JPS6161718A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS6161718A JPS6161718A JP18228784A JP18228784A JPS6161718A JP S6161718 A JPS6161718 A JP S6161718A JP 18228784 A JP18228784 A JP 18228784A JP 18228784 A JP18228784 A JP 18228784A JP S6161718 A JPS6161718 A JP S6161718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- cutting
- wire
- discharge machining
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 title abstract description 21
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 54
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 52
- 238000009763 wire-cut EDM Methods 0.000 claims description 7
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 claims description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワイヤカット放電加工装置、特tワイヤカッ
ト放電加工によって生じる切断溝に充填剤を注入する充
填剤供給装置をそなえ、上記切断溝に注入された充填剤
を介してワイヤカット放電加工によって生じる被加工体
の遊離部分を保持するようにしたワイヤカット放電加工
装置に関するもの9.である。
ト放電加工によって生じる切断溝に充填剤を注入する充
填剤供給装置をそなえ、上記切断溝に注入された充填剤
を介してワイヤカット放電加工によって生じる被加工体
の遊離部分を保持するようにしたワイヤカット放電加工
装置に関するもの9.である。
(従来技術と問題点)
一般に、ワイヤ電極を用いた放電加工によって切断加工
を行なうワイヤカット放電加工においては、上記切断加
工の進行に伴って被加工体から切離されて遊離する部分
(以下、スクラップと呼ぶ)が生じる。そして、上記ス
クラップが完全に遊離する直前においては、当該スクラ
ップは被加工体の本体と僅かな部分でつながれた状態に
なって動くため、上記ワイヤ電極が直接上記スクラップ
や被加工体に接触して短絡現象が発往することがるる。
を行なうワイヤカット放電加工においては、上記切断加
工の進行に伴って被加工体から切離されて遊離する部分
(以下、スクラップと呼ぶ)が生じる。そして、上記ス
クラップが完全に遊離する直前においては、当該スクラ
ップは被加工体の本体と僅かな部分でつながれた状態に
なって動くため、上記ワイヤ電極が直接上記スクラップ
や被加工体に接触して短絡現象が発往することがるる。
当該短絡現象の発生によって放電状態が不安定となるた
め、正常な切断加工が続けられなくなったり、更に上記
短絡現象が長く続けばワイヤ電極の断線が発生して切断
加工を停止しなければならないという非所望な加工障害
が発生するという問題がらった。
め、正常な切断加工が続けられなくなったり、更に上記
短絡現象が長く続けばワイヤ電極の断線が発生して切断
加工を停止しなければならないという非所望な加工障害
が発生するという問題がらった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の如き問題点を解決することを目的とし
、そのため本発明のワイヤカット放電加工装置は、ワイ
ヤ電極を用いた放電加工によって被加工体の切断加工を
行なうワイヤカット放電加工装置において、上記ワイヤ
電極による切断加工によって生じた切断溝に充填剤を注
入する充填剤供給装置をそなえ、該充填剤供給装置によ
って上記切断溝に注入された充填剤を介して、上記切断
加工によって生じる被加工体の遊離部分を保持し当該遊
離部分の非所望な移動を防止するようにすることを特徴
としている。
、そのため本発明のワイヤカット放電加工装置は、ワイ
ヤ電極を用いた放電加工によって被加工体の切断加工を
行なうワイヤカット放電加工装置において、上記ワイヤ
電極による切断加工によって生じた切断溝に充填剤を注
入する充填剤供給装置をそなえ、該充填剤供給装置によ
って上記切断溝に注入された充填剤を介して、上記切断
加工によって生じる被加工体の遊離部分を保持し当該遊
離部分の非所望な移動を防止するようにすることを特徴
としている。
(発明の実施例)
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明のワイヤカット放電加工装置の一実施例
構成、第2図は本発明に用いられている充填剤供給装置
の一実施例断面図、第3図囚および(E+は本発明にお
けるスクラップ保持態様を説明するための説明図を示し
ている。
構成、第2図は本発明に用いられている充填剤供給装置
の一実施例断面図、第3図囚および(E+は本発明にお
けるスクラップ保持態様を説明するための説明図を示し
ている。
第1図図示実施例において、図中の符号1は被加工体、
1′はスクラップ、2は加工テーブル、3はワイヤ電極
、3′は切断溝、4および5は制御モー2でおって上記
加工テーブル2を直交するX kよびY方向に駆動せし
めるもの、6はワイヤ電極供給ローラ、7および10け
テンション・ローラ、8は上部ガイド、9は下部ガイド
、11はスクラップ・ローラ、12および13は制御モ
ータであって上記上部ガイド8を直交するXおよびY方
向に移動せしめて上記ワイヤ電極3の傾斜角度を調節す
るもの、14は、充填剤供給装・置、15はノズルでる
って上記充填剤供給装置14内の充填剤を流出せしめる
もの、16は充填剤供給制御装置、17および17′は
フレキシブル・パイプであって上記充填剤供給装置14
における後述するピストン(第2図図示符号22)を、
駆動する媒体を供給するもの、18はケーブルであって
上記充填剤供給装置14における後述するヒータ(第2
図図示符号24)に対して給電するもの、19は制御モ
ータであって上記充填剤供給装置14を昇降せしめるも
のを表わしている。
1′はスクラップ、2は加工テーブル、3はワイヤ電極
、3′は切断溝、4および5は制御モー2でおって上記
加工テーブル2を直交するX kよびY方向に駆動せし
めるもの、6はワイヤ電極供給ローラ、7および10け
テンション・ローラ、8は上部ガイド、9は下部ガイド
、11はスクラップ・ローラ、12および13は制御モ
ータであって上記上部ガイド8を直交するXおよびY方
向に移動せしめて上記ワイヤ電極3の傾斜角度を調節す
るもの、14は、充填剤供給装・置、15はノズルでる
って上記充填剤供給装置14内の充填剤を流出せしめる
もの、16は充填剤供給制御装置、17および17′は
フレキシブル・パイプであって上記充填剤供給装置14
における後述するピストン(第2図図示符号22)を、
駆動する媒体を供給するもの、18はケーブルであって
上記充填剤供給装置14における後述するヒータ(第2
図図示符号24)に対して給電するもの、19は制御モ
ータであって上記充填剤供給装置14を昇降せしめるも
のを表わしている。
第1図に図示されているワイヤカット放電加工装置だお
ける加工テーブル2なめしIIJaモータ13は、周知
のワイヤカット放電加工装置で69、一般に良く知られ
ているものであるので、簡単な説明に止めておく。
ける加工テーブル2なめしIIJaモータ13は、周知
のワイヤカット放電加工装置で69、一般に良く知られ
ているものであるので、簡単な説明に止めておく。
第1図において、加工テーブル2は制御モータ4および
5によって直交するX、Y方向に駆動される。加工テー
ブル2上に載置された被加工体1を切断加工するワイヤ
電極3はワイヤ電柵供給ローラ6からテンション・ロー
ラ7、上部ガイド8、下部ガイド9、テンション・ロー
ラ10を介シテスクラップ・ローラ11に巻取られる。
5によって直交するX、Y方向に駆動される。加工テー
ブル2上に載置された被加工体1を切断加工するワイヤ
電極3はワイヤ電柵供給ローラ6からテンション・ロー
ラ7、上部ガイド8、下部ガイド9、テンション・ロー
ラ10を介シテスクラップ・ローラ11に巻取られる。
そして、上記上部ガイド8と下部ガイド9との間のワイ
ヤ電極3は、上記テンション・ローラ7および10によ
ってテンションがかけられ、直線状態にて走行せしめら
れている。また、上記上部ガイド8は制御モータ12お
よび13によって直交するX1Y方向に移動せしめられ
るよう構成されているため、該上部ガイド8と下部ガイ
ド9との間のワイヤ電柵3の傾斜角度を所望するように
調節することができる。なお、上記ワイヤ電極3の走行
、上記加工テーブル2の駆動および上記上部ガイド8の
移動等はすべて予め定められたプログラムにもとづいて
例えばNC制御によって行なわれる。従って、加工テー
ブル2に載置されている被加工体1に対する直線的な切
断加工であれば、所望する切断加工を自動的に行なうこ
とができる。しかしながら、本節明細書冒頭に説明した
如く、上記切断加工においてスクラップ1′が発生し、
該スクラップ1′が被加工体1から切離される直前に不
安定な放電状態となるため、全加工工程の自動化を妨げ
る加工障害が発生する。
ヤ電極3は、上記テンション・ローラ7および10によ
ってテンションがかけられ、直線状態にて走行せしめら
れている。また、上記上部ガイド8は制御モータ12お
よび13によって直交するX1Y方向に移動せしめられ
るよう構成されているため、該上部ガイド8と下部ガイ
ド9との間のワイヤ電柵3の傾斜角度を所望するように
調節することができる。なお、上記ワイヤ電極3の走行
、上記加工テーブル2の駆動および上記上部ガイド8の
移動等はすべて予め定められたプログラムにもとづいて
例えばNC制御によって行なわれる。従って、加工テー
ブル2に載置されている被加工体1に対する直線的な切
断加工であれば、所望する切断加工を自動的に行なうこ
とができる。しかしながら、本節明細書冒頭に説明した
如く、上記切断加工においてスクラップ1′が発生し、
該スクラップ1′が被加工体1から切離される直前に不
安定な放電状態となるため、全加工工程の自動化を妨げ
る加工障害が発生する。
本発明の充填剤供給装置14は、上記加工障害の発生を
防止して、所望する切断加工が終了するまで、完全に自
動的な切断加工を行なわしめるためのものである。以下
、第2図および第3図に関連して、上、記、充、填剤供
給装置14および上記スクラップ1′の遊離防止態様に
ついて説明する。
防止して、所望する切断加工が終了するまで、完全に自
動的な切断加工を行なわしめるためのものである。以下
、第2図および第3図に関連して、上、記、充、填剤供
給装置14および上記スクラップ1′の遊離防止態様に
ついて説明する。
先づ、上記充填剤供給装置14の構成およびその動作を
第2図に関連して説明する。図中の符号20はシリンダ
部、21は充填剤供給部、22はピストン、23は充填
剤、24はヒータであり、その他の符号は第1図に対応
している。
第2図に関連して説明する。図中の符号20はシリンダ
部、21は充填剤供給部、22はピストン、23は充填
剤、24はヒータであり、その他の符号は第1図に対応
している。
第2図において、本発明に言うところの充填剤23には
、比較的に低い温度(例えば50°ないし100°C)
で溶融状態となりかつ冷却凝固による膨張または収縮の
少ない低融点合金(例えばB1−Pb合金)や合成樹脂
が用いられている。そして、上記充填剤供給部21内の
充填剤23は、ヒータ24によって所定の温度に保たれ
て溶融状態が維持されているUまた、シリンダ部20に
おけるピストン22の上面にフレキシブル・バイブ17
を介して油圧(空圧でも可)がかけられると、上記充填
剤23は上記ピストン22の下面によって押圧されてノ
ズル15から外部に流出する。なお、上記ヒータ24に
対する給電制御および上記ピストン22の駆動制御は、
第1図図示充填剤供給制御装置によって行なわれる。ま
た、上記充填剤供給部21には図示省略した充填剤注入
手段がもうけられており、上記充填剤23の量が少なく
なった際に、上記充填剤注入手段によって充填剤23が
補給されるように構成されていることは言うまでもな°
い。
、比較的に低い温度(例えば50°ないし100°C)
で溶融状態となりかつ冷却凝固による膨張または収縮の
少ない低融点合金(例えばB1−Pb合金)や合成樹脂
が用いられている。そして、上記充填剤供給部21内の
充填剤23は、ヒータ24によって所定の温度に保たれ
て溶融状態が維持されているUまた、シリンダ部20に
おけるピストン22の上面にフレキシブル・バイブ17
を介して油圧(空圧でも可)がかけられると、上記充填
剤23は上記ピストン22の下面によって押圧されてノ
ズル15から外部に流出する。なお、上記ヒータ24に
対する給電制御および上記ピストン22の駆動制御は、
第1図図示充填剤供給制御装置によって行なわれる。ま
た、上記充填剤供給部21には図示省略した充填剤注入
手段がもうけられており、上記充填剤23の量が少なく
なった際に、上記充填剤注入手段によって充填剤23が
補給されるように構成されていることは言うまでもな°
い。
次に、上記充填剤供給装置14を用いて行なう本発明に
おけるスクラップ保持態様を第3図に関連して説明する
。図中の符号26は加工開始孔でろって加工開始時のワ
イヤ電極3の位置決めを行なうためにスクラップ1′側
の予め定められた位置だ貫通してもうけられているもの
を表わし、その他の符号は第1図および第2図に対応し
ている。
おけるスクラップ保持態様を第3図に関連して説明する
。図中の符号26は加工開始孔でろって加工開始時のワ
イヤ電極3の位置決めを行なうためにスクラップ1′側
の予め定められた位置だ貫通してもうけられているもの
を表わし、その他の符号は第1図および第2図に対応し
ている。
そして、第3図(2)は第1図図示装置における加工テ
ーブル2に載置された被加工体1の切断加工状態を示す
部分平面図、第3図(Blは第3図(2)図示A−Aに
おける断面図である。
ーブル2に載置された被加工体1の切断加工状態を示す
部分平面図、第3図(Blは第3図(2)図示A−Aに
おける断面図である。
第3図図示実施例は、ワイヤカット放電加工によって例
えばダイスの加工のように所定の形状(第3図図示実施
例においては矩形)の閉ループに沿って切断加工を行な
う場合のスクラップ保持態様を説明するための説明図で
ある。即ち、ワイヤ電接3による切断加工は加工開始孔
26から開始され、図示矢印α方向に沿って行なわれる
。そして、切断加工の行なわれたあとには切断溝3′が
形成される。切断加工が進行してワイヤ電極3が例えば
第3図囚図示矢印B位置の如く少なくとも加工開始時の
切断溝3′に近い位置に到達したとき、一旦切断加工を
停止する。そして、上記切断加工によって形成された切
断#3′の所定の位置(例えば第3図図示実施Cの位置
)が第1図図示充填剤供給装置14におけるノズル15
の真下に位置するように加工テーブル2を移動させる。
えばダイスの加工のように所定の形状(第3図図示実施
例においては矩形)の閉ループに沿って切断加工を行な
う場合のスクラップ保持態様を説明するための説明図で
ある。即ち、ワイヤ電接3による切断加工は加工開始孔
26から開始され、図示矢印α方向に沿って行なわれる
。そして、切断加工の行なわれたあとには切断溝3′が
形成される。切断加工が進行してワイヤ電極3が例えば
第3図囚図示矢印B位置の如く少なくとも加工開始時の
切断溝3′に近い位置に到達したとき、一旦切断加工を
停止する。そして、上記切断加工によって形成された切
断#3′の所定の位置(例えば第3図図示実施Cの位置
)が第1図図示充填剤供給装置14におけるノズル15
の真下に位置するように加工テーブル2を移動させる。
該加工テーブル2の移動の際、ワイヤ電極3は切断して
も良いし、或は切断せずにテンション・ローラ7および
10によるテンションを緩めてそのまま引張って行くよ
うにしても良い。その上で、第3図(E)に図示されて
いる如く、ノズル15が被加工体1に当接する位itま
で上記充填剤供給装置14を制御モータ19によって降
下させる。そして、第2図に関連して説明したようにピ
ストン22を駆動させてノズル15から充填剤23を第
3図(B)図示の如く、切断溝3′内に注入する。該切
断溝3′内に注入された充填剤23は冷却(被加工体1
には加工液がかけられているため急速に冷却する)して
凝固゛する。従って、スクラップ1′は上記凝固した充
填剤23によって被加工体1の本体に結合されることに
なる。このようにして、切断溝3′の複数個所において
充填剤23の注入を行なう。なお、第3図図示実施例に
お論では切断ループの形状が矩形であるため、上記充填
剤23の注入は図示矢印CおよびC′の位置において行
なわれているが、切断ループの形状に対応してスクラッ
プ保持に適当な位置を選んで行なうようにすれば良い。
も良いし、或は切断せずにテンション・ローラ7および
10によるテンションを緩めてそのまま引張って行くよ
うにしても良い。その上で、第3図(E)に図示されて
いる如く、ノズル15が被加工体1に当接する位itま
で上記充填剤供給装置14を制御モータ19によって降
下させる。そして、第2図に関連して説明したようにピ
ストン22を駆動させてノズル15から充填剤23を第
3図(B)図示の如く、切断溝3′内に注入する。該切
断溝3′内に注入された充填剤23は冷却(被加工体1
には加工液がかけられているため急速に冷却する)して
凝固゛する。従って、スクラップ1′は上記凝固した充
填剤23によって被加工体1の本体に結合されることに
なる。このようにして、切断溝3′の複数個所において
充填剤23の注入を行なう。なお、第3図図示実施例に
お論では切断ループの形状が矩形であるため、上記充填
剤23の注入は図示矢印CおよびC′の位置において行
なわれているが、切断ループの形状に対応してスクラッ
プ保持に適当な位置を選んで行なうようにすれば良い。
以上説明した如く、充填剤23の注入が終了したら、切
断加工を再開する。該切断加工再開に当っては、前述し
た充填剤注入のために行なった加工テーブル2の移動前
にワイヤ電極3を切断しなかった場合には、加工テーブ
ル2の位置を上記移動前の位置即ち第3図(支)図示の
如くワイヤ電極3の位置が図示矢印Bの位置にくるよう
に戻した上で、図示矢印α方向の延長方向へ切断加工を
再開する。また、上記ワイヤ電極3が切断されている場
合には、加工テーブル2の位置を切断開始時の位置即ち
ワイヤ電極3の位置が加工開始孔26の中心位置にぐる
ようにした上で、図示矢印す方向へ切断加工を再開する
。そして、上記切断加工再開後に形成される切断溝3′
が既尾形成されている切断溝3′に連通ずるまで切断加
工を行なうことによって、所望する閉ループの切断加工
が終了する。
断加工を再開する。該切断加工再開に当っては、前述し
た充填剤注入のために行なった加工テーブル2の移動前
にワイヤ電極3を切断しなかった場合には、加工テーブ
ル2の位置を上記移動前の位置即ち第3図(支)図示の
如くワイヤ電極3の位置が図示矢印Bの位置にくるよう
に戻した上で、図示矢印α方向の延長方向へ切断加工を
再開する。また、上記ワイヤ電極3が切断されている場
合には、加工テーブル2の位置を切断開始時の位置即ち
ワイヤ電極3の位置が加工開始孔26の中心位置にぐる
ようにした上で、図示矢印す方向へ切断加工を再開する
。そして、上記切断加工再開後に形成される切断溝3′
が既尾形成されている切断溝3′に連通ずるまで切断加
工を行なうことによって、所望する閉ループの切断加工
が終了する。
なお、前述した充填剤注入を含めたすべての切断加工動
作は、予め定められたプログラムにもとづ<NC制御に
よって行なわれるため、上記全加工工程が自動的に行な
われる。そして、第3図に関連して説明した如く、被加
工体1から切離されるスクラップ1′は充填剤23によ
って保持されているため、本願明細書冒頭に説明した如
きスクラップ1′の切離し時の不安定な放電状態の発生
を防止することが可能となる。
作は、予め定められたプログラムにもとづ<NC制御に
よって行なわれるため、上記全加工工程が自動的に行な
われる。そして、第3図に関連して説明した如く、被加
工体1から切離されるスクラップ1′は充填剤23によ
って保持されているため、本願明細書冒頭に説明した如
きスクラップ1′の切離し時の不安定な放電状態の発生
を防止することが可能となる。
(発明の効果)
以上説明した如く、本発明によれば、ワイヤカット放電
加工によって生じるスクラップの保持な完全に行なうこ
とが可能となるため、所望する切断加工の全加工を完全
に自動的に行なうことができる。
加工によって生じるスクラップの保持な完全に行なうこ
とが可能となるため、所望する切断加工の全加工を完全
に自動的に行なうことができる。
第1図は大発明のワイヤカット放電加工装置の一実施例
構成、第2図は本発明に用いられている充填剤供給装置
の一実施例断面図、第3図(2)訃よび(Blは本発明
におけるスクラップ保持態様を説明するための説明図を
示す。 図中、1は被加工体、1′はスクラップ、2は加工テー
ブル、3はワイヤ電極、3′は切断溝、4.5.12.
13および19は制御モータ、6はワイヤti供aロー
ラ、7ふ・よび10はテンション・ローラ、8は上部ガ
イド、9は下部ガイド、11はスクラップ・ローラ、1
4は充填剤供給装置、15はノズル、16は充填剤供給
側a装置、17および17′はフレキシブル・パイプ、
18はケーブル、20はシリンダ部、21は充填剤供給
部、22はピストン、23は充填剤、24はヒータを表
わす。 特許出願人 株式会社放電精密加工研究所代理人弁理士
森1) 寛(外3名) 才2m 才3 カ (S)
構成、第2図は本発明に用いられている充填剤供給装置
の一実施例断面図、第3図(2)訃よび(Blは本発明
におけるスクラップ保持態様を説明するための説明図を
示す。 図中、1は被加工体、1′はスクラップ、2は加工テー
ブル、3はワイヤ電極、3′は切断溝、4.5.12.
13および19は制御モータ、6はワイヤti供aロー
ラ、7ふ・よび10はテンション・ローラ、8は上部ガ
イド、9は下部ガイド、11はスクラップ・ローラ、1
4は充填剤供給装置、15はノズル、16は充填剤供給
側a装置、17および17′はフレキシブル・パイプ、
18はケーブル、20はシリンダ部、21は充填剤供給
部、22はピストン、23は充填剤、24はヒータを表
わす。 特許出願人 株式会社放電精密加工研究所代理人弁理士
森1) 寛(外3名) 才2m 才3 カ (S)
Claims (1)
- ワイヤ電極を用いた放電加工によつて被加工体の切断加
工を行なうワイヤカット放電加工装置において、上記ワ
イヤ電極による切断加工によつて生じた切断溝に充填剤
を注入する充填剤供給装置をそなえ、該充填剤供給装置
によつて上記切断溝に注入された充填剤を介して、上記
切断加工によつて生じる被加工体の遊離部分を保持し当
該遊離部分の非所望な移動を防止するようにすることを
特徴とするワイヤカット放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18228784A JPS6161718A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18228784A JPS6161718A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6161718A true JPS6161718A (ja) | 1986-03-29 |
Family
ID=16115638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18228784A Pending JPS6161718A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6161718A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0488026A2 (en) * | 1990-11-20 | 1992-06-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electric discharge machining method for machining entrance lines and apparatus therefore |
EP0503509A2 (de) * | 1991-03-08 | 1992-09-16 | GAESE, Martin | Drahterodierverfahren |
US5556554A (en) * | 1994-07-07 | 1996-09-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire-cut electrical discharge machine and method which automatically calculates the shape, number and arrangement of bridging members |
CN104114310A (zh) * | 2012-04-18 | 2014-10-22 | 西部电机株式会社 | 线放电加工时的加工构件的熔接部确认以及保持确认方法 |
US9511433B2 (en) | 2012-04-26 | 2016-12-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Control apparatus and machining method for wire electric discharge machine |
US9632497B2 (en) | 2012-04-27 | 2017-04-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Machining-program generating apparatus, machining-program generating method, and recording medium |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044944A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-22 | ||
JPS5116674A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | Made Labor Sa | Nafutaruimidoruino seizoho |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP18228784A patent/JPS6161718A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044944A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-22 | ||
JPS5116674A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | Made Labor Sa | Nafutaruimidoruino seizoho |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0488026A2 (en) * | 1990-11-20 | 1992-06-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire electric discharge machining method for machining entrance lines and apparatus therefore |
EP0503509A2 (de) * | 1991-03-08 | 1992-09-16 | GAESE, Martin | Drahterodierverfahren |
US5556554A (en) * | 1994-07-07 | 1996-09-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire-cut electrical discharge machine and method which automatically calculates the shape, number and arrangement of bridging members |
CN104114310A (zh) * | 2012-04-18 | 2014-10-22 | 西部电机株式会社 | 线放电加工时的加工构件的熔接部确认以及保持确认方法 |
CN104114310B (zh) * | 2012-04-18 | 2016-09-07 | 西部电机株式会社 | 线放电加工时的加工构件的熔接部确认以及保持确认方法 |
US9511433B2 (en) | 2012-04-26 | 2016-12-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Control apparatus and machining method for wire electric discharge machine |
US9632497B2 (en) | 2012-04-27 | 2017-04-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Machining-program generating apparatus, machining-program generating method, and recording medium |
DE112012006048B4 (de) | 2012-04-27 | 2022-05-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Bearbeitungsprogramm-Erzeugungsvorrichtung , Bearbeitungsprogramm-Erzeugungsverfahren und Aufzeichnungsmedium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3891819A (en) | Automatic set-up electroerosion machining method | |
US4379959A (en) | Method of and apparatus for wire-cutting a workpiece by electroerosion | |
JPS6161718A (ja) | ワイヤカツト放電加工装置 | |
US4427870A (en) | Method of and apparatus for electroerosively machining a conductive workpiece with a continuous wire electrode | |
KR910008905B1 (ko) | 와이어 방전가공장치의 단선복귀제어방법 | |
US5043550A (en) | Wire cut electric discharge machine | |
US4486642A (en) | Electroerosive contour-machining method | |
JP2689472B2 (ja) | 放電加工機 | |
US4686343A (en) | Method of and apparatus for resetting a wire electrode in an operating setup on an electroerosion machine | |
JP2698718B2 (ja) | ワイヤカット放電加工機の短絡解除方法 | |
JP2722146B2 (ja) | ワイヤ放電加工機の加工条件制御方法 | |
JPH0238330B2 (ja) | ||
JP2644341B2 (ja) | ワイヤカット放電加工機の断線修復方法 | |
JPS6254608B2 (ja) | ||
JPH04289026A (ja) | ワイヤカット放電加工機の短絡解除方法 | |
JPH0392218A (ja) | ワイヤカット放電加工方法及び装置 | |
JP3032336B2 (ja) | 放電加工方法 | |
JPS6339734A (ja) | ワイヤ放電加工装置 | |
JP2519901B2 (ja) | ワイヤ電極自動線通方法 | |
JPS6144533A (ja) | ワイヤカツト放電加工方法 | |
JPH0248114A (ja) | ワイヤカット放電加工装置 | |
JP2570741Y2 (ja) | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極案内装置 | |
GB2116893A (en) | Electroerosive contour machining method and apparatus | |
JPS6335366B2 (ja) | ||
JPS6171924A (ja) | ワイヤカツト放電加工装置におけるスクラツプ保持装置 |