JPS61272126A - アンダ−カツトを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置 - Google Patents
アンダ−カツトを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置Info
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- JPS61272126A JPS61272126A JP60113831A JP11383185A JPS61272126A JP S61272126 A JPS61272126 A JP S61272126A JP 60113831 A JP60113831 A JP 60113831A JP 11383185 A JP11383185 A JP 11383185A JP S61272126 A JPS61272126 A JP S61272126A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁
に連設されるアンダーカットとを有し、少な(とも前記
端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合
成樹脂シートより成形するアンダーカフ)を備えたしぼ
付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置に関する。
に連設されるアンダーカットとを有し、少な(とも前記
端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合
成樹脂シートより成形するアンダーカフ)を備えたしぼ
付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置に関する。
(2)従来の技術
従来、前記成形体を成形する場合には、しぼ模様を有す
る合成樹脂シートを雄型と雌型間に挟着して成形体を成
形し、次いで一方の型に設けられたスライドコアを他方
の型に設けられた凹部に嵌入させてアンダーカットを成
形している(実開昭56−160820号公報参照)。
る合成樹脂シートを雄型と雌型間に挟着して成形体を成
形し、次いで一方の型に設けられたスライドコアを他方
の型に設けられた凹部に嵌入させてアンダーカットを成
形している(実開昭56−160820号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記手法によると、端壁、側壁およびアン
ダーカット成形特合成樹脂シートが引き伸ばされるため
しぼ模様が流れて不鮮明となり商品価値が減殺されると
いう問題がある。
ダーカット成形特合成樹脂シートが引き伸ばされるため
しぼ模様が流れて不鮮明となり商品価値が減殺されると
いう問題がある。
またスライドコアおよびそれを嵌入する凹部の製作に多
くの手数を要するため装置のコストが高くなり、また成
形体にスライドコアとそれの摺合孔口縁間のパーティン
グラインが転写されるという問題もある。
くの手数を要するため装置のコストが高くなり、また成
形体にスライドコアとそれの摺合孔口縁間のパーティン
グラインが転写されるという問題もある。
本発明は前記従来の問題点を解決し得る前記成形方法お
よび成形装置を提供することを目的とする。
よび成形装置を提供することを目的とする。
B9発明の構成
(11問題点を解決するための手段
本発明に係るアンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成
形体の成形方法は、端壁と、該端壁に連設される側壁と
、該側壁に連設されるアンダーカットとを有し、少なく
とも前記端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成
形体を合成樹脂シートより成形するに当り、高温加熱さ
れた前記合成樹脂シートに真空成形法を適用して前記端
壁および側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付す
る工程と;前記側壁に連設する、前記合成樹脂シートの
未成形部にブロー成形法と真空成形法とを併用して前記
アンダーカットを成形する工程と;を用いることを特徴
とする。
形体の成形方法は、端壁と、該端壁に連設される側壁と
、該側壁に連設されるアンダーカットとを有し、少なく
とも前記端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成
形体を合成樹脂シートより成形するに当り、高温加熱さ
れた前記合成樹脂シートに真空成形法を適用して前記端
壁および側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付す
る工程と;前記側壁に連設する、前記合成樹脂シートの
未成形部にブロー成形法と真空成形法とを併用して前記
アンダーカットを成形する工程と;を用いることを特徴
とする。
また本発明に係るアンダーカットを備えたしぼ付合成樹
脂成形体の成形装置は、端壁と、該端壁に連設される側
壁と、該側壁に連設されるアンダーカットとを存し、少
なくとも前記端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹
脂成形体を合成樹脂シートより成形する成形装置であっ
て、前記端壁および側壁を成形すると同時にそれら両壁
にしぼ付を行うべく、前記しぼ模様および該しぼ模様全
体に亘って均一に分布する無数の微細な真空孔を有する
成形部および前記アンダーカットに対応する部分に設け
られたブロー孔を有するブロー圧供給部を備えた第1成
形型と;前記成形部と協働して前記合成樹脂を挟着し得
る挟着部および該挟着部に前記ブロー圧供給部と対向し
得るように連設され、複数の真空孔を有するアンダーカ
ット成形部を備えた第2成形型と;より構成されること
を特徴とする特 (2)作 用 前記成形方法によれば、成形体の端壁およびそれに連結
される側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付を行
うので、しぼ模様が流れることなく鮮明に形成される。
脂成形体の成形装置は、端壁と、該端壁に連設される側
壁と、該側壁に連設されるアンダーカットとを存し、少
なくとも前記端壁および側壁にしぼ模様を備えた合成樹
脂成形体を合成樹脂シートより成形する成形装置であっ
て、前記端壁および側壁を成形すると同時にそれら両壁
にしぼ付を行うべく、前記しぼ模様および該しぼ模様全
体に亘って均一に分布する無数の微細な真空孔を有する
成形部および前記アンダーカットに対応する部分に設け
られたブロー孔を有するブロー圧供給部を備えた第1成
形型と;前記成形部と協働して前記合成樹脂を挟着し得
る挟着部および該挟着部に前記ブロー圧供給部と対向し
得るように連設され、複数の真空孔を有するアンダーカ
ット成形部を備えた第2成形型と;より構成されること
を特徴とする特 (2)作 用 前記成形方法によれば、成形体の端壁およびそれに連結
される側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付を行
うので、しぼ模様が流れることなく鮮明に形成される。
またアンダーカットの成形をブロー成形法と真空成形法
とを併用して行うので、成形体の表面にパーティグライ
ンが転写されることがなく成形体の表面性が良い。
とを併用して行うので、成形体の表面にパーティグライ
ンが転写されることがなく成形体の表面性が良い。
また前記成形装置はアンダーカット成形のためにスライ
ドコアを必要としないので、その分装置の構成が簡素化
されてコストの低減が図られる。
ドコアを必要としないので、その分装置の構成が簡素化
されてコストの低減が図られる。
(3)実施例
第1図は、合成樹脂シートSと芯材Cとより成形された
アンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂積層成形体りを
示し、その成形体りは端壁Wと、その端壁Wの両端に連
設される一対の側壁wl。
アンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂積層成形体りを
示し、その成形体りは端壁Wと、その端壁Wの両端に連
設される一対の側壁wl。
W2と、一方の側壁W1に連設される浅いアンダーカッ
トUと、そのアンダーカットUおよび他方の側壁W2に
連設される一対の縁e、、egとを有し、端壁W、両側
壁Wl 、W2の合成樹脂シート面にはしぼ模様が形成
されている。
トUと、そのアンダーカットUおよび他方の側壁W2に
連設される一対の縁e、、egとを有し、端壁W、両側
壁Wl 、W2の合成樹脂シート面にはしぼ模様が形成
されている。
第2図は前記成形体りを成形する成形装置の第1実施例
を示し、その装置は昇降自在な第1可動部1.と、その
下方に位置する昇降自在な第2可動部1□とよりなる。
を示し、その装置は昇降自在な第1可動部1.と、その
下方に位置する昇降自在な第2可動部1□とよりなる。
第1可動部11は下記のように構成される。
天壁2を有する箱体3の下向き開口部4は、第1成形型
5.により閉鎖され、その第1成形型51の外周縁は当
て板6を介して箱体3のフランジ7に複数のボルト8お
よびナツト9により固着されている。箱体3の天壁2に
は支持板10が吊下されており、その支持板10の下縁
に複数本のアングル材11の中間部が第1図と直交する
平面内において所定の間隔で溶着され、また各アングル
材11の両端部は箱体3内面に溶着される。第1成形型
5.は各アングル材11に、アングル材11を貫通して
第1成形型51のねじ筒12に螺着した複数のボルト1
3により吊持される。フランジ7の内周縁において、そ
れと第1成形型53間には真空シール材14が介装され
る。
5.により閉鎖され、その第1成形型51の外周縁は当
て板6を介して箱体3のフランジ7に複数のボルト8お
よびナツト9により固着されている。箱体3の天壁2に
は支持板10が吊下されており、その支持板10の下縁
に複数本のアングル材11の中間部が第1図と直交する
平面内において所定の間隔で溶着され、また各アングル
材11の両端部は箱体3内面に溶着される。第1成形型
5.は各アングル材11に、アングル材11を貫通して
第1成形型51のねじ筒12に螺着した複数のボルト1
3により吊持される。フランジ7の内周縁において、そ
れと第1成形型53間には真空シール材14が介装され
る。
第1成形型5Iは第3.第4図に示すように、ニッケル
電鋳体よりなり、その下面に牛革に忠実なしぼ模様15
が形成される。また第1成形型51にはそのしぼ模様1
5全体に亘って均一に分布するように無数の微細な真空
孔16が形成される。
電鋳体よりなり、その下面に牛革に忠実なしぼ模様15
が形成される。また第1成形型51にはそのしぼ模様1
5全体に亘って均一に分布するように無数の微細な真空
孔16が形成される。
それら真空孔16のしぼ模様15側開口部16aは縦お
よび横方向に約0.2 tmのピッチで配列しており、
それらの直径は0.03〜0.05wである。
よび横方向に約0.2 tmのピッチで配列しており、
それらの直径は0.03〜0.05wである。
このように真空孔16の開口部16aは極めて小径であ
るからしぼ模様15を何等損なうことはない。
るからしぼ模様15を何等損なうことはない。
第1成形型5.の製造は、牛革より精密模型を作製する
工程、精密裸型の牛革模様面、即ちしぼ模様面に導電層
を形成する工程、導電層の表面に直径0.2 nのポリ
スチレンビーズを4層に積層し、その上にガラスピーズ
を網に入れた浮上り防止体を載せて精密模型をメッキ液
層に設置する工程、最上層のポリスチレンビーズの上部
周面が露出する程度の厚さにメッキ層を形成して相隣る
ポリスチレンビーズ間の空間をニッケルで満たす電鋳工
程およびポリスチレンビーズをニッケル電鋳体より溶出
する工程を経て行われる。
工程、精密裸型の牛革模様面、即ちしぼ模様面に導電層
を形成する工程、導電層の表面に直径0.2 nのポリ
スチレンビーズを4層に積層し、その上にガラスピーズ
を網に入れた浮上り防止体を載せて精密模型をメッキ液
層に設置する工程、最上層のポリスチレンビーズの上部
周面が露出する程度の厚さにメッキ層を形成して相隣る
ポリスチレンビーズ間の空間をニッケルで満たす電鋳工
程およびポリスチレンビーズをニッケル電鋳体より溶出
する工程を経て行われる。
このポリスチレンビーズの溶出により、最下層のポリス
チレンビーズと精密模型上の導電層との接点に開口部1
6aが、またニッケル電鋳体内にポリスチレンビーズの
大きさに相当する空洞16bと、相隣るポリスチレンビ
ーズ間の接点に、相隣る空洞16bの連通孔16Cが、
さらに最外層のポリスチレンビーズの上部周面が露出し
ていた位置に開口部16dがそれぞれ形成され、これに
より真空孔16が得られる。
チレンビーズと精密模型上の導電層との接点に開口部1
6aが、またニッケル電鋳体内にポリスチレンビーズの
大きさに相当する空洞16bと、相隣るポリスチレンビ
ーズ間の接点に、相隣る空洞16bの連通孔16Cが、
さらに最外層のポリスチレンビーズの上部周面が露出し
ていた位置に開口部16dがそれぞれ形成され、これに
より真空孔16が得られる。
箱体3内において第1成形型5.の背面側には第1成形
型51を補強すべく無数の通気孔を有するバックアツプ
体17が一体に接合される。そのバックアツプ体17は
、第1成形型5I側に配設されてステンレス鋼等の耐食
性に優れた無数の鋼球の相隣るもの相互間をエポキシ樹
脂等の熱硬化性合成樹脂により部分接合した第1層17
1と、その第1層17.に積層されて無数のガラスピー
ズの相隣るもの相互間を前記同様の熱硬化性合成樹脂に
より部分接合した第2層17□とよりなる。
型51を補強すべく無数の通気孔を有するバックアツプ
体17が一体に接合される。そのバックアツプ体17は
、第1成形型5I側に配設されてステンレス鋼等の耐食
性に優れた無数の鋼球の相隣るもの相互間をエポキシ樹
脂等の熱硬化性合成樹脂により部分接合した第1層17
1と、その第1層17.に積層されて無数のガラスピー
ズの相隣るもの相互間を前記同様の熱硬化性合成樹脂に
より部分接合した第2層17□とよりなる。
第1層17.を形成する場合には、第1成形型51の背
面において箱体3内に、第5図に示すように表面に薄い
前記熱硬化性合成樹脂よりなる樹脂層R,を有する40
〜50μの鋼球18を所定量注入し、その後鋼球18お
よび樹脂層R1を50〜60°Cに加熱して樹脂層R,
の相隣る鋼球18間の接点に位置する部位を接合し、各
接合点で囲まれる空隙■1を形成するものである。この
空隙■1により第1Ji17.に通気孔が形成される。
面において箱体3内に、第5図に示すように表面に薄い
前記熱硬化性合成樹脂よりなる樹脂層R,を有する40
〜50μの鋼球18を所定量注入し、その後鋼球18お
よび樹脂層R1を50〜60°Cに加熱して樹脂層R,
の相隣る鋼球18間の接点に位置する部位を接合し、各
接合点で囲まれる空隙■1を形成するものである。この
空隙■1により第1Ji17.に通気孔が形成される。
この鋼球18相互間の接合時に第1層17Iと第1成形
型51間も前記樹脂NRIにより接合される。
型51間も前記樹脂NRIにより接合される。
また第2層17□を形成する場合には、軽量化のために
凹部17aを形成すべ′くそれと同形の部材(図示せず
)を箱体3内に吊持し、第1層171の上に第6図に示
すように表面に薄い前記樹脂層R2を有する500〜6
00μのガラスピーズ19を所定量注入し、その後、ガ
ラスピーズ19および樹脂層R2を50〜60°Cに加
熱して樹脂層R2の相隣るガラスピーズ19間の接点に
位置する部位を接合し、各接合点で囲まれる空隙■2を
形成するものである。この空隙■2により第2層17□
に通気孔が形成される。このガラスピーズ19相互間の
接合時に第1層171と第2層17□間も前記樹脂R2
によりそれぞれ接合される。
凹部17aを形成すべ′くそれと同形の部材(図示せず
)を箱体3内に吊持し、第1層171の上に第6図に示
すように表面に薄い前記樹脂層R2を有する500〜6
00μのガラスピーズ19を所定量注入し、その後、ガ
ラスピーズ19および樹脂層R2を50〜60°Cに加
熱して樹脂層R2の相隣るガラスピーズ19間の接点に
位置する部位を接合し、各接合点で囲まれる空隙■2を
形成するものである。この空隙■2により第2層17□
に通気孔が形成される。このガラスピーズ19相互間の
接合時に第1層171と第2層17□間も前記樹脂R2
によりそれぞれ接合される。
支持板10には、複数の貫通孔20が形成され、これら
貫通孔20によりガラスピーズ19の注入時その流れが
支持板10によって妨げられないようになっている。
貫通孔20によりガラスピーズ19の注入時その流れが
支持板10によって妨げられないようになっている。
第1層17.には、第1成形型51を全域に亘り均等に
冷却し得るように冷却管21が蛇行して埋設される。こ
の場合第1層17.は鋼球18を主体とするので熱伝導
性が良好であり、したがって第1成形型5.を効率良く
冷却することができる。また冷却管21の蛇行埋設によ
り第1層171が補強される。
冷却し得るように冷却管21が蛇行して埋設される。こ
の場合第1層17.は鋼球18を主体とするので熱伝導
性が良好であり、したがって第1成形型5.を効率良く
冷却することができる。また冷却管21の蛇行埋設によ
り第1層171が補強される。
箱体3内は切換弁22.を介して真空ポンプ231およ
びブロア24+に接続される。
びブロア24+に接続される。
第1成形型5.は、第2図に示すように成形体りの端壁
Wおよび両側壁W、、w2を成形する成形部5aとアン
ダーカッ)uに対応する部分に設けられたブロー孔28
を有するブロー圧供給部5bと、そのブロー圧供給部5
bおよびそれと反対側において成形部5aに連設された
シート押え部5c、5cとを備えている。この場合ブロ
ー孔28は前記電鋳工程で形成されるので成形部5aの
前記真空孔16と同様に微細な無数の通気孔より構成さ
れる。
Wおよび両側壁W、、w2を成形する成形部5aとアン
ダーカッ)uに対応する部分に設けられたブロー孔28
を有するブロー圧供給部5bと、そのブロー圧供給部5
bおよびそれと反対側において成形部5aに連設された
シート押え部5c、5cとを備えている。この場合ブロ
ー孔28は前記電鋳工程で形成されるので成形部5aの
前記真空孔16と同様に微細な無数の通気孔より構成さ
れる。
第2可動部1□は下記のように構成される。
底壁25を有する箱体26の上向き開口部27は第2成
形型53により閉鎖される。第2成形型5□は、第1成
形型5.の成形部5aと協働して合成樹脂シートSおよ
び芯材Cを挟着し得る挟着部5 / aと、その挟着部
5′aの一側に前記ブロー圧供給部5bと対向し得るよ
うに連設されたアンダーカット成形部s/ bと、その
アンダーカット成形部s/ bおよび挟着部5′aの他
側に連設されたシート押え部5/ c、5/ Cと
を備えている。
形型53により閉鎖される。第2成形型5□は、第1成
形型5.の成形部5aと協働して合成樹脂シートSおよ
び芯材Cを挟着し得る挟着部5 / aと、その挟着部
5′aの一側に前記ブロー圧供給部5bと対向し得るよ
うに連設されたアンダーカット成形部s/ bと、その
アンダーカット成形部s/ bおよび挟着部5′aの他
側に連設されたシート押え部5/ c、5/ Cと
を備えている。
挟着部5′aおよびアンダーカット成形部5′bにはそ
れらの全体に亘って略均−に分布するように複数の真空
孔30..302が形成される。
れらの全体に亘って略均−に分布するように複数の真空
孔30..302が形成される。
また第2成形型5□の上面には、一方のシート押え部5
′cのアンダーカット成形部5′b近傍から挟着部5′
aの略全域に亘って芯材Cを嵌め込むための凹部29が
形成される。箱体26内は真空ポンプ23□に接続され
る。
′cのアンダーカット成形部5′b近傍から挟着部5′
aの略全域に亘って芯材Cを嵌め込むための凹部29が
形成される。箱体26内は真空ポンプ23□に接続され
る。
合成樹脂シートSとしては、ポリ塩化ビニル等よりなる
シート単体、またはそのシートを表皮層とし、これにポ
リプロピレン発泡シートをクッション層として貼合わせ
た積層シートが該当する。
シート単体、またはそのシートを表皮層とし、これにポ
リプロピレン発泡シートをクッション層として貼合わせ
た積層シートが該当する。
また芯材Cは、ABS樹脂等よりなる板に前記挟着部5
′aの真空孔30、に対応して複数の小径な真空孔31
を形成し、この板を第2成形型52の凹部29に合致す
るように成形したもので、第2成形型5□のアンダーカ
ット成形部s/ bに対応する部分には窓32が形成さ
れる。
′aの真空孔30、に対応して複数の小径な真空孔31
を形成し、この板を第2成形型52の凹部29に合致す
るように成形したもので、第2成形型5□のアンダーカ
ット成形部s/ bに対応する部分には窓32が形成さ
れる。
次に、前記成形体りの成形について説明する。
芯材Cの表面に接着剤としてホットメルト接着剤を塗布
し、その接着剤を加熱軟化する。
し、その接着剤を加熱軟化する。
第2図に示すように第1可動部IIを上昇させ、また第
2可動部1□を下降させて第1成形型51と第2成形型
5□を開き、その第2成形型5□の凹部29に前記芯材
Cをその接着剤塗布面を外側に向けて嵌め込んで設置し
、その各真空孔31を第2成形型5□の各真空吸引孔3
0.に、また窓32をアンダーカット成形部5’ bに
それぞれ合致させる。
2可動部1□を下降させて第1成形型51と第2成形型
5□を開き、その第2成形型5□の凹部29に前記芯材
Cをその接着剤塗布面を外側に向けて嵌め込んで設置し
、その各真空孔31を第2成形型5□の各真空吸引孔3
0.に、また窓32をアンダーカット成形部5’ bに
それぞれ合致させる。
ポリ塩化ビニル製表皮層aおよびポリプロピレン発泡シ
ート製クッション層すよりなる合成樹脂シートSを略1
80℃に高温加熱して軟化させ、その表皮層aを上にし
て合成樹脂シートSを第1および第2可動部II、1□
間に配設する。
ート製クッション層すよりなる合成樹脂シートSを略1
80℃に高温加熱して軟化させ、その表皮層aを上にし
て合成樹脂シートSを第1および第2可動部II、1□
間に配設する。
第7図に示すように第1可動部1、を下降させ、また第
2可動部1□を上昇させて第1成形型51の成形部5a
と第2成形型5□の挟着部5/ a問および両型51,
5□のシート押え部5c、5’C間に合成樹脂シートS
を挟着する。
2可動部1□を上昇させて第1成形型51の成形部5a
と第2成形型5□の挟着部5/ a問および両型51,
5□のシート押え部5c、5’C間に合成樹脂シートS
を挟着する。
第1可動部IIの箱体3内を切換弁22.を介して真空
ポンプ231に接続し、その真空ポンプ23、により合
成樹脂シートSを真空吸引する。
ポンプ231に接続し、その真空ポンプ23、により合
成樹脂シートSを真空吸引する。
成形部5aは、その全体に亘って無数の漱細な真空孔1
6を有し、また合成樹脂シートSは成形部5aに挟着部
5′aによって充分になじませられているので、そのシ
ートSは成形部5a全体に強く密着し、これによりその
シートSの表面にはしぼ模様15が正確且つ明瞭に転写
され、同時にシーI−3は成形部5aの形状に成形され
る。第1成形型5Iは冷却管21により冷却されている
ので、シートSの表面は直ちに冷却され、しぼ模様15
が明瞭に維持される。この場合合成樹脂シー1−5の、
アンダーカット成形部5′bと対向する部分も第1成形
型5.のブロー圧供給部5bに真空吸引されるので、こ
の部分にもしぼ模様15が転写される。
6を有し、また合成樹脂シートSは成形部5aに挟着部
5′aによって充分になじませられているので、そのシ
ートSは成形部5a全体に強く密着し、これによりその
シートSの表面にはしぼ模様15が正確且つ明瞭に転写
され、同時にシーI−3は成形部5aの形状に成形され
る。第1成形型5Iは冷却管21により冷却されている
ので、シートSの表面は直ちに冷却され、しぼ模様15
が明瞭に維持される。この場合合成樹脂シー1−5の、
アンダーカット成形部5′bと対向する部分も第1成形
型5.のブロー圧供給部5bに真空吸引されるので、こ
の部分にもしぼ模様15が転写される。
第1可動部11の箱体3内を切換弁22.を介しブロア
24.側に切り換えて前記シートSより成形された端壁
Wおよび両側壁W、、W2を有する半成形体にブロー圧
をかけると共に第2可動部1□側の真空ポンプ23□を
作動させて半成形体を第2成形型5□側へ真空吸引する
。
24.側に切り換えて前記シートSより成形された端壁
Wおよび両側壁W、、W2を有する半成形体にブロー圧
をかけると共に第2可動部1□側の真空ポンプ23□を
作動させて半成形体を第2成形型5□側へ真空吸引する
。
これにより半成形体は第1成形型5Iより離型すると共
に芯材Cに密着してそれと一体に接合される。半成形体
は第1成形型51に強く密着しているので前記真空吸引
作用およびブロー圧を併用することは、成形体の離型を
促進するために極めて有効な手段である。
に芯材Cに密着してそれと一体に接合される。半成形体
は第1成形型51に強く密着しているので前記真空吸引
作用およびブロー圧を併用することは、成形体の離型を
促進するために極めて有効な手段である。
またブロー圧供給部5bにおけるブロー圧およびアンダ
ーカット成形部s/ bにおける真空吸引圧の併用によ
り、合成樹脂シートSの、前記一方の側壁W、に連設さ
れてアンダーカット成形部5′bと対向する未成形部が
芯材Cの窓32を通してアンダーカット成形部5’ b
に密着し、これによりアンダーカットUが成形される。
ーカット成形部s/ bにおける真空吸引圧の併用によ
り、合成樹脂シートSの、前記一方の側壁W、に連設さ
れてアンダーカット成形部5′bと対向する未成形部が
芯材Cの窓32を通してアンダーカット成形部5’ b
に密着し、これによりアンダーカットUが成形される。
ブロア241を停止し、また第2可動部1□の箱体26
内を大気に切換え、その後第1可動部11を上昇させ、
また第2可動部1□を下降させて第2成形型5□より成
形体りを外す。この成形体りにおける芯材Cの窓32と
対向する部分は切除される。
内を大気に切換え、その後第1可動部11を上昇させ、
また第2可動部1□を下降させて第2成形型5□より成
形体りを外す。この成形体りにおける芯材Cの窓32と
対向する部分は切除される。
この成形体りの端壁W、両側壁Wl 、WZおよびアン
ダーカットUの表面には、牛革の肌模様と同一のしぼ模
様15が流れることなく明瞭に転写され、またクッショ
ン層すと芯材Cとの接合強度も大きく、耐久性に優れて
いる。その上アンダーカットuがブロー成形法と真空成
形法の併用で形成されるので、その部分の表面性が良好
である。
ダーカットUの表面には、牛革の肌模様と同一のしぼ模
様15が流れることなく明瞭に転写され、またクッショ
ン層すと芯材Cとの接合強度も大きく、耐久性に優れて
いる。その上アンダーカットuがブロー成形法と真空成
形法の併用で形成されるので、その部分の表面性が良好
である。
この種成形体りは、自動車用インストルメントパネル、
内装材等に好適である。
内装材等に好適である。
第8〜第10図は本発明の第2〜第4実施例を示し、こ
れらの実施例においては第2成形型5□のアンダーカッ
ト成形部5′ bが深く形成され、これに対応してブロ
ー圧を強力にするため種々の工夫がなされている。
れらの実施例においては第2成形型5□のアンダーカッ
ト成形部5′ bが深く形成され、これに対応してブロ
ー圧を強力にするため種々の工夫がなされている。
第8図の第2実施例においては、第1可動部11の箱体
3内面とその箱体3内に設けられた隔壁33とにより、
ブロー圧供給部5bの背面に位置してブロー孔28を囲
繞する空気室34を画成し、その空気室34に切換弁2
2□を介して真空ポンブ233およびプロア24□を接
続したものである。その他の構成は前記第1実施例と同
じである。
3内面とその箱体3内に設けられた隔壁33とにより、
ブロー圧供給部5bの背面に位置してブロー孔28を囲
繞する空気室34を画成し、その空気室34に切換弁2
2□を介して真空ポンブ233およびプロア24□を接
続したものである。その他の構成は前記第1実施例と同
じである。
前記真空ポンプ233は合成樹脂シートSの、アンダー
カット成形部5’ bと対向する部分にしぼ付を行うた
めに用いられる。
カット成形部5’ bと対向する部分にしぼ付を行うた
めに用いられる。
第9図の第3実施例は、前記第2実施例を変形したもの
で、各ブロー孔28を大径に形成し、また空気室34内
のバックアツプ体17を構成する鋼球18として大径の
ものを用いて通気孔を粗大にしたものである。各ブロー
孔28は電鋳工程において大径に形成される。
で、各ブロー孔28を大径に形成し、また空気室34内
のバックアツプ体17を構成する鋼球18として大径の
ものを用いて通気孔を粗大にしたものである。各ブロー
孔28は電鋳工程において大径に形成される。
第10図の第4実施例は、ブロー圧供給部5bの背面に
ブロー孔28を有する通気管35を設けたもので、通気
管35には前記同様に切換弁221を介して真空ポンプ
233およびブロア24□が接続される。
ブロー孔28を有する通気管35を設けたもので、通気
管35には前記同様に切換弁221を介して真空ポンプ
233およびブロア24□が接続される。
なお、本発明は成形体りの端壁Wおよび一方の側壁W、
、w2にのみしぼ付を行う場合にも適用される。
、w2にのみしぼ付を行う場合にも適用される。
C1発明の効果
本発明成形方法によれば、成形体の端壁と、その端壁に
連設される側壁とを成形すると同時にそれら両壁にしぼ
付を行うので、しぼ模様を流れることなく鮮明に形成す
ることができる。またアンダーカットの成形をブロー成
形法と真空成形法とを併用して行うので、成形体の表面
にパーティングラインが転写されることがなく成形体の
表面性が良い。
連設される側壁とを成形すると同時にそれら両壁にしぼ
付を行うので、しぼ模様を流れることなく鮮明に形成す
ることができる。またアンダーカットの成形をブロー成
形法と真空成形法とを併用して行うので、成形体の表面
にパーティングラインが転写されることがなく成形体の
表面性が良い。
また本発明成形装置によれば、アンダーカット成形のた
めに従来のスライドコアを必要としないので、その分装
蓋の構成を簡素化してコストの低減を図ることができる
。
めに従来のスライドコアを必要としないので、その分装
蓋の構成を簡素化してコストの低減を図ることができる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により得られた成形体の縦断面図、第2
図は成形装置の第1実施例の縦断面図、第3図は第1成
形型の部分平面図、第4図は第3図IV−rV線断面図
、第5図はバックアツプ体における第1層の一部の断面
図、第6図はバンクアップ体における第2層の一部の断
面図、第7図はしぼ付および成形工程を示す前記成形装
置の縦断面図、第8.第9.第10図は成形装置の第2
.第3、第4実施例の要部縦断面図である。 L・・・成形体、S・・・合成樹脂シート、U・・・ア
ンダーカット、W・・・端壁、wl・・・側壁、58,
5□・・・第1.第2成形型、5a・・・成形部、5b
・・・ブロー圧供給部、5 / a・・・挟着部、5′
b・・・アンダーカット成形部、28・・・ブロー孔、
30□・・・真空孔■ 第4図 第6図 第3図 第5図 7′71 手続補正書(自発) 昭和 60年12 月−4日 昭和60年特許 願第113831号 2、発 明 の 名 称 アンダーカッ)k備えたしぼ
付合成樹月旨成形体の成形方法および成形装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代
理 人 〒105 5、補正の対象 、ミ■ 補正の内容 1、明細書の「特許請求の範囲」の欄の記載を下記の通
り訂正する。 記 (11端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形するに当り、高温加熱された前記合成
樹脂シートに真空成形法を適用して前記端壁および側壁
を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付する工程と:前
記側壁に連設する、前記合成樹脂シートの未成形部にブ
ロー成形法と真空成形法とを併用して前記アンダーカッ
トを成形する工程と;を用いることを特徴とするアンダ
ーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法。 (2)端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形する成形装置であって、前記端壁およ
び側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付を行うべ
く、前記しぼ模様および該しぼ模様全体に亘って均一に
分布する無数の微細な真空孔を有する成形部および前記
アンダーカットに対応する部分に設けられたブロー孔を
有するブロー圧供給部を備えた第1成形型と;前記成形
部と協働して前記合成樹脂シートを挟着し得る挟着部お
よび該挟着部に前記ブロー圧供給部と対向し得るように
連設され、複数の真空孔を有するアンダーカット成形部
を備えた第2成形型と;よりなるアンダーカットを備え
たしぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 (3)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔と同様に微細な
無数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)
項記載のアンダー力、トを備えたしぼ付合成樹脂成形体
の成形装置。 (4)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔よりも大径の複
数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)項
記載のアンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の
成形装置。 (5)前記第1成形型におけるブロー圧供給部は、その
背面に前記ブロー孔を囲繞する空気室を備えている特許
請求の範囲第(21,築(3)または第(4)項記載の
アンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形装
置。 (6)前記第1成形型は、その背面に通気孔を有する補
強用バックアツプ体を備え、該バンクアップ体の、前記
空気室に存する部位の前記通気孔を粗大に形成した、特
許請求の範囲第(5)項記載のアンダーカソトを備えた
しぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 (7) 前記第1成形型における前記ブロー圧供給部
は、その背面に前記ブロー孔を有する通気管を備えてい
る、特許請求の範囲第(2)項記載のアンダーカットを
備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 2、明細書第11頁第5行、 ・・・「40〜50J・・・とあるを、・・・「70〜
150」・・・に訂正する。 3、明細書第11頁第6〜第7行、 ・・・「50〜60」・・・とあるを、・・・[70〜
80J・・・に訂正する。 4、明細書第11頁第18行、 ・・・r500J・・・とあるを、 ・・・r400j・・・に訂正する。 5、明細書第11頁末行、 ・・・「50〜60」・・・とあるを、・・・「70〜
80」・・・に訂正する。 6、明細書第13頁第14行、第14頁第6行、第17
頁第13行、第17頁末行、 「芯材C」とあるを、 「芯材C」に訂正する。 7、明細書第19頁第14〜第15行、r22.Jとあ
るを、 「22□」に訂正する。 以上
図は成形装置の第1実施例の縦断面図、第3図は第1成
形型の部分平面図、第4図は第3図IV−rV線断面図
、第5図はバックアツプ体における第1層の一部の断面
図、第6図はバンクアップ体における第2層の一部の断
面図、第7図はしぼ付および成形工程を示す前記成形装
置の縦断面図、第8.第9.第10図は成形装置の第2
.第3、第4実施例の要部縦断面図である。 L・・・成形体、S・・・合成樹脂シート、U・・・ア
ンダーカット、W・・・端壁、wl・・・側壁、58,
5□・・・第1.第2成形型、5a・・・成形部、5b
・・・ブロー圧供給部、5 / a・・・挟着部、5′
b・・・アンダーカット成形部、28・・・ブロー孔、
30□・・・真空孔■ 第4図 第6図 第3図 第5図 7′71 手続補正書(自発) 昭和 60年12 月−4日 昭和60年特許 願第113831号 2、発 明 の 名 称 アンダーカッ)k備えたしぼ
付合成樹月旨成形体の成形方法および成形装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (532)本田技研工業株式会社4、代
理 人 〒105 5、補正の対象 、ミ■ 補正の内容 1、明細書の「特許請求の範囲」の欄の記載を下記の通
り訂正する。 記 (11端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形するに当り、高温加熱された前記合成
樹脂シートに真空成形法を適用して前記端壁および側壁
を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付する工程と:前
記側壁に連設する、前記合成樹脂シートの未成形部にブ
ロー成形法と真空成形法とを併用して前記アンダーカッ
トを成形する工程と;を用いることを特徴とするアンダ
ーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法。 (2)端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形する成形装置であって、前記端壁およ
び側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付を行うべ
く、前記しぼ模様および該しぼ模様全体に亘って均一に
分布する無数の微細な真空孔を有する成形部および前記
アンダーカットに対応する部分に設けられたブロー孔を
有するブロー圧供給部を備えた第1成形型と;前記成形
部と協働して前記合成樹脂シートを挟着し得る挟着部お
よび該挟着部に前記ブロー圧供給部と対向し得るように
連設され、複数の真空孔を有するアンダーカット成形部
を備えた第2成形型と;よりなるアンダーカットを備え
たしぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 (3)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔と同様に微細な
無数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)
項記載のアンダー力、トを備えたしぼ付合成樹脂成形体
の成形装置。 (4)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔よりも大径の複
数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)項
記載のアンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の
成形装置。 (5)前記第1成形型におけるブロー圧供給部は、その
背面に前記ブロー孔を囲繞する空気室を備えている特許
請求の範囲第(21,築(3)または第(4)項記載の
アンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形装
置。 (6)前記第1成形型は、その背面に通気孔を有する補
強用バックアツプ体を備え、該バンクアップ体の、前記
空気室に存する部位の前記通気孔を粗大に形成した、特
許請求の範囲第(5)項記載のアンダーカソトを備えた
しぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 (7) 前記第1成形型における前記ブロー圧供給部
は、その背面に前記ブロー孔を有する通気管を備えてい
る、特許請求の範囲第(2)項記載のアンダーカットを
備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 2、明細書第11頁第5行、 ・・・「40〜50J・・・とあるを、・・・「70〜
150」・・・に訂正する。 3、明細書第11頁第6〜第7行、 ・・・「50〜60」・・・とあるを、・・・[70〜
80J・・・に訂正する。 4、明細書第11頁第18行、 ・・・r500J・・・とあるを、 ・・・r400j・・・に訂正する。 5、明細書第11頁末行、 ・・・「50〜60」・・・とあるを、・・・「70〜
80」・・・に訂正する。 6、明細書第13頁第14行、第14頁第6行、第17
頁第13行、第17頁末行、 「芯材C」とあるを、 「芯材C」に訂正する。 7、明細書第19頁第14〜第15行、r22.Jとあ
るを、 「22□」に訂正する。 以上
Claims (7)
- (1)端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形するに当り、高温加熱された前記合成
樹脂シートに真空成形法を適用して前記端壁および側壁
を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付する工程と;前
記側壁に連設する、前記合成樹脂シートの未成形部にブ
ロー成形法と真空成形法とを併用して前記アンダーカッ
トを成形する工程と;を用いることを特徴とするアンダ
ーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法。 - (2)端壁と、該端壁に連設される側壁と、該側壁に連
設されるアンダーカットとを有し、少なくとも前記端壁
および側壁にしぼ模様を備えた合成樹脂成形体を合成樹
脂シートより成形する成形装置であって、前記端壁およ
び側壁を成形すると同時にそれら両壁にしぼ付を行うべ
く、前記しぼ模様および該しぼ模様全体に亘って均一に
分布する無数の微細な真空孔を有する成形部および前記
アンダーカットに対応する部分に設けられたブロー孔を
有するブロー圧供給部を備えた第1成形型と;前記成形
部と協働して前記合成樹脂を挟着し得る挟着部および該
挟着部に前記ブロー圧供給部と対向し得るように連設さ
れ、複数の真空孔を有するアンダーカット成形部を備え
た第2成形型と;よりなるアンダーカットを備えたしぼ
付合成樹脂成形体の成形装置。 - (3)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔と同様に微細な
無数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)
項記載のアンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体
の成形装置。 - (4)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部の前
記ブロー孔は、前記成形部の前記真空孔よりも大径の複
数の通気孔より構成される、特許請求の範囲第(2)項
記載のアンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の
成形装置。 - (5)前記第1成形型におけるブロー圧供給部は、その
背面に前記ブロー孔を囲繞する空気室を備えている特許
請求の範囲第(2)、(3)または第(4)項記載のア
ンダーカットを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形装置
。 - (6)前記第1成形型は、その背面に通気孔を有する補
強用バックアップ体を備え、該バックアップ体の、前記
空気室に存する部位の前記通気孔を粗大に形成した、特
許請求の範囲第(5)項記載のアンダーカットを備えた
しぼ付合成樹脂成形体の成形装置。 - (7)前記第1成形型における前記ブロー圧供給部は、
その背面に前記ブロー孔を有する通気管を備えている、
特許請求の範囲第(2)項記載のアンダーカットを備え
たしぼ付合成樹脂成形体の成形装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113831A JPS61272126A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | アンダ−カツトを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置 |
US06/787,773 US4921561A (en) | 1984-10-18 | 1985-10-15 | Process for manufacturing embossed articles of synthetic resin |
KR1019850007651A KR900000677B1 (ko) | 1984-10-18 | 1985-10-17 | 주름잡힌 합성수지부재의 제조방법 및 그 제조장치 |
CA000493228A CA1276418C (en) | 1984-10-18 | 1985-10-17 | Process and apparatus for manufacturing embossed articles of synthetic resin |
GB8525740A GB2167014B (en) | 1984-10-18 | 1985-10-18 | Process and apparatus for manufacturing embossed articles of synthetic resin |
BE2/60818A BE903473A (nl) | 1984-10-18 | 1985-10-18 | Werkwijze voor het vervaardigen van gedreven artikelen van kunsthars en inrichting voor het toepassen van deze werkwijze |
US06/920,077 US4781569A (en) | 1984-10-18 | 1986-10-16 | Apparatus for manufacturing embossed articles of synthetic resin |
US07/365,774 US5034178A (en) | 1984-10-18 | 1989-06-14 | Process for manufacturing embossed articles of synthetic resin with an undercut |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113831A JPS61272126A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | アンダ−カツトを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272126A true JPS61272126A (ja) | 1986-12-02 |
JPH0334453B2 JPH0334453B2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=14622132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113831A Granted JPS61272126A (ja) | 1984-10-18 | 1985-05-27 | アンダ−カツトを備えたしぼ付合成樹脂成形体の成形方法および成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272126A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219744A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Honda Motor Co Ltd | アンダーカット部を有する樹脂製品の成形装置 |
AT516228B1 (de) * | 2014-09-11 | 2020-08-15 | Kiefel Gmbh | Verfahren und Anlage zum in-mould-graining- (IMG-) Kaschieren einer Folie auf ein Trägerteil |
JPWO2021038944A1 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | ||
CN113165254A (zh) * | 2019-01-23 | 2021-07-23 | 本田技研工业株式会社 | 层叠工件成型方法及其装置 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113831A patent/JPS61272126A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219744A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Honda Motor Co Ltd | アンダーカット部を有する樹脂製品の成形装置 |
JP4514969B2 (ja) * | 2001-01-26 | 2010-07-28 | 本田技研工業株式会社 | アンダーカット部を有する樹脂製品の成形装置 |
AT516228B1 (de) * | 2014-09-11 | 2020-08-15 | Kiefel Gmbh | Verfahren und Anlage zum in-mould-graining- (IMG-) Kaschieren einer Folie auf ein Trägerteil |
AT516228A3 (de) * | 2014-09-11 | 2020-08-15 | Kiefel Gmbh | Verfahren und Anlage zum in-mould-graining- (IMG-) Kaschieren einer Folie auf ein Trägerteil |
CN113165254A (zh) * | 2019-01-23 | 2021-07-23 | 本田技研工业株式会社 | 层叠工件成型方法及其装置 |
CN113165254B (zh) * | 2019-01-23 | 2023-02-03 | 本田技研工业株式会社 | 层叠工件成型方法及其装置 |
JPWO2021038944A1 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | ||
WO2021038944A1 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | 本田技研工業株式会社 | 積層ワーク成形装置 |
CN113905870A (zh) * | 2019-08-29 | 2022-01-07 | 本田技研工业株式会社 | 层叠工件成型装置 |
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JPH0334453B2 (ja) | 1991-05-22 |
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