JPS61292420A - A/d変換器 - Google Patents
A/d変換器Info
- Publication number
- JPS61292420A JPS61292420A JP13456185A JP13456185A JPS61292420A JP S61292420 A JPS61292420 A JP S61292420A JP 13456185 A JP13456185 A JP 13456185A JP 13456185 A JP13456185 A JP 13456185A JP S61292420 A JPS61292420 A JP S61292420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- circuit
- reference voltage
- sample
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 21
- 238000005070 sampling Methods 0.000 abstract description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 37
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高速のA/D変換器に関するものである。
従来の技術
従来、中高速用のA/D変換器の回路構成として主なも
のに遂次比較方式、並列比較方式、直列比較方式がある
。このうち、遂次比較方式は、第6図で示すように、比
較器1.D/A変換器2.遂次比較レジスタ3.制御回
路4とを有し、出力コードの上位ビットより遂次出力コ
ードを決定していく方式であり、NビットのA/D変換
にN回のクロックサイクルを要している。そのため遂次
比較方式のA/D変換器のサンプリング・レートは基本
クロック周波数の1/N倍となる。また、同一データに
対してN回の比較を行なう必要より、1回のA/D変換
すなわちN回のクロックサイクルの間、データを保持す
るサンプル轡アンド・ホールド回路6を有する必要があ
る。 ・また、並列比較方式は、NビットのA/D変
換の場合、2N−1個の比較器を並列に用いる方式であ
り、3ビツトの例を第7図に示す。この例では、7個の
比較器6〜12を並列に用いている。基準電圧発生回路
13は、通常、一つの基準電圧を抵抗によシミ正分圧す
る回路がよく用いられる。アナログ入力端子14より入
力されたデータは、比較器6〜12により基準電圧発生
回路13で発生した各々の基準電圧と大小比較される。
のに遂次比較方式、並列比較方式、直列比較方式がある
。このうち、遂次比較方式は、第6図で示すように、比
較器1.D/A変換器2.遂次比較レジスタ3.制御回
路4とを有し、出力コードの上位ビットより遂次出力コ
ードを決定していく方式であり、NビットのA/D変換
にN回のクロックサイクルを要している。そのため遂次
比較方式のA/D変換器のサンプリング・レートは基本
クロック周波数の1/N倍となる。また、同一データに
対してN回の比較を行なう必要より、1回のA/D変換
すなわちN回のクロックサイクルの間、データを保持す
るサンプル轡アンド・ホールド回路6を有する必要があ
る。 ・また、並列比較方式は、NビットのA/D変
換の場合、2N−1個の比較器を並列に用いる方式であ
り、3ビツトの例を第7図に示す。この例では、7個の
比較器6〜12を並列に用いている。基準電圧発生回路
13は、通常、一つの基準電圧を抵抗によシミ正分圧す
る回路がよく用いられる。アナログ入力端子14より入
力されたデータは、比較器6〜12により基準電圧発生
回路13で発生した各々の基準電圧と大小比較される。
エンコーダ16は各々の比較器6〜12の比較結果をバ
イナリ−コードなどの出力コードに変換するブロックで
ある。並列比較方式では、1データのA/D変換は1回
のクロックサイクルで終わるため、各種のA/D変換方
式の中で最も高速なA/D変換器が実現できる。並列比
較方式のサンプリング・レートは基本クロック周波数に
等しい。
イナリ−コードなどの出力コードに変換するブロックで
ある。並列比較方式では、1データのA/D変換は1回
のクロックサイクルで終わるため、各種のA/D変換方
式の中で最も高速なA/D変換器が実現できる。並列比
較方式のサンプリング・レートは基本クロック周波数に
等しい。
直並列比較方式は、並列比較方式を2段組み合わせて徒
用する方式であり、A/D変換速度、回路規模共に遂次
比較方式と並列比較方式の間に位置する。直並列比較方
式の回路構成としては、いくつかのものが実用されてい
るが、その−例として4ビツトのも′のを第8図に示す
。アナログ入力端子14より入力されたデータをサンプ
ル・アンド−ホールド回路6で保持する。保持されたデ
ータは3個の比較器6〜8に入力される。基準電圧回路
16は16本2N−1の出力をもつ回路であり、普通、
抵抗による一つの基準電圧の分圧でよい。第8図の場合
は1 / 4 、1 / 2 、3/ 4の位置の各出
力をそれぞれ比較器6〜8の基準入力とする。
用する方式であり、A/D変換速度、回路規模共に遂次
比較方式と並列比較方式の間に位置する。直並列比較方
式の回路構成としては、いくつかのものが実用されてい
るが、その−例として4ビツトのも′のを第8図に示す
。アナログ入力端子14より入力されたデータをサンプ
ル・アンド−ホールド回路6で保持する。保持されたデ
ータは3個の比較器6〜8に入力される。基準電圧回路
16は16本2N−1の出力をもつ回路であり、普通、
抵抗による一つの基準電圧の分圧でよい。第8図の場合
は1 / 4 、1 / 2 、3/ 4の位置の各出
力をそれぞれ比較器6〜8の基準入力とする。
比較器6〜8による比較結果はエンコーダ17により上
位2ピット分のディジタル出力に変換される。次に下位
2ビツトの変換を行なうために、上位2ビツトの変換結
果を用いてスイッチ群18〜29を制御する。制御回路
3oは、上位2ビツトのディジタル出力が′1,1”
のときスイッチ18〜20 、 ”1 、O” のとき
スイッチ21〜23゜0,1” のときスイッチ24〜
26 、”0.0”のときスイッチ27〜29を、それ
ぞれ、選択的にオンさせるための回路である。比較器9
〜11はスイッチ18〜29により選択された基準電圧
トサンプル・アンド・ホールド回路5に保持されたデー
タとの大小比較を行なう。比較器9〜11による比較結
果はエンコーダ31により下位2ビット分のディジタル
出力に変換される。直並列比較方式では、1データのA
/D変換を上位ピット・下位ビットの2回に分けて行な
うため、そのサンプリング・レートは基本クロック周波
数の1/2である。
位2ピット分のディジタル出力に変換される。次に下位
2ビツトの変換を行なうために、上位2ビツトの変換結
果を用いてスイッチ群18〜29を制御する。制御回路
3oは、上位2ビツトのディジタル出力が′1,1”
のときスイッチ18〜20 、 ”1 、O” のとき
スイッチ21〜23゜0,1” のときスイッチ24〜
26 、”0.0”のときスイッチ27〜29を、それ
ぞれ、選択的にオンさせるための回路である。比較器9
〜11はスイッチ18〜29により選択された基準電圧
トサンプル・アンド・ホールド回路5に保持されたデー
タとの大小比較を行なう。比較器9〜11による比較結
果はエンコーダ31により下位2ビット分のディジタル
出力に変換される。直並列比較方式では、1データのA
/D変換を上位ピット・下位ビットの2回に分けて行な
うため、そのサンプリング・レートは基本クロック周波
数の1/2である。
(参考文献:鈴木康夫、樋ロ武尚「特許パルス回路技術
事典」(昭55.6.20)、オーム社。
事典」(昭55.6.20)、オーム社。
P2S5及びP672 、米山寿−「図解A/Dコンバ
ータ入門」(昭58.9.25)、オーム社。
ータ入門」(昭58.9.25)、オーム社。
P99.Ploo、P117及びPl 23 、 P発
明が解決しようとする問題点 このような従来の中高速用のA/D変換器はその回路構
成によりそれぞれ以下に述べる問題点が5 あった。す
なわち、従来の技術の項目で述べた遂次比較方式、並列
比較方式並びに直列比較方式の3方式についてサンプリ
ング・レート(変換速度)、回路規模について比べれば
、遂次比較方式では、サンプリング・レートが低く回路
規模が小さい。
明が解決しようとする問題点 このような従来の中高速用のA/D変換器はその回路構
成によりそれぞれ以下に述べる問題点が5 あった。す
なわち、従来の技術の項目で述べた遂次比較方式、並列
比較方式並びに直列比較方式の3方式についてサンプリ
ング・レート(変換速度)、回路規模について比べれば
、遂次比較方式では、サンプリング・レートが低く回路
規模が小さい。
並列比較方式では、最高のサンプリング・レートを持つ
が回路規模が大きくなる。特に分解能が1ビット増すに
つれ比較器数やエンコーダ回路規模が2倍になるのは大
きな欠点である。直並列比較方式は、サンプリング・レ
ートや回路規模が共に遂次比較方式と並列比較方式の間
に位置している。
が回路規模が大きくなる。特に分解能が1ビット増すに
つれ比較器数やエンコーダ回路規模が2倍になるのは大
きな欠点である。直並列比較方式は、サンプリング・レ
ートや回路規模が共に遂次比較方式と並列比較方式の間
に位置している。
しかし回路構成が遂次比較方式や並列比較方式と比べて
複雑になる割にはサンプリング・レートや回路規模の上
での利点が少なく、また遂次比較方式と並列比較方式と
の間のサンプリング・レートの用途が少ないという理由
により使用頻度は低い。
複雑になる割にはサンプリング・レートや回路規模の上
での利点が少なく、また遂次比較方式と並列比較方式と
の間のサンプリング・レートの用途が少ないという理由
により使用頻度は低い。
緒言すれば、サンプリング・レートが高くしかも回路規
模が小さく消費電力の小さいA/D変換器(消費電力は
回路規模特に比較器数にほぼ孔列する)というものはな
かなか見当たらないのが現状である。
模が小さく消費電力の小さいA/D変換器(消費電力は
回路規模特に比較器数にほぼ孔列する)というものはな
かなか見当たらないのが現状である。
本発明は以上のような問題点を解決するもので、遂次比
較方式や直並列比較方式と同等の回路規模でしかも並列
比較方式と同等のサンプリング・レートを実現すること
を目的としたものである。
較方式や直並列比較方式と同等の回路規模でしかも並列
比較方式と同等のサンプリング・レートを実現すること
を目的としたものである。
問題点を解決するための手段
この問題を解決するために本発明は、N個の比較器群と
、N個のサンプル・アンド・ホールド回路と、D/A変
換器若しくは基準電圧発生回路と、前記D/A変換器若
しくは基準電圧発生回路の出力と前記比較器群の入力と
の間の切り換えスイッチ手段とを具備したA/D変換器
であり、実用的には、前記D/A変換器若しくは基準電
圧発生回路の出力と前記比較器群の入力との間の切り換
えスイッチ手段の機能を、前記D/A変換器若しくは基
準電圧発生回路の制御回路に付加したA/D変換器とし
たものである。
、N個のサンプル・アンド・ホールド回路と、D/A変
換器若しくは基準電圧発生回路と、前記D/A変換器若
しくは基準電圧発生回路の出力と前記比較器群の入力と
の間の切り換えスイッチ手段とを具備したA/D変換器
であり、実用的には、前記D/A変換器若しくは基準電
圧発生回路の出力と前記比較器群の入力との間の切り換
えスイッチ手段の機能を、前記D/A変換器若しくは基
準電圧発生回路の制御回路に付加したA/D変換器とし
たものである。
作 用
この本発明構成によれば、1データのA/D変換に複数
のクロックサイクルを要していた遂次比較方式及び直並
列比較方式を基本とするA/D変換器でありながら、1
データのA/D変換に要するクロックサイクルと同数の
比較器群及びサンプル・ア゛ンド・ホールド回路と、D
/A変換若しくは基準電圧発生回路の出力と比較器群の
入力との間の切り換えスイッチ機能あるいはそれと同等
の機能を付加したD/A変換器若しくは基準電圧発生回
路の制御回路を具えることによって、連続した複数のア
ナログ入力データを1つのA/D変換器内で同時に処理
することができ、わずかな回路規模の増大のみでA/D
変換器のサンプリング・レートは向上することとなる。
のクロックサイクルを要していた遂次比較方式及び直並
列比較方式を基本とするA/D変換器でありながら、1
データのA/D変換に要するクロックサイクルと同数の
比較器群及びサンプル・ア゛ンド・ホールド回路と、D
/A変換若しくは基準電圧発生回路の出力と比較器群の
入力との間の切り換えスイッチ機能あるいはそれと同等
の機能を付加したD/A変換器若しくは基準電圧発生回
路の制御回路を具えることによって、連続した複数のア
ナログ入力データを1つのA/D変換器内で同時に処理
することができ、わずかな回路規模の増大のみでA/D
変換器のサンプリング・レートは向上することとなる。
実施例
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図は本
発明の第1実施例による4ビツトのA/D変換器の回路
図である。これは、遂次比較方式を基本として本発明を
実施したA/D変換器である。
発明の第1実施例による4ビツトのA/D変換器の回路
図である。これは、遂次比較方式を基本として本発明を
実施したA/D変換器である。
第1図においてサンプル・アンド・ホールド回路32〜
36及び切り換えスイッチ36〜39は、リングカウン
タ4oによって制御され、サンプル・アンド・ホールド
回路32〜36が順番にアナログ入力端子14から入力
されたデータをサンプリングして保持(ホールド)する
動作と、比較器6〜9が順番に最上位ピッ)MSBから
最下位ビットLSBまでの比較をする動作とを行なう。
36及び切り換えスイッチ36〜39は、リングカウン
タ4oによって制御され、サンプル・アンド・ホールド
回路32〜36が順番にアナログ入力端子14から入力
されたデータをサンプリングして保持(ホールド)する
動作と、比較器6〜9が順番に最上位ピッ)MSBから
最下位ビットLSBまでの比較をする動作とを行なう。
第2図にサンプル−アンド・ホールド回路32〜36及
び比較器6〜9の動作を表わした。第2図aは基本クロ
ック波形、bはサンプル・アンド・ホールド回路32の
動作、Cはサンプル・アンド・ホールド回路33の動作
、dはサンプル・アンド・ホールド回路34の動作、e
はサンプル・アンド・ホールド回路35の動作である。
び比較器6〜9の動作を表わした。第2図aは基本クロ
ック波形、bはサンプル・アンド・ホールド回路32の
動作、Cはサンプル・アンド・ホールド回路33の動作
、dはサンプル・アンド・ホールド回路34の動作、e
はサンプル・アンド・ホールド回路35の動作である。
また第2図中のMSB、2,3.LSBの各文字は比較
器6〜9がM2R、上位2ビツト目、上位3ビツト目、
LSBの比較を行なっていることを示す。
器6〜9がM2R、上位2ビツト目、上位3ビツト目、
LSBの比較を行なっていることを示す。
比較器6〜9の比較結果は制御回路41に送られる。制
御回路41では比較器6〜9の結果をラッチして出力デ
ータとする動作と、下位ビットのA/D変換を行なうた
めの基準電圧選択表イッチ42〜66の制御とを行なう
。最上位ビットは常に基準電圧発生回路56の1/2の
タップの出“力を基準とするために、選択スイッチは不
要である。
御回路41では比較器6〜9の結果をラッチして出力デ
ータとする動作と、下位ビットのA/D変換を行なうた
めの基準電圧選択表イッチ42〜66の制御とを行なう
。最上位ビットは常に基準電圧発生回路56の1/2の
タップの出“力を基準とするために、選択スイッチは不
要である。
上位2ビツト目は基準電圧発生回路66の1/4゜3/
4のいずれかのタップを選択スイッチ42及び43で選
ぶ。上位3ビツト目は基準電圧発生回路66の1/s
、 3/8 、 ts/a 、 7/8 のいずれかの
タップを選択スイッチ44から47で選び比較基準電圧
とする。最下位ビットは基準電圧発生回路1 / 16
、3/ 16 、 s/16 、7/ 16 、 s
/ 16 。
4のいずれかのタップを選択スイッチ42及び43で選
ぶ。上位3ビツト目は基準電圧発生回路66の1/s
、 3/8 、 ts/a 、 7/8 のいずれかの
タップを選択スイッチ44から47で選び比較基準電圧
とする。最下位ビットは基準電圧発生回路1 / 16
、3/ 16 、 s/16 、7/ 16 、 s
/ 16 。
11 / 16 、13/ 16 及び1s/16の
タップを選択スイッチ48から66で選び最下位ビット
決定の比較基準電圧とする。
タップを選択スイッチ48から66で選び最下位ビット
決定の比較基準電圧とする。
第1図の本発明の第1の実施例による4ビツトA/D変
換器は、常に連続した4つのデータについて同時に遂次
比較方式のA/D変換がなされるため、そQサンプリン
グ・レートは基本クロックと等しく高速である。
換器は、常に連続した4つのデータについて同時に遂次
比較方式のA/D変換がなされるため、そQサンプリン
グ・レートは基本クロックと等しく高速である。
第3図は本発明の第2の実施例による4゛ビツトのA/
D変換器の回路図である。これは、直並列比較方式を基
本として本発明を実施したA/D変換器である。第3図
においてサンプル・アンド・ホールド回路32及び33
と切り換えスイッチ67〜62とは、リングカウンタ6
3によって制御され、サンプル・アンド・ホールド回路
32と33とが交互にアナログ入力端子14から入力さ
れたデータをサンプリングして保持する動作と、比較器
群6〜8と9〜11とが交互に上位2ビット分または下
位2ビット分の比較をする動作とを行なう。第4図にサ
ンプル・アンド・ホールド回エンコーダ31とで構成さ
れるA/D変換部の動作を表わした。第4図とは基本ク
ロック波形、bはサンプル・アンド・ホールド回路32
の動作、・Cはサンプル・アンド・ホールド回路33の
動作である。また第4図中の上位、下位の文字は比較器
群6〜8または9〜11とエンコーダ17または31と
で構成される2つの並列比較方式のA/D変換部がそれ
ぞれ上位2ビ°ツトの比較及び変換。
D変換器の回路図である。これは、直並列比較方式を基
本として本発明を実施したA/D変換器である。第3図
においてサンプル・アンド・ホールド回路32及び33
と切り換えスイッチ67〜62とは、リングカウンタ6
3によって制御され、サンプル・アンド・ホールド回路
32と33とが交互にアナログ入力端子14から入力さ
れたデータをサンプリングして保持する動作と、比較器
群6〜8と9〜11とが交互に上位2ビット分または下
位2ビット分の比較をする動作とを行なう。第4図にサ
ンプル・アンド・ホールド回エンコーダ31とで構成さ
れるA/D変換部の動作を表わした。第4図とは基本ク
ロック波形、bはサンプル・アンド・ホールド回路32
の動作、・Cはサンプル・アンド・ホールド回路33の
動作である。また第4図中の上位、下位の文字は比較器
群6〜8または9〜11とエンコーダ17または31と
で構成される2つの並列比較方式のA/D変換部がそれ
ぞれ上位2ビ°ツトの比較及び変換。
下位2ビツトの比較及び変換を行っていることを示す。
なお、第4図すに記入された上位、下位は比較器群9〜
11とエンコーダ31とで構成されるA/D変換部、C
に記入された上位、下位は比較器群6〜8とエンコーダ
17とで構成されるA/D変換部の動作である。比較器
6〜8及びエンコーダ17と比較器9〜11及びエンコ
ーダ31とで構成されるそれぞれの2ピツ)A/D変換
部の変換結果は、制御回路64に送られる。制御回路6
4ではエンコーダ17及びエンコーダ31の結果をラッ
チして出力データとする動作と、下位2ビツトのA/D
変換を行なうための基準電圧選択スイッチ42〜63の
制御とを行なう。基準電圧選択スイッチ42〜63は、
スイッチ群42から44.スイッチ群46〜47.スイ
ッチ群48〜60及びスイッチ群61〜63の4つのス
イッチ群に分かれており、上位2ビツトの変換結果がそ
れぞれ”1,1″、1.0”、”0.1”、0゜0”の
ときにオンとなり、下位ビットの比較基準電圧を選択で
きる。
11とエンコーダ31とで構成されるA/D変換部、C
に記入された上位、下位は比較器群6〜8とエンコーダ
17とで構成されるA/D変換部の動作である。比較器
6〜8及びエンコーダ17と比較器9〜11及びエンコ
ーダ31とで構成されるそれぞれの2ピツ)A/D変換
部の変換結果は、制御回路64に送られる。制御回路6
4ではエンコーダ17及びエンコーダ31の結果をラッ
チして出力データとする動作と、下位2ビツトのA/D
変換を行なうための基準電圧選択スイッチ42〜63の
制御とを行なう。基準電圧選択スイッチ42〜63は、
スイッチ群42から44.スイッチ群46〜47.スイ
ッチ群48〜60及びスイッチ群61〜63の4つのス
イッチ群に分かれており、上位2ビツトの変換結果がそ
れぞれ”1,1″、1.0”、”0.1”、0゜0”の
ときにオンとなり、下位ビットの比較基準電圧を選択で
きる。
第3図の本発明の第2実施例による4ピツ)A/D変換
器は、常に連続した2つのデータについて同時に直並列
比較方式のA/D変換がなされるため、そのサンプリン
グ・レートは基本クロックと等しく高速である。
器は、常に連続した2つのデータについて同時に直並列
比較方式のA/D変換がなされるため、そのサンプリン
グ・レートは基本クロックと等しく高速である。
第6図は本発明の第3の実施例による4ピツトのA/D
変換器の回路図である。これは、遂次比較方式を基本と
して本発明を実施したA/D変換器であるが、実施例1
に掲げた第1図の回路の基準電圧発生回路56の出力と
比較器6〜9の入力との間の切り換えスイッチ36〜3
9の替わりに、第5図の第3の実施例による回路では制
御回路66で制御されるスイッチ群で切シ換えスイッチ
機能を果たすものである。なお第6図中ではスペースの
関係上スイッチを略して表わしている。この第3の実施
例による回路は、第1の実施例による回路と比べてスイ
ッチの数が増えしかも制御回路65が複雑になるが、基
準電圧発生回路66の出力と比較器6〜9の入力との間
にスイッチが1つしかないので、アナログ電圧の伝達誤
差が少なくなり、A/D変換の精度は向上する。
変換器の回路図である。これは、遂次比較方式を基本と
して本発明を実施したA/D変換器であるが、実施例1
に掲げた第1図の回路の基準電圧発生回路56の出力と
比較器6〜9の入力との間の切り換えスイッチ36〜3
9の替わりに、第5図の第3の実施例による回路では制
御回路66で制御されるスイッチ群で切シ換えスイッチ
機能を果たすものである。なお第6図中ではスペースの
関係上スイッチを略して表わしている。この第3の実施
例による回路は、第1の実施例による回路と比べてスイ
ッチの数が増えしかも制御回路65が複雑になるが、基
準電圧発生回路66の出力と比較器6〜9の入力との間
にスイッチが1つしかないので、アナログ電圧の伝達誤
差が少なくなり、A/D変換の精度は向上する。
第6図の本発明の第3の実施例による4ビツトA/D変
換器も、第1の実施例によるA/D変換器と同様に、そ
のサンプリング・レートは基本クロックと等しく高速で
ある。
換器も、第1の実施例によるA/D変換器と同様に、そ
のサンプリング・レートは基本クロックと等しく高速で
ある。
発明の効果
以上のように本発明によれば、基本的回路構成が遂次比
較方式や直並列比較方式であるA/D変換器を並列比較
方式と同等のサンプリング・レートで動作させることが
できるため、高速で高分解能のA/D変換器を容易に実
現できるという効果が得られる。
較方式や直並列比較方式であるA/D変換器を並列比較
方式と同等のサンプリング・レートで動作させることが
できるため、高速で高分解能のA/D変換器を容易に実
現できるという効果が得られる。
第1図は本発明による第1の実施例による4ビツトのA
/D変換器を示す回路図、第2図は第1図示回路の動作
を表わすタイミング図、第3図は本発明による第2の実
施例による4ビツトのA/D変換器を示す回路図、第4
図は第3図示回路の動作を表わすタイミング図、第5図
は本発明による第3の実施例による4ピツトのA/D変
換器を示す回路図、第6図は従来の遂次比較方式A/D
変換器を示すブロック線図、第7図は従来の3ビット並
列比較方式のA/D変換器を示すブロック線図、第8図
は従来の4ビット直並列比較方式のA/D変換器を示す
回路図である。 1.6〜12・・・・・・比較器、2・・・・・・D/
A変換器、3・・・・・・遂次比較レジスタ、4,30
,41.64゜66・・・・・・制御回路、6,32〜
36・山・・サンプル・アンド・ホールド回路、13,
16.56・・・・・・基準電圧発生回路、14・・・
・・・アナログ入力端子、15゜17.31・・・・・
・エンコーダ、18〜29.36〜39.42〜55.
57〜62・・川・スイッチ、40゜63.66・・・
・・・リングカウンタ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 6〜7−−−比較息第2
図 第4図 第5図 6〜デ一片校呑3z−as L
−慝覧に 第7図 S−〜−゛ソ゛ンフ冗・ア〉ドホリしド’86〜/l・
・・上ヒ較(ぎ 第s rXi16・−J!’−PtJE舷回路17−3
1−一一エン]−ダ 18〜d・・−スイッ十
/D変換器を示す回路図、第2図は第1図示回路の動作
を表わすタイミング図、第3図は本発明による第2の実
施例による4ビツトのA/D変換器を示す回路図、第4
図は第3図示回路の動作を表わすタイミング図、第5図
は本発明による第3の実施例による4ピツトのA/D変
換器を示す回路図、第6図は従来の遂次比較方式A/D
変換器を示すブロック線図、第7図は従来の3ビット並
列比較方式のA/D変換器を示すブロック線図、第8図
は従来の4ビット直並列比較方式のA/D変換器を示す
回路図である。 1.6〜12・・・・・・比較器、2・・・・・・D/
A変換器、3・・・・・・遂次比較レジスタ、4,30
,41.64゜66・・・・・・制御回路、6,32〜
36・山・・サンプル・アンド・ホールド回路、13,
16.56・・・・・・基準電圧発生回路、14・・・
・・・アナログ入力端子、15゜17.31・・・・・
・エンコーダ、18〜29.36〜39.42〜55.
57〜62・・川・スイッチ、40゜63.66・・・
・・・リングカウンタ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 6〜7−−−比較息第2
図 第4図 第5図 6〜デ一片校呑3z−as L
−慝覧に 第7図 S−〜−゛ソ゛ンフ冗・ア〉ドホリしド’86〜/l・
・・上ヒ較(ぎ 第s rXi16・−J!’−PtJE舷回路17−3
1−一一エン]−ダ 18〜d・・−スイッ十
Claims (2)
- (1)N個の比較器群と、N個のサンプル・アンド・ホ
ールド回路と、D/A変換器若しくは基準電圧発生回路
と、前記D/A変換器若しくは基準電圧発生回路の出力
と前記比較器群の入力との間の切り換えスイッチ手段と
を具備したことを特徴とするA/D変換器。 - (2)D/A変換器若しくは基準電圧発生回路の出力と
前記比較器群の入力との間の切り換えスイッチ手段が機
能的に前記D/A変換器若しくは基準電圧発生回路の制
御回路内に付加されて存する特許請求の範囲第1項記載
のA/D変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13456185A JPS61292420A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | A/d変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13456185A JPS61292420A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | A/d変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61292420A true JPS61292420A (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=15131209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13456185A Pending JPS61292420A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | A/d変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61292420A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481416A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPH01117523A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Nec Corp | A/d変換回路 |
JPH01191520A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-01 | Sony Corp | Ad変換回路 |
JPH03135113A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Nec Corp | A/d変換装置 |
JPH04154221A (ja) * | 1990-10-17 | 1992-05-27 | Nec Corp | 逐次比較型a/d変換装置 |
US5736948A (en) * | 1995-03-20 | 1998-04-07 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and control system |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13456185A patent/JPS61292420A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481416A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPH01117523A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Nec Corp | A/d変換回路 |
JPH01191520A (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-01 | Sony Corp | Ad変換回路 |
JPH03135113A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Nec Corp | A/d変換装置 |
JPH04154221A (ja) * | 1990-10-17 | 1992-05-27 | Nec Corp | 逐次比較型a/d変換装置 |
US5736948A (en) * | 1995-03-20 | 1998-04-07 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and control system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0559657B1 (en) | Two stage a/d converter utilizing dual multiplexed converters with a common successive approximation control | |
US3906488A (en) | Reversible analog/digital (digital/analog) converter | |
JPH0426229A (ja) | 直並列型アナログ/ディジタル変換器 | |
EP0213954B1 (en) | Electronic conversion circuit | |
JPS61292420A (ja) | A/d変換器 | |
JPS62183222A (ja) | 並列型a/d変換器 | |
JPS63501671A (ja) | トリムされていない12ビットモノトニック全容量性a/dコンバ−タ | |
JPH04129332A (ja) | 逐次比較型a/d変換装置 | |
JPS60102024A (ja) | アナログ・デイジタル変換方式 | |
JPS5868317A (ja) | アナログ・デジタル変換器 | |
JPS62175018A (ja) | Ad変換器 | |
JPS6276822A (ja) | デイジタル・アナログ変換方法 | |
SU792581A1 (ru) | Аналого-цифровой преобразователь | |
SU1283804A1 (ru) | Синусно-косинусный преобразователь | |
JP3114795B2 (ja) | 高速ad変換装置 | |
JPH01189230A (ja) | 縦続型アナログ・ディジタル変換器 | |
JPS62151025A (ja) | Ad変換回路 | |
CN112653469A (zh) | 一种混合型sar-adc电路及模数转换方法 | |
JPS5921222B2 (ja) | アナログ・デジタル変換器 | |
SU1520662A1 (ru) | Цифроаналоговый преобразователь | |
SU743193A1 (ru) | Последовательно-параллельный аналого- цифровой преобразователь | |
JP2904239B2 (ja) | A/d変換回路 | |
JPS60241329A (ja) | A/d変換回路 | |
JP2832947B2 (ja) | 直並列型a/d変換器 | |
SU517998A1 (ru) | Адаптивный анолого-цифровой преобразователь |