JPS61274043A - 外装壁の補修方法 - Google Patents
外装壁の補修方法Info
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- JPS61274043A JPS61274043A JP11317285A JP11317285A JPS61274043A JP S61274043 A JPS61274043 A JP S61274043A JP 11317285 A JP11317285 A JP 11317285A JP 11317285 A JP11317285 A JP 11317285A JP S61274043 A JPS61274043 A JP S61274043A
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は外装壁の補修方法に関し、さらに詳しくは、
例えば建物のタイルブロックを張設した外壁体において
、タイルブロックの一部が剥落したような場合などの補
修方法に係るものである。
例えば建物のタイルブロックを張設した外壁体において
、タイルブロックの一部が剥落したような場合などの補
修方法に係るものである。
建物のタイルブロックを張設した外壁体において、タイ
ルブロックの一部が剥落したような場合などには、従来
、この剥落したタイルブロック部分、もしくはその周辺
を含むタイルブロック部分につき、あらためて同一タイ
ルブロックを張設し直すという補修方法が採用されてい
る。
ルブロックの一部が剥落したような場合などには、従来
、この剥落したタイルブロック部分、もしくはその周辺
を含むタイルブロック部分につき、あらためて同一タイ
ルブロックを張設し直すという補修方法が採用されてい
る。
しかしこのような従来の補修方法においては、次のよう
な問題点を生ずるものであった。
な問題点を生ずるものであった。
すなわち。
(a)一般的に既設のタイルブロックは、張設されてか
ら、相応の歳月を経ている場合が多く、このため同一形
状、模様をした補修のためのタイルブロックを入手し難
いものであり、従ってこの場合は、該当ブロックの全面
を新たに取り毀して補修するしか手段がなく、経費面な
どから好ましくない。
ら、相応の歳月を経ている場合が多く、このため同一形
状、模様をした補修のためのタイルブロックを入手し難
いものであり、従ってこの場合は、該当ブロックの全面
を新たに取り毀して補修するしか手段がなく、経費面な
どから好ましくない。
(b)またたとえ同一形状、模様をしたタイルブロック
を入手し得たとしても、既設のものは轟然経年変化を生
じており、この経年変化したりイルブロー2り内に新し
いものが混在して張設されることは、デザイン面で不体
裁である。
を入手し得たとしても、既設のものは轟然経年変化を生
じており、この経年変化したりイルブロー2り内に新し
いものが混在して張設されることは、デザイン面で不体
裁である。
(C)さらに外装壁タイル面の一部剥落は、−面で同タ
イル面全体、もしくは剥落部周辺の耐火性、ないしは耐
候性の劣化とか、損傷などを示唆しており、補修後にお
いても、新たな剥落を生じ易くて、必ずしも効果的な対
策とは言い難い。
イル面全体、もしくは剥落部周辺の耐火性、ないしは耐
候性の劣化とか、損傷などを示唆しており、補修後にお
いても、新たな剥落を生じ易くて、必ずしも効果的な対
策とは言い難い。
などである。
この発明はこのような従来の問題点に鑑み、外装壁タイ
ル面の一部剥落を契機として、同外装壁タイル面を抜本
的に改修できるようにした既設タイル外装壁1モルタル
外装壁、ALC版外装壁等の外装壁のタイルブロック補
修方法を得ることを目的とする。
ル面の一部剥落を契機として、同外装壁タイル面を抜本
的に改修できるようにした既設タイル外装壁1モルタル
外装壁、ALC版外装壁等の外装壁のタイルブロック補
修方法を得ることを目的とする。
前記目的を達成するため、この発明に係る外装壁のタイ
ルブロック補修方法は、既設外装面に接して、新たに独
立構造のタイルブロック壁面を構築するようにしたもの
であり、既設壁の補修をなす場合、前記既設壁を貫通し
て躯体側に固定される複数本の取付は部材を設け、これ
らの各取付は部材によって、同既設壁を押止させたのち
、各取付は部材に新設タイルブロック壁体を構築して取
付は固定させるようにしたことを特徴とする外装壁のタ
イルブロック補修方法である。
ルブロック補修方法は、既設外装面に接して、新たに独
立構造のタイルブロック壁面を構築するようにしたもの
であり、既設壁の補修をなす場合、前記既設壁を貫通し
て躯体側に固定される複数本の取付は部材を設け、これ
らの各取付は部材によって、同既設壁を押止させたのち
、各取付は部材に新設タイルブロック壁体を構築して取
付は固定させるようにしたことを特徴とする外装壁のタ
イルブロック補修方法である。
すなわち、この発明方法では、躯体側に固定される複数
本の取付は部材によって、一部に剥落などを生じた既設
タイルブロック壁等の既設壁を押止させたのちに、これ
らの各取付は部材を利用して、新設タイルブロック壁体
を構築させるようにしたから、各取付は部材による既設
壁の押正によっては、例えば既設タイルブロック壁の場
合にはそのタイルブロックの以後の剥落などを抑制して
補強でき、またこれらの各取付は部材に対しては、新た
にタイルブロック壁体を構築できて、目的とする外装壁
の修復が可能になるのである。
本の取付は部材によって、一部に剥落などを生じた既設
タイルブロック壁等の既設壁を押止させたのちに、これ
らの各取付は部材を利用して、新設タイルブロック壁体
を構築させるようにしたから、各取付は部材による既設
壁の押正によっては、例えば既設タイルブロック壁の場
合にはそのタイルブロックの以後の剥落などを抑制して
補強でき、またこれらの各取付は部材に対しては、新た
にタイルブロック壁体を構築できて、目的とする外装壁
の修復が可能になるのである。
以下、この発明に係る外装壁のタイルブロック補修方法
の実施例につき、第1図ないし第5図を参照して詳細に
説明する。
の実施例につき、第1図ないし第5図を参照して詳細に
説明する。
第1図および第2図は第1実施例方法を適用した建物の
外装壁の概要構成を示す斜視図および一部拡大断面図、
第3図は同上既設タイルブロック壁面上に構築される新
設タイルブロック壁の構築手順を説明するための分解斜
視図である。
外装壁の概要構成を示す斜視図および一部拡大断面図、
第3図は同上既設タイルブロック壁面上に構築される新
設タイルブロック壁の構築手順を説明するための分解斜
視図である。
これらの第1実施例各図において、建物(l)の躯体と
して、例えばこの場合、鉄筋コンクリート壁体(2)の
外壁面(2a)には、既設壁の一例である既設タイルブ
ロック壁(3)としての個々のタイルブロック(4)が
、従来からよく知られているように、接着材としてのモ
ルタルセメント(5)などにより張設され、かつその目
地部分に目地材としてのホワイトセメント(6)などが
充填されている。
して、例えばこの場合、鉄筋コンクリート壁体(2)の
外壁面(2a)には、既設壁の一例である既設タイルブ
ロック壁(3)としての個々のタイルブロック(4)が
、従来からよく知られているように、接着材としてのモ
ルタルセメント(5)などにより張設され、かつその目
地部分に目地材としてのホワイトセメント(6)などが
充填されている。
この発明においては、−例としてこのように構成された
建物(1)のタイルブロック壁(3)からなる外装壁に
あって、そのタイルブロー、り(4)の一部が剥落ある
いは欠落し、もしくは張替えを必要とするまで汚損した
ような場合などに、広義にはこれを補修する目的で、前
記既設タイルブロック壁(3)の外壁面部に対し、新た
にタイルブロック壁体(8)を構築するようにした。狭
義にはタイルブロックの張設方法を取扱う、そして新設
タイルブロック壁体(8)を前記躯体としての鉄筋コン
クリート壁体(2)に固定させるために、所定の複数位
置を占めて、それぞれに既設タイルブロック壁(3)を
貫通するアンカーナツト部材などの固定受具(7)をし
つかり打込んで固定しておく、なお、こ−で符号(a)
は一部タイルブロック(4)の剥落によって生じた空間
部である。
建物(1)のタイルブロック壁(3)からなる外装壁に
あって、そのタイルブロー、り(4)の一部が剥落ある
いは欠落し、もしくは張替えを必要とするまで汚損した
ような場合などに、広義にはこれを補修する目的で、前
記既設タイルブロック壁(3)の外壁面部に対し、新た
にタイルブロック壁体(8)を構築するようにした。狭
義にはタイルブロックの張設方法を取扱う、そして新設
タイルブロック壁体(8)を前記躯体としての鉄筋コン
クリート壁体(2)に固定させるために、所定の複数位
置を占めて、それぞれに既設タイルブロック壁(3)を
貫通するアンカーナツト部材などの固定受具(7)をし
つかり打込んで固定しておく、なお、こ−で符号(a)
は一部タイルブロック(4)の剥落によって生じた空間
部である。
ご覧で前記新設タイルブロック壁体(8)は、この第1
実施例方法の場合2次の各部材によって構成される。
実施例方法の場合2次の各部材によって構成される。
すなわち2個々のタイルブロック(9)は、この場合、
細長い矩形状に形成された本体部(9a)と、この本体
部(9a)に対し上下、左右方向に間隔(A)。
細長い矩形状に形成された本体部(9a)と、この本体
部(9a)に対し上下、左右方向に間隔(A)。
(B)だけ段違いにずらせて一体成形させた同形状によ
る外装部(9b)とのセラミックなどの焼成体からなっ
ており、本体部(8a)の取付は背面側には、内側上下
にそれぞれ楔状の保合溝部(IQa) 、 (10b)
を有する。いわゆる蟻溝状の係合凹溝(10)を左右方
向に形成させ、かつ同本体部(8a)の背面稜部をそれ
ぞれに面取り(11)、(11) してある。
る外装部(9b)とのセラミックなどの焼成体からなっ
ており、本体部(8a)の取付は背面側には、内側上下
にそれぞれ楔状の保合溝部(IQa) 、 (10b)
を有する。いわゆる蟻溝状の係合凹溝(10)を左右方
向に形成させ、かつ同本体部(8a)の背面稜部をそれ
ぞれに面取り(11)、(11) してある。
また面板(12)は、鋼板などの金属板を用い、ロール
成形などにより、前記係合凹溝(lO)に対応して、左
右方向に延びる一連の係合凸部(13)を、前記タイル
ブロック(8)が上下方向で相互に当接されるだけの所
定間隔毎に一体形成させると共に、各係合凸部(13)
間で、左右方向の所定位置毎にスリット状をなす係止穴
(14)を開穿してあり、各係合凸部(13)には、上
部側にあって、内部に内側係止溝(13b)を有し、前
記タイルブロック(9)の上方係合溝部(10a)を係
止させるための斜め上方に突出する上方係合突起(13
a)を形成させ、下部側にあって、同タイルブロック(
9)の下方係合溝部(10b)に対向するように斜め下
方に突出し、かつ突出基部に外側係止溝(13d)を有
する下方係合突起(13c)をそれぞれに形成させであ
る。
成形などにより、前記係合凹溝(lO)に対応して、左
右方向に延びる一連の係合凸部(13)を、前記タイル
ブロック(8)が上下方向で相互に当接されるだけの所
定間隔毎に一体形成させると共に、各係合凸部(13)
間で、左右方向の所定位置毎にスリット状をなす係止穴
(14)を開穿してあり、各係合凸部(13)には、上
部側にあって、内部に内側係止溝(13b)を有し、前
記タイルブロック(9)の上方係合溝部(10a)を係
止させるための斜め上方に突出する上方係合突起(13
a)を形成させ、下部側にあって、同タイルブロック(
9)の下方係合溝部(10b)に対向するように斜め下
方に突出し、かつ突出基部に外側係止溝(13d)を有
する下方係合突起(13c)をそれぞれに形成させであ
る。
そしてまた固定キー(15)は、前記タイルブロック(
9)の下方係合溝部(10b)と前記面板(12)の外
側係止溝(13d)間に打ち込んで、これら相互を固定
係着し得る形状に形成させである。
9)の下方係合溝部(10b)と前記面板(12)の外
側係止溝(13d)間に打ち込んで、これら相互を固定
係着し得る形状に形成させである。
さらに長尺の取付は部材(18)は、そのフランジ部(
18b)、(18b)から立上げた中央突出部(18a
)の面上で、前記面板(12)での各係合凸部(13)
の内側係止溝(13b)、および各係止穴(14)にそ
れぞれ対応する位置に、前者の内側係止溝(13b)を
係止させるための、斜め上方に延びる係合片(ia)
、後者の係止穴(14)を挿通させるための、止め片(
20)をそれぞれに切起しである。
18b)、(18b)から立上げた中央突出部(18a
)の面上で、前記面板(12)での各係合凸部(13)
の内側係止溝(13b)、および各係止穴(14)にそ
れぞれ対応する位置に、前者の内側係止溝(13b)を
係止させるための、斜め上方に延びる係合片(ia)
、後者の係止穴(14)を挿通させるための、止め片(
20)をそれぞれに切起しである。
しかして前記各構成部材を用いたタイルブロック壁体(
8)による前記既設タイルブロック壁(3)の補修、ひ
いてはこの第1実施例方法による各タイルブロック(9
)メ張設組上げ施工は次のようにしてなされる。
8)による前記既設タイルブロック壁(3)の補修、ひ
いてはこの第1実施例方法による各タイルブロック(9
)メ張設組上げ施工は次のようにしてなされる。
まず最初に、複数本の各取付は部材(18)を5前記補
修対象である既設タイルブロック壁(3)の外壁面部に
対し、上下方向に延びるように左右方向所定間隔毎に添
設して配置させ、その各フランジ部(18b) 、(1
8b)を適宜にボルトなどの固定具(21)により、前
記固定受具(7)に強固に締付けて取付は固定させる。
修対象である既設タイルブロック壁(3)の外壁面部に
対し、上下方向に延びるように左右方向所定間隔毎に添
設して配置させ、その各フランジ部(18b) 、(1
8b)を適宜にボルトなどの固定具(21)により、前
記固定受具(7)に強固に締付けて取付は固定させる。
すなわち、この既設タイルブロック壁(3)の外壁面部
への各取付は部材(18)の押正によって、外壁面部か
らの以後のタイルブロックの剥落などを抑制して補強で
きると共に、これらの各取付は部材(18)のそれぞれ
自体が、以下に述べる新設タイルブロック壁体(8)の
張設取付けのための基礎部材となる。
への各取付は部材(18)の押正によって、外壁面部か
らの以後のタイルブロックの剥落などを抑制して補強で
きると共に、これらの各取付は部材(18)のそれぞれ
自体が、以下に述べる新設タイルブロック壁体(8)の
張設取付けのための基礎部材となる。
ついでこの上下方向に延びかつ左右方向に所定間隔毎に
添設配置される各取付は部材(18)には、その切起し
突片(18)に対し、面板(12)上の係合凸部(13
)に形成されている係止溝(13b)を、それぞれに斜
め上方から嵌挿して引掛は係止させると共に、切起し止
め片(20)に係止穴(14)を挿通させ、かつこの切
起し止め片(20)を折返し折曲させることにより、あ
らためてボルトなどを用いずに、この面板(12)を各
取付は部材(18)の全面に亘って張設させる。すなわ
ち、こへでは以下に述べるタイルブロック施工での、い
わゆる左官仕事と、治工具を用いる取付は仕事とを明確
に区分して、作業性の向上および効率化を図り得るので
あり、同時にまたこのようにして張設される面板(12
)は、この場合、各タイルブロック(9)の取付は補強
下地となるほか、この面板(12)の裏面側、既設タイ
ルブロック壁(3)との間の空間部内には、適宜の断熱
材(22)を介装させるようにするのも、断熱作用を向
上させる上で効果的である。
添設配置される各取付は部材(18)には、その切起し
突片(18)に対し、面板(12)上の係合凸部(13
)に形成されている係止溝(13b)を、それぞれに斜
め上方から嵌挿して引掛は係止させると共に、切起し止
め片(20)に係止穴(14)を挿通させ、かつこの切
起し止め片(20)を折返し折曲させることにより、あ
らためてボルトなどを用いずに、この面板(12)を各
取付は部材(18)の全面に亘って張設させる。すなわ
ち、こへでは以下に述べるタイルブロック施工での、い
わゆる左官仕事と、治工具を用いる取付は仕事とを明確
に区分して、作業性の向上および効率化を図り得るので
あり、同時にまたこのようにして張設される面板(12
)は、この場合、各タイルブロック(9)の取付は補強
下地となるほか、この面板(12)の裏面側、既設タイ
ルブロック壁(3)との間の空間部内には、適宜の断熱
材(22)を介装させるようにするのも、断熱作用を向
上させる上で効果的である。
そして前記面板(12)へのタイルブロックの張設は、
その表面上に形成されている係合凸部(13)のうち、
基準列となる保合凸部(13)の上方係合突起(13a
)に、最初のタイルブロック(8)の上方係合溝部(1
0a)を引掛は係合させ、かつ下方係合突起(13c)
に下方係合溝部(10b)を対向させた状態にして、基
準位置に位置決めすると共に、固定キー(15)の−縁
側を下方係合突起(13c)の外側係止溝(L3d)に
、他縁側を下方係合溝部(10b)にそれぞれ挿入させ
て半ば程度まで打込み固定させる。
その表面上に形成されている係合凸部(13)のうち、
基準列となる保合凸部(13)の上方係合突起(13a
)に、最初のタイルブロック(8)の上方係合溝部(1
0a)を引掛は係合させ、かつ下方係合突起(13c)
に下方係合溝部(10b)を対向させた状態にして、基
準位置に位置決めすると共に、固定キー(15)の−縁
側を下方係合突起(13c)の外側係止溝(L3d)に
、他縁側を下方係合溝部(10b)にそれぞれ挿入させ
て半ば程度まで打込み固定させる。
さらにこの最初のタイルブロック(8)の固定位置を基
準に、同列、つまり基準列となる同一係合凸部(13)
に隣接させる次のタイルブロック(8)を同様に引掛は
係合させると共に、さきの半ば程度まで打込んだ固定キ
ー(15)の未打込み部を一端側に受入れるようにしな
がら押し込み、かつ同端部側での左右段違い部の相互が
重合されるようにして突当てた上で、他端側から同様に
次の固定キー(15)を半ば程度まで打込み固定させ、
これを順次に繰返して同列でのタイルブロック(9)全
位置決め固定させる。
準に、同列、つまり基準列となる同一係合凸部(13)
に隣接させる次のタイルブロック(8)を同様に引掛は
係合させると共に、さきの半ば程度まで打込んだ固定キ
ー(15)の未打込み部を一端側に受入れるようにしな
がら押し込み、かつ同端部側での左右段違い部の相互が
重合されるようにして突当てた上で、他端側から同様に
次の固定キー(15)を半ば程度まで打込み固定させ、
これを順次に繰返して同列でのタイルブロック(9)全
位置決め固定させる。
続いて前記基準列に隣接する次列以降下のタイルブロッ
ク(9)に関しても、隣接列間での上下段違い部の相互
を重合させるようにして突合せた上で、同様に固定キー
(15)の打込みにより順次に位置決め固定させてゆき
、このようにして前記面板(12)の表面への千鳥状、
その他任意の張り模様形状によるタイルブロック(9)
の張設をなすのである。
ク(9)に関しても、隣接列間での上下段違い部の相互
を重合させるようにして突合せた上で、同様に固定キー
(15)の打込みにより順次に位置決め固定させてゆき
、このようにして前記面板(12)の表面への千鳥状、
その他任意の張り模様形状によるタイルブロック(9)
の張設をなすのである。
こ−でこのように前記面板(12)上の各保合凸部(1
3)に各タイルブロック(8)を張設させると、同各係
合凸部(13)に該当する左右方向で隣接される各タイ
ルブロック(9)の相互は、係合凸部(13)への係合
凹溝(10)の保合と、固定キー(工5)の打込みとに
より連繋して固定されると共に、これらの上下および左
右方向に隣接される各タイルブロック(9)の相互は、
重合部分、つまり本体部(9a)と外装部各(9b)と
に与えられている間隔(A) 、(B)の段違いずれで
、オーバーラツプされて良好な結合態様となり、従来の
ように接着材による接着、目地材の充填を全く必要とせ
ずに、安定した張設を効果的かつ容易に行ない得るので
ある。
3)に各タイルブロック(8)を張設させると、同各係
合凸部(13)に該当する左右方向で隣接される各タイ
ルブロック(9)の相互は、係合凸部(13)への係合
凹溝(10)の保合と、固定キー(工5)の打込みとに
より連繋して固定されると共に、これらの上下および左
右方向に隣接される各タイルブロック(9)の相互は、
重合部分、つまり本体部(9a)と外装部各(9b)と
に与えられている間隔(A) 、(B)の段違いずれで
、オーバーラツプされて良好な結合態様となり、従来の
ように接着材による接着、目地材の充填を全く必要とせ
ずに、安定した張設を効果的かつ容易に行ない得るので
ある。
またこのとき、前記オーバーラツプ部分に数条の細い隆
条(8C)を予め形成しておくことにより、同部分間に
いくつかの水返し空間(23)を形成できて、効果的な
防水作用を果せるほか、必要に応じて同部分間に適宜バ
ッキング材、ニーキング材などを介在させるのも防水作
用を得るための一つの手段である。
条(8C)を予め形成しておくことにより、同部分間に
いくつかの水返し空間(23)を形成できて、効果的な
防水作用を果せるほか、必要に応じて同部分間に適宜バ
ッキング材、ニーキング材などを介在させるのも防水作
用を得るための一つの手段である。
また前記第1図ないし第3図に示す第1実施例方法にお
いては、各タイルブロック(8)の相互間に目地溝を形
成させない場合について述べたが、第4図ないし第6図
に示す第2実施例方法のように、前記固定キー(15)
の中間部に目地凸部(1B)を突出させ、かつ前記面板
(12)の係合凸部(13)間の間隔を所定寸法に設定
させることで、容易に目地溝(23)を形成し得て、適
宜目地材(24)を充填できる。さらに前記タイルブロ
ック(9)についても、必ずしも本体部(3a)と外装
部(9b)とをずらせた形状にする必要はなく、第7図
に示すように単純な矩形形状のものを用いてもよい。
いては、各タイルブロック(8)の相互間に目地溝を形
成させない場合について述べたが、第4図ないし第6図
に示す第2実施例方法のように、前記固定キー(15)
の中間部に目地凸部(1B)を突出させ、かつ前記面板
(12)の係合凸部(13)間の間隔を所定寸法に設定
させることで、容易に目地溝(23)を形成し得て、適
宜目地材(24)を充填できる。さらに前記タイルブロ
ック(9)についても、必ずしも本体部(3a)と外装
部(9b)とをずらせた形状にする必要はなく、第7図
に示すように単純な矩形形状のものを用いてもよい。
なお、前記説明では、既設壁としては既設タイルブロッ
ク壁(3)を中心に説明したが、本発明方法は、コンク
リート壁、モルタル壁、金属板の壁、ALC版壁、水壁
、ベニヤ壁等のいずれにも応用することができるもので
ある。
ク壁(3)を中心に説明したが、本発明方法は、コンク
リート壁、モルタル壁、金属板の壁、ALC版壁、水壁
、ベニヤ壁等のいずれにも応用することができるもので
ある。
また、新設タイルブロックをセラミックタイル以外の軽
量なもの、例えば商標名パーティクルボードを用いた圧
縮タイル、金属パネル等で代替することも可能である。
量なもの、例えば商標名パーティクルボードを用いた圧
縮タイル、金属パネル等で代替することも可能である。
以上詳述したようにこの発明方法によれば、既設壁の補
修をなす場合にあって、この既設壁を貫通して躯体側に
固定される複数本の取付は部材を設け、これらの各取付
は部材により既設壁の外表面を押止させておき、また各
取付は部材に新設タイルブロック壁体を構築して取付は
固定させるようにしたから、各取付は部材による既設壁
の押止により、以後のタイルブロックの剥落など、タイ
ル面全体の耐久性ないしは耐候性の劣化、損傷などを十
分に抑制して補強でき、またこれらの各取付は部材に対
する新設タイルブロック壁体の構築により、該当ブロッ
クの全面を取り毀すような手間をかけずに、目的とする
外装壁の修復が可能になるもので、しかも構築されるタ
イルブロック壁体については、全体が新設されるために
、外観デザイン上、特に問題がなく、外装壁を却って優
美に体裁良く構成し得るなどの優れた特長を有するもの
である。
修をなす場合にあって、この既設壁を貫通して躯体側に
固定される複数本の取付は部材を設け、これらの各取付
は部材により既設壁の外表面を押止させておき、また各
取付は部材に新設タイルブロック壁体を構築して取付は
固定させるようにしたから、各取付は部材による既設壁
の押止により、以後のタイルブロックの剥落など、タイ
ル面全体の耐久性ないしは耐候性の劣化、損傷などを十
分に抑制して補強でき、またこれらの各取付は部材に対
する新設タイルブロック壁体の構築により、該当ブロッ
クの全面を取り毀すような手間をかけずに、目的とする
外装壁の修復が可能になるもので、しかも構築されるタ
イルブロック壁体については、全体が新設されるために
、外観デザイン上、特に問題がなく、外装壁を却って優
美に体裁良く構成し得るなどの優れた特長を有するもの
である。
第1図はおよび第2図はこの発明に係るタイルブロック
張設方法の第1実施例を適用した外装壁の概要構成を示
す斜視図および一部拡大断面図、第3図は同上既設タイ
ルブロック壁面上に構築される新設タイルブロック壁の
構築手順を説明するための分解斜視図であり、また第4
図および第5図は同上第2実施例方法を適用した外装壁
の概要構成を示す斜視図および一部拡大断面図、第6図
および第7図は同上第2および第3実施例方法での新設
タイルブロック壁の構築手順を説明するためのそれぞれ
分解斜視図である。 (1)・・・・建物、(2)・・・・鉄筋コンクリート
壁体(外装壁) 、 (3)・・・・既設のタイルブロ
ック壁、(7)・・・・固定受具、(8)・・・・新設
したタイルブロック壁体、 (9)・・・・タイルブロ
ック、(9a) 、 (9b)・・・・本体部、外装部
、(10)・・・・係合凹溝、(10a)。 (10b)・・・・上方、下方係合溝部、(12)・・
・・面板、(13)・・・・係合凸部、(13a)、(
13c)・・・・上方、下方係合突起、(13b) 、
(13d)・・・・内側、外側係止溝、(14)・・・
・保合穴、(15)・・・・固定キー、(18)・・・
・取付は部材、(19)・・・・係合片、(20)・・
・・止め片。
張設方法の第1実施例を適用した外装壁の概要構成を示
す斜視図および一部拡大断面図、第3図は同上既設タイ
ルブロック壁面上に構築される新設タイルブロック壁の
構築手順を説明するための分解斜視図であり、また第4
図および第5図は同上第2実施例方法を適用した外装壁
の概要構成を示す斜視図および一部拡大断面図、第6図
および第7図は同上第2および第3実施例方法での新設
タイルブロック壁の構築手順を説明するためのそれぞれ
分解斜視図である。 (1)・・・・建物、(2)・・・・鉄筋コンクリート
壁体(外装壁) 、 (3)・・・・既設のタイルブロ
ック壁、(7)・・・・固定受具、(8)・・・・新設
したタイルブロック壁体、 (9)・・・・タイルブロ
ック、(9a) 、 (9b)・・・・本体部、外装部
、(10)・・・・係合凹溝、(10a)。 (10b)・・・・上方、下方係合溝部、(12)・・
・・面板、(13)・・・・係合凸部、(13a)、(
13c)・・・・上方、下方係合突起、(13b) 、
(13d)・・・・内側、外側係止溝、(14)・・・
・保合穴、(15)・・・・固定キー、(18)・・・
・取付は部材、(19)・・・・係合片、(20)・・
・・止め片。
Claims (1)
- 建物の躯体側に既設壁を張設した外装壁において、その
外装壁の補修をなす場合、前記既設壁を貫通して躯体側
に固定される複数本の取付け部材を設け、これらの各取
付け部材によつて、同既設壁を押止させたのち、各取付
け部材に新設タイルブロック壁体を構築して取付け固定
させるようにしたことを特徴とする外装壁のタイルブロ
ック補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11317285A JPS61274043A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 外装壁の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11317285A JPS61274043A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 外装壁の補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274043A true JPS61274043A (ja) | 1986-12-04 |
JPH0466973B2 JPH0466973B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14605377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11317285A Granted JPS61274043A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 外装壁の補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274043A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754506U (ja) * | 1980-09-15 | 1982-03-30 | ||
JPS57116864A (en) * | 1981-11-27 | 1982-07-21 | Nippon Light Metal Co | Remodeled outer wall of building |
JPS5858358A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-06 | 山内サツシ工業株式会社 | 既存建物の外壁改装工法 |
JPS59179929U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-12-01 | 日本軽金属株式会社 | 壁仕上げ構造 |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11317285A patent/JPS61274043A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754506U (ja) * | 1980-09-15 | 1982-03-30 | ||
JPS5858358A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-06 | 山内サツシ工業株式会社 | 既存建物の外壁改装工法 |
JPS57116864A (en) * | 1981-11-27 | 1982-07-21 | Nippon Light Metal Co | Remodeled outer wall of building |
JPS59179929U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-12-01 | 日本軽金属株式会社 | 壁仕上げ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466973B2 (ja) | 1992-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |