JPS6131528Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131528Y2 JPS6131528Y2 JP8065580U JP8065580U JPS6131528Y2 JP S6131528 Y2 JPS6131528 Y2 JP S6131528Y2 JP 8065580 U JP8065580 U JP 8065580U JP 8065580 U JP8065580 U JP 8065580U JP S6131528 Y2 JPS6131528 Y2 JP S6131528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- bolt
- bumper
- flange
- fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用バンパを車体の取付用ス
テーに取付ける取付構造に関する。
テーに取付ける取付構造に関する。
従来、一般に自動車用バンパをステーを介して
車体に取付けるに際しては、第1図に示すよう
に、バンパ10にステー12に適合させた取付穴
11を穿設し、該取付穴11とステー12の取付
穴13とにボルト14を挿通し、上記バンパ10
とステー12とをボルト14、ナツト15により
給合して両者を連結していた。
車体に取付けるに際しては、第1図に示すよう
に、バンパ10にステー12に適合させた取付穴
11を穿設し、該取付穴11とステー12の取付
穴13とにボルト14を挿通し、上記バンパ10
とステー12とをボルト14、ナツト15により
給合して両者を連結していた。
しかし、かかる場合にあつては、バンパ10に
取付穴11を穿設しなければならず、バンパ10
成形後の加工が必要となり、加工作業が煩雑とな
る。この為、第2図に示すようにバンパ10の内
側面に突設したフランジ16に取付穴17を穿設
する方法も採られたが、ボルト14とナツト15
の結合の作業性が困難であるという欠点がある。
取付穴11を穿設しなければならず、バンパ10
成形後の加工が必要となり、加工作業が煩雑とな
る。この為、第2図に示すようにバンパ10の内
側面に突設したフランジ16に取付穴17を穿設
する方法も採られたが、ボルト14とナツト15
の結合の作業性が困難であるという欠点がある。
更に、実公昭46−第31502号公報記載のような
取付構造も提供されているが、これは取付具とボ
ルトが別々に分離して構成されているため、安定
器等の取り付けの際には取付基体に対する取付具
等の位置決めを行ないつつボルトを上下から持つ
て取り付けなければならない。よつて取付作業が
煩雑かつ困難になる。
取付構造も提供されているが、これは取付具とボ
ルトが別々に分離して構成されているため、安定
器等の取り付けの際には取付基体に対する取付具
等の位置決めを行ないつつボルトを上下から持つ
て取り付けなければならない。よつて取付作業が
煩雑かつ困難になる。
この考案は、上記従来の問題点に鑑み案出され
たもので、略U字状に折曲形成された取付具本体
の開口端末部を外方に拡開形成すると共に、上記
取付具本体には、相対向する両取付片を交叉状に
貫通したボルトを立設固定し、更に取付基体の前
端部に穿設された取付穴に、上記ボルトの先端部
を挿通してナツトにより上記取付具本体を仮組付
けし、一方バンパの内側面に、前端部に略U字状
の切欠穴を有するフランジを突出形成し、上記両
取付片間に上記フランジを挾持させると共に上記
切欠穴に上記ボルトを係合させてナツトの共締め
によりバンパを上記取付基体に固定する構成とす
ることにより、バンパの加工性、バンパの取付作
業性を共に向上させることを目的としている。
たもので、略U字状に折曲形成された取付具本体
の開口端末部を外方に拡開形成すると共に、上記
取付具本体には、相対向する両取付片を交叉状に
貫通したボルトを立設固定し、更に取付基体の前
端部に穿設された取付穴に、上記ボルトの先端部
を挿通してナツトにより上記取付具本体を仮組付
けし、一方バンパの内側面に、前端部に略U字状
の切欠穴を有するフランジを突出形成し、上記両
取付片間に上記フランジを挾持させると共に上記
切欠穴に上記ボルトを係合させてナツトの共締め
によりバンパを上記取付基体に固定する構成とす
ることにより、バンパの加工性、バンパの取付作
業性を共に向上させることを目的としている。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を従来
の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。
の構成と同一部分に同一符号を付して説明する。
第3図は、本考案に供される取付具の斜視図を
示す。
示す。
取付具1は、取付具本体2とボルト7からな
る。
る。
上記取付具本体2は、略U字状に折曲形成し、
下側取付片3にボルト穴5を穿設し、上側取付片
4の対応個所にボルト貫通部6が開設してある。
下側取付片3にボルト穴5を穿設し、上側取付片
4の対応個所にボルト貫通部6が開設してある。
ボルト7は、上記下側取付片3に穿設したボル
ト穴5と上側取付片4に開設したボルト貫通部6
とを連通してねじ部7aを挿通し、その頭部7b
を下側取付片3の外側に突出して、溶接その他の
手段により固着し、相対向する上側取付片4、下
側取付片3に交叉して取付具本体2に立設してあ
る。
ト穴5と上側取付片4に開設したボルト貫通部6
とを連通してねじ部7aを挿通し、その頭部7b
を下側取付片3の外側に突出して、溶接その他の
手段により固着し、相対向する上側取付片4、下
側取付片3に交叉して取付具本体2に立設してあ
る。
上記ボルト7の取付具本体2に対する接続は、
第4図に示すように、下側取付片3に穿設したボ
ルト穴に、該ボルト穴の径よりも若干大径のボル
ト7を強く押し込んで固着するか、あるいはかし
め付や、接着剤により固着する。つまり、後に行
なうナツト8の緊締時にボルト7が回転しないよ
うに固着されていればよく、その固着方法は問わ
ない。
第4図に示すように、下側取付片3に穿設したボ
ルト穴に、該ボルト穴の径よりも若干大径のボル
ト7を強く押し込んで固着するか、あるいはかし
め付や、接着剤により固着する。つまり、後に行
なうナツト8の緊締時にボルト7が回転しないよ
うに固着されていればよく、その固着方法は問わ
ない。
上記ボルト貫通部6は、ボルトねじ部7aの外
径より大きい径で第3図に示すような切欠穴6a
又は第8図に示すようなスリツト6b等に形成す
る。
径より大きい径で第3図に示すような切欠穴6a
又は第8図に示すようなスリツト6b等に形成す
る。
上記取付具1の使用に際しては、第5図に示す
ように、予め取付具1,1を取付基体たるステー
12の上下板部12a,12bに適合させて、ボ
ルト7にナツト8を螺装して仮組付けしておく。
ように、予め取付具1,1を取付基体たるステー
12の上下板部12a,12bに適合させて、ボ
ルト7にナツト8を螺装して仮組付けしておく。
次に、第6図に示すようにバンパ10のフラン
ジ16,16に開設た略U字状の切欠穴18がボ
ルト7を跨ぐようにして、取付具1,1の取付片
3,4間にフランジ16,16を嵌挿し、ボルト
7、ナツト8を緊締し、バンパ10とステー12
とを取付具1,1を介して結合する。
ジ16,16に開設た略U字状の切欠穴18がボ
ルト7を跨ぐようにして、取付具1,1の取付片
3,4間にフランジ16,16を嵌挿し、ボルト
7、ナツト8を緊締し、バンパ10とステー12
とを取付具1,1を介して結合する。
以上のように構成した結果、バンパ10のフラ
ンジ16等の相手部材の加工性が容易となる。
ンジ16等の相手部材の加工性が容易となる。
また、取付具1およびボルト7、ナツト8類
は、相手部材であるバンパ10の外端に設けられ
てフランジ16,16を覆うカバー部10a,1
0aにより遮蔽され、外部へ露出しないので外観
品質が向上する。
は、相手部材であるバンパ10の外端に設けられ
てフランジ16,16を覆うカバー部10a,1
0aにより遮蔽され、外部へ露出しないので外観
品質が向上する。
更に、相手部材であるバンパ10の組付けは、
予めボルト7、ナツト8結合によりステー12に
仮組付けした取付具1,1に、バンパ10のフラ
ンジ16,16を嵌挿して、上記ボルト7、ナツ
ト8を緊締すればよいので、相手部材との組付作
業性が向上する。
予めボルト7、ナツト8結合によりステー12に
仮組付けした取付具1,1に、バンパ10のフラ
ンジ16,16を嵌挿して、上記ボルト7、ナツ
ト8を緊締すればよいので、相手部材との組付作
業性が向上する。
また、取付具1は、第3,4,7図に示すよう
に、取付片3,4の端末3a,4aを外方に拡開
形成することができ、かかる場合には相手部材の
嵌挿がより容易となる効果がある。
に、取付片3,4の端末3a,4aを外方に拡開
形成することができ、かかる場合には相手部材の
嵌挿がより容易となる効果がある。
また、取付具1は、第7図に示すように、取付
片3,4の内面に相手部材の抜止め用係止爪3
b,4bを相対向する取付片に向けて突出形成す
ることができ、かかる場合には係止爪3b,4b
がボルト7、ナツト8の緊締の際に相手部材に喰
い込むので、両者の係止がより確実となる効果が
ある。
片3,4の内面に相手部材の抜止め用係止爪3
b,4bを相対向する取付片に向けて突出形成す
ることができ、かかる場合には係止爪3b,4b
がボルト7、ナツト8の緊締の際に相手部材に喰
い込むので、両者の係止がより確実となる効果が
ある。
また、取付具1は、第8図に示すように、ステ
ー12の一部を略U字状に折曲形成して構成する
ことができ、かかる場合には部品点数が減少し、
かつ組付作業性もより向上し、両者の組付けがよ
り確実となる効果がある。
ー12の一部を略U字状に折曲形成して構成する
ことができ、かかる場合には部品点数が減少し、
かつ組付作業性もより向上し、両者の組付けがよ
り確実となる効果がある。
更に、取付具本体2は、第9図に示すように、
ステー12と平板状の座金9との間に略U字状の
板ばね19を介装した構成とすることができ、か
かる場合には加工性および組付作業性がより向上
する効果がある。
ステー12と平板状の座金9との間に略U字状の
板ばね19を介装した構成とすることができ、か
かる場合には加工性および組付作業性がより向上
する効果がある。
以上のように本考案によれば、取付基体に対す
るバンパの取り付け作業性が良好となり、特に取
付具本体に、相対向する両取付片を交叉状に貫通
したボルトを立設固定しているため、取付基体に
取付具本体及びバンパを取り付けるに際しボルト
先端のナツトを強いトルクで締め付けてもボルト
や取付具本体が無用に回転しないのでその取付作
業が極めて容易となる。
るバンパの取り付け作業性が良好となり、特に取
付具本体に、相対向する両取付片を交叉状に貫通
したボルトを立設固定しているため、取付基体に
取付具本体及びバンパを取り付けるに際しボルト
先端のナツトを強いトルクで締め付けてもボルト
や取付具本体が無用に回転しないのでその取付作
業が極めて容易となる。
更に、バンパのフランジに形成される切欠穴
は、U字形であるためバンパ成形時に同時に形成
することができるので、製造作業が簡素化される
といつた実用上優れた効果を有している。
は、U字形であるためバンパ成形時に同時に形成
することができるので、製造作業が簡素化される
といつた実用上優れた効果を有している。
また、取付具本体の開口端部が外方に拡開形成
されているため、この取付具本体に対するフラン
ジの係合作業が容易となる。
されているため、この取付具本体に対するフラン
ジの係合作業が容易となる。
第1図は従来の自動車用バンパの取付構造を示
す断面図、第2図は従来の異なるバンパを示す斜
視図、第3図はこの考案に供される取付具の斜視
図、第4図はその横断面図、第5図はこの考案の
バンパの取付構造を示す斜視図、第6図はこの考
案に供されるバンパの斜視図、第7図はこの考案
に供される異なる取付具の横断面図、第8,9図
はこの考案に供される更に異なる取付具の斜視図
である。 1……取付具、2……取付具本体、3……下側
取付片、4……上側取付片、5……ボルト穴、6
……ボルト貫通部、7……ボルト、8……ナツ
ト、10……バンパ、12……ステー(取付基
体)、13……取付穴、16……フランジ、18
……切欠穴。
す断面図、第2図は従来の異なるバンパを示す斜
視図、第3図はこの考案に供される取付具の斜視
図、第4図はその横断面図、第5図はこの考案の
バンパの取付構造を示す斜視図、第6図はこの考
案に供されるバンパの斜視図、第7図はこの考案
に供される異なる取付具の横断面図、第8,9図
はこの考案に供される更に異なる取付具の斜視図
である。 1……取付具、2……取付具本体、3……下側
取付片、4……上側取付片、5……ボルト穴、6
……ボルト貫通部、7……ボルト、8……ナツ
ト、10……バンパ、12……ステー(取付基
体)、13……取付穴、16……フランジ、18
……切欠穴。
Claims (1)
- 略U字状に折曲形成された取付具本体の開口端
末部を外方に拡開形成すると共に、上記取付具本
体には、相対向する両取付片を交叉状に貫通した
ボルトを立設固定し、更に取付基体の前端部に穿
設された取付穴に、上記ボルトの先端部を挿通し
てナツトにより上記取付具本体を仮組付けし、一
方バンパの内側面に、前端部に略U字状の切欠穴
を有するフランジを突出形成し、上記両取付片間
に上記フランジを挾持させると共に上記切欠穴に
上記ボルトを係合させてナツトの共締めによりバ
ンパを上記取付基体に固定したことを特徴とする
自動車用バンパの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065580U JPS6131528Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065580U JPS6131528Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575510U JPS575510U (ja) | 1982-01-12 |
JPS6131528Y2 true JPS6131528Y2 (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=29443085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8065580U Expired JPS6131528Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131528Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP8065580U patent/JPS6131528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575510U (ja) | 1982-01-12 |
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