JPS6146148A - 回転電気機械の構造 - Google Patents
回転電気機械の構造Info
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- JPS6146148A JPS6146148A JP59167208A JP16720884A JPS6146148A JP S6146148 A JPS6146148 A JP S6146148A JP 59167208 A JP59167208 A JP 59167208A JP 16720884 A JP16720884 A JP 16720884A JP S6146148 A JPS6146148 A JP S6146148A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/14—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/02—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
- H02P25/022—Synchronous motors
- H02P25/024—Synchronous motors controlled by supply frequency
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転電気機械の構造に関するもので、その中で
も特に単相回転電気機械の構造に関する発明である。単
相回転電気機械の中、代表として単相同期発電機を例に
出し、本発明を説明する。
も特に単相回転電気機械の構造に関する発明である。単
相回転電気機械の中、代表として単相同期発電機を例に
出し、本発明を説明する。
単相同期発電機を自励式ブラシなし構造とするために昭
和57年特許願第49712号や昭和57年特許願第2
17625号において本出願発明の明細書添附図面第1
図を用いて説明すると次のようになる。すなわち第1図
において、巻線接続2、3、7、8より成る固定子電機
子巻線の外側端子1と9の間に巻線接続2と7及び3と
8がそれぞれ直列に、又2−7と3−8が互いに並列に
接続され、巻線接続2と7の間及び3と8の間の中間端
子4と5とする時、変成器の一次巻線及び二次巻線をそ
れぞれ上記端子1−9と4−5に接続して単相自励ブラ
シなし同期発電機を造るのである。
和57年特許願第49712号や昭和57年特許願第2
17625号において本出願発明の明細書添附図面第1
図を用いて説明すると次のようになる。すなわち第1図
において、巻線接続2、3、7、8より成る固定子電機
子巻線の外側端子1と9の間に巻線接続2と7及び3と
8がそれぞれ直列に、又2−7と3−8が互いに並列に
接続され、巻線接続2と7の間及び3と8の間の中間端
子4と5とする時、変成器の一次巻線及び二次巻線をそ
れぞれ上記端子1−9と4−5に接続して単相自励ブラ
シなし同期発電機を造るのである。
このようにすると、単相同期発電機本体の構造を簡単に
して自励式ブラシなし構造を得るのであるが、同時に次
のような欠点もあることが判る。
して自励式ブラシなし構造を得るのであるが、同時に次
のような欠点もあることが判る。
すなわち、電機子巻線中に負荷電流と励磁電流を同時に
流すのであるから、その温度上昇防止のため、電機子巻
線の寸法を大きくしなければないない。中間端子4と5
から流入させる励磁電流の電源は電機子巻線であるから
、無負荷時においても外側端子1と9から励磁電流を変
成器に供給しなければならない。元来、単相同期発電機
の電機子巻線は溝の中の導線配列は全体の溝空間の2/
3だけ使われて、あとの1/3の部分は空けられており
、使われていない。このような使われていない部分を使
うことにより、上記の負荷への電力供給用電機子巻線2
、3、7、8の中を通過する電流を減ずることが出来れ
ば、上記電機子巻線2、3、7、8の断面寸法を小さく
しうるし、それにより回転機構造を小形化しうるし、効
率をも高くしうると考えられる。
流すのであるから、その温度上昇防止のため、電機子巻
線の寸法を大きくしなければないない。中間端子4と5
から流入させる励磁電流の電源は電機子巻線であるから
、無負荷時においても外側端子1と9から励磁電流を変
成器に供給しなければならない。元来、単相同期発電機
の電機子巻線は溝の中の導線配列は全体の溝空間の2/
3だけ使われて、あとの1/3の部分は空けられており
、使われていない。このような使われていない部分を使
うことにより、上記の負荷への電力供給用電機子巻線2
、3、7、8の中を通過する電流を減ずることが出来れ
ば、上記電機子巻線2、3、7、8の断面寸法を小さく
しうるし、それにより回転機構造を小形化しうるし、効
率をも高くしうると考えられる。
本発明は従来の発明である上記の昭和57年特許願第4
9712号や第217625号における上記の欠点をお
ぎない、この種自励式ブラシなし単相回転電気機械にお
ける溝中の導体配列を充分に利用することにより、上記
電機子巻線2、3、7、8中を通過する電流を減じ、以
て単相回転電気機械の構造を小形化し、効率を向上せし
めることを目的とする。
9712号や第217625号における上記の欠点をお
ぎない、この種自励式ブラシなし単相回転電気機械にお
ける溝中の導体配列を充分に利用することにより、上記
電機子巻線2、3、7、8中を通過する電流を減じ、以
て単相回転電気機械の構造を小形化し、効率を向上せし
めることを目的とする。
上に述べたような目的を達成せしめるため、本明ではそ
の具体的な電気接続図例の第1図に示すように、固定子
電機子巻線10の構成を外部接続電線18と接続する端
子1から並列に接続巻線2と3を接続するように配列し
た巻線構造において上記固定子内に上記電機子巻線10
とは別の独立した巻線6を設け、固定子電機子巻線を不
平衡二相巻線より成るものとして、巻線6を上記接続巻
線2及び3とは別の相を造る一相の巻線とし、上記接続
巻線2と3における端子1と反対側の端子4と5に対し
、上記巻線6より電力を興え、それにより巻線2と3に
負荷電流以外に別の励磁電流を循環流通させるのである
。こゝに循環流通とは電流が固定子電機子巻線10の中
を流れ、外部接続電線18の方へは出て行かないことを
云う。固定子電機子巻線10は接続巻線2、3、7、8
より成り、2と7で直列接続、3と8も直列接続するが
、同時に2−7と3−8は互いに並列接続する。この固
定子電機子巻線10の外側端子1と9は外部接続端子1
8を経て負荷12に接続されるが、その中間端子4と5
は巻線6との間でコンデンサー11を経て電気接続され
る。このコンデンサー11はこのように巻線6に対し電
機子巻線2、3、7、8と直列に接続されているが、第
4図のように巻線6に対し電機子巻線2、3、7、8と
並列に接続されても良い。回転子部17の巻線は13、
14のように円筒形や凸極形の鉄と鎖交し、且つ半波整
流器15や16をその回路中に含みながら短絡される。
の具体的な電気接続図例の第1図に示すように、固定子
電機子巻線10の構成を外部接続電線18と接続する端
子1から並列に接続巻線2と3を接続するように配列し
た巻線構造において上記固定子内に上記電機子巻線10
とは別の独立した巻線6を設け、固定子電機子巻線を不
平衡二相巻線より成るものとして、巻線6を上記接続巻
線2及び3とは別の相を造る一相の巻線とし、上記接続
巻線2と3における端子1と反対側の端子4と5に対し
、上記巻線6より電力を興え、それにより巻線2と3に
負荷電流以外に別の励磁電流を循環流通させるのである
。こゝに循環流通とは電流が固定子電機子巻線10の中
を流れ、外部接続電線18の方へは出て行かないことを
云う。固定子電機子巻線10は接続巻線2、3、7、8
より成り、2と7で直列接続、3と8も直列接続するが
、同時に2−7と3−8は互いに並列接続する。この固
定子電機子巻線10の外側端子1と9は外部接続端子1
8を経て負荷12に接続されるが、その中間端子4と5
は巻線6との間でコンデンサー11を経て電気接続され
る。このコンデンサー11はこのように巻線6に対し電
機子巻線2、3、7、8と直列に接続されているが、第
4図のように巻線6に対し電機子巻線2、3、7、8と
並列に接続されても良い。回転子部17の巻線は13、
14のように円筒形や凸極形の鉄と鎖交し、且つ半波整
流器15や16をその回路中に含みながら短絡される。
その一例は既に出願した発明昭和58年特許願第157
455号に述べられている。固定子電機子巻線を2、3
、7、8から成る10の部分と、これとは別の巻線6と
から成るものとし、巻線10と巻線6とはそれぞれが別
の一相を造り、全体で不平衡二相を形成するものとなる
。これを具体的な巻線接続例で示すと、第5図や第6図
のようになる。第5図は単層巻線の例を示し、(a)に
そのコイル配列が示される、端子UとVの間で接続され
るコイル片の接続順を(b)に示す。1〜36の数字で
示されたものは溝又はコイル片の番号である。IとII
はその中間端子である。このような第5図(b)に示さ
れた固定子電機子巻線の一相分に対し、第5図(a)の
ABなる端子間に接続された巻線は他の一相分を示す。
455号に述べられている。固定子電機子巻線を2、3
、7、8から成る10の部分と、これとは別の巻線6と
から成るものとし、巻線10と巻線6とはそれぞれが別
の一相を造り、全体で不平衡二相を形成するものとなる
。これを具体的な巻線接続例で示すと、第5図や第6図
のようになる。第5図は単層巻線の例を示し、(a)に
そのコイル配列が示される、端子UとVの間で接続され
るコイル片の接続順を(b)に示す。1〜36の数字で
示されたものは溝又はコイル片の番号である。IとII
はその中間端子である。このような第5図(b)に示さ
れた固定子電機子巻線の一相分に対し、第5図(a)の
ABなる端子間に接続された巻線は他の一相分を示す。
これによつて不平衡二相巻線が構成される。第6図は二
層巻線の例を示し、(a)は溝中に上下に入れられたコ
イル片が画かれている。実線部は上口片、点線部は下口
片を示し、矢印はある瞬間における電流の方向が示され
る。白矢印(矢印の中が黒くぬられていない矢印)は互
いに方向反対の電流が同じ溝中で流れることを示してい
る。このようなコイル片の接続は(b)により判りやす
い接続として、端子UV間で接続されることが示される
。U1、U2、V1、V2に示すように、この場合には
中間端子が4個示される。Nは短絡中性接続を示す。こ
のように固定子電機子巻線の中の一相が(a)及び(b
)で示されるのに対し、この(a)図の中で空いている
溝中の導体を(c)図に示すように配列し、これを端子
AとBの間で接続すると、(a)と(b)とで互いに独
立の一相巻線となり、合せて不平衡二相巻線が構成され
ることになる。(c)図の中のコイル片に示さ矢印は(
a)図の矢印に対応したもので、ある瞬間の電流方向を
示したものである。
層巻線の例を示し、(a)は溝中に上下に入れられたコ
イル片が画かれている。実線部は上口片、点線部は下口
片を示し、矢印はある瞬間における電流の方向が示され
る。白矢印(矢印の中が黒くぬられていない矢印)は互
いに方向反対の電流が同じ溝中で流れることを示してい
る。このようなコイル片の接続は(b)により判りやす
い接続として、端子UV間で接続されることが示される
。U1、U2、V1、V2に示すように、この場合には
中間端子が4個示される。Nは短絡中性接続を示す。こ
のように固定子電機子巻線の中の一相が(a)及び(b
)で示されるのに対し、この(a)図の中で空いている
溝中の導体を(c)図に示すように配列し、これを端子
AとBの間で接続すると、(a)と(b)とで互いに独
立の一相巻線となり、合せて不平衡二相巻線が構成され
ることになる。(c)図の中のコイル片に示さ矢印は(
a)図の矢印に対応したもので、ある瞬間の電流方向を
示したものである。
第2図においては巻線6から中間端子4、5へ励磁用電
力を興える回路中に整流器19が接続される。整流器1
9は全波整流回路になつているが、第2図の場合、整流
器19の中、半分が制御素子付き整流器20より成り、
これを制御して巻線6から電機子巻線2、3、7、8へ
供給する励磁電流を制御しうる。
力を興える回路中に整流器19が接続される。整流器1
9は全波整流回路になつているが、第2図の場合、整流
器19の中、半分が制御素子付き整流器20より成り、
これを制御して巻線6から電機子巻線2、3、7、8へ
供給する励磁電流を制御しうる。
第3図では変成器21が設けられ、その一次電圧巻線2
4は巻線6からコンデンサー11を通して励磁電流が供
給され、一次電流巻線22は電機子巻線10の外側端子
の9から負荷12に到る間に接続され、二次巻線23は
電機子巻線10の中間端子4、5に電気接続される。
4は巻線6からコンデンサー11を通して励磁電流が供
給され、一次電流巻線22は電機子巻線10の外側端子
の9から負荷12に到る間に接続され、二次巻線23は
電機子巻線10の中間端子4、5に電気接続される。
第1図乃至第4図において電機子巻線10の中を流れる
二種類の電流を第4図で矢印によつて示す。電機子巻線
10の中を端子1から端子9の方へ負荷電流として流す
電流の方向を実線矢印で示し、中間端子5から中間端子
4へ向けて励磁電流として流す電流の方向を点線矢印で
示す。この二種類の電流によつて造られる磁極数は互に
2対1の関係にあることは公知である。例えば実線矢印
の電流で造られる磁極数は、これを2極とする時、点線
矢印の電流で造られる磁極数は4極となる、その模様を
第5図及び第6図で示すと、次のようである。すなわち
第5図(b)に示すコイル片の接続配列において端子U
から端子Vへ向けて流れる方向の電流は第5図(a)の
矢印で示されるように2極の磁極を造る。これに対し中
間端子IからIIへ向けて流れる電流の方向は第5図(
a)の矢印方向とは若干異なり、4極の磁極を造る。第
6図においても同様であつて、第6図(b)に示す外側
端子UからVへ流れる電流の方向は(a)に示す矢印の
方向であり、これによつて造られる磁極の極数は2極で
ある。これに対し(b)図の中間端子U1よりU2へ流
れる電流及び中間端子V1よりV2へ流れる電流の方向
は第6図(a)に示される矢印の方向と若干異なり、こ
れによつて造られる磁極の極数は4極となる。
二種類の電流を第4図で矢印によつて示す。電機子巻線
10の中を端子1から端子9の方へ負荷電流として流す
電流の方向を実線矢印で示し、中間端子5から中間端子
4へ向けて励磁電流として流す電流の方向を点線矢印で
示す。この二種類の電流によつて造られる磁極数は互に
2対1の関係にあることは公知である。例えば実線矢印
の電流で造られる磁極数は、これを2極とする時、点線
矢印の電流で造られる磁極数は4極となる、その模様を
第5図及び第6図で示すと、次のようである。すなわち
第5図(b)に示すコイル片の接続配列において端子U
から端子Vへ向けて流れる方向の電流は第5図(a)の
矢印で示されるように2極の磁極を造る。これに対し中
間端子IからIIへ向けて流れる電流の方向は第5図(
a)の矢印方向とは若干異なり、4極の磁極を造る。第
6図においても同様であつて、第6図(b)に示す外側
端子UからVへ流れる電流の方向は(a)に示す矢印の
方向であり、これによつて造られる磁極の極数は2極で
ある。これに対し(b)図の中間端子U1よりU2へ流
れる電流及び中間端子V1よりV2へ流れる電流の方向
は第6図(a)に示される矢印の方向と若干異なり、こ
れによつて造られる磁極の極数は4極となる。
第7図は回転子巻線13と14が溝中におさめられたコ
イル片16個が示される。コイル片1とコイル片5とで
コイルピツチ4の一つのコイルを造り、他のコイル片も
同様、コイルピツチ4で一つのコイルを造る。これによ
り回転子のある位置では第7図における実線矢印のよう
な、この例では4極巻線としての電圧を発生する。整流
器15が回転子巻線13の回路に挿入されているが、そ
の電圧の方向と整流器15の電流通過方向とは同一で一
致する。一方回転子の他のある関係位置では第7図の点
線矢印のような電圧を発生する。整流器16が回転子巻
線14の回路に挿入されているが、その電圧の方向と整
流器16の電流通過方向とが同一であるために、点線矢
印はその時通過する電流の方向と一致する。このように
して第7図に実線矢印及び点線矢印で示される電流は巻
線回路の抵抗にくらべてインダクタンスが非常に大きい
ため、その回路に発生する交流電圧の正の半波より負の
半波に到る殆んど2πラジアンなる全期間にわたり直流
電流が流れる結果となる。そこで回転子巻線中を流れる
電流は第7図の実線及び点線の矢印のようになり、それ
により造られる磁界は2極となる。この2極磁界を固定
子に対して回転させて第6図(a)に矢印で示す電圧を
発生させる。この矢印の電圧で電機子巻線中に流す電流
は2極の回転磁界を造るのである。このようにして回転
電気機械は2極機として作動することになる。
イル片16個が示される。コイル片1とコイル片5とで
コイルピツチ4の一つのコイルを造り、他のコイル片も
同様、コイルピツチ4で一つのコイルを造る。これによ
り回転子のある位置では第7図における実線矢印のよう
な、この例では4極巻線としての電圧を発生する。整流
器15が回転子巻線13の回路に挿入されているが、そ
の電圧の方向と整流器15の電流通過方向とは同一で一
致する。一方回転子の他のある関係位置では第7図の点
線矢印のような電圧を発生する。整流器16が回転子巻
線14の回路に挿入されているが、その電圧の方向と整
流器16の電流通過方向とが同一であるために、点線矢
印はその時通過する電流の方向と一致する。このように
して第7図に実線矢印及び点線矢印で示される電流は巻
線回路の抵抗にくらべてインダクタンスが非常に大きい
ため、その回路に発生する交流電圧の正の半波より負の
半波に到る殆んど2πラジアンなる全期間にわたり直流
電流が流れる結果となる。そこで回転子巻線中を流れる
電流は第7図の実線及び点線の矢印のようになり、それ
により造られる磁界は2極となる。この2極磁界を固定
子に対して回転させて第6図(a)に矢印で示す電圧を
発生させる。この矢印の電圧で電機子巻線中に流す電流
は2極の回転磁界を造るのである。このようにして回転
電気機械は2極機として作動することになる。
本発明の作動を考えると、次のようになる。固定子の励
磁巻線6から固定子電機子巻線10へ供給した励磁電流
により第5図や第6図の例では4極磁界が造られる。第
1図、第3図、第4図ではそれが4極交番磁界となり、
第2図では4極固定磁界となる。4極固定磁界の場合、
これを受けて回転子巻線13と14には前述の第7図に
おけるような電圧を生じ、電流が流れる。4極交番磁界
の場合、正相分回転磁界と逆相分回転磁界に分解できる
。これを受けて4極の巻線にそれぞれ電機子巻線10に
発生する周波数fと同一周波数及び3倍の周波数3fの
交流電圧を誘起する。これらは無負荷時に必要な界磁電
流を回転子巻線13と14に流す。負荷時には負荷電流
が電機子巻線10の中を流れ、それによる交番磁界を生
じ、その逆相分回転磁界が回転子巻線13と14を切り
、周波数2fの起電力を回転子巻線13と14に発生し
、その電圧によりやはり第7図の矢印の方向の電流を流
す。
磁巻線6から固定子電機子巻線10へ供給した励磁電流
により第5図や第6図の例では4極磁界が造られる。第
1図、第3図、第4図ではそれが4極交番磁界となり、
第2図では4極固定磁界となる。4極固定磁界の場合、
これを受けて回転子巻線13と14には前述の第7図に
おけるような電圧を生じ、電流が流れる。4極交番磁界
の場合、正相分回転磁界と逆相分回転磁界に分解できる
。これを受けて4極の巻線にそれぞれ電機子巻線10に
発生する周波数fと同一周波数及び3倍の周波数3fの
交流電圧を誘起する。これらは無負荷時に必要な界磁電
流を回転子巻線13と14に流す。負荷時には負荷電流
が電機子巻線10の中を流れ、それによる交番磁界を生
じ、その逆相分回転磁界が回転子巻線13と14を切り
、周波数2fの起電力を回転子巻線13と14に発生し
、その電圧によりやはり第7図の矢印の方向の電流を流
す。
以上の本発明の作用効果をまとめると、次のようになる
。
。
(1)ブラシレス自励の単相同期発電機で代表されるブ
ラシレス単相回転電気機械の固定子溝全体を充分に利用
して、電機子巻線中を通過する電流を減じ、その構造を
小形化しつゝ効率を向上せしめうる。
ラシレス単相回転電気機械の固定子溝全体を充分に利用
して、電機子巻線中を通過する電流を減じ、その構造を
小形化しつゝ効率を向上せしめうる。
(2)第2図の制御素子付き整流器を自動的に制御し、
これを外側端子1−9間の電圧検出値により作動せしめ
ると、負荷の大きさや力率の変動に関係なく、微細に電
圧調整しうるし、簡単な袋置で制御しうることは特長で
ある。
これを外側端子1−9間の電圧検出値により作動せしめ
ると、負荷の大きさや力率の変動に関係なく、微細に電
圧調整しうるし、簡単な袋置で制御しうることは特長で
ある。
(3)第3図のように変成器を補助的に使うときには変
成器の一次及び二次巻線数をタツプやその他の方法で適
当に調整することは容易である。
成器の一次及び二次巻線数をタツプやその他の方法で適
当に調整することは容易である。
第1図は本発明の具体的な電気接続図例。第2図と第3
図はそれぞれ本発明の装置中、固定子部分に関連した所
を示した具体的な部分電気接続図例である。第4図も本
発明の部分的な電気接続図例を示す。第5図は本発明に
用いられる固定子巻線の配列例を示し、第6図も本発明
に用いられる他の固定子巻線の配列例を示す。第7図は
回転子の巻線配列例を示す。また図面に用いられた主要
部の符号は下記のようである。
図はそれぞれ本発明の装置中、固定子部分に関連した所
を示した具体的な部分電気接続図例である。第4図も本
発明の部分的な電気接続図例を示す。第5図は本発明に
用いられる固定子巻線の配列例を示し、第6図も本発明
に用いられる他の固定子巻線の配列例を示す。第7図は
回転子の巻線配列例を示す。また図面に用いられた主要
部の符号は下記のようである。
Claims (1)
- 固定子電機子巻線の構成を外部接続電線と接続する端子
1から並列に接続巻線2と3を接続するように配列した
巻線構造において、上記固定子内に上記電機子巻線とは
別の独立した巻線6を設け、固定子電機子巻線を不平衡
二相巻線より成るものとして、巻線6上記接続巻線2及
び3とは別の相を造る一相の巻線とし、上記接続巻線2
と3における端子1と反対側の端子4と5に対し上記巻
線6より電力を興え、それにより巻線2と3に負荷電流
以外に別の励磁電流を循環流通させるようにした単相回
転電気機械
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59167208A JPS6146148A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 回転電気機械の構造 |
US06/764,725 US4656410A (en) | 1984-08-09 | 1985-08-12 | Construction of single-phase electric rotating machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59167208A JPS6146148A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 回転電気機械の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146148A true JPS6146148A (ja) | 1986-03-06 |
JPH0519385B2 JPH0519385B2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=15845423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59167208A Granted JPS6146148A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 回転電気機械の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146148A (ja) |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59167208A patent/JPS6146148A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0519385B2 (ja) | 1993-03-16 |
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