ230の判断がrYES」の時)に
は、 (1)駆動輪6.7の速度vrが遊動輪4,5の速度V
「を基にして定まる第1の判定レベルvslを越えた時
(ステップ250の判断がrYEsJD時)、アンチス
キッド制御の油圧系15のポンプ34を駆動し、パワス
テアリング油圧系20のM/C昇圧弁57を位置Cに切
換えると共に、アンチスキッド制御の油圧系15の3位
置弁34を位。
される時(ステップ230の判断がrYES」の時)に
は、 (1)駆動輪6.7の速度vrが遊動輪4,5の速度V
「を基にして定まる第1の判定レベルvslを越えた時
(ステップ250の判断がrYEsJD時)、アンチス
キッド制御の油圧系15のポンプ34を駆動し、パワス
テアリング油圧系20のM/C昇圧弁57を位置Cに切
換えると共に、アンチスキッド制御の油圧系15の3位
置弁34を位。
置b (保持)に切換える(第7図期間工)。ただし、
上記II I’llにおいて、油圧スイッチ56がオフ
の状態の時にはPS昇圧弁58は位置1に切換えられ、
(ステップ303.306>、油圧スイッチ56がオン
の状態の時にはPS昇圧弁58はhの位置とされる(ス
テップ303.309>。
上記II I’llにおいて、油圧スイッチ56がオフ
の状態の時にはPS昇圧弁58は位置1に切換えられ、
(ステップ303.306>、油圧スイッチ56がオン
の状態の時にはPS昇圧弁58はhの位置とされる(ス
テップ303.309>。
(2)更に、駆動輪速度vrが第2の判定レベルvs2
を越えた時(ステップ310の判断がrYES」の時)
には、上記3位置弁34を位置a (加圧〉に切換えて
駆動輪に対する制動力を高める(期間■)。
を越えた時(ステップ310の判断がrYES」の時)
には、上記3位置弁34を位置a (加圧〉に切換えて
駆動輪に対する制動力を高める(期間■)。
(3)上記(1)あるいは(2)の状態の後に駆動輪速
度V「が第1の判定レベルvs1以下となった時(ステ
ップ250の判断がrNOJでステップ290の判断が
rYEsJの時)には、3位置弁34を位置C(減圧)
に切換えて制動力を弱める(期間■)。この時、油圧ス
イッチ56がオン状態となっているとPS昇圧弁58は
位1hにリセットされる(ステップ293,296)。
度V「が第1の判定レベルvs1以下となった時(ステ
ップ250の判断がrNOJでステップ290の判断が
rYEsJの時)には、3位置弁34を位置C(減圧)
に切換えて制動力を弱める(期間■)。この時、油圧ス
イッチ56がオン状態となっているとPS昇圧弁58は
位1hにリセットされる(ステップ293,296)。
(4)駆動輪速度vrが第1の判定レベルvs1以下と
なったまま、カウンタCにセットされた値に相当する時
間が経過すれば(ステップ290の判断がrNOJとな
った時)、M/C昇圧弁57を位置eに、PS昇圧弁5
8の位置をhに各々切換え、ポンプ34を停止すると共
に、3位置弁34を位置a (加圧)に切換えて、トラ
クションコントロールを終了する(第7図に期間を図示
しない入一方、上記の制御に対して、 (B)アクセル操作などにより車両の加速度αが零以下
、即ち減速中となった時(ステップ230の判断がrN
OJの時)、カウンタCの値を零とした上で上記(4)
と同様の制御が行なわれる(第7図期間■)。
なったまま、カウンタCにセットされた値に相当する時
間が経過すれば(ステップ290の判断がrNOJとな
った時)、M/C昇圧弁57を位置eに、PS昇圧弁5
8の位置をhに各々切換え、ポンプ34を停止すると共
に、3位置弁34を位置a (加圧)に切換えて、トラ
クションコントロールを終了する(第7図に期間を図示
しない入一方、上記の制御に対して、 (B)アクセル操作などにより車両の加速度αが零以下
、即ち減速中となった時(ステップ230の判断がrN
OJの時)、カウンタCの値を零とした上で上記(4)
と同様の制御が行なわれる(第7図期間■)。
従って、第1実施例と同様の効果を秦する上、本実施例
ではCPtJlloを用いて制御を行なっているので、
電子制御回路30のハードウェアを変更することなく種
々のトラクションコントロールを実現することができる
。
ではCPtJlloを用いて制御を行なっているので、
電子制御回路30のハードウェアを変更することなく種
々のトラクションコントロールを実現することができる
。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、本
発明はこのような実施例に回答限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
発明はこのような実施例に回答限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態
様で実施し得ることは勿論である。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明の車両用スリップ制御装置
によれば、加速時に、車載のアンチスキッド制御手段と
車載の他の圧力源を用いて、駆動輪を含む車輪の制動力
を制御して、車両駆動輪の過大なスリップ、例えば空転
やこれに伴う横滑り等の発生を防止し、駆動輪に最適な
駆動力を発揮させることができるという優れた効果を秦
する。
によれば、加速時に、車載のアンチスキッド制御手段と
車載の他の圧力源を用いて、駆動輪を含む車輪の制動力
を制御して、車両駆動輪の過大なスリップ、例えば空転
やこれに伴う横滑り等の発生を防止し、駆動輪に最適な
駆動力を発揮させることができるという優れた効果を秦
する。
このトラクションコントロールに車載の圧力源とアンチ
スキッド制御手段を用いているので、トラクションコン
トロールの為にのみ必要な装置を最小限に押えることが
でき、スリップ制御装置の装置・構成を簡易にすること
もできる−従って、アンチスキッド制御装置と車載の他
の圧力源を有する車両にトラクションコントロールを付
加することも容易である。
スキッド制御手段を用いているので、トラクションコン
トロールの為にのみ必要な装置を最小限に押えることが
でき、スリップ制御装置の装置・構成を簡易にすること
もできる−従って、アンチスキッド制御装置と車載の他
の圧力源を有する車両にトラクションコントロールを付
加することも容易である。
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は本発明実施例
の車両用スリップ制御装置の油圧系を中心とした概略構
成図、第3図は第1実施例における電子制御回路30の
トラクションコントロール部30′切構成を示す°回路
図、第4図は第1実施例による制御の一例を示すタイミ
ングチャート、第5図は第2実施例における電子制御回
路30の構成を示すブロック図、第6図は第2実施例に
おける制御の一例を示すフローチャート、第7図は第2
実施例による制御の一例を示すタイミングチャート、第
8図はスリップ率Sと摩擦力M及びサイドフォースFと
の関係を示すグラフ、である。 1・・・アクセル 2・・・ブレーキマスタシ・リング 3・・・サブマスクシリンダ 4.5・・・遊動輪 6,7・・・駆動輪15・・・
アンチスキッド制御油圧系 20・・・パワステアリング油圧系 25・・・遊動輪センサ 26・・・駆動輪センサ30
・・・電子制御回路 32・・・チェンジバルブ34・
・・3位置弁 56・・・油圧センサ57・・・M
/C昇圧弁 58・・・PS昇圧弁110・・・CPU
の車両用スリップ制御装置の油圧系を中心とした概略構
成図、第3図は第1実施例における電子制御回路30の
トラクションコントロール部30′切構成を示す°回路
図、第4図は第1実施例による制御の一例を示すタイミ
ングチャート、第5図は第2実施例における電子制御回
路30の構成を示すブロック図、第6図は第2実施例に
おける制御の一例を示すフローチャート、第7図は第2
実施例による制御の一例を示すタイミングチャート、第
8図はスリップ率Sと摩擦力M及びサイドフォースFと
の関係を示すグラフ、である。 1・・・アクセル 2・・・ブレーキマスタシ・リング 3・・・サブマスクシリンダ 4.5・・・遊動輪 6,7・・・駆動輪15・・・
アンチスキッド制御油圧系 20・・・パワステアリング油圧系 25・・・遊動輪センサ 26・・・駆動輪センサ30
・・・電子制御回路 32・・・チェンジバルブ34・
・・3位置弁 56・・・油圧センサ57・・・M
/C昇圧弁 58・・・PS昇圧弁110・・・CPU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 運転者によって操作される第1の圧力源に基づく油圧系
統の油圧によって、少なくとも駆動輪を含む車輪の回転
を制動する制動手段と、 車両制動時に車輪のスリップ状態を検出する制動スリッ
プ状態検出手段と、 前記制動スリップ状態検出手段の出力に応じて、前記制
動手段の油圧を変更するアンチスキッド制御手段と、 を備えた車両用スリップ制御装置において、車両加速時
に車輪のスリップ状態を検出する加速スリップ検出手段
と、 前記加速スリップ検出手段が車両加速時のスリップを検
出した時、前記第1の圧力源とは別個に車両に搭載され
た第2の圧力源も、前記制動手段の油圧系統の圧力源と
する圧力源切換手段とを備えると共に、 前記車両加速時にスリップが検出された時、前記アンチ
スキッド制御手段が、前記制動スリップ状態検出手段の
出力に換えて上記加速スリップ状態検出手段の出力によ
り、前記制動手段の油圧を制御するよう構成されたこと
を特徴とする車両用スリップ制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19921684A JPS6177551A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 車両用ステアリング油圧制御装置 |
DE8585111037T DE3586868T2 (de) | 1984-09-21 | 1985-09-02 | Radschlupfregelsystem fuer ein fahrzeug. |
EP85111037A EP0175201B1 (en) | 1984-09-21 | 1985-09-02 | Wheel slip control system for a vehicle |
US06/775,005 US4681373A (en) | 1984-09-21 | 1985-09-11 | Wheel slip control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19921684A JPS6177551A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 車両用ステアリング油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177551A true JPS6177551A (ja) | 1986-04-21 |
JPH0558947B2 JPH0558947B2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=16404064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19921684A Granted JPS6177551A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 車両用ステアリング油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177551A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006007891A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | スリップ判定装置、スリップ判定方法ならびにそれを用いた車両運動制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58202142A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-25 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駆動スリツプ調整装置 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19921684A patent/JPS6177551A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58202142A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-25 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駆動スリツプ調整装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006007891A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | スリップ判定装置、スリップ判定方法ならびにそれを用いた車両運動制御装置 |
JP4628024B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2011-02-09 | 富士重工業株式会社 | スリップ判定装置、スリップ判定方法ならびにそれを用いた車両運動制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558947B2 (ja) | 1993-08-27 |
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