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JPS6143054Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143054Y2
JPS6143054Y2 JP1980191250U JP19125080U JPS6143054Y2 JP S6143054 Y2 JPS6143054 Y2 JP S6143054Y2 JP 1980191250 U JP1980191250 U JP 1980191250U JP 19125080 U JP19125080 U JP 19125080U JP S6143054 Y2 JPS6143054 Y2 JP S6143054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle tip
gas
holding hole
inner diameter
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980191250U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57114219U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980191250U priority Critical patent/JPS6143054Y2/ja
Publication of JPS57114219U publication Critical patent/JPS57114219U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143054Y2 publication Critical patent/JPS6143054Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスバーナに関し、もつと詳しくは
ガラス加工用に適したガラスに関する。
典型的な先行技術は、実開昭50−111728に示さ
れている元混合ガスバーナである。この元混合ガ
スバーナでは、上下に延びる軸線を有する筒体の
上端部に偏平な板状の多孔質材を取付け、筒体内
でその下部には金網が配置される。多孔質材の中
央には炎孔が形成される。
このような先行技術では、多孔質材において、
炎孔の周囲から可燃性混合気が整流されて噴出さ
れるためには、金網を必要とする。この金網は単
一枚設けられており、整流が不十分である。もし
も金網を多数枚設けるとすると、可燃性混合気の
圧損が大きくなり、希望する火炎長を得ることが
困難となる。また可燃性混合気の金網による圧損
によつて、炎孔からの混合気の流速が低減される
結果となる。したがつてガラス加工などのために
適切な火炎を得ることができない。またこの先行
技術では、多孔質材は筒体を外囲するさや管の上
端部と筒体の上端部との間に挾持されて保持され
る。したがつて部品数の低減が望まれるところで
ある。
本考案の目的は、ガラス加工用に適した鋭い火
炎を得ることができるとともに、構成が簡略化さ
れたガスバーナを提供することである。
本考案は、上下に延び、円筒状に形成され、先
端部から後端部に向けて順に、軸線方向に一様な
内径を有する保持孔4と、保持孔4よりも大径で
あつて軸線方向に一様な内径を有するガス室5と
が同心に形成され、後端部には保持孔4よりも小
さい内径を有する接続筒部7が下方に突出される
筒体2と、筒体2内に収納され、耐熱性を有する
焼結金属から成り、外径は軸線方向に一様である
ノズルチツプであつて、同心にガス流通孔8が形
成され、ガス流通孔8は上方から下方に向けて順
に、小径の噴出部9と、噴出部9から下方に向け
て大径となる円錐部10とから成り、噴出部9と
円錐部10との境界は、保持孔4とガス室5との
境界に一致している。そのようなノズルチツプ3
とを含み、ノズルチツプ3の上端部は筒体2の保
持孔4内でその上端面よりも下方にあり、ノズル
チツプ3の下端部は、ガス室5内で筒体2の後端
部から間隔をあけて上方にあり、ノズルチツプ3
の外周は筒体2の保持孔4に挿嵌して保持され、
ガス流通孔8の円錐部10の下端内径は接続筒部
7の内径とほぼ等しく選ばれていることを特徴と
するガスバーナである。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。図面は本考案の一実施例の断面図であり、第
2図は第1図の切断面線−から見た断面図で
ある。このガスバーナ1は、基本的に円筒状の筒
体2内に、ノズルチツプ3を嵌着して成り、たと
えばガラス加工用として用いられる。
筒体2は、金属たとえば真鍮から成り、その先
端部(第1図の上端部)から後端部に向けて順
に、保持孔4、保持孔4よりも大径のガス室5が
同心に形成される。筒体2の後端部には、外ねじ
6を備える接続筒部7が突出されており、この接
続筒部7にはガス燃料たとえば都市ガスおよび空
気を供給するための接続管が螺着される。
ノズルチツプ3は、耐熱性を有する焼結金属た
とえばステンレス焼結金属から成り、円柱状に形
成される。ノズルチツプ3には、ガス流通孔8が
同心に形成されており、そのガス流通孔8は第1
図の上方から下方に向けて順に、小径の噴出部9
と、噴出部9から下方に向けて大径となる円錐部
10とから成る。ノズルチツプ3の外周は、筒体
2の保持孔4に挿嵌して保持され得る程度に選ば
れており、ノズルチツプ3はその軸線方向に沿う
途中までをガス室5に臨ませて保持孔4で保持さ
れる。そのため、円錐部10に対応する部分にお
けるノズルチツプ3の外周面と、筒体2のガス室
5の内周面との間には環状の間隙11が形成され
る。
接続筒部7は、筒体2の下方に突出する。また
第1図に明らかに示されるように噴出部9と円錐
部10との境界は保持孔4とガス室5との境界に
一致している。ノズルチツプ3の上端部は、筒体
2の保持孔4内でその上端面よりも下方にある。
ノズルチツプ3の下端部は、ガス室5内で筒体2
の後端部から間隔をあけて上方にある。ガス流通
孔8の円錐部10の下端内径は接続筒部7の内径
とほぼ等しく選ばれている。
このように構成されたガスバーナ1において、
ガス室5に供給されたガス燃料および空気の一部
はガス流通孔8を流過してノズルチツプ3の先端
部中央に主炎12を形成する。一方、残余の燃料
ガスおよび空気は、矢符13で示すように、ノズ
ルチツプ3の壁部を流通し、ノズルチツプ3の先
端面3aで燃焼して保炎14を形成する。したが
つて、主炎12が、保炎14によつて囲まれて、
良好な燃焼を達成することができる。
なお、保炎14を形成する燃料ガスおよび空気
の流量は、(1)ノズルチツプ3を構成する焼結金属
の密度、(2)間隙11に臨むノズルチツプ3の外周
面積、および(3)ノズルチツプ3の後端面3bの面
積によつて定まる。さらに主炎12を形成する燃
料ガスおよび空気の流量は、(4)噴出部9の流通断
面積によつて定まる。したがつて、前記各条件(1)
〜(4)を変化させることによつて主炎12および保
炎14の大きさを変えることができる。
このガスバーナ1においては、燃料ガスおよび
空気の混合ガスの他に、燃料ガスおよび酸素の混
合ガスを用いることも可能である。
本件ガスバーナ1は、上述のガラス加工用とし
てだけでなく、歯科材料加工用あるいは彫金用な
どに関連して広い分野で使用することができる。
以上のように本考案によれば次のような効果が
達成される。
(a) 筒体2の保持孔4にはノズルチツプ3が挿嵌
されて保持されるので、構成が極めて簡単であ
る。
(b) ノズルチツプ3の噴出部9と円錐部10との
境界は保持孔4とガス室5との境界に一致して
いる。すなわち小径の噴出部9は、保持孔4の
位置に一致している。したがつてノズルチツプ
3を保持孔4に強固に嵌入しても、そのノズル
チツプ3が変形してしまうことはなく、筒体2
とノズルチツプ3との強固な固着が可能にな
る。
(c) ノズルチツプ3のガス流通孔8は、上方から
下方に向けて順に、小径の噴出部9と、噴出部
9から下方に向けて大径となる円錐部10とか
ら成る。この円錐部10の下端内径は、接続筒
部7の内径とほぼ等しく選ばれている。したが
つて接続筒部7からのガスは円錐部10から小
径の噴出部9に導かれることになる。したがつ
て噴出部9からは希望する比較的高い速度でガ
スが噴出され、しかも整流されることになる。
そのため希望する火炎長を有する鋭い火炎を達
成することが可能となる。
(d) ノズルチツプ3の下端部はガス室5内で筒体
2の後端部から間隔をあけて上方にある。また
ノズルチツプ3の外周面とガス室5の内周面と
の間には間隔が存在する。さらにまたガス流通
孔8には円錐部10が形成されている。これら
の構成によつて接続筒部7からのガスは、焼結
金属から成るノズルチツプ3内に確実に入り込
み、保炎14を良好な燃焼状態で形成すること
が可能になる。
(e) このようにして前述の先行技術に関連して述
べた金網などを本考案では必要とせず、このこ
とによつてもまた構成が簡略化されるととも
に、金網が高温度によつて寿命が短く、したが
つて交換を必要とし、メンテナンスが繁雑であ
るという問題が、本考案では解決される。また
先行技術において金網を複数枚設けて整流を行
なう必要が、本考案では生ぜず、したがつて上
述のようにメンテナンスが簡略化されるだけで
なく、本考案では圧損が低減される。これによ
つて希望するガラス加工に最適な火炎を得るこ
とが可能になる。
(f) 上述のようにノズルチツプ3の噴出部9と円
錐部10との境界は、保持孔4とガス室5との
境界に一致している。このような構成は、噴出
部9をある程度長くすることにより、火炎がガ
ス室5内の混合ガスに伝播する逆火減少を防止
する役目がある。また、混合ガス流においては
円錐部10において十分な整流がなされたの
ち、噴出部9において火炎の太さを決定するも
のである。したがつて安定した火炎を得ようと
するならば、噴出部9と円錐部10との組合わ
せが必要である。
(g) ノズルチツプ3の外径は、第1図の上下の軸
線方向に一様であり、またガス室5の内径もそ
の軸線方向に一様である。したがつてノズルチ
ツプ3の外周面とガス室5の内周面との間には
間隔が存在する。この隙間の働きを述べる。単
一のバーナによつて火炎長の異なる火炎を得よ
うとすれば、ガス燃料と、空気または酸素の混
合比を変化させるやり方と、その混合比を一定
のままで混合ガス圧または量の変化を行なうや
り方とがあり、いずれのやり方においてもバー
ナ内圧が変化する。本考案に従うバーナでは、
バーナ内圧の変化が主炎によりよく現れる傾向
がある。したがつて上述のように隙間を設ける
ことによつて保炎が主炎に最適な大きさとなる
ことが可能となる。ガス室5の空間は直接混合
ガスが噴出部9にストレートに流入することを
防止している。すなわちクツシヨンの役目を持
ち、同等の混合ガス圧が主炎および保炎にかか
るようにしてある。このことは本考案の重要な
効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図の切断面線−から見た断面図である。 1……ガスバーナ、2……筒体、3……ノズル
チツプ、4……保持孔、8……ガス流通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下に延び、円筒状に形成され、先端部から後
    端部に向けて順に、軸線方向に一様な内径を有す
    る保持孔4と、保持孔4よりも大径であつて軸線
    方向に一様な内径を有するガス室5とが同心に形
    成され、後端部には保持孔4よりも小さい内径を
    有する接続筒部7が下方に突出される筒体2と、 筒体2内に収納され、耐熱性を有する焼結金属
    から成り、外径は軸線方向に一様であるノズルチ
    ツプであつて、同心にガス流通孔8が形成され、
    ガス流通孔8は上方から下方に向けて順に、小径
    の噴出部9と、噴出部9から下方に向けて大径と
    なる円錐部10とから成り、噴出部9と円錐部1
    0との境界は、保持孔4とガス室5との境界に一
    致している。そのようなノズルチツプ3とを含
    み、 ノズルチツプ3の上端部は筒体2の保持孔4内
    でその上端面よりも下方にあり、 ノズルチツプ3の下端部は、ガス室5内で筒体
    2の後端部から間隔をあけて上方にあり、 ノズルチツプ3の外周は筒体2の保持孔4に挿
    嵌して保持され、 ガス流通孔8の円錐部10の下端内径は接続筒
    部7の内径とほぼ等しく選ばれていることを特徴
    とするガスバーナ。
JP1980191250U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS6143054Y2 (ja)

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JP1980191250U JPS6143054Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JP1980191250U JPS6143054Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS57114219U JPS57114219U (ja) 1982-07-15
JPS6143054Y2 true JPS6143054Y2 (ja) 1986-12-05

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ID=29995693

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JP1980191250U Expired JPS6143054Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4547505B2 (ja) * 2004-05-25 2010-09-22 学校法人日本大学 歯科技工小型ブンゼンバーナ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49132624A (ja) * 1973-04-25 1974-12-19
JPH032833U (ja) * 1989-05-31 1991-01-11
JPH04930U (ja) * 1990-04-17 1992-01-07

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JPS49132624A (ja) * 1973-04-25 1974-12-19
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JPH04930U (ja) * 1990-04-17 1992-01-07

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