JPS6152345A - 超塑性Al合金 - Google Patents
超塑性Al合金Info
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- JPS6152345A JPS6152345A JP17341184A JP17341184A JPS6152345A JP S6152345 A JPS6152345 A JP S6152345A JP 17341184 A JP17341184 A JP 17341184A JP 17341184 A JP17341184 A JP 17341184A JP S6152345 A JPS6152345 A JP S6152345A
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- Japan
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- alloy
- superplastic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、すぐれた超塑性特性を有するAl合金に関
するものである。
するものである。
一般に、超塑性合金とは、通常400〜600 ℃の
範囲内の選定された温度で、所定の加工速度にて高温引
張変形を施した場合に1少なくとも300%以上の伸び
を示す合金をい\、この超塑性合金によれば、プラスチ
ック成形の場合と同様に1例えば板材を空気圧にてブロ
ー成形するととによって、形状が複雑なものや、大型の
ものを一体成形できることから、近年建材パネルや航空
機部品などの製造に用いられている。
範囲内の選定された温度で、所定の加工速度にて高温引
張変形を施した場合に1少なくとも300%以上の伸び
を示す合金をい\、この超塑性合金によれば、プラスチ
ック成形の場合と同様に1例えば板材を空気圧にてブロ
ー成形するととによって、形状が複雑なものや、大型の
ものを一体成形できることから、近年建材パネルや航空
機部品などの製造に用いられている。
(従来の技術)
現在、超塑性Al合金としては各種の成分系のものが見
出されているが、その1つにJ工55083合金がある
。
出されているが、その1つにJ工55083合金がある
。
このJ工85083合金は、Mg:4.O〜4.9%、
Mn:Q、4〜1.0%、Or : 0.05〜0.2
5%を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有しており、耐食性およびアルマイト
表面処理性にすぐれ、さらに高強度を有する非熱処理型
構造用Al合金であって、超塑性特性の評価基準となる
高温伸びも初期ひずみ速度: 1. l X l O−
”/sec 、変形温度:540TC1条件で300−
程度を示すものである。
Mn:Q、4〜1.0%、Or : 0.05〜0.2
5%を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有しており、耐食性およびアルマイト
表面処理性にすぐれ、さらに高強度を有する非熱処理型
構造用Al合金であって、超塑性特性の評価基準となる
高温伸びも初期ひずみ速度: 1. l X l O−
”/sec 、変形温度:540TC1条件で300−
程度を示すものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のようにJ工E15083合金は、すぐれた特性を
もつので、広い分野で利用されている。しかし、伸びが
300−程度の超塑性特性では、加工条件により一層の
苛酷さが要求される場合には十分これに対処することが
できないという問題点があった 本発明者等は、このJ185083合金に着目し、この
超塑性Al合金のもつすぐれた特性を損うことなく、さ
らに、苛酷な加工条件にも対応のできる、一段とすぐれ
た超塑性特性を有する超塑性Al合金を提供するもので
ある。
もつので、広い分野で利用されている。しかし、伸びが
300−程度の超塑性特性では、加工条件により一層の
苛酷さが要求される場合には十分これに対処することが
できないという問題点があった 本発明者等は、このJ185083合金に着目し、この
超塑性Al合金のもつすぐれた特性を損うことなく、さ
らに、苛酷な加工条件にも対応のできる、一段とすぐれ
た超塑性特性を有する超塑性Al合金を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明者等は、上記の問題点′f、解決すべく研究全行
りた結果、重fiチで、Mg:3.s〜6%を含有し、
Mn:0.t〜1q6、Or : 0.05〜0.35
%、Zr:0.03〜0.25チのうちの1種または
2種以上全含有し、さらK au : 0.12〜2
%、Bθ:0.0001〜o、oosチを含有し、さら
に必11に応じてTi:0.OI S−0.25%、B
:0.0001〜0.1%、V:0.01〜0.2q6
、kJb: 0.01.0.2%、Ta : 0.OI
No、 2 %、lli:Q、Ql〜0.5%、W
: 0.01〜0.5 %、Mo二〇、ol〜0.2%
、Hf:0.01〜0.10%、Zn:0.25〜1.
5%、希土類元素:0.01〜0.25%、G@:0、
Ol〜0.5 %、 Bi : 0.01〜0.5
%、 Ag :0、1 N0.5%、xJi :
0.IA−0.51、8n:0.01〜0.5 %、
Sb : 0.0 1〜0.5 %、Oll:0.
1〜0.5チのうちのlltまたは2種以上でかつZn
を除いた他の成分についてはその合計量で1.0−以下
を含有し、残りがム1と不可避不純物からなる組成を有
するAl合金を得るに至ったのである。
りた結果、重fiチで、Mg:3.s〜6%を含有し、
Mn:0.t〜1q6、Or : 0.05〜0.35
%、Zr:0.03〜0.25チのうちの1種または
2種以上全含有し、さらK au : 0.12〜2
%、Bθ:0.0001〜o、oosチを含有し、さら
に必11に応じてTi:0.OI S−0.25%、B
:0.0001〜0.1%、V:0.01〜0.2q6
、kJb: 0.01.0.2%、Ta : 0.OI
No、 2 %、lli:Q、Ql〜0.5%、W
: 0.01〜0.5 %、Mo二〇、ol〜0.2%
、Hf:0.01〜0.10%、Zn:0.25〜1.
5%、希土類元素:0.01〜0.25%、G@:0、
Ol〜0.5 %、 Bi : 0.01〜0.5
%、 Ag :0、1 N0.5%、xJi :
0.IA−0.51、8n:0.01〜0.5 %、
Sb : 0.0 1〜0.5 %、Oll:0.
1〜0.5チのうちのlltまたは2種以上でかつZn
を除いた他の成分についてはその合計量で1.0−以下
を含有し、残りがム1と不可避不純物からなる組成を有
するAl合金を得るに至ったのである。
なお、この発明のAl合合金>いては、不可避不純物と
してFe f:含有する場合があるが、その含有量が0
.4%以下であれば、合金特性が何ら損なわれるもので
はない。
してFe f:含有する場合があるが、その含有量が0
.4%以下であれば、合金特性が何ら損なわれるもので
はない。
また、この発明のAl合金は、通常の溶mts造法によ
りスラブとした後、450〜53(lの範囲内の温度に
1〜48時間保持の条件で均質化処理を施し、ついで均
貿化処理後のスラブに、250〜530℃の範囲内の温
度で、30−以上の圧下率にて熱間圧[を施17て熱延
板とし、引続いて40%以上の加工率にて冷間加工を施
して最終板厚を有する冷延板に加工されるが、この場合
、均質化処理に際しては、処理温度までの昇温をlθ〜
200で/ hrの徐昇温とするのが望ましく、これK
よって通常の昇温速度による均質化処理に比して超塑性
特性が向上したものになるが、これはMn、0rS2p
よびzrの析出がよシ均一にして微細Keることに原因
するものである。
りスラブとした後、450〜53(lの範囲内の温度に
1〜48時間保持の条件で均質化処理を施し、ついで均
貿化処理後のスラブに、250〜530℃の範囲内の温
度で、30−以上の圧下率にて熱間圧[を施17て熱延
板とし、引続いて40%以上の加工率にて冷間加工を施
して最終板厚を有する冷延板に加工されるが、この場合
、均質化処理に際しては、処理温度までの昇温をlθ〜
200で/ hrの徐昇温とするのが望ましく、これK
よって通常の昇温速度による均質化処理に比して超塑性
特性が向上したものになるが、これはMn、0rS2p
よびzrの析出がよシ均一にして微細Keることに原因
するものである。
さらに1この発明のAl合金においては、超稟性変形加
工に際して、変形加工温度への加熱過程、あるいは変形
加工中に再結晶が起るので、冷間圧延後に、超塑性特性
付与のだめの再結晶処理を必ずしも胞す必Jaはない。
工に際して、変形加工温度への加熱過程、あるいは変形
加工中に再結晶が起るので、冷間圧延後に、超塑性特性
付与のだめの再結晶処理を必ずしも胞す必Jaはない。
(作 用)
この発明は、J工85083合金に、Cu fO312
〜2−含有させると、再結晶促進効果によ)て結晶粒が
微細化すると共に1結晶粒界の移動およびすべりが促進
されるようkなり、この結果一段とすぐれだ超塑性特性
を示し、B@ f、0.0001〜0005チ含有させ
ると、ji!!塑性特性と共に鋳造性、熱間圧#IC件
を向上させるようKなり、さらに必要に応じてT1、B
、V%llb、Ta、Ni、W。
〜2−含有させると、再結晶促進効果によ)て結晶粒が
微細化すると共に1結晶粒界の移動およびすべりが促進
されるようkなり、この結果一段とすぐれだ超塑性特性
を示し、B@ f、0.0001〜0005チ含有させ
ると、ji!!塑性特性と共に鋳造性、熱間圧#IC件
を向上させるようKなり、さらに必要に応じてT1、B
、V%llb、Ta、Ni、W。
MOlHf、Zn、希土類元素、GoSBi、Ag、L
i。
i。
Sn、 Sb、 Odのうちの1種または2種以上上
、それぞれ上記に限定しカー範囲で含有させることによ
り、超塑性、機誠的性質などの特性音さらに向上させる
ようになると論う知見にもとづいてなされたものである
。
、それぞれ上記に限定しカー範囲で含有させることによ
り、超塑性、機誠的性質などの特性音さらに向上させる
ようになると論う知見にもとづいてなされたものである
。
つぎに、この発明のAl合金において、成分組成範囲を
上記の通りに限定した理由を説明する。
上記の通りに限定した理由を説明する。
(a) Mg
Mg成分には、再結晶促進効果によって結晶粒を微細化
して超塑性特性を向上させると共に1合金を強化し、さ
らにすぐれた耐食性を付与する作用があるが、その含有
量が3.5チ未満では前記作用に所望の効果が得られず
、一方6チで越えて含有させると、熱間および冷間加工
性が劣化するように々ることがら、その含有@k 3.
5〜6%と定めた。
して超塑性特性を向上させると共に1合金を強化し、さ
らにすぐれた耐食性を付与する作用があるが、その含有
量が3.5チ未満では前記作用に所望の効果が得られず
、一方6チで越えて含有させると、熱間および冷間加工
性が劣化するように々ることがら、その含有@k 3.
5〜6%と定めた。
(b) Mn、 Or、およびZr
これらの成分は、鋳造II′1織先微細化し、さらに均
り化処理あるいは熱間加工中1過飽和固溶体である素地
から均一微細に析出し、これシてよって結晶粒の回復お
よび再結晶化を抑制し、再結晶粒を微細化する作用をも
つが、その含有量が、それぞれMn:0.1’1未満、
Or:Q、05%未滴、およびzr:o、oaチ未溝で
は前記作用に所望の効果が得らレス、一方それぞれMn
:1g、、Or:0.35%、およびZr:0.25チ
を越えた含肩になると、特に大型鋳塊の場合、これらの
成分の巨大金α間化合物が晶出り、 5;’y <々す
、この結果超塑性特性が劣化するようになることから、
この含有3:を、それぞれMn : o、i 〜1 %
、Or n o、o 5〜0.35 %、およびzr:
Q、O3N0.z5チと定めた。
り化処理あるいは熱間加工中1過飽和固溶体である素地
から均一微細に析出し、これシてよって結晶粒の回復お
よび再結晶化を抑制し、再結晶粒を微細化する作用をも
つが、その含有量が、それぞれMn:0.1’1未満、
Or:Q、05%未滴、およびzr:o、oaチ未溝で
は前記作用に所望の効果が得らレス、一方それぞれMn
:1g、、Or:0.35%、およびZr:0.25チ
を越えた含肩になると、特に大型鋳塊の場合、これらの
成分の巨大金α間化合物が晶出り、 5;’y <々す
、この結果超塑性特性が劣化するようになることから、
この含有3:を、それぞれMn : o、i 〜1 %
、Or n o、o 5〜0.35 %、およびzr:
Q、O3N0.z5チと定めた。
(c) 0u
Cu酸成分は、素地を強化するほか再結晶促進効果によ
って結晶粒を微細化し、結晶粒の移動およびすべりを促
奏して超塑性特性t−着しく向上させる作用および最適
変形加工温度を低温側にシフトさせる効果があるが、そ
の含有量が0.工2−未満では所望のすぐれた超嵐性特
性を確保することができず、一方2%を越えて含有させ
ると、熱間加工および冷間加工が困難になることから、
その含有量を0.12〜2チと定めた。
って結晶粒を微細化し、結晶粒の移動およびすべりを促
奏して超塑性特性t−着しく向上させる作用および最適
変形加工温度を低温側にシフトさせる効果があるが、そ
の含有量が0.工2−未満では所望のすぐれた超嵐性特
性を確保することができず、一方2%を越えて含有させ
ると、熱間加工および冷間加工が困難になることから、
その含有量を0.12〜2チと定めた。
(a) B−
Be成分には、超塑性特性を向上させ、超塑性特性の温
度領域を低温側に移行させると共に、鋳造のさいのスラ
ブの割れを防止し、さらに熱間加工性を改善する効果が
らるが、その含有量が0.0001%未満では所望の効
果が得られず、一方0.00596を越えて含有させる
と、熱間および冷間加工性全低下させることから、その
含有量を0.0001〜o、oosチと定めた。
度領域を低温側に移行させると共に、鋳造のさいのスラ
ブの割れを防止し、さらに熱間加工性を改善する効果が
らるが、その含有量が0.0001%未満では所望の効
果が得られず、一方0.00596を越えて含有させる
と、熱間および冷間加工性全低下させることから、その
含有量を0.0001〜o、oosチと定めた。
(−) Ti、B、 V、 Nb、Ta%lli、W
、M0.およびTlt これらの成分は、 Mn、 Or、 Zrと同じように
1鋳造組織を微細化し、さらに均質化処理あるいは熱間
加工中に過飽和固溶体である素地から均一微細に析出し
、これによって再結晶粒を微細化する作用t4ち、その
結果超重性特性を向上させるが、その含有量がT1、V
、Wb、Ta1111、W、Mo。
、M0.およびTlt これらの成分は、 Mn、 Or、 Zrと同じように
1鋳造組織を微細化し、さらに均質化処理あるいは熱間
加工中に過飽和固溶体である素地から均一微細に析出し
、これによって再結晶粒を微細化する作用t4ち、その
結果超重性特性を向上させるが、その含有量がT1、V
、Wb、Ta1111、W、Mo。
Ifにおいてそれぞれ0.01−未満、B:0.0OO
t−未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方T
i:0.25%、B : 0.196. lli :
0.5%、W: 0.5 %、Ht:o、1ofbtt
よびV、Wb、Ta。
t−未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方T
i:0.25%、B : 0.196. lli :
0.5%、W: 0.5 %、Ht:o、1ofbtt
よびV、Wb、Ta。
Moにおいてそれぞれ0.2チを超えて含有させると、
これらの成分の巨大金属間化合物が晶出し易くなり、そ
の結果超重性特性が劣化するようになると共に、熱間お
よび冷間加工性、靭性が低下することから、その含有食
上それぞれTi:0.01〜0.25%、B : 0.
0001〜0.1 %、 V : 0.01〜0.2
%、llb : 0.01〜0.2 %、 ’ra :
0.01〜0.2−1llt:o、ol〜0.5%、
W:0.O2N2.59G、 MO: 0.01〜0
.2 %、オ!ヒHf : 0.01〜0.10 %と
定めた。
これらの成分の巨大金属間化合物が晶出し易くなり、そ
の結果超重性特性が劣化するようになると共に、熱間お
よび冷間加工性、靭性が低下することから、その含有食
上それぞれTi:0.01〜0.25%、B : 0.
0001〜0.1 %、 V : 0.01〜0.2
%、llb : 0.01〜0.2 %、 ’ra :
0.01〜0.2−1llt:o、ol〜0.5%、
W:0.O2N2.59G、 MO: 0.01〜0
.2 %、オ!ヒHf : 0.01〜0.10 %と
定めた。
(f) Zn、希土類元素、Go、Bi、Ag>よび
Liこれらの成分には、合金を強化すると共に、耐応力
腐食割れ性を向上させる作用が多るが、その含有量がZ
n : 0.25−未満、希土類元素:0.01−未満
、Ge:o、ot*未満、ni:o、al1未満、五g
:0.1−未満、およびLi:0.1−未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方Zn:1.5優、希土
類元素:0.25%、およびGe、Bi、Ag 。
Liこれらの成分には、合金を強化すると共に、耐応力
腐食割れ性を向上させる作用が多るが、その含有量がZ
n : 0.25−未満、希土類元素:0.01−未満
、Ge:o、ot*未満、ni:o、al1未満、五g
:0.1−未満、およびLi:0.1−未満では前記作
用に所望の効果が得られず、一方Zn:1.5優、希土
類元素:0.25%、およびGe、Bi、Ag 。
Llにおいてそれぞれ0.5チを越えて含有させると、
耐食性、靭性、および超塑性特性が低下することから、
その含有量をZn:0.25〜1.5%、希土類元素:
0.01〜0.25%、Ge:0.01〜0.5%、B
i:0.01〜0.5%、Ag:Q、l〜0.5%、お
よびI、i : Q、l〜0.5チと定めだ。
耐食性、靭性、および超塑性特性が低下することから、
その含有量をZn:0.25〜1.5%、希土類元素:
0.01〜0.25%、Ge:0.01〜0.5%、B
i:0.01〜0.5%、Ag:Q、l〜0.5%、お
よびI、i : Q、l〜0.5チと定めだ。
(g)sn、sbおよびoa
これらの成分圧は、結晶粒の移動および粒界すべりを促
進し、その結果超塑性特性を向上させる作用があるが、
その含有量がsn:Q、91%未満、81):0.01
チ未満、aa:0.1チ未満では前記作用に所要の効果
が得られず、一方Eln、 Sb、 06においてそれ
ぞれ0.5チを越えて含有させると耐食性、靭性、およ
び超塑性特性が低下することから、その含有量t−8n
: 0.01〜0.5 %、Sb:0.01〜0.5
%、およびaa : 0.1〜0.5チと定めた。
進し、その結果超塑性特性を向上させる作用があるが、
その含有量がsn:Q、91%未満、81):0.01
チ未満、aa:0.1チ未満では前記作用に所要の効果
が得られず、一方Eln、 Sb、 06においてそれ
ぞれ0.5チを越えて含有させると耐食性、靭性、およ
び超塑性特性が低下することから、その含有量t−8n
: 0.01〜0.5 %、Sb:0.01〜0.5
%、およびaa : 0.1〜0.5チと定めた。
なお、前記(eL (f)、(→の項に示した成分のう
ち、Znを除いた他の成分の合計量が1.0−を超えて
含有されると、熱間および冷間加工性、靭性、耐食性、
超塑性特性などが低下することから、その合計含有量K
1−1.0%以下と定めた。
ち、Znを除いた他の成分の合計量が1.0−を超えて
含有されると、熱間および冷間加工性、靭性、耐食性、
超塑性特性などが低下することから、その合計含有量K
1−1.0%以下と定めた。
(実施例)
通常の溶解鋳造法により、それぞれ第1表に示される成
分組成をもった本発明Al合金1〜23および比較ム1
合金1〜8を調製し、鋳造して鋳塊となした後、100
℃/ hrの昇温速度で温度:500℃に徐昇温し、こ
の温度に4時間保持の条件で均質化処理を行ない、つい
でこの鋳塊に圧延開始温度:480’eKて熱間圧延を
施して板厚:8 mmの熱延板とし、引続いてこの熱延
板に通常の条件で冷間圧延を施して最終板厚71.6
mmの冷延板とした。
分組成をもった本発明Al合金1〜23および比較ム1
合金1〜8を調製し、鋳造して鋳塊となした後、100
℃/ hrの昇温速度で温度:500℃に徐昇温し、こ
の温度に4時間保持の条件で均質化処理を行ない、つい
でこの鋳塊に圧延開始温度:480’eKて熱間圧延を
施して板厚:8 mmの熱延板とし、引続いてこの熱延
板に通常の条件で冷間圧延を施して最終板厚71.6
mmの冷延板とした。
つき゛に、この結果得られた本発明Al合金1〜23お
よび比較Al合金1〜8の冷延板について、超塑性特性
を評価する目的で、変形温度=530℃、変形温度まで
の昇温時間:10分、初期ひずみ速度:1.1X10−
’/θθCの条件で高温引張変形試鎖を行ない、全伸び
を測定した。この測定結果を第1表に合せて示した。
よび比較Al合金1〜8の冷延板について、超塑性特性
を評価する目的で、変形温度=530℃、変形温度まで
の昇温時間:10分、初期ひずみ速度:1.1X10−
’/θθCの条件で高温引張変形試鎖を行ない、全伸び
を測定した。この測定結果を第1表に合せて示した。
また、本発明Al合金1〜23および比較Al合金1〜
8の冷延板について、変形温度:530℃でプロー成形
した後、常温で引張試験を行ない、引張強さを測定した
。この測定結果も第り表に合せて示した。1 (発明の効果) 第1表に示される結果から、本発明Al合金1〜23は
、いずれも伸び8380%以上のすぐれた超塑性特性を
有し、従来のJ工55083合金に相当する比較Al合
金8に比べて、超塑性特性が一段とすぐれていることが
明らかである。また、比較Al合金1〜7に見られるよ
うに、構成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1表
に※印を付したもの)がこの発明の範囲から外れると、
所望のすぐれた超塑性特性を確保することができないこ
とも明らかである。
8の冷延板について、変形温度:530℃でプロー成形
した後、常温で引張試験を行ない、引張強さを測定した
。この測定結果も第り表に合せて示した。1 (発明の効果) 第1表に示される結果から、本発明Al合金1〜23は
、いずれも伸び8380%以上のすぐれた超塑性特性を
有し、従来のJ工55083合金に相当する比較Al合
金8に比べて、超塑性特性が一段とすぐれていることが
明らかである。また、比較Al合金1〜7に見られるよ
うに、構成成分のうちのいずれかの成分含有量(第1表
に※印を付したもの)がこの発明の範囲から外れると、
所望のすぐれた超塑性特性を確保することができないこ
とも明らかである。
また、本発明Al合金2および4〜23は比較Al合金
8に比べて、超塑性特性とともに、成形後の引張強さに
おいてもすぐれていることが判る。
8に比べて、超塑性特性とともに、成形後の引張強さに
おいてもすぐれていることが判る。
上述のように、この発明のAl合金は、従来超塑性Al
合金として知られているJ工85083合金に比して一
段とすぐれた超塑性特性を有するものでちる。
合金として知られているJ工85083合金に比して一
段とすぐれた超塑性特性を有するものでちる。
Claims (2)
- (1)Mg:3.5〜6%を含有し、Mn:0.1〜1
%、Cr:0.05〜0.35%、Zr:0.03〜0
.25%のうちの1種または2種以上を含有し、さらに
Cu:0.12〜2%、Be:0.0001〜0.00
5%を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有することを特徴とする超塑性Al合
金。 - (2)Mg:3.5〜6%を含有し、Mn:0.1〜1
%、Cr:0.05〜0.35%、Zr:0.03〜0
.25%のうちの1種または2種以上を含有し、さらに
Cu:0.12〜2%、Be:0.0001〜0.00
5%を含有し、さらにTi:0.01〜0.25%、B
:0.0001〜0.1%、V:0.01〜0.2%、
Nb:0.01〜0.2%、Ta:0.01〜0.2%
、Ni:0.01〜0.5%、W:0.01〜0.5%
、Mo::0.01〜0.2%、Hf:0.01〜0.
10%、Zn:0.25〜1.5%、希土類元素:0.
01〜0.25%、Ge:0.01〜0.5%、Bi:
0.01〜0.5%、Ag:0.1〜0.5%、Li:
0.1〜0.5%、Sn:0.01〜0.5%、Sb:
0.01〜0.5%、Cd:0.1〜0.5%のうちの
1種又は2種以上でかつZnを除いた他の成分について
はその合計量で1.0%以下を含有し、残りがAlと不
可避不純物からなる組成(以上重量%)を有することを
特徴とする超塑性Al合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17341184A JPS6152345A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 超塑性Al合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17341184A JPS6152345A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 超塑性Al合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6152345A true JPS6152345A (ja) | 1986-03-15 |
Family
ID=15959932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17341184A Pending JPS6152345A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 超塑性Al合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6152345A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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