JPS61282306A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPS61282306A JPS61282306A JP12331785A JP12331785A JPS61282306A JP S61282306 A JPS61282306 A JP S61282306A JP 12331785 A JP12331785 A JP 12331785A JP 12331785 A JP12331785 A JP 12331785A JP S61282306 A JPS61282306 A JP S61282306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic
- spherical
- component
- macrocapsules
- cosmetics
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/11—Encapsulated compositions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/41—Particular ingredients further characterized by their size
- A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、新規な化粧料に関し、マクロカプセルと粒径
0.05〜2履層の球状物および/または非球状物とを
利用する゛ことにより、通常の方法では配合の困難な原
料も配合可能とした化粧料であり、その目的は品質の安
定した化粧料の提供、もしくは新規な形態の化粧料、な
らびに使用性の向上した化粧料を提供することにある。 [従来の技術] 従来、マクロカプセルを化粧料に応用することL+訊す
&+ 4n久台、でいかい−もヂ充σ 輪臂九含有する
ゼラチンで造られたカプセルに香料を包蔵させてなるゼ
ラチンカプセル包蔵香料としての利用や、ビタミンE・
ビタミンA−およびアボガドオイルの天然成分を基礎成
分とした化粧溶液を弾力性材料製のカプセル内に封入し
たカプセル入り化粧溶液としての利用がみられるが、こ
れらは単にカプセルを外装として利用しているにすぎな
い(例えば、特開昭58−52211号、特開昭59−
188910号)。 [発明が解決しようとする問題点] 従来、通常の方法では配合が困難であった成分を化粧料
に配合するには、処方上での格別の配慮、原料の特殊処
理、特殊原料の添加等が必要とされ、また化粧料の形態
ならびに使用方法も限定されるものであった。また場合
によっては、2剤タイプにせざるを得なかった。なお、
カプセル技術を応用した化粧料であっても、そのカプセ
ルの破壊強度コントロールに特別の配慮が必要であった
。すなわち、使用性を向上させるためにカプセルの破壊
強度を弱めると、化粧料中でのカプセルの安定性が劣る
ようになり、また逆にカプセルの破壊強度を強めると使
用性に劣るようになるという問題点があった。 [問題点を解決するための手段] 本発明者等は係る点に鑑み、各種コーティング技術、マ
クロカプセル技術、カプセル技術の化粧品への応用につ
き巾広く鋭意研究の結果、マクロカプセルと粒径0,0
5〜2■麿の球状物および/または非球状物との応用に
より、上記の欠点を解消し得ることを見い出し、本発明
を完成させた。 すなわち本発明は、1種もしくは2種以上の成分を内包
してなるマクロカプセルと、粒径0.05〜2mmの球
状物および/または非球状物とを配合することを特徴と
する化粧料である。 以下に本発明の構成について述べる。 本発明に使用する成分は、化粧料一般に使用できる成分
であればいずれもが使用できる0例えば、油脂・ロウ争
炭化水素・脂肪酸・高級アルコール・エステル・金属セ
ッケンφシリコン油等の油性成分類、湿潤剤類、低級ア
ルコール類、非イオン界面活性剤・陰イオン界面活性剤
・陽イオン界面活性剤・両イオン界面活性剤等の界面活
性剤類、染料・有機顔料・無機顔料・天然色素・無機粉
体・有機粉体等の色素類、天然香料・合成香料・調合香
料等の香料類、ビタミン・ホルモン・防腐剤拳紫外線吸
収剤・抗酸化剤・殺菌剤・植物抽出物・動物抽出物・酵
素・薬剤・酸−アルカリ等の特殊成分類、高分子物質類
を挙げることができ、1種もしくは2種以上の組み合わ
せで使用できる。 また特に、空気・酸素・水分・光・紫外線に対して不安
定な成分を5例えば、マクロカプセルに内包させれば、
著しく安定性を改良することができるので、従来化粧料
に配合が困難であった成分も本発明の化粧料に配合可能
となる。 さらには、同−処方内には配合ができない成分でも一方
をマクロカプセルに内包させれば、同−処方内に組み入
れることができる。一方、マクロカプセルに内包させる
ことにより、成分そのものの物性を、マクロカプセルの
物性に変化させて取り扱うことができるので、従来の化
粧料には見られない使用性・使用感・外観等を有する新
規な化粧料も得られる。 本発明に使用するマクロカプセルは、公知の技術により
製造されるマクロカプセルで、その材質が化粧料原料と
して人体に対して安全とされているものはいずれもが使
用できる。 マクロカプセルの材質としては1例えば、アラビアゴム
・アルギン酸ソーダ・ゼラチンeカルボキシメチルセル
ロース・ヒドロキシエチルセルロース・メチルセルロー
ス等の天然水溶性高分子類およびその誘導体、カルボキ
シビニルポリマー・ポリアクリル酸ソーダ・ポリビニル
アルコール・ポリビニルピロリドン等の合成水溶性高分
子類などの水溶性高分子を挙げることができる。また、
疎水性高分子も同様に用いられ1例えば、マクロカプセ
ル形成モノマーとして、アクリル酸・アクリル酸エステ
ル・メタクリル酸・メタクリル酸エステル中アクリロニ
トリル・酢酸ビニル・ビニルエーテル・スチレン・スチ
レン誘導体・ポリエチレングリコールジメタクリレート
・ジビニルベンゼン等を挙げることができる。また、こ
れらを1種もしくは2種以上の組み合わせで使用できる
。 なお、マクロカプセルの材質については、内包する成分
ならびに化粧料ベースとの、相溶性・反応性・気密性・
安定性・使用性等を考慮して適宜選定すればよい。 本発明に使用するマクロカプセルの形状については、球
形・楕円形・長楕円形・チューブ形等その形状を問わず
利用でき、化粧料の種類・形態・使用法により適宜選択
される。また、1個の大きさは、体積で0.51m3〜
15c脂3の範囲のものが好ましい0例えば1球状のも
のであれば、直径1層−〜30朧の大きさが好ましい、
また、マクロカプセルは、異なった形状のものおよび/
または異なった大きさのものを組み合わせても使用でき
る。 本発明に使用する球状物ならびに非球状物は、化粧料原
料として人体に対して安全とされているものはいずれも
が使用できる。 球状物ならびに非球状物の材質としては1例えばポリエ
チレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・ナイロン等の
合成樹脂1合成樹脂発泡硬質体、合成樹脂焼結体、合成
樹脂中空体、葉・茎・根−実等の草や木、マイクロクリ
スタリンワックス等の固形ワックス、アルミニウム等の
金属1粒土拳珪藻土・シラス等の無機物質、S機物質発
泡体、無機物質焼結体、無機物質中空体などを挙げるこ
とができる。 なお2成分によっては化粧料の他の成分と反応しないよ
うに処理しておくことが好ましい。 また、物理的な力によりマクロカプセルの破壊を促進さ
せることができる程度に、しかも、皮膚に対し障害を与
えることのない程度に、球状物ならびに非球状物は強度
と硬度と形状とを構成するものである。 球状物ならびに非球状物は1粒径が0.05°〜2膳鳳
の範囲のものが使用される。該範囲内に於いては、マク
ロカプセルとともに配合された化粧料ば於いて、混和も
しくは捏和された場合に、マクロカプセルの破壊を促進
させることができる。また、球状物ならびに非球状物は
、異なった形状・大きさのものを組み合わせても使用で
きる。 なお、球状物ならびに非球状物の配合量は、0.5〜2
0重量%が良好である。すなわち、該範囲内では、マク
ロカプセルの破壊を効果的に促進させることができ、か
つ、皮膚に対して違和感のない化粧料が得られる。 マクロカプセルの破壊方法については、カプセル壁の機
械的破裂法もしくはカプセル壁の機械的破裂法と溶融法
との組み合わせがあり、利用する化粧料の種類・形態・
使用方法により。 適宜選択される。なお、マクロカプセルは、化粧料系内
で安定であることが必要であり、例えば、化粧水のよう
な水を含む系への利用に於いては、マクロカプセルは耐
水性を有していなければならない、また、マクロカプセ
ルの破壊方法について溶融法をも利用する場合であれば
。 例えば、化粧料に水を加え混合して使用する場合に於い
ては、マクロカプセルを親木性材質から構成させておけ
ば、カプセル壁の機械的破裂法ならびに溶融法が併用で
き、カプセル壁の破壊が容易となる。ただしこの場合は
、親水性物質を化粧料基剤中に配合することは困難であ
り、マクロカプセル中にも含有させることは困難である
。 本発明は、上記の如く、1種もしくは2種以上の成分を
内包してなるマクロカプセルと1粒径0.05〜2厘層
の球状物および/または非球状物とを配合することを特
徴とする化粧料であり、種々の化粧料の形態に利用で%
きる0例えば、油と水とを乳化した乳化物、水性または
油性ゲル化剤を主体としたゲル化物、粉体を油や水に分
散した分散物、無機粉体、有機粉体等の粉体混合物等か
らなる化粧料に利用され、また、製品形態としてはいず
れのものとしても利用できる。なお、本発明の化粧料は
、使用後、拭き取り、はぎ取り、もしくは洗い流しをす
るものである。 [実施例] 次に本発明について実施例を挙げてさらに説明する。こ
れらは本発明を何ら限定するものではない。 実施例[11クレイ状パック (処方) (重量%)(1)
カオリン 50.8(2) タ
ルク 20,0(国 酸化チ
タン 1.0(4ナイロン末
5.0(5) メタケイ酸アルミン酸マ
グネジ 5.Qラム (6) 結晶セルロース 5.0(
7) ベンガラ 0.1(8
) 防腐剤 0.1(圀 球
状物(耐火粘土発泡造粒焼 3.0酸物1粒径:1m
m) 60) マクロカプセル(ソフトゼラ 1O00チ
ンカプセル) (製法) A(1)〜(鴎を均一に混合する。 BAに(1G)を加えて、均一に混合する。 CBを小容器に充填して、クレイ状パックを得る。 (使用法) クレイ状パックの入った小容器に温水もしくは水を適量
添加して、十分に混合してペースト状にする。この際、
温水もしくは水がソフトゼラチンカプセルを溶融させ、
かつ、球状物がソフトゼラチンカプセルの破壊を促進さ
せるので、内包された油剤と基剤が均一に混合される。 このペースト状のクレイ状パックを顔面に塗布し、パッ
ク終了後洗い流す。 水晶は、油剤をカプセル化しているので製品の固化・変
質等がない、また使用後しっとりとする。 実施例
0.05〜2履層の球状物および/または非球状物とを
利用する゛ことにより、通常の方法では配合の困難な原
料も配合可能とした化粧料であり、その目的は品質の安
定した化粧料の提供、もしくは新規な形態の化粧料、な
らびに使用性の向上した化粧料を提供することにある。 [従来の技術] 従来、マクロカプセルを化粧料に応用することL+訊す
&+ 4n久台、でいかい−もヂ充σ 輪臂九含有する
ゼラチンで造られたカプセルに香料を包蔵させてなるゼ
ラチンカプセル包蔵香料としての利用や、ビタミンE・
ビタミンA−およびアボガドオイルの天然成分を基礎成
分とした化粧溶液を弾力性材料製のカプセル内に封入し
たカプセル入り化粧溶液としての利用がみられるが、こ
れらは単にカプセルを外装として利用しているにすぎな
い(例えば、特開昭58−52211号、特開昭59−
188910号)。 [発明が解決しようとする問題点] 従来、通常の方法では配合が困難であった成分を化粧料
に配合するには、処方上での格別の配慮、原料の特殊処
理、特殊原料の添加等が必要とされ、また化粧料の形態
ならびに使用方法も限定されるものであった。また場合
によっては、2剤タイプにせざるを得なかった。なお、
カプセル技術を応用した化粧料であっても、そのカプセ
ルの破壊強度コントロールに特別の配慮が必要であった
。すなわち、使用性を向上させるためにカプセルの破壊
強度を弱めると、化粧料中でのカプセルの安定性が劣る
ようになり、また逆にカプセルの破壊強度を強めると使
用性に劣るようになるという問題点があった。 [問題点を解決するための手段] 本発明者等は係る点に鑑み、各種コーティング技術、マ
クロカプセル技術、カプセル技術の化粧品への応用につ
き巾広く鋭意研究の結果、マクロカプセルと粒径0,0
5〜2■麿の球状物および/または非球状物との応用に
より、上記の欠点を解消し得ることを見い出し、本発明
を完成させた。 すなわち本発明は、1種もしくは2種以上の成分を内包
してなるマクロカプセルと、粒径0.05〜2mmの球
状物および/または非球状物とを配合することを特徴と
する化粧料である。 以下に本発明の構成について述べる。 本発明に使用する成分は、化粧料一般に使用できる成分
であればいずれもが使用できる0例えば、油脂・ロウ争
炭化水素・脂肪酸・高級アルコール・エステル・金属セ
ッケンφシリコン油等の油性成分類、湿潤剤類、低級ア
ルコール類、非イオン界面活性剤・陰イオン界面活性剤
・陽イオン界面活性剤・両イオン界面活性剤等の界面活
性剤類、染料・有機顔料・無機顔料・天然色素・無機粉
体・有機粉体等の色素類、天然香料・合成香料・調合香
料等の香料類、ビタミン・ホルモン・防腐剤拳紫外線吸
収剤・抗酸化剤・殺菌剤・植物抽出物・動物抽出物・酵
素・薬剤・酸−アルカリ等の特殊成分類、高分子物質類
を挙げることができ、1種もしくは2種以上の組み合わ
せで使用できる。 また特に、空気・酸素・水分・光・紫外線に対して不安
定な成分を5例えば、マクロカプセルに内包させれば、
著しく安定性を改良することができるので、従来化粧料
に配合が困難であった成分も本発明の化粧料に配合可能
となる。 さらには、同−処方内には配合ができない成分でも一方
をマクロカプセルに内包させれば、同−処方内に組み入
れることができる。一方、マクロカプセルに内包させる
ことにより、成分そのものの物性を、マクロカプセルの
物性に変化させて取り扱うことができるので、従来の化
粧料には見られない使用性・使用感・外観等を有する新
規な化粧料も得られる。 本発明に使用するマクロカプセルは、公知の技術により
製造されるマクロカプセルで、その材質が化粧料原料と
して人体に対して安全とされているものはいずれもが使
用できる。 マクロカプセルの材質としては1例えば、アラビアゴム
・アルギン酸ソーダ・ゼラチンeカルボキシメチルセル
ロース・ヒドロキシエチルセルロース・メチルセルロー
ス等の天然水溶性高分子類およびその誘導体、カルボキ
シビニルポリマー・ポリアクリル酸ソーダ・ポリビニル
アルコール・ポリビニルピロリドン等の合成水溶性高分
子類などの水溶性高分子を挙げることができる。また、
疎水性高分子も同様に用いられ1例えば、マクロカプセ
ル形成モノマーとして、アクリル酸・アクリル酸エステ
ル・メタクリル酸・メタクリル酸エステル中アクリロニ
トリル・酢酸ビニル・ビニルエーテル・スチレン・スチ
レン誘導体・ポリエチレングリコールジメタクリレート
・ジビニルベンゼン等を挙げることができる。また、こ
れらを1種もしくは2種以上の組み合わせで使用できる
。 なお、マクロカプセルの材質については、内包する成分
ならびに化粧料ベースとの、相溶性・反応性・気密性・
安定性・使用性等を考慮して適宜選定すればよい。 本発明に使用するマクロカプセルの形状については、球
形・楕円形・長楕円形・チューブ形等その形状を問わず
利用でき、化粧料の種類・形態・使用法により適宜選択
される。また、1個の大きさは、体積で0.51m3〜
15c脂3の範囲のものが好ましい0例えば1球状のも
のであれば、直径1層−〜30朧の大きさが好ましい、
また、マクロカプセルは、異なった形状のものおよび/
または異なった大きさのものを組み合わせても使用でき
る。 本発明に使用する球状物ならびに非球状物は、化粧料原
料として人体に対して安全とされているものはいずれも
が使用できる。 球状物ならびに非球状物の材質としては1例えばポリエ
チレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・ナイロン等の
合成樹脂1合成樹脂発泡硬質体、合成樹脂焼結体、合成
樹脂中空体、葉・茎・根−実等の草や木、マイクロクリ
スタリンワックス等の固形ワックス、アルミニウム等の
金属1粒土拳珪藻土・シラス等の無機物質、S機物質発
泡体、無機物質焼結体、無機物質中空体などを挙げるこ
とができる。 なお2成分によっては化粧料の他の成分と反応しないよ
うに処理しておくことが好ましい。 また、物理的な力によりマクロカプセルの破壊を促進さ
せることができる程度に、しかも、皮膚に対し障害を与
えることのない程度に、球状物ならびに非球状物は強度
と硬度と形状とを構成するものである。 球状物ならびに非球状物は1粒径が0.05°〜2膳鳳
の範囲のものが使用される。該範囲内に於いては、マク
ロカプセルとともに配合された化粧料ば於いて、混和も
しくは捏和された場合に、マクロカプセルの破壊を促進
させることができる。また、球状物ならびに非球状物は
、異なった形状・大きさのものを組み合わせても使用で
きる。 なお、球状物ならびに非球状物の配合量は、0.5〜2
0重量%が良好である。すなわち、該範囲内では、マク
ロカプセルの破壊を効果的に促進させることができ、か
つ、皮膚に対して違和感のない化粧料が得られる。 マクロカプセルの破壊方法については、カプセル壁の機
械的破裂法もしくはカプセル壁の機械的破裂法と溶融法
との組み合わせがあり、利用する化粧料の種類・形態・
使用方法により。 適宜選択される。なお、マクロカプセルは、化粧料系内
で安定であることが必要であり、例えば、化粧水のよう
な水を含む系への利用に於いては、マクロカプセルは耐
水性を有していなければならない、また、マクロカプセ
ルの破壊方法について溶融法をも利用する場合であれば
。 例えば、化粧料に水を加え混合して使用する場合に於い
ては、マクロカプセルを親木性材質から構成させておけ
ば、カプセル壁の機械的破裂法ならびに溶融法が併用で
き、カプセル壁の破壊が容易となる。ただしこの場合は
、親水性物質を化粧料基剤中に配合することは困難であ
り、マクロカプセル中にも含有させることは困難である
。 本発明は、上記の如く、1種もしくは2種以上の成分を
内包してなるマクロカプセルと1粒径0.05〜2厘層
の球状物および/または非球状物とを配合することを特
徴とする化粧料であり、種々の化粧料の形態に利用で%
きる0例えば、油と水とを乳化した乳化物、水性または
油性ゲル化剤を主体としたゲル化物、粉体を油や水に分
散した分散物、無機粉体、有機粉体等の粉体混合物等か
らなる化粧料に利用され、また、製品形態としてはいず
れのものとしても利用できる。なお、本発明の化粧料は
、使用後、拭き取り、はぎ取り、もしくは洗い流しをす
るものである。 [実施例] 次に本発明について実施例を挙げてさらに説明する。こ
れらは本発明を何ら限定するものではない。 実施例[11クレイ状パック (処方) (重量%)(1)
カオリン 50.8(2) タ
ルク 20,0(国 酸化チ
タン 1.0(4ナイロン末
5.0(5) メタケイ酸アルミン酸マ
グネジ 5.Qラム (6) 結晶セルロース 5.0(
7) ベンガラ 0.1(8
) 防腐剤 0.1(圀 球
状物(耐火粘土発泡造粒焼 3.0酸物1粒径:1m
m) 60) マクロカプセル(ソフトゼラ 1O00チ
ンカプセル) (製法) A(1)〜(鴎を均一に混合する。 BAに(1G)を加えて、均一に混合する。 CBを小容器に充填して、クレイ状パックを得る。 (使用法) クレイ状パックの入った小容器に温水もしくは水を適量
添加して、十分に混合してペースト状にする。この際、
温水もしくは水がソフトゼラチンカプセルを溶融させ、
かつ、球状物がソフトゼラチンカプセルの破壊を促進さ
せるので、内包された油剤と基剤が均一に混合される。 このペースト状のクレイ状パックを顔面に塗布し、パッ
ク終了後洗い流す。 水晶は、油剤をカプセル化しているので製品の固化・変
質等がない、また使用後しっとりとする。 実施例
【2】 洗顔料
(処方) (重量%)(1)N
−ラウロイル−L−グルタミ 20.0ン酸モノナトリ
ウム (2) N−ココイル−L−グルタミ 20.Oン酸
モノナトリウム (国 1,3−ブチレンゲリコール 15.0(
夷 ジプロピレングリコール 10.0(5)
非球状物(クルミ穀粒1粒径 5.0: O,lQ
〜0.15m層) (匂 球状物(ポリエチレン球1粒 0.5径 =
0.2膳鵬 ) (2) マクロカプセル(メタクリル 2.0酸メチ
ル−エチレングリコール ジメタクリレート共重合体) (8) 色素 適量(涌
防腐剤 0.260) 精
製水 残量(製法) A(1)〜(4) 、 @〜(10)を加熱して、均一
に混合溶解する。 BAを冷却する。 CBに(5)〜(61を加えて、均一に混合する。 DCに(7)を加えて、均一に混合する。 EDを容器に充填して、洗顔料を得る。 (使用法) 洗顔料に一部を手に取り、ぬるま湯もしくは水で泡立て
た後、洗顔する。泡立てる際1手と手のこすり合わせに
よりマクロカプセルが破壊され過脂肪剤と香料が放出さ
れる。 水晶は、香料をカプセル化しているので香料の変質や飛
散がない、また過脂肪剤を有効に配合している。 実施例
−ラウロイル−L−グルタミ 20.0ン酸モノナトリ
ウム (2) N−ココイル−L−グルタミ 20.Oン酸
モノナトリウム (国 1,3−ブチレンゲリコール 15.0(
夷 ジプロピレングリコール 10.0(5)
非球状物(クルミ穀粒1粒径 5.0: O,lQ
〜0.15m層) (匂 球状物(ポリエチレン球1粒 0.5径 =
0.2膳鵬 ) (2) マクロカプセル(メタクリル 2.0酸メチ
ル−エチレングリコール ジメタクリレート共重合体) (8) 色素 適量(涌
防腐剤 0.260) 精
製水 残量(製法) A(1)〜(4) 、 @〜(10)を加熱して、均一
に混合溶解する。 BAを冷却する。 CBに(5)〜(61を加えて、均一に混合する。 DCに(7)を加えて、均一に混合する。 EDを容器に充填して、洗顔料を得る。 (使用法) 洗顔料に一部を手に取り、ぬるま湯もしくは水で泡立て
た後、洗顔する。泡立てる際1手と手のこすり合わせに
よりマクロカプセルが破壊され過脂肪剤と香料が放出さ
れる。 水晶は、香料をカプセル化しているので香料の変質や飛
散がない、また過脂肪剤を有効に配合している。 実施例
【3】 マツサージクリーム
(処方) (重量%)(1)
ステアリン酸 1.0(2) ス
テアリルアルコール 4.5(3) 親油
型モノステアリン酸グリ 3.0セリン (4) 硬化油 4.0(5
) 流動パラフィン 40.0(0セス
キオレイン酸ソルビタン 0.5(7) 水酸化ナ
トリウム Q、QO3@l、3−ブチレ
ングリコール 7.0(7) 防腐剤
0.1θの 色素
適量(11) 非球状物(珪藻土焼成物1
粒 10.0径 : 0.1〜0.2膳鵬 ) 02) マクロカプセル(アクリル酸3.0=メタク
リル酸共重合体) 03)精製水 残量(製法) A(1)〜(〔を75℃にて加熱溶解する。 B ■〜(10)、63)を75℃にて加熱溶解する。 CAにBを加えて、乳化をする。 DCを冷却する。 EDに(II)を加えて、均一に混合する。 FEに(ロ)を加えて、均一に混合する。 GFを容器に充填して、マツサージクリームを得る。 (使用法) マツサージクリームの適量を手に取り、顔面をマツサー
ジする。マクロカプセルはマツサージ中に破壊される。 水晶は、dl−α−トコフェロール、香料をカプセル化
しているので、これらの成分が化粧料中で変質すること
がない。 [発明の効果] 本発明は、従来配合の困難な成分も配合ならしめた化粧
料であり、また組み合わせて配合することが困難であっ
た成分等をも配合可能とした化粧料である。なお、球状
物および/または非球状物の配合により、マクロカプセ
ルの破壊を容易ならしめ、化粧料としての使用性を向上
させたものである。さらには1品質の安定した化粧料を
提供することを可能にしたものである。また、新規な形
態及び用法の化粧料の提供をも可能にした。 以 上
ステアリン酸 1.0(2) ス
テアリルアルコール 4.5(3) 親油
型モノステアリン酸グリ 3.0セリン (4) 硬化油 4.0(5
) 流動パラフィン 40.0(0セス
キオレイン酸ソルビタン 0.5(7) 水酸化ナ
トリウム Q、QO3@l、3−ブチレ
ングリコール 7.0(7) 防腐剤
0.1θの 色素
適量(11) 非球状物(珪藻土焼成物1
粒 10.0径 : 0.1〜0.2膳鵬 ) 02) マクロカプセル(アクリル酸3.0=メタク
リル酸共重合体) 03)精製水 残量(製法) A(1)〜(〔を75℃にて加熱溶解する。 B ■〜(10)、63)を75℃にて加熱溶解する。 CAにBを加えて、乳化をする。 DCを冷却する。 EDに(II)を加えて、均一に混合する。 FEに(ロ)を加えて、均一に混合する。 GFを容器に充填して、マツサージクリームを得る。 (使用法) マツサージクリームの適量を手に取り、顔面をマツサー
ジする。マクロカプセルはマツサージ中に破壊される。 水晶は、dl−α−トコフェロール、香料をカプセル化
しているので、これらの成分が化粧料中で変質すること
がない。 [発明の効果] 本発明は、従来配合の困難な成分も配合ならしめた化粧
料であり、また組み合わせて配合することが困難であっ
た成分等をも配合可能とした化粧料である。なお、球状
物および/または非球状物の配合により、マクロカプセ
ルの破壊を容易ならしめ、化粧料としての使用性を向上
させたものである。さらには1品質の安定した化粧料を
提供することを可能にしたものである。また、新規な形
態及び用法の化粧料の提供をも可能にした。 以 上
Claims (1)
- (1)1種もしくは2種以上の成分を内包してなるマク
ロカプセルと、粒径0.05〜2mmの球状物および/
または非球状物とを配合することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12331785A JPS61282306A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12331785A JPS61282306A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61282306A true JPS61282306A (ja) | 1986-12-12 |
JPH0569082B2 JPH0569082B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=14857559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12331785A Granted JPS61282306A (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61282306A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02282311A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-19 | Noevir Co Ltd | カプセル状化粧料を充填収容した化粧品 |
WO1998007403A1 (fr) | 1996-08-21 | 1998-02-26 | Kao Corporation | Procedes cosmetologiques |
US11471386B2 (en) | 2017-12-29 | 2022-10-18 | Conopco, Inc. | Non-spherical microcapsule |
US11642290B2 (en) | 2017-12-29 | 2023-05-09 | Conopco, Inc. | Non-spherical microcapsule |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP12331785A patent/JPS61282306A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02282311A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-19 | Noevir Co Ltd | カプセル状化粧料を充填収容した化粧品 |
JPH0585522B2 (ja) * | 1989-04-24 | 1993-12-07 | Noevir Kk | |
WO1998007403A1 (fr) | 1996-08-21 | 1998-02-26 | Kao Corporation | Procedes cosmetologiques |
US11471386B2 (en) | 2017-12-29 | 2022-10-18 | Conopco, Inc. | Non-spherical microcapsule |
US11642290B2 (en) | 2017-12-29 | 2023-05-09 | Conopco, Inc. | Non-spherical microcapsule |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569082B2 (ja) | 1993-09-30 |
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