JPS61275344A - 光拡散性フツ化ビニリデン系樹脂組成物 - Google Patents
光拡散性フツ化ビニリデン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61275344A JPS61275344A JP11651285A JP11651285A JPS61275344A JP S61275344 A JPS61275344 A JP S61275344A JP 11651285 A JP11651285 A JP 11651285A JP 11651285 A JP11651285 A JP 11651285A JP S61275344 A JPS61275344 A JP S61275344A
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- JP
- Japan
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- light
- resin
- vinylidene fluoride
- diffusing
- methacrylate
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は光拡散性のすぐれた7ツ化ビ=yデン系樹脂組
成物に関するもので、更に詳しくは耐候性、特に長期の
紫外線照射による黄変を改良した光拡散性フッ化ビニリ
デン系樹脂組成物に関するものである。
成物に関するもので、更に詳しくは耐候性、特に長期の
紫外線照射による黄変を改良した光拡散性フッ化ビニリ
デン系樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術)
光拡散性プラスチックシートには、アクリル系樹脂シー
トをはじめとしているいろな素材のものが開発され、板
を含むシート状物として使用されるほか、最近は薄いフ
ィルムでも使用されるようになってきた。これら光拡散
性プラスチックシートの用途は、照明用、グレージング
用のほか看板、またマイクロフィルム用リーダーのよう
に後方から投影した文字等を写しだすリアープロジェク
ションスクリーン用、また類似した機能を利用した用途
として、喫茶店、デパート駅等で風景、映画各種宣伝広
告等のプリントフィルムの、明るさを確保する目的で、
光源の拡散、写りの防止のために乳白色の拡散シートを
使用している例等が上げられる。
トをはじめとしているいろな素材のものが開発され、板
を含むシート状物として使用されるほか、最近は薄いフ
ィルムでも使用されるようになってきた。これら光拡散
性プラスチックシートの用途は、照明用、グレージング
用のほか看板、またマイクロフィルム用リーダーのよう
に後方から投影した文字等を写しだすリアープロジェク
ションスクリーン用、また類似した機能を利用した用途
として、喫茶店、デパート駅等で風景、映画各種宣伝広
告等のプリントフィルムの、明るさを確保する目的で、
光源の拡散、写りの防止のために乳白色の拡散シートを
使用している例等が上げられる。
これら光拡散性プラスチックシートの製造方法には、炭
酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、タルク、シ
リカ等の光拡散剤を透明なプラスチックシートの表面に
塗布する方法、同様な光拡散剤を透明なプラスチック中
に混合分散する方法、屈拡率の異なる重合体のブレンド
による方法のほか、シートの表面に微細な凹凸をつける
方法等が知られているが、主には光拡散剤を透明なプラ
スチック中に混合、分散する方法が採用されている。
酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、タルク、シ
リカ等の光拡散剤を透明なプラスチックシートの表面に
塗布する方法、同様な光拡散剤を透明なプラスチック中
に混合分散する方法、屈拡率の異なる重合体のブレンド
による方法のほか、シートの表面に微細な凹凸をつける
方法等が知られているが、主には光拡散剤を透明なプラ
スチック中に混合、分散する方法が採用されている。
ところで用途からもわかるように、これら光拡散性プラ
スチックシートは屋外で使用される場合も、光線、特に
紫外部領域の光線を強く受ける宿命にある。現在アクリ
ル系樹脂のものをはじめ、いろいろな素材のものが使用
されているが、いずれも長期間、紫外線にさらされると
シートの黄変がおこり、明るさが低下したり色調が変化
する結果となり、この耐候性、特に黄変の改良が強く要
望されているのが実情である。
スチックシートは屋外で使用される場合も、光線、特に
紫外部領域の光線を強く受ける宿命にある。現在アクリ
ル系樹脂のものをはじめ、いろいろな素材のものが使用
されているが、いずれも長期間、紫外線にさらされると
シートの黄変がおこり、明るさが低下したり色調が変化
する結果となり、この耐候性、特に黄変の改良が強く要
望されているのが実情である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者はこのような点に鑑み、基材となるプラスチッ
クとして耐候性のすぐれたフッ化ビニリデン系樹脂を選
定し、一方これに光線透過率を大きくするため、云いか
えれば7ツ化ビニリデン系樹脂の結晶化による不透明化
(白濁)を制御する目的と、シート成形時の加工性を向
上させる目的で、メタクリル系樹脂と、更に光拡散剤を
混合・分散する事によって、光拡散性にすぐれ、かつ耐
候性、特に長期間の紫外線照射による黄変が改良された
フッ化ビニリデン系樹脂組成物が得られる事を見い出し
本発明を完成するに至った。
クとして耐候性のすぐれたフッ化ビニリデン系樹脂を選
定し、一方これに光線透過率を大きくするため、云いか
えれば7ツ化ビニリデン系樹脂の結晶化による不透明化
(白濁)を制御する目的と、シート成形時の加工性を向
上させる目的で、メタクリル系樹脂と、更に光拡散剤を
混合・分散する事によって、光拡散性にすぐれ、かつ耐
候性、特に長期間の紫外線照射による黄変が改良された
フッ化ビニリデン系樹脂組成物が得られる事を見い出し
本発明を完成するに至った。
(問題点を解決するだめの手段)
すなわち本発明は、7ツ化ビニリデン系樹脂とメタクリ
ル酸エステル系樹脂および光拡散剤を混合・分散させた
ことを特徴とする光拡散性フッ化ビAUデン系樹脂組成
物である。
ル酸エステル系樹脂および光拡散剤を混合・分散させた
ことを特徴とする光拡散性フッ化ビAUデン系樹脂組成
物である。
本発明で使用するフッ化ピ=yデン系樹脂とは7ツ化ビ
ニリデンのホモポリマーまたはフッ化C二すデンと共重
合可能な単量体との共重合体をいう。共重合可能な単量
体としては、例えばフッ化ビニ°ル、四フッ化エチレン
、三フッ化塩化エチレン等がある。
ニリデンのホモポリマーまたはフッ化C二すデンと共重
合可能な単量体との共重合体をいう。共重合可能な単量
体としては、例えばフッ化ビニ°ル、四フッ化エチレン
、三フッ化塩化エチレン等がある。
次にメタクリル酸エステル系樹脂とは、メタクリル酸メ
チルのホモポリマーのほかメタクリル酸メチルと共重合
可能な単量体との共重合体をいう。
チルのホモポリマーのほかメタクリル酸メチルと共重合
可能な単量体との共重合体をいう。
共重合可能な単量体としては、例えはメタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ゾチルのほかアクリル酸のアルキルエ
ステル等がある。
ル、メタクリル酸ゾチルのほかアクリル酸のアルキルエ
ステル等がある。
そしてフッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エステル
系樹脂の混合比は98〜30重量%/2〜70重量係、
好ましくは95〜45重量%15〜55重量係、更に好
ましくは90〜55重量%/10〜45重量%である。
系樹脂の混合比は98〜30重量%/2〜70重量係、
好ましくは95〜45重量%15〜55重量係、更に好
ましくは90〜55重量%/10〜45重量%である。
この理由は7ツ化ビニリデン系樹脂が98重量%を超え
ると成形時に得られるシートラ急冷しても一定の結晶化
が起こるため光線透過率が低下することと、シート加工
性が悪くなる。また、フン化ビニリデン系樹脂が30重
t%未満では、光線透過率やシート加工性にはすぐれる
が、目的とする耐候性の改良が顕著に認められずアクリ
ル系樹脂シートと同程度になってしまう。
ると成形時に得られるシートラ急冷しても一定の結晶化
が起こるため光線透過率が低下することと、シート加工
性が悪くなる。また、フン化ビニリデン系樹脂が30重
t%未満では、光線透過率やシート加工性にはすぐれる
が、目的とする耐候性の改良が顕著に認められずアクリ
ル系樹脂シートと同程度になってしまう。
次に前記のフッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エス
テル系樹脂と混合・分散させる光拡散剤には、例えば炭
酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、タルク、シ
リカ、水酸化アルミニウム、ガラスピーズ等を単独もし
くは2、種以上の併用で使用することができる。これら
光拡散剤の粒径は特に規定しないが、一般に使用される
0、1μ〜100μ、好ましくは数μ〜数10μ程度の
平均粒径のものが適轟である。
テル系樹脂と混合・分散させる光拡散剤には、例えば炭
酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、タルク、シ
リカ、水酸化アルミニウム、ガラスピーズ等を単独もし
くは2、種以上の併用で使用することができる。これら
光拡散剤の粒径は特に規定しないが、一般に使用される
0、1μ〜100μ、好ましくは数μ〜数10μ程度の
平均粒径のものが適轟である。
また光拡散剤の添加量は、成形品の厚さにより異なるの
で規定できないが、光拡散性や透明性を考慮すると、フ
ッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エステル系樹脂と
の混合物100Jit部に対して0.5〜10重量部の
範囲で使用するのが好ましい。なお光拡散剤を7ツ化ビ
ニリデン系樹脂およびメタクリル酸エステル系樹脂中に
混合・分散するにあたり、高級脂肪酸やその塩、等を分
散助剤として使用することができる。また成形品やシー
トの透明性や白さを疎外しない範囲で紫外線吸収剤を使
用することもできる。
で規定できないが、光拡散性や透明性を考慮すると、フ
ッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エステル系樹脂と
の混合物100Jit部に対して0.5〜10重量部の
範囲で使用するのが好ましい。なお光拡散剤を7ツ化ビ
ニリデン系樹脂およびメタクリル酸エステル系樹脂中に
混合・分散するにあたり、高級脂肪酸やその塩、等を分
散助剤として使用することができる。また成形品やシー
トの透明性や白さを疎外しない範囲で紫外線吸収剤を使
用することもできる。
次に組成物を製造する際に使用する原料は、樹脂と光拡
散剤等をタンプラー型ミキサーなどの簡単な混合機でプ
レンrしたものをそのまま原料として使用してもよいし
、このブレンドしたものを押出機等であらかじめ溶融混
練してペレットとしたものを原料とすることもできる。
散剤等をタンプラー型ミキサーなどの簡単な混合機でプ
レンrしたものをそのまま原料として使用してもよいし
、このブレンドしたものを押出機等であらかじめ溶融混
練してペレットとしたものを原料とすることもできる。
なお溶融混練する装置としては、単軸や2軸押用機、ニ
ーダ−、バンバリーミキサ−のほか高速回転混練機、例
えば神戸製鋼所(株)製′vcM混練機等も使用できる
。
ーダ−、バンバリーミキサ−のほか高速回転混練機、例
えば神戸製鋼所(株)製′vcM混練機等も使用できる
。
次に本発明の光拡散性7ツ化ビニIJデン系樹脂シート
の製造には、押出成形法が最も適し、これにはT−ダイ
方式とインフレーションダイ方式があり、いずれも採用
できる。なおシート成形時、特にフッ化ビニリデン系樹
脂の混合性が高い場合にはシー士をダイから流出後、急
冷する事が好ましい。またその他成形法として射出成形
、吹込中空成形を用いて光拡散性成形品を作ることもで
きる。
の製造には、押出成形法が最も適し、これにはT−ダイ
方式とインフレーションダイ方式があり、いずれも採用
できる。なおシート成形時、特にフッ化ビニリデン系樹
脂の混合性が高い場合にはシー士をダイから流出後、急
冷する事が好ましい。またその他成形法として射出成形
、吹込中空成形を用いて光拡散性成形品を作ることもで
きる。
このようにして得られる光拡散性フッ化ビニリデン系樹
脂シートおよび成形品は、厚さ0.06〜3.0朋の範
囲で使用され、用途が照明器具や看板等の場合にはシー
トを加熱成形するケースもある。
脂シートおよび成形品は、厚さ0.06〜3.0朋の範
囲で使用され、用途が照明器具や看板等の場合にはシー
トを加熱成形するケースもある。
なおシートが薄い場合には他の透明プラスチックシート
と積層しても用いることができる。また光拡散性を疎外
しない程度に着色したり、シート表面をエンボス加工し
ても差しつかえない。
と積層しても用いることができる。また光拡散性を疎外
しない程度に着色したり、シート表面をエンボス加工し
ても差しつかえない。
(実施例)
以下実施例で本発明の詳細な説明する。
なおこれからフッ化ビニリデン系樹脂をX’VD1F
。
。
メタクリル酸エステル系樹脂をPMMAと略して説明す
る。
る。
フッ化ぎニリデン系樹脂は、ペンウォルト社製、商品名
カイナー740(以下に−740と略す)、一方メタク
リル酸エステル系樹脂は、三菱レイヨン(株)社製、商
品名アクリベットMD (メタクリル酸メチル樹脂で以
下MDと略す)および同社製、商品名ハイペットHBI
(アクリル系ゴムを含むメタクリル酸メチル系樹脂で
以下HBffiと略す)を使用した。
カイナー740(以下に−740と略す)、一方メタク
リル酸エステル系樹脂は、三菱レイヨン(株)社製、商
品名アクリベットMD (メタクリル酸メチル樹脂で以
下MDと略す)および同社製、商品名ハイペットHBI
(アクリル系ゴムを含むメタクリル酸メチル系樹脂で
以下HBffiと略す)を使用した。
次に使用した光拡散剤は、炭酸カルシウム系として白石
カルシウム工業(株)社製、商品名シブロンAおよび同
社製、商品名ホワイトン8B、酸化チタンとして5原産
業(株)社製R−820,8102系とし【富士ディt
ソン化学(株)社製、商品名サイロイド+244を使用
した。
カルシウム工業(株)社製、商品名シブロンAおよび同
社製、商品名ホワイトン8B、酸化チタンとして5原産
業(株)社製R−820,8102系とし【富士ディt
ソン化学(株)社製、商品名サイロイド+244を使用
した。
なお各組成の光拡散性シートサンプルを射出成形法や押
出成形法で成形するにあたり使用した原料はI’VDI
!’とPMMAおよび光拡散剤を一定比率でブレンド後
30tmφ異方向回転2軸押出機で溶融ペレット化して
使用した。
出成形法で成形するにあたり使用した原料はI’VDI
!’とPMMAおよび光拡散剤を一定比率でブレンド後
30tmφ異方向回転2軸押出機で溶融ペレット化して
使用した。
実施例1
pvny (K −740)とPMMA (MD )の
80:20混合物100重量部に炭酸カルシウム系光拡
散剤(シブロンA)を1重量部加えたものを2軸押出機
でペレット化した原料を用いて東芝機械(株)社製5オ
ンス射出成形機で120mに120玉に2N厚の板状サ
ンプルを成形した。金型温度50℃、本シートサンプル
の光学的性質および耐候性を評価した結果、第1表に示
す様に優れた光拡散性、および長期の耐候促進試験でも
紫外線に対する優れた色詞安定性を示した。
80:20混合物100重量部に炭酸カルシウム系光拡
散剤(シブロンA)を1重量部加えたものを2軸押出機
でペレット化した原料を用いて東芝機械(株)社製5オ
ンス射出成形機で120mに120玉に2N厚の板状サ
ンプルを成形した。金型温度50℃、本シートサンプル
の光学的性質および耐候性を評価した結果、第1表に示
す様に優れた光拡散性、および長期の耐候促進試験でも
紫外線に対する優れた色詞安定性を示した。
実施例2
PVDF (K −740)とPMMA (MD :
HEIIf : 1:1ブレンド品)の60:40混合
物100重量部に酸化チタン系光拡散剤(R−820)
0.5重量部と炭酸カルシウム系光拡散剤(ホワイトン
8B ’) 0.5重量部を加えて、ペレット化した原
料を用いて押出機40mφ、幅500m、スリット0.
7龍のコートハンガータイプダイ設備でシートサンプル
を成形した。本シートサンプルの厚さは0.22mでそ
の光学的性質および耐候性を評価した結果、第1表に示
す様に優れた性能を示した。
HEIIf : 1:1ブレンド品)の60:40混合
物100重量部に酸化チタン系光拡散剤(R−820)
0.5重量部と炭酸カルシウム系光拡散剤(ホワイトン
8B ’) 0.5重量部を加えて、ペレット化した原
料を用いて押出機40mφ、幅500m、スリット0.
7龍のコートハンガータイプダイ設備でシートサンプル
を成形した。本シートサンプルの厚さは0.22mでそ
の光学的性質および耐候性を評価した結果、第1表に示
す様に優れた性能を示した。
実施例6
PVDIF (K −740とFMMA (MD )
ノ50 : 50混合物100重量部に第1表に示す光
拡散剤をブレンドしてペレット化した原料を用いて実施
例1と同じ設備で120mK120寵に1M1M厚の射
出成形板状サンプルを成形した。その光学的性質および
耐候性評価結果を第1表に示す。
ノ50 : 50混合物100重量部に第1表に示す光
拡散剤をブレンドしてペレット化した原料を用いて実施
例1と同じ設備で120mK120寵に1M1M厚の射
出成形板状サンプルを成形した。その光学的性質および
耐候性評価結果を第1表に示す。
実施例4
PVDIF (K −74Q ) トPMMA (HB
II! ) ノア 0 :301合物100重量物に第
1表に示す光拡散剤をブレンドしてペレット化した原料
を用い、実施例2と同じ設備で押出シート成形を行い、
厚さ0.5mのサンプルを得た。その光学的性質および
耐候性評価結果を第1表に示す。
II! ) ノア 0 :301合物100重量物に第
1表に示す光拡散剤をブレンドしてペレット化した原料
を用い、実施例2と同じ設備で押出シート成形を行い、
厚さ0.5mのサンプルを得た。その光学的性質および
耐候性評価結果を第1表に示す。
実施例5
pvny (K −740)とPMMA (MD)ノロ
0 :40混合物100重量部に第1表に示す光体散剤
をブレンドしてペレット化した原料を用い、押出機40
1gφ直径60w5φ、スリット0.5 mのスパイダ
ースパイラル型インフレーションダイ設備でサンプルを
成形し厚さ0.10mのフィルムサンプルを得た。その
光学的性質および耐候性評価結果を第1表に示す。
0 :40混合物100重量部に第1表に示す光体散剤
をブレンドしてペレット化した原料を用い、押出機40
1gφ直径60w5φ、スリット0.5 mのスパイダ
ースパイラル型インフレーションダイ設備でサンプルを
成形し厚さ0.10mのフィルムサンプルを得た。その
光学的性質および耐候性評価結果を第1表に示す。
実施例6
PVDT (K −740)とPMMA (MD )
ノ80 :20混合物100重量部に、第1表に示す光
拡散剤をブレンドしてペレット化した原料を用い、押出
機65w1φ、幅1200mm、スリット0.4 mの
コートハンガータイプダイ設備でフィルムサンプルを成
形した。なおフィルムはダイ流出直後、金属ロールとイ
ムロールとで圧着した。本フィルムサンプルの厚さは0
.07yでその光学的性質および耐候性を評価した結果
、第1表に示す様に優れた性能を示した。
ノ80 :20混合物100重量部に、第1表に示す光
拡散剤をブレンドしてペレット化した原料を用い、押出
機65w1φ、幅1200mm、スリット0.4 mの
コートハンガータイプダイ設備でフィルムサンプルを成
形した。なおフィルムはダイ流出直後、金属ロールとイ
ムロールとで圧着した。本フィルムサンプルの厚さは0
.07yでその光学的性質および耐候性を評価した結果
、第1表に示す様に優れた性能を示した。
比較例1
PMMA (MD )に炭酸カルシウム系光拡散剤(シ
ブロンA)を1.0重量部加えたものをペレット化した
原料を用い、実施例1と同じ設備で120nに120龍
に2龍厚の射出成形サンプルを得た。
ブロンA)を1.0重量部加えたものをペレット化した
原料を用い、実施例1と同じ設備で120nに120龍
に2龍厚の射出成形サンプルを得た。
その光学的性質および耐候性評価結果を第2表に示す。
比較例2〜4
市販もしくは実用途に使用されている、PMMA系光拡
散光拡散シートアクリル樹脂系光拡散シートおよびセル
ローズ系光拡散シートの3種類について光学的性質およ
び耐候性を評価した。その結果を第2表に示す。
散光拡散シートアクリル樹脂系光拡散シートおよびセル
ローズ系光拡散シートの3種類について光学的性質およ
び耐候性を評価した。その結果を第2表に示す。
なお実施例および比較例におけるシートの性質は以下の
方法にもとづいて測定した。
方法にもとづいて測定した。
■全光線透過率: A8TM D −1003準拠■ヘ
ーズ :〃l ■光拡散性 :螢光灯の螢光管の形状が見えなくなる
時の螢光灯とシート の距離(cm ) ■黄 色 度 : J工5K−7103黄色度指
数:耐候促進後の黄 色度/初期黄色度 ■耐候促進法 :サンシャインウエザーメ→−J工8A
−1415 (発明の効果) 本発明はフッ化♂ニリデン系樹脂とメククリル酸エステ
ル系樹脂および光拡散剤を混合分散させた光拡散性フッ
化ビニリデン系樹脂組成物で本組成物は光拡散性にすぐ
れ、しかも長期の紫外線照射に対する色調の安定性(対
黄変性)に優れているので照明用、グレージング用、看
板用、リアープロジェクションスクリーン用等の用途に
使用できるものである。
ーズ :〃l ■光拡散性 :螢光灯の螢光管の形状が見えなくなる
時の螢光灯とシート の距離(cm ) ■黄 色 度 : J工5K−7103黄色度指
数:耐候促進後の黄 色度/初期黄色度 ■耐候促進法 :サンシャインウエザーメ→−J工8A
−1415 (発明の効果) 本発明はフッ化♂ニリデン系樹脂とメククリル酸エステ
ル系樹脂および光拡散剤を混合分散させた光拡散性フッ
化ビニリデン系樹脂組成物で本組成物は光拡散性にすぐ
れ、しかも長期の紫外線照射に対する色調の安定性(対
黄変性)に優れているので照明用、グレージング用、看
板用、リアープロジェクションスクリーン用等の用途に
使用できるものである。
特許出願人 電気化学工業株式会社
手続補正書
昭和60年6月28日
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示
昭和60年特許願第116512号
2、発明の名称
光拡散性フッ化ビニリデン系樹脂組成物6、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の発
明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 1、 明細書第2頁第1行目の「も、光線」を「も屋内
で使用される場合も」と訂正する。
者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の発
明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 1、 明細書第2頁第1行目の「も、光線」を「も屋内
で使用される場合も」と訂正する。
2、明細書第7頁第4行目の「混合性」を「混合3、
明細書第10頁第4行目の[PVDF(K −740と
]を「’ PVDF (K −740)と」と訂正する
。
明細書第10頁第4行目の[PVDF(K −740と
]を「’ PVDF (K −740)と」と訂正する
。
Claims (1)
- フッ化ビニリデン系樹脂とメタクリル酸エステル系樹脂
および光拡散剤を混合分散させてなる光拡散性フッ化ビ
ニリデン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11651285A JPS61275344A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 光拡散性フツ化ビニリデン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11651285A JPS61275344A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 光拡散性フツ化ビニリデン系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275344A true JPS61275344A (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=14688979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11651285A Pending JPS61275344A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 光拡散性フツ化ビニリデン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275344A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4824911A (en) * | 1987-08-21 | 1989-04-25 | Mobil Oil Corporation | Blends and molded articles comprising methacrylate polymers and vinylidene fluoride - hexafluoropropylene copolymer |
JPH01209402A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-23 | Teijin Chem Ltd | 難燃性光拡散板 |
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