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JPS6142309A - 粉末消泡剤 - Google Patents

粉末消泡剤

Info

Publication number
JPS6142309A
JPS6142309A JP16455184A JP16455184A JPS6142309A JP S6142309 A JPS6142309 A JP S6142309A JP 16455184 A JP16455184 A JP 16455184A JP 16455184 A JP16455184 A JP 16455184A JP S6142309 A JPS6142309 A JP S6142309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organopolysiloxane
cyclodextrin
powder
defoaming agent
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16455184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0283B2 (ja
Inventor
Fumio Okada
文夫 岡田
Masaaki Yamatani
正明 山谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP16455184A priority Critical patent/JPS6142309A/ja
Publication of JPS6142309A publication Critical patent/JPS6142309A/ja
Publication of JPH0283B2 publication Critical patent/JPH0283B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粉末消泡剤、特には作業性、流動性、消泡性、
水系への分散性にすぐれ、かつ経時変化することのない
粉末消泡剤に関するものである。
(従来の技術) 工業的に発生する各種の泡を消すという目的においては
すでに各種の消泡剤が公知とされており。
特にオルガノポリシロキサンを消泡有効成分とするもの
が広く使用されている。そして、このシリコーン系消泡
剤は通常溶剤型、エマルジョン型の液状で使用されてい
るが、この液状消泡剤C二は被処理物が粉体製品である
場合(二は操作が行ないにくいという不利があるほか、
それ自体が経時変化を起し易いという欠点があるため、
シリコーン樹脂を各種の粉体に吸着させた粉末状消泡剤
が開発されており、これらは1)オルガノポリシロキチ
ン成分ラメチルセルロース、ポリビニルアルコールなど
の水溶性樹脂あるいはアカシアゴム、トラガラントゴム
などの水溶性ゴムを用いて乳化分散させ、生成したエマ
ルジョンを噴霧乾燥させてカプセル化したもの、2)オ
ルガノポリシロキチン成分を紫外線硬化性物質でカプセ
ル化したもの、3)オルガノポリシロキサン成分を無機
質あるいは有機質の水溶性物質上に分散または被覆させ
たものの3種類に大別へれる。
しかしなから、この1)のものはカプセルの外壁を構成
している水溶性の樹脂あるいはゴムが水分で膨張、崩壊
し、その結果カプセル内部の消泡剤成分が放出されるの
であるか、カプセル自身か吸湿性を有しているため、僅
かの水分でもベタつくようになり、結果においてサラサ
ラした粉末形態が経時変化でベタリいたり、塊状とt〔
つたり、保存安定性がわるく、使用時に粉末状物質に添
加したと舞の流動性が失なわれてしまうという欠点があ
る。上記した2)のものについてはビニル基含有ポリシ
ロキサンとヒドロシリル結合(!E81H)含有ポリシ
ロキサンあるいはメルカプト基含有ポリシロキサンとを
紫外線照射で架橋させ、カプセル化したものが知られて
いるが、このカプセルが水や熱では容易に破壊されない
ので、水系の発泡では有効に作用せず、消泡性能(二問
題かある。また3)については例えば水酸化マグネシウ
ム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、重炭酸ナト
リウム、乳糖、粒径が20mμ程度の結晶性α−セルロ
ース、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ゼラ
チンなどを担体とする方法、および炭酸塩lニオルガノ
シロキチン成分を吸着させて、この上にけい酸塩、ゼラ
チン、セルロース誘導体によってマイクロカプセル化す
る方法、固体状のオルガノポリシロキチンを用いる方法
などが知られているか、これらは一般にベタリき易く、
多量の消泡剤成分を含有させることかで舞ないという不
利があり、また水系への分散性がわるいという共通した
欠点がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した粉末消泡剤に関する
もので、これは1)平均組成式%式% (こ−にRは炭素数1〜20の1価炭化水素基、0≦a
≦1.1.9≦a+b≦2.203で示されるオルガノ
ポリシロキチン80〜981r槍部と微粉末シリカ20
〜2璽愉部とからなるオルガノポリシロキチン組成物1
5〜50璽曽%と2)サイクロデキストリン85〜50
璽量%とからなることを特徴とするものである。
すなわち1本発明者らは粉末消泡剤の改質C二ついて種
々検討した結果、消泡剤成分としてのオルガノポリシロ
キサンと微粉末シリカとからなるオルガノポリシロキチ
ン組成物にサイクロデキストリンを添加すると、このサ
イクロデキストリンが円錐台状の構造をしており、その
外側が水酸基の作用で親水性であるのg二対し内壁部分
の空洞が無極性の疎水性となっていて有機物を取り込む
能力をもっているものであることから、サイクロデキス
トリンで被覆されたオルガノシロキサンが流動性のある
粉末状となるが、サイクロデキストリンが吸湿性でない
ためにこのものは経時変化せず、さらにはこの外壁側が
親水性であるため水中で容易に崩壊して発泡系に迅速に
消泡剤成分としてのオルガノポリシロキサンが供給され
てすぐれた消泡性能を示すので、これは従来の粉末消泡
剤にはない種々の利点を示すということを見出し、この
サイクロデキストリンの種類、配合量などの研究を進め
て本発明を完成させた。
本発明の粉末消泡剤を構成する1)成分としてのオルガ
ノポリシロキサン組成物はオルガノポリシロキチンと微
粉末シリカとからなるものとされる。このオルガノポリ
シロキサンは平均組成式がRa (OH、)b810 
、−a−b  で示され、このR″ はメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、デシル基、
オクタデシル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基
などのアルケニル基、フェニル基、スチリル基などのア
リール基などから選択される同種または異種の炭素数1
〜20の非置換または置換1価炭化水素基で、aがO≦
改≦1を涌だし、かつ1.90≦a+b≦2.20を満
たすものとされる。また、このオルガノポリシロキサン
は直鎖状、分枝状、レジン状のいずれであってもよく、
その粘度は数十センチストークスの液状体から数百万セ
ンチストーゲスの生ゴム状のもののいずれであってもよ
いが、上記のa値についてはaが小さいほど消泡性能が
強く、aが大きくなると有機性物質との親和性が増加し
、従来のシリコーンの欠点であったはじき現象が回避さ
れ、ベインタプル性を示すようになるので、0≦a≦1
.0の範囲とすることがよい。なお、このオルガノシロ
キチンに配合される微粉末シリカは物性、形状などに特
別な制限はなく、湿式法、乾式法のいずれの方法で作ら
れたものでもよいし、これはまたその表面をグロ口νラ
ン、アルコキシシラン、シラザン、アミノシランなどで
処理したものであってもよい。
このオルガノポリシロキサン樹脂組成物は上記したオル
ガノポリシロキサンと微粉末シリカを混合することによ
って作られるが消泡効果を向上させる目的においてはこ
の両者がある程度結合していることがよく、場合によっ
てはこれにバインダーを添加したり、触媒添加によって
オルガノポリシロキサンとシリカ表面のりラノール基と
を反応させる方法などを採ってもよい。なお、このオル
ガノポリシロキサン組成物における微粉末状シリカの配
合量はそれが少なすぎるとベタつき感が生じ、多すぎる
と消泡性が不十分となるのでオルガノポリシロキチン8
0〜98重量部に対し微粉末シリカを20〜2璽量部と
される。
つぎに本発明の粉末消泡剤に使用される2)成分として
のサイクロデキストリンは上記したオルガノポリシロキ
サンを分散吸着するか、被覆するための担体とされるも
のであるか、このものはデンプンにパシルース(Bao
illas) 、11の微生物カ生産するνクロデキス
トナーゼというサイクロデキストリン生産酵素を作用す
ることにより得られるものであり、グルコース(ブドウ
糖)の6〜12単位がα−1,4−グリコシド結合で環
状につながっているという構造をもつものである。した
かって、これは円錐台状の立体構造をとっており、グル
コースの水酸基の配向によって円錐台の外側は親水性と
なるか、内側は親油性になるというものであることから
、これを前記したオルガノボリνロキせン組成物と配合
すると、この配合物は経時変化のない流動性の粉末状物
となるが、サイクロデキストリンはその外側が親水性で
あるため、このものは水分散性がよく、水中では容易に
崩壊して消泡成分としてのオルガノポリシロキチンを溶
出するので、これぽ二よれば常時には安定で経時変化の
ない粉状体で消泡時はすみやかに水中(二分散されて丁
ぐれた消泡性を示すという粉末消泡剤が得られるという
有利性が与えられる。
また、このサイクロデキストリンは天然物のデンプンを
出発原料とするもので天然食品添加剤として指定されて
いるものであるので、上記した])成分としてのオルガ
ノシロキチンを食品添加物公定書の基準を満たすものと
すればこの粉末消泡剤も食品添加用として使用できると
いう有利性が与えられる。
なお、このサイクロデキストリンと1)rFt分として
のオルガノポリシロキサン組成物との配合比はサイクロ
デキストリンの添加量が少なすぎるとベタリ六が生じた
り、流動性がわるくなり、多すぎると消泡剤が不十分と
なるので、オルガノポリシロキサン組成物15〜50盲
肯%に対し、サイクロデキストリン85〜50重量%の
範囲とする必要があるが、好ましくはオルガノポリシロ
キチン組成物20〜45重着%に対しサイクロデキスト
9フ80〜55重量%とされる。
本発明の粉末消泡剤は上記した1)成分と2)成分の所
定量を攪拌混合すること(二よって得ることができるが
、これにはメタノール、エタノールなどのアルコール性
溶媒や塩化メチレンなどの塩素系溶媒または水などを分
散媒として使用して混合後にこれらを除去する方法で行
なってもよく、またこれらの分散性向上のためにポリオ
キシエチレン脂肪酸エステルに代表さねるノニオン系界
面活性剤やアニオン系、カチオン系の界面活性剤、さら
にはポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、ポリエチレングリコールなどの
ような水溶性物質を添加してもよい。
つぎシ一本発明の実施例をあげるか、例中の部は1を都
を、粘度は25℃での測定値を示したものである。
実施例1 粘度が500 o8であるジメチルポリシロキサン95
部と微粉末シリカ5部とからなるオルガノポリシロキチ
ン組成物A10部に、サイクロデキストリン90部とエ
タノール70部を加えて1時間攪拌混合したのち、減圧
下でエタノールを加熱除去して粉末消泡剤■ 100部
を作り、同様の方法でIPsI表5二示した配合比で粉
末消泡剤n〜■を゛作った。
つぎにこれらの粉末消泡剤を清浄なガラス瓶に入れ、瓶
を傾けて容易に移動するかどうか、すなわちベタつきの
有無、流動性をしらべたところ、181表に併記したよ
うな結果が得られ、流動性のある粉末を得るためにはオ
ルガノポリシロキチン組成物を50璽貴%以下にすべき
であることが確認された。
実施例2 082%オレイン酸ソーダ水溶液100gを11のメス
シリンダーl二秤取し、こ\に実施例]で作った粉末消
泡剤■〜■を各々0.3g投入し、ガラスポールフィル
ターを通して1ノ/分の空気を通気してそのときの起泡
量〔泡+装置(m))の経時変化を測定したところ、w
I2表に示したとおりの結果が得られ、この結果から消
泡性能の面からはこの粉末消泡剤はオルガノポリシロキ
チンAを15重着%以上望ましくは20重量%以上含有
するものとする必要のあることが判った。
I8  2   表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1)平均組成式 R_a(CH_3)_bSiO_4_−_a_−_b(
    こゝにR^1は炭素数1〜20の1価炭化水素基、0≦
    a≦1、1.90≦a+b≦2.20)で示されるオル
    ガノポリシロキサン80〜 98重量部と微粉末状シリカ20〜2重量部とからなる
    オルガノポリシロキサン組成物 15〜50重量% 2)サイクロデキストリン 85〜50重量%とからな
    ることを特徴とする粉末消泡剤。
JP16455184A 1984-08-06 1984-08-06 粉末消泡剤 Granted JPS6142309A (ja)

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