JPS61277762A - パネルの取付構造 - Google Patents
パネルの取付構造Info
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- JPS61277762A JPS61277762A JP11980985A JP11980985A JPS61277762A JP S61277762 A JPS61277762 A JP S61277762A JP 11980985 A JP11980985 A JP 11980985A JP 11980985 A JP11980985 A JP 11980985A JP S61277762 A JPS61277762 A JP S61277762A
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- hook
- panels
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、パネルの取付は構造、特にワンタンチで取
付け、取外しが出来、ビル、マンションのような建造物
の壁面の処理に好適なパネルの取付は構造に関する。
付け、取外しが出来、ビル、マンションのような建造物
の壁面の処理に好適なパネルの取付は構造に関する。
〈従来の技術〉
従来、建物の壁面にパネルを取付ける方法としては、例
えば、特開昭59−38450号に示されるようなもの
がある。即ち、内装用建材パネル(パネル小片)を下地
材に取付けるに際して、下地材の全面とパネル小片裏面
の任意個所に面ファスナを取付け、この面ファスナ同士
を係合させて、下地材にパネル小片同士を密着させて取
付は冠例が示されており、これにより、特別な施工技術
を′持たない人でも内装用建材パネルを比較的、容易に
取付けられるようにしたものである。
えば、特開昭59−38450号に示されるようなもの
がある。即ち、内装用建材パネル(パネル小片)を下地
材に取付けるに際して、下地材の全面とパネル小片裏面
の任意個所に面ファスナを取付け、この面ファスナ同士
を係合させて、下地材にパネル小片同士を密着させて取
付は冠例が示されており、これにより、特別な施工技術
を′持たない人でも内装用建材パネルを比較的、容易に
取付けられるようにしたものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような従来のパネルの取付構造は、
平面度、サイズ等内装の施工条件の整えられた下地材と
しての胴縁を内装面部のベースとし、それに内装用建材
パネル(パネル小片)を取付けるようにしているので下
地材を取付は易い例えば和風家屋には好適であるけれど
もビルやマンションのようなコンクリートによる建造物
の場合には、下地材が取付は難く施工しづらいものであ
った。
平面度、サイズ等内装の施工条件の整えられた下地材と
しての胴縁を内装面部のベースとし、それに内装用建材
パネル(パネル小片)を取付けるようにしているので下
地材を取付は易い例えば和風家屋には好適であるけれど
もビルやマンションのようなコンクリートによる建造物
の場合には、下地材が取付は難く施工しづらいものであ
った。
そこで、このようなコンクリート主体の壁面上にパネル
を取付ける場合には壁面上にパネルを直接取付ける、所
謂「直付け」できることが好ましいとされるが、壁面は
、平面度の点で意外と不整であること、又、壁面のサイ
ズ、形状が種々にわたること等の理由によってパネルを
壁面に直付けし難いものである。
を取付ける場合には壁面上にパネルを直接取付ける、所
謂「直付け」できることが好ましいとされるが、壁面は
、平面度の点で意外と不整であること、又、壁面のサイ
ズ、形状が種々にわたること等の理由によってパネルを
壁面に直付けし難いものである。
この発明は、壁面サイズ、平面度の不、揃いを調整、吸
収しつつパネルをワンタッチで取付け、取外し出来、特
別な施工技術を持たない人であっても容易に壁面処理す
ることが出来るパネルの取付構造を提供することを目的
としている。
収しつつパネルをワンタッチで取付け、取外し出来、特
別な施工技術を持たない人であっても容易に壁面処理す
ることが出来るパネルの取付構造を提供することを目的
としている。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明にかかるパネルの取付妙構造は上記の目的を達
成するために、建物の壁面と該壁面被覆用の複数枚のパ
ネルとに面ファスナを各々取付けて面ファスナ同士の係
合を介し壁面上にパネル面部番形成するパネルの取付構
造に於いて、上記一方の面ファスナは、テープ状のもの
で、壁面に任意間隔を置いて縦・横・斜めの少なくとも
いずれかの方向に沿って連続状に設けられ、上記パネル
は、芯材をなすパネル本体の少なくとも表面が仕上げ材
にて被覆され、側面がパイル状の目地材にて被覆され、
そして裏面には上記一方の面ファスナに対応する間隔を
以て該面ファスナと係合せしめる他方の面ファスナが配
され、且つ、パネル同士は隣接する他のパネルの側面と
の間に双方の目地材で覆われる程度の隙間を残して非接
触状態で取付けられるものとしている。
成するために、建物の壁面と該壁面被覆用の複数枚のパ
ネルとに面ファスナを各々取付けて面ファスナ同士の係
合を介し壁面上にパネル面部番形成するパネルの取付構
造に於いて、上記一方の面ファスナは、テープ状のもの
で、壁面に任意間隔を置いて縦・横・斜めの少なくとも
いずれかの方向に沿って連続状に設けられ、上記パネル
は、芯材をなすパネル本体の少なくとも表面が仕上げ材
にて被覆され、側面がパイル状の目地材にて被覆され、
そして裏面には上記一方の面ファスナに対応する間隔を
以て該面ファスナと係合せしめる他方の面ファスナが配
され、且つ、パネル同士は隣接する他のパネルの側面と
の間に双方の目地材で覆われる程度の隙間を残して非接
触状態で取付けられるものとしている。
〈 作 用 〉
まず建造物の壁面に一方の面ファスナを縦・横・斜めの
少なくともいずれかの方向に沿って任意間隔毎に連続状
に設ける。
少なくともいずれかの方向に沿って任意間隔毎に連続状
に設ける。
そして芯材としてのパネル本体の少なくとも表面が仕上
げ材にて被覆され側面がパイル状の目地材にて被覆され
そして裏面には壁面の面ファスナと係合する他方の面フ
ァスナが壁面の面ファスナと対応する間隔を以て設けら
れているパネルを、予め複数用意しておき面ファスナ同
士の保合を介してパネルを壁面上に直接節してゆく。こ
の時、パネル同士を、隣接する他のパネルの側面との間
に、双方の目地材で覆われる程度の隙間を残して、非接
触状態で取付けるものである。
げ材にて被覆され側面がパイル状の目地材にて被覆され
そして裏面には壁面の面ファスナと係合する他方の面フ
ァスナが壁面の面ファスナと対応する間隔を以て設けら
れているパネルを、予め複数用意しておき面ファスナ同
士の保合を介してパネルを壁面上に直接節してゆく。こ
の時、パネル同士を、隣接する他のパネルの側面との間
に、双方の目地材で覆われる程度の隙間を残して、非接
触状態で取付けるものである。
従って、壁面の平面度が悪く、多少の歪があってもパネ
ル同士を密着させず隙間を残して壁面上に取付けてゆく
ことで、その歪を吸収できることになり、又パネル間に
隙間があるので必要時(改修時)に取外し易いものとな
る。しかも隙間はパイル状の目地材にて遮蔽されるので
、壁面の露出を防ぎ意匠的にもパネル面部のアクセント
となるようにされている。
ル同士を密着させず隙間を残して壁面上に取付けてゆく
ことで、その歪を吸収できることになり、又パネル間に
隙間があるので必要時(改修時)に取外し易いものとな
る。しかも隙間はパイル状の目地材にて遮蔽されるので
、壁面の露出を防ぎ意匠的にもパネル面部のアクセント
となるようにされている。
く実 施 例〉
以下、この発明の詳細を第1図乃至第12図に基づいて
説明する。
説明する。
尚、従来と共通する部分は同一符号を用いることとし、
重複説明を省略する。
重複説明を省略する。
第1図及び第12図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。
ある。
尚、以下で説明するパネルの取付妙構造は、本来、建物
の内壁面或いは外壁面のいずれにも適用できるが、ここ
では説明の都合上、特に内・外と区別せずに壁面として
説明する。
の内壁面或いは外壁面のいずれにも適用できるが、ここ
では説明の都合上、特に内・外と区別せずに壁面として
説明する。
このパネルの取付構造は、壁面1に接着材により連続状
に設けられた一方の面ファスナ2と、この面ファスナ2
に他方の面ファスナ3を係合させて複数のパネル4を壁
面1に取付け、壁面1にパネル面部5を形成自在とする
ものである。
に設けられた一方の面ファスナ2と、この面ファスナ2
に他方の面ファスナ3を係合させて複数のパネル4を壁
面1に取付け、壁面1にパネル面部5を形成自在とする
ものである。
尚、以上及び以下の説明に於いて「面ファスナ」とは、
ループと鉤を係合させて強固な結合状態を呈するベルク
ロファスナ(商標名)やマジックテープ(商標名)と称
する面ファスナに相当するものである。
ループと鉤を係合させて強固な結合状態を呈するベルク
ロファスナ(商標名)やマジックテープ(商標名)と称
する面ファスナに相当するものである。
一方の面ファスナ2は、図示の例で壁面1に縦、横方向
に施されているが、これに限定されず壁面1に縦、横、
斜めの方向のいずれか、或いはこれらを組合わせた状態
にして任意の間隔6を置いて連続状に接着されるもので
、施工に際しては、面ファスナ2と壁面1の間にパテを
施したり、シートを貼る等して壁面1の凹凸をならし、
平面度を予め調整するものである。
に施されているが、これに限定されず壁面1に縦、横、
斜めの方向のいずれか、或いはこれらを組合わせた状態
にして任意の間隔6を置いて連続状に接着されるもので
、施工に際しては、面ファスナ2と壁面1の間にパテを
施したり、シートを貼る等して壁面1の凹凸をならし、
平面度を予め調整するものである。
ところで、複数のパネル4は、パネル本体7の少なくと
も表面8を仕上げ材9にて覆い、このパネル本体7の側
面10をパイル状の目地材11で更に覆い、しかも裏面
12には壁面1の一方の面ファスナ2と係合させるべき
他方の面ファスナ3が接着されている。又このパネル4
は、予め工場にて各種のサイズ、色、柄、模様に製造さ
れているものであり、施工現場に合わせAサイズ、色、
模様、柄等を施工者が選択するものである。
も表面8を仕上げ材9にて覆い、このパネル本体7の側
面10をパイル状の目地材11で更に覆い、しかも裏面
12には壁面1の一方の面ファスナ2と係合させるべき
他方の面ファスナ3が接着されている。又このパネル4
は、予め工場にて各種のサイズ、色、柄、模様に製造さ
れているものであり、施工現場に合わせAサイズ、色、
模様、柄等を施工者が選択するものである。
このパネル本体7は、パネル4の芯材となるもので、方
形状とされ、材質としては、不燃性、防炎性があり且つ
軽量で加工性の有る亜鉛鉄板、大平板、フレキ、そして
更には曲面形成も可能なFGボード等が用いられ、その
厚みは開口部額縁(例えば窓)より飛び出さない5mm
程度とされている。
形状とされ、材質としては、不燃性、防炎性があり且つ
軽量で加工性の有る亜鉛鉄板、大平板、フレキ、そして
更には曲面形成も可能なFGボード等が用いられ、その
厚みは開口部額縁(例えば窓)より飛び出さない5mm
程度とされている。
仕上げ材9は、壁面1にパネル面部5を形成するための
化粧用のシートで、表面13にはプリント印刷、塗装(
例えばミラー塗装)、植毛等により美麗な模様、着色が
施されており、裏面14にはパネル本体7に貼り付ける
ための接着層があり、材質としては防炎性を有しプリン
ト印刷可能な材質、例えばクロス、合成紙、タック紙、
フィルム等により形成される。
化粧用のシートで、表面13にはプリント印刷、塗装(
例えばミラー塗装)、植毛等により美麗な模様、着色が
施されており、裏面14にはパネル本体7に貼り付ける
ための接着層があり、材質としては防炎性を有しプリン
ト印刷可能な材質、例えばクロス、合成紙、タック紙、
フィルム等により形成される。
次いで目地材11は、パネル4の側面15に貼り付けて
施されるもので、粘着テープ状とされ、表面がパイル状
、裏面が接着可能とされており、隣接するパネル4間の
隙間16を遮蔽する。
施されるもので、粘着テープ状とされ、表面がパイル状
、裏面が接着可能とされており、隣接するパネル4間の
隙間16を遮蔽する。
又、パネル4の裏面17に取付けられている他方の面フ
ァスナ3は、壁面l上の一方の面ファスナ2の幅サイズ
に合わせたサイズに形成されており、面ファスナ2相互
の間隔6に合わせた間隔18でパネル本体7の裏面12
に4個所貼り付けられている。
ァスナ3は、壁面l上の一方の面ファスナ2の幅サイズ
に合わせたサイズに形成されており、面ファスナ2相互
の間隔6に合わせた間隔18でパネル本体7の裏面12
に4個所貼り付けられている。
次ぎに取付は状態を説明する。
まず壁面1上の小さな凹凸に、パテを塗り、シートを貼
る等してならした後、接着材により一方の面ファスナ2
を縦・横の方向に沿って連続状に貼り付ける。
る等してならした後、接着材により一方の面ファスナ2
を縦・横の方向に沿って連続状に貼り付ける。
次いで、予め工場で製造されている種々の形状、サイズ
、又仕上げ材9の材質、色、模様等の種々のパネル4を
施工現場の状況に合わせて、施工者が適宜、選択し、こ
のパネル4の裏面17の面ファスナ3を壁面1上の面フ
ァスナ2に係合させて、複数のパネル4を壁面1に順次
取付け、固定する。
、又仕上げ材9の材質、色、模様等の種々のパネル4を
施工現場の状況に合わせて、施工者が適宜、選択し、こ
のパネル4の裏面17の面ファスナ3を壁面1上の面フ
ァスナ2に係合させて、複数のパネル4を壁面1に順次
取付け、固定する。
尚、この時、パネル4は、隣接する他のパネル4の側面
15との間に若干の距離を残して非接触状態で取付けて
ゆく。この距離に見合う隙間16の存在により壁面1の
多少の歪や平面度の低下している部分の存在にもかかわ
らず壁面1の全体にパネル4を取付けてゆけるものであ
る。。
15との間に若干の距離を残して非接触状態で取付けて
ゆく。この距離に見合う隙間16の存在により壁面1の
多少の歪や平面度の低下している部分の存在にもかかわ
らず壁面1の全体にパネル4を取付けてゆけるものであ
る。。
このようにして複数枚のパネル4の取付けを繰り返すこ
とにより壁面lに複数枚のパネル4より成るパネル面部
5を形成するものである。
とにより壁面lに複数枚のパネル4より成るパネル面部
5を形成するものである。
この場合、パネル4相互間の間隔即ち隙間16は相隣接
するパネル4.4の側面15.15に設けられているパ
イル状の目地材11により遮蔽され、目地材11によっ
て下の壁面1が直接見えることを防ぎ、又そこに埃、ゴ
ミの入るのを防ぎ、しかもこの目地材11は意匠的にパ
ネル面部5のアクセントラインとしても利用されるため
、内装又は外装用のパネル面部5の見栄えが良い。
するパネル4.4の側面15.15に設けられているパ
イル状の目地材11により遮蔽され、目地材11によっ
て下の壁面1が直接見えることを防ぎ、又そこに埃、ゴ
ミの入るのを防ぎ、しかもこの目地材11は意匠的にパ
ネル面部5のアクセントラインとしても利用されるため
、内装又は外装用のパネル面部5の見栄えが良い。
取付けた後に、補修、改装等を行う時は、パネル4間の
隙間工6に指や道具を入れて面ファスナ2.3同士を離
せばこれらのパネル4を容易に取り外すことが出来、又
新たなパネル4を同様に取付けられるものであるため、
一旦壁面1に面ファスナ2を取付けておけば、その後の
パネル4の交換は極めて容易である。
隙間工6に指や道具を入れて面ファスナ2.3同士を離
せばこれらのパネル4を容易に取り外すことが出来、又
新たなパネル4を同様に取付けられるものであるため、
一旦壁面1に面ファスナ2を取付けておけば、その後の
パネル4の交換は極めて容易である。
尚、この実施例に於いては、パネル4の形状を方形状と
して説明したが、これに限定されるものではなく、円形
、亀甲形、ダイヤモンド形等各種の形状のパネル4を採
用でき、更にこれらの形状のものを適宜、組合せること
も出来るものであり、又建物の内壁面にパネル面を施す
場合に限定されるものではなく、外壁面、例えば玄関廻
り、車庫内の壁面にパネル面部を設ける場合にも十分適
用できるものである。
して説明したが、これに限定されるものではなく、円形
、亀甲形、ダイヤモンド形等各種の形状のパネル4を採
用でき、更にこれらの形状のものを適宜、組合せること
も出来るものであり、又建物の内壁面にパネル面を施す
場合に限定されるものではなく、外壁面、例えば玄関廻
り、車庫内の壁面にパネル面部を設ける場合にも十分適
用できるものである。
次ぎに、上記実施例において、ドア廻りの処理を第5図
及び第6図を例にして説明する。
及び第6図を例にして説明する。
即ち、ドア枠20の周囲に断面コ字形状の廻り縁21を
配し、この廻り縁21にパネル4の端部22を係入、固
定するもので、この廻り縁21の表面23には、パネル
4と同様なパネル面部の処理を予め施しておくものであ
る。
配し、この廻り縁21にパネル4の端部22を係入、固
定するもので、この廻り縁21の表面23には、パネル
4と同様なパネル面部の処理を予め施しておくものであ
る。
照明用のスイ・ノチ浬りの処理を、第7図及び第8図を
例に説明する。
例に説明する。
この場合には、予めパネル4の面形状をスイッチM24
の外形に合わせて形成して、冬のパネル4の側面15に
パイル状の目地材11を施しておき、スイッチ蓋24の
側面を覆うように側面に隣接させてパネル4を取付けて
ゆくものである。
の外形に合わせて形成して、冬のパネル4の側面15に
パイル状の目地材11を施しておき、スイッチ蓋24の
側面を覆うように側面に隣接させてパネル4を取付けて
ゆくものである。
次いで、部屋の「大すスミ」、「出スミj部分の処理を
、第9図、第10図を例に説明する。
、第9図、第10図を例に説明する。
入すスミ部25の場合には、一方のパネル4aの表面に
他方のパネル4bの側面15bの目地材11を押しつけ
るようにして配しパネル4a14b間の入りスミを遮蔽
するものである。又出スミの場合には、一方のパネル4
aの側面15aと他方のパネル4bの側面15bを塩化
ビニール或いはアルミ製のL形アングル26で覆い出ス
ミ部27の露出を防ぎ且つ双方のパネル4a、4bの端
部22を、このL形アングル26にて固定するものであ
る。
他方のパネル4bの側面15bの目地材11を押しつけ
るようにして配しパネル4a14b間の入りスミを遮蔽
するものである。又出スミの場合には、一方のパネル4
aの側面15aと他方のパネル4bの側面15bを塩化
ビニール或いはアルミ製のL形アングル26で覆い出ス
ミ部27の露出を防ぎ且つ双方のパネル4a、4bの端
部22を、このL形アングル26にて固定するものであ
る。
更に、荷物、衣服等を掛は止めるフック廻りの処理を、
第11図及び第12図を例に説明する。
第11図及び第12図を例に説明する。
この場合には、ビス28により壁面1に予め止められた
フック29のベース30が、後で壁面1に取付けられる
周囲のパネル4と各パネル4の目地材11により覆われ
、フック29の設置とパネル面部の形成が併せて行われ
るものである。
フック29のベース30が、後で壁面1に取付けられる
周囲のパネル4と各パネル4の目地材11により覆われ
、フック29の設置とパネル面部の形成が併せて行われ
るものである。
く効 果〉
この発明に係るパネルの取付構造は、以上説明してきた
如き内容のものなので、 (イ)壁面に不整な所があってもパネル間に隙間を残し
てパネルを取付け、各々のパネルでそれぞれ対応する壁
面状態に相応させて取付けてゆくことができるから、種
々の壁面に対する汎用性が高く、 (ロ)改装、補修時にパネル間の隙間を利用して容易に
パネルの取外し、交換をすることが出来、内・外装の模
様替えに要するコスト、工期を大幅に削減でき、 (ハ)パネル間の隙間は目地材で覆われて埃、ゴミの入
ることが防止されしかも目地材は全体のパネル面部に対
してアクセントラインを形成するから壁面ひいてはパネ
ル面部に意匠性を付与できるという効果があり、更に各
実施例によれば、(ニ)内装で比較的、面倒な開口部廻
り、照明のスイッチ廻り、フック廻り等を側面のパイル
状の目地材の存在や他部品との組合わせにより容易に処
理することが出来、 (ホ)入すスミ部、出スミ部の処理も(ニ)と同様容易
に行えるので、複雑な壁面形状の内外装もおこなえ、 (へ)パネル本体の材質を可撓性のあるものにしておけ
ば、湾曲状の壁面にも十分対応でき、その分遣用可能な
範囲を非常に広いものと出来る、という付随的な効果も
ある。
如き内容のものなので、 (イ)壁面に不整な所があってもパネル間に隙間を残し
てパネルを取付け、各々のパネルでそれぞれ対応する壁
面状態に相応させて取付けてゆくことができるから、種
々の壁面に対する汎用性が高く、 (ロ)改装、補修時にパネル間の隙間を利用して容易に
パネルの取外し、交換をすることが出来、内・外装の模
様替えに要するコスト、工期を大幅に削減でき、 (ハ)パネル間の隙間は目地材で覆われて埃、ゴミの入
ることが防止されしかも目地材は全体のパネル面部に対
してアクセントラインを形成するから壁面ひいてはパネ
ル面部に意匠性を付与できるという効果があり、更に各
実施例によれば、(ニ)内装で比較的、面倒な開口部廻
り、照明のスイッチ廻り、フック廻り等を側面のパイル
状の目地材の存在や他部品との組合わせにより容易に処
理することが出来、 (ホ)入すスミ部、出スミ部の処理も(ニ)と同様容易
に行えるので、複雑な壁面形状の内外装もおこなえ、 (へ)パネル本体の材質を可撓性のあるものにしておけ
ば、湾曲状の壁面にも十分対応でき、その分遣用可能な
範囲を非常に広いものと出来る、という付随的な効果も
ある。
第1図は、本発明に係るパネルの取付構造の一実施例を
示す一部破断の正面図、 第2図は、パネルを示す一部破断の拡大斜視説明図、 第3図は、パネルの構成を示す分解斜視説明図、第4図
は、壁面にパネルが取付けられる状態を示す第1図中矢
示IV−1’V線に沿う断面説明図、第5図は、ドア廻
りの処理例を示す正面図、第6図は、第5図中矢示VI
−Vl線に沿う断面図、第7図は、スイッチ廻りの処理
例を示す正面図、第8図は、第7図中矢示■−■線に沿
う断面図、第9図は、第1図中の矢示IX−IX線に沿
うスミ部の断面図、 第10図は、第1図中の矢示X−X線に沿う出スミ部の
断面図、 第11図は、フック廻りの処理例を示す正面図、そして 第12図は、第11図中矢示xn−xm線に沿う断面図
である。 1・・・・壁面 2.3・・・・面ファスナ 4・・・・パネル 5・・・・パネル面部 6.18・・・・間隔 7・・・・パネル本体 8・・・・表面 9・・・・仕上げ材 10・・・・側面 11・・・・目地材 12・・・・裏面 第2図 第3図 第4図 第5図 第9図 第to図
示す一部破断の正面図、 第2図は、パネルを示す一部破断の拡大斜視説明図、 第3図は、パネルの構成を示す分解斜視説明図、第4図
は、壁面にパネルが取付けられる状態を示す第1図中矢
示IV−1’V線に沿う断面説明図、第5図は、ドア廻
りの処理例を示す正面図、第6図は、第5図中矢示VI
−Vl線に沿う断面図、第7図は、スイッチ廻りの処理
例を示す正面図、第8図は、第7図中矢示■−■線に沿
う断面図、第9図は、第1図中の矢示IX−IX線に沿
うスミ部の断面図、 第10図は、第1図中の矢示X−X線に沿う出スミ部の
断面図、 第11図は、フック廻りの処理例を示す正面図、そして 第12図は、第11図中矢示xn−xm線に沿う断面図
である。 1・・・・壁面 2.3・・・・面ファスナ 4・・・・パネル 5・・・・パネル面部 6.18・・・・間隔 7・・・・パネル本体 8・・・・表面 9・・・・仕上げ材 10・・・・側面 11・・・・目地材 12・・・・裏面 第2図 第3図 第4図 第5図 第9図 第to図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 建物の壁面と該壁面被覆用の複数枚のパネルとに面ファ
スナを各々取付けて面ファスナ同士の係合を介し壁面上
にパネル面部を形成するパネルの取付構造に於いて、 上記一方の面ファスナは、テープ状のもので、壁面に任
意間隔を置いて縦・横・斜めの少なくともいずれかの方
向に沿って連続状に設けられ、上記パネルは、芯材をな
すパネル本体の少なくとも表面が仕上げ材にて被覆され
、側面がパイル状の目地材にて被覆され、そして裏面に
は上記一方の面ファスナに対応する間隔を以て該面ファ
スナと係合せしめる他方の面ファスナが配され、且つ、 パネル同士は隣接する他のパネルの側面との間に双方の
目地材で覆われる程度の隙間を残して非接触状態で取付
けられることを特徴とするパネルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11980985A JPS61277762A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11980985A JPS61277762A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | パネルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61277762A true JPS61277762A (ja) | 1986-12-08 |
JPH0361815B2 JPH0361815B2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=14770765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11980985A Granted JPS61277762A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61277762A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150242A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-07-04 | サイカラー・インコーポレーテッド | イオン性染料化合物を開始剤として含む感光性材料 |
JP2012060942A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Unitika Ltd | 壁面緑化システム |
WO2018234660A1 (fr) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | Gerflor | Dispositif de renovation d'une surface murale par recouvrement |
JP2019162290A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | Dicデコール株式会社 | 棚柱の取付方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5405875B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-02-05 | 住友林業株式会社 | 木質複合面部材 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP11980985A patent/JPS61277762A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150242A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-07-04 | サイカラー・インコーポレーテッド | イオン性染料化合物を開始剤として含む感光性材料 |
JP2012060942A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Unitika Ltd | 壁面緑化システム |
WO2018234660A1 (fr) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | Gerflor | Dispositif de renovation d'une surface murale par recouvrement |
FR3068058A1 (fr) * | 2017-06-23 | 2018-12-28 | Gerflor | Dispositif de renovation d'une surface murale par recouvrement |
JP2019162290A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | Dicデコール株式会社 | 棚柱の取付方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361815B2 (ja) | 1991-09-24 |
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