JPS6155103A - ポリオレフインの製造法 - Google Patents
ポリオレフインの製造法Info
- Publication number
- JPS6155103A JPS6155103A JP17515084A JP17515084A JPS6155103A JP S6155103 A JPS6155103 A JP S6155103A JP 17515084 A JP17515084 A JP 17515084A JP 17515084 A JP17515084 A JP 17515084A JP S6155103 A JPS6155103 A JP S6155103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxylic acid
- polyolefin
- titanium
- hydrocarbon
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリオレフィンの製造法、特に、優れた耐熱
性及び耐光性を有するポリオレインの製造法に関する。
性及び耐光性を有するポリオレインの製造法に関する。
(従来の技術)
マグネシウム、ハロゲン、チタン及び電子供与体を必須
構成成分とする固体触媒成分、トリアルキルアルミニウ
ム及び電子供与体から得られる高活性触媒の存在下に炭
素数3以上のα−オレフィンを重合して、使用する触媒
当たり著しく高い収量、でポリオレフィンを得る方法に
関して多くの提案がされている。提案された方法の特徴
は、生成ポリオレフィンを、その中に残留する触媒を除
去することなく、使用に供することができることとされ
ている。ところが、生成ポリオレフィンは、そのままで
は空気中の酸素の影響を受けて、劣化を起こし易いこと
が知られている。従って、重合で得られたポリオレフィ
ンに抗酸化剤、紫外線吸収剤及び脂肪族カルボン酸金属
塩のような酸中和剤を添加して安定化する工程が不可欠
となっている。
構成成分とする固体触媒成分、トリアルキルアルミニウ
ム及び電子供与体から得られる高活性触媒の存在下に炭
素数3以上のα−オレフィンを重合して、使用する触媒
当たり著しく高い収量、でポリオレフィンを得る方法に
関して多くの提案がされている。提案された方法の特徴
は、生成ポリオレフィンを、その中に残留する触媒を除
去することなく、使用に供することができることとされ
ている。ところが、生成ポリオレフィンは、そのままで
は空気中の酸素の影響を受けて、劣化を起こし易いこと
が知られている。従って、重合で得られたポリオレフィ
ンに抗酸化剤、紫外線吸収剤及び脂肪族カルボン酸金属
塩のような酸中和剤を添加して安定化する工程が不可欠
となっている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、高活性触媒を使用してα−オレフィンを重合
する際に、抗酸化剤、紫外線吸収剤、酸中和剤等を存在
させることにより、優れた耐熱性及び耐光性を有するポ
リオレフィンの製造法を提供するものである。一般に、
チーグラー触媒を使用するα−オレフィンの重合時に抗
酸化剤、紫外線吸収剤、酸中和剤等を存在させると、重
合活性が著しく低下するか、生成ポリオレフィンの立体
規則性が低下することが知られている。ところが、高活
性触媒を使用してα−オレフィンを重合する場合には、
予期に反して、重合活性及び生成ポリオレフィンの立体
規則性になんら悪影響を与えないことが判明した。
する際に、抗酸化剤、紫外線吸収剤、酸中和剤等を存在
させることにより、優れた耐熱性及び耐光性を有するポ
リオレフィンの製造法を提供するものである。一般に、
チーグラー触媒を使用するα−オレフィンの重合時に抗
酸化剤、紫外線吸収剤、酸中和剤等を存在させると、重
合活性が著しく低下するか、生成ポリオレフィンの立体
規則性が低下することが知られている。ところが、高活
性触媒を使用してα−オレフィンを重合する場合には、
予期に反して、重合活性及び生成ポリオレフィンの立体
規則性になんら悪影響を与えないことが判明した。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、炭素数3以上のα−オレフィンを、抗酸化剤
、紫外線吸収剤及び脂肪族カルボン酸金属塩からなる群
から選ばれる添加剤の存在下に、下記成分から得られる
触媒を用いて重合させることを特徴とするポリオレフィ
ンの製造法である。
、紫外線吸収剤及び脂肪族カルボン酸金属塩からなる群
から選ばれる添加剤の存在下に、下記成分から得られる
触媒を用いて重合させることを特徴とするポリオレフィ
ンの製造法である。
記
邦じ辷1ノー−
マグネシウム、ハロゲン、チタン及び電子供与体を必須
構成成分とする固体触媒成分。
構成成分とする固体触媒成分。
直立JIL
トリアルキルアルミニウム。
或」!口Σ一
式RnS i (OR)4−IL [3(式中、R
及びRは炭化水素基であり、nはOll、2又は3であ
、る、)で示される珪素化合物、芳香族カルボン酸エス
テル、及び Rは水素又は炭化水素基であり、RとR及びRとRのそ
れぞれ少なくとも一方は炭化水素基である。
及びRは炭化水素基であり、nはOll、2又は3であ
、る、)で示される珪素化合物、芳香族カルボン酸エス
テル、及び Rは水素又は炭化水素基であり、RとR及びRとRのそ
れぞれ少なくとも一方は炭化水素基である。
)で示される含M素化合物からなる群から選ばれる化合
物。
物。
成分[A]はマグネシウム、ハロゲン、チタン及び電子
供与体を必須構成成分とする固体触媒成分である。該固
体触媒成分は、例えば、ハロゲン化マグネシウム、ハロ
ゲン化チタン及びエステル、エーテル、アミンのような
電子供与体を共粉砕する方法、有機マグネシウム化合物
とハロゲン化アルミニウム又はハロゲン化珪素化合物と
の反応生成物を電子供与体の存在下にハロゲン化チタン
と接触させる方法によって調製することができる。
供与体を必須構成成分とする固体触媒成分である。該固
体触媒成分は、例えば、ハロゲン化マグネシウム、ハロ
ゲン化チタン及びエステル、エーテル、アミンのような
電子供与体を共粉砕する方法、有機マグネシウム化合物
とハロゲン化アルミニウム又はハロゲン化珪素化合物と
の反応生成物を電子供与体の存在下にハロゲン化チタン
と接触させる方法によって調製することができる。
本発明においては゛、固体触媒成分として、ハロゲン化
アルミニウムと 式 島5t(OR)吟−4[■] (式中、R及びR−は炭化水素基であり、nは0.1.
2又は3である。)で示される珪素化合物との反応生成
物にグリニヤール化合物を反応させ、得られる担体を、
四ハロゲン化チタン及び芳香族カルボン酸エステルと反
応させ、得られる反応固体を再度四ハロゲン化チタンと
反応させて得られる固体触媒成分が好ましく使用される
。
アルミニウムと 式 島5t(OR)吟−4[■] (式中、R及びR−は炭化水素基であり、nは0.1.
2又は3である。)で示される珪素化合物との反応生成
物にグリニヤール化合物を反応させ、得られる担体を、
四ハロゲン化チタン及び芳香族カルボン酸エステルと反
応させ、得られる反応固体を再度四ハロゲン化チタンと
反応させて得られる固体触媒成分が好ましく使用される
。
ハロゲン化アルミニウムの具体例としては、塩化アルミ
ニウム、臭化アルミニウム及び沃化アルミニウムが挙げ
られる。
ニウム、臭化アルミニウム及び沃化アルミニウムが挙げ
られる。
1 1 一
式[I]において、R及びRで不される炭化水素基の例
としては、炭素数1〜8のアルキル基、フェニル基及び
ベンジル基が挙げられる。珪素化合物の具体例としては
、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テト
ラ−n−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラ
ン、テトラ−イソペントキシシラン、メチルトリメトキ
シシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリーn
−ブトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、エチル
トリイソペントキシシラン、n−ブチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジェトキシシラン、ジメチルジ−n−ブ
トキシシラン、ジエチルジェトキシシラン、トリメチル
メトキシシラン、トリエチルエトキシシラン1、フェニ
ルトリエトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラ
ン、フェニルトリイソブトキシシラン、ジフェニルジェ
トキシシラン、トリフェニルメトキシシラン、ベンジル
トリエトキシシラン、ベンジルトリプトキシシランが挙
げられる。
としては、炭素数1〜8のアルキル基、フェニル基及び
ベンジル基が挙げられる。珪素化合物の具体例としては
、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テト
ラ−n−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラ
ン、テトラ−イソペントキシシラン、メチルトリメトキ
シシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリーn
−ブトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、エチル
トリイソペントキシシラン、n−ブチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジェトキシシラン、ジメチルジ−n−ブ
トキシシラン、ジエチルジェトキシシラン、トリメチル
メトキシシラン、トリエチルエトキシシラン1、フェニ
ルトリエトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラ
ン、フェニルトリイソブトキシシラン、ジフェニルジェ
トキシシラン、トリフェニルメトキシシラン、ベンジル
トリエトキシシラン、ベンジルトリプトキシシランが挙
げられる。
反応に供するハロゲン化アルミニウムの割合は、珪素化
合物1モル当たり、0.1〜10モル、特にO0′3〜
2モルであることが好ましい。
合物1モル当たり、0.1〜10モル、特にO0′3〜
2モルであることが好ましい。
ハロゲン化アルミニウムと珪素化合物との反応は、通常
、両化合物を不活性有機溶媒中で、−52、O〜100
”Cの範囲の温度で0.1〜2時間攪拌することによ
って行われる。反応生成物は不活性有機溶媒溶液として
グリニヤール化合物との反応に供される。
、両化合物を不活性有機溶媒中で、−52、O〜100
”Cの範囲の温度で0.1〜2時間攪拌することによ
って行われる。反応生成物は不活性有機溶媒溶液として
グリニヤール化合物との反応に供される。
グリニヤール化合物の具体例としては、メチルマグネシ
ウムクロライド、エチルマグネシウムクロライド、n−
ブチルマグネシウムクロライド、n−ヘキシルマグネシ
ウムクロライド、メチルマグネシウムブロマイド、メチ
ルマグネシウムヨーダイトが挙げられる。グリニヤール
化合物の使用量は、反応生成物の調製に使用されたハロ
ゲン化アルミニウム1モル当たり、0.05〜4モル、
特に1〜3モルであることが好ましい。
ウムクロライド、エチルマグネシウムクロライド、n−
ブチルマグネシウムクロライド、n−ヘキシルマグネシ
ウムクロライド、メチルマグネシウムブロマイド、メチ
ルマグネシウムヨーダイトが挙げられる。グリニヤール
化合物の使用量は、反応生成物の調製に使用されたハロ
ゲン化アルミニウム1モル当たり、0.05〜4モル、
特に1〜3モルであることが好ましい。
反応生成物とグリニヤール化合物とを反応させる方法に
ついては特に制限はないが、反応生成物の不活性有機溶
媒溶液に、グリニヤール化合物のエーテル溶液を徐々に
添加することにより、又はこれとは逆の順序で添加する
ことによって行うのが便利である。反応温度は通常−5
0〜100℃、好ましくは一20〜25℃である。反応
時間については特に制限はないが、通常5分以上である
。
ついては特に制限はないが、反応生成物の不活性有機溶
媒溶液に、グリニヤール化合物のエーテル溶液を徐々に
添加することにより、又はこれとは逆の順序で添加する
ことによって行うのが便利である。反応温度は通常−5
0〜100℃、好ましくは一20〜25℃である。反応
時間については特に制限はないが、通常5分以上である
。
反応の進行に伴って担体が析出してくる。
四ハロゲン化チタンの具体例としては、四塩化チタン、
四臭化チタン及び四状化チタンが挙げられる。四ハロゲ
ン化チタンの使用量は、担体の調製時に使用したグリニ
ヤール化合物1モル当たり、1モル以上、特に2〜10
0モルであることが好ましい。
四臭化チタン及び四状化チタンが挙げられる。四ハロゲ
ン化チタンの使用量は、担体の調製時に使用したグリニ
ヤール化合物1モル当たり、1モル以上、特に2〜10
0モルであることが好ましい。
芳香族カルボン酸エステルとしては、芳香族モノカルボ
ン酸エステル及び芳香族ジカル指のモノ又はジエステル
を使用することができる。芳香族モノカルボン酸エステ
ルの具体例としては、安息香酸メチル、安息香酸エチル
、安息香酸ブチル、トルイル酸エチル、トルイル酸プロ
ピル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、アニス酸ブチ
ルが挙げられる。芳香族ジカルボ酸のモノ又はジエステ
ルの具体例としては、フタル酸モノメチル、フタル酸ジ
メチル、フタル酸メチルエチル、フタル酸モノイソブチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸エチルイソブチル、フ
タル酸ジヘプチルが挙げられる。芳香族カルボン酸エス
テルの使用量は、指体1ビ当たり0.1〜10ミリモル
であることが好ましい。
ン酸エステル及び芳香族ジカル指のモノ又はジエステル
を使用することができる。芳香族モノカルボン酸エステ
ルの具体例としては、安息香酸メチル、安息香酸エチル
、安息香酸ブチル、トルイル酸エチル、トルイル酸プロ
ピル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、アニス酸ブチ
ルが挙げられる。芳香族ジカルボ酸のモノ又はジエステ
ルの具体例としては、フタル酸モノメチル、フタル酸ジ
メチル、フタル酸メチルエチル、フタル酸モノイソブチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸エチルイソブチル、フ
タル酸ジヘプチルが挙げられる。芳香族カルボン酸エス
テルの使用量は、指体1ビ当たり0.1〜10ミリモル
であることが好ましい。
担体を四ハロゲン化チタン及び芳香族カルボン酸エステ
ルと反応させる方法としては、例えば、(1)担体の不
活性有機溶媒スラリーに四ハロゲン化チタン、ついで芳
香族カルボン酸エステルを加えて反応させる方法、(2
)担体の不活性有機溶媒スラリーに芳香族カルボン酸エ
ステル、ついで四ハロゲン化チタンを加えて反応させる
方法、ぐ る方法を採用することができ、中でも上記(1)の方法
が好ましい。上記(1)の方法において、担体を四ハロ
ゲン化チタンと接触させ、ついで接触固体を分離洗浄し
、この後、接触固体を芳香族カルボン酸エステルと反応
させることもできる。
ルと反応させる方法としては、例えば、(1)担体の不
活性有機溶媒スラリーに四ハロゲン化チタン、ついで芳
香族カルボン酸エステルを加えて反応させる方法、(2
)担体の不活性有機溶媒スラリーに芳香族カルボン酸エ
ステル、ついで四ハロゲン化チタンを加えて反応させる
方法、ぐ る方法を採用することができ、中でも上記(1)の方法
が好ましい。上記(1)の方法において、担体を四ハロ
ゲン化チタンと接触させ、ついで接触固体を分離洗浄し
、この後、接触固体を芳香族カルボン酸エステルと反応
させることもできる。
反応温度は0〜200℃、特に5〜150℃であること
が好ましく、反応時間については特に制限はなく、通常
5分以上である。
が好ましく、反応時間については特に制限はなく、通常
5分以上である。
こうして得られる反応固体を再度口ハロゲン化チタンと
反応させることにより固体触媒成分が得られる。四ハロ
ゲン化チタンの使用量、接触温度、接触時間などの条件
は反応固体調製時のそれらと同じである。
反応させることにより固体触媒成分が得られる。四ハロ
ゲン化チタンの使用量、接触温度、接触時間などの条件
は反応固体調製時のそれらと同じである。
成分[B]としてのトリアルキルアルミニウムの具体例
としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミ
ニウム、トリブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウムが挙げられる。トリ
アルキルアルミニウムの使用量は、通常、固体触媒成分
中のチタン1グラム原子当たり1〜1000モルである
。
としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミ
ニウム、トリブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウム、トリオクチルアルミニウムが挙げられる。トリ
アルキルアルミニウムの使用量は、通常、固体触媒成分
中のチタン1グラム原子当たり1〜1000モルである
。
成分[C]の珪素化合物、芳香族カルボン酸エステルと
しては、既述した珪素化合物、芳香族カルボン酸エステ
ルと同じものを使用することができる。式[1]におけ
るRの具体例としては炭素数2又は3のアルキレン基が
挙げられ、R,R。
しては、既述した珪素化合物、芳香族カルボン酸エステ
ルと同じものを使用することができる。式[1]におけ
るRの具体例としては炭素数2又は3のアルキレン基が
挙げられ、R,R。
R及びRにおける炭化水素基の具体例としては炭素数1
〜4のアルキル基が挙げられる。含窒素化合物の具体例
としては、2.2,6.6−チトラメチルピペリジン、
2,2,6.6−チトラエチルピペリジン、2.2−ジ
メチル−6−メチルピペリジン、2.6−ジイソプロピ
ルピロリジン、2.2,5.5−テトラメチルピロリジ
ン、2゜5−ジイソプロピルピロリジン、2,2−ジメ
チル−5−メチルピロリジンが挙げられる。成分[C]
の使用量は、成分[B〕 1モル当たり0.01〜1モ
ル、特に0,05〜(1,5モルであることが好ましい
。
〜4のアルキル基が挙げられる。含窒素化合物の具体例
としては、2.2,6.6−チトラメチルピペリジン、
2,2,6.6−チトラエチルピペリジン、2.2−ジ
メチル−6−メチルピペリジン、2.6−ジイソプロピ
ルピロリジン、2.2,5.5−テトラメチルピロリジ
ン、2゜5−ジイソプロピルピロリジン、2,2−ジメ
チル−5−メチルピロリジンが挙げられる。成分[C]
の使用量は、成分[B〕 1モル当たり0.01〜1モ
ル、特に0,05〜(1,5モルであることが好ましい
。
本発明において、抗酸化剤としては、それ自体公知のア
ミン系、フェノール系、イオウ系、リン系の抗酸化剤を
使用することができる。その具体例としては、フェニル
−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン
、ジフェニルアミン、N、N−ジフェニル−p−)エコ
レンジアミン、N、N−ジ−β−ナフチル−p−フェニ
レンジアミン、2,6−ジー第3−ブチル−4−メチル
フェノール、3−第3−ブチル−4−ヒドロキシアニソ
ール、テトラキス−[メチレン−(3,5−ジー第3−
ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]ブタ
ン、2.2−メチレン−ビス(6−i3−7’チル−4
−エチルフェノール)、ジステアリルチオジプロピオネ
ート、トリラウリルトリチオホスファイト、トリオクタ
デシルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイ
トが挙げられる。
ミン系、フェノール系、イオウ系、リン系の抗酸化剤を
使用することができる。その具体例としては、フェニル
−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン
、ジフェニルアミン、N、N−ジフェニル−p−)エコ
レンジアミン、N、N−ジ−β−ナフチル−p−フェニ
レンジアミン、2,6−ジー第3−ブチル−4−メチル
フェノール、3−第3−ブチル−4−ヒドロキシアニソ
ール、テトラキス−[メチレン−(3,5−ジー第3−
ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]ブタ
ン、2.2−メチレン−ビス(6−i3−7’チル−4
−エチルフェノール)、ジステアリルチオジプロピオネ
ート、トリラウリルトリチオホスファイト、トリオクタ
デシルホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイ
トが挙げられる。
紫外線吸収剤の具体例としては、2−ヒドロキシ−4−
n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ドブコシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロロ
ベンゾフェノンのようなベンゾフェノン類、2−(2−
ヒドロキシ−3−第3−ブチル−5−メチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾールのようなトリアゾール
類、4−第3−プチルフェニルサリシレート、p−オク
チルフェニルサリシレートのようなサリチル酸エステル
、l’LNi−ビス(p−第3−オクチルフェニル)−
モノサルファイドのような金属キレート類が挙げられる
。
n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ドブコシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロロ
ベンゾフェノンのようなベンゾフェノン類、2−(2−
ヒドロキシ−3−第3−ブチル−5−メチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾールのようなトリアゾール
類、4−第3−プチルフェニルサリシレート、p−オク
チルフェニルサリシレートのようなサリチル酸エステル
、l’LNi−ビス(p−第3−オクチルフェニル)−
モノサルファイドのような金属キレート類が挙げられる
。
脂肪族カルボン酸金属塩の具体例としては、ステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウ
ムが挙げられる。
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウ
ムが挙げられる。
これらの添加剤の使用量は、通常、生成するポリオレフ
ィン100!ffi部当たり0.001〜0゜5重量部
である。
ィン100!ffi部当たり0.001〜0゜5重量部
である。
本発明においては、上記添加剤の存在下に、成分[A]
、[B]及び[C]から得られる触媒を使用して、炭素
数3以上のα−オレフィンを重合する。
、[B]及び[C]から得られる触媒を使用して、炭素
数3以上のα−オレフィンを重合する。
゛炭素数3以上のα−オレフィンの具体例としては、プ
ロピレン、ブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキ
セン−1が挙げられる。本発明においては、上記α−オ
レフィンの単独又は共重合を行うことができ、さらに上
記α−オレフィンとエチレンとの共重合を行うこともで
きる。
ロピレン、ブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキ
セン−1が挙げられる。本発明においては、上記α−オ
レフィンの単独又は共重合を行うことができ、さらに上
記α−オレフィンとエチレンとの共重合を行うこともで
きる。
重合反応は、通常のチーグラーナツタ型触媒によるα−
オレフィンの重合反応と同様にして行うことができる。
オレフィンの重合反応と同様にして行うことができる。
重合反応は液相又は気相で行うことができる。
重合反応を液相で行う場合、不活性有機溶媒を重合溶媒
として使用してもよく、液状のα−オレフィン自体を重
合溶媒としてしてもよい。重合反応は水分及び酸素を実
質的に絶った状態で行われる。
として使用してもよく、液状のα−オレフィン自体を重
合溶媒としてしてもよい。重合反応は水分及び酸素を実
質的に絶った状態で行われる。
重合温度は通常30〜100°Cであり、重合圧力は通
常1〜80kg/cnfである。得られるポリオレフィ
ンの分子量は重合系に水素を存在させることにより容易
に調節することができる。
常1〜80kg/cnfである。得られるポリオレフィ
ンの分子量は重合系に水素を存在させることにより容易
に調節することができる。
(実施例)
つぎに実施例及び比較例を示す。以下において、「重合
活性」とは、重合反応に使用した固体触媒成分1g当た
りの重合体数i(g)であり、「Hl」とは、生成重合
体を沸騰n−へブタンで20時間抽出したときの抽出残
留分の全重合体に対する重量百分率である。rMIJと
はASTM D1238に従い、2 、 16 kg
/c++tの荷重下に230°Cで測定したポリオレフ
ィンの溶融指数である。
活性」とは、重合反応に使用した固体触媒成分1g当た
りの重合体数i(g)であり、「Hl」とは、生成重合
体を沸騰n−へブタンで20時間抽出したときの抽出残
留分の全重合体に対する重量百分率である。rMIJと
はASTM D1238に従い、2 、 16 kg
/c++tの荷重下に230°Cで測定したポリオレフ
ィンの溶融指数である。
実施例1
− ′1.への二、I
塩化アルミニウム2gのトルエンスラリー30m1にフ
ェニルトリエトキシシラン3.7rrlのトルエン溶液
10m1を20℃で滴下し、室温で“ 1時間
、ついで60°Cで1時間攪拌した。反応生成物を放冷
後、−70℃で冷却した。n−ブチルマグネシウムクロ
ライド27ミリモルのジイソプロピルエーテル溶液18
.5mlを−70〜−65℃で反応生成物に30分間で
滴下し、ついで30℃/時の割合で室温迄昇温させて、
担体を析出させた。担体を濾別し、トルエン各30mJ
で3回洗浄した。
ェニルトリエトキシシラン3.7rrlのトルエン溶液
10m1を20℃で滴下し、室温で“ 1時間
、ついで60°Cで1時間攪拌した。反応生成物を放冷
後、−70℃で冷却した。n−ブチルマグネシウムクロ
ライド27ミリモルのジイソプロピルエーテル溶液18
.5mlを−70〜−65℃で反応生成物に30分間で
滴下し、ついで30℃/時の割合で室温迄昇温させて、
担体を析出させた。担体を濾別し、トルエン各30mJ
で3回洗浄した。
担体のトルエンスラリー30m1に、室温で四塩化チタ
ン15ml及びフタル酸ジヘプチル0゜9mlを加え、
90℃で1時間攪拌した。得られた固体を同温度で濾別
し、n−へブタン各30m1で3回洗浄した。この固体
のトルエンスラリー30m1に室温で四塩化チタン15
mj+を加え、ついで90℃で1時間攪拌した。得られ
た固体触媒成分を同温度で濾別し、トルエン各30ml
で5回洗浄した。固体触媒成分にn−へブタン80m1
を加えてスラリーを調製した。固体触媒成分のチタン含
有率は3.55重量%であった。その粒径は15〜20
μであった。
ン15ml及びフタル酸ジヘプチル0゜9mlを加え、
90℃で1時間攪拌した。得られた固体を同温度で濾別
し、n−へブタン各30m1で3回洗浄した。この固体
のトルエンスラリー30m1に室温で四塩化チタン15
mj+を加え、ついで90℃で1時間攪拌した。得られ
た固体触媒成分を同温度で濾別し、トルエン各30ml
で5回洗浄した。固体触媒成分にn−へブタン80m1
を加えてスラリーを調製した。固体触媒成分のチタン含
有率は3.55重量%であった。その粒径は15〜20
μであった。
一重一金一
攪拌機付きの内容積21のオートクレーブ内に、テトラ
キス−〔メチレン−(3,5−ジー第3−ブチル−4−
ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)コブタン45■、ジ
ステアリルチオジプロピオネート15nv及びステアリ
ン酸カルシウム23■を仕込み、固体触媒成分のスラリ
ー(固体触媒成分として7.7■)を封入したガラスア
ンプルを取りつけた後、オートクレーブ内を窒素で置換
した。
キス−〔メチレン−(3,5−ジー第3−ブチル−4−
ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)コブタン45■、ジ
ステアリルチオジプロピオネート15nv及びステアリ
ン酸カルシウム23■を仕込み、固体触媒成分のスラリ
ー(固体触媒成分として7.7■)を封入したガラスア
ンプルを取りつけた後、オートクレーブ内を窒素で置換
した。
2.2,6.6−テトラメチルピペリジン0.19ミ9
でトリエチルアルミニウム1.14ミリモルのn−へブ
タン溶液5. 2mlをオートクレーブに仕込んだ。
タン溶液5. 2mlをオートクレーブに仕込んだ。
水素を圧力が0.1kg/cnlになるまでオートクレ
ーブに仕込み、液体プロピレン1200m1を加えた後
、オートクレーブを振とうした。
ーブに仕込み、液体プロピレン1200m1を加えた後
、オートクレーブを振とうした。
オートクレーブ内容物を65°Cに昇温し、攪拌を開始
してガラスアンプルを破砕して重合反応を開始させ、6
5℃で1時間重合反応を行った。
してガラスアンプルを破砕して重合反応を開始させ、6
5℃で1時間重合反応を行った。
重合反応終了後、未反応プロピレンを放出し、ガラスア
ンプルの破片を取り除き、生成ポリプロピレンを50℃
で20時間乾燥した。白色の粉末状ポリプロピレン25
6gが得られた。重合活性は33250,Hlは94.
0%であった。生成ポリプロピレンは流動性が良好で、
その80%は直径0.25m1以上の粒度を有しており
、嵩比重は0.41.MIは3.4g/10分であった
。
ンプルの破片を取り除き、生成ポリプロピレンを50℃
で20時間乾燥した。白色の粉末状ポリプロピレン25
6gが得られた。重合活性は33250,Hlは94.
0%であった。生成ポリプロピレンは流動性が良好で、
その80%は直径0.25m1以上の粒度を有しており
、嵩比重は0.41.MIは3.4g/10分であった
。
得られたポリプロピレンの耐熱性を調べるために、熱重
量分析装置を用いて熱分解開始温度を測定したところ、
空気流量60mJ/分、昇温速度10℃/分の条件下で
、230℃であった。
量分析装置を用いて熱分解開始温度を測定したところ、
空気流量60mJ/分、昇温速度10℃/分の条件下で
、230℃であった。
重合時にテトラキス−[メチレン−(3.5−ジー第3
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]コ
ブタンジステアリルチオジプロピオネート及びステアリ
ン酸カルシウムを使用しない場合、得られたポリプロピ
レンの熱分解開始温度は218℃であった。
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]コ
ブタンジステアリルチオジプロピオネート及びステアリ
ン酸カルシウムを使用しない場合、得られたポリプロピ
レンの熱分解開始温度は218℃であった。
実施例2
添加剤として、2.6−ジー第3−ブチル−4−メチル
フェノール135mgをさらに使用した以外は実施例1
と同様の方法を繰り返した。
フェノール135mgをさらに使用した以外は実施例1
と同様の方法を繰り返した。
重合活性は31800、HIは94.2%、M1は3.
2g/l、0分であった。生成ポリプロピレンは流動性
が良好で、その80%は直径0.25龍以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.42であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は232℃であった。
2g/l、0分であった。生成ポリプロピレンは流動性
が良好で、その80%は直径0.25龍以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.42であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は232℃であった。
実施例3
添加剤として、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベ
ンゾフェノン15■をさらに使用した以外は実施例1と
同様の方法を繰り返した。
ンゾフェノン15■をさらに使用した以外は実施例1と
同様の方法を繰り返した。
重合活性は32200、HIは94.0%、MIは2.
8g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0. 25龍以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.42であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は232℃であった。
8g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0. 25龍以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.42であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は232℃であった。
実施例4
2.2,6.6−チトラメチルピペリジンに代えて、メ
チルフェニルジメトキシシラン0.19ミリモルを使用
した以外は実施例1と同様の方法を繰り返した。
チルフェニルジメトキシシラン0.19ミリモルを使用
した以外は実施例1と同様の方法を繰り返した。
重合活性は25200、HIは94.4%、MIは4.
1g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0.25mm以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.40であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は230℃であった。
1g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0.25mm以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.40であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は230℃であった。
重合時にテトラキス−[メチレン−(3,5−ジー第3
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]ブ
タン、ジステアリルチオジプロピオネート及びステアリ
ン酸カルシウムを使用しない場合、得られたポリプロピ
レンの熱分解開始温度は216℃であった。
−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート)]ブ
タン、ジステアリルチオジプロピオネート及びステアリ
ン酸カルシウムを使用しない場合、得られたポリプロピ
レンの熱分解開始温度は216℃であった。
実施例5
固体触媒成分の調製時に、フェニルトリエトキシシラン
に代えぞメチルトリエトキシシラン15ミリモルを使用
した以外は実施例1におけると同様にして、固体触媒成
分を調製した。そのチタン含有率は3.21重量%、粒
径は15〜20μであった。
に代えぞメチルトリエトキシシラン15ミリモルを使用
した以外は実施例1におけると同様にして、固体触媒成
分を調製した。そのチタン含有率は3.21重量%、粒
径は15〜20μであった。
得られた固体触媒成分7.0■のn−へブタンスラリー
を使用した以外は実施例1におけると同様にして、プロ
ピレンの重合反応をおこなった。
を使用した以外は実施例1におけると同様にして、プロ
ピレンの重合反応をおこなった。
重合活性は31700、Hlは94.2%、Mlは3.
8g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0.25In以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.41であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は231°Cであった。重合時に
添加剤を使用しなかった場合、生成ポリプロピレンの熱
分解開始温度は218°Cであった。
8g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直径0.25In以上の粒度を有
しており、嵩比重は0.41であった。このポリプロピ
レンの熱分解開始温度は231°Cであった。重合時に
添加剤を使用しなかった場合、生成ポリプロピレンの熱
分解開始温度は218°Cであった。
実施例6
実施例5で得られた固体触媒成分7.0■を使用して、
実施例3におけると同様にして重合反応を行った。
′ 重合活性は30500、HIは94.2%、MIは3.
0g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直p!!0.25I1m以上の粒
度を有しており、嵩比重は0.41であった。このポリ
プロピレンの熱分解開始温度は235℃であった。
実施例3におけると同様にして重合反応を行った。
′ 重合活性は30500、HIは94.2%、MIは3.
0g/10分であった。生成ポリプロピレンは流動性が
良好で、その80%は直p!!0.25I1m以上の粒
度を有しており、嵩比重は0.41であった。このポリ
プロピレンの熱分解開始温度は235℃であった。
実施例7
の−゛貫
塩化アルミニウム2.0gのトルエンスラリー30m1
にメチルトリエトキシシラン3,0mffのトルエン溶
液I Qmj!を20℃で滴下した。滴下終了後、室温
で1時間、ついで60℃で1時間攪拌した0反応生成物
を放冷後、−70℃に冷却した。n−ブチルマグネシウ
ムクロライド27ミリモルのジイソアミルエーテル溶液
17m1を−70〜−65℃で反応生成物に30分間か
けて滴下した。反応生成混合物を室温にまで昇温し、担
体を析出させた。担体を濾別し、トルエン各30m1で
3回洗浄した。
にメチルトリエトキシシラン3,0mffのトルエン溶
液I Qmj!を20℃で滴下した。滴下終了後、室温
で1時間、ついで60℃で1時間攪拌した0反応生成物
を放冷後、−70℃に冷却した。n−ブチルマグネシウ
ムクロライド27ミリモルのジイソアミルエーテル溶液
17m1を−70〜−65℃で反応生成物に30分間か
けて滴下した。反応生成混合物を室温にまで昇温し、担
体を析出させた。担体を濾別し、トルエン各30m1で
3回洗浄した。
担体3.4gのトルエンスラリー23mlに四塩化チタ
ン10mlを加え、90℃で1時間攪拌した。得られた
チタン含有固体を同温度で濾別し、n−へブタン各30
ml!で3回洗浄した。チタン含有固体のトルエンスラ
リー30m1に安息香酸エチル0. 65mfを加え、
90℃で1時間攪拌した。得られたエステル含有固体を
同温度で濾別し、n−へブタン各3 Q m lで2回
、ついでトル。
ン10mlを加え、90℃で1時間攪拌した。得られた
チタン含有固体を同温度で濾別し、n−へブタン各30
ml!で3回洗浄した。チタン含有固体のトルエンスラ
リー30m1に安息香酸エチル0. 65mfを加え、
90℃で1時間攪拌した。得られたエステル含有固体を
同温度で濾別し、n−へブタン各3 Q m lで2回
、ついでトル。
エン30mj!で1回洗浄した。エステル含有固体のト
ルエンスラリー3 Q m Aに四塩化チタン10m1
を加え、90°Cで1時間攪拌した。得られた固体触媒
成分を同温度で濾別し、n−へブタン各30mJで5回
洗浄した。この固体触媒成分にn−へブタン70 m
lを加えてスラリーとした。固体触媒成分のチタン含有
率は2.72重量%であり、その大部分は15〜20μ
の粒径を有していた。
ルエンスラリー3 Q m Aに四塩化チタン10m1
を加え、90°Cで1時間攪拌した。得られた固体触媒
成分を同温度で濾別し、n−へブタン各30mJで5回
洗浄した。この固体触媒成分にn−へブタン70 m
lを加えてスラリーとした。固体触媒成分のチタン含有
率は2.72重量%であり、その大部分は15〜20μ
の粒径を有していた。
−1−合一
攪拌機付きの内容積2I!のオートクレーブ内にトリス
ノニルフェニルホスファイト15■、2゜6−ジー第3
−ブチル−4−メチルフェノール45■及びステアリン
酸カルシウム23■を仕込み、上記固体触媒成分のスラ
リー(固体触媒成分として13.8■)を封入したガラ
スアンプルを取りつけた後、オートクレーブ内を窒素で
置換した。
ノニルフェニルホスファイト15■、2゜6−ジー第3
−ブチル−4−メチルフェノール45■及びステアリン
酸カルシウム23■を仕込み、上記固体触媒成分のスラ
リー(固体触媒成分として13.8■)を封入したガラ
スアンプルを取りつけた後、オートクレーブ内を窒素で
置換した。
’p−’t−)L/イtv#)un、 50え1.工)
I、=(D。−〜ブタン溶液5.’1ml、ついでトリ
エチルアルミニウムl、52ミリモルのn−へブタン溶
液6゜4mlをオートクレーブに仕込んだ。水素を圧力
が0.9kg/c−になるまで加え、液体プロピレン1
200mJをオートクレーブに導入し、オートクレーブ
を振とうした。この後、実施例1におけると同様にして
プロピレンの重合反応を行った。
I、=(D。−〜ブタン溶液5.’1ml、ついでトリ
エチルアルミニウムl、52ミリモルのn−へブタン溶
液6゜4mlをオートクレーブに仕込んだ。水素を圧力
が0.9kg/c−になるまで加え、液体プロピレン1
200mJをオートクレーブに導入し、オートクレーブ
を振とうした。この後、実施例1におけると同様にして
プロピレンの重合反応を行った。
重合活性は14800SH1は94.5%、MIは3.
2g/10分、嵩比重は0.43であった。生成ポリプ
ロピレンは流動性が良好であり、その80%以上は粒径
が0.25mm以上であった。
2g/10分、嵩比重は0.43であった。生成ポリプ
ロピレンは流動性が良好であり、その80%以上は粒径
が0.25mm以上であった。
熱分解開始温度は229℃であった。なお、重合時に添
加剤を使用しないで得られたポリプロピレンの熱分解開
始温度は216℃であった。
加剤を使用しないで得られたポリプロピレンの熱分解開
始温度は216℃であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 炭素数3以上のα−オレフィンを、抗酸化剤、紫外線吸
収剤及び脂肪族カルボン酸金属塩からなる群から選ばれ
る添加剤の存在下に、下記成分から得られる触媒を用い
て重合させることを特徴とするポリオレフィンの製造法
。 記 ¥成分[A]¥ マグネシウム、ハロゲン、チタン及び電子供与体を必須
構成成分とする固体触媒成分。 ¥成分[B]¥ トリアルキルアルミニウム。 ¥成分[C]¥ 式R^1nSi(OR^2)_4_−_n (式中、R^1及びR^2は炭化水素基であり、nは0
、1、2又は3である。)で示される珪素化合物、芳香
族カルボン酸エステル、及び 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭化水素基であり、R^4、R^5、R^
6及びR^7は水素又は炭化水素基であり、R^4とR
^5及びR^6とR^7のそれぞれ少なくとも一方は炭
化水素基である。 )で示される含窒素化合物からなる群から選ばれる化合
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17515084A JPS6155103A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | ポリオレフインの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17515084A JPS6155103A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | ポリオレフインの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155103A true JPS6155103A (ja) | 1986-03-19 |
JPH0535169B2 JPH0535169B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=15991143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17515084A Granted JPS6155103A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | ポリオレフインの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6155103A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341511A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-22 | エニーケム・シンテシース・エセ・ピ・ア | 熱安定化α−オレフィン(共)重合体の製法 |
JPH0253804A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-02-22 | Ciba Geigy Ag | 熱安定性オレフィンポリマーの製造方法 |
WO2002038623A1 (en) * | 2000-11-09 | 2002-05-16 | Samsung General Chemicals Co., Ltd. | Method for producing homo- and co-polymers of ethylene |
JP2020139048A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 東邦チタニウム株式会社 | オレフィン類重合用固体触媒成分、オレフィン類重合用触媒及びオレフィン類重合体の製造方法 |
JP2020164685A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三井化学株式会社 | オレフィン重合体の製造方法 |
WO2021221987A1 (en) | 2020-04-30 | 2021-11-04 | Dow Global Technologies Llc | Ziegler-natta (pro)catalyst systems made with azaheterocyclic compound |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529088A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Method for preparing polyolefin |
JPS5842604A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | Ube Ind Ltd | α−オレフインの重合法 |
JPS58138706A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン系重合体の製造方法 |
JPS58138715A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン類の重合方法 |
JPS58154704A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-14 | Ube Ind Ltd | α−オレフインの重合法 |
JPS58179206A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | Ube Ind Ltd | α−オレフイン重合用固体触媒成分の調製法 |
JPS5947210A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン共重合体の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP17515084A patent/JPS6155103A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529088A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Method for preparing polyolefin |
JPS5842604A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-12 | Ube Ind Ltd | α−オレフインの重合法 |
JPS58138706A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン系重合体の製造方法 |
JPS58138715A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン類の重合方法 |
JPS58154704A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-14 | Ube Ind Ltd | α−オレフインの重合法 |
JPS58179206A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | Ube Ind Ltd | α−オレフイン重合用固体触媒成分の調製法 |
JPS5947210A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン共重合体の製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341511A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-22 | エニーケム・シンテシース・エセ・ピ・ア | 熱安定化α−オレフィン(共)重合体の製法 |
JPH0253804A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-02-22 | Ciba Geigy Ag | 熱安定性オレフィンポリマーの製造方法 |
WO2002038623A1 (en) * | 2000-11-09 | 2002-05-16 | Samsung General Chemicals Co., Ltd. | Method for producing homo- and co-polymers of ethylene |
KR100389477B1 (ko) * | 2000-11-09 | 2003-06-27 | 삼성종합화학주식회사 | 에틸렌 중합체 및 공중합체 제조방법 |
JP2020139048A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 東邦チタニウム株式会社 | オレフィン類重合用固体触媒成分、オレフィン類重合用触媒及びオレフィン類重合体の製造方法 |
JP2020164685A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三井化学株式会社 | オレフィン重合体の製造方法 |
WO2021221987A1 (en) | 2020-04-30 | 2021-11-04 | Dow Global Technologies Llc | Ziegler-natta (pro)catalyst systems made with azaheterocyclic compound |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535169B2 (ja) | 1993-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0291958A2 (en) | Process for producing stereoregular polymers having a narrow molecular weight distribution | |
JPS5952166B2 (ja) | ポリオレフインの製造方法 | |
US4159256A (en) | Catalyst for polymerizing olefins and polymerization method of olefins carried out therewith | |
EP2644627A1 (en) | Catalyst for polymerization of olefins comprising thienyl-substituted silanes | |
JPS6155103A (ja) | ポリオレフインの製造法 | |
JP3489889B2 (ja) | オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法、オレフィン重合用触媒及びオレフィン重合体の製造方法 | |
JPS6281405A (ja) | α−オレフイン重合用触媒の調製法 | |
CS268812B2 (en) | Method of olefins polymerization | |
JP3247448B2 (ja) | α−オレフィンの重合方法 | |
JPS62169803A (ja) | オレフイン類重合用触媒 | |
KR900004669B1 (ko) | 에틸렌의 중합방법 | |
JPH08143621A (ja) | α−オレフィンの重合方法 | |
JPS61181807A (ja) | プロピレン重合体の製造方法 | |
JP2927870B2 (ja) | α―オレフィンの重合方法 | |
JP2507770B2 (ja) | 接着用ポリプロピレン樹脂組成物 | |
JPS6067505A (ja) | ポリオレフインの製造方法 | |
JP2660967B2 (ja) | オレフィン重合体の製造法 | |
JP3647561B2 (ja) | オレフィン系重合体の製造方法 | |
JPH08301920A (ja) | α−オレフィンの重合方法 | |
JPS58103510A (ja) | オレフイン重合体の製造方法 | |
JPH0233044B2 (ja) | ||
JPS5842603A (ja) | α−オレフイン重合用固体触媒成分の調製法 | |
JPH04331211A (ja) | α−オレフィンの重合方法 | |
JPH0423811A (ja) | α―オレフィン重合方法 | |
JPS59164306A (ja) | α−オレフインの重合法 |